JPH04170344A - セメント混和材及びセメント組成物 - Google Patents

セメント混和材及びセメント組成物

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JPH04170344A
JPH04170344A JP29543190A JP29543190A JPH04170344A JP H04170344 A JPH04170344 A JP H04170344A JP 29543190 A JP29543190 A JP 29543190A JP 29543190 A JP29543190 A JP 29543190A JP H04170344 A JPH04170344 A JP H04170344A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、低温においても、良好な強度発現を示すセメ
ント混和材及びセメント組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来、一般のセメントは15℃以下の低温では硬化がき
わめて遅く、脱型に必要な強度(圧縮強度的50kg/
cd以上)に達するまでに3日、温度が0°C付近の場
合7日も要していた。そこで、ヒーターやボイラーで加
熱養生したり断熱シートでコンクリート表面を覆ったり
して強度を増進させていた。しかしながら、前者の方法
は、加熱養生にするのに多量のエネルギーを必要とし、
後者の方法は、それほど効果が無いうえ、そのシートに
よりコンクリート表面の仕上がり状態が悪くなっていた
そこで、塩化カルシウムや塩化ナトリウム等の塩類をセ
メントに添加し、(窯素工学ハンドブック 第2版 昭
和42年10月10日発行 P1693  窯業協会編
 発行所 技報堂)、寒中コンクリートの施工を行って
いる場合もある。しかしながらこの場合、セメントが異
常凝結を起こしたり鉄筋を腐食させるため、構造物材料
として使用することはむずかしい。本発明の目的は、上
記の問題点を解決したセメント混和材及びそれを含有す
るセメント組成物を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明を概説すれば、本発明の第1の発明はセメント混
和材に関する発明であって、アルミノケイ酸カルシウム
ガラス100重量部に対して、セッコウ類300重量部
以下、凝結調整剤0.1〜50重量部、亜硝酸塩および
/または硝酸塩0.1〜50重量部、セメント減水剤0
.1〜50重量部を主成分とすることを特徴とする。
そして、本発明の第2の発明はセメント組成物に関する
発明であって、第1の発明のセメント混和材、及びセメ
ントを主成分とすることを特徴とする。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明に係るアルミノケイ酸カルシウムガラス(以下C
ASガラスという)は、その組成領域がCab:60〜
30重量% All0.   :  20〜60〃 SiO□  :  5〜25〃 が好ましく、より好ましくは、 Cab:55〜30重量% AI、0□  :30〜60// SiO□   :  10〜20〃 である。CaOが30重量%未満あるいはAlzOiが
60重量%を超過あるいはSiO□が25重量%を超え
ると、凝結が遅れ、逆に、CaOが60重量%を超過あ
るいはA1□03が20重量%未満あるいはSiLが5
重量%未満であると、凝結調整剤を多量添加しても瞬結
してしまい、作業性の点から好ましくない。なお、一般
の工業原料にはMgO1FezO* 、Ti0z、K2
O、Na2O等の不純物が当然含まれており、また、こ
れらの不純物は、CaO−A120s−3iO□系のガ
ラス化領域を拡張することから、10重量%未満での存
在は好ましく、また作業性、低温での強度増進性等に何
ら問題は生じない。一般的なガラスの融剤である硝酸ア
ルカリ(NaNOa 、KNO3等)、フッ化カルシウ
ム(CaF z )や、ホウ砂等を加えることは、ガラ
スの融点を下げることから好ましい。
ここでいうガラスとは、通常ガラス分野で言うものであ
り、すなわち「ガラス転移点を示すもの」である。なお
、すべてがガラスである必要はなく、ガラス化率50重
量%以上であれば問題はない。より好ましくは70重量
%以上、更に好ましくは80重量%以上である。50重
量%未満であると、低温強度の増進の点で問題となる。
なお、ガラス化率の測定方法は、本発明のガラスを、1
000℃2時間加熱後、5℃/分の冷却速度で徐冷し、
粉末X線回折法により結晶鉱物のメインピークの面積S
、を求め、本発明のガラス中の結晶のメインピークの面
積Sから、ガラス化率χを求めた。
以上のCASガラスは、冶金あるいは金属精練等におい
て副生ずる高炉水砕スラグの組成から、派生したもので
はない。ちなみに高炉水砕スラグの平均的な化学組成は
、Cab:40〜43重量%、MgO:5〜8重量%、
AIto、  :13〜15重量%、及びSiOx :
 31〜35重量%である。
更に本発明のCASガラスは、アルミナセメントから、
派生したものでもない。すなわち、通常のアルミナセメ
ントの5iOt量は5重量%未満であり(笠井順−、コ
ンクリート工学、第22巻、第8号、第67頁(198
4)) 、更にガラス化率は25重量%超えることはな
い(1964年、ロンドン市アカデミツクプレス コー
ホレーデラド リミテッド発行、HlF、 W、テーラ
−(H,F、 W、 Taylor)著、ザ ケミスト
リー オブ セメント(The Chemistory
 of Ceo+ent)、第2巻、第16頁)。
本発明に係るCASガラスの原料としては、CaO質原
料として、生石灰(Cab)、消石灰(Ca(OH)2
)、石灰石(CaC02)等を用いることができ、A1
2Ch質原料としてアルミナ、ボーキサイト、ダイアス
ボア、長石、粘土等を用いることができ、5iOz質原
料として、ケイ砂、白土、ケイ藻上等を用いることがで
きる。あるいは、比較的安価な高炉スラグにCaO質原
料及びA1.0.質原料を補うことによっても達せられ
る。
以上のCaO質原料、Al2O2質原料、SiO□質原
料を所定の割合で配合した後、直接通電式溶融炉あるい
は高周波炉を用いて溶融し、得られた溶融体を圧縮空気
や高圧水により吹き飛ばす方法、あるいは水中に流し込
む方法により製造される。あるいは、ロータリーキルン
で溶融し、急冷することによってもCASガラスを製造
できる。
CASガラスの粉末度は細かければ反応性が向上するの
で好ましく、特に、ブレーン比表面積で3000atf
/ g以上が好ましい。
本発明に係るセッコウ類とは、三水、半水、■型無水及
び■型無水セッコウを示し、天然産のものや、リン酸、
排脱及びフッ酸セッコウ等の化学セッコウ、またはこれ
らを熱処理して得られたものか使用可能であり、通常含
まれる不純物の種類や量には影響されないものである。
そして、初期の強度発現性、作業性の面から■型無水セ
ッコウが特に優れており、通常、未反応物を残さないた
め、ブレーン比表面積3000al/g以上に粉砕した
ものの使用が好ましい。
更に、■型無水セッコウは、フッ酸発生工程から多量に
副生ずるので、そのまま、またはCaCO5、Ca(O
H)z 、及びCaOなどでフリー8.304分を中和
したものを使用することが最も便利である。
セッコウ類の配合割合は、CASガラス100重量部に
対して、300重量部以下、より好ましくは20重量部
以上200重量部以下、さらに好ましくは50重量部以
上150重量部以下が好ましい。300重量部を超える
と、未反応のセッコウの反応による膨張のために長期的
に強度の低下が起こる。
本発明に係る凝結調整剤は、要求する作業時間を確保し
、更に初期の強度増進性を向上させるために必要である
。凝結調整剤としては、アルミン酸ナトリウム、アルミ
ン酸カリウム等のアルミン酸塩、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム等の炭酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム等の水酸化物、ケイフッ化亜鉛、ケイフッ化マグネシ
ウム、ケイフッ化ナトリウム等のケイフッ化物等の無機
塩類、更には、クエン酸、グルコン酸、酒石酸、あるい
はこれらのカルシウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩等
の有機酸系化合物があり、単独で添加しても、あるいは
2種以上を併用してもよい。上記、凝結調整剤のうち、
炭酸アルカリと有機酸系化合物の併用は、凝結後、急激
な硬化反応を示すために、最も好ましい。
凝結調整剤の配合割合は、CASガラス100重量部に
対して、0.1〜50重量部が好ましい、0.1重量部
未満であると、作業性が悪く、50重量部を超えると、
初期の強度発現性において好ましくない。
本発明に係る亜硝酸塩としては、亜硝酸カルシウム、ア
ンモニウム、ナトリウム、リチウムおよびカルシウムな
どが使用され、硝酸塩としては、硝酸カリウム、ナトリ
ウム、リチウム、カルシウム、鉄、アルミニウム、マグ
ネシウム、バリウムなどの水溶性塩が使用されるが、銅
、鉛、亜鉛などの亜硝酸あるいは、硝酸塩は、凝結硬化
を著しく阻害させるため好ましくない。
以上の亜硝酸塩および硝酸塩は、単独で添加してもある
いは両者を併用してもよい。亜硝酸塩および/または硝
酸塩の配合割合は、CASガラス100重量部に対して
、0.1〜50重量部が好ましい。
この配合割合以外の組成物は、本発明の目的を達成する
ことができない。
本発明に係るセメント減水剤は、特に制限はなく、市販
のどのようなものでもよいが、特に一般的に高性能減水
剤と呼ばれているものが好ましい。
高性能減水剤とは、例えばポリアルキルアリルスルホン
酸塩やメラミンホルマリン樹脂スルホン酸塩などがあげ
られる。一般に市販されている高性能減水剤は、前記の
いずれかを主成分とするもので、ポリアルキルアリルス
ルホン酸塩としてはナフタレンスルホン酸ホルマリン縮
合物、メチルナフタレンスルホン酸等ホルマリン縮合物
及びアントラセンスルホン酸等ホルマリン縮合物等があ
げられ、市販品としは、花王■製商品名「マイティ10
0」や「マイティ 150」なと、第一工業製薬■製商
品名「セルフロー1lOP」なと、竹本油脂■裂開品名
rボールファイン51ONJなと、山陽国策バルブ■製
商品名「サンフローPSJや「サンフローPSRJなど
、およびデンカブレース■裂開品名rFT−500J等
があり、メラミンホルマリン樹脂スルホン酸塩としては
、昭和電工側部商品名「メルメントF−10Jや「メル
メントF−201などや日曹マスタービルダーズ■製商
品名rNL−40004等があげらる。
セメント減水剤の配合割合は、CASガラス100重量
部に対して、固形分換算で0.1〜50重量部が好まし
い。0.1重量部未満であると、本発明の目的を達成す
ることができず、50重量部を超えて添加すると異常凝
結が生じるため好ましくない。
本発明のセメント混和材は、普通、早強、超早強、中庸
熱などの各種ポルトランドセメントやそれらにシリカ、
高炉スラグおよびフライアッシュが混合された各種混合
セメント等と混和して使用できる。
セメント混和材の混合量はセメントとセメント混和材の
合計100重量部に対し、5〜50重量部が好ましい。
5重量部未満であると、低温での強度発現性が小さく、
他方、50重量部を超えると、作業性の点からみて、い
ずれも好ましくない。
本発明のセメント混和材、及びセメント組成物には、前
記以外にも各種の添加剤を併用することが可能である。
例えば、ケイ砂、天然砂及び砂利等の骨材、ガラス繊維
、カーボン繊維及び鋼繊維等の繊維質物質、高分子ポリ
マーエマルジョン(ラテックス)、着色剤(顔料)、流
動化剤、防錆剤、メチルセルロース等の水中不分離性混
和剤、増粘剤、保水剤、ケイ酸ソーダ等の防水剤、発泡
剤、気泡剤等の中の1種または2種以上を、本発明の目
的を実質的に阻害しない量で併用することができる。
本発明の各組成物を製造する際に使用する混合装置とし
ては、既存のいかなるかくはん装置も使用可能であり、
例えば傾胴ミキサー、オムニミキサー(千代田技研工業
社製)、v型ミキサー、ヘンシェルミキサー、ナウター
ミキサ−等が利用可能である。また、混合は各々の材料
を施工時に混合してもよいし、あらかじめ一部もしくは
全部を混合しておいても差し支えない。
本発明のセメント組成物の実際の施工方法については、
従来のモルタルあるいコンクリートの施工の常法に準拠
すればよく、本発明の組成物を使用したことにより、施
工性(作業性)に慝影響を及ぼすことはない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
実施例1(含比較例) 市販特級試薬のCaCO5、Al tO*及びSin□
を混合し、500gをカーボンるつぼに入れ、高周波炉
で約2000℃に加熱溶融した後、水中に入れ急冷し第
1表に示したA−Nの14種のガラスを合成した。
なお、備考欄に示したように、ASB、HSJ。
K、Nは、CaQ−Al*0s−SiOx系のガラス化
領域内に無いため、CaFzを外割りで1重量%添加し
溶融径急冷することによりガラス化した。また、LSM
、Nは本発明以外の比較例である。これらのCASガラ
スをそれぞれブレーン比表面積4000cnr/ gに
なるまで粉砕し、■型無水セッコウ(ブレーン比表面積
4500aIr/g)  (サンケイ石膏■)、及び凝
結調整剤を配合して混和材とし、普通ポルトランドセメ
ント(アンデスセメント社製)100重量部に対し、混
和材20重量部を配合した。
これをJIS−R−5201rセメントの物理試験方法
」により、l:2モルタルを作製し、4X4X16an
のモルタル供試体を成壓し、5°Cの温度で所定期間水
中養生した。養生が終了した供試体は、20”Cの恒温
室内で直ちに圧縮強さ試験を実施した。それらの結果を
第2表に示す。
実施例2(含比較例) 第3表に示した化学組成を有する原料を用い、生石灰、
ボーキサイト及びケイ砂を45:45:10(重量%)
の割合で混合し、最大電力負荷5000kVAの直接通
電式溶融炉で溶融し、溶融体を流し、水中へ落下させて
急冷し、CASガラス10トンを製造した。なお流し口
での溶融体の温度は1770’Cであった。
このCASガラスのX線回折結果は、結晶のピークは認
められず、ガラス化率100%であった。またこのCA
Sガラスの化学分析値を第4表に示す。
このCASガラスをブレーン比表面積4000al/ 
gになるまで粉砕し、■型無水セッコウ(ブレーン比表
面積4500enf/ g )  (サンケイ石膏■〕
、試薬クエン酸(和光紬薬)、試薬炭酸ナトリウム(和
光紬薬)、試薬硝酸ナトリウム(和光紬薬)及びマイテ
ィー150〔花王■〕を、CASガラス100重量部に
対し、それぞれ100.3.10.10.10重量部添
加し、混合し、セメント混和材とした。この混和材を普
通ポルトランドセメントに混合し、第5表を得た。
なお、混練方法については実施例1と同一である。養生
は、0°Cの恒温室で行った。
* 強熱減量の十〇、1は、0.1%の増量を意味する
* 強熱減量の+0.1は、0.1%の増量を意味する
第5表 * 隘6は、瞬結のため成形できない。
比較例1 第3表に示した化学組成を有する高炉水砕スラグ(ブレ
ーン比表面積4500atr/ g )をCASガラス
の代わりに用い、■型無水セッコウ(ブレーン比表面積
4500cor/g)  (サンケイ石膏■〕、試薬ク
エン酸(和光紬薬)、試薬炭酸カリウム(和光紬薬)、
試薬亜硝酸カルシウム(和光紬薬)、及びNL−400
0(日曹マスタービルダーズ■〕を、高炉水砕スラグ1
00重量部に対し、それぞれ100.3.10、 to
、 10重量部添加し、混合し、セメント混和材とした
。この混和材を普通ポルトランドセメントに混合し、第
6表を得た。
なお、混線方法、養生条件等は実施例1と同一である。
第6表 実施例3(含比較例) 実施例2で製造したCASガラス100重量部に対し、
■型無水セッコウ(ブレーン比表面積4500al/g
)〔サンケイ石膏■〕、試薬酒石酸(和光紬薬)、試薬
炭酸カリウム(和光紬薬)、試薬亜硝酸カリウム(和光
紬薬)、及びFT−500(デンカブレース■〕をそれ
ぞれ100.3.1O110,10重量部添加し、混合
し、セメント混和材とした。この混和材を普通ポルトラ
ンドセメントと該混和材との合計100重量部に対し、
25重量部混合し、第7表に示すコンクリート配合で、
供試体を作製した。
〈使用材料〉 セメント;アンデスセメント社製、普通ポルトランドセ
メント 水   :地下水 砂   :新潟県姫用産川砂(比重2.63)砂利  
、     〃(〃2.66)混線は5℃恒温室で行い
、φ10 X 20anの供試体を翌日脱型後、5.1
0.15°C水中養生した。養生が終了した供試体は、
20°Cの恒温索内で直ちに圧縮強さ試験を実施した。
それらの結果を第8表に示す。
第7表 第8表 〔発明の効果〕 以上詳細に説明したように、本発明のセメント混和材あ
るいは組成物を用いることにより、15°C以下の低温
においても、 (1)  可使時間を任意に調節できる。
(2)強度発現性がよい。
(3)長期強度が高い。
等の効果が認められる。
特許出願人電気化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、アルミノケイ酸カルシウムガラス100重量部に対
    して、セッコウ類300重量部以下、凝結調整剤0.1
    〜50重量部、亜硝酸塩および/または硝酸塩0.1〜
    50重量部、セメント減水剤0.1〜50重量部を主成
    分とすることを特徴とするセメント混和材。2、請求項
    1記載のセメント混和材、及びセメントを主成分とする
    ことを特徴とするセメント組成物。
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