JPH04185017A - オーディオ信号の量子化誤差低減装置 - Google Patents
オーディオ信号の量子化誤差低減装置Info
- Publication number
- JPH04185017A JPH04185017A JP31261790A JP31261790A JPH04185017A JP H04185017 A JPH04185017 A JP H04185017A JP 31261790 A JP31261790 A JP 31261790A JP 31261790 A JP31261790 A JP 31261790A JP H04185017 A JPH04185017 A JP H04185017A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- block
- masking
- noise level
- band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、オーディオ信号の量子化で発生する量子化誤
差を低減するオーディオ信号の量子化誤差低減装置に関
するものである。
差を低減するオーディオ信号の量子化誤差低減装置に関
するものである。
本発明は、量子化誤差をノイズフィルタを介して量子化
器の入力側に帰還するようにしたオーディオ信号の量子
化誤差低減装置において、所定期間毎のブロックの入力
オーディオ信号を周波数分析し、各周波数成分のエネル
ギに基づいた第1の許容ノイズレベルと、ブロックに時
間的に先後行するデータの少なくとも一方のエネルギに
基づいた第2の許容ノイズレベルとの少なくとも一方に
基づいて、ノイズフィルタのフィルタ特性を設定するよ
うにしたことにより、聴感上のノイズを低減することが
できるオーディオ信号の量子化誤差低減装置を提供す・
るものである。
器の入力側に帰還するようにしたオーディオ信号の量子
化誤差低減装置において、所定期間毎のブロックの入力
オーディオ信号を周波数分析し、各周波数成分のエネル
ギに基づいた第1の許容ノイズレベルと、ブロックに時
間的に先後行するデータの少なくとも一方のエネルギに
基づいた第2の許容ノイズレベルとの少なくとも一方に
基づいて、ノイズフィルタのフィルタ特性を設定するよ
うにしたことにより、聴感上のノイズを低減することが
できるオーディオ信号の量子化誤差低減装置を提供す・
るものである。
現在、ディジタルのオーディオ信号を扱うディジタルオ
ーディオ機器には、例えばいわゆるコンパクトディスク
(CD)の再生機、或いはいわゆるディジタル・オーデ
ィオ・テープレコーダ(DAT)等が存在する。これら
ディジタルオーディオ機器では各種統一規格が規定され
ており、例えば、これら機器で扱われるディジタルオー
ディオ信号のビット長は、上記統一規格から16ビツト
長に規定されている。また、これらディジタルオーディ
オ機器におけるディジタルオーディオ信号としては、ア
ナログオーディオ信号(音声波形信号)を例えばいわゆ
るPCM(パルス符号化)のような単純な量子化を用い
て符号化して得られたディジタルオーディオ信号を用い
ている。
ーディオ機器には、例えばいわゆるコンパクトディスク
(CD)の再生機、或いはいわゆるディジタル・オーデ
ィオ・テープレコーダ(DAT)等が存在する。これら
ディジタルオーディオ機器では各種統一規格が規定され
ており、例えば、これら機器で扱われるディジタルオー
ディオ信号のビット長は、上記統一規格から16ビツト
長に規定されている。また、これらディジタルオーディ
オ機器におけるディジタルオーディオ信号としては、ア
ナログオーディオ信号(音声波形信号)を例えばいわゆ
るPCM(パルス符号化)のような単純な量子化を用い
て符号化して得られたディジタルオーディオ信号を用い
ている。
ところで、近年、上述のようなディジタルオーディオ機
器においては、上記統一規格から現実に得られる再生音
よりも、聴感上より品質の高い再生音が得られるように
なることか望まれている。
器においては、上記統一規格から現実に得られる再生音
よりも、聴感上より品質の高い再生音が得られるように
なることか望まれている。
このような聴感上より良い再生音を得るためには、例え
ば、これらディジタルオーディオ機器で扱われるディジ
タルオーディオ信号に含まれているノイズ成分を、低減
しておくことが有効であると考えられる。このように、
ノイズ成分が低減されたディジタルオーディオ信号から
得られる再生音は、ノイズの少ない聴感上より良いもの
となる。このディジタルオーディオ信号のノイズ成分低
減処理としては、例えば、オーディオ信号の量子化の際
に行われるいわゆるエラーフィードバックによる量子化
誤差低減処理がある。すなわち、このエラーフィードバ
ックによる量子化誤差低減処理には、例えば、オーディ
オ信号の量子化の際に、量子化器によって発生する量子
化誤差(量子化ノイズ。
ば、これらディジタルオーディオ機器で扱われるディジ
タルオーディオ信号に含まれているノイズ成分を、低減
しておくことが有効であると考えられる。このように、
ノイズ成分が低減されたディジタルオーディオ信号から
得られる再生音は、ノイズの少ない聴感上より良いもの
となる。このディジタルオーディオ信号のノイズ成分低
減処理としては、例えば、オーディオ信号の量子化の際
に行われるいわゆるエラーフィードバックによる量子化
誤差低減処理がある。すなわち、このエラーフィードバ
ックによる量子化誤差低減処理には、例えば、オーディ
オ信号の量子化の際に、量子化器によって発生する量子
化誤差(量子化ノイズ。
量子化歪み)を、ノイズフィルタを介して該量子化器の
入力側に帰還(フィードバック)するようなエラーフィ
ードバックによって、量子化誤差を低減するいわゆるノ
イズシェービング処理が知られている。
入力側に帰還(フィードバック)するようなエラーフィ
ードバックによって、量子化誤差を低減するいわゆるノ
イズシェービング処理が知られている。
ここで、上述したPCM符号化のような量子化での量子
化ノイズはオーディオ信号の全周波数帯域にフラットな
周波数特性を育するものとなっており、上記ノイズシェ
ービング処理ではこの全帯域の量子化ノイズから単にオ
ーディオ帯域(可聴帯域)のノイズのみを減らすように
している。しかし、人間の耳は、例えばいわゆる等ラウ
ドネスカーブ或いはマスキング効果等により聞こえる感
度に差があるのにもかかわらず、上述した従来のノイズ
シェービング処理では、この人間の耳の特性(聴覚特性
)の考慮がなされていない。このため、上述した従来の
エラーフィードバックによる量子化誤差低減処理が、人
間の聴感上必ずしも有効であるとは言い難い。
化ノイズはオーディオ信号の全周波数帯域にフラットな
周波数特性を育するものとなっており、上記ノイズシェ
ービング処理ではこの全帯域の量子化ノイズから単にオ
ーディオ帯域(可聴帯域)のノイズのみを減らすように
している。しかし、人間の耳は、例えばいわゆる等ラウ
ドネスカーブ或いはマスキング効果等により聞こえる感
度に差があるのにもかかわらず、上述した従来のノイズ
シェービング処理では、この人間の耳の特性(聴覚特性
)の考慮がなされていない。このため、上述した従来の
エラーフィードバックによる量子化誤差低減処理が、人
間の聴感上必ずしも有効であるとは言い難い。
そこで、本発明は、上述のような実情に鑑みて提案され
たものであり、人間の耳の特性を考慮して聴感上効果的
に量子化誤差(量子化ノイズ)を低減することができる
オーディオ信号の量子化誤差低減装置を提供することを
目的とするものである。
たものであり、人間の耳の特性を考慮して聴感上効果的
に量子化誤差(量子化ノイズ)を低減することができる
オーディオ信号の量子化誤差低減装置を提供することを
目的とするものである。
本発明のオーディオ信号の量子化誤差低減装置は、上述
の目的を達成するために提案されたものであり、量子化
器で発生した量子化誤差をノイズフィルタを介して上記
量子化器の入力側に帰還するようにしたオーディオ信号
の量子化誤差低減装置において、入力オーディオ信号を
所定期間毎にブロック化するブロック化手段と、上記ブ
ロック化手段からの各ブロック毎に周波数分析を行う周
波数分析手段と、上記周波数分析手段の出力のうち、上
記ブロック内の各周波数成分のエネルギに基づいて第1
の許容ノイズレベルを設定する第1のノイズレベル設定
手段と、上記周波数分析手段の出力のうち、上記ブロッ
クに時間的に先行するデータ及び時間的に後行するデー
タの少なくとも一方のエネルギに基づいて、当該ブロッ
クの各周波数成分の第2の許容ノイズレベルを設定する
第2のノイズレベル設定手段とを有し、上記ノイズフィ
ルタのフィルタ特性を、上記第1及び第2のノイズレベ
ル設定手段の少なくとも一方の出力に基づいて設定する
ようにしたものである。
の目的を達成するために提案されたものであり、量子化
器で発生した量子化誤差をノイズフィルタを介して上記
量子化器の入力側に帰還するようにしたオーディオ信号
の量子化誤差低減装置において、入力オーディオ信号を
所定期間毎にブロック化するブロック化手段と、上記ブ
ロック化手段からの各ブロック毎に周波数分析を行う周
波数分析手段と、上記周波数分析手段の出力のうち、上
記ブロック内の各周波数成分のエネルギに基づいて第1
の許容ノイズレベルを設定する第1のノイズレベル設定
手段と、上記周波数分析手段の出力のうち、上記ブロッ
クに時間的に先行するデータ及び時間的に後行するデー
タの少なくとも一方のエネルギに基づいて、当該ブロッ
クの各周波数成分の第2の許容ノイズレベルを設定する
第2のノイズレベル設定手段とを有し、上記ノイズフィ
ルタのフィルタ特性を、上記第1及び第2のノイズレベ
ル設定手段の少なくとも一方の出力に基づいて設定する
ようにしたものである。
本発明によれば、各周波数成分のエネルギに基づいた第
1の許容ノイズレベルか人間の聴覚特性におけるいわゆ
る同時刻マスキング効果の量と対応し、ブロックに時間
的に先行及び後行するデータに基づいた第2の許容ノイ
ズレベルがいわゆるテンポラルマスキング効果の量と対
応しており、これら両者に基づいてノイズフィルタのフ
ィルタ特性を決定しているため聴感上効果的に量子化誤
差(量子化ノイズ)を低減できる。
1の許容ノイズレベルか人間の聴覚特性におけるいわゆ
る同時刻マスキング効果の量と対応し、ブロックに時間
的に先行及び後行するデータに基づいた第2の許容ノイ
ズレベルがいわゆるテンポラルマスキング効果の量と対
応しており、これら両者に基づいてノイズフィルタのフ
ィルタ特性を決定しているため聴感上効果的に量子化誤
差(量子化ノイズ)を低減できる。
〔実施例)
以下、本発明を適用した実施例について図面を参照しな
から説明する。
から説明する。
第1図に、本実施例のオーディオ信号の量子化誤差低減
装置の概略構成のブロック図を示す。
装置の概略構成のブロック図を示す。
この第1図の本実施例装置は、量子化器11で発生した
量子化誤差をノイズフィルタ13を介して上記量子化器
11の入力側に帰還するようにしたものであって、入力
オーディオ信号を所定期間(例えば1駆〜10駆)毎に
ブロック化するブロック化回路15と、上記ブロック化
回路15からの各ブロック毎に周波数分析を行う周波数
分析回路16と、上記周波数分析回路16の出力のうち
、上記ブロック内の各周波数成分のエネルギに基づいて
第1の許容ノイズレベルを設定する第1のノイズレベル
設定回路17と、上記周波数分析回路16の出力のうち
、上記ブロックに時間的に先行するデータ及び時間的に
後行するデータの少なくとも一方のエネルギに基づいて
、当該ブロックの各周波数成分の第2の許容ノイズレベ
ルを設定する第2のノイズレベル設定回路18とを有し
、上記ノイズフィルタ13のフィルタ特性を、上記第1
及び第2のノイズレベル設定回路17.18の少なくと
も一方の出力或いはそれらの合成出力に基づいて設定す
るようにしたものである。
量子化誤差をノイズフィルタ13を介して上記量子化器
11の入力側に帰還するようにしたものであって、入力
オーディオ信号を所定期間(例えば1駆〜10駆)毎に
ブロック化するブロック化回路15と、上記ブロック化
回路15からの各ブロック毎に周波数分析を行う周波数
分析回路16と、上記周波数分析回路16の出力のうち
、上記ブロック内の各周波数成分のエネルギに基づいて
第1の許容ノイズレベルを設定する第1のノイズレベル
設定回路17と、上記周波数分析回路16の出力のうち
、上記ブロックに時間的に先行するデータ及び時間的に
後行するデータの少なくとも一方のエネルギに基づいて
、当該ブロックの各周波数成分の第2の許容ノイズレベ
ルを設定する第2のノイズレベル設定回路18とを有し
、上記ノイズフィルタ13のフィルタ特性を、上記第1
及び第2のノイズレベル設定回路17.18の少なくと
も一方の出力或いはそれらの合成出力に基づいて設定す
るようにしたものである。
すなわち、本実施例装置は、上記量子化器】1の出力か
ら量子化器11への入力を減算することで当該量子化器
11での量子化の際に発生する量子化誤差を得る加算器
12と、該加算器12の出力をフィルタリング処理して
出力する上記ノイズフィルタ13と、該ノイズフィルタ
13の出力を上記量子化器11の入力側に加算する加算
器10とでいわゆるエラーフィードバック回路を構成し
ている。ここで、上記ノイズフィルタ13のフィルタ特
性は、具体的には上記第1及び第2のノイズレベル設定
回路17.18からの後述する許容ノイズレベル(或い
は許容ノイズスペクトル)の情報に基づいてフィルタ係
数算出回路14で算出されたフィルタ係数によって決定
されている。したがって、このエラーフィードバック回
路では、上記許容ノイズスペクトルに基づいて量子化誤
差低減処理(いわゆるノイズシェービング処理)が行わ
れる。このノイズシェービング処理が行われた後の信号
は、出力端子2から出力される。
ら量子化器11への入力を減算することで当該量子化器
11での量子化の際に発生する量子化誤差を得る加算器
12と、該加算器12の出力をフィルタリング処理して
出力する上記ノイズフィルタ13と、該ノイズフィルタ
13の出力を上記量子化器11の入力側に加算する加算
器10とでいわゆるエラーフィードバック回路を構成し
ている。ここで、上記ノイズフィルタ13のフィルタ特
性は、具体的には上記第1及び第2のノイズレベル設定
回路17.18からの後述する許容ノイズレベル(或い
は許容ノイズスペクトル)の情報に基づいてフィルタ係
数算出回路14で算出されたフィルタ係数によって決定
されている。したがって、このエラーフィードバック回
路では、上記許容ノイズスペクトルに基づいて量子化誤
差低減処理(いわゆるノイズシェービング処理)が行わ
れる。このノイズシェービング処理が行われた後の信号
は、出力端子2から出力される。
ところで、上記エラーフィードバック回路によってオー
ディオ信号の量子化誤差低減処理(ノイズシェービング
処理)を行う際には、該入力信号スペクトルのいわゆる
マスキングを考慮した処理を行うことで、聴感上のダイ
ナミックレンジを上げることができる。このマスキング
を考慮したノイズシェービングとしては、例えば、信号
スペクトルのパターンがある程度固定化した入力オーデ
ィオ信号のスペクトルに応じたノイズシェービング、す
なわち、入力オーディオ信号スペクトルの後述するいわ
ゆるマスキングを考慮して得られた許容ノイズスペクト
ルを用いたノイズシェービングを挙げることができる。
ディオ信号の量子化誤差低減処理(ノイズシェービング
処理)を行う際には、該入力信号スペクトルのいわゆる
マスキングを考慮した処理を行うことで、聴感上のダイ
ナミックレンジを上げることができる。このマスキング
を考慮したノイズシェービングとしては、例えば、信号
スペクトルのパターンがある程度固定化した入力オーデ
ィオ信号のスペクトルに応じたノイズシェービング、す
なわち、入力オーディオ信号スペクトルの後述するいわ
ゆるマスキングを考慮して得られた許容ノイズスペクト
ルを用いたノイズシェービングを挙げることができる。
或いは、入力オーディオ信号のスペクトルが変化する場
合の、当該スぺクトルのマスキングを考慮して得られた
スペクトル変化に適応的な許容ノイズスペクトルを用い
たノイズシェービング等がある。なお、上記マスキング
とは、人間の聴覚上の特性により、ある信号によって他
の信号がマスクされて聞こえなくなる現象を言うもので
、このマスキング効果には、同時刻マスキング効果とテ
ンポラルマスキング効果とがある。このマスキング効果
により、マスキングされる部分にノイズがあったとして
も、このノイズは聞こえなくなる。上記同時刻マスキン
グ効果とはある大きな音と同時刻に発生する小さな音(
或いはノイズ)が該大きな音によってマスクされて聞こ
えなくなるような効果である。また、ある周波数帯域の
信号成分によって他の帯域の信号成分がマスクされて、
該他の帯域の信号成分の音が聞こえなくなるような効果
(周波数軸上のマスキング効果)も含まれる。上記テン
ポラルマスキング効果とは、大きな音の時間的に前後の
小さな音(ノイズ)が、この大きな音にマスクされて聞
こえなくなるような効果であり、当該大きな音の時間的
に後方のマスキングはフォワードマスキングと呼ばれ、
時間的に前方のマスキングはパックワードマスキングと
呼ばれている。更に、このテンポラルマスキングにおい
ては、人間の聴覚特性から、フォワードマスキングの効
果は長時間(例えば1001sec程度)効くようにな
っているのに対し、パックワードマスキングの効果は短
時間(例えば5 m5ec程度)となっている。更に上
記マスキング効果のレベル(マスキング量)は、フォワ
ードマスキングが20dB程度で、パックワードマスキ
ングが30dB程度となっている。
合の、当該スぺクトルのマスキングを考慮して得られた
スペクトル変化に適応的な許容ノイズスペクトルを用い
たノイズシェービング等がある。なお、上記マスキング
とは、人間の聴覚上の特性により、ある信号によって他
の信号がマスクされて聞こえなくなる現象を言うもので
、このマスキング効果には、同時刻マスキング効果とテ
ンポラルマスキング効果とがある。このマスキング効果
により、マスキングされる部分にノイズがあったとして
も、このノイズは聞こえなくなる。上記同時刻マスキン
グ効果とはある大きな音と同時刻に発生する小さな音(
或いはノイズ)が該大きな音によってマスクされて聞こ
えなくなるような効果である。また、ある周波数帯域の
信号成分によって他の帯域の信号成分がマスクされて、
該他の帯域の信号成分の音が聞こえなくなるような効果
(周波数軸上のマスキング効果)も含まれる。上記テン
ポラルマスキング効果とは、大きな音の時間的に前後の
小さな音(ノイズ)が、この大きな音にマスクされて聞
こえなくなるような効果であり、当該大きな音の時間的
に後方のマスキングはフォワードマスキングと呼ばれ、
時間的に前方のマスキングはパックワードマスキングと
呼ばれている。更に、このテンポラルマスキングにおい
ては、人間の聴覚特性から、フォワードマスキングの効
果は長時間(例えば1001sec程度)効くようにな
っているのに対し、パックワードマスキングの効果は短
時間(例えば5 m5ec程度)となっている。更に上
記マスキング効果のレベル(マスキング量)は、フォワ
ードマスキングが20dB程度で、パックワードマスキ
ングが30dB程度となっている。
また、人間の聴覚特性を利用して入力信号を例えばいわ
ゆる臨界帯域(クリティカルバンド)で帯域分割し、こ
の各帯域毎に、上述したようなマスキングを考慮した許
容ノイズスペクトルを用いてノイズシェービングを行え
ば、より聴感上効果的なノイズシェービングが行える。
ゆる臨界帯域(クリティカルバンド)で帯域分割し、こ
の各帯域毎に、上述したようなマスキングを考慮した許
容ノイズスペクトルを用いてノイズシェービングを行え
ば、より聴感上効果的なノイズシェービングが行える。
これにより、再生音の聴感上のダイナミックレンジを上
げることが可能となる。
げることが可能となる。
このようなことから、上記周波数分析回路16では、上
記ブロック化回路15からの各ブロック毎の入力オーデ
ィオ信号を、人間の聴覚特性を利用して、いわゆる臨界
帯域幅(クリティカルバンド)に分割し、この臨界帯域
毎に周波数分析を行っている。この時の上記臨界帯域幅
での分割及び分析としては、先ず、例えば、入力オーデ
ィオ信号を例えば高速フーリエ変換(FFT)で周波数
軸上の成分(FFT係数)に変換した後、!fFFT係
数の振幅積Am(以下、m−0〜1024)を、人間の
聴覚特性を考慮した高域程帯域輻が広くなる臨界帯域幅
で、例えば上記25バンドのグループGn(以下、nは
各バンドの番号を示し、n=0〜24)にグループ分け
(バンド分け)する。次に、これら各臨界帯域毎の信号
からは、例えば、第(1)式により各帯域毎のそれぞれ
の振幅積Amの総和(振幅積Amのピーク又は平均或い
はエネルギ総和)を取ることで得られるいわゆるパーク
スペクトル(総和のスペクトル)SBを求める。
記ブロック化回路15からの各ブロック毎の入力オーデ
ィオ信号を、人間の聴覚特性を利用して、いわゆる臨界
帯域幅(クリティカルバンド)に分割し、この臨界帯域
毎に周波数分析を行っている。この時の上記臨界帯域幅
での分割及び分析としては、先ず、例えば、入力オーデ
ィオ信号を例えば高速フーリエ変換(FFT)で周波数
軸上の成分(FFT係数)に変換した後、!fFFT係
数の振幅積Am(以下、m−0〜1024)を、人間の
聴覚特性を考慮した高域程帯域輻が広くなる臨界帯域幅
で、例えば上記25バンドのグループGn(以下、nは
各バンドの番号を示し、n=0〜24)にグループ分け
(バンド分け)する。次に、これら各臨界帯域毎の信号
からは、例えば、第(1)式により各帯域毎のそれぞれ
の振幅積Amの総和(振幅積Amのピーク又は平均或い
はエネルギ総和)を取ることで得られるいわゆるパーク
スペクトル(総和のスペクトル)SBを求める。
S B = 1010g+s Cn (Pn)’ [
dB] (1)ただし、n=0〜24であり、Cn
は第n番目のバンド内の要素数すなわち振幅積(ポイン
ト数)、Pnは各帯域のピーク値である。上記各帯域の
パークスペクトルSBは、例えば、第2図に示すように
なる。ただし、この第2図の例では、図示を簡略化する
ため、上記臨界帯域における全帯域数を、例えば12バ
ンド(Bl〜B12)で表現している。当該周波数分析
回路16では、上述したような臨界帯域幅での分割と各
帯域毎の周波数分析が行われ、その出力情報を、上記第
1.第2のノイズレベル設定回路17.18に送るよう
にしている。
dB] (1)ただし、n=0〜24であり、Cn
は第n番目のバンド内の要素数すなわち振幅積(ポイン
ト数)、Pnは各帯域のピーク値である。上記各帯域の
パークスペクトルSBは、例えば、第2図に示すように
なる。ただし、この第2図の例では、図示を簡略化する
ため、上記臨界帯域における全帯域数を、例えば12バ
ンド(Bl〜B12)で表現している。当該周波数分析
回路16では、上述したような臨界帯域幅での分割と各
帯域毎の周波数分析が行われ、その出力情報を、上記第
1.第2のノイズレベル設定回路17.18に送るよう
にしている。
これら第1.第2のノイズレベル設定回路17゜18で
は、後述するようにして、上記同時刻マスキング(J1
波数軸上のマスキングも含む)、テンポラルマスキング
を考慮した許容ノイズレベルの設定を行っている。
は、後述するようにして、上記同時刻マスキング(J1
波数軸上のマスキングも含む)、テンポラルマスキング
を考慮した許容ノイズレベルの設定を行っている。
これら第1.第2のノイズレベル設定回路17゜18か
らの許容ノイズレベル(許容ノイズスペクトル)の情報
が、上記フィルタ係数算出回路14に送られ、該フィル
タ係数算出回路14から許容ノイズスペクトルに応じた
フィルタ係数か出力されて、上記ノイズフィルタ13に
送られる。
らの許容ノイズレベル(許容ノイズスペクトル)の情報
が、上記フィルタ係数算出回路14に送られ、該フィル
タ係数算出回路14から許容ノイズスペクトルに応じた
フィルタ係数か出力されて、上記ノイズフィルタ13に
送られる。
ここで、上記ブロック化回路15、周波数分析回路16
、第1及び第2のノイズレベル設定回路 ・17.18
、フィルタ係数算出回路14は、具体的には例えば以下
に示す第3図、第6図に示すような具体例回路で実現す
ることができる。
、第1及び第2のノイズレベル設定回路 ・17.18
、フィルタ係数算出回路14は、具体的には例えば以下
に示す第3図、第6図に示すような具体例回路で実現す
ることができる。
第3図に示す具体例回路において、高速フーリエ変換(
FFT)回路111.振幅位相情報発生回路112.帯
域分割回路113.総和検出回路114は、第1図のブ
ロック化回路15及び周波数分析回路16として動作し
ている。フィルタ回路76から合成回路80までの各構
成要素は、第1図の第1のノイズレベル設定回路17と
して動作している。ブロック遅延回路115.116及
び係数乗算器117,118.合成回路119は、第1
図の第2のノイズレベル設定回路18として動作してい
る。合成回路120.減算器121゜ROM122は、
上記第1図のフィルタ係数算出回路14として動作して
いる。このROM122の出力か出力端子4を介して第
1図のノイズフィルタ13に送られる。
FFT)回路111.振幅位相情報発生回路112.帯
域分割回路113.総和検出回路114は、第1図のブ
ロック化回路15及び周波数分析回路16として動作し
ている。フィルタ回路76から合成回路80までの各構
成要素は、第1図の第1のノイズレベル設定回路17と
して動作している。ブロック遅延回路115.116及
び係数乗算器117,118.合成回路119は、第1
図の第2のノイズレベル設定回路18として動作してい
る。合成回路120.減算器121゜ROM122は、
上記第1図のフィルタ係数算出回路14として動作して
いる。このROM122の出力か出力端子4を介して第
1図のノイズフィルタ13に送られる。
すなわち、本具体例回路では、任意の注目バンド(任意
の臨界帯域)の信号に対して、第1図の第1のノイズレ
ベル設定回路17としての各回路によって同時刻マスキ
ング(周波数軸上のマスキング)を考慮した第1の許容
ノイズレベルを設定すると共に、第1図の第2のノイズ
レベル設定回路18としての各回路によって注目バンド
の時間的に先行後行する信号でのテンポラルマスキング
を考慮した第2の許容ノイズレベルを設定するようにし
ている。
の臨界帯域)の信号に対して、第1図の第1のノイズレ
ベル設定回路17としての各回路によって同時刻マスキ
ング(周波数軸上のマスキング)を考慮した第1の許容
ノイズレベルを設定すると共に、第1図の第2のノイズ
レベル設定回路18としての各回路によって注目バンド
の時間的に先行後行する信号でのテンポラルマスキング
を考慮した第2の許容ノイズレベルを設定するようにし
ている。
すなわち、この第3図の本具体例回路において、入力端
子1には、オーディオ信号が供給されており、この時間
軸上のオーディオ信号か高速フーリエ変換(FFT)回
路111に伝送される。当該高速フーリエ変換回路11
1ては、上記時間軸上のオーディオ信号が所定期間(す
なわち第1図におけるブロック化回路15でのブロック
)毎に周波数軸上の信号に変換されて、実数成分値Re
と虚数成分値1mとからなるFFT係数か得られる。
子1には、オーディオ信号が供給されており、この時間
軸上のオーディオ信号か高速フーリエ変換(FFT)回
路111に伝送される。当該高速フーリエ変換回路11
1ては、上記時間軸上のオーディオ信号が所定期間(す
なわち第1図におけるブロック化回路15でのブロック
)毎に周波数軸上の信号に変換されて、実数成分値Re
と虚数成分値1mとからなるFFT係数か得られる。
これらFFT係数は振幅位相情報発生回路112に伝送
され、当該振幅位相情報発生回路112では上記実数成
分値Reと虚数成分値1mとから振幅値Amと位相値と
が得られて、当該振幅値Amの情報が上記帯域分割回路
113へ送られている。
され、当該振幅位相情報発生回路112では上記実数成
分値Reと虚数成分値1mとから振幅値Amと位相値と
が得られて、当該振幅値Amの情報が上記帯域分割回路
113へ送られている。
すなわち、一般に人間の聴覚は周波数領域の振幅(パワ
ー)には敏感であるが、位相についてはかなり鈍感であ
るため、上記振幅位相情報発生回路112の出力から上
記振幅値Amのみを取り出し、これを用いるようにして
いる。
ー)には敏感であるが、位相についてはかなり鈍感であ
るため、上記振幅位相情報発生回路112の出力から上
記振幅値Amのみを取り出し、これを用いるようにして
いる。
上記帯域分割回路113では、上記振幅(IAmのオー
ディオ信号を上記臨界帯域幅(クリティカルバンド)に
分割している。この帯域分割回路l13で臨界帯域に分
割された各バンド毎の上記振幅値Amは、それぞれ上記
総和検出回路114に伝送される。当該総和検出回路1
14では、上記各バンド毎のエネルギ(各バンドでのス
ペクトル強度)が、各バンド内のそれぞれの振幅値Am
の総和(振幅値Amのピーク又は平均或いはエネルギ総
和)をとることにより求められる。該総和検出回路11
4の出力か、第2図に示した上記パークスペクトルSB
である。
ディオ信号を上記臨界帯域幅(クリティカルバンド)に
分割している。この帯域分割回路l13で臨界帯域に分
割された各バンド毎の上記振幅値Amは、それぞれ上記
総和検出回路114に伝送される。当該総和検出回路1
14では、上記各バンド毎のエネルギ(各バンドでのス
ペクトル強度)が、各バンド内のそれぞれの振幅値Am
の総和(振幅値Amのピーク又は平均或いはエネルギ総
和)をとることにより求められる。該総和検出回路11
4の出力か、第2図に示した上記パークスペクトルSB
である。
ここで、上記パークスペクトルSBの周波数軸上のマス
キングに於ける影響を考慮するため、上記パークスペク
トルSBに所定の重みづけの関数を畳込む(コンボリュ
ーション)。このため、上記総和検出回路114の出力
すなわち上記パークスペクトルSBの各値は、上記総和
検出回路114の出力をブロック単位で遅延するブロッ
ク遅延回路115を介してフィルタ回路76に送られる
。
キングに於ける影響を考慮するため、上記パークスペク
トルSBに所定の重みづけの関数を畳込む(コンボリュ
ーション)。このため、上記総和検出回路114の出力
すなわち上記パークスペクトルSBの各値は、上記総和
検出回路114の出力をブロック単位で遅延するブロッ
ク遅延回路115を介してフィルタ回路76に送られる
。
該フィルタ回路76は、例えば、入力データを順次遅延
させる複数の遅延(z−’)素子と、各遅延素子からの
出力にそれぞれフィルタ係数(重みづけの関数)を乗算
する複数の乗算器と、これら乗算器の出力の総和をとる
総和加算器とから構成されるものである。該フィルタ回
路76により、上記パークスペクトルSBの畳込み処理
が行われる。
させる複数の遅延(z−’)素子と、各遅延素子からの
出力にそれぞれフィルタ係数(重みづけの関数)を乗算
する複数の乗算器と、これら乗算器の出力の総和をとる
総和加算器とから構成されるものである。該フィルタ回
路76により、上記パークスペクトルSBの畳込み処理
が行われる。
絞量込み処理により、第2図中点線で示す部分の総和が
とられる。
とられる。
ところで、上記パークスペクトルSBの周波数軸上のマ
スキングスペクトル(すなわち許容可能なノイズスペク
トル)を算出する場合のレベルαにおいては、このレベ
ルαが小さいと周波数軸上の信号に対するマスキングス
ペクトル(マスキングカーブ)が下降することになり、
逆に、上記レベルαが大きいとマスキングスペクトルが
上昇することになる。なお、該レベルαとは、後述する
ように逆コンボリューション処理を行うことによってク
リティカルバンドの各バンド毎の上記マスキングスペク
トルとなるようなレベルである。また、一般にオーディ
オ信号等では、高域部分のスペクトル強度(エネルギ)
が小さい。したがって本具体例においては、これらのこ
とを考慮して、エネルギの小さい高域にいく程、上記レ
ベルαを大きくしている。このようなことから、本具体
例回路における上記第1のノイズレベル設定回路17に
対する回路では、高い周波数径間−のエネルギに対する
上記レベルαを高く設定している。
スキングスペクトル(すなわち許容可能なノイズスペク
トル)を算出する場合のレベルαにおいては、このレベ
ルαが小さいと周波数軸上の信号に対するマスキングス
ペクトル(マスキングカーブ)が下降することになり、
逆に、上記レベルαが大きいとマスキングスペクトルが
上昇することになる。なお、該レベルαとは、後述する
ように逆コンボリューション処理を行うことによってク
リティカルバンドの各バンド毎の上記マスキングスペク
トルとなるようなレベルである。また、一般にオーディ
オ信号等では、高域部分のスペクトル強度(エネルギ)
が小さい。したがって本具体例においては、これらのこ
とを考慮して、エネルギの小さい高域にいく程、上記レ
ベルαを大きくしている。このようなことから、本具体
例回路における上記第1のノイズレベル設定回路17に
対する回路では、高い周波数径間−のエネルギに対する
上記レベルαを高く設定している。
すなわち、本具体例回路では、上記マスキングスペクト
ルに対応するレベルαを算出し、該レベルαが高域程高
くなるように制御している。このため、上記フィルタ回
路76の出力は引算器78に送られる。該引算器78は
、上記畳込んだ領域でのレベルαを求めるものである。
ルに対応するレベルαを算出し、該レベルαが高域程高
くなるように制御している。このため、上記フィルタ回
路76の出力は引算器78に送られる。該引算器78は
、上記畳込んだ領域でのレベルαを求めるものである。
ここで、上記引算器78には、上記レベルαを求めるた
めの許容関数(マスキングレベルを表現する関数)が供
給される。該許容関数を増減させることで上記レベルα
の制御を行っている。該許容関数は、関数発生回路77
から供給されている。
めの許容関数(マスキングレベルを表現する関数)が供
給される。該許容関数を増減させることで上記レベルα
の制御を行っている。該許容関数は、関数発生回路77
から供給されている。
上記マスキングスペクトルに対応するレベルαは、クリ
ティカルバンドのバンドの低域から順に与えられる番号
をiとすると、第(2)式で求めることができる。
ティカルバンドのバンドの低域から順に与えられる番号
をiとすると、第(2)式で求めることができる。
α= 5−(n−ai)・・・・・・(2)この第(2
)式において、n、 aは定数でa>0、Sは畳込み
処理後のパークスペクトルの強度であり、第(2)式中
(n−ai)が許容関数となる。本具体例ではn==8
8.a=1としている。
)式において、n、 aは定数でa>0、Sは畳込み
処理後のパークスペクトルの強度であり、第(2)式中
(n−ai)が許容関数となる。本具体例ではn==8
8.a=1としている。
このようにして、上記レベルαか求められ、このデータ
は、割算器79に伝送される。当該割算器79では、上
記畳込み処理された領域でのレベルαを逆コンポリュー
シコンするためのものである。したがって、この逆コン
ボリューション処理を行うことにより、上記レベルαか
ら、マスキングスペクトルが得られるようになる。すな
わち、このマスキングスペクトルが各バンド毎に求めら
れた第1の許容ノイズレベル(許容ノイズスペクトル)
となる。なお、上記逆コンボリューション処理は、複雑
な演算を必要とするが、本具体例では簡略化した割算器
79を用いて逆コンボリューションを行っている。
は、割算器79に伝送される。当該割算器79では、上
記畳込み処理された領域でのレベルαを逆コンポリュー
シコンするためのものである。したがって、この逆コン
ボリューション処理を行うことにより、上記レベルαか
ら、マスキングスペクトルが得られるようになる。すな
わち、このマスキングスペクトルが各バンド毎に求めら
れた第1の許容ノイズレベル(許容ノイズスペクトル)
となる。なお、上記逆コンボリューション処理は、複雑
な演算を必要とするが、本具体例では簡略化した割算器
79を用いて逆コンボリューションを行っている。
次に、上記マスキングスペクトルは、合成回路80及び
合成回路120を介して減算器121に供給される。こ
こで、当該減算器121には、上記総和検出回路114
の出力すなわち前述の総和検出回路114からのパーク
スペクトルSBが、遅延回路127を介して供給されて
いる。したがって、この減算器121で上記マスキング
スペクトルとパークスペクトルSBとの減算演算が行わ
れることで、第4図に示すように、上記パークスペクト
ルSBは、該マスキングスペクトルMSの各レベルで示
すレベル以下がマスキングされることになる。
合成回路120を介して減算器121に供給される。こ
こで、当該減算器121には、上記総和検出回路114
の出力すなわち前述の総和検出回路114からのパーク
スペクトルSBが、遅延回路127を介して供給されて
いる。したがって、この減算器121で上記マスキング
スペクトルとパークスペクトルSBとの減算演算が行わ
れることで、第4図に示すように、上記パークスペクト
ルSBは、該マスキングスペクトルMSの各レベルで示
すレベル以下がマスキングされることになる。
該減算器121の出力は、ROM122に送られる。上
記ROM122には、複数のフィルタ係数が格納されて
おり、上記減算器121の出力に応じたフィルタ係数を
出力するものである。このROM122の出力が、出力
端子4を介して第1図のノイズフィルタ13に送られる
。なお、上記遅延回路127は上記合成回路120以前
の各回路での遅延量を考慮して上記総和検出回路114
からのパークスペクトルSBを遅延させるために設けら
れている。
記ROM122には、複数のフィルタ係数が格納されて
おり、上記減算器121の出力に応じたフィルタ係数を
出力するものである。このROM122の出力が、出力
端子4を介して第1図のノイズフィルタ13に送られる
。なお、上記遅延回路127は上記合成回路120以前
の各回路での遅延量を考慮して上記総和検出回路114
からのパークスペクトルSBを遅延させるために設けら
れている。
また、上記合成回路80での合成の際には、最小可聴カ
ーブ発生回路129から供給される第5図に示すような
人間の聴覚特性であるいわゆる最小可聴カーブ(等ラウ
ドネス曲線)RCを示すデータと、上記マスキングスペ
クトルMSとを合成することができる。この場合、該最
小可聴カーブRCとマスキングスペクトルMSとを共に
合成することで、第1の許容ノイズレベルはこの図中斜
線で示す部分までとすることができる。なおこの第5図
は、前述の第2図に示したクリティカルバンドで表され
ており、信号スペクトルSSも同時に示している。
ーブ発生回路129から供給される第5図に示すような
人間の聴覚特性であるいわゆる最小可聴カーブ(等ラウ
ドネス曲線)RCを示すデータと、上記マスキングスペ
クトルMSとを合成することができる。この場合、該最
小可聴カーブRCとマスキングスペクトルMSとを共に
合成することで、第1の許容ノイズレベルはこの図中斜
線で示す部分までとすることができる。なおこの第5図
は、前述の第2図に示したクリティカルバンドで表され
ており、信号スペクトルSSも同時に示している。
上述したように、本具体例の上記第10′ノイズレベル
設定回路17に対応する各回路においては、各バンド毎
の信号の周波数軸上のマスキングを考慮した第1の許容
ノイズレベルを求めることかできる。従って、該第1の
許容ノイズレベルに基づいたフィルタ係数を設定するこ
とができる。
設定回路17に対応する各回路においては、各バンド毎
の信号の周波数軸上のマスキングを考慮した第1の許容
ノイズレベルを求めることかできる。従って、該第1の
許容ノイズレベルに基づいたフィルタ係数を設定するこ
とができる。
また、本具体例回路においては、上述した同時刻マスキ
ング(周波数軸上のマスキング)を考慮したフィルタ係
数決定と共に、注目バンド(臨界帯域)の時間的に先行
後行する信号のエネルギに基づいて、当該注目バンドの
上記第2の許容ノイズレベルを設定することで、時間軸
上めテンポラルマスキングを考慮したフィルタ係数の決
定も同時に行うようにしている。すなわち、本具体例の
上記第2のノイズレベル設定回路18に対応する各回路
では、上述したように、第1の許容ノイズレベルが設定
されている任意のバンド(注目バンド)の現時点の信号
に対して、その注目バンドの現時点の信号に時間軸上で
先行後行する前後の信号によるテンポラルマスキングを
考慮して、当該現時点の注目バンドの許容ノイズレベル
(第2の許容ノイズレベル)を設定するようにしている
。
ング(周波数軸上のマスキング)を考慮したフィルタ係
数決定と共に、注目バンド(臨界帯域)の時間的に先行
後行する信号のエネルギに基づいて、当該注目バンドの
上記第2の許容ノイズレベルを設定することで、時間軸
上めテンポラルマスキングを考慮したフィルタ係数の決
定も同時に行うようにしている。すなわち、本具体例の
上記第2のノイズレベル設定回路18に対応する各回路
では、上述したように、第1の許容ノイズレベルが設定
されている任意のバンド(注目バンド)の現時点の信号
に対して、その注目バンドの現時点の信号に時間軸上で
先行後行する前後の信号によるテンポラルマスキングを
考慮して、当該現時点の注目バンドの許容ノイズレベル
(第2の許容ノイズレベル)を設定するようにしている
。
このため、上記合成回路120には、合成回路80の出
力と共に、上記第2のノイズレベル設定回路18に対応
する回路の1つである合成回路119の出力も供給され
るようになっている。
力と共に、上記第2のノイズレベル設定回路18に対応
する回路の1つである合成回路119の出力も供給され
るようになっている。
すなわち、当該合成回路119には、上記第2の許容ノ
イズレベルの信号として上記注目バンドの現時点の信号
に対して時間的に前後の信号のエネルギに基づくテンポ
ラルマスキングのレベルがそれぞれ算出されて供給され
ており、これら時間的に前後の信号による許容ノイズレ
ベルが該合成回路119で合成されて出力されるように
なっている。
イズレベルの信号として上記注目バンドの現時点の信号
に対して時間的に前後の信号のエネルギに基づくテンポ
ラルマスキングのレベルがそれぞれ算出されて供給され
ており、これら時間的に前後の信号による許容ノイズレ
ベルが該合成回路119で合成されて出力されるように
なっている。
このような第2の許容ノイズレベルを得るために、本具
体例回路では、上記総和検出回路114の出力をブロッ
ク単位で(遅延するブロックは複数であってもよい)遅
延するブロック遅延回路115及び116と、係数乗算
器117,118゜上記合成回路119とを設けている
。すなわち、上記ブロック遅延回路115の出力が得ら
れる時点を上記現時点T0とすると、当該ブロック遅延
回路115に上記総和検出回路114の出力が供給され
る時点が当該現時点T0の時間的に後(現時点T0に対
しては未来の時間となる)の後時点T++となり、上記
ブロック遅延回路116から出力される時点が上記現時
点T0の時間的に前(現時点T0に対しては過去の時間
となる)の前時点T−1となる。
体例回路では、上記総和検出回路114の出力をブロッ
ク単位で(遅延するブロックは複数であってもよい)遅
延するブロック遅延回路115及び116と、係数乗算
器117,118゜上記合成回路119とを設けている
。すなわち、上記ブロック遅延回路115の出力が得ら
れる時点を上記現時点T0とすると、当該ブロック遅延
回路115に上記総和検出回路114の出力が供給され
る時点が当該現時点T0の時間的に後(現時点T0に対
しては未来の時間となる)の後時点T++となり、上記
ブロック遅延回路116から出力される時点が上記現時
点T0の時間的に前(現時点T0に対しては過去の時間
となる)の前時点T−1となる。
上記後時点T + +の信号すなわち総和検出回路11
4の出力は、係数乗算器118に供給される。
4の出力は、係数乗算器118に供給される。
該係数乗算器118では、該係数乗算器118に信号が
供給された該後時点T+Iでの上記注目バンドの信号に
よる上記現時点T0の注目バンドの信号に対するテンポ
ラルマスキング(パックワードマスキング)を考慮して
決定された乗算係数が、上記後時点Telの信号に乗算
される。すなわち、この乗算係数は、合成回路119及
び120ての影響を考慮して設定される係数であり、例
えば上記後時点T、1の信号を正規化してlとした場合
、該後時点T、Iの信号によるパックワードマスキング
が上記現時点T0の信号に対して作用するレベルに対応
した乗算係数に、が、該後時点Telの信号に乗算され
る。また、上記前時点T、の信号すなわちブロック遅延
回路116の出力は、係数乗算器117に供給される。
供給された該後時点T+Iでの上記注目バンドの信号に
よる上記現時点T0の注目バンドの信号に対するテンポ
ラルマスキング(パックワードマスキング)を考慮して
決定された乗算係数が、上記後時点Telの信号に乗算
される。すなわち、この乗算係数は、合成回路119及
び120ての影響を考慮して設定される係数であり、例
えば上記後時点T、1の信号を正規化してlとした場合
、該後時点T、Iの信号によるパックワードマスキング
が上記現時点T0の信号に対して作用するレベルに対応
した乗算係数に、が、該後時点Telの信号に乗算され
る。また、上記前時点T、の信号すなわちブロック遅延
回路116の出力は、係数乗算器117に供給される。
該係数乗算器117では、該係数乗算器117に信号か
供給された該前時点T−,での上記注目バンドの信号に
よる上記現時点T、の注目バンドの信号に対するテンポ
ラルマスキング(フォワードマスキング)を考慮して決
定された乗算係数が、上記前時点T、の信号に乗算され
る。すなわち該乗算係数は、上述同様に合成回路119
.120での影響を考慮して設定され、例えば前時点T
−,の信号を正規化した場合、該前時点T、の信号によ
るフォワードマスキングが上記現時点T0の信号に対し
て作用するレベルに対応した乗算係数に、が、当該前時
点T−+の信号に乗算される。これら各係数乗算器11
7,118の出力が合成回路】19で合成されて得られ
た出力が、上記第2の許容ノイズレベルと、なる。
供給された該前時点T−,での上記注目バンドの信号に
よる上記現時点T、の注目バンドの信号に対するテンポ
ラルマスキング(フォワードマスキング)を考慮して決
定された乗算係数が、上記前時点T、の信号に乗算され
る。すなわち該乗算係数は、上述同様に合成回路119
.120での影響を考慮して設定され、例えば前時点T
−,の信号を正規化した場合、該前時点T、の信号によ
るフォワードマスキングが上記現時点T0の信号に対し
て作用するレベルに対応した乗算係数に、が、当該前時
点T−+の信号に乗算される。これら各係数乗算器11
7,118の出力が合成回路】19で合成されて得られ
た出力が、上記第2の許容ノイズレベルと、なる。
なお、上記合成回路119での合成は、例えば各係数乗
算器117.118の出力を加算するような処理が行わ
れる。このようにして得られた上記合成回路119の出
力が上記合成回路120に送られる。
算器117.118の出力を加算するような処理が行わ
れる。このようにして得られた上記合成回路119の出
力が上記合成回路120に送られる。
当該合成回路120では、例えば、上記合成回路119
の出力と合成回路80の出力のうち少なくとも一方すな
わち例えば大きい方を選ぶような合成処理、或いは、各
合成回路119.80の出力をそれぞれ所定の重み付け
を行って加算するような合成処理が行われる。また、こ
の加算による合成処理の時は、例えば、全帯域のエネル
ギを考慮した上記第2の許容ノイズレベルを求めて加算
するようにしてもよい。
の出力と合成回路80の出力のうち少なくとも一方すな
わち例えば大きい方を選ぶような合成処理、或いは、各
合成回路119.80の出力をそれぞれ所定の重み付け
を行って加算するような合成処理が行われる。また、こ
の加算による合成処理の時は、例えば、全帯域のエネル
ギを考慮した上記第2の許容ノイズレベルを求めて加算
するようにしてもよい。
なお、本具体例においては、上述した最小可聴カーブの
合成処理を行わない構成とすることもできる。この場合
は、第3図の構成で最小可聴カーブ発生回路129と合
成回路80か不要となり、このため上記引算器78から
の出力は、割算器79て逆コンボリューションされた後
、すぐに上記合成回路120に伝送されることになる。
合成処理を行わない構成とすることもできる。この場合
は、第3図の構成で最小可聴カーブ発生回路129と合
成回路80か不要となり、このため上記引算器78から
の出力は、割算器79て逆コンボリューションされた後
、すぐに上記合成回路120に伝送されることになる。
上述したように、本具体例回路においては、注目バンド
の信号に対して、前記第1図の第1のノイズレベル設定
回路17に対応する各回路によって周波数軸上のマスキ
ングを考慮した第1の許容ノイズレベルを設定すると共
に、第ttgの第2のノイズレベル設定回路18に対応
する各回路によって注目バンドの時間的に先行後行する
信号でのテンポラルマスキングを考慮した第2の許容ノ
イズレベルを設定するようにしている。これら第1゜第
2の許容ノイズレベルに基づいて減算器!21での減算
処理が行われ、更に該減算器121の出力にもどづいて
ROM122からフィルタ係数が出力されるため、人間
の聴覚上良好なノイズシェービングが可能となる。
の信号に対して、前記第1図の第1のノイズレベル設定
回路17に対応する各回路によって周波数軸上のマスキ
ングを考慮した第1の許容ノイズレベルを設定すると共
に、第ttgの第2のノイズレベル設定回路18に対応
する各回路によって注目バンドの時間的に先行後行する
信号でのテンポラルマスキングを考慮した第2の許容ノ
イズレベルを設定するようにしている。これら第1゜第
2の許容ノイズレベルに基づいて減算器!21での減算
処理が行われ、更に該減算器121の出力にもどづいて
ROM122からフィルタ係数が出力されるため、人間
の聴覚上良好なノイズシェービングが可能となる。
第6図に示す他の具体例回路は、入力端子1に供給され
た入力オーディオ信号を非ブロックで周波数分析するフ
ィルタバンク90と、当該フィルタバンク90によって
分析された各周波数成分を上記ブロック(所定期間)と
して例えば10a+。
た入力オーディオ信号を非ブロックで周波数分析するフ
ィルタバンク90と、当該フィルタバンク90によって
分析された各周波数成分を上記ブロック(所定期間)と
して例えば10a+。
5ms+2.5msのブロックでそれぞれ更に周波数分
析するFFT (高速フーリエ変換)回路20,40.
60とを有し、更に、上記第1の許容ノイズレベルを設
定するマスキングスペクトル算出回路75と、上記第2
の許容ノイズレベルを設定する期間遅延回路23.43
.63、合成回路50゜70.5ms遅延(DL)回路
51.Z5IIIs遅延回路71. 72. 73.選
択回路52、合成選択回路74、重付合成回路24.4
4.64とを有してなるものである。また、上記フィル
タバンク90は、上記入力オーディオ信号を複数の周波
数帯域に分割(本具体例では3分割)する帯域分割手段
として少なくとも!つのフィルタ(例えばいわゆるQM
F等のミラーフィルタ)を有し、高域はど帯域幅が大と
なるような分割を行うものである。
析するFFT (高速フーリエ変換)回路20,40.
60とを有し、更に、上記第1の許容ノイズレベルを設
定するマスキングスペクトル算出回路75と、上記第2
の許容ノイズレベルを設定する期間遅延回路23.43
.63、合成回路50゜70.5ms遅延(DL)回路
51.Z5IIIs遅延回路71. 72. 73.選
択回路52、合成選択回路74、重付合成回路24.4
4.64とを有してなるものである。また、上記フィル
タバンク90は、上記入力オーディオ信号を複数の周波
数帯域に分割(本具体例では3分割)する帯域分割手段
として少なくとも!つのフィルタ(例えばいわゆるQM
F等のミラーフィルタ)を有し、高域はど帯域幅が大と
なるような分割を行うものである。
更に、上記FF7回路20.40.60は、高域はど上
記高速フーリエ変換処理がなされるブロック時間長を小
となす処理を行う。本具体例回路の出力は出力端子4を
介して、第1図のノイズフィルタ13に送られる。
記高速フーリエ変換処理がなされるブロック時間長を小
となす処理を行う。本具体例回路の出力は出力端子4を
介して、第1図のノイズフィルタ13に送られる。
すなわち、この第6図において、入力端子Iには、例え
ばサンプリング周波数fs=44.1kHzでサンプリ
ングされて得られたDC〜22kHzの入力オーディオ
信号が供給されており、該入力オーディオ信号が、上記
フィルタバンク9oに供給されている。該フィルタバン
ク90は、例えば第7図に示すように、QMF91.9
2が2段縦続接続されて構成され、上記入力端子1に供
給されたDC〜22kHzの入力オーディオ信号が、Q
MF91に供給される。該QMF91は、入力オーディ
オ信号を11kHzで2分割するものであり、したがっ
て該QMF91からはDC〜1lk−211kHz〜2
2kHzの帯域の出力信号が得られることになる。上記
11kHz〜22kHzの帯域の出力信号は端子93を
介して上記FF7回路60に送られる。上記DC〜11
に&の出力信号は、QMF92に送られる。該QMF9
2は、5.5kHzで入力信号を2分割するものであり
、したかって該QMF92からは、DC〜5.5kHz
、5.5に七〜11kHzの帯域の出力信号が得られる
ことになる。5.5kl(z〜1lkl(zの信号が端
子94を介して上記FF7回路40へ、DC〜5.5k
Hzの信号が端子95を介して上記FF7回路20へ送
られる。このように上記フィルタバンク90では、入力
オーディオ信号を非ブロックで3つの帯域に周波数分割
し、高域はど帯域幅が大となるような分割を行っている
。なお、第7図の例では、フィルタをQMFとしている
がBPF (バンドパスフィルタ)を用いた構成とする
ことも可能である。
ばサンプリング周波数fs=44.1kHzでサンプリ
ングされて得られたDC〜22kHzの入力オーディオ
信号が供給されており、該入力オーディオ信号が、上記
フィルタバンク9oに供給されている。該フィルタバン
ク90は、例えば第7図に示すように、QMF91.9
2が2段縦続接続されて構成され、上記入力端子1に供
給されたDC〜22kHzの入力オーディオ信号が、Q
MF91に供給される。該QMF91は、入力オーディ
オ信号を11kHzで2分割するものであり、したがっ
て該QMF91からはDC〜1lk−211kHz〜2
2kHzの帯域の出力信号が得られることになる。上記
11kHz〜22kHzの帯域の出力信号は端子93を
介して上記FF7回路60に送られる。上記DC〜11
に&の出力信号は、QMF92に送られる。該QMF9
2は、5.5kHzで入力信号を2分割するものであり
、したかって該QMF92からは、DC〜5.5kHz
、5.5に七〜11kHzの帯域の出力信号が得られる
ことになる。5.5kl(z〜1lkl(zの信号が端
子94を介して上記FF7回路40へ、DC〜5.5k
Hzの信号が端子95を介して上記FF7回路20へ送
られる。このように上記フィルタバンク90では、入力
オーディオ信号を非ブロックで3つの帯域に周波数分割
し、高域はど帯域幅が大となるような分割を行っている
。なお、第7図の例では、フィルタをQMFとしている
がBPF (バンドパスフィルタ)を用いた構成とする
ことも可能である。
このフィルタバンク90からDC〜5.5kHzの帯域
の信号が供給されるFFT回路20では、供給された信
号を10駆毎にブロック化してこのブロック毎にFFT
処理を行う。また、5.5kHz〜11k[zの帯域の
信号か供給されるFFT回路40では5ms毎のブロッ
クでのFFT処理を行い、11kHz〜22kHzの帯
域の信号か供給されるFFT回路60では15m5毎の
ブロックでのFFT処理を行う。すなわち、これらFF
T回路20゜40.60では、高域はとFFTされるブ
ロック長を小となす処理が行われる。このように、本具
体例では、各FF7回路20,40.60においてブロ
ックを形成する際に、高域での時間ブロック長を小とな
す処理を行うことにより、この高域での時間分解能を上
げ、かつ低域では時間分解能を下げてlブロック内のサ
ンプル数を増やして周波数分解能を上げている。すなわ
ち、通常の音声信号は高域で定常区間か短いため上述の
ように高域での時間分解能を上げることは有効であり、
また、一般に、人間の聴覚における周波数分解能は低域
で高いものであるため、上述のように低域での周波数分
解能を上げることも有効となる。
の信号が供給されるFFT回路20では、供給された信
号を10駆毎にブロック化してこのブロック毎にFFT
処理を行う。また、5.5kHz〜11k[zの帯域の
信号か供給されるFFT回路40では5ms毎のブロッ
クでのFFT処理を行い、11kHz〜22kHzの帯
域の信号か供給されるFFT回路60では15m5毎の
ブロックでのFFT処理を行う。すなわち、これらFF
T回路20゜40.60では、高域はとFFTされるブ
ロック長を小となす処理が行われる。このように、本具
体例では、各FF7回路20,40.60においてブロ
ックを形成する際に、高域での時間ブロック長を小とな
す処理を行うことにより、この高域での時間分解能を上
げ、かつ低域では時間分解能を下げてlブロック内のサ
ンプル数を増やして周波数分解能を上げている。すなわ
ち、通常の音声信号は高域で定常区間か短いため上述の
ように高域での時間分解能を上げることは有効であり、
また、一般に、人間の聴覚における周波数分解能は低域
で高いものであるため、上述のように低域での周波数分
解能を上げることも有効となる。
ここで、第8図に、上記フィルタバンク90と各FF7
回路20.40.60とによる処理の時間ブロックを示
す。すなわちこの第8図には、上記帯域分割、FFT等
のそれぞれの処理単位(ブロック)を示しており、図中
b (p、 q、 r)におけるp、q+ rの
3つのパラメータにより、ブロックが指定されている。
回路20.40.60とによる処理の時間ブロックを示
す。すなわちこの第8図には、上記帯域分割、FFT等
のそれぞれの処理単位(ブロック)を示しており、図中
b (p、 q、 r)におけるp、q+ rの
3つのパラメータにより、ブロックが指定されている。
pは時間経過を、qは帯域を、rは時間ブロックを示し
ている。この第8図において、DC〜5.5kHzの低
域では各帯域の1つの時間ブロック力月0+nsの時間
長(時間分解能)となることを示している。また5、5
kHz〜11kHzの中域では1つの時間ブロック長が
5msとなることを、IIkHz〜22kHzの高域で
は1つの時間ブロック長がL5msとなることを示して
いる。
ている。この第8図において、DC〜5.5kHzの低
域では各帯域の1つの時間ブロック力月0+nsの時間
長(時間分解能)となることを示している。また5、5
kHz〜11kHzの中域では1つの時間ブロック長が
5msとなることを、IIkHz〜22kHzの高域で
は1つの時間ブロック長がL5msとなることを示して
いる。
上記FF7回路20.40.60でFFT処理されて得
られた各帯域毎のFFT係数データは、前記第1図の第
1.第2のノイズレベル設定回路17.18に対する各
回路によって、同時刻マスキング(周波数軸上のマスキ
ング効果)及びテンポラルマスキング効果を考慮した第
1.第2の許容ノイズレベルが設定される。
られた各帯域毎のFFT係数データは、前記第1図の第
1.第2のノイズレベル設定回路17.18に対する各
回路によって、同時刻マスキング(周波数軸上のマスキ
ング効果)及びテンポラルマスキング効果を考慮した第
1.第2の許容ノイズレベルが設定される。
この第1.第2の許容ノイズレベルは、例えば、以下の
ようにして求められる。
ようにして求められる。
上記FF7回路20.40.60の出力データは、全体
として更に上記クリティカルバンド(臨界帯域)に分割
される。この帯域分割を行うため、FFT回路20の出
力データ(周波数帯域DC〜5.5kHz)は、臨界帯
域分割回路21によって、更に上記クリティカルバンド
の低域側の例えば20個分のバンドに分割される。また
、FFT回路40の出力データ(5,5に市〜1lkl
)は、臨界帯域分割回路4】によって、更にクリティカ
ルバンドの中域の例えば3つ分のバンドに分割され、F
FT回路60の出力データ(11kHz〜22に&)は
、臨界帯域分割回路61により更にクリティカルバンド
の高域の例えば2つ分のバンドに分割される。
として更に上記クリティカルバンド(臨界帯域)に分割
される。この帯域分割を行うため、FFT回路20の出
力データ(周波数帯域DC〜5.5kHz)は、臨界帯
域分割回路21によって、更に上記クリティカルバンド
の低域側の例えば20個分のバンドに分割される。また
、FFT回路40の出力データ(5,5に市〜1lkl
)は、臨界帯域分割回路4】によって、更にクリティカ
ルバンドの中域の例えば3つ分のバンドに分割され、F
FT回路60の出力データ(11kHz〜22に&)は
、臨界帯域分割回路61により更にクリティカルバンド
の高域の例えば2つ分のバンドに分割される。
上記各臨界帯域分割回路21.41.61の出力は、そ
れぞれエネルギ検出回路22. 42. 62に送られ
る。各エネルギ検出回路22,42.。
れぞれエネルギ検出回路22. 42. 62に送られ
る。各エネルギ検出回路22,42.。
62では、上記各FF7回路20,40.60での各時
間ブロック毎でかつ各クリティカルバンド毎のデータの
エネルギ(各バンドでのスペクトル強度)か、例えば、
各バンド内のそれぞれの振幅値の総和(振幅値のピーク
又は平均或いはエネルギ総和)をとることにより求めら
れる。該エネルギ検出回路22.42.62の出力は、
各クリティカルバンド毎の総和のスペクトル(パークス
ペクトルSB、前述の第2図参照)である。
間ブロック毎でかつ各クリティカルバンド毎のデータの
エネルギ(各バンドでのスペクトル強度)か、例えば、
各バンド内のそれぞれの振幅値の総和(振幅値のピーク
又は平均或いはエネルギ総和)をとることにより求めら
れる。該エネルギ検出回路22.42.62の出力は、
各クリティカルバンド毎の総和のスペクトル(パークス
ペクトルSB、前述の第2図参照)である。
ここで、上記パークスペクトルSBの周波数軸でのマス
キングに於ける影響を考慮するため、上記パークスペク
トルSBに所定の重みづけの関数を畳込む(コンボリュ
ーション)。このため上記エネルギ検出回路22.42
.46の出力すなわち上記パークスペクトルSBの各値
は、上記第1図の第1のノイズレベル設定回路17とし
てのマスキングスペクトル算出回路75に送られる。当
該マスキングスペクトル算出回路75は、前述した第3
図のフィルタ回路76、引算器78.関数発生回路77
、割算器79と同様に構成されるものであるため、詳細
な説明は省略する。ただし、二のマスキングスペクトル
算出回路75に供給される信号は、上述したように臨界
帯域か3つにわけられたものである。
キングに於ける影響を考慮するため、上記パークスペク
トルSBに所定の重みづけの関数を畳込む(コンボリュ
ーション)。このため上記エネルギ検出回路22.42
.46の出力すなわち上記パークスペクトルSBの各値
は、上記第1図の第1のノイズレベル設定回路17とし
てのマスキングスペクトル算出回路75に送られる。当
該マスキングスペクトル算出回路75は、前述した第3
図のフィルタ回路76、引算器78.関数発生回路77
、割算器79と同様に構成されるものであるため、詳細
な説明は省略する。ただし、二のマスキングスペクトル
算出回路75に供給される信号は、上述したように臨界
帯域か3つにわけられたものである。
また、本具体例回路においては、上述した周波数軸上の
マスキングを考慮した第!の許容ノイズレベルの設定と
共に、上記第2の許容ノイズレベルも設定するようにし
ている。ここで、第8図において例えばブロックB2か
ら見ると、上記時間的に先行するデータはブロックBl
(それ以前のブロックも含む)のデータとなり、後行す
′るデータはブロックB3(それ以後のブロックも含む
)のデータとなる。これらブロックBl、B3 (或い
はより複数のブロック)の少なくとも一方のデータにと
もづいて上記ブロックB2内の各周波数成分に対する第
2の許容ノイズレベル(マスキングレベル)を設定する
ようにしている。更に、本具体レベルでは、上記第2の
許容ノイズレベルでの上記少なくとも一方は、時間的に
先行するデータとする。すなわち、テンポラルマスキン
グにおいてマスキング効果の時間が長いフォワードマス
キングを考慮して時間的に先行する上記ブロックBlの
データに基づいてブロックB2への許容ノイズレベルを
求めている。また更に、本具体例では、時間的に異なる
期間の周波数成分的に同一のもののエネルギに基づいて
上記第2の許容ノイズレベルを設定するようにしている
。すなわち、クリティカルバンドのうち同じ周波数バン
ドの時間的に先行、後行するデータのエネルギに基づい
て第2の許容ノイズレベルを設定している。
マスキングを考慮した第!の許容ノイズレベルの設定と
共に、上記第2の許容ノイズレベルも設定するようにし
ている。ここで、第8図において例えばブロックB2か
ら見ると、上記時間的に先行するデータはブロックBl
(それ以前のブロックも含む)のデータとなり、後行す
′るデータはブロックB3(それ以後のブロックも含む
)のデータとなる。これらブロックBl、B3 (或い
はより複数のブロック)の少なくとも一方のデータにと
もづいて上記ブロックB2内の各周波数成分に対する第
2の許容ノイズレベル(マスキングレベル)を設定する
ようにしている。更に、本具体レベルでは、上記第2の
許容ノイズレベルでの上記少なくとも一方は、時間的に
先行するデータとする。すなわち、テンポラルマスキン
グにおいてマスキング効果の時間が長いフォワードマス
キングを考慮して時間的に先行する上記ブロックBlの
データに基づいてブロックB2への許容ノイズレベルを
求めている。また更に、本具体例では、時間的に異なる
期間の周波数成分的に同一のもののエネルギに基づいて
上記第2の許容ノイズレベルを設定するようにしている
。すなわち、クリティカルバンドのうち同じ周波数バン
ドの時間的に先行、後行するデータのエネルギに基づい
て第2の許容ノイズレベルを設定している。
このため、上記エネルギ検出回路22.42゜62の出
力は、それぞれ、上記第2のノイズレベル設定手段の期
間遅延回路23.43.63及び5ms遅延回路51,
2.5ms遅延回路71に送られる。
力は、それぞれ、上記第2のノイズレベル設定手段の期
間遅延回路23.43.63及び5ms遅延回路51,
2.5ms遅延回路71に送られる。
ここで、上記期間遅延回路23,43.63は、それぞ
れ供給されたデータを例えば10au;ブロックの期間
毎に遅延を行うものである。また、上記期間遅延回路4
3及び63の出力は、それぞれ合成回路50.70に送
られる。該合成回路50及び70は、上記FF7回路4
0.60での時間ブロック(5mS+2..5msブロ
ック)のデータをそれぞれ10m5のデータに合成する
ものである。更に、上記5ms遅延回路51は、上記5
駆ブロツク毎に遅延を行うものであり、該5駆遅延回路
51の出力は選択回路52に送られる。当該選択回路5
2は、供給された5msブロックのデータが、現在処理
されている10m5ブロツク内の前のブロックデータで
ある場合は、そのデータを通過させ、また、該10m5
ブロツクの先行する10m5ブロツク内の後のブロック
データである場合は通過させないような切換選択を行う
ものである。すなわち上記現在処理されている10m5
ブロツクを第8図のブロックB2とすると、上記選択回
路52に供給された5msブロックデータが第8図中プ
ロツクb(2゜2、l)である時はオンとなり、b(1
,2゜2)である時はオフとなる選択を行う。上記Z5
駆遅延回路71は、Z5msのブロック毎に遅延を行う
ものであり、当該Z5ms5ms遅延1の出力は、順次
2.5ms遅延回路72.73に送られる。
れ供給されたデータを例えば10au;ブロックの期間
毎に遅延を行うものである。また、上記期間遅延回路4
3及び63の出力は、それぞれ合成回路50.70に送
られる。該合成回路50及び70は、上記FF7回路4
0.60での時間ブロック(5mS+2..5msブロ
ック)のデータをそれぞれ10m5のデータに合成する
ものである。更に、上記5ms遅延回路51は、上記5
駆ブロツク毎に遅延を行うものであり、該5駆遅延回路
51の出力は選択回路52に送られる。当該選択回路5
2は、供給された5msブロックのデータが、現在処理
されている10m5ブロツク内の前のブロックデータで
ある場合は、そのデータを通過させ、また、該10m5
ブロツクの先行する10m5ブロツク内の後のブロック
データである場合は通過させないような切換選択を行う
ものである。すなわち上記現在処理されている10m5
ブロツクを第8図のブロックB2とすると、上記選択回
路52に供給された5msブロックデータが第8図中プ
ロツクb(2゜2、l)である時はオンとなり、b(1
,2゜2)である時はオフとなる選択を行う。上記Z5
駆遅延回路71は、Z5msのブロック毎に遅延を行う
ものであり、当該Z5ms5ms遅延1の出力は、順次
2.5ms遅延回路72.73に送られる。
各15m5遅延回路?1,72.73の出力はそれぞれ
合成選択回路74に送られる。当該合成選択回路74は
、供給された2、5msブロックデータが、現在処理さ
れている例えばブロックB2の先行するブロックB2内
の後のブロックb(1,3゜4)である場合はオフとし
、また上記ブロックB2内のブロックb (2,3,1
)、b (2,3゜2L b (2,3,3)である場
合はオンとするような切換選択を行う。同時に当該合成
選択回路74では、例えばブロックb (2,3,2)
のデータが供給された時はこのブロックと前のブロック
b (2,3,1)との合成を行い、ブロックb(2,
3,3)のデータが供給される時は該ブロックと前の2
つのブロックb (2,3,1)、 b(2,3,2
)との合成い、ブロックb (2,3゜4)のデータが
供給される時は該ブロックと前の3つのブロックb (
2,3,l)、 b (2,3゜2)、ブロックb
(2,3,3)との合成を行うようになっている。
合成選択回路74に送られる。当該合成選択回路74は
、供給された2、5msブロックデータが、現在処理さ
れている例えばブロックB2の先行するブロックB2内
の後のブロックb(1,3゜4)である場合はオフとし
、また上記ブロックB2内のブロックb (2,3,1
)、b (2,3゜2L b (2,3,3)である場
合はオンとするような切換選択を行う。同時に当該合成
選択回路74では、例えばブロックb (2,3,2)
のデータが供給された時はこのブロックと前のブロック
b (2,3,1)との合成を行い、ブロックb(2,
3,3)のデータが供給される時は該ブロックと前の2
つのブロックb (2,3,1)、 b(2,3,2
)との合成い、ブロックb (2,3゜4)のデータが
供給される時は該ブロックと前の3つのブロックb (
2,3,l)、 b (2,3゜2)、ブロックb
(2,3,3)との合成を行うようになっている。
上記期間遅延回路23の出力は重付合成回路24に、上
記合成回路501選択回路52の出力は重付合成回路4
4に、上記合成回路702合成選択回路74の出力は重
付合成回路64に送られる。
記合成回路501選択回路52の出力は重付合成回路4
4に、上記合成回路702合成選択回路74の出力は重
付合成回路64に送られる。
また、各重付合成回路24.44.64には、前記マス
キングスペクトル算出回路75からのデータも供給され
るようになっている。ここで、各重付合成回路24.4
4.64は、供給されたデータに対して同時刻及びスペ
クトルマスキング効果を考慮した重み付けの係数を合成
するものである。
キングスペクトル算出回路75からのデータも供給され
るようになっている。ここで、各重付合成回路24.4
4.64は、供給されたデータに対して同時刻及びスペ
クトルマスキング効果を考慮した重み付けの係数を合成
するものである。
すなわち、この重み付けの係数は、マスキング効果を考
慮して設定される係数であり、例えば現在のブロックの
信号に対して先行或いは後行するブロックの信号を正規
化してlとした場合、該先行或いは後行するのブロック
の信号による周波数軸上のマスキング及びテンポラルマ
スキング等に基づいた上記現在のブロックの信号に対し
て作用するレベルに対応した重み付けの係数が、該先行
或いは後行するブロックの信号に対して重み付けられる
。これにより、周波数軸上及びテンポラルマスキング効
果を利用した許容ノイズレベル(マスキングスペクトル
)が設定可能となる。
慮して設定される係数であり、例えば現在のブロックの
信号に対して先行或いは後行するブロックの信号を正規
化してlとした場合、該先行或いは後行するのブロック
の信号による周波数軸上のマスキング及びテンポラルマ
スキング等に基づいた上記現在のブロックの信号に対し
て作用するレベルに対応した重み付けの係数が、該先行
或いは後行するブロックの信号に対して重み付けられる
。これにより、周波数軸上及びテンポラルマスキング効
果を利用した許容ノイズレベル(マスキングスペクトル
)が設定可能となる。
なお、上述のマスキング効果を考慮したマスキングスペ
クトルは、同じクリティカルバンド内で求められている
が、他のクリティカルバンド間でのマスキングを考慮し
たものとすることも可能である。
クトルは、同じクリティカルバンド内で求められている
が、他のクリティカルバンド間でのマスキングを考慮し
たものとすることも可能である。
これら各重付合成回路24,44.64の出力は、更に
それぞれ合成回路25,45.65を介して減算器27
,47.67に送られる。ここで、これら減算器27.
47.67は、前述の第3図の減算器121と略同様に
機能するものであり詳細な説明は省略する。ただし、こ
れら減算器27゜47.67で扱われる帯域は、上述し
たようにクリティカルバンドを3つに分けたそれぞれの
帯域となっている。
それぞれ合成回路25,45.65を介して減算器27
,47.67に送られる。ここで、これら減算器27.
47.67は、前述の第3図の減算器121と略同様に
機能するものであり詳細な説明は省略する。ただし、こ
れら減算器27゜47.67で扱われる帯域は、上述し
たようにクリティカルバンドを3つに分けたそれぞれの
帯域となっている。
該減算器27,47.67の出力は、ROM28.48
.68に送られる。これらROM28゜48.68も、
第3図のROM122と略同様に機能するものであり詳
細な説明は省略する。ただし、これらROMZ8.48
.68で扱う帯域も、クリティカルバンドを3つに分け
たそれぞれの帯域となっている。
.68に送られる。これらROM28゜48.68も、
第3図のROM122と略同様に機能するものであり詳
細な説明は省略する。ただし、これらROMZ8.48
.68で扱う帯域も、クリティカルバンドを3つに分け
たそれぞれの帯域となっている。
このようなことから、本具体例回路でも、上記クリティ
カルバンドの各バンド毎のエネルギによる同時刻マスキ
ングと、テンポラルマスキングとを考慮した第1.第2
の許容ノイズレベルに応じて上記ノイズフィルタ13の
フィルタ係数が定められている。
カルバンドの各バンド毎のエネルギによる同時刻マスキ
ングと、テンポラルマスキングとを考慮した第1.第2
の許容ノイズレベルに応じて上記ノイズフィルタ13の
フィルタ係数が定められている。
上述のようにして決定されたフィルタ係数が合成回路8
5によって全帯域合成かなされ、その後出力端子4から
第1図のノイズフィルタ13に送られる。
5によって全帯域合成かなされ、その後出力端子4から
第1図のノイズフィルタ13に送られる。
なお、上記遅延回路30,55.80は上記臨界帯域分
割回路21,41.61以降の回路での遅延量を考慮し
て設けられているものであり、遅延回路31.56.8
1は、期間遅延回路23゜43.63.5ms遅延回路
51,2.5ms遅延回路71、マスキングスペクトル
算出回路75以降の各回路での遅延量を考慮して設けら
れている。
割回路21,41.61以降の回路での遅延量を考慮し
て設けられているものであり、遅延回路31.56.8
1は、期間遅延回路23゜43.63.5ms遅延回路
51,2.5ms遅延回路71、マスキングスペクトル
算出回路75以降の各回路での遅延量を考慮して設けら
れている。
また、上記合成回路25,45.65での合成の際には
、前述の第3図の最小可聴カーブ発生回路129と同様
の最小可聴カーブ発生回路26゜46.66からのデー
タも供給されている。ただし、これら最小可聴カーブ発
生回路26.46゜66からのデータも、クリティカル
バンドを3つに分けたそれぞれの帯域に対応するデータ
となっている。
、前述の第3図の最小可聴カーブ発生回路129と同様
の最小可聴カーブ発生回路26゜46.66からのデー
タも供給されている。ただし、これら最小可聴カーブ発
生回路26.46゜66からのデータも、クリティカル
バンドを3つに分けたそれぞれの帯域に対応するデータ
となっている。
上述のようなことから、本実施例のオーディオ信号の量
子化誤差低減装置を、例えば規格統一されたディジタル
オーディオ機器(例えばいわゆるコンパクトディスク、
ディジタル・オーディオ・テープレコーダ等)に適用す
れば、該統一規格から現実に得られるダイナミックレン
ジよりも、聴感上でより高いダイナミックレンジの再生
音を得られるようになる。例えば、統一規格(上記CD
。
子化誤差低減装置を、例えば規格統一されたディジタル
オーディオ機器(例えばいわゆるコンパクトディスク、
ディジタル・オーディオ・テープレコーダ等)に適用す
れば、該統一規格から現実に得られるダイナミックレン
ジよりも、聴感上でより高いダイナミックレンジの再生
音を得られるようになる。例えば、統一規格(上記CD
。
DATの場合16ビツトスロツトワード長の規格)を維
持したままで(再生側には変更を加えず、コンパチビリ
ティ−を保ったままで)、このオーディオ信号の再生音
の聴感上のダイナミックし・ンジを上げることができる
ようになる。
持したままで(再生側には変更を加えず、コンパチビリ
ティ−を保ったままで)、このオーディオ信号の再生音
の聴感上のダイナミックし・ンジを上げることができる
ようになる。
本発明のオーディオ信号の量子化誤差低減装置において
は、所定期間毎のブロックの入力ディジタル信号を周波
数分析し、各周波数成分のエネルギに基づいた第1の許
容ノイズレベルと、ブロックに時間的に先後行するデー
タの少なくとも一方のエネルギに基づいた第2の許容ノ
イズレベルとの少なくとも一方に基づいて、ノイズフィ
ルタのフィルタ特性を設定するようにしたことにより、
聴感上のノイズを低減して聴感上のダイナミックレンジ
を上げることができるようになった。
は、所定期間毎のブロックの入力ディジタル信号を周波
数分析し、各周波数成分のエネルギに基づいた第1の許
容ノイズレベルと、ブロックに時間的に先後行するデー
タの少なくとも一方のエネルギに基づいた第2の許容ノ
イズレベルとの少なくとも一方に基づいて、ノイズフィ
ルタのフィルタ特性を設定するようにしたことにより、
聴感上のノイズを低減して聴感上のダイナミックレンジ
を上げることができるようになった。
したがって、本発明のオーディオ信号の量子化誤差低減
装置を、例えば規格統一されたディジタルオーディオ機
器に適用すれば、該統一規格から現実に得られるダイナ
ミックレンジよりも、聴感上でより高いダイナミックレ
ンジの再生音を得られるようになる。例えば、統一規格
を維持したままで(再生側には変更を加えず、コンパチ
ビリティ−を保ったままで)、このオーディオ信号の再
生音の聴感上のダイナミックレンジを上げることがてき
るようになる。
装置を、例えば規格統一されたディジタルオーディオ機
器に適用すれば、該統一規格から現実に得られるダイナ
ミックレンジよりも、聴感上でより高いダイナミックレ
ンジの再生音を得られるようになる。例えば、統一規格
を維持したままで(再生側には変更を加えず、コンパチ
ビリティ−を保ったままで)、このオーディオ信号の再
生音の聴感上のダイナミックレンジを上げることがてき
るようになる。
第1図は本発明実施例のオーディオ信号の量子化誤差低
減装置の概略構成のブロック図、第2図パークスペクト
ルを示す図、第3図は具体例回路を示すブロック図、第
4図マスキングスペクトルを示す図、第5図は最小可聴
カーブ、マスキングスペクトルを合成した図、第6図は
他の具体例回路を示すブロック図、第7図はフィルタバ
ンクの例を示すブロック回路図、第8図は他の具体例で
のブロックを説明するための図である。 10.12・・・・加算器 11・・・・・・量子化器 13・・・・・・ノイズフィルタ 14・・・・・・フィルタ係数算出回路15・・・・・
・ブロック化回路 16・・・・・・周波数分析回路 17・・・・・・第1のノイズレベル設定回路18・・
・・・・第2のノイズレベル設定回路特許出願人
ソニー株式会社
減装置の概略構成のブロック図、第2図パークスペクト
ルを示す図、第3図は具体例回路を示すブロック図、第
4図マスキングスペクトルを示す図、第5図は最小可聴
カーブ、マスキングスペクトルを合成した図、第6図は
他の具体例回路を示すブロック図、第7図はフィルタバ
ンクの例を示すブロック回路図、第8図は他の具体例で
のブロックを説明するための図である。 10.12・・・・加算器 11・・・・・・量子化器 13・・・・・・ノイズフィルタ 14・・・・・・フィルタ係数算出回路15・・・・・
・ブロック化回路 16・・・・・・周波数分析回路 17・・・・・・第1のノイズレベル設定回路18・・
・・・・第2のノイズレベル設定回路特許出願人
ソニー株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 量子化器で発生した量子化誤差をノイズフィルタを介
して上記量子化器の入力側に帰還するようにしたオーデ
ィオ信号の量子化誤差低減装置において、 入力オーディオ信号を所定期間毎にブロック化するブロ
ック化手段と、 上記ブロック化手段からの各ブロック毎に周波数分析を
行う周波数分析手段と、 上記周波数分析手段の出力のうち、上記ブロック内の各
周波数成分のエネルギに基づいて第1の許容ノイズレベ
ルを設定する第1のノイズレベル設定手段と、 上記周波数分析手段の出力のうち、上記ブロックに時間
的に先行するデータ及び時間的に後行するデータの少な
くとも一方のエネルギに基づいて、当該ブロックの各周
波数成分の第2の許容ノイズレベルを設定する第2のノ
イズレベル設定手段とを有し、 上記ノイズフィルタのフィルタ特性を、上記第1及び第
2のノイズレベル設定手段の少なくとも一方の出力に基
づいて設定することを特徴とするオーディオ信号の量子
化誤差低減装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31261790A JP2998196B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | オーディオ信号の量子化誤差低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31261790A JP2998196B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | オーディオ信号の量子化誤差低減装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04185017A true JPH04185017A (ja) | 1992-07-01 |
| JP2998196B2 JP2998196B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=18031360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31261790A Expired - Fee Related JP2998196B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | オーディオ信号の量子化誤差低減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2998196B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5794179A (en) * | 1995-07-27 | 1998-08-11 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Method and apparatus for performing bit-allocation coding for an acoustic signal of frequency region and time region correction for an acoustic signal and method and apparatus for decoding a decoded acoustic signal |
-
1990
- 1990-11-20 JP JP31261790A patent/JP2998196B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5794179A (en) * | 1995-07-27 | 1998-08-11 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Method and apparatus for performing bit-allocation coding for an acoustic signal of frequency region and time region correction for an acoustic signal and method and apparatus for decoding a decoded acoustic signal |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2998196B2 (ja) | 2000-01-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3334419B2 (ja) | ノイズ低減方法及びノイズ低減装置 | |
| US5260980A (en) | Digital signal encoder | |
| JP2913731B2 (ja) | ディジタルデータの高能率符号化方法 | |
| KR100312636B1 (ko) | 보상필터 | |
| KR100209099B1 (ko) | 오디오신호의 양자화오차저감장치 | |
| JP2861238B2 (ja) | ディジタル信号符号化方法 | |
| CA1067828A (en) | Audio system with enhanced spatial effect | |
| US5752224A (en) | Information encoding method and apparatus, information decoding method and apparatus information transmission method and information recording medium | |
| JP3601074B2 (ja) | 信号処理方法及び信号処理装置 | |
| JPH0435123A (ja) | ディジタル信号符号化装置 | |
| US5267095A (en) | Digital reconstructing of harmonics to extend band of frequency response | |
| KR0129429B1 (ko) | 오디오신호처리장치 | |
| US5754427A (en) | Data recording method | |
| WO1994024666A1 (fr) | Procede et appareil de tranformation de signaux et support d'enregistrement | |
| JP3646657B2 (ja) | ディジタル信号処理装置及びディジタル信号処理方法、並びに1ビット信号生成装置 | |
| JP3605706B2 (ja) | 音響信号再生方法及び装置 | |
| JPH04185017A (ja) | オーディオ信号の量子化誤差低減装置 | |
| JP3041967B2 (ja) | ディジタル信号符号化装置 | |
| JPH0984198A (ja) | 音信号処理装置およびサラウンド再生方法 | |
| US4642812A (en) | Sound field enlarging device and method | |
| JP3010663B2 (ja) | ノイズシェーピング回路 | |
| JP3166407B2 (ja) | ノイズ低減装置 | |
| JP4822697B2 (ja) | ディジタル信号符号化装置およびディジタル信号記録装置 | |
| JP3186331B2 (ja) | 信号変換方法又は装置、並びに記録媒体 | |
| JP3033150B2 (ja) | オーディオ信号の量子化誤差低減装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |