JPH0418316B2 - - Google Patents

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JPH0418316B2
JPH0418316B2 JP63022365A JP2236588A JPH0418316B2 JP H0418316 B2 JPH0418316 B2 JP H0418316B2 JP 63022365 A JP63022365 A JP 63022365A JP 2236588 A JP2236588 A JP 2236588A JP H0418316 B2 JPH0418316 B2 JP H0418316B2
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JP
Japan
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fingerboard
fret
guitar
fretless
frets
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JP63022365A
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Ryoichi Ishibashi
Akira Yamabe
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は指板部に、フレツト付き部分とフレツ
トレス部分を設けたギターに関する。
(従来の技術) ギターは弦を指板の所定位置でおさえることに
より異なる高さの音を出すものであるが、指板に
は通常フレツトが埋め込まれ、正確な音程が出せ
るように構成されている。このフレツトは指板を
横断するように指板表面に溝を切り、この溝にニ
ツケル・シルバー(銅、ニツケル、亜鉛の合金)
等の金属を埋め込んだもので、指板の長手方向に
たいしては等分平均律音階にしたがつた位置に設
けられる。
なお、ギターとくにベースギターにはこのよう
にフレツトが付けられたギターにはこのようにフ
レツトが付けられたギターの他に、まつたくフレ
ツトが付けられていない(フレツトレス)ギター
製品もあり、指板部に関していえば、ベースギタ
ーは上述したフレツト付きとフレツトレスの2つ
の製品に大別される。
前述したフレツト付きのギターは、フレツトレ
スのギターに比べて音程の維持が確実であり、音
程がはつきりしていて、立ち上がりの良いブライ
トなトーンを有することが特徴であり、一方、フ
レツトレスのギターは等分平均律音階に束縛され
ない自由な音程と、暖かでナチユラルなトーンを
有することが特徴である。また、フレツトレスの
ギターの場合は同一の弦上で指をスライドさせる
ことにより、滑らかに音程を変化させることがで
きるという特徴を有する。フレツト付きとフレツ
トレスのギターはこれらそれぞれの特徴を生か
し、音楽のジヤンル、曲調に応じて使い分けられ
ている。
(発明が解決しようとする課題) このように、ギターとくにベースギターではフ
レツトレスのギターも広く用いられているが、こ
のフレツトレスのギターはフレツトがないために
弦をおさえる位置を少し誤つただけで音程がずれ
てしまうこと、また、ベースギターの低音部では
フレツトがないために音がこもつてしまい音程が
きわめてとりにくいという問題点がある。
したがつて、演奏者はフレツトレスのギターの
魅力は認めながらも、初心者やアマチユアミユー
ジシヤンにとつて正確な音程の維持が困難である
等の理由から、フレツトレスのギターは敬遠され
がちであつた。
元来、ベースギター等のような音程の低い楽器
の低音部の音程はとりにくいものであるが、とく
にバンド演奏等の場合は、ボーカル、キーボー
ド、ドラム等の多種の音源のなかにあつて演奏す
るので、音程を正確に把握して維持することがき
わめて困難であり、また、低音部では音がこもる
上に他の楽器との微妙な音程のずれによつてうな
りが生じ正確な音程の維持がさらに困難となる。
最近はベースパートにもかなり重点を置く傾向
が強くなつており、従前のようにベースはリズム
を維持して単純に弾くばかりでなく、ソロプレイ
も要求されることが多いので、これら多様な音楽
的表現に容易にこたえることのできるギターが強
く要望されている。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、低音部での音
程を正確に保つことができるとともに、フレツト
レスに特徴的なスライドを使用する演奏等幅広い
演奏を初心者にも容易に可能とするギターを提供
しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため次の構成をそ
なえる。
すなわち、フレツト付きの指板を有するギター
において、前記指板に設けたフレツトのうち、少
なくとも1本のフレツトを、指板の幅方向に対し
て、前記指板表面から所定厚み分突出させたフレ
ツト付き部分と、フレツトの上端面を前記指板表
面と面一の平坦面に形成したフレツトレス部分と
に形成したことを特徴とする。また、前記指板表
面のフレツトレス部分には、フレツト位置に相当
する部位に溝を設け、該溝内にフレツト位置の目
印用としてメイプル、ローズ、エボニー等の木材
を指板表面と面一の平坦面になるように埋め込み
固定したことを特徴とする。
(作用) 本発明のギターは通常のギターとまつたく同様
に演奏できるもので、このギターを用いることに
より、フレツト付き部分を用いた演奏とフレツト
レス部分による特徴のある演奏が可能となる。ま
た、フレツトレス部分にメイプル、ローズ、エボ
ニー等の木材を埋め込むことによりフレツト位置
を表示するとともに、指板の変形等を防止する。
(実施例) 以下本発明の好適な実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。
第1図は本発明に係るギターの棹部の一実施例
を示す平面図である。このギター用棹の表側に設
けられる指板10は、指板10上に固設されるフ
レツトの形態をのぞいては、従来の指板の形状と
まつたく同様である。
前記指板10上にはフレツト12が等分平均律
の音階にしたがつて所定位置に埋め込み固定され
る。本実施例で指板に設けられるフレツトは、ナ
ツト14側の第1フレツトから第7フレツト12
aまでは従来のギターに設けられているフレツト
と同様に指板の幅方向全体にわたつて固設され
る。また、第8フレツト12bから高音側のフレ
ツトについては指板の幅方向の片側(第3弦と第
4弦をおさえる位置に相当する部位)にのみフレ
ツトを埋め込み、第1弦と第2弦をおさえる部位
については、フレツトを設けずに指板10の表面
と面一の平坦面となるようにフレツト表示用の埋
木16が埋め込まれる。すなわち、この実施例の
指板では第3弦と第4弦については全部フレツト
が付いており、第1弦と第2弦については第1フ
レツトから第7フレツトまではフレツトが付いて
いるが、第8フレツト以降の高音側についてはフ
レツトのかわりに埋木16に置き換えられてい
る。第2図は前記フレツト12および埋木16の
配設状態を示す棹部の要部斜視図である。図に示
すようにフレツト12の上端縁は弦を押さえたと
きに弦が当接するように指板10表面から突出
し、フレツト12の下部は指板10表側から切り
込まれた細溝に食い込むように埋め込まれて抜け
止めされる。
また、前記第8フレツト12bよりも高音側の
フレツト指板10に刻設された細溝に、指板10
の幅方向の中央部分までの片側にフレツト材が埋
め込まれて固定される。このフレツト材は第7フ
レツトまでのフレツト材と材質等は同じで、通常
はニツケル・シルバー等の金属が用いられる。な
お、実際には第8フレツト12bよりも高音側の
フレツトは指板10の中央位置よりも2mm程度第
2弦側に延ばし、第3弦をおさえた際に弦がフレ
ツトからはずれないようにしている。また、フレ
ツトの指板中央に位置するフレツト端12cは角
が落とされて、演奏時に指が引掛からずに弾きや
すく形成される。
また、前記埋木16は指板10の中央位置にま
で埋め込まれたフレツト端に続いて、メイプル、
ローズ、エボニー等の薄板状の木材を細溝に打ち
込み、接着剤等を用いて接着・固定される。この
埋木16はフレツト位置を示すための目印となる
もので、黒色等の濃色の指板には白色のような薄
色の埋木16材を使用する。また、この埋木16
は同時に細溝に木材を埋め込むことにより指板自
体の弾力性によつて指板10が変形することを防
止するものである。
なお、埋木16として用いる材料は木材に限定
されるものではなく、木材のかわりに合成樹脂あ
るいは金属等を用いてもよい。場合によつてはフ
レツトレス部分に相当するフレツトの上縁を指板
10の表面と面一の平坦面になるようにあらかじ
めフレツトを段差つきに形成しておき、細溝に埋
め込んで固定することもできる。
上述した指板部の構成を有するギターの使用方
法は、通常のフレツト付きのギター全く同様であ
る。ただし、低音側のフレツトがついている弦で
は、フレツトに規制された音程で音が決まるが、
第1弦および第2弦の第8フレツトよりも高音側
ではフレツトが付いていないので、埋木16の真
上をおさえたときに正しい音程となる。したがつ
て、演奏する際には指の開きを若干注意しなけれ
ばならないが、普通10分〜30分程度練習すること
で簡単に弾き方を会得することができる。
なお、このギターでは第7フレツトまではフレ
ツトが全部付いているので、低音部の音程につい
てはフレツト付きで正確に弾くことができる。し
たがつて、通常の低音パートのコードを弾く程度
の演奏スタイルの場合は、十分不自由なく使うこ
とができる。そして、さらに効果音やソロプレイ
を行う場合には、第8フレツト以降のフレツトレ
スの部分を使つて、一層効果的な演奏を行うこと
ができる。たとえば、ベースでコードをおさえつ
つ、フレツトレスの部分で音程に微妙な変化を付
けると揺れているようなうなりが生じて変わつた
雰囲気を表現することができる。また、フレツト
付き部分を使用するメロデイとフレツトレス部分
を用いるメロデイとでは多少メロデイの取り方が
違うので、これらを必要に応じて組み合わせるこ
とにより多種多様な演奏表現が可能となり、独創
的な演奏を可能にする等演奏の幅を大きく広げる
ことが可能である。
なお、上述した実施例では第7フレツトまでは
全部フレツト付きにしたが、第3図に示すように
第1フレツトからはじめてすべてのフレツト18
を半分の長さに形成し、高音側の弦である第1弦
と第2弦は全部フレツトレスにすることもでき
る。また、あるフレツトから高音側のフレツトす
べてフレツトレスにすることもできる。
このように、フレツトレスにする部分はとくに
限定されるものではなく、演奏形態、使用目的等
に応じた適宜設定することができる。また、上述
した実施例は4本の弦を使用するギターの例であ
るが、弦数が5本、6本等のように増えても同様
である。また、製品によつては各々の弦のフレツ
ト位置が異なる場合があるが、この場合もフレツ
トレスにする部分は任意に設定することができ
る。
また、上述した実施例ではフレツトレス部分に
埋木16を設けて、フレツトレス部分のフレツト
位置の目印としても用いたが、指板上でフレツト
を固設する部位にのみ溝を切り、この溝に所定の
フレツト材を固定するだけで、残りのフレツトレ
ス部分には埋木をまつたく設けずに指板そのまま
の形状にしておくことももちろん可能である。こ
の場合、第1図のような形状のギターではフレツ
トが全部付いているのでフレツト位置の特定には
さほど困難さはなく、またギターのデザイン的に
も美しい等の利点がある。
なお、上述したように部分的にフレツトを取り
除いて形状に構成することはとくにギターに限定
されるものではなく、通常はフレツト付きで使用
されている各種類似楽器にも同様に適用すること
が可能である。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて
種々説明したが、本発明はこの実施例に限定され
るものではなく、発明の精神を逸脱しないい範囲
内で多くの改変を施し得るのはもちろんのことで
ある。
(発明の効果) 本発明のギターによれば、上述したように構成
したことにより、低音部はフレツト付きで正確な
音程を維持することができ、また、フレツトレス
部分を合わせて用いることにより、フレツトレス
の徴を生かした演奏を可能とする。この結果、フ
レツト付きの良さとフレツトレスの音楽的な表現
の幅を併せ利用した幅広い演奏表現が容易に可能
となり、初心者あるいはアマチユア演奏家であつ
ても容易に用いることのできる魅力ある楽器を提
供することができる。また、フレツトレス部分の
溝内にメイプル、ローズ、エボニー等の木材を埋
め込むことにより、フレツトレス部分のフレツト
位置を明示する目印となるとともに指板、棹の変
形を防止することができる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る指板の一実施例を示す平
面図、第2図は底面図、第3図は指板の他の実施
例を示す平面図である。 10……指板、12……フレツト、12a……
第7フレツト、12b……第8フレツト、14…
…ナツト、16……埋木、18……フレツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フレツト付きの指板を有するギターにおい
    て、 前記指板に設けたフレツトのうち、少なくとも
    1本のフレツトを、指板の幅方向に対して、前記
    指板表面から所定厚み分突出させたフレツト付き
    部分と、フレツトの上端面を前記指板表面と面一
    の平坦面に形成したフレツトレス部分とに形成し
    たことを特徴とするギター。 2 指板表面のフレツトレス部分には、フレツト
    位置に相当する部位に溝を設け、該溝内にフレツ
    ト位置の目印用としてメイプル、ローズ、エボニ
    ー等の木材を指板表面と面一の平坦面になるよう
    に埋め込み固定したことを特徴とする請求項1記
    載のギター。
JP63022365A 1988-02-02 1988-02-02 ギター Granted JPH01197792A (ja)

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JP63022365A JPH01197792A (ja) 1988-02-02 1988-02-02 ギター

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JPH0749513Y2 (ja) * 1990-01-30 1995-11-13 利行 田中 大正琴
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CN1111839C (zh) * 1993-09-09 2003-06-18 尼克·沃德 吉他
JP4447646B1 (ja) * 2008-09-24 2010-04-07 一郎 尾形 バイオリン族の弦楽器の指板

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