JPH04191103A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ

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JPH04191103A
JPH04191103A JP2320667A JP32066790A JPH04191103A JP H04191103 A JPH04191103 A JP H04191103A JP 2320667 A JP2320667 A JP 2320667A JP 32066790 A JP32066790 A JP 32066790A JP H04191103 A JPH04191103 A JP H04191103A
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JP
Japan
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tire
cord
rubber
sidewall
gauge
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JP2320667A
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English (en)
Inventor
Sunao Kodama
児玉 直
Norio Inada
稲田 則夫
Toru Oniki
鬼木 亨
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、空気入りラジアルタイヤに関するものであり
、詳しくは道路の縁石や悪路走行時におけるタイヤのサ
イドウオール部の耐カット性、オゾンクラックなどに対
する耐候性、優れたサイド外観を損なうことなしに、軽
量化が達成される空気入りラジアルタイヤに関するもの
である。
(従来の技術) 近年、大気中の二酸化炭素の増加による地球環境の温暖
化の問題や、将来の化石燃料の枯渇に備え、車両の排気
量の減少、排気ガスの減少、エネルギー効率の向上が叫
ばれている。そこで、車両に使用されるタイヤについて
は、走行時の転がり抵抗を低減し、またタイヤ重量の軽
量化により燃料使用量を低減することが望まれている。
しかし、現在のラジアルタイヤは、一般に、タイヤ周方
向に沿って極めて剛性の高いベルトプライ層で補強され
たトレッド部と、タイヤ周方向に対し実質的に直行する
方向に配置されたカーカスフライで補強されたサイドウ
オール部とを有することから、タイヤ軽量化のため該サ
イドウオール部のゴム量を減少し、サイドゲージを薄く
すると、確かにタイヤが軽くなる一方で、走行時の縁石
への衝突や乗り上げにより、また悪路走行時の鋭利な石
等によるサイド部の受傷によりタイヤ側面が破損され易
くなり、いわゆる耐サイドカット性に劣るようになると
いう本質的な問題点が明らかになってきた。
また、サイドゴムゲージ減により、転勤時のサイドゴム
変形歪みが増大し、実地走行時のサイドゴム表面の耐オ
ゾンクランク性も悪化するというもう一つの問題も発生
した。
一方、従来より多くのタイヤのカーカスフライに一般に
用いられているポリエステル繊維コードを始めとするレ
ーヨン繊維コード、ナイロン繊維コードはマルチフィラ
メント撚繊維コードが一般的であり、これらは多数本の
有機繊維フィラメントを撚り合わせて成るコードである
。各フィラメント直径の一般に10〜30μと極めて細
く、曲げに対してしなやかで、柔軟である。また、かか
るコードの断面形状は一般にほぼ円形である。
また、従来よりサイドゴム配合ポリマーとして天然ゴム
、ポリブタジェンゴム等のジエン系ゴムが用いられ、こ
れらゴム成分に耐オゾン性、耐クラツク性、耐熱老化性
を付与するために、p−フェニレンジアミンのアミン系
老化防止剤やワックスを添加するのが一般的であった。
(発明が解決しようとする課題) しかし、耐サイドカット性を向上させるために従来なさ
れていたポリエステル繊維コード等の強力を単に増加さ
せる方法では、当然にコード直径が大となり、サイドゲ
ージSを薄クシてタイヤを軽量化するという本来の目的
を達成できなくなってしまうという問題があった。
また、老化防止剤を配合しても、サイドゲージを薄くす
るとサイド剛性が低下し、サイド部変形量(歪み)が増
大するため、耐オゾン性の悪化を来した。
更に、かかる耐オゾン性を改良するために、アミン系老
化防止剤を多量に配合すると、発変色性が悪化し、タイ
ヤ外観が著しく損なわれる結果となる。
そこで、本発明の目的は、道路の縁石や悪路走行時にお
けるタイヤのサイドウオール部の耐カット性、オゾンク
ラックなどに対する耐候性、サイド外観を損なうことな
しに、空気入りラジアルタイヤの軽量化を達成すること
のできる技術を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた
結果、使用するカーカスフライコードの繊維材質、コー
ド断面形状の短径と長径の比、コードの強伸度物性値と
打込み数、サイド厚さの間のある一定の関係、及びコー
ド直径の範囲を特定条件の下に設定することによって、
上記目的を達成することができることを見い出し、本発
明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、繊維コードがタイヤ周方向に対し
、90″〜75°の角度をなず1枚のカーカスフライ層
を有するラジアルタイヤにおいて、その繊維コードが有
機繊維から成る偏平な断面形状を有するモノフィラメン
トコードであり、該タイヤから取り出したコードが次式
、A>3990−2503 (式中、Tbは破断強力(kg)、Ebは破断伸び(%
)、Nはクラウンセンター部における打込み数(本/ 
5 cm) 、Sはタイヤサイドウオール最薄部におけ
るサイドウオールトータルゲージ(鵬)を示す)の関係
を満たし、 該コードのコード径の短径り、が0.2〜0.5gの範
囲内であり、かつ短径D1と長径D2との偏平比(Dz
 /DI)が2.0〜5.0の範囲内であり、タイヤサ
イドウオール部の表面層を構成するサイドゴムのゴム成
分として、エチレン・プロピレン・ジエン系三元共重合
体を全ゴム成分100重量部に対し15〜45重量部含
むゴム成分を用い、タイヤサイドウオール最薄部におけ
るサイドウオールトータルゲージSが4.0鰭以下であ
ることを特徴とする空気入りラジアルタイヤに関するも
のである。
上記タイヤサイドウオール最薄部におけるサイドウオー
ルトータルゲージSは、好ましくは2.0〜3.5 a
mである。
また、上記短径D+ と長径D1との偏平比(D。
/D、)は、好ましくは2.5〜5.0、更に好ましく
は3.0〜5.0の範囲内である。
(作 用) 現在、ラジアルタイヤには一般にポリエステルを始めと
してレーヨン、ナイロン等のマルチフィラメント繊維撚
コードを有するカーカスフライが使用されている。本発
明で目的とするようなサイドゲージの薄い軽量タイヤを
構成するカーカスフライ材として、従来一般に用いられ
ていたかかるポリエステルマルチフィラメント繊維撚コ
ードのカーカスをそのまま使用すると、上述のように、
耐サイドカツト性能が低下し、またこの耐サイドカット
性を向上させるために、ポリエステルマルチフィラメン
ト繊維のままで強力の高い撚太糸コードを使用すると、
コード径が太くなり、製造上、本来の目的である薄いサ
イドゲージのタイヤを作成するのが困難となる。
これに対し、本発明で使用する有機繊維から成る偏平な
断面形状を有するモノフィラメントコードは、強度を高
く保ったままコードゲージを薄くすることが可能であり
、また、その曲げ剛性がマルチフィラメント繊維撚コー
ドと比較して極端に高いため、タイヤサイドゲージを薄
<シても縁石乗り上げ時等のサイド変形が抑制され、耐
カット・バースト性が良好であることが確かめられた。
また、上記偏平モノフィラメントコードをカーカスフラ
イに用いた場合でも、タイヤの該コードの破断強力Tb
、切断伸びEbおよび打込み数Nから求められる幅当た
りのタフネスA(=1/2xTbxEbxN)がある一
定の限界値を下回る場合には、やはり耐サイドカット性
が不十分であり、この限界値は、サイドゲージSの厚さ
によって変化することを経験的に見い出した。このこと
は、サイドゲージSによってタイヤサイド部の屈曲し易
さが変化し、Sが小ざいほどサイド部が縁石等に衝突し
て変形する際にたわみ易くなるため、リムフランジと縁
石または岩石等との間でサイド部を咬み込みやすくなり
、耐サイドカット性が変化するためと解釈される。
更に、当該コードの短径り、は、本発明の目的であるタ
イヤ軽量化を達成するためには、0.2〜0.5Mの範
囲にあることが必要である。短径D1が0.5 mを紹
えると十分にタイヤサイドゲージを薄くすることができ
ず、また0、2IlI11未満ではコードの曲げ剛性が
十分高くはならない。
更にまた、かかるコードの断面形状は第1図(a)およ
び(b)に示すような楕円または角の丸い長方形、長方
形等の偏平形状であることが必要であり、このコードの
短径D+ と長径Dtとの偏平比(Dt/D、)は、2
.0〜5.0の範囲内にあることが必要である。D t
 / D +が2.0未満では偏平比が小さ過ぎるため
に、D、を小さくした際のコード太さが十分ではなく、
コード強力が十分に高くならない、一方、5.0を超え
るとコード曲げ剛性が低下し、またコード幅が広過ぎる
ために、タイヤ成形時にコード−ゴム間での剥離が起こ
り易くなり、好ましくない。
本発明に係る偏平モノフィラメントコードの材質として
は、溶融紡糸可能なポリアミド、ポリエステル類を用い
ることができ、その耐熱安定性、ゴム中での耐劣化性、
耐疲労性等の面から6.6−ナイロン、6−ナイロンや
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト等を好適に用いることができる。
本発明において目的とする軽量化、すなわちサイド部の
薄ゲージ化を達成するためには、サイドウオール最薄部
におけるサイドウオールトータルゲージが、上述したよ
うに3.5 w+以下であることが好ましい、しかし、
常用荷重の大きい比較的大型のタイヤ及びジープ用タイ
ヤやラリー用タイヤのような耐サイドカット性が高く要
求されるタイヤにおいては、サイドゲージが411II
II以上であっても、従来対比十分な軽量化効果が得ら
れる。
ところで、サイドゲージは薄いほど軽量化には好ましい
が、タイヤ内の充填空気の漏出を防止するための最内層
インナーライナー層と、カーカスフライ層と、表面のサ
イドゴム層との各々の最低限厚さを確保した上で、現在
の製造技術上可能な範囲の実質的下限は2.0=である
次に、本発明のタイヤのサイド部表面に露出するゴムを
構成するポリマーについて説明する。
従来の天然ゴム、ポリブタジェンゴム等のポリマーを基
本とした配合ゴムを用いた場合に、タイヤサイド部を薄
ゲージ化すると、内圧充填により伸張され、かつ走行転
勤時の屈曲変形増大によるサイド表面歪みが従来のタイ
ヤよりも大きくなるため、サイド部からリムフランジ上
部までのオゾンクラックの発生及び進展が促進され、外
観が劣る結果となる。
しかし、本発明においては、耐オゾン性に優れたポリマ
ーであるエチレン・プロピレン・ジエン系三元共重合体
(EPDM)を、タイヤサイドウオール部の表面層を構
成するサイドゴムのゴム成分として所定量用いることに
より、耐オゾン性向上と軽量化(薄ゲージ化)の目的が
更に良好に達成できる上、アミン系老化防止剤及びワッ
クスの使用量も抑えられるため、サイド外観も一層良好
なものが得られる。
すなわち、ポリマー中のC=C2重結合ゲルない耐候性
ポリマーEPDMを用いた配合ゴムをサイド表面層に配
設した場合には、オゾンクラックの発生及び進展が抑え
られ、かつ老化防止剤やワックスの配合量も少なくて良
いため、それらに起因する変色もなく、良好なサイド外
観を保持することが可能となる。かかる場合に、サイド
ゴムとしては、EPDMを用いた1層構造でも良く、あ
るいは表面をEPDMを用いたゴムとし、その内側に従
来の天然ゴム、ポリブタジェンゴム等のジエン系ポリマ
ーのゴムを配置した2層構造等とすることもできる。
また、耐サイドカツト性向上のため、サイド部の一部を
タイヤ周方向環状に厚く盛り上げた、いわゆるプロテク
トラインを付加することにより、サイド部の屈曲変形を
抑えて耐サイドカット性を向上させ、更に信頬性を増す
こともできる。
更に、本発明においては、第2図に示すようにタイヤ断
面においてビードフィラーゴムの先端からビードワイヤ
直上までの高さHと、クラウンセンター内面からビード
ワイヤ直上までのタイヤ高さしとが次式、 0.5≧H/L≧0.2 の関係を満たす必要がある。H/Lの値が0.5を越え
ると、ビードフィラーゴムの領域が大き過ぎるために、
本発明の目的とするサイドの薄ゲージ化の効果が十分に
活かされず、軽量化を達成することができない。一方、
H/Lの値が0.2未満では、サイド屈曲点が低くなり
、サイド部でたわみ易くなって耐サイドカット性が低下
するとともに、タイヤ横剛性が低下して操縦安定性が不
十分となり、好ましくない。
(実施例) 次に、本発明を実施例により説明する。
下記の第1表に示す配合処方(重量部)に従いサイドゴ
ムの配合を行い、サイズ145SR13の各種テストタ
イヤを試作した。これらタイヤのカーカスフライコード
は、通常の方法により、マルチフィラメント繊維コード
は繊維原糸を下撚り、上撚りして撚り合わせた後、一方
モノフィラメントコードは加熱せずに、接着剤塗布、熱
処理してデイツプコードとした。
本実施例で用いたモノフィラメントコードは、通常のモ
ノフィラメントの溶融紡糸法に準じて得たものであり、
溶融ポリマーを所定の口金より押し出し、空気間隙およ
び水浴を経て冷却し、その後延伸して得たものである。
断面形状は第3図に示すように全て角の丸い長方形のも
のを用いた。
この長径D2と短径D1の比は紡糸口金を換えることに
より富周整した。
また、かかるコードを第3図に示すようにコード上下の
各ゲージが各々デイツプコードゲージDの1/2となる
ようにブライコーティングゴムにて上下トッピングし、
ゴム付きシートを作成した。
ここで、偏平モノフィラメントコードは、第3図に示す
ように長径方向にコードを並列に並べて配置した。尚、
タイヤ作成時には、かかるカーカスフライコード1枚を
各々用いた。
テストタイヤのサイドゴムについては、第1表に示す配
合の下に、いろいろの厚さに調整した。
第  1  表 ネ3ジーo−トリルグアニジン 本実施例における各緒特性の測定は、下記のようにして
行った。
l      Tb()−」剰医旦上工籐Yタイヤから
取り出したカーカスフライコードの表面のゴムを、繊維
を傷つけない範囲で、出来る限りハサミで取り除いた後
、JTS L 1017  の強伸度測定法に準じて、
島津製作所(株)類オートグラフにて、破断強力Tb(
kg)および破断伸びEb(%)を求めた。
かかるコード試料は、タイヤサイド部を中心とした25
cm試料長さで、引っ張り速度は3001IIllZ分
とし、10本の測定値の平均値を用いた。
タイヤクラウンセンター部をタイヤ周方向に沿ってきれ
いにカットして切り出したサンプルのカット面に物差し
を当てて51!IIn幅内に存在するコードの本数を0
.5本単位で求めた。これを、タイヤ周上3カ所につい
て行い、3つの数値を平均して求めN(本/ 5 cm
 )とした。
本来、打込み数としては、サイド部の打込み数を使用し
て比較すべきだが、サイド部からビード部に向かうにつ
れ単位幅当たりの打込みは密となり、数値を特定しにく
いため、代替値として、特定し易いタイヤクラウンセン
ター部で測定したものである。
また、カット面におけるコード断面のサイド厚さ方向の
径D(D、)と、偏平モノフィラメントコードについて
はさらにコード配列方向の長径りよ(第3図参照)もノ
ギスを用いて0.01mm単位まで測定した。コード1
0本を測定した数値を平均して求め、D、D、、Dt(
閣)とした。
タイヤサイド部を径方向にカットし、第2図に示すタイ
ヤサイドウオール最薄部におけるゲージを0.1 am
単位まで測定した。かがる測定をタイヤ周上3カ所につ
いて行い、3つの数値を平均し、S(閣)を求めた。
4  サイドカット テストタイヤを車両に装着し、第4図に示す高さ120
m、角部曲率20mmRの垂直に切り立った縁石に向か
って、速度15b/時で縁石となす進入角度15°方向
から乗り上げた。同一テストタイヤにつきその内圧を3
kg/Cll1!から0.1)cg/cill”づつさ
げて実施し、サイド部のカットバーストが発生した内圧
P (kg/cm” )を求めた。
内圧P以下では、サイド部がたわみ易くすべてカットバ
ーストが起きるので、Pが低いほど耐サイドカット性が
良好であり、逆にPが高いほどサイドカットが起こり易
く、耐サイドカット性が悪いと判断した。コントロール
タイヤのP値をPoとし、このPoに対してテストタイ
ヤのP値をP。
−とじた場合に、耐サイドカツト性指数Cは次式、P。
で表すことができる。かかる試験は、3本の同一タイヤ
についてそれぞれ行い、3本の平均されたP値を基にし
て、指数Cを求めた。
5 サイ゛オゾンクー・・り 各テストタイヤについて、オゾン噴霧ドラム試験を行っ
て、サイド部のオゾンクラックを目視で比較して、大、
中、小、微小の4段階評価で比較ランク付けをした。
助−m良性 上記(5)項のオゾン噴霧ドラム試験終了タイヤのサイ
ド変色性を大、中、小にて目視比較した。
得られた結果を下記の第2表に示す。
尚、サイズ185/70SR14にて同様に各種テスト
タイヤを試作し、上述のようにして各種試験を行った。
これら結果も下記の第2表に示す。
第2表から次のことが確認された。
従来例1のタイヤは、市販の構造と同じマルチポリエス
テル繊維コードをカーカス材として用いたもので、サイ
ドゲージも4.8 ff1mと厚い。
一方、従来例1とカーカスフライ材、構造は同一で単純
にサイドゲージSだけを1.5 mmm < L。
3、3 mmとした比較例1では、前述のとおり、耐サ
イドカツト性指数Cが57と大幅に劣る結果となった。
このタイヤにおいて、カーカスフライのコード材として
ポリエステル繊維を用いたまま、該コードの強力の高い
ものを試作し、耐サイドカット性が従来例1に匹敵する
タイヤを試作してみたところ、1500d//2/2 
(1500d原糸を下撚りで2本合糸し、上撚りで更に
その2本を撚り合わせたもの)の太糸コードを用いた比
較例2でようやく耐サイドカツト性指数Cが従来例1と
同等以上になることが分かった。しかし、この場合、コ
ード径は0.94−と太く、サイドトータルゲージは4
.2Mとなって、本発明で目的とするサイドの薄ゲーミ
ペ軽量タイヤは得られなかった。
これに対し、本発明に係る6、6−ナイロン繊維の偏平
モノフィラメントコードを用いた実施例1では、耐サイ
ドカツト性指数102を得ることができた。この際、コ
ード短径D1は0.42mmと細く、サイドトータルゲ
ージを2.6mmと大幅に薄くすることができた。尚、
この場合、幅当たりのタフネスAは3382kg ・%
/ 5 cmであった。
また、比較例3では、実施例1と同一の偏平モノフィラ
メントコードを用いて、打込み数Nを減少させたところ
、耐サイドカツト性指数は94まで低下した。この際、
幅当たりのタフネスAは1649であった。すなわち、
偏平モノフィラメントコードを用いても、幅当たりのタ
フネスA値がある限界値以下では、十分な耐サイドカッ
ト性は確保できないことが分かった。
一方、実施例2のように、実施例1と同種の偏平モノフ
ィラメントコードのデニール構成を変えた場合、サイド
トータルゲージSを 2. I Imまで極端に薄くし
た場合でも、耐サイドカツト性指数Cは104となり、
耐サイドカット性を確保できることが分かった。
ところで、この実施例1〜3のタイヤをオゾン噴霧ドラ
ム試験に供した後の耐オゾンクラック性については、こ
れら実施例が第1表に示す配合系アを、ゴム成分として
EPDMを含む配合系イに実質的に置き換えであるため
、耐オゾンクランク性レベルおよび耐変色性を従来例1
よりも大幅に良いレベルまで向上させることができるこ
とが分かった。
コードの破断強力を減少させた比較例4では、輻当たり
のタフネスが十分でないため、耐サイドカット性が91
と従来例1のコントロール対比劣る結果となった。
次に、サイズ185/705R14の各種テストタイヤ
で行った各種試験の結果について考察する。
従来例2のタイヤは、市販の構造と同じマルチフィラメ
ントのポリエステル繊維コードのカーカスフライを用い
ており、サイドゴムゲージも5.8閣と厚い。
一方、従来例2のコードの代わりに本発明に係る偏平モ
ノフィラメントコードを用い、適当な打込み数を選んだ
実施例4では、サイドゲージSを3.5mまで大幅に薄
くシても、従来例2のコントロールと同等以上の耐サイ
ドカット性を確保することができた。このときのコード
短径D1は0.37閣であった・ また、カーカスフライ材のコード材を、ポリエチレンテ
レフタレートとした実施例5でも同様に耐サイドカット
性は100となり、良好であった。
ところで、実施例4〜6におけるサイドゴムの配合は、
配合系アの従来のジエン系ポリマーのみの配合系を用い
た従来例2と異なり、サイドゴムの配合系イを用いたた
め、実施例1〜3と同様に、耐オゾンクランク性および
耐変色性が大幅に改良された。
しかし、比較例5のように、実施例7のコードの破断強
力を低下させると幅当たりのタフネスが十分でないため
に、耐サイドカツト性指数Cは91であった。
ちなみに、実施例1〜6、比較例3〜5の9例につき、
耐サイドカツト性指数CのサイドゴムゲージSと、幅当
たりのタフネスAに対する関係をプロットしたのが第5
図である。図中、各点の添数字が耐サイドカツト性指数
Cである。これらデータより、本発明に係る偏平モノフ
ィラメントコードを用いたカーカスフライでも、AがS
との関係において、本発明のA>3990−25O3の
関係を満たして初めて十分な耐サイドカット性を確保で
きる関係にあることが確かめられた。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の空気入りラジアルタ
イヤにおいては、使用するカーカスフライコードの繊維
材質、コード断面形状の短径と長径の比、コードの強伸
度物性値と打込み数、サイド厚さの間のある一定の関係
、及びコード直径の範囲を特定条件の下に設定したこと
によって、軽量で、かつ道路の縁石や悪路走行時におけ
るタイヤのサイドウオール部の耐カット性に優れ、更に
、タイヤサイド表面に露出するゴムの主成分ポリマーを
特定することにより、同時にオゾンクラックなどに対す
る耐候性を損なわずに、サイド外観をも良好に保持する
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)は、夫々偏平モノフィラメン
トコードの断面図、 第2図は、空気入りラジアルタイヤの径方向部分断面図
、 第3図は、空気入りラジアルタイヤのクラウンセンター
部におけるタイヤ周方向断面図、第4図は、耐サイドカ
ット性の試験に用いた縁石の断面図、 第5図は、耐サイドカツト性指数CのサイドゲージSと
幅当たりのタフネスAに対する関係を示すグラフである
。 第1図 (a) (b) 第3図 f    2  3456 サイF゛ゲージS(m笥)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、繊維コードがタイヤ周方向に対し、90゜〜75゜
    の角度をなす1枚のカーカスフライ層を有するラジアル
    タイヤにおいて、 その繊維コードが有機繊維から成る偏平な 断面形状を有するモノフィラメントコードであり、 該タイヤから取り出したコードが次式、 A=(Tb×Eb)/2×N A>3990−250S (式中、Tbは破断強力(kg)、Ebは破断伸び(%
    )、Nはクラウンセンター部における打込み数(本/5
    cm)、Sはタイヤサイドウォール最薄部におけるサイ
    ドウォールトータルゲージ(mm)を示す)の関係を満
    たし、該コードのコード径の短径D_1が0.2〜0.
    5mmの範囲内であり、かつ短径D_1と長径D_2と
    の偏平比(D_2/D_1)が2.0〜5.0の範囲内
    であり、 タイヤサイドウォール部の表面層を構成す るサイドゴムのゴム成分として、エチレン・プロピレン
    ・ジエン系三元共重合体を全ゴム成分100重量部に対
    し15〜45重量部含むゴム成分を用い、 タイヤサイドウォール最薄部におけるサイ ドウォールトータルゲージSが4.0mm以下であるこ
    とを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。 2、タイヤ断面において、ビードフィラーゴムの高さH
    がタイヤの高さLに対し、次式、 0.5≧H/L≧0.2 の関係を満たす請求項1記載の空気入りラジアルタイヤ
    。 3、タイヤサイドウォール最薄部におけるサイドウォー
    ルトータルゲージSが2.0〜3.5mmである請求項
    1または2記載の空気入りラジアルタイヤ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010540337A (ja) * 2007-10-05 2010-12-24 ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン 扁平な断面の繊維を含む補強構造体を利用したタイヤ
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JP2016539845A (ja) * 2013-11-28 2016-12-22 カンパニー ジェネラレ デ エスタブリシュメンツ ミシュラン 扁平な横断面を有する補強要素

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