JPH04163064A - 静電記録用イオン発生装置の電極製造方法 - Google Patents

静電記録用イオン発生装置の電極製造方法

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JPH04163064A
JPH04163064A JP28572090A JP28572090A JPH04163064A JP H04163064 A JPH04163064 A JP H04163064A JP 28572090 A JP28572090 A JP 28572090A JP 28572090 A JP28572090 A JP 28572090A JP H04163064 A JPH04163064 A JP H04163064A
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electrodes
electrode
conductive layer
layer
dielectric
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JP28572090A
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Naohito Shiga
直仁 志賀
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は例えば静電記録装置で使用される静電記録用
イオン発生装置の電極製造方法に関する。
[従来の技術] 一般に、例えば静電印刷等の技術分野では高電流密度の
イオンを発生させ、これを抽出して選択的に被帯電部材
に付与してこの被帯電部材を画像状に帯電させる静電記
録装置が知られている。
第7図はこの種の静電記録装置の一例の要部構成を示す
ものである。
第7図中で、1は静電記録装置の記録ヘッドとしてのイ
オンカートリッジ(イオン発生装置)、2は被帯電部材
としての誘電体ドラムである。また、イオンカートリッ
ジ1にはイオン発生部3およびイオン流制御部4がそれ
ぞれ設けられている。
さらに、イオン発生部3にはイオン発生用の複数の第1
電極5・・・と複数の第2電極6・・・とが設けられて
おり、これらの第1電極5・・・と第2電極6・・・と
の間には誘電体からなる誘電体層7が配設されている。
この場合、イオンカートリッジ1には第8図および第9
図に示すように絶縁基板8が設けられており、この絶縁
基板8上に一方向に延びる複数の第1電極5・・・か略
平行に並設されている。また、誘電体層7は絶縁基板8
における第1電極5・・の配設面側に設けられている。
さらに、複数の第2電極6・・は誘電体層7における絶
縁基板8とは反対側の面に第1電極5・・・と交差する
方向に並設させた状態で固着されており、第1電極5・
・・と第2電極6・・・とによってマトリックスが構成
されている。そして、第2電極6・・・にはこのマトリ
ックスと対応する部位にそれぞれ開口部6a・・・が形
成されている。
また、イオン流制御部4には第2電極6・・・に対して
第1電極5・・・とは反対側に配置された帯状の第3電
極9が設けられている。この第3電極9には第1電極5
・・・と第2電極6・・・とのマトリックスと対応する
部位に開口部9a・・・が形成されている。
さらに、第2電極6・・・と第3電極9との間には絶縁
体10が配設されている。この絶縁体10には第2電極
6・・・および第3電極9の各開口部6a・・・、9a
・・・と対応する部位にそれぞれ同様の開口部10a・
・・が形成されている。
そして、イオンカートリッジ1の動作時には印字信号に
もとづいて第1電極5・・・と第2電極6・・・との間
のマトリックスが適宜選択され、選択されたマトリック
ス部分に対応する第1電極5・・・と第2電極6・・・
との間に交流電圧が印加される。これにより、選択され
たマトリックス部分に対応する第2電極6・・・の開口
部6a・・・内の近傍部位に正負イオンが発生する。こ
のとき、第2電極6・・・と第3電極9との間にはバイ
アス電圧が印加され、その極性によって決まるイオンの
みが第2電極6・・・の開口部6a・・・内の近傍部位
に発生したイオンから抽出される。そして、抽出された
イオンは絶縁体10の開口部10a・・・および第3電
極9の開口部9a・・・を通過し、誘電体ドラム2を局
部的に帯電させる。したがって、第1電極5・・・およ
び第2電極6・・・の選択的駆動により、誘電体ドラム
2上にドツト潜像を形成することができる。
ところで、イオンカートリッジ1の製造時にはまず一般
的に厚さ18μm程度の銅箔をポリイミド等の絶縁基板
8に接着剤を介して接着して積層させる。その後、この
絶縁基板8上の銅箔を所定のパターン形状にエツチング
させることにより、絶縁基板8上の第1電極5・・・が
成形される。
さらに、絶縁基板8上に第1電極5・・・が成形された
のち、この第1電極5・・・上に誘電体層7が形成され
る。この誘電体層7の形成作業時には通常は例えば酸化
チタンの粉末がフィラーとして充填されたシリコーン変
性ポリエステルアルキド樹脂のペーストか使用される。
そして、このペーストを第1電極5・・・上にスクリー
ン印刷等の手段によって塗布したのち、乾燥、硬化させ
ることにより誘電体層7が形成される。
この後、誘電体層7の上に第2電極6・・・が接着剤を
介して貼着される。この第2電極6・・・は−船釣には
例えばステンレス箔やニッケル箔を所定のパターン形状
にエツチングされたものが使用される。
この第2電極6・・・の上には続いて絶縁体10が積層
され、その後、この絶縁体10の上に第3電極9が接着
剤を介して貼着されるようになっている。
なお、例えば特開昭61−185879号公報にはイオ
ンカートリッジ1の第1電極5・・・および第2電極6
・・・を蒸着によって形成する製造方法が示されている
[発明が解決しようとする課題] 上記構成のイオンカートリッジ1では絶縁基板8上に形
成された第1電極5・・・のパターン間には第1電極5
・・・の厚さと同じ深さの溝が形成されているので、誘
電体層7の形成作業時に第1電極5・・・上にスクリー
ン印刷等の手段によって誘電体層7用のペーストを塗布
し、乾燥、硬化させた際に、硬化後の誘電体層7の表面
には第1電極5・・・のパターン間の溝と対応する部分
に適宜の深さ、例えば第1電極5・・・のパターン間の
溝の略半分の深さの凹陥部が形成される問題があった。
この場合、従来から第1電極5・・・の成−形層に一般
に使用されている銅箔は厚さが5μm以下程度に薄く成
形することができないので、仮に例えば厚さ5μmの銅
箔を使用して第1電極5・・・を成形した場合であって
も誘電体層7の表面には第1電極5・・・のパターン間
の溝と対応する部分には深さが2.5μm程度の凹陥部
が形成されてしまう問題があった。そのため、この誘電
体層7の成形工程後、誘電体層7の表面に第2電極6・
・・を接着剤を介して貼着させた場合に誘電体層7の表
面の凹陥部の底部の部分には接着剤を塗布させることが
できないので、誘電体層7の表面と第2電極6・・・と
の間に十分な接着面積を確保することが難しく、接着不
良が発生しやすい問題があった。その結果、経時的に第
2電極6・・・が誘電体層7から剥離し、イオンの発生
が困難になる問題があった。
また、特開昭61−185879号公報のようにイオン
カートリッジ1の第1電極5・・・および第2電極6・
・・を蒸着によって成形した場合には成形後の第1電極
5・・・および第2電極6・・・にはピンホール等の欠
陥が数多く存在する問題があった。特に、この種のイオ
ンカートリッジ1では通常動作中、第1電極5・・・と
第2電極6・・・との間には1000〜3000V程度
の高電圧か印加されるので、このような高電圧の下では
蒸着によって成形された第1電極5・・・および第2電
極6・・・では耐久性が悪くなる問題があった。
さらに、絶縁基板8上に蒸着によって厚さ1μmより大
きい金属層を形成した場合には蒸着時の残留応力が比較
的大きくなる問題があった。
そのため、例えば小形化を目的としてフレキシブルな絶
縁基板8を使用し、この絶縁基板8上に蒸着によって厚
さ1μmより大きい金属層を形成した場合には蒸着時の
残留応力によって絶縁基板8が金属層の蒸着面側に大き
く反り返る問題があ゛った。また、この絶縁基板8の反
りを平滑面状に矯正しようとした場合には経時的に蒸着
層の破壊につながるおそれがあった。
この発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目
的は、耐久性に優れ、常に安定にイオンを発生させるこ
とができ、高精度の画像を形成することができる静電記
録用イオン発生装置の電極製造方法を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段及び作用]第1の発明は絶
縁基板上に蒸着によって第1導電層を形成(第1導電層
形成工程)したのち、この第1導電層の上にメッキ処理
によって第2導電層を形成(第2導電層形成工程)し、
続いてこれらの第1導電層と第2導電層との積層体に所
定パターンの第1電極を形成(第1電極形成工程)する
ことにより、銅箔等の金属箔を使用して第1電極を成形
する場合に比べて第1電極の厚さを薄く成形し、絶縁基
板における第1電極の配設面側に誘電体からなる誘電体
層を成形した後、誘電体層の表面に第2電極を接着剤を
介して貼着させた場合に誘電体層の表面と第2電極との
間に十分な接着面積を確保して接着不良の発生を防止す
るとともに、絶縁基板上に蒸着のみによって電極を成形
する場合に比べて耐久性の向上を図るようにしたもので
ある。
さらに、第2の発明は誘電体層の両側または片側の面上
に蒸着によって第1導電層を形成(第1導電層形成工程
)したのち、第1導電層の上にメッキ処理によって第2
導電層を形成(第2導電層形成工程)し、続いてこれら
の第1導電層と第2導電層との積層体に第1.第2電極
の少なくともいずれか一方のパターンを形成(電極形成
工程)することにより、銅箔等の金属箔を使用して電極
を成形する場合に比べて電極の厚さを薄く成形し、各電
極と被接着物との間に十分な接着面積を確保して接着不
良の発生を防止するとともに、蒸着のみによって電極を
成形する場合に比べて耐久性の向上を図るようにしたも
のである。
[実施例コ 1i@1図乃至第3図はこの発明の第1の実施例を示す
ものである。
第1図は第7図に示すような静電記録装置で使用される
記録ヘッドとしてのイオンカートリッジ(イオン発生袋
W)11の要部の概略構成を示すもので、12はこのイ
オンカートリッジ11のイオン発生部、13はイオン流
制御部である。
さらに、14・・・はイオン発生部12に設けられた誘
導電極であるイオン発生用の複数の第1電極、15・・
・は放電電極である複数の第2電極、16はこれらの第
1電極14・・・と第2電極15・・・との間に配設さ
れた誘電体からなる誘電体層である。この場合、イオン
カートリッジ11には例えば厚さ125μm程度のポリ
イミドフィルム等の合成樹脂材料によって形成された絶
縁基板17か設けられており、この絶縁基板17上に一
方向に延びる複数の第1電極14・・・が略平行に並設
されている。
また、第1電極14・・・には絶縁基板17上に蒸着に
よって形成された例えば厚さ0,3〜1μm程度の第1
導電層18とこの第1導電層18の上にメッキ処理によ
って形成された例えば厚さ0.7〜10μm程度の第2
導電層19とが設けられている。この場合、第1導電層
18は第2図に示すように例えば絶縁基板17上に蒸着
によって例えば厚さ0.2μm程度に形成されたクロム
層18aとこのクロム層18aの上に蒸着によって例え
ば厚さ0,2μm程度に積層された銅層18bとによっ
て形成されている。さらに、第2導電層19は第1導電
層19の上に電解銅メッキ処理によって例えば厚さ2μ
m程度に積層された銅層19aとこの銅層19aの上に
無電解スズメッキ処理によって例えば厚さ0.6μm程
度に積層されたスズ層19bとによって形成されている
そして、第1電極14・・・は第1導電層18と第2導
電層19との積層体を例えばフォトリソグラフィおよび
エツチング等の手段によって所定パターンに形成させた
ものである。
さらに、誘電体層16゛′は絶縁基板17におけるj@
1電極14・・・の配設面側に例えばスクリーン印刷等
の手段によって塗布されたのち、乾燥、硬化された誘電
体ペーストによって例えば厚さ30μm程度に形成され
ている。
また、第2電極15・・・は例えば厚さ30μm程度の
ステンレス等の金属箔材料をエツチング等の手段によっ
て所定のパターンに形成させたものである。そして、こ
の第2電極15・・・は誘電体層16における絶縁基板
17とは反対側の面に第1電極14・・・と交差する方
向に延設された状態で例えば接着等の手段によって固着
されており、第1電極14・・・と第2電極15・・・
とによってマトリックスか構成されている。この場合、
第3図に示すように第2電極15・・・と誘電体層16
との間の接着剤層20の厚さは例えば2μm程度になっ
ている。そして、第2電極15・・・には第1電極14
・・・と第2電極15・・・とのマトリックスと対応す
る部位にそれぞれ開口部15a・・・が形成されている
また、イオン流制御部13には第2電極15・・・に対
して第1電極14・・・とは反対側に配置された帯状の
第3電極21が設けられている。この第3電極21は例
えば厚さ30μm程度のステンレス等の金属箔材料によ
って形成されている。さらに、この第3電極21には第
1電極14・・・と第2電極15・・・とのマトリック
スと対応する部位に開口部21a・・・が形成されてい
る。
また、第2電極15・・・と第3電極21との間には例
えば感光性絶縁フィルム(ソルダーレジスト)によって
形成された例えば厚さ100μm程度の絶縁体22が配
設されている。この絶縁体22には例えばフォトリソグ
ラフィ等の手段によって第2電極15・・・および第3
電極21の各開口部15a・・・、21a・・・と対応
する部位にそれぞれ同様の開口部22a・・・か形成さ
れている。
次に、上記構成のイオンカートリッジ1の電極製造方法
について説明する。
まず、第2図に示すように例えば厚さ125μm程度の
ポリイミドフィルム等の絶縁基板17上に蒸着によって
第1導電層18を形成させる(第1導電層形成工程)。
この第1導電層18の形成工程では先に、絶縁基板17
上に蒸着によってクロム層18aを例えば厚さ0.2μ
m程度に形成し、これに重ねて蒸着によって銅層18b
を例えば厚さ0.2μm程度に積層させる。ここで、ク
ロム層18aはポリイミドフィルムへの銅層18bの銅
粒子の密着性確保のために使用される。
さらに、第1導電層18の成形後、この第1導電層18
の上にメッキ処理によって第2導電層19を形成させる
(第2導電層形成工程)。この第2導電層19の形成工
程では先に、第1導電層19の上に電解銅メッキ処理に
よって銅層19aを例えば厚さ2μm程度に積層したの
ち、この銅層19aの上に無解スズメッキ処理によって
スズ層19bを例えば厚さ0.6μm程度に積層させる
続いて、このようにして形成された第1導電層18と第
2導電層19との積層体を例えばフォトリソグラフィお
よびエツチング等の手段によってバターニングして所定
パターンの第1電極14・・・を形成させる。
また、第1電極14・・・の成形後、絶縁基板17にお
ける第1電極14・・・の配設面側に誘電体ペーストを
例えばスクリーン印刷等の手段によって塗布し、乾燥、
硬化させて例えば厚さ30μm程度の誘電体層16が形
成される。この場合、硬化後の誘電体層16の表面にお
ける第1電極14・:・のパターン間の溝と対応する部
分に形成される凹陥部の深さは1μm程度になっている
さらに、この誘電体層16の成形後、誘電体層16にお
ける絶縁基板17とは反対側の面に第2電極15・・・
が接着される。この第2電極15・・・の接着作業時に
は第2電極15・・・に例えば厚さ2μm程度に接着剤
が塗布されたのち、第2電極15・・・と第1電極14
・・・との位置合わせが行なわれた状態で誘電体層16
に第2電極15・・・が圧接状態で接着される。
また、第2電極15・・・の接着後、その上に感光性絶
縁フィルム(ソルダーレジスト)が真空ラミネートされ
て例えば厚さ100μm程度の絶縁体22が積層される
。さらに、この絶縁体22には例えばフォトリソグラフ
ィによって第2電極15・・・の各開口部15a・・・
と対応する部位にそれぞれ同様の開口部22a・・・が
形成される。
そして、最後に、絶縁体22の上に例えば厚さ30μm
程度のステンレスの第3電極21がその開口部21a・
・・を絶縁体22の開口部22a・・・と位置合わせさ
せた状態で接着される。
そこで、上記方法によれば絶縁基板17上に蒸着によっ
て第1導電層18を形成したのち、この第1導電層18
の上にメッキ処理によって第2導電層19を形成し、続
いてこれらの第1導電層18と第2導電層19との積層
体に所定パターンの第1電極14を形成するようにした
ので、従来のように銅箔等の金属箔を使用して第1電極
14を成形する場合に比べて第1電極14の厚さを薄く
成形することができる。そして、第1電極14・・・の
厚さを例えば3μm程度に成形した場合にはこの第1電
極14・・・の成形後、誘電体ペーストをスクリーン印
刷等の手段によって塗布し、乾燥、硬化させて例えば厚
さ30μm程度の誘電体層16を形成した際に硬化後の
誘電体層16の表面における第1電極14・・・のパタ
ーン間の溝と対応する部分に形成される凹陥部の深さを
1μm程度、すなわち第2電極15・・・の接着剤層2
0の厚さ(例えば2μm程度)よりも小さい深さに抑え
ることができる。そのため、第2電極15・・・の接着
剤層20によって誘電体層16の表面における第1電極
14・・・のパターン間の溝と対応する部分の凹陥部を
吸収させることができるので、誘電体層16の表面に第
2電極15・・・を接着剤を介して貼着させた場合に誘
電体層16の表面と第2電極15・・・との間に十分な
接着面積を確保することができ、接着不良の発生を防止
することができる。
したがって、従来のように経時的に第2電極15・・・
が誘電体層16から剥離することを防止してイオンの発
生動作を長期に亙り安定化させることができる。
また、絶縁基板17上に蒸着のみによって第1電極14
・・・を成形する場合に比べてピンホール等の欠陥を低
減することができるので、第1電極14・・・と第2電
極15・・・との間に1000〜3000V程度の高電
圧が印加されて使用される際の第1電極14・・・の耐
久性を従来に比べて向上させることができる。この場合
、絶縁基板17上に蒸着によって生じるピンホール等の
欠陥をメッキ処理によって充分に補填させることができ
るので、高電圧に対する耐久性を効果的に向上させるこ
とができる。さらに、絶縁基板17上に蒸着によって厚
さ1μmより大きい金属層を形成する必要がないので、
従来のように蒸着時の残留応力によって絶縁基板17が
金属層の蒸着面側に反りが発生することを防止すること
かでき、経時的な耐久性の向上を図ることかできる。
また、絶縁基板17と第1電極14・・・との間には接
着剤を介在させる必要かないので、従来のイオンカート
リッジ11のように絶縁基板17に接着剤を介して第1
電極14・・・用の銅箔を接着して積層させた場合のよ
うに製品毎に絶縁基板17と第1電極14・・・との間
の接着層の厚さが不均一になるおそれがない。そのため
、第1電極14・・の表面を常に平滑な状態で保持させ
ることができるので、イオンカートリッジ1の使用時に
イオン発生のばらつきが生じるおそれがなく、印字品質
の向上を図るうえで有利となる。
また、第4図乃至第6図はこの発明の第2の実施例を示
すものである。
これは、第1の実施例の誘電体層16に代えてマイカ(
M母)等によって形成される薄板状の第1誘電体31を
設けるとともに、この第1誘電体31の両側面上に蒸着
によって第1導電層32゜33を形成する第1導電層形
成工程と、第1導電層32.33の上にメッキ処理によ
って第2導電層34.35を形成する第2導電層形成工
程と、jil導電層32.33と第2導電層34.35
との積層体に第1.第2電極14・・・、15・・・の
パターンを形成する電極形成工程とをそれぞれ設けたも
のである。この場合、第1導電層32.33は1!5図
に示すように第1誘電体31の両側面上に蒸着によって
銅を例えば厚さ0.4μm程度に積層させて形成された
もの・・である。
また、第2導電層34.35は電解メッキ処理によって
例えば厚さ2μm程度に銅層34a。
35aを積層させ、さらにその上に無電解メッキ処理に
よって例えば厚さ0.6μm程度にスズ層34b、35
bを積層させて形成されたものである。
さらに、第1電極14・・・は第1誘電体31の一面側
に積層された第1導電層32と第2導電層34との積層
体を例えばフォトリソグラフィおよびエツチング等の手
段によって所定パターンに形成させたものである。同様
に、第2電極15・・・は第1誘電体31の他面側に積
層された第1導電層33と第2導電層35との積層体を
例えばフォトリソグラフィおよびエツチング等の手段に
よって所定パターンに形成させたものである。
また、第1電極14・・・のパターン間の溝内には第6
図に示すように第2誘電体36が充填されている。この
第2誘電体36は硬化剤を混入させたエポキシ系の接着
剤を第1電極14・・・のパターン間の溝内に充填させ
、硬化させたものである。
さらに、第1電極14・・・および第2誘電体36上に
は絶縁基板17が固着されている。この絶縁基板17は
例えば厚さ125μm程度のポリイミドフィルム等の合
成樹脂材料を第1電極14・・・および第2誘電体36
上に貼り合わせてから、第2誘電体36形成用の接着剤
を加熱硬化させることにより、第1電極14・・・およ
び第2誘電体36上に絶縁基板17が固着された状態で
形成されるようになっている。
また、第2電極15・・・の上には例えば感光性絶縁フ
ィルム(ソルダーレジスト)によって形成された例えば
厚さ100μm程度の絶縁体22か例えば真空ラミネー
トされ、この絶縁体22の上には例えば厚さ30μm程
度のステンレス等の金属箔材料によって形成された第3
電極21か配設されている。
そこで、上記方法によれば第1誘電体31の両側面上に
蒸着によって第1導電層32.33を形成したのち、第
1導電層32.33の上にメッキ処理によって第2導電
層34.35を形成し、続いてこれらの第1導電層32
.33と第2導電層34.35との積層体に第1.第2
電極14・・・。
15・・・のパターンを形成したので、銅箔等の金属箔
を使用して第1.第2電極14・・・、15・・・を成
形する場合に比べて第1.第2電極14・・・。
15・・・の厚さを薄く成形することができる。
さらに、第1.第2電極14・・・、15・・・と第1
誘電体31との間には接着剤層が存在しないので、第1
.第2電極14・・・、15・・・と第1誘電体31と
の間に接着剤層を介在させた場合のように接着剤層の厚
さのばらつきが電気的特性のばらつきとして影響するお
それがない。
また、第2電極15・・・の開口部15aで、第2電極
15・・・と第1誘電体31との間に接着剤層のような
異物が介在していないので、第2電極15・・・の各開
口部15a毎の電気的特性のばらつきが発生するおそれ
がなく、イオンの発生状態を安定化させることができる
さらに、この実施例では第1の実施例のように誘電体ペ
ーストをスクリーン印刷等の手段によって塗布し、乾燥
、硬化させて誘電体層16を形成した場合のように硬化
後の誘電体層16の表面における第1電極14・・・の
パターン間の溝と対応する部分に凹陥部が形成されるお
それがなく、第1電極14・・・と第1誘電体31との
間の接着不良の発生を防止することができる。
さらに、絶縁基板17上に蒸着のみによって第1電極1
4・・・を成形する場合に比べてピンホール等の欠陥を
低減することができるので、第1電極14・・・と第2
電極15・・・との間に1000〜3000V程度の高
電圧が印加されて使用される際の第1電極14・・・の
耐久性を第1の実施例と同様に向上させることができる
。さらに、絶縁基板17上に蒸着によって厚さ1μmよ
り大きい金属層を形成する必要がないので、蒸着時の残
留応力によって絶縁基板17が金属層の蒸着面側に反り
が発生することを第1の実施例と同様に防止することが
でき、経時的な耐久性の向上を図ることができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではない
例えば、第2の実施例の第1誘電体31の片側の面上の
みに蒸着によって第1導電層32を形成し、この第1導
電層32の上にメッキ処理によって第2導電層34を形
成するとともに、これらの第1導電層32と第2導電層
34との積層体に第1、第2電極14・・・、15・・
・のいずれか一方のパターンを形成するようにしてもよ
い。
さらに、その他この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の変形実施できることは勿論である。
[発明の効果コ この発明によれば絶縁基板上に蒸着によって第1導電層
を形成したのち、この第1導電層の上にメッキ処理によ
って第2導電層を形成し、続いてこれらの第1導電層と
第2導電層との積層体に所定パターンの第1電極を形成
したので、耐久性に優れた第1電極を形成することがで
き、常に安定にイオンを発生させることができるととも
に、高精度の画像を形成することができる。
さらに、誘電体層の両側または片側の面上に蒸着によっ
て第1導電層を形成したのち、第1導電層の上にメッキ
処理によって第2導電層を形成し、続いてこれらの第1
導電層と第2導電層との積層体に第1.第2電極の少な
くともいずれか一方のパターンを形成したので、電極の
厚さを薄く成形し、各電極と被接着物との間に十分な接
着面積を確保して接着不良の発生を防止することができ
るとともに、蒸着のみによって電極を成形する場合に比
べて耐久性の向上を図ることができ、常に安定にイオン
を発生させて高精度の画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの発明の第1の実施例を示すもの
で、第1図はイオンカートリッジの要部の概略構成を示
す縦断面図、第2図は絶縁基板上に第1導電層および第
2導電層か形成された状態を示す要部の縦断面図、第3
図は誘電体層上に第2電極が接着された状態を示す要部
の縦断面図、第4図乃至第6図はこの発明の第2の実施
例を示すもので、第4図はイオンカートリッジの要部の
概略構成を示す縦断面図、第5図は誘電体層の両側に第
1導電層および第2導電層が形成された状態を示す要部
の縦断面図、第6図は第1電極のパターン間に第2誘電
体を形成させたのち、絶縁基板が固着された状態を示す
要部の縦断面図、第7図乃至第9図は従来例を示すもの
で、第7図は静電記録装置の要部の概略構成図、第8図
はイオンカートリッジの縦断面図、第9図は同斜視図で
ある。 11・・・イオンカートリッジ、14・・・第1電極、
15・・・第2電極、16・・・誘電体層、17・・・
絶縁基板、18,32.33・・第1導電層、19,3
4゜35・・・第2導電層、31・・・第1誘電体(誘
電体層)。 出願人代理人 弁理士 坪井  淳 第 1 図 第 2 (ξ1 第3図 第4図 jI5FgJ 第63[ 第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁基板上に一方向に延びる複数の第1電極が配
    設されるとともに、前記絶縁基板における前記第1電極
    の配設面側に誘電体からなる誘電体層が設けられ、この
    誘電体層における前記絶縁基板とは反対側の面に前記第
    1電極と交差する方向に延びる第2電極が固着された静
    電記録用イオン発生装置の電極製造方法において、 前記絶縁基板上に蒸着によって第1導電層を形成する第
    1導電層形成工程と、 前記第1導電層の上にメッキ処理によって第2導電層を
    形成する第2導電層形成工程と、前記第1導電層と第2
    導電層との積層体に所定パターンの前記第1電極を形成
    する第1電極形成工程と を具備したことを特徴とする静電記録用イオン発生装置
    の電極製造方法。
  2. (2)絶縁基板上に一方向に延びる複数の第1電極が配
    設されるとともに、前記絶縁基板における前記第1電極
    の配設面側に誘電体からなる誘電体層が設けられ、この
    誘電体層における前記絶縁基板とは反対側の面に前記第
    1電極と交差する方向に延びる第2電極が固着された静
    電記録用イオン発生装置の電極製造方法において、 前記誘電体層の両側または片側の面上に蒸着によって第
    1導電層を形成する第1導電層形成工程と、 前記第1導電層の上にメッキ処理によって第2導電層を
    形成する第2導電層形成工程と、前記第1導電層と第2
    導電層との積層体に前記第1、第2電極の少なくともい
    ずれか一方のパターンを形成する電極形成工程と を具備したことを特徴とする静電記録用イオン発生装置
    の電極製造方法。
JP28572090A 1990-10-25 1990-10-25 静電記録用イオン発生装置の電極製造方法 Pending JPH04163064A (ja)

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