JPH04166528A - 建築物の構造 - Google Patents

建築物の構造

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JPH04166528A
JPH04166528A JP29338790A JP29338790A JPH04166528A JP H04166528 A JPH04166528 A JP H04166528A JP 29338790 A JP29338790 A JP 29338790A JP 29338790 A JP29338790 A JP 29338790A JP H04166528 A JPH04166528 A JP H04166528A
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building
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column
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Yoshio Kaneko
金子 佳生
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Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、多層階を有する建築物の構造に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、多層階を有する建築物Aの一般的な柱1と粱2と
の概略構造は、たとえば、第9図に示すように、垂直に
立設された複数の柱工・・・とこれら柱1の間に水平か
つ多段階に掛は渡された粱2・・・とを具備してなって
いる。
以下、第9図に示す概略構造を有する建築物Aの構造の
特徴を説明するために、建築物Aの柱l・、梁2・・・
を同一の構造部材としたモデルを使用し、第9図に示す
ように建築物の各階層の粱2に均一に符号aで示す鉛直
方向の荷重(It/m)をかけた場合もしくは各階層に
符号すで示す水平方向の荷重([t)をかけた場合につ
いて述べる。
第1O図ないし第12図は、建築物Aに前記荷重a、b
をかけた場合について前記モデルを使用してコンピュー
タによりンユミレイシヨンしたものである。
第10図は、第9図に示すように建築物Aの各階層の粱
2・・・に鉛直方向の均一な荷重aをかけた際の曲げモ
ーメント分布3を示す図である。
第1O図に示すように、建築物Aにおいては、各階層の
粱2・・・の中心部が下方に向かう曲げ応力を受けると
ともに、各階層において柱1の上方が広がるように曲げ
応力を受けている。
そして、第11図および第12図は第9図に示すように
建築物Aの各階層に水平方向の荷重すをかけた際の曲げ
モーメント分布4と変位5とを示すものである。
第11図および第12図に示すように建築物Aは、荷重
すに対して剪断応力を受け、全体量として建築物Aの上
方が大きく水平に変位している。
なお、第12図に示す変位5は、その変位量を千倍に拡
大して示したものである。
そして、上述のような特徴から上記構造の建築物Aは、
鉛直方向の荷重aに対して、柱1、粱2にかかる曲げ応
力に耐える曲げ応力抵抗型の設計となっており、水平方
向の荷重すに対して、建築物Aが水平方向に均一に剪断
変位して荷重すを吸収する設計となっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述のような一般的な多層階を有する建築物
の構造的特徴に対して、以下に述へるような特徴を有す
る建築物の構造が求められていた。
a、従来の曲げ応力抵抗型構造に対して、より高層建築
物の構造に適した軸方向応力抵抗型構造に移行できる構
造。
b、建築物の柱、梁等の構造部材において、各構造部材
が受ける応力に強弱をつけるように各構造部材の中で、
力の集中する構造部材と力の集中しない構造部材とを設
け、力の集中する重要な構造部材を明確化し、この重要
な構造部材に、高い強度を有する材料を使用することに
より建築物の強度を確保することができる構造。
C1建築物のデザインに寄与することができる力強い構
造。
d1高層建築において、全体の容積を増やすことなく、
中層フロア−の面積を減らして、高価値を有する高層フ
ロア−の面積を増やすことができる構造。
e、水平剛性等の構造性能を向上することができる構造
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、多層階を有する建築物の構造を
、該建築物に荷重がかかった際に応力が柱軸方向に作用
するようなものとし、構造性能の向上、高層フロア−の
面積の増加等を図れる建築物の構造を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] かかる目的を達成するために、この発明は、多層階を有
する建築物の最上層部から最下層部まで延在する柱が、
該多層構築物の中心部に向って凸の弓形に形成されてい
ることを特徴とするものである。
[作用] 高層階を有する建築物の柱を、該建築物の中心部に向っ
て凸の弓形とすることにより、該建築物のフロア−に鉛
直方向に荷重がかかった際には、前記従来の建築物の構
造に比較して、柱、梁にかかる曲げ応力が減少し、柱の
軸方向にかかる力が増大する。そして、該建築物に水平
方向の荷重がかかった際には、前記従来の建築物の構造
に比較して、均一剪断変形から局部的曲げ変形に移行し
て建築物の中層部で曲げ応力が増大するが、建築物の全
体の水平変位が減少するとともに、建築物の中層部から
下の曲げ応力が減少し、柱の軸方向に作用する力が増大
する。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図ないし第6図は、この実施例の建築物Bの概略構
造もしくは建築物Bに荷重をかけた際の応力分布、変位
等を示す図面であって、第1図および第2図に示す概略
構造が本実施例の建築物Bの基本的な構造である。
第1図及び第2図に示すように、建築物Bは、該建築物
Aの再下層部11の四隅から再上層部12まで延在する
柱13 が、それぞれ該建築物Bの中心部に向って凸の
弓形に形成され、これらの柱13・・・の間に建築物B
の側面に沿って水平に複数の粱14・・が掛は渡された
ものである。そして、該粱14・・・は、建築物Bの柱
13と柱13との距離が中層から上層もしくは下層にい
くにつれて開くのにしたがって長くなるように設けられ
ている。
また、建築物Bは、柱13・の形状にしたがって中層部
が細く形成され、中層部から下層もしくは上層に向かう
にしたがって太く形成されている。
以下に、建築物Bの構造的特徴について、前記従来の建
築物Aの構造的特徴と比較して説明する。
第3図に示すように前記従来例と同様に、建築物の各階
層に鉛直方向の荷重aをかけた場合の曲げモーメントの
分布20を第4図に示し、水平方向の荷重すをかけた場
合の曲げモーメントの分布21を第5図に示し、水平方
向の荷重すによる建築物Aの変位22を第6図に示す。
なお、第3図ないし第6図においては、前記従来の建築
物Aと比較しやすいように、各階層の粱14の端部から
片持梁15を水平に延出させて、各階層の粱14の長さ
を同一にするとともに、前記従来の建築物Aの梁2と同
様の長さにしている。
また、各粱14、柱13を前記従来の建築物Aのモデル
と同様に均一な構造部材で形成したモデルとしている。
そして、第4図および第6図は、建築物に前記荷重a、
bをかけた場合について前記モデルを使用してコンピュ
ータによりシュミレイノヨンしたものである。
第4図に示すように、建築物Bに荷重aをかけた際には
、前記従来の建築物Aに比較して、再上層部12の柱1
3及び粱I4を除いて、柱13、粱14にかかる曲げ応
力が減少している。
従って、第10図に示す従来の建築物Aと同様の荷重を
かけた場合に全体の曲げ応力が減少していることから、
柱13の軸方向に作用する力が増大している。
また、第5図に示すように、建築物Bに荷重すをかjす
た際には、前記従来の建築物Aに比較して、水平方向へ
の剪断応力が減少している。そして、中層部から上層部
にかけて柱13に対する曲げ応力が増大し、特に中層部
において増大している。
また、建築物Bの中層部より下の下層部において大幅に
剪断応力が減少している。従って、鉛直方向の場合と同
様に柱軸方向に作用する力が増大している。
前記従来例の第12図および実施例の第6図における各
位置での変位量を第1表に示す。
第1表 なお、第1表の位置の欄のAIないしPiは、第12図
に示された位置を示す符号であり、A2ないしP2およ
びC3ないしN3は第6図に示された位置を示す符号で
ある。
第6図に示すように、従来′7)建築物Aに比較して中
層部から上層部にかけて曲げ応力が増大することにより
鉛直方向の変位が増大しているが水平方向への変位か大
幅に減少しているので、第1表に示すように、変位量か
建築物B全体として大幅に減少し、かつ各位置における
変位量も、基礎部分の位置A 2 、B 2を除いて減
少している。
以上のようにこの実施例の建築物Bの構造によれば、建
築物日に鉛直方向の荷重aをかけた場合に、従来の建築
物Aの構造と比較して、柱13、粱14等にかかる曲げ
応力が減少し、柱13の軸方向に作用する力が増大する
ことになり、水平方向の荷重すをかけた場合に、従来の
建築物と比較して、水平方向の剪断応力が減少し、水平
方向への変位量が減少することになるとともに、柱13
の軸方向に作用する力が増大することになる。
従って、本実施例の建築物Bは、従来の建築物Aのよう
な曲げ応力抵抗型構造に対して高層建築物の構造として
より適した軸方向応力抵抗型構造となる。
そして、粱14にかかる曲げ応力が減少するのに対して
柱13の軸方向に作用する力が増大するので、構造部材
としての柱13に力が集中することになり、建築物Bの
構造のクリティカルな部分が明確化される。
従って、柱13を強い材料にすることにより、建築物B
の強度を容易に保つことができることになり、建築物の
強度Bとして柱13の強度を中心に考慮していくことに
より容易に高層建築物の設計を行うことができる。
また、本実施例の建築物Bは、柱I3、粱14にかかる
曲げ応力が建築物B全体として減少するので、水平剛性
等の構造性能を向上することができる。
また、建築物Bに片持梁15等を設けずに、第1図に示
す構造の外観に近い建築物Bを構築すれば、力強い柱1
3からなる構造が建築物B全体のデザインに寄与するこ
とになる。
さらに、第1図に示す構造とすれば、同一容積の建築物
Bにおいて、建築物Bの中層部のフロア−面積を減少さ
せ、高い価値を有する高層部のフロア−の面積を増大さ
せることができる。
そして、以上述べたように、本実施例の建築物の構造を
、高層建築物の設計において構造手法の一つとして、充
分な効果を有して使用することができる。
なお、本実施例の建築物の構造において、上述したよう
に第7図等に示す片持梁15を設けることによって、従
来の建築物Aと同様に各フロア−の床面積を均等にする
ことができ、この片持梁15の端部に外壁を設けていく
ことにより、外観を従来の建築物Aと同様の直方体とす
ることができる。
また、第8図に示すように、片持梁15の外部側端部を
最上層f412の隅から鉛直方向に延出させた吊り部材
16により吊る方式としてもよい。
また、建築物Bは、各階層の上下に配置された梁14と
粱14の間を1フロア−としても、各階層に数段の床を
設けて粱14と粱14との間に数フロア−が設けられる
構造としてもよい。
「発明の効果] 以上詳細に説明したように本発明の建築物の構造によれ
ば、柱の形状を建築物の中心部に向って凸の弓形とする
ことにより、鉛直方向もしくは水平方向lこ荷重をかけ
た際に、柱、粱にかかる曲げ応力を減少させ、柱の軸方
向に作用する力を増大させ、建築物の水平方向の変位を
減少させることができるので、建築物を曲げ応力抵抗型
構造から高層建築物の構造としてより適した軸方向抵抗
型構造とすることかできる。
そして、この発明の建築物の構造によれば、上記のよう
に柱、梁にかかる曲げ応力の減少等により水平剛性等の
構造性能を向上させることができる。
また、梁にかかる応力が減少し、柱の軸方向にかかる力
が増大することにより、柱に力が集中し、建築物の構造
の中でクリティカルな部分が明確化できるとともに、柱
の強度を上げることにより建築物の強度を向上すること
ができる。
したがって、住の強度を中心に考慮することにより充分
な強度を有する高層建築物を容易に設計することができ
る。
また、弓形に湾曲した柱からなる構造が、建物全体のデ
ザインに寄与し、建物の外観を特異なものとすることが
できる。
さらに、建築物の中心部に向って凸の弓形に形成された
柱の形状に合わせて建築物を構築することにより、中層
部のフロア−の面積を減少させ、高い価値を有する高層
部のフロア−の面積を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図はこの発明の実施例を示す図面であ
って、第1図は建築物の概略構造を示す斜視図、第2図
は同じく側面図、第3図は建築物にかける荷重を示す側
面図。第4図は鉛直方向の荷重をかけた際の曲げモーメ
ント分布を示す側面図、第5図は水平方向の荷重をかけ
た際の曲げモーメント分布を示す側面図、第6図は水平
方向の荷重をかけた際の建築物の変位を示す側面図、第
7図は建築物に片持梁を取り付けた際の概略構造を示す
側面図、第8図は建築物に吊り部材を取り付けた概略構
造を示す側面図、第9図ないし第12図は従来の技術を
示す図面であって、第9図は建築物の概略構造を示す側
面図、第10図は建築物に鉛直方向の荷重をかけた際の
曲げモーメント分布を示す側面図、第11図は建築物に
水平方向の荷重をかけた際の曲げモーメント分布を示す
側面図、第12図は建築物に水平方向の荷重をかけた際
の変位を示す側面図である。 B ・・ ・・・建築物、 11 ・・・ ・ 最下層部、12 ・・・・・・最上
層部、13 ・ ・・ 柱。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多層階を有する建築物の最下層部から最上層部まで延在
    する柱が、該建築物の中心部に向って凸の弓形に形成さ
    れていることを特徴とする建築物の構造。
JP2293387A 1990-10-30 1990-10-30 建築物の構造 Expired - Lifetime JP3018044B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011026835A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Kajima Corp 斜め柱架構
JP2021038575A (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 大成建設株式会社 建築構造物の架構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011026835A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Kajima Corp 斜め柱架構
JP2021038575A (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 大成建設株式会社 建築構造物の架構

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