JPH04170447A - 被覆された赤リン系難燃剤及びその製法 - Google Patents
被覆された赤リン系難燃剤及びその製法Info
- Publication number
- JPH04170447A JPH04170447A JP29525890A JP29525890A JPH04170447A JP H04170447 A JPH04170447 A JP H04170447A JP 29525890 A JP29525890 A JP 29525890A JP 29525890 A JP29525890 A JP 29525890A JP H04170447 A JPH04170447 A JP H04170447A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- red phosphorus
- polyphenylene ether
- resin
- flame retardant
- particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は合成樹脂の難燃化に用いられる赤リン系難燃剤
及びその製法に関するものである。更に詳しくは、赤リ
ンの粒子表面をポリフェニレンエーテル樹脂で被覆する
ことにより、難燃効果と成形品の色調か改良された合成
樹脂用赤リン系難燃剤を提供することにかかわる。
及びその製法に関するものである。更に詳しくは、赤リ
ンの粒子表面をポリフェニレンエーテル樹脂で被覆する
ことにより、難燃効果と成形品の色調か改良された合成
樹脂用赤リン系難燃剤を提供することにかかわる。
赤リン系難燃剤は合成樹脂の難燃化に有用であり、近年
、非ハロゲン系の難燃剤として注目を浴びている。
、非ハロゲン系の難燃剤として注目を浴びている。
一般に、赤リンは空気中に放置すると、湿分の存在化で
酸化・還元不均化反応を起こし、赤リンの粒子表面にリ
ンの酸化物若しくは酸を生成すると同時に、空気中に有
毒なリン化水素を放出する。
酸化・還元不均化反応を起こし、赤リンの粒子表面にリ
ンの酸化物若しくは酸を生成すると同時に、空気中に有
毒なリン化水素を放出する。
この反応は、発熱を伴うので、大量の赤リンの貯蔵時に
、内部蓄熱によって自然発火を起こし大事故につながる
場合かある。また、赤リンは熱や摩擦に対しても極めて
鋭敏であり、比較的低温又は軽い衝撃て容易に発火・燃
焼にいたる。
、内部蓄熱によって自然発火を起こし大事故につながる
場合かある。また、赤リンは熱や摩擦に対しても極めて
鋭敏であり、比較的低温又は軽い衝撃て容易に発火・燃
焼にいたる。
従来、このような不安定で種々の危険性を包含する赤リ
ンの安定化方法として、水酸化アルミニウム又は水酸化
マグネシウムを微量添加して、赤リンの酸化を負触媒的
に抑制する方法、パラフィン又はワックスて被覆して、
赤リンと空気の接触を抑制する方法、活性炭や酸化銅等
のリン化水素吸収剤を赤リン粉体に混合する方法、及び
ε−カプロラクタムやトリオキサン等の有機物質を大量
に赤リンに含浸する方法等か知られている。更に、赤リ
ンを熱硬化性樹脂又は金属水酸化物で被覆する方法、金
属水酸化物及び熱硬化性樹脂で二重に被覆する方法等か
知られている。
ンの安定化方法として、水酸化アルミニウム又は水酸化
マグネシウムを微量添加して、赤リンの酸化を負触媒的
に抑制する方法、パラフィン又はワックスて被覆して、
赤リンと空気の接触を抑制する方法、活性炭や酸化銅等
のリン化水素吸収剤を赤リン粉体に混合する方法、及び
ε−カプロラクタムやトリオキサン等の有機物質を大量
に赤リンに含浸する方法等か知られている。更に、赤リ
ンを熱硬化性樹脂又は金属水酸化物で被覆する方法、金
属水酸化物及び熱硬化性樹脂で二重に被覆する方法等か
知られている。
しかし、これらの方法は赤リンの安定化にはある程度の
効果はあるものの、本来求められている合成樹脂用の難
燃剤としてはその難燃効果か充分てなく、又、合成樹脂
と混練した時に成形品の色調か悪く、更なる改良か求め
られている。
効果はあるものの、本来求められている合成樹脂用の難
燃剤としてはその難燃効果か充分てなく、又、合成樹脂
と混練した時に成形品の色調か悪く、更なる改良か求め
られている。
本発明は赤リン粒子を水酸化アルミニウム若しくは水酸
化亜鉛て被覆したもの、又は赤リンを熱硬化性樹脂で被
覆したもの、又は赤リンを水酸化アルミニウム若しくは
水酸化亜鉛及び熱硬化性樹脂で二重に被覆したもの、の
表面をボリフエニしンエーテル樹脂て被覆した赤リン系
難燃剤てあり、これにより、合成樹脂用の難燃剤として
その難燃効果か飛躍的に向上することを見い出したもの
である。
化亜鉛て被覆したもの、又は赤リンを熱硬化性樹脂で被
覆したもの、又は赤リンを水酸化アルミニウム若しくは
水酸化亜鉛及び熱硬化性樹脂で二重に被覆したもの、の
表面をボリフエニしンエーテル樹脂て被覆した赤リン系
難燃剤てあり、これにより、合成樹脂用の難燃剤として
その難燃効果か飛躍的に向上することを見い出したもの
である。
本発明に用いる赤リンは不活性ガス中、黄リンを250
〜600°Cに加熱することによって得られるか、使用
する赤リンとしては形か球形に近く、粒子径が200μ
m以下のものが好ましい。より好ましくは150μm以
下である。
〜600°Cに加熱することによって得られるか、使用
する赤リンとしては形か球形に近く、粒子径が200μ
m以下のものが好ましい。より好ましくは150μm以
下である。
本発明でいう被覆とは、母粒子である前記赤リン粒子表
面を子粒子である前記ポリフェニレンエーテル樹脂なと
の被覆用材料で実質的に覆い隠すことを言い、赤リン粒
子表面を前記ポリフェニレンエーテル樹脂なとの被覆用
材料で完全に覆い隠しているのか好ましいか、一部赤リ
ン粒子の表面か露呂していても何ら差し支えない。
面を子粒子である前記ポリフェニレンエーテル樹脂なと
の被覆用材料で実質的に覆い隠すことを言い、赤リン粒
子表面を前記ポリフェニレンエーテル樹脂なとの被覆用
材料で完全に覆い隠しているのか好ましいか、一部赤リ
ン粒子の表面か露呂していても何ら差し支えない。
赤リン粒子を熱硬化性樹脂で被覆する方法の代表的な例
としては、赤リンの水懸濁液に熱硬化性樹脂の合成原料
又は初期縮合物を添加し、かきませながら適用樹脂原料
の単独重合条件下で処理することにより、赤リンの粒子
表面を少量の熱硬化性樹脂で被覆する方法を用いること
かできる。適用される熱硬化性樹脂の合成原料又は初期
縮合物は、赤リン−水懸濁液中で容易に重合反応が進行
するか、又はその初期縮合物か水中に乳化分散し、赤リ
ン粒子表面に均一に沈着・被膜化するなら、とんな樹脂
原料でもよいか、通常、フェノール−ホルマリン系、尿
素−ホルマリン系、メラミン−ホルマリン系、フルフリ
ルアルコール−ホルマリン系、アセトン−ホルマリン系
、アニリン−ホルマリン系、及び多価アルコール−多塩
基酸系なとからなる群から選はれる。
としては、赤リンの水懸濁液に熱硬化性樹脂の合成原料
又は初期縮合物を添加し、かきませながら適用樹脂原料
の単独重合条件下で処理することにより、赤リンの粒子
表面を少量の熱硬化性樹脂で被覆する方法を用いること
かできる。適用される熱硬化性樹脂の合成原料又は初期
縮合物は、赤リン−水懸濁液中で容易に重合反応が進行
するか、又はその初期縮合物か水中に乳化分散し、赤リ
ン粒子表面に均一に沈着・被膜化するなら、とんな樹脂
原料でもよいか、通常、フェノール−ホルマリン系、尿
素−ホルマリン系、メラミン−ホルマリン系、フルフリ
ルアルコール−ホルマリン系、アセトン−ホルマリン系
、アニリン−ホルマリン系、及び多価アルコール−多塩
基酸系なとからなる群から選はれる。
赤リン粒子を水酸化アルミニウム若しくは水酸化亜鉛て
被覆する方法としては、アルミニウム又は亜鉛の水溶性
塩類、例えば硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、硫
酸亜鉛、塩化亜鉛等の水溶液を赤リンの水懸濁液に加え
た後、水酸化ナトリウムによる中和又は重炭酸アンモニ
ウムによる複分解によって水酸化アルミニウム若しくは
水酸化亜鉛を赤リン粒子上に吸着させる方法を用いるこ
とかできる。
被覆する方法としては、アルミニウム又は亜鉛の水溶性
塩類、例えば硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、硫
酸亜鉛、塩化亜鉛等の水溶液を赤リンの水懸濁液に加え
た後、水酸化ナトリウムによる中和又は重炭酸アンモニ
ウムによる複分解によって水酸化アルミニウム若しくは
水酸化亜鉛を赤リン粒子上に吸着させる方法を用いるこ
とかできる。
赤リン粒子を水酸化アルミニウム若しくは水酸化亜鉛及
び熱硬化性樹脂で二重に被覆する方法としては、前述の
方法により先ず赤リンを水酸化アルミニウム若しくは水
酸化亜鉛で被覆したあと、熱硬化性樹脂を被覆する方法
を用いる。
び熱硬化性樹脂で二重に被覆する方法としては、前述の
方法により先ず赤リンを水酸化アルミニウム若しくは水
酸化亜鉛で被覆したあと、熱硬化性樹脂を被覆する方法
を用いる。
本発明に用いるポリフェニレンエーテル樹脂は、各種の
触媒を用いて、2,6−ジ置換フェノールの酸化重合に
よって得られる。
触媒を用いて、2,6−ジ置換フェノールの酸化重合に
よって得られる。
用いる2、6−ジ置換フェノールは、−数式(1)(式
中、R3は炭素数1〜4の炭化水素基、R2はハロゲン
又は炭素数1〜4の炭化水素基を表わす。)で示される
フェノール類であり、このようなものとしては、2.6
−ジメチルフェノール、2−メチル−6−エチルフェノ
ール、2.6−ジエチルフェノール、2−エチル−6−
n−プロピルフェノール、2−メチル−6−クロロフェ
ノール、2−メチル−6−ブロモフェノール、2−メチ
ル−6−イツブロビルフエノール、2−メチル−6−n
−プロピルフェノール、2−エチル−6−ブロモフェノ
ール、2−メチル−6−n−ブチルフェノール、2.6
−ジーn−プロピルフェノール、2−エチル−6−り四
ロフェノールなどが挙げられる。これらの化合物は、そ
れぞれ単独で用いてもよいし、2種以上併用してもよい
。また少量のすルックレゾール、メタクレゾール、パラ
クレゾール、2.4−ジメチルフェノール、2−エチル
フェノール、2,3.6−トリメチルフエノールなどを
含んていても実用上差し支えない。
中、R3は炭素数1〜4の炭化水素基、R2はハロゲン
又は炭素数1〜4の炭化水素基を表わす。)で示される
フェノール類であり、このようなものとしては、2.6
−ジメチルフェノール、2−メチル−6−エチルフェノ
ール、2.6−ジエチルフェノール、2−エチル−6−
n−プロピルフェノール、2−メチル−6−クロロフェ
ノール、2−メチル−6−ブロモフェノール、2−メチ
ル−6−イツブロビルフエノール、2−メチル−6−n
−プロピルフェノール、2−エチル−6−ブロモフェノ
ール、2−メチル−6−n−ブチルフェノール、2.6
−ジーn−プロピルフェノール、2−エチル−6−り四
ロフェノールなどが挙げられる。これらの化合物は、そ
れぞれ単独で用いてもよいし、2種以上併用してもよい
。また少量のすルックレゾール、メタクレゾール、パラ
クレゾール、2.4−ジメチルフェノール、2−エチル
フェノール、2,3.6−トリメチルフエノールなどを
含んていても実用上差し支えない。
これらの2,6−ジ置換フェノールの中で、特に2,6
−ジメチルフェノールか重要である。
−ジメチルフェノールか重要である。
酸化重合に用いられる触媒としては、マンガン塩−塩基
性化合物−アミン触媒系による方法(特開昭57−44
625号公報)、マンガンキレート触媒系による方法(
特公昭59−21895号公報)、塩基性第2銅塩−ジ
アミン−3級アミン−2級モノアミン−臭化水素触媒系
による方法(特開昭53−30698号公報)、コバル
ト塩−アミン触媒系による方法(特公昭42−4673
号公報)か挙げられる。
性化合物−アミン触媒系による方法(特開昭57−44
625号公報)、マンガンキレート触媒系による方法(
特公昭59−21895号公報)、塩基性第2銅塩−ジ
アミン−3級アミン−2級モノアミン−臭化水素触媒系
による方法(特開昭53−30698号公報)、コバル
ト塩−アミン触媒系による方法(特公昭42−4673
号公報)か挙げられる。
ポリフェニレンエーテル樹脂で前記の赤リン母粒子表面
を被覆する方法としては、前記の赤リン母粒子表面をポ
リフェニレンエーテル樹脂で被覆てきるならどのような
方法を採用しても差し支えない。被覆する方法の例とし
て、特開昭62−83029号、特開昭62−1406
36号各公報に記載しである衝撃式打撃手段を用いて前
記の赤リン母粒子の表面にポリフェニレンエーテル樹脂
を被覆させる方法、又はポリフェニレンエーテル樹脂の
有機溶媒溶液に前記の赤リン母粒子を懸濁させて赤リン
母粒子表面にポリフェニレンエーテル樹脂の有機溶媒溶
液を付着させた後、乾燥させる方法等かある。
を被覆する方法としては、前記の赤リン母粒子表面をポ
リフェニレンエーテル樹脂で被覆てきるならどのような
方法を採用しても差し支えない。被覆する方法の例とし
て、特開昭62−83029号、特開昭62−1406
36号各公報に記載しである衝撃式打撃手段を用いて前
記の赤リン母粒子の表面にポリフェニレンエーテル樹脂
を被覆させる方法、又はポリフェニレンエーテル樹脂の
有機溶媒溶液に前記の赤リン母粒子を懸濁させて赤リン
母粒子表面にポリフェニレンエーテル樹脂の有機溶媒溶
液を付着させた後、乾燥させる方法等かある。
衝撃式打撃手段を用いて前記の赤リン母粒子表面に前述
の被覆すべきポリフェニレンエーテル樹脂などの材料を
被覆させる方法を更に詳しく説明すると、母粒子となる
前記赤リン粒子と子粒子となる前記被覆材料とを混合し
、これを多数の突起を有した密閉容器(ケーシング)と
、その内部に多数の突起を有し た回転板を有する装置
に導入し、回転板を5〜160 m/secの周速度で
回転させ、多量のガス(空気または不活性ガス)を自己
循環させる。この結果、粉体粒子群は瞬間的な打撃作用
を何回も繰り返して受けるため、子粒子は母粒子の表面
に埋設または強固に固着し、母粒子表面を子粒子で被覆
することができる。
の被覆すべきポリフェニレンエーテル樹脂などの材料を
被覆させる方法を更に詳しく説明すると、母粒子となる
前記赤リン粒子と子粒子となる前記被覆材料とを混合し
、これを多数の突起を有した密閉容器(ケーシング)と
、その内部に多数の突起を有し た回転板を有する装置
に導入し、回転板を5〜160 m/secの周速度で
回転させ、多量のガス(空気または不活性ガス)を自己
循環させる。この結果、粉体粒子群は瞬間的な打撃作用
を何回も繰り返して受けるため、子粒子は母粒子の表面
に埋設または強固に固着し、母粒子表面を子粒子で被覆
することができる。
本発明に用いるポリフェニレンエーテル樹脂は、衝撃式
打撃手段を用いて前記赤リン母粒子の表面にポリフェニ
レンエーテル樹脂を被覆させる場合は、50μm以下の
粒子状のものか好ましい。50μm以下のポリフェニレ
ンエーテル粒子は、酸化重合を行う際、沈殿重合法を採
用し、適切な重合条件を選ぶことにより容易に得ること
ができる。
打撃手段を用いて前記赤リン母粒子の表面にポリフェニ
レンエーテル樹脂を被覆させる場合は、50μm以下の
粒子状のものか好ましい。50μm以下のポリフェニレ
ンエーテル粒子は、酸化重合を行う際、沈殿重合法を採
用し、適切な重合条件を選ぶことにより容易に得ること
ができる。
沈殿重合法によって得られるポリフェニレンエーテル粒
子か50μmより大きい場合、又は溶液重合法を採用し
、メタノール再沈法なとて得られたポリフェニレンエー
テル粒子が50μmより大きい場合は、粉砕して50μ
m以下の粒子状にして用いるのか好ましい。
子か50μmより大きい場合、又は溶液重合法を採用し
、メタノール再沈法なとて得られたポリフェニレンエー
テル粒子が50μmより大きい場合は、粉砕して50μ
m以下の粒子状にして用いるのか好ましい。
ポリフェニレンエーテル樹脂の有機溶媒溶液に赤リン母
粒子を懸濁させて赤リン母粒子表面にポリフェニレンエ
ーテル樹脂の有機溶媒溶液を付着させた後、乾燥させる
方法を用いる場合は、酸化重合で得たポリフェニレンエ
ーテルをポリフェニレンエーテル樹脂に溶解可能な有機
溶媒に溶解させた溶液を用いる。 用いられる有機溶媒
としては、ポリフェニレンエーテル樹脂を溶解できるも
のであれは何を使用しても差し支えないが、使用てきる
有機溶媒の例として、塩化メチレン、クロロホルム、四
塩化炭素、1. I’、 1−トリクロロエタン等
のハロゲン化炭化水素、クロロベンセン、ジクロロベン
ゼン、トリクロロベンゼン等の芳香族ハロゲン化物、ベ
ンゼン、トル壬ン、キシレン等のBTX類が挙げられる
。
粒子を懸濁させて赤リン母粒子表面にポリフェニレンエ
ーテル樹脂の有機溶媒溶液を付着させた後、乾燥させる
方法を用いる場合は、酸化重合で得たポリフェニレンエ
ーテルをポリフェニレンエーテル樹脂に溶解可能な有機
溶媒に溶解させた溶液を用いる。 用いられる有機溶媒
としては、ポリフェニレンエーテル樹脂を溶解できるも
のであれは何を使用しても差し支えないが、使用てきる
有機溶媒の例として、塩化メチレン、クロロホルム、四
塩化炭素、1. I’、 1−トリクロロエタン等
のハロゲン化炭化水素、クロロベンセン、ジクロロベン
ゼン、トリクロロベンゼン等の芳香族ハロゲン化物、ベ
ンゼン、トル壬ン、キシレン等のBTX類が挙げられる
。
赤リン粒子表面に被覆されるポリフェニレンエーテル樹
脂の量は、赤リン100重量部に対して2〜100重量
部か好ましい。より好ましくは5〜70重量部である。
脂の量は、赤リン100重量部に対して2〜100重量
部か好ましい。より好ましくは5〜70重量部である。
本発明の赤リン系難燃剤は、殆んどの熱硬化性樹脂、熱
可塑性樹脂に適用でき、飛躍的な難燃効果を発揮するこ
とかできる。適用可能な代表的な熱硬化性樹脂としては
、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂1.メラミ
ン樹脂等が挙げられる。
可塑性樹脂に適用でき、飛躍的な難燃効果を発揮するこ
とかできる。適用可能な代表的な熱硬化性樹脂としては
、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂1.メラミ
ン樹脂等が挙げられる。
適用可能な代表的な熱可塑性樹脂としては、ポリアミド
、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリスチレン、A
BS樹脂、ポリオリフイン、変性PPE樹脂、ポリオキ
シメチレン、ポリアクリレート、熱可塑性ポリウレタン
等か挙げられる。
、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリスチレン、A
BS樹脂、ポリオリフイン、変性PPE樹脂、ポリオキ
シメチレン、ポリアクリレート、熱可塑性ポリウレタン
等か挙げられる。
〔実施例〕・
実施例 1
母粒子としてフェノール樹脂で被覆された平均粒径60
μmの赤リン(以後PIとする)、子粒子として平均粒
径5μmのポリフェニレンエーテル樹脂を原料にして、
衝撃式打撃装置(奈良機械製作所■製 ハイブリダイサ
ー NH3−1型機)を用いて、赤リン粒子の表面にポ
リフェニレンエーテル粒子を固着被覆させた。走査型電
子顕微鏡による観察で、赤リン粒子の表面にポリフェニ
レンエーテル粒子か固着被覆しているのが観察された。
μmの赤リン(以後PIとする)、子粒子として平均粒
径5μmのポリフェニレンエーテル樹脂を原料にして、
衝撃式打撃装置(奈良機械製作所■製 ハイブリダイサ
ー NH3−1型機)を用いて、赤リン粒子の表面にポ
リフェニレンエーテル粒子を固着被覆させた。走査型電
子顕微鏡による観察で、赤リン粒子の表面にポリフェニ
レンエーテル粒子か固着被覆しているのが観察された。
また、該粒子をクロロホルムによってポリフェニレンエ
ーテルを抽出し、重量測定した結果、赤リン100重量
部に対して22重量部のポリフェニレンエーテルか固着
しているこ一七が分析された。(以後赤リン系難燃剤A
とする) 実施例 2 母粒子として水酸化アルミニウムで被覆された平均粒系
40μmの赤リン(以後P2とする)を用いた以外は実
施例1と同じ操作を行った。ポリフェニレンエーテルの
固着量は19重量部であった。(以後赤リン系難燃剤B
とする) 実施例 3 母粒子として内側か水酸化アルミニウム、外側かフェノ
ール樹脂て二重に被覆された平均粒径45μmの赤リン
(以後P3とする)を用いた以外は実施例1と同じ操作
を行った。ポリフェニレンエーテルの固着量は15重量
部であった。
ーテルを抽出し、重量測定した結果、赤リン100重量
部に対して22重量部のポリフェニレンエーテルか固着
しているこ一七が分析された。(以後赤リン系難燃剤A
とする) 実施例 2 母粒子として水酸化アルミニウムで被覆された平均粒系
40μmの赤リン(以後P2とする)を用いた以外は実
施例1と同じ操作を行った。ポリフェニレンエーテルの
固着量は19重量部であった。(以後赤リン系難燃剤B
とする) 実施例 3 母粒子として内側か水酸化アルミニウム、外側かフェノ
ール樹脂て二重に被覆された平均粒径45μmの赤リン
(以後P3とする)を用いた以外は実施例1と同じ操作
を行った。ポリフェニレンエーテルの固着量は15重量
部であった。
(以後赤リン系難燃剤Cとする)
実施例 4
ポリフェニレンエーテル樹脂100gをクロロホルム1
.000 gに溶解し、この溶液にフェノール樹脂で被
覆された平均粒径15μmの赤リン(以後P4とする)
100.gを懸濁させて50°Cて30分間攪拌した。
.000 gに溶解し、この溶液にフェノール樹脂で被
覆された平均粒径15μmの赤リン(以後P4とする)
100.gを懸濁させて50°Cて30分間攪拌した。
濾過後、風乾したのち、窒素下で150°C130分間
、乾燥して粒子の表面にポリフェニレンエーテル樹脂が
被覆された赤リンを得た。該粒子をクロロホルムによっ
てポリフェニレンエーテルを抽出し、重量測定した結果
、赤リンに対して10重量部のポリフェニレンエーテル
か付着していることが分析された。(以後赤リン系難燃
剤りとする) 実施例 5 水酸化アルミニウムで被覆された平均粒径20μmの赤
リン(以後P5とする)を用いた以外は、実施例4と同
じ操作を行った。ポリフェニレンエーテルの付着量は1
2重量部であった。(以後赤リン系難燃剤Eとする) 実施例 6 内側が水酸化アルミニウム、外側がフェノール樹脂で二
重に被覆された平均粒径20μmの赤リン(以後P6と
する)を用いた以外は、実施例4と同じ操作を行った。
、乾燥して粒子の表面にポリフェニレンエーテル樹脂が
被覆された赤リンを得た。該粒子をクロロホルムによっ
てポリフェニレンエーテルを抽出し、重量測定した結果
、赤リンに対して10重量部のポリフェニレンエーテル
か付着していることが分析された。(以後赤リン系難燃
剤りとする) 実施例 5 水酸化アルミニウムで被覆された平均粒径20μmの赤
リン(以後P5とする)を用いた以外は、実施例4と同
じ操作を行った。ポリフェニレンエーテルの付着量は1
2重量部であった。(以後赤リン系難燃剤Eとする) 実施例 6 内側が水酸化アルミニウム、外側がフェノール樹脂で二
重に被覆された平均粒径20μmの赤リン(以後P6と
する)を用いた以外は、実施例4と同じ操作を行った。
ポリフェニレンエーテルの付着量は12重量部てあった
。(以後赤リン系難燃剤Fとする) 実施例 7 耐衝撃性ポリスチレン(旭化成工業■スタイロン495
)100部と実施例1の赤リン系難燃剤A20部を2軸
押出機で混線押出した。得られたペレットを射出成型機
で成型し、UL94に従って難燃性の評価を実施したと
ころ、■−〇であった。
。(以後赤リン系難燃剤Fとする) 実施例 7 耐衝撃性ポリスチレン(旭化成工業■スタイロン495
)100部と実施例1の赤リン系難燃剤A20部を2軸
押出機で混線押出した。得られたペレットを射出成型機
で成型し、UL94に従って難燃性の評価を実施したと
ころ、■−〇であった。
実施例 8〜12
樹脂成分及び赤リン系難燃剤の種類と量を表−1記載の
ものに変更した以外は実施例7と同し操作を行い、表−
1記載の結果を得た。
ものに変更した以外は実施例7と同し操作を行い、表−
1記載の結果を得た。
比較例 1〜12
樹脂成分及び赤リン系難燃剤の種類と量を表=1記載の
ものに変更した以外は実施例7と同じ操作を行い、表−
1記載の結果を得た。
ものに変更した以外は実施例7と同じ操作を行い、表−
1記載の結果を得た。
比較例 13〜17
樹脂成分及び赤リン系難燃剤の種類と量を表−2記載の
ものに変更した以外は実施例7と同し操作を行い、表−
2記載の結果を得た。
ものに変更した以外は実施例7と同し操作を行い、表−
2記載の結果を得た。
以下余白
〔発明の効果〕
赤リンを水酸化アルミニウム若しくは水酸化亜鉛で被覆
したもの、又は赤リンを熱硬化性樹脂で被覆したもの、
又は赤リンを水酸化アルミニウム若しくは水酸化亜鉛及
び−熱硬化性樹脂で二重に被覆したもの、の表面をポリ
フェニレンエーテル樹脂で被覆することにより、合成樹
脂用の難燃剤としてその難燃効果と成形品の色調か向上
した赤リン系難燃剤を提供することができる。
したもの、又は赤リンを熱硬化性樹脂で被覆したもの、
又は赤リンを水酸化アルミニウム若しくは水酸化亜鉛及
び−熱硬化性樹脂で二重に被覆したもの、の表面をポリ
フェニレンエーテル樹脂で被覆することにより、合成樹
脂用の難燃剤としてその難燃効果と成形品の色調か向上
した赤リン系難燃剤を提供することができる。
特許出願人 旭化成工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、赤リンを熱硬化性樹脂とポリフェニレンエーテル樹
脂とで被覆したことを特徴とする赤リン系難燃剤。 2、赤リンを水酸化アルミニウム若しくは水酸化亜鉛と
ポリフェニレンエーテル樹脂とて被覆したことを特徴と
する赤リン系難燃剤。 3、赤リンを水酸化アルミニウム若しくは水酸化亜鉛、
熱硬化性樹脂及びポリフェニレンエーテル樹脂で被覆し
たことを特徴とする赤リン系難燃剤。 4、赤リン粒子の表面を衝撃式打撃手段を用いて熱硬化
性樹脂とポリフェニレンエーテル樹脂又は水酸化アルミ
ニウム若しくは水酸化亜鉛とポリフェニレンエーテル樹
脂又は水酸化アルミニウム若しくは水酸化亜鉛、熱硬化
性樹脂及びポリフェニレンエーテル樹脂で被覆すること
を特徴とする赤リン系難燃剤の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29525890A JPH04170447A (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 被覆された赤リン系難燃剤及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29525890A JPH04170447A (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 被覆された赤リン系難燃剤及びその製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04170447A true JPH04170447A (ja) | 1992-06-18 |
Family
ID=17818264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29525890A Pending JPH04170447A (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | 被覆された赤リン系難燃剤及びその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04170447A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6579925B1 (en) | 2000-02-16 | 2003-06-17 | General Electric Company | Poly(arylene ether)-polystyrene composition |
-
1990
- 1990-11-02 JP JP29525890A patent/JPH04170447A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6579925B1 (en) | 2000-02-16 | 2003-06-17 | General Electric Company | Poly(arylene ether)-polystyrene composition |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1316627C (en) | Metal acetylacetonate/alkylphenol curing catalyst for polycyanate esters of polyhydric phenols | |
| IE42841B1 (en) | Flameproofed plastics compositions | |
| Chang et al. | Preparation and characterization of double‐layered microencapsulated red phosphorus and its flame retardance in poly (lactic acid) | |
| CN103319748B (zh) | 磷氮复合型阻燃剂及其制备方法 | |
| Xu et al. | Study on pentaerythritol–zinc as a novel thermal stabilizer for rigid poly (vinyl chloride) | |
| Zhao et al. | Excellent role of Cu2O on fire safety of epoxy resin with ammonium polyphosphate based on the construction of self‐intumescent flame retardant system | |
| CN106220936A (zh) | 一种高cti微胶囊包覆红磷阻燃剂母粒及其制备方法 | |
| CN113004575A (zh) | 一种阻燃高分子树脂包覆红磷阻燃剂及其制备方法 | |
| US3936399A (en) | Process of producing phenolic chelate resin using iminodiacetic acid | |
| Timur et al. | Synthesis of Schiff base–containing benzoxazine derivatives | |
| CN106046681B (zh) | 一种亚麻纤维素基磷系膨胀型阻燃剂及其制备方法和应用 | |
| Azizollahi et al. | Fe3O4‐SAHPG‐Pd0 nanoparticles: A ligand‐free and low Pd loading quasiheterogeneous catalyst active for mild Suzuki–Miyaura coupling and C H activation of pyrimidine cores | |
| GB2168707A (en) | Microcapsules for flameproofing polymeric material | |
| GB1590353A (en) | Phenolic chelate resin and method of adsorption treatment | |
| JPH04170447A (ja) | 被覆された赤リン系難燃剤及びその製法 | |
| JP5315683B2 (ja) | 難燃性熱可塑性ポリエステル樹脂組成物 | |
| JP2001072830A (ja) | ポリアセタール樹脂組成物およびその製造方法 | |
| Hajibeygi et al. | New nanocomposites based on polyamide containing imine groups reinforced with functionalized polyethyleneimine‐modified ZnO nanoparticles; fabrication, characterization and lead ion adsorption studies | |
| JPH09302237A (ja) | 難燃性熱可塑性重合体組成物 | |
| Dong et al. | Flame retardancy and mechanical properties of ferrum ammonium phosphate–halloysite/epoxy polymer nanocomposites | |
| Gao et al. | Thermal degradation and flame retardance of epoxy resins containing a microencapsulated flame retardant | |
| JPH04168132A (ja) | ポリフェニレンエーテルで被覆された赤リン系難燃剤及びその製造法 | |
| Zhu et al. | Preparation of novel hybrid inorganic–organic hollow microspheres via a self‐template approach | |
| US4028284A (en) | Phenolic chelate resin | |
| CA2109915A1 (en) | Phenolic resins for reinforced composites |