JPH0417745B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0417745B2 JPH0417745B2 JP55144340A JP14434080A JPH0417745B2 JP H0417745 B2 JPH0417745 B2 JP H0417745B2 JP 55144340 A JP55144340 A JP 55144340A JP 14434080 A JP14434080 A JP 14434080A JP H0417745 B2 JPH0417745 B2 JP H0417745B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- ring
- injection
- main body
- body portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/20—Accessories: Details
- B22D17/2015—Means for forcing the molten metal into the die
- B22D17/203—Injection pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
本発明はダイカスト用射出装置に関する。
ダイカスト用射出装置の構成部品たる射出スリ
ーブとプランジヤチツプは、高温の溶湯を高速、
高圧で金型内へ圧入するために用いられるが、そ
の正常な働きによりダイカストの特徴である高い
生産性、すぐれた鋳肌の鋳物が得られる。しかし
ながら何らかの原因によつてこれら射出装置の部
品が損傷すると、ただちに射出速度や圧力に異常
を来たし、満足できる鋳物が得られなくなる。ま
た射出装置の早期の損傷は、ダイカスト鋳物へコ
ストの面でも大きな影響を与えるため、装置の寿
命の向上はダイカストの実用化にとつて不可欠で
ある。従来射出装置は、くり返し高温の溶湯にさ
らされることに基因する射出スリーブの熱による
変形、射出スリーブとプランジヤチツプとの熱膨
張差、溶湯射出時射出スリーブとプランジヤチツ
プとの間隙に発生するバリなどの原因によつて、
射出装置がいわゆるカジリ等の損傷を起こし、早
期にその機能を失うという問題があつた。 以下に射出装置の構成部分の損傷の主原因であ
るカジリについて説明する。カジリとは射出スリ
ーブとプランジヤチツプとの相対摺動面に傷がつ
き、射出時にプランジヤチツプが止まつてしまつ
たり、その動きが悪くなることをいう。このカジ
リは、射出スリーブが熱応力によつて変形した場
合、射出スリーブとプランジヤチツプの熱膨張差
が大きくなつた場合生ずるものと考えられ、その
対策として第1図に示すように、射出スリーブ1
とプランジヤヤチツプ2との間に、このような変
形量を考慮して間隙3を設けていた。しかしこの
間隙3を大きくとれば、空打ち状態において射出
スリーブ1とプランジヤチツプ2との間に摺動抵
抗はなく、滑らかな動きになるが、射出時の圧力
によつて射出スリーブ1とプランジヤチツプ2と
の間隙3に溶湯が入つてバリを発生させ、そのバ
リをかみ込むことによつてプランジヤチツプ2の
動きが悪くなつたり、ひどい場合は全く止まつた
りして、カジリを生ずることになる。反対にバリ
のかみ込みをさけるためスリーブ1とチツプ2と
の間隙3を少なくしすぎると、摺動抵抗が大きく
なり、少しの変形によつてもカジリが発生するこ
とになる。このような理由から、射出装置は射出
スリーブとプランジヤチツプとの間隙を熱膨張量
や変形量よりも大きくとり、しかも間隙にバリを
発生させないことが望ましく、通常射出装置部品
はその点をよく考慮して設計している。融点の低
いアルミニウムの溶湯で、射出量が少ない場合に
は最適間隙の設計が可能であり、バリの発生を防
止できたが、射出量の多いアルミニウム溶湯や、
銅、鉄等のように高融点材料の溶湯では、変形量
や熱膨張量が多くなるため、最適間隙を見いだし
てバリを防止することは困難であつた。 本発明は、前述したダイカストにおいて射出装
置部品の早期のカジリ損傷によつて起こる生産性
の低下、ダイカスト鋳物のコスト上昇、鋳物の鋳
造不良などの問題を解決するものである。 このため本発明においては、注湯口をもつ射出
スリーブと、プランジヤロツドと共に移動して前
記スリーブ内の溶湯を射出するプランジヤチツプ
とを備え、このプランジヤチツプは、前記プラン
ジヤロツドの先端部に螺合された本体部分とこの
本体部分の先端の小径部に螺合されたキヤプ状先
端部分とからなり、前記先端部分の外周に形成し
た環状凹所に、前記射出スリーブの内径にほぼ等
しい外径を有しかつ円周方向の一部に切れ目を入
れた複数のリングを、その切れ目が周方向で相互
に異なる位置をとるように嵌着し、さらに前記先
端部分に前記リングの前記環状凹所からの抜けを
規制する突起を設けると共に、前記本体部分の小
径部に、該本体部分と前記先端部分とに挾持され
一部を前記突起の上に延ばして前記リングを押さ
える環状のリング押さえを嵌着するようにした。 本発明の実施例を以下図面について説明する
と、第2図および第3図において、1は射出装置
の射出スリーブで、注湯口4をもつている。プラ
ンジヤチツプ2はプランジヤロツド5により操作
される。注湯口4を通して射出スリーブ1内へ注
入された溶湯は、油圧によるプランジヤロツド5
の左方移動に伴つてプランジヤチツプ2により、
射出スリーブ1から左方へ射出され、その左端に
接続されている図示しない金型へ圧入される。射
出を完了したチツプ2は、金型内における溶湯の
凝固完了後、射出開始位置まで戻される。 プランジヤチツプ2の外径は、射出シリンダ1
の内径より小さくされ、したがつて両者1,2の
間にカジリを生じない充分な間隙3が生ずるよう
になつている。本発明によりプランジヤチツプ2
上には、射出シリンダ1の内径にほぼ等しいリン
グ6が設けられている。リング6は図示したよう
に複数個設けるのがよく、これらリング6には切
れ目7を入れ、この切れ目7を通つて溶湯が漏れ
ないように、これらリング6の切れ目7がリング
の周方向においてそれぞれ異なる位置をとるよう
にするのがよい。リング6は耐摩耗性をもち、射
出スリーブ1との摺動特性のよい金属例えば鋳鉄
から作られる。これらのリング6は軸方向に互い
に密接させ、これらリング6の軸方向厚さの和に
等しい幅でプランジヤチツプ2に形成された環状
溝へはめることができる。 さてこのようなリングをもつプランジヤチツプ
では、プランジヤチツプの一部が損傷を受けた場
合には、プランジヤチツプ全体を交換せねばなら
ない。特にプランジヤチツプの先端部分は直接高
温の溶湯に接するため、溶損やヒートチエツクな
ど熱による損傷を受けやすい。このような損傷を
防ぐため高価な耐熱合金の使用も考えられるが、
この場合熱影響の少ない部分も同一の材料で作ら
ねばならない。またプランジヤチツプが一体構造
であると、リングとして寸法精度の非常に高いも
のが要求され、リングの製作コストが高くなると
いう欠点があり、さらにリングの交換が常に困難
である。 これらの欠点を回避し、プランジヤチツプの耐
久性を向上しかつリングの交換を容易にする実施
例が第4図に示されている。 ここでプランジヤチツプ2は、プランジヤロツ
ド上にねじはめられる本体部分2aと、その自由
端の小径おねじ部分2b上にねじはめられるキヤ
ツプ状先端部分2cとから構成されている。先端
部分2cは射出の際溶湯に接するので、耐熱合金
からなり、カジリ防止のため端部を丸められてい
る。先端部分2cには環状凹所2dが形成され、
この凹所にリング6がはめられている。このリン
グ6の外径を射出シリンダの内径にほぼ等しく選
ぶことはもちろんである。プランジヤチツプの先
端部分2cを本体部分2aからはずしたとき、リ
ング6が先端部分2cから脱落しないようにする
ため、凹所2dの図において右端には係止突起2
eが形成されている。なお本体部分2aのおねじ
部分2b上において、本体部分2aと先端部分2
cとの間には環状のリング押さえ11が設けら
れ、リング6を組付けたときリング6の厚さのば
らつき等によるがたつきを防止する。なお射出時
リング6の左端面の所まで戻る溶湯によりプラン
ジヤチツプ2の後退の際先端部分2cにカジリが
生ずるのを防止するため、先端部分2cが少し先
細となるようにテーパをつけるのがよい。なお本
体部分2aのおねじ部分2bは左ねじとし、ロツ
ドへのねじはめ用めねじ部分2fは右ねじとする
のがよい。 リング6の交換時には、第5図のように射出ス
リーブ1の先端からプランジヤチツプの先端部分
2cが突出している状態にしておき、先端部分2
cを回して本体部分2aからはずして、リング6
を交換する。この場合前述したようにおねじ部分
2bは左ねじ、めねじ部分2fは右ねじとなつて
いるので、先端部分2cをゆるめても、本体部分
2aとプランジヤロツド5とのねじ結合はゆるま
ない。なお、12は固定ダイプレート、13は固
定金型を示す。 つぎに第2図に示す実施例について行なつた実
験の結果について以下に説明する。 実験例 1 FCD40相当材で製作した厚さ5mm、射出スリ
ーブとの間隙を0〜0.05mmとし切れ目7を設けた
リング6を4個、切れ目7を周方向に互いにずら
せてプランジヤチツプ2上へ取付け、FC23相当
材をダイカスト法により鋳造した。射出スリーブ
1にはSKD−61材を用い、熱処理を施し、硬さ
HRC45程度に調質したものを使用した。射出条
件は、注湯温度1300〜1350℃、溶湯圧700Kg/cm2、
射出速度0.4〜1.0m/secとし、各シヨツト毎に圧
力および速度の測定を行ない、射出条件の異常を
チエツクした。その結果連続800シヨツトの鋳造
を行なつたが、圧力、速度ともに異常はなく、常
に安定した値を示していた。さらに、800シヨツ
ト後の射出スリーブおよびプランジヤチツプの摺
動面のカジリを検査したが、カジリは認められな
かつた。 実験例 2 実験例1と同様の形状をもつリングをFCD70
相当材で製作して、鋳込み重量の大きいアルミ溶
湯のダイカストを行なつた。 実験例 3 実験例1,2と同様の形状をもつリングを銅合
金で製作し、耐熱合金で製作した射出スリーブと
の組合せで、実験例1と同様な射出条件で、鋳鉄
よりもさらに高融点なステンレス溶湯のダイカス
トを行なつた。 実験例1の結果を次表に示す。この表には、寿
命の尺度として射出装置部品使用不能までの射出
回数(シヨツト)を示してある。
ーブとプランジヤチツプは、高温の溶湯を高速、
高圧で金型内へ圧入するために用いられるが、そ
の正常な働きによりダイカストの特徴である高い
生産性、すぐれた鋳肌の鋳物が得られる。しかし
ながら何らかの原因によつてこれら射出装置の部
品が損傷すると、ただちに射出速度や圧力に異常
を来たし、満足できる鋳物が得られなくなる。ま
た射出装置の早期の損傷は、ダイカスト鋳物へコ
ストの面でも大きな影響を与えるため、装置の寿
命の向上はダイカストの実用化にとつて不可欠で
ある。従来射出装置は、くり返し高温の溶湯にさ
らされることに基因する射出スリーブの熱による
変形、射出スリーブとプランジヤチツプとの熱膨
張差、溶湯射出時射出スリーブとプランジヤチツ
プとの間隙に発生するバリなどの原因によつて、
射出装置がいわゆるカジリ等の損傷を起こし、早
期にその機能を失うという問題があつた。 以下に射出装置の構成部分の損傷の主原因であ
るカジリについて説明する。カジリとは射出スリ
ーブとプランジヤチツプとの相対摺動面に傷がつ
き、射出時にプランジヤチツプが止まつてしまつ
たり、その動きが悪くなることをいう。このカジ
リは、射出スリーブが熱応力によつて変形した場
合、射出スリーブとプランジヤチツプの熱膨張差
が大きくなつた場合生ずるものと考えられ、その
対策として第1図に示すように、射出スリーブ1
とプランジヤヤチツプ2との間に、このような変
形量を考慮して間隙3を設けていた。しかしこの
間隙3を大きくとれば、空打ち状態において射出
スリーブ1とプランジヤチツプ2との間に摺動抵
抗はなく、滑らかな動きになるが、射出時の圧力
によつて射出スリーブ1とプランジヤチツプ2と
の間隙3に溶湯が入つてバリを発生させ、そのバ
リをかみ込むことによつてプランジヤチツプ2の
動きが悪くなつたり、ひどい場合は全く止まつた
りして、カジリを生ずることになる。反対にバリ
のかみ込みをさけるためスリーブ1とチツプ2と
の間隙3を少なくしすぎると、摺動抵抗が大きく
なり、少しの変形によつてもカジリが発生するこ
とになる。このような理由から、射出装置は射出
スリーブとプランジヤチツプとの間隙を熱膨張量
や変形量よりも大きくとり、しかも間隙にバリを
発生させないことが望ましく、通常射出装置部品
はその点をよく考慮して設計している。融点の低
いアルミニウムの溶湯で、射出量が少ない場合に
は最適間隙の設計が可能であり、バリの発生を防
止できたが、射出量の多いアルミニウム溶湯や、
銅、鉄等のように高融点材料の溶湯では、変形量
や熱膨張量が多くなるため、最適間隙を見いだし
てバリを防止することは困難であつた。 本発明は、前述したダイカストにおいて射出装
置部品の早期のカジリ損傷によつて起こる生産性
の低下、ダイカスト鋳物のコスト上昇、鋳物の鋳
造不良などの問題を解決するものである。 このため本発明においては、注湯口をもつ射出
スリーブと、プランジヤロツドと共に移動して前
記スリーブ内の溶湯を射出するプランジヤチツプ
とを備え、このプランジヤチツプは、前記プラン
ジヤロツドの先端部に螺合された本体部分とこの
本体部分の先端の小径部に螺合されたキヤプ状先
端部分とからなり、前記先端部分の外周に形成し
た環状凹所に、前記射出スリーブの内径にほぼ等
しい外径を有しかつ円周方向の一部に切れ目を入
れた複数のリングを、その切れ目が周方向で相互
に異なる位置をとるように嵌着し、さらに前記先
端部分に前記リングの前記環状凹所からの抜けを
規制する突起を設けると共に、前記本体部分の小
径部に、該本体部分と前記先端部分とに挾持され
一部を前記突起の上に延ばして前記リングを押さ
える環状のリング押さえを嵌着するようにした。 本発明の実施例を以下図面について説明する
と、第2図および第3図において、1は射出装置
の射出スリーブで、注湯口4をもつている。プラ
ンジヤチツプ2はプランジヤロツド5により操作
される。注湯口4を通して射出スリーブ1内へ注
入された溶湯は、油圧によるプランジヤロツド5
の左方移動に伴つてプランジヤチツプ2により、
射出スリーブ1から左方へ射出され、その左端に
接続されている図示しない金型へ圧入される。射
出を完了したチツプ2は、金型内における溶湯の
凝固完了後、射出開始位置まで戻される。 プランジヤチツプ2の外径は、射出シリンダ1
の内径より小さくされ、したがつて両者1,2の
間にカジリを生じない充分な間隙3が生ずるよう
になつている。本発明によりプランジヤチツプ2
上には、射出シリンダ1の内径にほぼ等しいリン
グ6が設けられている。リング6は図示したよう
に複数個設けるのがよく、これらリング6には切
れ目7を入れ、この切れ目7を通つて溶湯が漏れ
ないように、これらリング6の切れ目7がリング
の周方向においてそれぞれ異なる位置をとるよう
にするのがよい。リング6は耐摩耗性をもち、射
出スリーブ1との摺動特性のよい金属例えば鋳鉄
から作られる。これらのリング6は軸方向に互い
に密接させ、これらリング6の軸方向厚さの和に
等しい幅でプランジヤチツプ2に形成された環状
溝へはめることができる。 さてこのようなリングをもつプランジヤチツプ
では、プランジヤチツプの一部が損傷を受けた場
合には、プランジヤチツプ全体を交換せねばなら
ない。特にプランジヤチツプの先端部分は直接高
温の溶湯に接するため、溶損やヒートチエツクな
ど熱による損傷を受けやすい。このような損傷を
防ぐため高価な耐熱合金の使用も考えられるが、
この場合熱影響の少ない部分も同一の材料で作ら
ねばならない。またプランジヤチツプが一体構造
であると、リングとして寸法精度の非常に高いも
のが要求され、リングの製作コストが高くなると
いう欠点があり、さらにリングの交換が常に困難
である。 これらの欠点を回避し、プランジヤチツプの耐
久性を向上しかつリングの交換を容易にする実施
例が第4図に示されている。 ここでプランジヤチツプ2は、プランジヤロツ
ド上にねじはめられる本体部分2aと、その自由
端の小径おねじ部分2b上にねじはめられるキヤ
ツプ状先端部分2cとから構成されている。先端
部分2cは射出の際溶湯に接するので、耐熱合金
からなり、カジリ防止のため端部を丸められてい
る。先端部分2cには環状凹所2dが形成され、
この凹所にリング6がはめられている。このリン
グ6の外径を射出シリンダの内径にほぼ等しく選
ぶことはもちろんである。プランジヤチツプの先
端部分2cを本体部分2aからはずしたとき、リ
ング6が先端部分2cから脱落しないようにする
ため、凹所2dの図において右端には係止突起2
eが形成されている。なお本体部分2aのおねじ
部分2b上において、本体部分2aと先端部分2
cとの間には環状のリング押さえ11が設けら
れ、リング6を組付けたときリング6の厚さのば
らつき等によるがたつきを防止する。なお射出時
リング6の左端面の所まで戻る溶湯によりプラン
ジヤチツプ2の後退の際先端部分2cにカジリが
生ずるのを防止するため、先端部分2cが少し先
細となるようにテーパをつけるのがよい。なお本
体部分2aのおねじ部分2bは左ねじとし、ロツ
ドへのねじはめ用めねじ部分2fは右ねじとする
のがよい。 リング6の交換時には、第5図のように射出ス
リーブ1の先端からプランジヤチツプの先端部分
2cが突出している状態にしておき、先端部分2
cを回して本体部分2aからはずして、リング6
を交換する。この場合前述したようにおねじ部分
2bは左ねじ、めねじ部分2fは右ねじとなつて
いるので、先端部分2cをゆるめても、本体部分
2aとプランジヤロツド5とのねじ結合はゆるま
ない。なお、12は固定ダイプレート、13は固
定金型を示す。 つぎに第2図に示す実施例について行なつた実
験の結果について以下に説明する。 実験例 1 FCD40相当材で製作した厚さ5mm、射出スリ
ーブとの間隙を0〜0.05mmとし切れ目7を設けた
リング6を4個、切れ目7を周方向に互いにずら
せてプランジヤチツプ2上へ取付け、FC23相当
材をダイカスト法により鋳造した。射出スリーブ
1にはSKD−61材を用い、熱処理を施し、硬さ
HRC45程度に調質したものを使用した。射出条
件は、注湯温度1300〜1350℃、溶湯圧700Kg/cm2、
射出速度0.4〜1.0m/secとし、各シヨツト毎に圧
力および速度の測定を行ない、射出条件の異常を
チエツクした。その結果連続800シヨツトの鋳造
を行なつたが、圧力、速度ともに異常はなく、常
に安定した値を示していた。さらに、800シヨツ
ト後の射出スリーブおよびプランジヤチツプの摺
動面のカジリを検査したが、カジリは認められな
かつた。 実験例 2 実験例1と同様の形状をもつリングをFCD70
相当材で製作して、鋳込み重量の大きいアルミ溶
湯のダイカストを行なつた。 実験例 3 実験例1,2と同様の形状をもつリングを銅合
金で製作し、耐熱合金で製作した射出スリーブと
の組合せで、実験例1と同様な射出条件で、鋳鉄
よりもさらに高融点なステンレス溶湯のダイカス
トを行なつた。 実験例1の結果を次表に示す。この表には、寿
命の尺度として射出装置部品使用不能までの射出
回数(シヨツト)を示してある。
【表】
この表からもわかるように、リングの使用によ
り、射出スリーブとプランジヤチツプとのカジリ
をなくすことができ、射出装置部品の寿命が従来
の10〜20倍となつた。またカジリが発生しないた
め、射出時の圧力、速度ともに安定し、鋳物の不
良率が著しく低下した。以上、説明したように、
本発明にかゝるダイカスト用射出装置によれば、
射出スリーブの内面とプランジヤチツプとの間に
間隙が発生することがないので、バリの発生はも
とよりカジリの発生を防止できて、寿命が大幅に
延長するところとなり、また、プランジヤチツプ
を分割構造としたので、各部分に適した材料の選
択により製作コストの低減を図ることができ、そ
の上、プランジヤチツプの分解時に突起がリング
の脱落防止するので、安全性も高まる。
り、射出スリーブとプランジヤチツプとのカジリ
をなくすことができ、射出装置部品の寿命が従来
の10〜20倍となつた。またカジリが発生しないた
め、射出時の圧力、速度ともに安定し、鋳物の不
良率が著しく低下した。以上、説明したように、
本発明にかゝるダイカスト用射出装置によれば、
射出スリーブの内面とプランジヤチツプとの間に
間隙が発生することがないので、バリの発生はも
とよりカジリの発生を防止できて、寿命が大幅に
延長するところとなり、また、プランジヤチツプ
を分割構造としたので、各部分に適した材料の選
択により製作コストの低減を図ることができ、そ
の上、プランジヤチツプの分解時に突起がリング
の脱落防止するので、安全性も高まる。
第1図は従来の射出装置の縦断面図、第2図は
本発明実施例の縦断面図、第3図はその要部の斜
視図、第4図は別の実施例の一部を切欠いた側面
図、第5図はその分解作業を説明するための側面
図である。 1……射出スリーブ、2……プランジヤチツ
プ、3……間隙、4……注湯口。
本発明実施例の縦断面図、第3図はその要部の斜
視図、第4図は別の実施例の一部を切欠いた側面
図、第5図はその分解作業を説明するための側面
図である。 1……射出スリーブ、2……プランジヤチツ
プ、3……間隙、4……注湯口。
Claims (1)
- 1 注湯口をもつ射出スリーブと、プランジヤロ
ツドと共に移動して前記スリーブ内の溶湯を射出
するプランジヤチツプとを備え、このプランジヤ
チツプは、前記プランジヤロツドの先端部に螺合
された本体部分とこの本体部分の先端の小径部に
螺合されたキヤプ状先端部分とからなり、前記先
端部分の外周に形成した環状凹所に、前記射出ス
リーブの内径にほぼ等しい外径を有しかつ円周方
向の一部に切れ目を入れた複数のリングを、その
切れ目が周方向で相互に異なる位置をとるように
嵌着し、さらに前記先端部分に前記リングの前記
環状凹所からの抜けを規制する突起を設けると共
に、前記本体部分の小径部に、該本体部分と前記
先端部分とに挾持され一部を前記突起の上に延ば
して前記リングを押さえる環状のリング押さえを
嵌着したことを特徴とするダイカスト用射出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14434080A JPS5768257A (en) | 1980-10-17 | 1980-10-17 | Injector for die casting |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14434080A JPS5768257A (en) | 1980-10-17 | 1980-10-17 | Injector for die casting |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5768257A JPS5768257A (en) | 1982-04-26 |
| JPH0417745B2 true JPH0417745B2 (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=15359823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14434080A Granted JPS5768257A (en) | 1980-10-17 | 1980-10-17 | Injector for die casting |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5768257A (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6110400U (ja) * | 1984-06-21 | 1986-01-22 | 日立造船株式会社 | シ−ルド掘進機における土砂搬出装置 |
| US4886107A (en) * | 1986-02-28 | 1989-12-12 | Zecman Kenneth P | Piston for cold chamber |
| JPH01313170A (ja) * | 1988-06-10 | 1989-12-18 | Keihin Seiki Mfg Co Ltd | 真空ダイカスト装置 |
| US4899804A (en) * | 1989-02-21 | 1990-02-13 | Hammerer Norman L | Plunger tip for cold chamber die cast machine |
| DE59010692D1 (de) * | 1989-10-18 | 1997-05-07 | Allper Ag | Kolben, insbesondere für eine Druckgusspresse |
| JPH0565458U (ja) * | 1992-02-17 | 1993-08-31 | 東芝機械株式会社 | ダイカストマシン用射出装置 |
| JP4790921B2 (ja) * | 2001-03-15 | 2011-10-12 | 株式会社アーレスティ | ダイカスト用プランジャチップ |
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-
1980
- 1980-10-17 JP JP14434080A patent/JPS5768257A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5768257A (en) | 1982-04-26 |
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