JPH0418609Y2 - - Google Patents

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JPH0418609Y2
JPH0418609Y2 JP1193385U JP1193385U JPH0418609Y2 JP H0418609 Y2 JPH0418609 Y2 JP H0418609Y2 JP 1193385 U JP1193385 U JP 1193385U JP 1193385 U JP1193385 U JP 1193385U JP H0418609 Y2 JPH0418609 Y2 JP H0418609Y2
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JP
Japan
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net
rope
safety
wire rope
safety net
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JP1193385U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスキー場において、スキーヤーの樹木
等との衝突およびコース外えの転落等によつて生
じるスキーヤーの死傷事故を防止する安全ネツト
に関するものである。
(従来の技術) 従来スキー場においては、スキーヤーの衝突、
転落事故防止のため、コース周辺に自生する樹木
を利用して、その幹に発泡材を巻装または予め積
雪中より直立せしめた杭等支柱にネツトを張設さ
せたもので、その目的とするところは、前者はス
キーヤーの樹木との衝突時の緩衝効果、また後者
は単に滑降コースの幅と方向指示およびスキーヤ
ー以外の人間をコースから分離するためのもので
あり、したがつてスキーヤーの保護上甚だ消極的
かつ不十分な方法であつた。
(考案が解決しようとする問題点) 従来スキー場で使用されていた安全ネツトは、
その構造上、網地の伸度が比較的小さいことから
緩衝性に乏しく、したがつてスキーヤーのコース
滑降時の滑降速度がすこぶる早い状態で樹木との
衝突、転倒、コース外えの転落などスキーヤー
は、これら事故によつて生じる大きな衝撃に耐え
ず死傷に至ることになるものである。
したがつてこれら事故発生時、その衝撃が大き
いため安全ネツトの損傷も著しく、それが対策と
して安全ネツトを構成する素材の強化が図られて
いる現状にある。
またスキーのコースの状態によつて、それぞれ
条件が異るが、一般的にみて、スキーヤーを安全
に保護するためには、安全ネツトの高さが5m程
度必要とされており、したがつてスキー場の周辺
に自生せる樹木または積雪中から直立させた杭、
パイプ等支柱にネツトを張設させるためには、作
業員が約6乃至7mの高さまで登つての取付け作
業が必要とされるため、ネツトの張設は困難であ
る欠点を有していた。
さらに元来スキー場は、山の中腹もしくは麓付
近に造成されることが多く、そのためそのコース
は地形上起伏に富み、しかもネツトの張設距離が
長く、かつその期間が冬期に限定される等の制約
があり、したがつて地形に合せてネツトの形状、
大きさを調整する必要があると共に、地面が積雪
のため、現場におけるネツトの張設は困難さがあ
り、その取付け作業に危険性があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記のごとき問題解決のため、コー
ス周辺に自生せる樹木もしくは予め積雪中より直
立せしめた杭、パイプ等支柱の適宜高さに位置に
張設したワイヤーロープに、スナツプリングを嵌
通し、ネツト周辺の補強ロープのうちの上辺に一
定間隔でグラブリングを取付けた後、スナツプリ
ングとグラブリング間に吊りロープを稲妻型状態
に挿通せしめて一体構造とするものである。
なお本考案安全ネツトは、その幅の大きさは、
製作、運搬、取付け作業等の便宜上、適宜大きさ
に限定されることが多いことから、予め適宜大き
さに分割したネツトの高さ方向の周縁部に、それ
ぞれフアスナーを配設しておけば、スキー場現場
での安全ネツトの取付け、取外し作業を容易かつ
合理的に為し得るものである。
(作用) 本考案は上記のごとき構造であるから、製作も
容易かつ廉価であり、また折畳みが可能なため、
輸送保管が至便であると共に、本考案安全ネツト
をスキー場の所定場所に展張吊設後、コース上方
よりスキーヤーが滑降中、万一転倒等アクシデン
トにより、本考案安全ネツトに衝突の場合には、
その滑降速度によつて生じる最大運動エネルギー
は、およそ3トン以上に達することがあり、した
がつてネツトの緩衝性が乏しい場合、減速度Gの
減衰が小さいことから、衝突スキーヤーを死傷に
至らしめることになるものである。
スキーヤーの衝突による死傷事故を防止もしく
は低下せしめるためには、安全ネツトに緩衝性を
保有させることが必要であり、その方法としてネ
ツト構成素材、製網方法等、具体的には、ネツト
を構成する繊維の種類、網糸の撚構成および結節
形状等によつて、ある程度の衝撃吸収つまり減速
度Gを低下せしめることは可能であるが、ネツト
の変形量に限度があり、衝突スキーヤーの安全確
保には減速度Gが大き過ぎて死傷事故を完全に防
止することは不可能である。
本考案安全ネツトは、その構成上ワイヤーロー
プーとネツト間に、それぞれ吊りロープをスナツ
プリングおよびブラグリングに嵌挿通させ、稲妻
型状態に配してネツトを吊設しているから、スキ
ーヤーが衝突時、吊りロープがその衝撃の大き
さ、つまり減速度Gの程度に比例してネツト衝突
部位に向つて引き込まれ、ネツトの上縁が下方に
引張られるので、ネツト衝突部位付近の網地の変
形が大きくなると併行して、ネツトに加えられた
負荷が、吊りロープの全長に亘り伝播しながら、
他の部位のネツトに分散させることになり、した
がつて衝突スキーヤーの衝撃を瞬時に減少させ、
死傷事故を合理的かつ完全に阻止し得るものであ
る。
本考案安全ネツトの展張方法は、まず予め積雪
中より直立させた樹木、杭、パイプ等支柱の所定
高さの位置にワイヤーロープを、ほぼ水平状態に
張設した後、このワイヤーロープに必要数量のス
ナツプリングを嵌通せしめ、次いでスナツプリン
グに吊りロープを挿通させる。この段階までの作
業は地上5〜6mの高所作業となるので、降雪前
の足場がしつかりした時期、例えば予め春〜秋季
間に本作業を終了させておくことが好ましい。
以後の作業は、積雪面上でも容易に為し得るも
のであり、引続きその作業は上記ワイヤーロープ
に嵌通されたスナツプリング間の吊りロープを、
鉤棒等で順次地上付近の位置まで引き下し、引き
下した吊りロープにネツトの上縁補強ロープを一
定間隔でグラブリングとをそれぞれ挿通せしめ
る。
所定数量のグランプリングの取付けが完了の
後、吊りロープの両端を引張るとネツトが上方に
引上げられ、支柱間に張られたワイヤーロープの
下方の所定高さ位置に吊設されることになるもの
である。
またネツトの下縁は、積雪中に埋め込みもしく
は杭等で積雪中に打込み、固定すると共に、ネツ
ト両縁は樹木、杭、パイプ等支柱に適宜間隔で結
着固定することで、本考案安全ネツトの展張吊設
作業は終了することになる。
特にその長さが大きいネツトの引上げ作業の場
合、吊りロープ両端の引張りには多大の力を必要
とするが、本考案の場合は携帯型動力ウインチ等
を使用すれば、本作業は容易かつ短時間に為し得
ることが出来るものである。
さらに分割されたネツトには上記せるごとく、
予めその左右両縁にフアスナーを配着しておけ
ば、例えば数百mの長さの場合でも、ネツトの連
結作業は容易かつ合理的に為し得ることが出来
る。
(実施例) 第1図は本考案安全ネツトの吊設状態の実施例
を示す概要図、第2,3図はそれぞれ本考案安全
ネツトえスキーヤー衝突時のネツトの変形状態を
示す正面図および側面図、第4図イ,ロはそれぞ
れ本考案安全ネツトの付属構成部材スナツプリン
グおよびグラブリングの概要図である。
本考案安全ネツトを展張するには、まず予め積
雪中より直立させた樹木、杭、パイプ等支柱の所
定高さの位置にワイヤーロープを、ほぼ水平状態
に張設した後、このワイヤーロープに必要数量の
スナツプリングを嵌通せしめ、次いでスナツプリ
ングに吊りロープを挿通させる。この段階までの
作業は地上5〜6mの高所作業となるので、降雪
前の足場がしつかりした時期、例えば予め春〜秋
季間に本作業を終了させておくことが好ましい。
以後の作業は、積雪面上でも容易になし得るもの
であり、引続きその作業は、上記ワイヤーロープ
に嵌通されたスナツプリング間の吊りロープを、
鉤棒等で順次地上付近の位置まで引き下し、該吊
りロープに、ネツトの補強ロープの上縁に一定間
隔で取り付けたグラブリングを挿通せしめる。
所定数量のグラブリングの取り付けが完了の
後、吊りロープの両端を引つ張るとネツトが上方
に引上げられ、支柱間に張られたワイヤーロープ
の下方の所定高さ位置に吊設されることになる。
またネツトの下縁は、積雪中に埋め込み、もし
くは杭等で積雪中に打ち込み固定すると共に、ネ
ツト両縁は、樹木、杭、パイプ等支柱に適宜間隔
で結着固定することで、本考案安全ネツトの展張
吊設作業は終了することになる。
特にその長さが大きいネツトの引上げ作業の場
合、吊りロープ両端の引つ張りには多大の力を必
要とするが、本考案の場合は、携帯型動力ウイン
チ等を使用すれば、本作業は容易かつ短時間に為
し得る。
さらに分割されたネツトには、上記せるごと
く、予めその左右両縁にフアスナーを配着してお
けば、例えば数百mの長さの場合でも、ネツトの
連結作業は容易かつ合理的に為し得ることが出来
る。
本実施例において、スキー場のコース周辺に自
生する樹木もしくは予め積雪中に直立せしめた
杭、パイプ等支柱1の所定の高さ6〜7mの位置
にワイヤーロープ2を張設し、このワイヤーロー
プ2に必要数量のスナツプリング6を滑動可能な
状態で嵌通せしめた後、スナツプリング6に同様
の状態で吊りロープ5を挿通させると共に、吊り
ロープ5は網地3の周縁の補強ロープ4の上縁に
一定間隔で取り付けられたグラブリング7に、稲
妻型状態になるよう挿通取り付けられるものであ
る。
また本考案安全ネツトAの本体である網地3は
寸法安定性を高めるため、角目使用が好ましい
が、スキーコースの起伏状態が良好である場合
は、菱目使用であつてもよい。
ネツトAとネツトA′の連結は、紐、針金(図
示せず)等で結着固定しても良いが、前記せるご
とく、予めネツトA,A′左右両縁部に、それぞ
れフアスナーを取付けておくことによつて、ネツ
トA,A′の連結固定は、より容易かつ合理的に
為し得るものである。
本考案安全ネツトAの付属構成部材としてのス
ナツプリング6およびグラブリング7は、第4図
の示すごとき形状のもので、スプリング(図示せ
ず)によつて、通常閉止状態となつているが、開
口部6a,7aを有しているものである。
(考案の効果) 本考案は上記の構成および作用を有するもので
あり、ワイヤーロープ2と安全ネツトAとを吊り
ロープ5で、それぞれ上下に滑動可能なスナツプ
リング6およびグラブリング7に嵌挿通し、稲妻
型状態に取り付け吊設することによつて、安全ネ
ツトAに衝突したスキーヤー9によるネツトの局
部的部位に対する衝撃、すなわち減速度Gを吊り
ロープ5の引き込みによつて、安全ネツトAの本
体網地3の変形を拡大せしめると共に、吊りロー
プ5の全長に伝潘ならびに網地3の他部位え分散
させ、衝突スキーヤーに与える衝撃すなわち減速
度Gを瞬時に減少させることが可能かつ容易とな
るものである。
本考案は上記構造のため、時速70〜80Km/時の
速度のスキーヤー9が安全ネツトAに接してか
ら、ほぼ完全に停止するまでに、約4mの距離を
必要とするが、本考案による緩衝効果が著しく大
きいことから、上記速度でスキーヤー9が衝突の
場合、スキーヤー9に加わる衝撃つまり減速度G
は、死傷に至らぬ範囲にとどめることが可能にな
るものである。
また張設したワイヤーロープ5に予めスナツプ
リング6を必要個数だけ嵌通すると共に、このス
ナツプリング6に吊りロープ5を同様挿通してお
けば、本考案安全ネツトAの展張は、地上で容易
かつ能率的に為し得ることが出来るものである。
さらに分割された多数の安全ネツトAと安全ネ
ツトA′の連結は、紐、針金(図示せず)等での
結着方法でも良いが、予めネツト3の左右両縁部
にフアスナー8を配着しておけば、安全ネツト
A,A′の連結作業は極めて高能率に為し得るこ
とになる。
なおスキーシーズンが終了し、本考案安全ネツ
トAを取外す場合は、まず吊りロープ5を緩め、
安全ネツトA全体を地上付近の高さ位置まで引下
せば、地上の作業員のみで、安全ネツトAと安全
ネツトA′の分離を簡便に為し得ることが出来る
のみならず、使用期間中の保守点検も容易に為し
得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案スキー場の安全ネツトの使用実
施例を示めす概要正面図、第2,3図はそれぞれ
スキーヤーの衝突状態を示す正面図、側面図、第
4図は付属構成部品スナツプリングおよびグラブ
リングの正面図である。 1……支柱、2……ワイヤーロープ、3……ネ
ツト本体、4……補強ロープ、5……吊りロー
プ、6……スナツプリング、6a……スナツプリ
ングの開口部、7……グラブリング、7a……グ
ラブリングの開口部、8……フアスナー、9……
スキーヤー、A,A′……安全ネツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱にワイヤーロープを架設し、このワイヤー
    ロープにスナツプリングを嵌通すると共に、ネツ
    トの上縁に、一定間隔で結着させたグラブリング
    と、上記スナツプリングの間に吊りロープを稲妻
    型状態に挿通してネツトを吊設したことを特徴と
    するスキー場の安全ネツト。
JP1193385U 1985-01-30 1985-01-30 Expired JPH0418609Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1193385U JPH0418609Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1193385U JPH0418609Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

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JPS61127771U JPS61127771U (ja) 1986-08-11
JPH0418609Y2 true JPH0418609Y2 (ja) 1992-04-24

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ID=30494518

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1193385U Expired JPH0418609Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5769094B2 (ja) * 2013-08-08 2015-08-26 東田商工株式会社 ネットの補強用ロープ、及び該補強用ロープを用いたネットの吊り張り方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61127771U (ja) 1986-08-11

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