JPH0418600Y2 - - Google Patents

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JPH0418600Y2
JPH0418600Y2 JP1985091414U JP9141485U JPH0418600Y2 JP H0418600 Y2 JPH0418600 Y2 JP H0418600Y2 JP 1985091414 U JP1985091414 U JP 1985091414U JP 9141485 U JP9141485 U JP 9141485U JP H0418600 Y2 JPH0418600 Y2 JP H0418600Y2
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は剣道用竹刀の改良に関するもので、原
材料を天然の竹製のものを、化学製品製にしたも
ので、断面が楕円形状の柄部1と刀身部4からな
り、この二つの部分を接続して一体化した事を特
徴とするものである。
「従来の技術」 従来の剣道用竹刀の原材料は、竹製で第19図
に示す如く四本の割り竹24を円形状に集束し
て、剣先部25と柄頭部26とを細く鍔28近く
の部分を太く形成している。そして、その上か
ら、剣先部25には先皮17を他端側には柄皮2
7を包被させ相互17,27をつる14にて引寄
せて、四本の割り竹24の集束をし、又、先皮1
7の逸脱をさせないようにしている。
又、このつる14は真剣の峰に相当し、その標
識にもなつている。前記柄皮27の外径に合つた
穴のある鍔28を貫通し、それに円形のゴム製の
鍔止め29を通して鍔28に密着せしめて、鍔2
8の逸脱を防止している。尚、18中ゆいを示
し、割り竹24を結束させると共に、打つ位置の
標識にもなつている。すなわち、ほぼ、中ゆいか
ら、剣先25迄を正しい打突部位と、定められて
いる。又30は、チギリと云う止め金を示し、割
り竹24四本相互のずれ防止機能を有する。又1
6は先ゴムといい、先皮17と割り竹24先端部
との間に入いり、突技等のシヨツク防止や、先皮
17の損傷防止の機能を有する。
(日本剣道連盟発行「剣道教本」) 「考案が解決しようとする問題点」 従来の竹刀では、前記説明のように原料が、竹
製の為に、剣道の練習中又は、競技時等で、相互
の竹刀と竹刀、又は、竹刀と面金等の度重なる、
激突により、竹刀の損傷は大きく、その為に割り
竹のささくれが生じ互いにとげがささる等の事故
があり、又もつと細かくなつて目に入つたり、空
気中に飛散した竹繊維が互いに呼吸の度に気管支
に入り込んだりして健康に害を及ぼす事があつ
た。又真剣における柄の断面形状が楕円形状であ
つて握り易いのに対して、従来の竹刀の柄の断面
形状が円形を呈しているため、実際には、(日本
剣道連盟発行「剣道教本」)で云う(剣の理法の
修練)の習得が困難で、又、従来の竹刀の柄の長
さが画一化されているため、使用者の腕の長さに
適合した柄の長さを得ることが、困難であつた。
又、従来の竹刀が損傷した時、その部分を、取り
替える時、従来の場合、割り竹の柄部に包被させ
てある柄皮が少しでもゆるいと使用している時に
まわつてしまうため、きつめの柄皮を無理に水に
ぬらして少し皮を伸びさせてでも包被させてある
ため、割り竹の不良部分を取り替えるには、その
柄皮を又取りはづして割り竹を取り替えて又無理
に柄皮を包被させなければならないので、大変だ
つた。
又、従来の竹刀だと四本の割り竹で円形になつ
ているため横で打つても良くわからない。つまり
真剣で云うと刃の部分でなく平らたい横で打つて
いる場合でもわからないという意味であるが、
又、打つた強さもわからないし、又、打ちおろし
た竹刀の刃筋が正しいか否かもわからない場合が
多かつた。本考案の目的は、前記多数の問題点を
解決する為である。
「考案の構成」 第1図、第2図、第3図、第5図、及び第10
図に示す如く、柄部1には、にぎる方は、断面が
楕円形になつていて、その両側面に、鍔2固定用
のネジ穴3数個が有り、その先には、刀身部4を
取り付けるためのネジ穴5が数個所ある。そし
て、刀身部4が第1図の実施例の場合、同じ形状
のもの四本であるが、これの端部には、柄部1に
取り付けるための穴6が、明けられており、これ
にネジ止めされる、この四本の刀身部は、従来の
竹刀のように柄部1近くが太く剣先の方が細くな
るようにできている。これに柄部1の刀身部を固
定する側と反対側の端面から、鍔2を挿入する。
もちろん鍔2には柄部1の断面に合せた楕円形の
貫通穴7があり、又鍔2にはボス部8が一体にな
つて有り、そのボス部8には、前記柄部1の側面
に数個ある鍔固定用のネジ穴3に合う位置に穴9
があいていて、鍔止め用ネジ10で止められるよ
うになつている。尚前記柄部にある鍔固定用のネ
ジ穴3が数個あるのは、使用者に合つた鍔2の位
置に変えるためのものであつてそのネジ穴3の個
数だけ鍔2の位置が変えられるわけである。又1
1はスペーサーで、これにも柄部1の断面と同じ
ような楕円形の穴12があり、鍔2部を刀身部4
からはなれた位置に、固定する場合に鍔部2と刀
身部4の間に柄部1に挿入して使用する。もちろ
ん外形状は刀身部4と同じようになつている為そ
れだけ刀身部が長くなつたようになる。又鍔部2
のフランヂ部分の一部、つまり、楕円形穴7に対
してたて方向に、二、三個の穴13があり、この
鍔フランヂ部の穴13は従来の竹刀のつる14を
通して止める穴となる。以下この穴をつる止め穴
と呼ぶ。そして、剣先部25、つまり刀身部4の
先端部をゆう。には従来の竹刀に使用されてい
る、先ゴム16と先皮17を使用し、先端から全
長の三分の一程の所には従来の竹刀と同じよう
に、中ゆい18をつる14と共に使用する。以上
の様な構造で、第1図の実施例はできている。も
ちろん化学製品製。
「考案の効果」 上記のような構造であるため、まづ柄部の断面
形状が楕円のために、使用者はにぎりやすく従来
の竹刀のように横からはにぎりにくく真剣の柄と
形状が同等になつているために、正しいにぎり方
ができる。又、従来の竹刀の原材料は竹である
が、本考案の新竹刀は化学製品製であるため、危
険が少い。鍔の位置が変えられるため、より使用
者に正しい剣道ができる。又もし、刀身部が破損
した時でも、すぐ取り替えができる。又従来の竹
刀だと、柄皮がゆるいとそれがねじれてしまつた
が、本考案では、柄皮は使用していないので、絶
対にそのような事がない。第1図での実施例の、
効果である。次に第8図の実施例について記す。
「考案の構成」 柄部1及び鍔部2は、第1図の実施例と同じで
あるが、刀身部は第1図の実施例の場合、従来の
竹刀と同じように、同じ形状のもの四本で組みに
なつていたが、第8図の実施例の場合は、二本の
異つた形状の刀身部からなり、柄部及び上、下二
本の刀身部を組み付けた時は、真剣のように、そ
りを持たせる為に刀身部上4イと刀身部下4ロは
共に横から見ると上そりにできている。又第9図
の様に刀身部上4ハは真つすぐの場合でもよい
し、刀身部上4ハ及び刀身部下4ロ共に真つすぐ
でもよい。但し、この場合、二本合せて柄部1に
取り付けた時に、刀身部は、全体的に真剣の様に
手元の方が幅が広く剣先の方はせまくなつてい
る。又第8図の実施例の刀身部上及び刀身部下の
断面は、第10図及び第12図、第13図の様
に、刀身部上及び刀身部下共に、アルフアベツト
のU字形か、かたかなのコの字形、又はヨの字形
の真中の棒を短かくした形状で、線の無い方を互
いに向き合せて、刀身部上4イが内側に刀身部下
4ロが外側に合わせられている。但しこの反対も
可能であるが……。この場合特に線の無い方が広
く奥の方がせまくなつていて、この製品が化学製
品製で弾力性があるのを利用して、練習中等、相
手と打ち合つて、刀身部下4ロが、刀身部上4イ
の方え押されても、テーパー状になつている為、
打つた時のシヨツクを吸収し、又弾力性や復元力
により、打つた時の力がなくなれば、又元にもど
る事になる。
又、第14図及び第15図の様に刀身部上4ハ
が、切れている部分のないものでもよいし、刀身
部上4イがパイプ状でも可能である。但し、刀身
部上と刀身部下が上記断面図と反対でも可能であ
る。以上のような断面をした刀身部上及び刀身部
下に、第1図の実施例で説明した時と同じように
柄部1の刀身部取り付けネジ穴5に合う位置に穴
6が有り、取り付けネジ19でネジ止めされ固定
して、やはり第1図実施例のように、先ゴム1
6、先皮17、中ゆい18、つる14等を使い、
つる14の端を鍔のつる止め穴13に通して結着
する。この事はすでに説明済みである。又前記刀
身部の外側にかぶさる方の刀身部の側面の左右対
称の位置に、同じ深さのミゾ20又は、穴20′
が数個あけられており、第13図のようになつて
おれば、刀身部がふりおろされた時に、正しくふ
りおろされれば左右対称にあるミゾ20又は穴2
0′のくぼみにより空気を切る音が出るし、正し
くふりおろされなければ音が出ないので、音が出
るようにふる練習をすれば、自然に正しく刃筋で
ふりおろしが出来るようになる。
「考案の効果」 上から見た幅が、従来の竹刀のように広くなく
真剣に近い形状なので、より本物の剣道が出来
る。又、ふりおろしの時に、音が出る、出ないに
より、より正しい刃筋の修得ができるようにな
る。次に第16図の実施例を記す。
「考案の構成」 外観上は、第8図及び第9図実施例と同じであ
るが、第8図及び第9図実施例の場合、刃筋は正
しくふりおろされても、相手に当つた瞬間、又
は、その直後迄刃筋が正しかつたか、又、手の内
は良かつたのか、打つた強さも良かつたのか迄
は、わからない。そこで第16図実施例のG−G
断面図、第17図の様に刀身部上4イと刀身部下
4ロの間に、例えば笛つきゴムまりの様なもの2
1を特定の位置に固定する。固定方法は、のり付
けでもネジ止めでも良いが、刀身部上又は刀身部
下の内側の特定の位置である。この上記笛付きゴ
ムまり状のもの21は常に、ふくらんでいて中に
空気が入つており、へこむと中の空気は笛を通つ
て外部え出る様になつており、空気が笛を通過す
る時に音が出る様になつている。このゴムまり状
のものが、縮む為の或る程度以上の力が加われ
ば、縮む強さのバネ22を刀身部上4イと刀身部
4ロの間か、ゴムまり状のものの中に固定しても
よいが、練習や試合の時、刀身部下4ロの打つべ
き正しい位置で或る程度以上の力で、打つた時
に、刀身部上4イと刀身部下4ロとにはさまれて
ゴムまり状のもの21がへこんで、中に入つてい
た空気が笛23を通過して音が、出るようにした
ものである(第18図参考)。このゴムまり状の
もの21はのり又はネジ等で、正しい位置で或る
程度以上の力で、刃筋正しく打つた時にのみ笛2
3が鳴る位置に刀身部の内側に取り付けられる。
このゴムまり状のもの21は、おもちや等にある
構造と同じようなものでよく、それを、ただ刀身
部の特定の位置に取り付けたものと考えて頂けば
よいでしよう。但し、取り付ける数は別に規定は
しない。以上の説明で本考案が判明できたと思い
ます。
「考案の効果」 相手を打つた直後迄刃筋が正しかつたか、どう
かが判明し、打つた強さも良いかが判かる。試合
等の時の判定が誰がみてもよくわかり、今までの
ように、時々後味の悪い事が、あつたが、この様
な事もなくなる。
以上いろいろ説明して、おわかりのように、本
考案は、従来の竹刀の欠点を全べて解消し、「全
日本剣道連盟」の諸先生方も、今まで、剣道を修
行する者に、幾度となく、御指適、御指導なされ
てきた点も、本考案により、一気に解決する、す
ばらしい考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例の側面図。第2図
は、平面図。第3図は、本考案要部の分解斜視
図。第4図は、第3図のA−A断面図。第5図
は、本考案要部の別構成斜視図。第6図は、第5
図のB−B断面図。第7図は、本考案の構成部材
を示す斜視図。第8図は、本考案の他の実施例を
示す側面図。第9図は、本考案の他の実施例を示
す側面図。第8図及び第9図の印は刀身部の方
向を示す。第10図は第8図実施例の要部の分解
斜視図。第11図は、第8図及び第9図実施例の
構成部材を示す斜視図。第12図は、第8図C−
C断面図。第13図は、第8図D−D断面図。第
14図は、第9図E−E断面図。第15図は、第
9図F−F断面図。第16図は、本考案の別実施
例の側面図。第17図は、第16図G−G断面
図。第18図は、第16図の変化態様図。印は
力方向を示す。第19図は、従来の竹刀の側面
図。第20図は、第19図の構成部材図。第21
図と第19図の構成部材図。第22図は、第21
図のH−H断面図。第23図は第21図のJ−J
断面図。第24図は、第21図のK矢視図。以上
第19図より第24図迄は従来の考案である。 各部及び各部品の説明、1……柄又は柄部、2
……鍔又は鍔部、3……鍔固定用ネジ穴、4……
刀身部、4イ……刀身部上、4ロ……刀身部下、
4ハ……刀身部上、5……刀身部取り付けネジ
穴、6……穴、7及び12……楕円形貫通穴、8
……鍔のボス部、9……穴、10,19……ネ
ジ、11,11′……スペーサー、13……つる
止め穴、14……つる、16……先ゴム、17…
…先皮、18……中ゆい、20……ミゾ、20′
……穴、21……笛つきゴムまり様のもの、22
……バネ、23……笛、24……割り竹、25…
…剣先部、26……柄頭部、27……柄部、2
7′……柄部、28……鍔、、29……鍔止め、3
0……チギリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 化学製品製の竹刀で、断面が小判形又は、楕円
    形状の柄部1と刀身部4の二つの部分を接続して
    一体化してなり、又柄部1に鍔2固定用ネジ穴3
    を複数箇所並設して、鍔2の穴9を対応させて、
    ネジ10にて、前記固定用ネジ穴3に、ネジ止め
    させて、鍔2を柄部1に、固定できる剣道用新竹
    刀。
JP1985091414U 1985-06-17 1985-06-17 Expired JPH0418600Y2 (ja)

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JPS54179276U (ja) * 1978-06-07 1979-12-18
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JPS56133869U (ja) * 1980-03-10 1981-10-09

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