JPH0417161Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0417161Y2 JPH0417161Y2 JP1989151972U JP15197289U JPH0417161Y2 JP H0417161 Y2 JPH0417161 Y2 JP H0417161Y2 JP 1989151972 U JP1989151972 U JP 1989151972U JP 15197289 U JP15197289 U JP 15197289U JP H0417161 Y2 JPH0417161 Y2 JP H0417161Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catheter
- cuff
- tip
- shaft
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、直腸内に挿入し腸内の検査、腸内の
内容物の排出、製復術等に用いるバルーンカテー
テルに係り、特に高齢者や下半身麻痺などの肛門
括約筋の収縮が弱い者に好適なバルーンカテーテ
ルに関する。
内容物の排出、製復術等に用いるバルーンカテー
テルに係り、特に高齢者や下半身麻痺などの肛門
括約筋の収縮が弱い者に好適なバルーンカテーテ
ルに関する。
(従来の技術と考案が解決する課題)
近年、欧米式の食生活の普及に伴い、大腸癌が
増えつつあり、また高齢化が進むにつれて、注腸
造影は大腸フアイバースコープとともに、大腸癌
の早期発見には欠かすことのできない重要な検査
となつてきた。注腸造影検査の需要は年ごとに増
加の一途をたどつており、特に高齢者を対象とす
る注腸造影検査の頻度が高くなつてきている。そ
れとともに、検査に伴うさまざまな障害が日常診
療で大きな問題となつてきている。
増えつつあり、また高齢化が進むにつれて、注腸
造影は大腸フアイバースコープとともに、大腸癌
の早期発見には欠かすことのできない重要な検査
となつてきた。注腸造影検査の需要は年ごとに増
加の一途をたどつており、特に高齢者を対象とす
る注腸造影検査の頻度が高くなつてきている。そ
れとともに、検査に伴うさまざまな障害が日常診
療で大きな問題となつてきている。
この検査に用いるバルーンカテーテルとして、
カフ部が1つのものと2つのもの(二連式)があ
るが、これら従来のカテーテルはそのカフ部(二
連式では直腸内側のカフ部)へ送入するエアの量
がせいぜい30c.c.(カフ部の軸径を13mmとした場
合、カフ部の膨張した径は約4cm位)であるか
ら、肛門括約筋の収縮力が低下した高齢者や下半
身麻痺患者では、撮影中に該カテーテルがしばし
ば脱落し、造影剤が漏れて撮影台や検査着を汚染
すると共に該造影剤の汚染による被害がはなはだ
しく、オーバーホールに時間と経費がかかつてい
る。又撮影中に該カテーテルが脱落すると、大腸
に注入された空気や造影剤が漏れて正しい画像が
得られず、診断の価値が半減し、また、造影剤、
特にバリウムは乾燥が早いため、脱落後該カテー
テルを再度挿入して造影剤を注入しても、大腸の
粘膜の細部まで撮影することは困難である。さら
に、何度も撮影を繰り返すことは、被爆も増大し
時間も長くかかり、特に体位変換が自力でできな
い高齢者では、介助にも多大な労力を要するだけ
でなく、患者にとつても非常に苦痛となる。
カフ部が1つのものと2つのもの(二連式)があ
るが、これら従来のカテーテルはそのカフ部(二
連式では直腸内側のカフ部)へ送入するエアの量
がせいぜい30c.c.(カフ部の軸径を13mmとした場
合、カフ部の膨張した径は約4cm位)であるか
ら、肛門括約筋の収縮力が低下した高齢者や下半
身麻痺患者では、撮影中に該カテーテルがしばし
ば脱落し、造影剤が漏れて撮影台や検査着を汚染
すると共に該造影剤の汚染による被害がはなはだ
しく、オーバーホールに時間と経費がかかつてい
る。又撮影中に該カテーテルが脱落すると、大腸
に注入された空気や造影剤が漏れて正しい画像が
得られず、診断の価値が半減し、また、造影剤、
特にバリウムは乾燥が早いため、脱落後該カテー
テルを再度挿入して造影剤を注入しても、大腸の
粘膜の細部まで撮影することは困難である。さら
に、何度も撮影を繰り返すことは、被爆も増大し
時間も長くかかり、特に体位変換が自力でできな
い高齢者では、介助にも多大な労力を要するだけ
でなく、患者にとつても非常に苦痛となる。
又上記造影剤は粘液と混ざると悪臭を放ち、そ
のうえ清拭しても落ちにくく、撮影中に脱落を認
めた場合は、看護婦は即座に患者の検査着を脱が
せ、汚れた身体や撮影台を清拭し、また、撮影室
の臭い消すために出入口のドアを開放して、臭い
消しのスプレーを散布したりする。さらに、病院
等に患者専用のシヤワーがない場合は、検査後に
患者を更衣室に案内して皮膚にこびりついた造影
剤を温めた消毒液で清拭したりしており、こうし
たことが患者に精神的打撃を与えている。
のうえ清拭しても落ちにくく、撮影中に脱落を認
めた場合は、看護婦は即座に患者の検査着を脱が
せ、汚れた身体や撮影台を清拭し、また、撮影室
の臭い消すために出入口のドアを開放して、臭い
消しのスプレーを散布したりする。さらに、病院
等に患者専用のシヤワーがない場合は、検査後に
患者を更衣室に案内して皮膚にこびりついた造影
剤を温めた消毒液で清拭したりしており、こうし
たことが患者に精神的打撃を与えている。
(課題を解決するための手段)
本考案は、腸内の検査に係わる者として医学上
の根拠に基づいた幾度の試作研究により、バルー
ンカテーテルのカフ部の長さを約4cmとしこれに
約70c.c.のエアを送入して膨張させればよいことに
創作が至り、これによりカテーテルの抜出を防止
することができると共に造影剤等の腸内内容物の
漏れを防ぐことができた。
の根拠に基づいた幾度の試作研究により、バルー
ンカテーテルのカフ部の長さを約4cmとしこれに
約70c.c.のエアを送入して膨張させればよいことに
創作が至り、これによりカテーテルの抜出を防止
することができると共に造影剤等の腸内内容物の
漏れを防ぐことができた。
(実施例)
図示のものは、腸内を検査するために使用する
注腸用カテーテルを示す。該カテーテル本体1は
軸部2、カフ部3を有し、該軸部はシリコン、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリウレタン等適
度の腰と柔らかさを有する材質で形成され、又カ
フ部はシリコンゴム、軟質ポリ塩化ビニル、ポリ
酢酸ビニル、ラテツクスゴム等膨らみ得る材質で
形成されるが、図示のものでは軸部を上記シリコ
ンで、又カフ部をシリコンゴムで形成している。
注腸用カテーテルを示す。該カテーテル本体1は
軸部2、カフ部3を有し、該軸部はシリコン、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリウレタン等適
度の腰と柔らかさを有する材質で形成され、又カ
フ部はシリコンゴム、軟質ポリ塩化ビニル、ポリ
酢酸ビニル、ラテツクスゴム等膨らみ得る材質で
形成されるが、図示のものでは軸部を上記シリコ
ンで、又カフ部をシリコンゴムで形成している。
上記軸部は、図示のものにおいて1.3cm(Fr36)
の径を有し、そのチツプ4の長さが約1.5cmで、
これより約4cmの長さのカフ部が形成されてい
る。該軸部はその他種々の径に形成される。
の径を有し、そのチツプ4の長さが約1.5cmで、
これより約4cmの長さのカフ部が形成されてい
る。該軸部はその他種々の径に形成される。
上記カテーテルを肛門5より直腸6内に挿入
し、バルブ7を有するエア注入口8よりエア注入
用注射器9等を用いてエアを約70c.c.注入し、該エ
アは軸部内のエア流路10を通りカフ部に入り、
該カフ部の径が約6cmに膨張する(第1図)。こ
れにより該カフ部は直腸内の壁面に密着し使用中
に抜去することがない。
し、バルブ7を有するエア注入口8よりエア注入
用注射器9等を用いてエアを約70c.c.注入し、該エ
アは軸部内のエア流路10を通りカフ部に入り、
該カフ部の径が約6cmに膨張する(第1図)。こ
れにより該カフ部は直腸内の壁面に密着し使用中
に抜去することがない。
次いで、造影剤とエアを軸部の注入口11より
流路12を通つて腸内に送り込み、腸内を撮影す
る。上記軸部のチツプには流出口13が形成さ
れ、この場合は側面にも孔14が設けられてい
る。該チツプの先端及び該流出口、側孔14の周
面は丸く加工され、その挿入が円滑に行われると
共に腸壁を傷つけないようにしている。
流路12を通つて腸内に送り込み、腸内を撮影す
る。上記軸部のチツプには流出口13が形成さ
れ、この場合は側面にも孔14が設けられてい
る。該チツプの先端及び該流出口、側孔14の周
面は丸く加工され、その挿入が円滑に行われると
共に腸壁を傷つけないようにしている。
検査後は、腸内の上記造影剤及びエアを回収
し、カフ部のエアを排出させて後カテーテルを抜
き取る。
し、カフ部のエアを排出させて後カテーテルを抜
き取る。
上記チツプは、軸部の材質よりも比重の思い他
の材質で軸部に一体に形成し、造影性をもたせ、
撮影の際にチツプの位置を確認できるようにして
いる。また上記軸部にはその側面に該チツプと同
様の材質でライン15を設けている。該チツプ及
びラインはグリーンその他適宜の色に着色され
る。
の材質で軸部に一体に形成し、造影性をもたせ、
撮影の際にチツプの位置を確認できるようにして
いる。また上記軸部にはその側面に該チツプと同
様の材質でライン15を設けている。該チツプ及
びラインはグリーンその他適宜の色に着色され
る。
第3図は、チツプ部に金属を設けた場合を示
し、これにより撮影の際にチツプの位置を確認し
ている。なおこの場合、該チツプ部及びラインに
金属線、金属片を嵌合したり、金属液を塗布した
り、金属粉を混入したりしてその位置を確認する
ようにしてもよい。又上記軸部を透明または半透
明にしておくと、造影剤を回収するとき等にこれ
に混じる血液や内容物等を見ることができる。
し、これにより撮影の際にチツプの位置を確認し
ている。なおこの場合、該チツプ部及びラインに
金属線、金属片を嵌合したり、金属液を塗布した
り、金属粉を混入したりしてその位置を確認する
ようにしてもよい。又上記軸部を透明または半透
明にしておくと、造影剤を回収するとき等にこれ
に混じる血液や内容物等を見ることができる。
上記軸部の側面には適宜目盛り19が設けられ
る。
る。
上記カテーテルを用いて患者173人について検
査してみたところ、撮影中の脱落は173人中1件
もなかつた。また、該カテーテル留置中に、カテ
ーテルの側壁を伝つて造影剤が漏れた人は173人
中22人で、その中の17人は側壁の少量の漏れにと
どまり、3人は検査着や撮影台の汚染を認めた。
この3例のうち2例は、体動の困難な全面介助を
要する、ひどく痩せて肛門括約筋の弛緩した同一
人物であり、下の1例も、体力が低下してひどく
痩せた患者であつた。
査してみたところ、撮影中の脱落は173人中1件
もなかつた。また、該カテーテル留置中に、カテ
ーテルの側壁を伝つて造影剤が漏れた人は173人
中22人で、その中の17人は側壁の少量の漏れにと
どまり、3人は検査着や撮影台の汚染を認めた。
この3例のうち2例は、体動の困難な全面介助を
要する、ひどく痩せて肛門括約筋の弛緩した同一
人物であり、下の1例も、体力が低下してひどく
痩せた患者であつた。
(考案の効果)
本考案は上記のように構成されているので、検
査時に高齢者や下半身麻痺者その他肛門括約筋の
収縮が不十分な者でもカテーテルが抜け出てしま
うことがないと共に該造影剤等の漏洩がほとんど
なく、従つて流出した造影剤等で検査機器や衣服
を汚すことがないし、又これにより患者の精神的
苦痛が軽減される。しかも構造が簡素化されてい
るので使い易くかつ経済的に製造することができ
る。又カテーテルの軸部を透明、半透明にすれ
ば、回収時に直接腸内の内容物を見ることがで
き、腸内の状態を知ることができる。更にカテー
テルのチツプ部の材質を変えることによつてエツ
クス線の透過量を変え、その透過量の違いによつ
てチツプの腸内での位置を知ることもできる。
査時に高齢者や下半身麻痺者その他肛門括約筋の
収縮が不十分な者でもカテーテルが抜け出てしま
うことがないと共に該造影剤等の漏洩がほとんど
なく、従つて流出した造影剤等で検査機器や衣服
を汚すことがないし、又これにより患者の精神的
苦痛が軽減される。しかも構造が簡素化されてい
るので使い易くかつ経済的に製造することができ
る。又カテーテルの軸部を透明、半透明にすれ
ば、回収時に直接腸内の内容物を見ることがで
き、腸内の状態を知ることができる。更にカテー
テルのチツプ部の材質を変えることによつてエツ
クス線の透過量を変え、その透過量の違いによつ
てチツプの腸内での位置を知ることもできる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部省
略した断面図、第2図は軸部の拡大横断面図、第
3図は他の例のチツプ部の拡大断面図である。 2……軸部、3……カフ部、4……チツプ、1
0……エア流路、12……流路。
略した断面図、第2図は軸部の拡大横断面図、第
3図は他の例のチツプ部の拡大断面図である。 2……軸部、3……カフ部、4……チツプ、1
0……エア流路、12……流路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 体内の直腸部に挿入されるバルーンカテーテ
ルであつて、該カテーテルは、長さが約4cmで
使用時にエアを約70c.c.送入した状態に膨張し得
るカフ部を備えたことを特徴とするバルーンカ
テーテル。 2 上記カテーテルの軸部を透明もしくは半透明
に形成した請求項1に記載のバルーンカテーテ
ル。 3 上記カテーテルのチツプに造影性をもたせた
請求項1または2に記載のバルーンカテーテ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989151972U JPH0417161Y2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989151972U JPH0417161Y2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0391357U JPH0391357U (ja) | 1991-09-18 |
| JPH0417161Y2 true JPH0417161Y2 (ja) | 1992-04-16 |
Family
ID=31698253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989151972U Expired JPH0417161Y2 (ja) | 1989-12-29 | 1989-12-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0417161Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7147627B2 (en) | 2002-08-21 | 2006-12-12 | Hollister Incorporated | Bowel management system |
| US8016816B2 (en) | 2003-09-09 | 2011-09-13 | Convatec Technologies Inc. | Fecal management appliance and method and apparatus for introducing same |
| JP5534542B1 (ja) * | 2013-10-30 | 2014-07-02 | 株式会社リライズメディカルシステムズ | バルーンカテーテル |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5753567U (ja) * | 1980-09-12 | 1982-03-29 | ||
| US4820349A (en) * | 1987-08-21 | 1989-04-11 | C. R. Bard, Inc. | Dilatation catheter with collapsible outer diameter |
-
1989
- 1989-12-29 JP JP1989151972U patent/JPH0417161Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0391357U (ja) | 1991-09-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE60016387T2 (de) | Intravesikaler ballon | |
| US4686985A (en) | Anal dilator and occluder | |
| US9788992B2 (en) | Hydro-block air vent condom catheter and method of use | |
| US20020165427A1 (en) | Intravesicular device | |
| US4406655A (en) | Colon cleansing system and technique | |
| JP2006505322A (ja) | 体腔内で自由に移動可能な埋め込み可能な装置 | |
| US4403982A (en) | Colon cleansing system and technique | |
| JP2013501572A (ja) | 内部に含水流体の貯蔵場所を有するカテーテルおよび/またはこのカテーテルを使用するカテーテルパッケージおよびこのカテーテルの作製方法および/または使用方法 | |
| WO2010020985A1 (en) | An inflatable rectal sleeve device and method | |
| JPS6111111B2 (ja) | ||
| CN101991906A (zh) | 一种直肠球囊扩张导管 | |
| EP3153134B1 (en) | Device for controlling fecal incontinence | |
| JPH0417161Y2 (ja) | ||
| US3906948A (en) | Rectal applicator | |
| CN216417120U (zh) | 肛肠插管 | |
| JP2004357846A (ja) | 注腸カテーテル | |
| JPH0636831Y2 (ja) | 注腸透視用の薬液充填装置 | |
| CN210077967U (zh) | 一种肠镜检查用肠内容物防漏器 | |
| CN210019940U (zh) | 一种肠镜裤 | |
| Doig | ABC of colorectal diseases. Paediatric problems--I | |
| CN120204603B (zh) | 一种用于消化道肿瘤手术的肠道局部定向造影装置 | |
| CN213099904U (zh) | 一种ct下仿真内窥镜的灌肠设备套装器具 | |
| CN205988435U (zh) | 中药保留灌肠包 | |
| CN223275708U (zh) | 一种改良适用于肠镜排泄防护袋 | |
| Menzies‐Gow | Diagnostic endoscopy of the urinary tract of the horse |