JPH0417209Y2 - - Google Patents
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- JPH0417209Y2 JPH0417209Y2 JP19387186U JP19387186U JPH0417209Y2 JP H0417209 Y2 JPH0417209 Y2 JP H0417209Y2 JP 19387186 U JP19387186 U JP 19387186U JP 19387186 U JP19387186 U JP 19387186U JP H0417209 Y2 JPH0417209 Y2 JP H0417209Y2
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- mist
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Landscapes
- Filtering Materials (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
「産業上の利用分野」
本考案は、ダスト、ミストおよびヒユームを含
むガスの除害装置に関するものである。 「従来の技術」 製造工程の途中で発生する排ガス中にダスト、
ミストあるいはヒユームが含まれ、そのまま大気
中に放散できない場合には、それらの有害成分を
除去してから大気放散が行われるが、通常例えば
ボイラーの煙道ガス中に含まれる飛散灰などの除
去手段としては、一般に集塵器が用いられる。 集塵器には、機械式と電気式があり、機械式は
さらに湿式と乾式があるが、いずれも遠心力によ
つて分離させるものでその集塵率は余り高くな
い。 これに対して、集塵率の比較的高いものとして
各種充填材を用いた充填塔、あるいは多孔質板や
プレートに多数の孔を穿つた多孔板などが一般に
用いられている。 一方、電気式のものは、コツトレルが代表的で
集塵率は98%程度と高い。 「考案が解決しようとする問題点」 排ガス中に微小なダスト、ミストあるいはヒユ
ームを含むものとして、例えば鋼板の表面を塩酸
で洗浄した廃塩酸溶液を焙焼法を用いて塩酸を回
収し、同時に塩化鉄を製造する場合に発生する酸
化鉄のダスト、塩酸ミストおよび塩酸ヒユームを
含んだ排ガスがある。 この排ガスは、前記の機械式集塵器では、集塵
率が低過ぎ、電気集塵器では、障害コストが非常
に高く、かつ塩酸のミストやヒユームのような腐
食性物質に対しては材質上の問題がある。 本考案は、かくの如き従来の問題を解決するこ
とを目的とする。 「問題点を解決するための手段」 本考案は、一方にガスの入口を有し、他方にガ
スの出口を有するガス通路の途中に、一方向に配
列された疎水性の繊維から成るマツトを、その繊
維方向が一致しないように複数枚重ね合わせて装
着したことを特徴とするダスト、ミストおよびヒ
ユームを含むガスの除害装置である。 「実施例」 以下に、本考案の詳細を実施例に基づいて説明
する。 第1図は、本考案の一実施例を示すダスト、ミ
ストおよびヒユームを含むガスの除害装置の縦断
面図である。 第1図において、1は、下部のガスの入口2を
有し、上部にガスの出口3を有するガス通路であ
る。 ガス通路1は排ガスの処理量に応じて適宜の内
径を選定できる管あるいは角柱であり、その材質
も排ガスおよび有害成分の種類に応じて選定する
ことができる。 ガス通路1の上部1aおよび下部1bの空間に
は、それぞれノズル口を下方に向けた水洗ノズル
4,4を配設し、水洗ノズル4にはポンプ6を介
して水が供給されるようになつている。 一方、水洗ノズル5は、ポンプ7を介してガス
通路1の底部1cと管8で連設されたスプレー水
が循環するようになつている。 また、ガス通路1の底部1cには、洗浄水を抜
き出すためのバルブ9を有する管10が配設され
ている。 ガス通路1の上部1aは下部1bよりも断面積
を広くしておき、前記水洗ノズル4の下方に、一
方向に配列された疎水性の繊維から成るマツト1
1を、その繊維方向が90度の角度で交差するよう
に2枚重ね合わせて装着されている。 ガス通路1の下部1bには、前記水洗ノズル5
の下方で、かつガスの入口2の上方の位置に多孔
板12が装着されている。 前記ガス通路1の断面積を上部1aを広くする
ことにより、微粒子の残存する排ガスの流速を下
げてマツト11層に導入すると除害効果を高くす
る作用があり好ましいが必ずしも断面積を変える
必要はない。 前記マツトの素材は、ポリプロピレン等の疎水
性の繊維で繊維径が0.005〜0.05mmで見掛け密度
が0.1g/cm3程度になるように一方向に配列させ
たもので第2図に示す如く繊維方向の両端を適宜
の固定材料11aで固定すると扱い易く、繊維の
方向性を維持するためにも具合が良い。 繊維径が0.005mmより小さいと付着ミストの表
面張力の影響が出て、繊維層のスプレー洗浄が困
難になり、また0.05mmより大きいと繊維層の表面
積が小さくなつて、除害効果が低下し好ましくな
い。 また配列後の見掛け密度が0.1g/cm3未満の場
合は除害効果が低下し、また、0.1g/cm3を超え
ると繊維層における差圧が増大して好ましくな
い。 このようなマツトを繊維方向が一致しないよう
に複数枚重ね合わせて装着するが、除害効率を高
くするには、その交差角度を30度以上にするのが
好ましい。 前記多孔板としては、例えば厚さ4mmの鋼板に
孔径6mmの貫通孔を千鳥状に打抜いたもの等を用
いることができる。 また、多孔板の厚さ等も前記に限るものではな
い。 つぎに、上記の如く構成された本考案のダス
ト、ミストおよびヒユームを含むガスの除害装置
による鋼板酸洗廃液処理における排ガス処理の動
作例について説明する。 前記排ガス中には約150mg/Nm3の酸化鉄から
成るダストと、約90mg/Nm3の塩酸ミストおよび
塩酸ヒユームが含まれている。 この排ガスを本考案装置におけるガス通路1の
入口2から150Nm3/分の流速で導入する。 同時にポンプ6,7を駆動して水洗ノズル4,
5からそれぞれ500/分および30/分の水を
噴射すると、排ガスはガス通路1内を上昇し、ま
ず多孔板12層を通過し、続いてマツト11層を
通過して出口3から除害された排ガスとなつて排
出される。 この時の多孔板12を通過したスプレーノズル
5付近の排ガスおよびガス通路1の出口3におけ
る排ガス中のダストおよびミスト、ヒユームの含
有量は第1表のとおりであつた。 上記において使用した多孔板12の材質は
FRPでその層厚は10mm孔径は6mmである。 また、上記において使用したマツト11は、ポ
リプロピレン繊維(平均繊維径0.01mm)を0.1
g/c.c.ずつそれぞれ一方向に約50mmの厚さに配列
し、繊維方向が互いに直交するように重ね合わせ
たものである。 なお、比較例として前記マツト11のかわりに
前記と同じ量のガラス繊維(平均繊維径0.001mm)
を同じ層厚にして装着した時の除害結果は第1表
のとおりであつた。
むガスの除害装置に関するものである。 「従来の技術」 製造工程の途中で発生する排ガス中にダスト、
ミストあるいはヒユームが含まれ、そのまま大気
中に放散できない場合には、それらの有害成分を
除去してから大気放散が行われるが、通常例えば
ボイラーの煙道ガス中に含まれる飛散灰などの除
去手段としては、一般に集塵器が用いられる。 集塵器には、機械式と電気式があり、機械式は
さらに湿式と乾式があるが、いずれも遠心力によ
つて分離させるものでその集塵率は余り高くな
い。 これに対して、集塵率の比較的高いものとして
各種充填材を用いた充填塔、あるいは多孔質板や
プレートに多数の孔を穿つた多孔板などが一般に
用いられている。 一方、電気式のものは、コツトレルが代表的で
集塵率は98%程度と高い。 「考案が解決しようとする問題点」 排ガス中に微小なダスト、ミストあるいはヒユ
ームを含むものとして、例えば鋼板の表面を塩酸
で洗浄した廃塩酸溶液を焙焼法を用いて塩酸を回
収し、同時に塩化鉄を製造する場合に発生する酸
化鉄のダスト、塩酸ミストおよび塩酸ヒユームを
含んだ排ガスがある。 この排ガスは、前記の機械式集塵器では、集塵
率が低過ぎ、電気集塵器では、障害コストが非常
に高く、かつ塩酸のミストやヒユームのような腐
食性物質に対しては材質上の問題がある。 本考案は、かくの如き従来の問題を解決するこ
とを目的とする。 「問題点を解決するための手段」 本考案は、一方にガスの入口を有し、他方にガ
スの出口を有するガス通路の途中に、一方向に配
列された疎水性の繊維から成るマツトを、その繊
維方向が一致しないように複数枚重ね合わせて装
着したことを特徴とするダスト、ミストおよびヒ
ユームを含むガスの除害装置である。 「実施例」 以下に、本考案の詳細を実施例に基づいて説明
する。 第1図は、本考案の一実施例を示すダスト、ミ
ストおよびヒユームを含むガスの除害装置の縦断
面図である。 第1図において、1は、下部のガスの入口2を
有し、上部にガスの出口3を有するガス通路であ
る。 ガス通路1は排ガスの処理量に応じて適宜の内
径を選定できる管あるいは角柱であり、その材質
も排ガスおよび有害成分の種類に応じて選定する
ことができる。 ガス通路1の上部1aおよび下部1bの空間に
は、それぞれノズル口を下方に向けた水洗ノズル
4,4を配設し、水洗ノズル4にはポンプ6を介
して水が供給されるようになつている。 一方、水洗ノズル5は、ポンプ7を介してガス
通路1の底部1cと管8で連設されたスプレー水
が循環するようになつている。 また、ガス通路1の底部1cには、洗浄水を抜
き出すためのバルブ9を有する管10が配設され
ている。 ガス通路1の上部1aは下部1bよりも断面積
を広くしておき、前記水洗ノズル4の下方に、一
方向に配列された疎水性の繊維から成るマツト1
1を、その繊維方向が90度の角度で交差するよう
に2枚重ね合わせて装着されている。 ガス通路1の下部1bには、前記水洗ノズル5
の下方で、かつガスの入口2の上方の位置に多孔
板12が装着されている。 前記ガス通路1の断面積を上部1aを広くする
ことにより、微粒子の残存する排ガスの流速を下
げてマツト11層に導入すると除害効果を高くす
る作用があり好ましいが必ずしも断面積を変える
必要はない。 前記マツトの素材は、ポリプロピレン等の疎水
性の繊維で繊維径が0.005〜0.05mmで見掛け密度
が0.1g/cm3程度になるように一方向に配列させ
たもので第2図に示す如く繊維方向の両端を適宜
の固定材料11aで固定すると扱い易く、繊維の
方向性を維持するためにも具合が良い。 繊維径が0.005mmより小さいと付着ミストの表
面張力の影響が出て、繊維層のスプレー洗浄が困
難になり、また0.05mmより大きいと繊維層の表面
積が小さくなつて、除害効果が低下し好ましくな
い。 また配列後の見掛け密度が0.1g/cm3未満の場
合は除害効果が低下し、また、0.1g/cm3を超え
ると繊維層における差圧が増大して好ましくな
い。 このようなマツトを繊維方向が一致しないよう
に複数枚重ね合わせて装着するが、除害効率を高
くするには、その交差角度を30度以上にするのが
好ましい。 前記多孔板としては、例えば厚さ4mmの鋼板に
孔径6mmの貫通孔を千鳥状に打抜いたもの等を用
いることができる。 また、多孔板の厚さ等も前記に限るものではな
い。 つぎに、上記の如く構成された本考案のダス
ト、ミストおよびヒユームを含むガスの除害装置
による鋼板酸洗廃液処理における排ガス処理の動
作例について説明する。 前記排ガス中には約150mg/Nm3の酸化鉄から
成るダストと、約90mg/Nm3の塩酸ミストおよび
塩酸ヒユームが含まれている。 この排ガスを本考案装置におけるガス通路1の
入口2から150Nm3/分の流速で導入する。 同時にポンプ6,7を駆動して水洗ノズル4,
5からそれぞれ500/分および30/分の水を
噴射すると、排ガスはガス通路1内を上昇し、ま
ず多孔板12層を通過し、続いてマツト11層を
通過して出口3から除害された排ガスとなつて排
出される。 この時の多孔板12を通過したスプレーノズル
5付近の排ガスおよびガス通路1の出口3におけ
る排ガス中のダストおよびミスト、ヒユームの含
有量は第1表のとおりであつた。 上記において使用した多孔板12の材質は
FRPでその層厚は10mm孔径は6mmである。 また、上記において使用したマツト11は、ポ
リプロピレン繊維(平均繊維径0.01mm)を0.1
g/c.c.ずつそれぞれ一方向に約50mmの厚さに配列
し、繊維方向が互いに直交するように重ね合わせ
たものである。 なお、比較例として前記マツト11のかわりに
前記と同じ量のガラス繊維(平均繊維径0.001mm)
を同じ層厚にして装着した時の除害結果は第1表
のとおりであつた。
【表】
また、上記説明では1層の多孔板とマツトを組
合わせたものについて説明したが、複数の多孔板
を設けたり各種充填層あるいは電気集塵器等と組
合わせても良く、既存の設備が下流側にマツト層
を配設することによつても本考案と同様の除害効
果を得ることができる。 なお、本考案に用いるマツトは、素材が疎水性
であるため、目づまりを起こした場合にもマツト
の上部から散水することにより簡単に再生して再
使用することができる。 また、ガス通路1の底部1cにたまつた洗浄水
は適宜バルブ9を開いて管10から系外に抜き出
すことができる。 「考案の効果」 以上述べた如く、本考案のダスト、ミストおよ
びヒユームを含むガスの除害装置により微小なダ
スト、ミストおよびヒユームを極めて簡単な装置
で低コストで殆ど完全に除去することができる。
合わせたものについて説明したが、複数の多孔板
を設けたり各種充填層あるいは電気集塵器等と組
合わせても良く、既存の設備が下流側にマツト層
を配設することによつても本考案と同様の除害効
果を得ることができる。 なお、本考案に用いるマツトは、素材が疎水性
であるため、目づまりを起こした場合にもマツト
の上部から散水することにより簡単に再生して再
使用することができる。 また、ガス通路1の底部1cにたまつた洗浄水
は適宜バルブ9を開いて管10から系外に抜き出
すことができる。 「考案の効果」 以上述べた如く、本考案のダスト、ミストおよ
びヒユームを含むガスの除害装置により微小なダ
スト、ミストおよびヒユームを極めて簡単な装置
で低コストで殆ど完全に除去することができる。
第1図は、本考案の一実施例を示すダスト、ミ
ストおよびヒユームを含むガスの除害装置の縦断
面図、第2図は、本考案に用いるマツトの斜視図
である。 1……ガス通路、2……入口、3……出口、
4,5……水洗ノズル、11……マツト、12…
…多孔板。
ストおよびヒユームを含むガスの除害装置の縦断
面図、第2図は、本考案に用いるマツトの斜視図
である。 1……ガス通路、2……入口、3……出口、
4,5……水洗ノズル、11……マツト、12…
…多孔板。
Claims (1)
- 一方にガスの入口を有し、他方にガスの出口を
有するガス通路の途中に、一方向に配列された疎
水性の繊維から成るマツトを、その繊維方向が一
致しないように複数枚重ね合わせて装着したこと
を特徴とするダスト、ミストおよびヒユームを含
むガスの除害装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19387186U JPH0417209Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19387186U JPH0417209Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6398714U JPS6398714U (ja) | 1988-06-27 |
| JPH0417209Y2 true JPH0417209Y2 (ja) | 1992-04-17 |
Family
ID=31150303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19387186U Expired JPH0417209Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0417209Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6163623B1 (ja) * | 2016-06-29 | 2017-07-12 | 中国電力株式会社 | 気液分離器およびそれを用いた超臨界水ガス化システム |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH084697B2 (ja) * | 1991-03-16 | 1996-01-24 | 東レ株式会社 | 滴下性通気フィルターを用いた空気清浄システム |
| JP4526938B2 (ja) * | 2004-12-07 | 2010-08-18 | トリニティ工業株式会社 | 塗装ブース |
-
1986
- 1986-12-16 JP JP19387186U patent/JPH0417209Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6163623B1 (ja) * | 2016-06-29 | 2017-07-12 | 中国電力株式会社 | 気液分離器およびそれを用いた超臨界水ガス化システム |
| WO2018003033A1 (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-04 | 中国電力株式会社 | 気液分離器およびそれを用いた超臨界水ガス化システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6398714U (ja) | 1988-06-27 |
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