JPH04169559A - N,n―ジアルキルアミノアルキルアクリレートの貯蔵方法 - Google Patents

N,n―ジアルキルアミノアルキルアクリレートの貯蔵方法

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JPH04169559A
JPH04169559A JP29401790A JP29401790A JPH04169559A JP H04169559 A JPH04169559 A JP H04169559A JP 29401790 A JP29401790 A JP 29401790A JP 29401790 A JP29401790 A JP 29401790A JP H04169559 A JPH04169559 A JP H04169559A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は一般式(1) %式% (式中、R1は炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖のアルキ
レン基を示し、R2およびR3は各々独立して炭素数1
〜4のアルキル基を示す)で示されるN、  N−ジア
ルキルアミノアルキルアクリレートの貯蔵時における重
合を抑制しながら着色の進行をも抑制する方法に関する
ものである。
一般式(1)で示されるN、  N−ジアルキルアミノ
アルキルアクリレートは、繊維の染色性改良剤、プラス
チックの帯電防止剤、塗料における顔料分散剋 紫外線
硬化助剤として有用であり、またアミノ基を4級化する
などして各種の誘導体として用いら札 あるいは単独重
合または他の不飽和化合物との共重合により生じた重合
体は繊維処理舷 トナーバインダー、塗料、潤滑油添加
舷紙力増強舷 接着舷 イオン交換樹脂ざらにはカチオ
ン性高分子凝集剤などとして用いられるものであって、
輻広い分野で有用である。
(従来の技術) 工業的なN、  N−ジアルキルアミノアルキルアクリ
レート製品としては重合物が少ないことはもちろんであ
るが、用途によっては、着色がハーゼン色数(APHA
)100以下程度の品質が要求される。しかし、N、 
 N−ジアルキルアミノアルキルアクリレートは貯蔵時
における着色の進行が著しく、製造設備から得られたば
かりの製品も貯蔵している間に次第に着色し、特に貯蔵
時の外気温が高くなる夏期には着色の進行が著しくて1
〜2週間でAPHA100以上となり品質の保持が困難
となっていた。着色したN、  N−ジアルキルアミノ
アルキルアクリレートを原料として各種の誘導体や重合
物にすると、得られる二次製品自体も着色したものとな
る。そして例えば、高分子凝集剤として使用する場合に
高分子量の物が得られない、凝集剤としての性能が劣る
、ゲル物が生じ易いといった問題も生じる。
N、  N−ジアルキルアミノアルキルアクリレートの
貯蔵方法については安定剤の添加が種々検討されてきた
が、これは重合防止を目的としたもので着色防止に効果
を示すものは少ない。重合防止と着色防止とを目的とし
たもので、N、  N−ジメチルアミノエチルアクリレ
ートをフェノチアジンを用いて保存する方法が開示され
ている(特開昭53−144521号)。しかしこれも
、重合防止と着色防止の両面で効果が十分とはいえず、
実用的なものは見出されていない。
N、  N−ジアルキルアミノアルキルアクリレートの
一般的な貯蔵方法としては冷暗所保存が行われており、
本発明者らの知見によれば5℃以下で貯蔵した場合には
2ケ月経過した後でもごく僅かしか着色が進行しない。
しかしこの方法は保冷設備が必要となり、設備投資、運
転維持の点からみて費用が極めて高くなるという欠点を
有している。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はN、  N−ジアルキルアミノアルキルアクリ
レートの貯蔵に際し、保冷設備を必要とせずにN、  
N−ジアルキルアミノアルキルアクリレートの重合を抑
制しながら着色の進行をも抑制することを目的としたも
のである。
(問題点を解決するための手段)− 本発明者らは、まず着色の原因が何であるかを調査研究
したところ酸素の作用であることが明らかとなった。し
かし、酸素はN、  N−ジアルキルアミノアルキルア
クリレートの重合を抑制するうえで重要な役割を果たす
ものであり、酸素がない状態で貯蔵すると不溶性の重合
物が発生し、ついにはゲル化して製品としての品質を著
しく損なう。
即ち、酸素の存在は重合抑制の面では有効な一方、着色
の面では不都合な作用をするという、相反する作用をな
す。本発明者らはこの点について着目し検討を進めた結
果、N、  N−ジアルキルアミノアルキルアクリレー
トを特定の溶存酸素濃度範囲にて貯蔵することにより着
色を著しく抑制でき、かつ重合も防止できることを見出
し、本発明を完成きせるに至った。即ち本発明は、一般
式(1)で示されるN、  N−ジアルキルアミノアル
キルアクリレートを貯蔵するに際し、N、  N−ジア
ルキルアミノアルキルアクリレートに空気を吹き込んで
酸素を飽和状態まで溶解きせた状態の溶存酸素濃度を1
00%として、N、  N−ジアルキルアミノアルキル
アクリレートを0.5%以上10%以下の範囲内の溶存
酸素濃度で貯蔵するこ゛とを主旨とするN、  N−ジ
アルキルアミノアルキルアクリレートの貯蔵方法である
本発明における一般式(1)で示されるN、  N−ジ
アルキルアミノアルキルアクリレトとしては、例えばN
、  N−ジメチルアミノエチルアクリレ−)−1N、
  N−ジエチルアミノエチルアクリレート、N、  
N−ジプロピルアミノエチルアクリレート、N、  N
−ジメチルアミノプロピルアクリレート、N、  N−
ジエチルアミノプロビルアクリレート、N、  N−ジ
プロピルアミノプロピルアクリレート、N、  N−ジ
ブチルアミノエチルアクリレート、N−メチル、N−エ
チルアミノエチルアクリレート等が挙げられる。
本発明においては、N、  N−ジアルキルアミノアル
キルアクリレート中の溶存酸素濃度が、NlN−ジアル
キルアミノアルキルアクリレートに空気を吹き込んで酸
素を溶解させて飽和させた状態の溶存酸素濃度を100
%とした場合に、0.5%以上10%以下、好ましくは
1%以上5%以下の範囲内で貯蔵する。上記範囲よりも
低い濃度においてはポリマーの発生が起こり易く、また
逆に上記範囲よりも高い濃度では着色防止効果が不十分
となる。
通常、N、  N−ジアルキルアミノアルキルアクリレ
ート製品は重合防止のために酸素の存在下に精製して得
られる。従って、製造当初の製品は溶存酸素濃度が高い
状態である。この上うなN、  N−ジアルキルアミノ
アルキルアクリレートを本発明に従って貯蔵するには、
溶存酸素濃度を本発明が特定する範囲内に調節しなけれ
ばならない。具体的には、例えば、窒素又はヘリウム、
アルゴン等の不活性ガスか、これらの不活性ガスと空気
又は酸素とを混合して酸素濃度を調製したガスを、N、
  N−ジアルキルアミノアルキルアクリレート中に吹
き込むか、あるいは気相部分のガスを酸素濃度を調製し
たガスで置換することにより実施できる。溶存酸素濃度
が飽和状態になるまでN、  N−ジアルキルアミノア
ルキルアクリレート中にガスを吹き込む場合に、吹き込
むガス中の酸素濃度と調製後のN、  N−ジアルキル
アミノアルキルアクリレート中の溶存酸素濃度との間に
は相関性がある。従って、このような方法によりN、 
 N−ジアルキルアミノアルキルアクリレート中の溶存
酸素濃度を容易に所定の濃度に調製することができる。
また、実際の操作では、製品タンクに貯蔵するような場
合に、貯蔵容器内の空間部の酸素がN。
N−ジアルキルアミノアルキルアクリレート中に溶解し
て溶存酸素濃度が10%を越え、着色が進むことがある
。これを防ぐには空間部の酸素濃度を低く抑えることが
有効であり、具体的には2゜0%以下に保つことが望ま
しい。
反対にN、  N−ジアルキルアミノアルキルアクリレ
ートを貯蔵している間に時間の経過と共に徐々にではあ
るが溶存酸素が減少することもある。
これは溶存酸素がN、  N−シアル′キルアミノアル
キルアクリレートと反応するために起こると考えられる
。従って長期の保存においては適宜酸素を供給してこの
濃度範囲に保つことも有効である。
溶存酸素濃度を調節する方法は、例えば、溶存酸素の減
少に応じて、酸素濃度を調製したガスをN。
N−ジアルキルアミノアルキルアクリレート中に吹き込
むか気相部分のガスを酸素濃度を調製したガスで置換す
ることにより実施できる。
貯蔵する温度は低温はど着色の速度は小きくなるが、必
要以上に下げると保冷設備が必要となる。
温度が高すぎると重合が起こりやすくなる。好ましい貯
蔵温度は5℃〜50℃の範囲内、より好ましくは15℃
〜40℃の範囲内である。
また重合防止を確実にする為にハイドロキノンモノメチ
ルエーテル、ハイドロキノン、フェノチアジン、ジ−t
−ブチルカテコール、p−フェニレンジアミン、クペロ
ン等、従来公知の重合禁止剤を添加することも有効であ
る。
保存する容器の材質に鉄、ステンレス、ニッケル、クロ
ム、コバルト等の金属を用いた場合には、ガラス、プラ
スチックを用いたものに比べ着色を促進きせる傾向があ
る。しかし本発明の条件下ではこれら金属容器中の貯蔵
も可能であり、その適用範囲が広く有用である。
(実施例) 次に実施例をもって本発明を更に具体的に説明するが、
貯蔵の方法、条件はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
なお、N、  N−ジアルキルアミノアルキルアクリレ
ート中の溶存酸素濃度、着色度、ポリマー分および貯蔵
中のN、  N−ジアルキルアミノアルキルアクリレー
トの空間部の酸素濃度の測定は下記の方法によって行っ
た。
・溶存酸素濃度:ポーラログラフ式酸素計を用いて、N
、  N−ジアルキルアミノアルキルアクリレートに空
気を吹き込んで酸素を溶解させて飽和させた状態の溶存
酸素濃度を100%として校正した後、試料の溶存酸素
濃度を測定した。
・着色度: ハーゼン標準液との比色により測定した(
JIS K4101に準拠)。
・ボυマー分:試料4mlをアセトン30m1にて希釈
し、水浴冷却下、濃塩酸5mlを加え4級塩とし、30
分静置した後、濁りの程度を透過光濁度(カオリン標準
液基準、  JIS KOIOIに準じる方法)で測定
し、ポリマー分とした。
・空間部の酸素濃度:ポーラログラフ式酸素計を用いて
、空気中の酸素濃度を21%として校正した後、測定し
た。
また、以下の各実施例および比較例に用いたN。
N−ジメチルアミノエチルアクリレートは製造設備から
採取したものを用いた。このN、  N−ジメチルアミ
ノエチルアクリレートはハイドロキノンモノメチルエー
テル2000 ppmを含h’cのAPHAは5、溶存
酸素濃度は20%であった。
実施例 1 酸素濃度0. 6%の酸素と窒素の混合ガスを満たした
500慕lの5US304容器に上記のN。
N−ジメチルアミノエチルアクリレ−)250mlを入
へ 酸素濃度0.6%の酸素と窒素の混合ガスを溶存酸
素濃度が飽和状態になるまで吹き込んだ。このときの溶
存酸素濃度は1.5%であった。
容器内の空間部を酸素濃度0.6%の酸素と窒素の混合
ガスで置換した後密封し、30℃の恒温槽にて貯蔵した
。貯蔵中、約1週間毎に溶存酸素濃度を測定し、溶存酸
素濃度が1.0%以上3.0%以下の範囲になるように
酸素濃度0.6%のガスを適宜補給し酸素を補った。2
力月後に色を測定したところ、APHA50で着色の進
行は明らかに抑制きれており本方法が十分効果を示して
いることが確かめられた。またポリマー分ばOで検出さ
れなかフた。
比較例 I N、  N−ジメチルアミノエチルアクリレート中の溶
存酸素濃度の調節を全く行わず、かつ空気雰囲気下にし
た以外は実施例1と同様にして貯蔵した。その結果、2
力月後のAPHAは400にまで着色が進行し、品質の
大きな低下を招いた。
実施例 2 恒温槽の温度を15℃にした以外は実施例1と同様にし
て貯蔵した。2力月間後のAF)’HAは30、ポリマ
ー分もOであり、良好な結果を示した。
比較例 2 N、  N−ジメチルアミノエチルアクリレート中の溶
存酸素濃度の調節を全く行わず、かつ空気雰囲気下にし
た以外は実施例1と同様にして貯蔵した。その結果、2
力月後のAPHAは200にまで着色が進行した。
実施例 3〜6 及び 比較例 3〜6溶存酸素濃度、
容器空間部の酸素濃度、容器の材質を表1に示した条件
に変え、ガラス容器の場合は遮光を施した以外は実施例
1と同様にして貯蔵し、表1に示した結果を得た。
(発明の効果) 表1の結果より溶存酸素濃度が低くなると共に着色の進
行も抑制されていることがわかる。また、貯蔵容器にS
US材質を用いた場合ガラス容器に比べて着色が促進さ
れるが、酸素濃度の選択により十分着色が抑制できてい
る。比較例3に示きれるように無酸素状態では着色防止
は問題ないが、重合によるポリマー分の発生が起こり好
ましくないことがわかる。
以上の結果より溶存酸素濃度と着色の進行との相関は顕
著であり、酸素濃度を調節する本発明の貯蔵方法の有効
性は明らかである。
本発明の貯蔵方法により、着色の少ない高品質のN、 
 N−ジアルキルアミノアルキルアクリレートを容易に
安定して供給することができ、高品質のポリマーの製造
が円滑にできるようになった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖のアル
    キレン基を示し、R^2およびR^3は各々独立して炭
    素数1〜4のアルキル基を示す)で示されるN,N−ジ
    アルキルアミノアルキルアクリレートを貯蔵するに際し
    、N,N−ジアルキルアミノアルキルアクリレートに空
    気を吹き込んで酸素を飽和状態まで溶解させた状態の溶
    存酸素濃度を100%として、N,N−ジアルキルアミ
    ノアルキルアクリレートを0.5%以上10%以下の範
    囲内の溶存酸素濃度で貯蔵することを特徴とするN,N
    −ジアルキルアミノアルキルアクリレートの貯蔵方法。 2 貯蔵中のN,N−ジアルキルアミノアルキルアクリ
    レートの空間部の酸素濃度を2.0%以下に保つことを
    特徴とする請求項1に記載のN,N−ジアルキルアミノ
    アルキルアクリレートの貯蔵方法。 3 5℃以上50℃以下の範囲内の温度で貯蔵すること
    を特徴とする請求項1に記載のN,N−ジアルキルアミ
    ノアルキルアクリレートの貯蔵方法。
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