JPH0417656A - 車体パネル継ぎ目部分の平滑化方法 - Google Patents

車体パネル継ぎ目部分の平滑化方法

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JPH0417656A
JPH0417656A JP2120629A JP12062990A JPH0417656A JP H0417656 A JPH0417656 A JP H0417656A JP 2120629 A JP2120629 A JP 2120629A JP 12062990 A JP12062990 A JP 12062990A JP H0417656 A JPH0417656 A JP H0417656A
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joggle
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smoothing
zinc
thermal spraying
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Katsuya Yamamoto
勝也 山本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】
(産業上の利用分野) 本発明は、自動車ボディの組立てにおいて、例えばルー
フとリアフェンダ、ルーフとピラーなどの車体パネルを
スポット溶接等により接合したあとその継目部分を平滑
にしてパネルの一体感を出し、外観を向上させるのに利
用される車体パネル継ぎ目部分の平滑化方法に関するも
のである。 (従来の技術) 従来、上記のような車体パネルの継ぎ目部分を平滑化す
るに際しては、例えば昭和58年5月31日に社団法人
自動車技術台が発行した「新編自動車工学便覧く第9M
〉」の第1−43頁右欄に記載されているように、黄銅
ろうを用いたブレージング(硬ろう付け)によって前記
パネルの継ぎ目を埋めるようにしていた。 すなわち、第2図は車体パネル継ぎ目部分の平滑化過程
を示す断面図であって、!@2図(a)に示すように、
亜鉛めっき鋼板からなる一方のパネル11には段差部が
設けてあり、この上に同じく亜鉛めっき鋼板からなる他
方のパネル12を重ね、この状態で両パネル11.12
は、例えばスポット溶接によって接合されている。 そして、この両パネル11.12の間に生じるジョグル
部(継ぎ目〕13を平滑化するには、黄銅ろうを用いた
ブレージングによって前記ジョグル部13を埋め、黄銅
からなる溶着部14を形成させた後、当該溶着部14の
余盛部分をグラインタあるいはサンダ等によって研削し
、第2図(b)に示すような平滑状にするようにしてい
た。 このようにしてジョグル部13が平滑化され、一体化さ
れた両パネル11.12にはこの後、塗装に備えて塗装
前処理が施されるようになっている。 なお、この塗装前処理は、パネル素地面に化成皮膜を形
成させて防錆力の強化を行うと共に、前記素地面への下
塗塗料の密着力の強化を目的に行われるものである。 (発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記のような黄銅ろうを用いたブレージ
ングによって車体パネルのジョグル部を平滑化させる方
法では、黄銅からなる前記溶着部14の切削粉がパネル
上に付着したまま塗装前処理を受けると、銅を含む前記
切削粉とパネルの亜鉛めっきとの間で電池が形成され、
化成皮膜がその部分だけに異常析出して化成皮膜の緻密
性や均一性が損なわれるため、塗装外観が劣化するとい
う問題点がある。 すなわち、塗装前処理における化成皮膜の生成反応は、
次式によるものであり、 Z n →Z n 2 + +26−II a #  
■2H”+2e−−+H2mm−■ 3 Z n (H2Po4) 2 + 4H20→Z 
n 3  (P 04) 2 ” 4 H20+ 4 
H3P O4・・・ ■ まず、■および0式によりZnが溶出し、界面のpHが
上昇する反応が起る0次にこのpH上昇により、■式の
反応が右に進み、ポパイトと呼ばれる不溶性の化成皮膜
[Z n3 (POa )24H20]が生成されるも
のである。 ところが、Cuの自然電極電位は0 、34V(25℃
)であり、Zncy)それは−0,76Vであるため、
前述のようにCuを含有する切削粉が亜鉛めっき鋼板パ
ネルに付着すると、この大きな電位差によって電池が形
成され、これによってpHが急上昇する結果、■式によ
る皮膜生成反応が急速に進み、前記化成皮膜の異常析出
が生じるために前記切削粉の付着部分に塗装むらが発生
するものと考えられる。 また、上記問題点に加え、ブレージングによる溶着部が
固いため切削に要する工数が増すと共に、ブレージング
時の熱によってパネルのジョグル部が700℃以上にも
加熱されるためにパネルにひずみが生じるという問題点
があり、これら問題点の解消が自動車ボディの組立て、
および塗装における課題となっていた。 (発明の目的) 本発明は、上記のような従来の課題を解決するためにな
されたものであって、パネルにひずみが生じることなく
、溶着部の余盛切削が容易で、しかも塗装前処理におい
て化成皮膜の異常析出が発生せず、塗装外観を損なうよ
うなことのない車体パネル継ぎ目部分の平滑化方法を提
供することを目的としている。
【発明の構成コ (Nliを解決するための手段) 本発明に係わる車体パネル継ぎ目部分の平滑化方法は、
塗装に先立って前処理を施す自動車ボディの隣接するパ
ネル同士の継ぎ目部分を平滑化するに際し、亜鉛系金属
の溶射によって前記両パネルのジョグル部を平滑化する
構成としたものであり、車体パネル継ぎ目部分の平滑化
方法における上記構成を前述した従来の課題を解決する
ための手段としたことを特徴としている。 本発明において車体パネルのジョグル部を平滑化するの
に用いられる溶射とは、粉末状あるいは線状の溶射材料
をカス炎、アークあるいはプラズマなどの熱源によって
加熱し、高圧ガスまたは空気によって溶融あるいは半溶
融状態の細かい粒子として素材表面に吹き付けて積層す
るものであって、一般に素材および溶射材料が広範囲に
選択でき、はとんどの材料を対象とすることができるほ
か、素材の変形が小さいという特長を有するものである
。 本発明に用いる溶射方法としては、その熱源や溶射材料
である亜鉛系金属の形態等においてとくに限定されるも
のではないが、例えば以下に述べるような構造の常温溶
射装備を用いて低温で溶射することによって、パネルに
生ずるひずみの防止効果をより高めることができる。 すなわち、この常温溶射装置は、高速運動中の金属粒子
の過冷却現象を利用することによって室温での溶射を可
能としたものであって、ガン先端部の周囲に円周状に形
成されたスリットから中心部前方に向って噴射するエア
ーで形成される円錐形減圧層内で、ガンの後方から送給
される2木の線状材料(この場合は亜鉛系金属ワイヤ)
が交差して発生するアークによって当該線状材料が溶融
される構造を有している。 上記により溶融された溶融金属は、噴射気流によって微
粒化され素材表面に溶射されることになるが、前記減圧
層内でアーク電流を低く抑えることによって溶融温度が
著しく低下しているうえに、微粒子化される間に溶融温
度の10分の1程度に急冷却され、さらに素材表面に到
達するまでの間にも冷却されるため、亜鉛溶射の場合、
20℃前後の温度で素材表面に衝突する。このとき、前
記粒子は秒速200m以上で高速運動しているため変態
温度にずれが生じ、素材表面に衝突する直後まで溶融あ
るいは半溶融状態を維持しているため上記のような低温
での溶射が可能となるものである。 (発明の作用) 本発明に係わる車体パネル継ぎ目部分の平滑化方法は、
黄銅にくらべ融点が低く、しかも切削性に優れた亜鉛系
金属を前記パネルのジョグル部に溶射することによって
当該ジョグル部を平滑化するようにしたものであり、黄
銅のブレージングにくらべて極めて低温で溶着部が得ら
れるためパネルにひずみが生ずることがなく、溶着部が
亜鉛系金属で形成されているためその余盛切削が容易と
なる。 さらに前記溶着部には実質的に銅が含まれていないので
、余盛切削時の切削粉がパネル表面に付着したままで塗
装前処理を実施したとしても化成皮膜の異常析出が起ら
ず、塗装外観を損なうことはない。 (実施例) 以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。 まず、厚さ0.8mmの亜鉛めっき鋼板を2枚用意し、
一方の鋼板2の端部に段差を設けて他方の鋼板3を重ね
合わせたのちスポット溶接することによって、第1図に
示すような車体パネルのジョグルテストピース1を作成
した。 次いで、前記テストピース1のジョグル部4の近傍に、
下地処理としてサンドブラストを行ない、Rzlooの
表面粗さとした後、前記室温溶射装置を用いて1.1m
m径の亜鉛ワイヤによって低温溶射を行ない前記ジョグ
ル部4に第2図(a)に示すような溶射積層部(溶着部
)5を得た。なお、このときの溶射条件は、アーク電流
100A、アーク電圧13v、搬線速度7m/H1i 
n、 xアー圧7 、5 k g / cm2.吐出量
1.1m/min、ガン距離30cmであった。 その後、前記溶射積層部5の余盛部をグライドおよびサ
ンプで研削した後、パフ仕上げを行なって第2図(b)
に示すように平滑にして、りん耐亜鉛系化成膜剤による
塗装前処理を行なった。 その結果、化成皮膜の異常析出は発生せず、溶射部や境
界部を含めた鋼板面全体に均一な化成皮膜が形成されて
不具合のない一体面として仕上がり、続いて行なわれた
塗装テストにおいても良好な結果が得られた。 また、前記ジョグルテストピース1のジ璽グル部4の周
辺温度は溶射中にも約30℃までしか上昇せず、テスト
ピース1にひずみは全く生じなかった。 さらに、溶射積層部5の余盛切削においても、当該積層
部5が亜鉛であるため切削性が良好で、研削工数が低減
できることが確認された。 【発明の効果】 以上説明したように、本発明に係わる車体パネル継ぎ目
部分の平滑化方法は、塗装に先立って前処理を施す自動
車ボディの隣接するパネル同士の麿ざ目部分を平滑化す
るに際し、亜鉛系金属の溶射によって前記両パネルのジ
ョグル部を平滑化する構成としたものであるから、パネ
ルにひずみが生じることがなく、溶着部の余盛切削が容
易で、しかも前記余盛部の切削粉が付着したままで塗装
前処理を行なった場合でも化成皮膜の異常析出が発生せ
ず、塗装外観を劣化させることがないという優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる車体パネル継ぎ目部分の平滑化
方法の笑施例に用いたジ璽グルテストピースの形状を示
す斜視図、第2図(a)(b)はいずれも従来および本
発明方法における車体パネル膳ざ目部分の平滑化過程を
説明する断面図である。 2.3・・・亜鉛めっき鋼板(パネル)、4・・・ジョ
グル部。 特許出願人  日産自動車株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塗装に先立って前処理を施す自動車ボディの隣接
    するパネル同士の継ぎ目部分を平滑化するに際し、亜鉛
    系金属の溶射によって前記両パネルのジョグル部を平滑
    化することを特徴とする車体パネル継ぎ目部分の平滑化
    方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0788633A (ja) * 1993-09-27 1995-04-04 Nissan Motor Co Ltd 車体のパーティング処理工法
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