JPH041698Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH041698Y2 JPH041698Y2 JP1987081345U JP8134587U JPH041698Y2 JP H041698 Y2 JPH041698 Y2 JP H041698Y2 JP 1987081345 U JP1987081345 U JP 1987081345U JP 8134587 U JP8134587 U JP 8134587U JP H041698 Y2 JPH041698 Y2 JP H041698Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron core
- movable iron
- movable
- solenoid
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、励磁コイルへの通電により可動鉄心
を軸方向の一方または他方に付勢するとともに、
通電解除後もその付勢位置に可動鉄心を保持する
自己保持型のソレノイドに関する。
を軸方向の一方または他方に付勢するとともに、
通電解除後もその付勢位置に可動鉄心を保持する
自己保持型のソレノイドに関する。
(従来の技術)
従来の自己保持型のソレノイドは、例えば特公
昭56−26127号公報および実公昭54−35314号公報
に記載されたものがある。このソレノイドは、第
5図のように、一端に端面板1aを有した略コ字
状の磁性材からなる継鉄1の他端にやはり磁性材
からなる蓋板2を設けるとともに、非磁性材から
なる筒体3の両端を継鉄1の端面板1aおよび蓋
板2に貫通嵌合して設け、この筒体3の外周にボ
ビン4を嵌合し、このボビン4の中央部に励磁コ
イル5を巻回するとともに、ボビン4の両端に外
側がN極、内側がS極とした極性の永久磁石6
a,6bを設ける。また、筒体3の内部には、磁
性材からなる可動鉄心7を軸方向に摺動可能に嵌
挿する。
昭56−26127号公報および実公昭54−35314号公報
に記載されたものがある。このソレノイドは、第
5図のように、一端に端面板1aを有した略コ字
状の磁性材からなる継鉄1の他端にやはり磁性材
からなる蓋板2を設けるとともに、非磁性材から
なる筒体3の両端を継鉄1の端面板1aおよび蓋
板2に貫通嵌合して設け、この筒体3の外周にボ
ビン4を嵌合し、このボビン4の中央部に励磁コ
イル5を巻回するとともに、ボビン4の両端に外
側がN極、内側がS極とした極性の永久磁石6
a,6bを設ける。また、筒体3の内部には、磁
性材からなる可動鉄心7を軸方向に摺動可能に嵌
挿する。
そして、第5図のように、右方に移動状態にあ
る可動鉄心7は、一方の永久磁石6aにより吸着
されて保持された状態すなわち自己保持状態にあ
る。
る可動鉄心7は、一方の永久磁石6aにより吸着
されて保持された状態すなわち自己保持状態にあ
る。
一方、この可動鉄心7を左方に移動させるに
は、可動鉄心7の左端がS極、右端がN極になる
ように励磁コイル5に通電する。そして、磁化さ
れた可動鉄心7の右端(N極)においては、永久
磁石6aの外側のN極との間に反発力が生じると
ともに内側のS極との間に吸引力が生じ、また、
可動鉄心7の左端(S極)においては、永久磁石
6aの外側のN極との間に吸引が生じるとともに
内側のS極との間に反発力が生じ、可動鉄心7が
左方に移動する。そして、可動鉄心7の両端が各
永久磁石6a,6bの吸引作用を受ける極の側部
に臨んだ時点で、漏れ磁束が少なくなつて吸引力
が大きくなることにより、移動する可動鉄心7が
停止する。
は、可動鉄心7の左端がS極、右端がN極になる
ように励磁コイル5に通電する。そして、磁化さ
れた可動鉄心7の右端(N極)においては、永久
磁石6aの外側のN極との間に反発力が生じると
ともに内側のS極との間に吸引力が生じ、また、
可動鉄心7の左端(S極)においては、永久磁石
6aの外側のN極との間に吸引が生じるとともに
内側のS極との間に反発力が生じ、可動鉄心7が
左方に移動する。そして、可動鉄心7の両端が各
永久磁石6a,6bの吸引作用を受ける極の側部
に臨んだ時点で、漏れ磁束が少なくなつて吸引力
が大きくなることにより、移動する可動鉄心7が
停止する。
この可動鉄心7が左方に移動した位置で励磁コ
イル5への通電を解除すると、可動鉄心7は他方
の永久磁石6bに吸着されて保持された状態すな
わち自己保持状態になる。
イル5への通電を解除すると、可動鉄心7は他方
の永久磁石6bに吸着されて保持された状態すな
わち自己保持状態になる。
また、可動鉄心7が左方に移動した状態から第
5図の状態に復帰させるには、励磁コイル5に上
述とは逆方向に通電して可動鉄心7が磁化する極
性を逆にすることにより、可動鉄心7を右方に移
動させて復帰させることができる。
5図の状態に復帰させるには、励磁コイル5に上
述とは逆方向に通電して可動鉄心7が磁化する極
性を逆にすることにより、可動鉄心7を右方に移
動させて復帰させることができる。
(考案が解決しようとする問題点)
上記のような従来のソレノイドでは、可動鉄心
7の両端が各永久磁石6a,6bの吸引作用を受
ける極の側部に臨んだ時点で、漏れ磁束が少なく
なつて吸引力が大きくなることにより、移動する
可動鉄心7を停止させるが、可動鉄心7は移動の
慣性の大きさによつて停止位置にずれが生じやす
く、この可動鉄心7に位置ずれが生じていても可
動鉄心7は丸棒であるので漏れ磁束の変化は少な
く、そのずれた位置で可動鉄心7を保持するた
め、可動鉄心7を所定の正確な位置に停止させる
のが困難であつた。
7の両端が各永久磁石6a,6bの吸引作用を受
ける極の側部に臨んだ時点で、漏れ磁束が少なく
なつて吸引力が大きくなることにより、移動する
可動鉄心7を停止させるが、可動鉄心7は移動の
慣性の大きさによつて停止位置にずれが生じやす
く、この可動鉄心7に位置ずれが生じていても可
動鉄心7は丸棒であるので漏れ磁束の変化は少な
く、そのずれた位置で可動鉄心7を保持するた
め、可動鉄心7を所定の正確な位置に停止させる
のが困難であつた。
また、永久磁石はS極またはN極の端面つまり
磁力線と直交する面が吸着および反発作用が最大
になるが、上記従来のソレノイドは、永久磁石6
a,6bのS極およびN極の側面で吸着および反
発作用を得ており、可動鉄心7の自己保持力が弱
い。
磁力線と直交する面が吸着および反発作用が最大
になるが、上記従来のソレノイドは、永久磁石6
a,6bのS極およびN極の側面で吸着および反
発作用を得ており、可動鉄心7の自己保持力が弱
い。
本考案は上述のような問題点に鑑みなされたも
ので、可動鉄心を正確な位置に保持できるととも
に、永久磁石による自己保持力の強いソレノイド
を提供することを目的とするものである。
ので、可動鉄心を正確な位置に保持できるととも
に、永久磁石による自己保持力の強いソレノイド
を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案のソレノイドは、軸方向両端に端面板1
2,15を設けた磁性材からなるソレノイドフレ
ーム11の内側に、両端部を両端面板12,15
に貫通嵌合した非磁性材からなる筒体16を配設
し、この筒体16の外周に一対の励磁コイル17
a,17bを嵌合するとともに、この一対の励磁
コイル17a,17b間に径方向に異極性に着磁
された永久磁石19を嵌合し、また、この筒体1
6の内部には可動鉄心21を軸方向摺動可能に嵌
挿し、この可動鉄心21は、両端部に上記ソレノ
イドフレーム11の各端面板12,15の厚み幅
に対応した対向部22a,22bを設けるととも
に、この対向部22a,22bの内側に径小の段
差溝24a,24bを設けたものである。
2,15を設けた磁性材からなるソレノイドフレ
ーム11の内側に、両端部を両端面板12,15
に貫通嵌合した非磁性材からなる筒体16を配設
し、この筒体16の外周に一対の励磁コイル17
a,17bを嵌合するとともに、この一対の励磁
コイル17a,17b間に径方向に異極性に着磁
された永久磁石19を嵌合し、また、この筒体1
6の内部には可動鉄心21を軸方向摺動可能に嵌
挿し、この可動鉄心21は、両端部に上記ソレノ
イドフレーム11の各端面板12,15の厚み幅
に対応した対向部22a,22bを設けるととも
に、この対向部22a,22bの内側に径小の段
差溝24a,24bを設けたものである。
(作用)
本考案のソレノイドは、励磁コイル17a,1
7bへの通電により、可動鉄心21が磁化され、
いずれか一方の対向部22a,22bとソレノイ
ドフレーム11の一方の端面板12,15との間
に吸引力が生じて可動鉄心21が一方に移動し、
そして、その可動鉄心21の一方の対向部22
a,22bがソレノイドフレーム11の端面板1
2,15に対向一致したときに、対向部22a,
22bと端面板12,15の漏れ磁束が最小とな
つて吸引力が最大になり、この位置で可動鉄心2
1は電磁的に保持される。また、励磁コイル17
a,17bへの通電解除後は、内面に磁力線が直
交作用する永久磁石19によつて可動鉄心21を
自己保持する。
7bへの通電により、可動鉄心21が磁化され、
いずれか一方の対向部22a,22bとソレノイ
ドフレーム11の一方の端面板12,15との間
に吸引力が生じて可動鉄心21が一方に移動し、
そして、その可動鉄心21の一方の対向部22
a,22bがソレノイドフレーム11の端面板1
2,15に対向一致したときに、対向部22a,
22bと端面板12,15の漏れ磁束が最小とな
つて吸引力が最大になり、この位置で可動鉄心2
1は電磁的に保持される。また、励磁コイル17
a,17bへの通電解除後は、内面に磁力線が直
交作用する永久磁石19によつて可動鉄心21を
自己保持する。
(実施例)
以下、本考案の一実施例の構成を図面を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図および第4図において、11はソレノイ
ドフレームで、例えば鉄板等の磁性材により略コ
字状に折曲形成され端面板12および一対の側面
板13と有した継鉄14と、この継鉄14の両側
面板13の先端間に取付けられ例えば鉄板等の磁
性材から矩形状に形成された蓋板15とから構成
されている。なお、蓋板15は端面板12ととも
にソレノイドフレーム11の軸方向両端の端面板
として構成される。そして、この継鉄14の端面
板12および側面板13、蓋板15は、板厚が同
一の幅wに形成されるとともに、同一内径の嵌合
孔12a,15aが形成されている。
ドフレームで、例えば鉄板等の磁性材により略コ
字状に折曲形成され端面板12および一対の側面
板13と有した継鉄14と、この継鉄14の両側
面板13の先端間に取付けられ例えば鉄板等の磁
性材から矩形状に形成された蓋板15とから構成
されている。なお、蓋板15は端面板12ととも
にソレノイドフレーム11の軸方向両端の端面板
として構成される。そして、この継鉄14の端面
板12および側面板13、蓋板15は、板厚が同
一の幅wに形成されるとともに、同一内径の嵌合
孔12a,15aが形成されている。
上記ソレノイドフレーム11の内側には筒体1
6が配設され、この筒体16は、非磁性材により
両端に開口する筒状に形成され、その両端が継鉄
14の嵌合孔12aおよび蓋板15の嵌合孔15
aに貫通嵌合している。
6が配設され、この筒体16は、非磁性材により
両端に開口する筒状に形成され、その両端が継鉄
14の嵌合孔12aおよび蓋板15の嵌合孔15
aに貫通嵌合している。
この筒体16の外周には、励磁コイル17a,
17bが巻回された非磁性材からなる一対のコイ
ルボビン18a,18bが嵌合されているととも
に、この一対のコイルボビン18a,18b間に
永久磁石19が嵌合されている。なお、一対の励
磁コイル17a,17bの巻線の巻回方向および
通電方向は同一になるように設定されている。
17bが巻回された非磁性材からなる一対のコイ
ルボビン18a,18bが嵌合されているととも
に、この一対のコイルボビン18a,18b間に
永久磁石19が嵌合されている。なお、一対の励
磁コイル17a,17bの巻線の巻回方向および
通電方向は同一になるように設定されている。
また、この永久磁石19は、第2図および第3
図にも示すように、上部磁石19aおよび下部磁
石19bとからなり、その接合面に筒体16の外
周に嵌合する半円弧状の嵌合溝20が形成され、
そして、筒体16に接する内径側がN極に、継鉄
14に接する外径側がS極に着磁されている。
図にも示すように、上部磁石19aおよび下部磁
石19bとからなり、その接合面に筒体16の外
周に嵌合する半円弧状の嵌合溝20が形成され、
そして、筒体16に接する内径側がN極に、継鉄
14に接する外径側がS極に着磁されている。
上記筒体16の内部には可動鉄心21が軸方向
摺動可能に嵌挿され、この可動鉄心21は、磁性
材により丸棒状に形成されるとともに、軸方向長
さが上記継鉄14の端面板12の外側面および蓋
板15の外側面の間の幅よりも幅xだけ短く形成
され、この幅xが可動鉄心21の移動ストローク
となつている。そして、可動鉄心21の両端部に
継鉄14の端面板12および蓋板15の板厚と同
一の幅wの対向部22a,22bが形成されてい
るとともに、可動鉄心21の中央部に、可動鉄心
21が左右各方向に移動した場合にも上記永久磁
石19に対向する範囲の幅すなわち永久磁石19
の幅に移動ストロークの幅xを加えた幅の対向部
23が形成され、さらに、両端の各対向部22
a,22bと中央部の対向部23との間に径小の
段差溝24a,24bが形成されている。また、
この可動鉄心21の一方の端面には非磁性材から
なる出力軸25が突設されている。
摺動可能に嵌挿され、この可動鉄心21は、磁性
材により丸棒状に形成されるとともに、軸方向長
さが上記継鉄14の端面板12の外側面および蓋
板15の外側面の間の幅よりも幅xだけ短く形成
され、この幅xが可動鉄心21の移動ストローク
となつている。そして、可動鉄心21の両端部に
継鉄14の端面板12および蓋板15の板厚と同
一の幅wの対向部22a,22bが形成されてい
るとともに、可動鉄心21の中央部に、可動鉄心
21が左右各方向に移動した場合にも上記永久磁
石19に対向する範囲の幅すなわち永久磁石19
の幅に移動ストロークの幅xを加えた幅の対向部
23が形成され、さらに、両端の各対向部22
a,22bと中央部の対向部23との間に径小の
段差溝24a,24bが形成されている。また、
この可動鉄心21の一方の端面には非磁性材から
なる出力軸25が突設されている。
そうして、第1図のように、左方に移動状態に
ある可動鉄心21は、永久磁石19により吸着さ
れて保持された状態すなわち自己保持状態にあ
る。また、永久磁石19の磁性により継鉄14の
側面板13がN極に磁化され、継鉄14の端面板
12および蓋板15がS極に磁化されている。
ある可動鉄心21は、永久磁石19により吸着さ
れて保持された状態すなわち自己保持状態にあ
る。また、永久磁石19の磁性により継鉄14の
側面板13がN極に磁化され、継鉄14の端面板
12および蓋板15がS極に磁化されている。
そして、可動鉄心21を右方に駆動するには、
可動鉄心21の右端がN極、左端がS極になるよ
うに励磁コイル17a,17bに通電する。この
通電により、N極に磁化された可動鉄心21の右
端とS極の蓋板15との間に吸引力が生じるとと
もに、S極に磁化された可動鉄心21の左端とS
極の継鉄14の端面板12との間に反発力が生
じ、この吸引力および反発力によつて可動鉄心2
1は、第4図のように右方へ移動する。
可動鉄心21の右端がN極、左端がS極になるよ
うに励磁コイル17a,17bに通電する。この
通電により、N極に磁化された可動鉄心21の右
端とS極の蓋板15との間に吸引力が生じるとと
もに、S極に磁化された可動鉄心21の左端とS
極の継鉄14の端面板12との間に反発力が生
じ、この吸引力および反発力によつて可動鉄心2
1は、第4図のように右方へ移動する。
この右方へ移動する可動鉄心21の右端の対向
部22bが蓋板15の内側に対向一致したとき
に、対向部22bと蓋板15との漏れ磁束が最小
となつて両者間に生じた吸引力は最大になり、こ
の位置に可動鉄心21は電磁的に保持される。な
お、可動鉄心21が慣性により右方に移動し、可
動鉄心21の対向部22bが蓋板15の内側から
外れるとともに、対向部22bの側部の段差溝2
4bによつて構成される間〓域が蓋板15の内側
に対向すると、対向部22bと蓋板15との漏れ
磁束が急増するので、可動鉄心21を右方に移動
させる力は生じなくなるとともに逆に対向部22
bと蓋板15とが対向一致するように左方に戻す
力が作用し、励磁コイル17a,17bへの通電
を継続しても、対向部22bが蓋板15を通過す
ることがなく、上記吸引力が最大となる対向部2
2bと蓋板15とが対向一致した正確な位置に電
磁的に保持される。
部22bが蓋板15の内側に対向一致したとき
に、対向部22bと蓋板15との漏れ磁束が最小
となつて両者間に生じた吸引力は最大になり、こ
の位置に可動鉄心21は電磁的に保持される。な
お、可動鉄心21が慣性により右方に移動し、可
動鉄心21の対向部22bが蓋板15の内側から
外れるとともに、対向部22bの側部の段差溝2
4bによつて構成される間〓域が蓋板15の内側
に対向すると、対向部22bと蓋板15との漏れ
磁束が急増するので、可動鉄心21を右方に移動
させる力は生じなくなるとともに逆に対向部22
bと蓋板15とが対向一致するように左方に戻す
力が作用し、励磁コイル17a,17bへの通電
を継続しても、対向部22bが蓋板15を通過す
ることがなく、上記吸引力が最大となる対向部2
2bと蓋板15とが対向一致した正確な位置に電
磁的に保持される。
この可動鉄心21の右方への移動により、出力
軸25が可動鉄心21の移動幅xに相当するスト
ロークだけ突出移動する。
軸25が可動鉄心21の移動幅xに相当するスト
ロークだけ突出移動する。
また、第4図のように、可動鉄心21が右方に
移動した後に励磁コイル17a,17bへの通電
を解除すると、可動鉄心21は、永久磁石19に
より吸着されて保持された状態すなわち自己保持
状態になる。
移動した後に励磁コイル17a,17bへの通電
を解除すると、可動鉄心21は、永久磁石19に
より吸着されて保持された状態すなわち自己保持
状態になる。
一方、可動鉄心21が右方に移動した状態から
第1図の状態に復帰させるには、励磁コイル17
a,17bに上述とは逆方向に通電し、可動鉄心
21が磁化する極性を逆にすることにより、すな
わち、可動鉄心21の右端をS極、左端をN極に
磁化することにより、可動鉄心21の右端と蓋板
15との間に反発力が生じるとともに可動鉄心2
1の左端と継鉄14の端面板12との間に吸引力
が生じ、可動鉄心21が左方に移動する。このと
きも上述と同様に、可動鉄心21の対向部22a
と継鉄14の端面板12の内側とが対向一致した
ときに、対向部22aと端面板12との漏れ磁束
が最小となつて両者間に生じた吸引力は最大にな
り、この位置に可動鉄心21は電磁的に保持され
る。そして、励磁コイル17a,17bへの通電
を解除すれば、可動鉄心21は、永久磁石19に
より吸着されて保持された状態すなわち自己保持
状態になる。
第1図の状態に復帰させるには、励磁コイル17
a,17bに上述とは逆方向に通電し、可動鉄心
21が磁化する極性を逆にすることにより、すな
わち、可動鉄心21の右端をS極、左端をN極に
磁化することにより、可動鉄心21の右端と蓋板
15との間に反発力が生じるとともに可動鉄心2
1の左端と継鉄14の端面板12との間に吸引力
が生じ、可動鉄心21が左方に移動する。このと
きも上述と同様に、可動鉄心21の対向部22a
と継鉄14の端面板12の内側とが対向一致した
ときに、対向部22aと端面板12との漏れ磁束
が最小となつて両者間に生じた吸引力は最大にな
り、この位置に可動鉄心21は電磁的に保持され
る。そして、励磁コイル17a,17bへの通電
を解除すれば、可動鉄心21は、永久磁石19に
より吸着されて保持された状態すなわち自己保持
状態になる。
また、上記可動鉄心21を自己保持する永久磁
石19は、径方向に異磁性に構成され、内面に磁
力線が直交作用するので、この内面に臨む可動鉄
心21の自己保持力が強い。
石19は、径方向に異磁性に構成され、内面に磁
力線が直交作用するので、この内面に臨む可動鉄
心21の自己保持力が強い。
また、上記実施例では、永久磁石19を上下2
分割に形成したが、径方向に異磁性に着磁して環
状に一体形成してもよい。
分割に形成したが、径方向に異磁性に着磁して環
状に一体形成してもよい。
また、ソレノイドフレーム11の外形状は円筒
状に形成してもよい。
状に形成してもよい。
本考案によれば、可動鉄心の両端にソレノイド
フレームの両端面板の厚み幅に対応した対向部を
形成し、この可動鉄心の対向部がソレノイドフレ
ームの端面板に対向一致したときに、対向部と端
面板の漏れ磁束が最小となつて吸引力が最大にな
り、この位置で可動鉄心を正確に保持することが
できる。また、径方向に異磁性に着磁した永久磁
石の磁力線が直交作用する内面が可動鉄心に対向
するので、永久磁石による可動鉄心の自己保持力
が強い。
フレームの両端面板の厚み幅に対応した対向部を
形成し、この可動鉄心の対向部がソレノイドフレ
ームの端面板に対向一致したときに、対向部と端
面板の漏れ磁束が最小となつて吸引力が最大にな
り、この位置で可動鉄心を正確に保持することが
できる。また、径方向に異磁性に着磁した永久磁
石の磁力線が直交作用する内面が可動鉄心に対向
するので、永久磁石による可動鉄心の自己保持力
が強い。
第1図は本考案のソレノイドの一実施例を示す
断面図、第2図はその一部の分解斜視図、第3図
はその組立状態の一部斜視図、第4図は作動状態
の断面図、第5図は従来のソレノイドの断面図で
ある。 11……ソレノイドフレーム、12……端面
板、15……端面板としての蓋板、16……筒
体、17a,17b……励磁コイル、19……永
久磁石、21……可動鉄心、22a,22b……
対向部、24a,24b……段差部。
断面図、第2図はその一部の分解斜視図、第3図
はその組立状態の一部斜視図、第4図は作動状態
の断面図、第5図は従来のソレノイドの断面図で
ある。 11……ソレノイドフレーム、12……端面
板、15……端面板としての蓋板、16……筒
体、17a,17b……励磁コイル、19……永
久磁石、21……可動鉄心、22a,22b……
対向部、24a,24b……段差部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 軸方向両端に端面板を設けた磁性材からなるソ
レノイドフレームと、 このソレノイドフレームの内側に配設され、両
端部が上記両端面板に貫通嵌合された非磁性材か
らなる筒体と、 この筒体の外周に嵌合された一対の励磁コイル
と、 上記筒体の外周の一対の励磁コイル間に嵌合さ
れ径方向に異極性に着磁された永久磁石と、 上記筒体の内部に軸方向摺動可能に嵌挿され、
両端部に上記ソレノイドフレームの各端面板の厚
み幅に対応した対向部を設けるとともに、この対
向部の内側に径小の段差溝を設けた可動鉄心と、 を具備したことを特徴とするソレノイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987081345U JPH041698Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987081345U JPH041698Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63188910U JPS63188910U (ja) | 1988-12-05 |
| JPH041698Y2 true JPH041698Y2 (ja) | 1992-01-21 |
Family
ID=30932997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987081345U Expired JPH041698Y2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH041698Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007227766A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Toshiba Corp | 電磁アクチュエータ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55133661A (en) * | 1979-04-03 | 1980-10-17 | Aisan Ind Co Ltd | Linear solenoid |
| JPS6215844Y2 (ja) * | 1980-07-29 | 1987-04-22 | ||
| JPS5845801A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-17 | Nec Corp | 旋盤倣い装置 |
-
1987
- 1987-05-28 JP JP1987081345U patent/JPH041698Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63188910U (ja) | 1988-12-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR0177826B1 (ko) | 쌍안정 솔레노이드 및 이를 이용한 편기 | |
| JPH0528460B2 (ja) | ||
| JP3945916B2 (ja) | 可動鉄心型リニアモータ | |
| JPH041698Y2 (ja) | ||
| JP2005245047A (ja) | リニアアクチュエータ | |
| JP2576443B2 (ja) | 電磁石装置 | |
| JP3750127B2 (ja) | ボイスコイル形リニアモータ | |
| JP2004172516A (ja) | 有極電磁石装置 | |
| JPS642415Y2 (ja) | ||
| JP2748684B2 (ja) | 電磁石 | |
| JP2771780B2 (ja) | 電磁石 | |
| JPS60123005A (ja) | 有極型双安定ソレノイド | |
| JPH0117077Y2 (ja) | ||
| JPS6350819Y2 (ja) | ||
| JPH0260020A (ja) | 有極電磁石装置 | |
| JPS63133605A (ja) | 有極電磁石装置 | |
| JPH0342651Y2 (ja) | ||
| JPH0347297Y2 (ja) | ||
| JPH0314211B2 (ja) | ||
| CN119207941A (zh) | 一种大行程高速开关电磁铁 | |
| JPH0427129Y2 (ja) | ||
| JPS6127141Y2 (ja) | ||
| JPH0347294Y2 (ja) | ||
| JPH0117799Y2 (ja) | ||
| JPH09180935A (ja) | 軸回転型直流電磁石 |