JPH0419182Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0419182Y2 JPH0419182Y2 JP18801885U JP18801885U JPH0419182Y2 JP H0419182 Y2 JPH0419182 Y2 JP H0419182Y2 JP 18801885 U JP18801885 U JP 18801885U JP 18801885 U JP18801885 U JP 18801885U JP H0419182 Y2 JPH0419182 Y2 JP H0419182Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trigger
- cam
- latch
- pin
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 9
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 101100334009 Caenorhabditis elegans rib-2 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000007123 defense Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は施錠作用を鋭敏に機能させるようにし
たドアー錠に関する。 (従来の技術) ドアー錠のうち、縦框側に配置した所謂トロヨ
ケに係脱可能なラツチと、このラツチの作動を制
御するトリガーを備えたものは、解施錠操作が簡
便で施錠時の防御能力が高いため、住宅やビル等
のドアー錠として多用されている。 この種のドアー錠は、一般に上記ラツチをハン
ドル操作に連動させて進退動させ、その一定の突
出変位を保持させる一方、ラツチの近接位置に進
退動可能なトリガーを並設し、このトリガーの作
動に連係させて、ラツチの作動を制御可能に構成
している。 (考案が解決しようとする問題点) しかし、従来のこの種のドアー錠は、一般に施
錠時におけるラツチないしトリガーの変位形成に
比較的大きな力を要する結果、概して施錠作用の
応答性が鈍いという問題があつた。したがつて、
このようなドアー錠を装着したドアーを例えばド
アーの自動閉塞装置によつて閉鎖させ、これを施
錠させる場合、前記閉塞装置の能力が不足がちに
なつて施錠に手間が掛かり、その大型化を助長す
る問題があつた。 本考案はこのような従来の問題を解消し、簡単
な構成によつて施錠作用の鋭敏化を図り、その高
速応答性を促すようにしたドアー錠を提供するこ
とを目的とする。 (問題点を解決するための手段) このため、本考案のドアー錠は、ラツチヘツド
とトリガーを並設したドアー錠において、ラツチ
ヘツドを連結したラツチスライドに張出部を突設
するとともに、トリガーを連結したトリガーブロ
ツクにピンを突設し、これらラツチスライドとト
リガーブロツクとを進退可能に設けるとともに、
ラツチスライドとトリガーブロツクとの間の定位
置にトリガーカムを回動可能に配設し、該トリガ
ーカムを前記張出部とピンに係合可能に配置する
一方、トリガーの突出時には、前記ピンをトリガ
ーカムに係合させて該カムを回動し、該カムの一
端を前記張出部に係合可能に位置付け、ラツチヘ
ツドまたはトリガーの引き込み時には、前記張出
部またはピンをトリガーカムに係合させて、該カ
ムをトリガーの突出時と反対方向へ回動し、トリ
ガーカムと張出部との係合を解除可能にして、施
錠作用の鋭敏化と高速応答性を図るとともに、ド
アーの閉鎖に要する力を軽減させるようにしたこ
とを特徴としている。 (実施例) 以下、本考案の一実施例を図面により説明する
と、第1図乃至第14図において1は縦框2の内
部に埋設されたトロヨケで、その開口側屈曲片1
aと受座3とが一体的にビス止めされ、該受座3
に形成された係合孔4が縦框2の端面に開口して
いる。5は縦框2の離間位置に開閉可能に取り付
けられたドアーで、その自由端側の受座3と相対
する位置には、フロントパネル6と、後述するケ
ースと一体の補強板7が一体的にビス止めされ、
かつ前記係合孔4と相対する上下位置に、大小二
つの孔8,9が形成されている。 上記ケース10は有底の箱形をなし、その相対
する側壁10a,10aの一端を補強板7と一体
の折曲片7a,7aに固定し、その開口側にカバ
ー11を被着している。ケース10の底面10b
には、第5図に示すように複数のピン12,1
3,14が突設され、このうちピン12は着脱可
能に装着されており、これらのピンと側壁10a
の近接位置に突設したピン15とで、前記カバー
11の位置決めを行なつている。 図中、16は底面10bに突設された板状のバ
ネ受、17は底面10bに形成されたカム差込
孔、18は底面10bの隅角部に形成された幅広
な矩形状の凹部で、前記孔8の開口位置に臨ませ
ており、19は底面10bの片側に形成された横
長矩形状の凸部で、その軸方向を前記孔9の開口
位置に向けて配設されている。 20はラツチアセンブリで、これは端部を尖端
形状に形成したラツチヘツド21と、該ヘツド2
1と一体的に連結されたラツチスライド22と、
該スライド22に固定されたラツチストツパ23
とから構成されている。このうち、ラツチヘツド
21はラツチアセンブリ20の端部に配置され、
その先端を前記孔8位置に向けて常時は凹部18
内に収容されている。 ラツチスライド22は第6図に示すように、周
囲をコネクシヨンブロツク24とリブ25とで区
画された凹室26を有し、かつこの凹室26は側
方に開口部27を形成していて、その凹室26の
底面に前記バネ受16を係入可能な横長の通孔2
8を形成している。上記コネクシヨンブロツク2
4の側部には係合突起29が設けられ、またその
上面にはラツチストツパ23が固設されていて、
前記係合突起29と同側端部を図示のように突出
させている。 そして、このラツチアセンブリ20はラツチヘ
ツド21を孔8の開口部に位置付け、ラツチスラ
イド22をケース10内に収容して配置され、そ
の通孔28内にバネ受16を係入させている。こ
のバネ受16とコネクシヨンブロツク24との間
にはラツチスプリング30が介挿され、ラツチア
センブリ20を常時外方へ付勢させる一方、その
進退動をその側方に位置するピン15,15と凹
部18とで誘導し、かつ背後に位置するケース1
0の側壁10aを介して、その後退変位を規制し
ている。 31は前記カム差込孔17の近接位置に配設さ
れたカムバネ受で、これは第7図に示すように周
囲を仕切壁32で区画された略円弧状のバネ室3
3を有し、該室33の側方は切欠部34を介して
開口されている。カムバネ受31の底面には前記
凸部19と嵌合可能な凹孔35が設けられ、該孔
35と仕切壁32の側方に突設したピン孔36を
介して、その位置決めを行なつている。 これらラツチスライド22とカムバネ受31と
の間に介在するカム差込孔17には、略L字形を
したカム37が回動自在に支持されている。すな
わち、カム37は第8図に示すようにハンドル挿
入孔38を内部に形成したボス39の周面に、長
尺の第1アーム40と若干短小な第2アーム41
を互いに直角に突設している。このうち、第1ア
ーム40は前記ラツチスライド22に形成した凹
室26内に収容され、その回動角度をバネ受16
と側壁22とで規制されており、第2アーム41
はカムバネ受31に形成したバネ室33内に収容
されている。 そして、この第2アーム41の一端と凹孔35
側の仕切壁32との間にはカムバネ42が介挿さ
れ、カム37を常時反時計方向へ付勢させ、第1
アーム40の先端をバネ受16に当接させてい
る。図中、43はボス39の外周面下部に形成し
たくさび状の係合凹溝である。 44は前記ピン13に回動自在に支持された板
状のロツクカムで、その一端の係合端44aは、
ラツチスライド22の下部側方に開口した凹段部
45と、後述するトリガーブロツクの仕切壁に係
合可能に配設され、かつそれらによつてその回動
角度を規制されていて、その他端に上記係合凹溝
43と係合可能な係合爪46が形成されている。
そして、このロツクカム44は上記係合爪46を
係合凹溝43に係合させて装着され、常時カム4
4の側方に突設した突片47と、前記カムバネ受
31の端面の間にロツクカムバネ48を介挿して
時計方向へ付勢され、係合端44aを凹段部45
に係合可能にされている。 49はトリガーアセンブリで、これはトリガー
50と、該トリガー50を一体的に連結し、かつ
これを内側へ付勢させたトリガーブロツク51と
からなり、このうちトリガー50は第10図に示
すにように先端に尖端形状に形成され、またトリ
ガーブロツク51は底面に前記凸部19と嵌合可
能な凹孔52を有し、この凹孔52とカムバネ受
31に形成した凹孔35との間にトリガーバネ5
3を介挿して、トリガーアセンブリ49を外方へ
付勢させている。 トリガーブロツク51の側方には張出片54が
突設され、該片54の一端に前記係合突起29と
係合可能な係止壁55が下方に突設されている。
図中、56は張出片54の基部下方に形成された
仕切壁で、前記ロツクカム44の係合端44aと
係合可能にされており、57,58は張出片44
に突設されたピンと突部である。 59は前記ピン12に回動自在に支持された板
状のトリガーカムで、前記トリガーブロツク51
上に収容され、その枢支部より外側へ突出する細
長のカムプレート60を有している。このカムプ
レート60は前記ピン57と突部58とで回動角
度を規制され、かつその先端を前記ラツチストツ
パ23の張出部23aと係合可能に配設されてい
る。図中、61はカムプレート60の基部に形成
された係合孔で、前記ピン57と係合可能にさ
れ、その係合に伴なつて上記カムプレート60を
回動させるようにしている。62はケース10の
底面10bに形成した透孔である。 (作用) このように構成したドアー錠は施錠時には、第
1図に示すようにラツチヘツド21がフロントパ
ネル6の孔4から外方へ突出して受座3の係合孔
4と係合し、更にその先端がトロヨケ1内に奥深
く進入し、この突出変位に同動してラツチヘツド
21と一体のラツチスライド22が、図示のよう
にケース10内においてフロントパネル6側へ変
位している。 また、上記ラツチスライド22の下部側方に形
成した凹段部45には、ロツクカム44の係合端
44aが係合しており、該ロツクカム44の他端
に形成した係合爪46が、カム37のボス39に
形成した係合凹溝43と係合して、ラツチヘツド
21の引込み変位を阻止している。したがつて、
仮にラツチヘツド21にドアー5の内側方向へ力
が作用しても、同方向への移動が阻止され、ラツ
チヘツド21と係合孔4の係合状態ないしはトロ
ヨケ1内への係入状態が固持されるから、十分な
防御能力を備えた施錠状態が得られることとな
る。 一方、このような施錠時にはトリガー50がフ
ロントパネル6の外側に突出し、その先端が受座
3の表面と当接して外方への変位が抑制されてい
るため、トリガー50とトリガーブロツク51と
が上記抑制分ケース10内に押し戻されている。
このため、トリガーブロツク51に突設したピン
57がラツチストツパ23と略同位置に移動し、
該位置でトリガーカム59のカムプレート60の
側縁と係合して、カムプレート60の先端を張出
部23aの移動域から避退させ、両者の係合を解
除させている。 また、この場合にはカム37は第2アーム41
に作用するカムバネ42によつて、上記アーム4
1がカムバネ受31の仕切壁32内面と当接し、
第1アーム40がバネ受16と当接する定常状態
を維持している。 このような施錠状態からドアー錠を解錠させる
場合は、ハンドル挿入孔38内に差し込まれたハ
ンドル(図示略)を第1図上時計方向へ回転操作
すればよい。すなわち、ハンドルを上記のように
操作すると、カム37が第2アーム41に作用す
るカムバネ42の復元力に抗して回動し、該カム
37のボス39に形成した係合凹溝43が、カム
37と同様に第1図上時計方向へ変位する。 このため、係合爪46を介して上記係合凹溝4
3と係合しているロツクカム44が、ロツクバネ
48の復元力に抗してピン13を中心に第1図上
反時計方向へ回動し、その一端の係合端44aが
コネクシヨンブロツク24の外側へ移動して、凹
段部45との係合を解除する。こうして、ラツチ
スライド22のロツク状態解除後ハンドルを更に
回動させると、カム37と一体の第1アーム40
がラツチスライド22のリブ25と当接する。こ
の状態でハンドルを更に回転させると、ラツチス
ライド22がラツチスプリング30の復元力に抗
して第1図上右方へ移動し、該スライド22と一
体のラツチヘツド21がこれに同動して係合孔4
から引き抜かれ、ドアー5側へ引き寄せられる。 一方、このようなラツチスライド22の作動に
伴ない、コネクシヨンブロツク24の側方に突設
された係合突起29が一体に変位して、トリガー
ブロツク51の下方に突設した係止壁55に接近
する。そして、上記のようにラツチヘツド21が
係合孔4から引き抜かれた時期には、係合突起2
9は係止壁55の直前位置に達しており、このよ
うな状況の下でハンドルが更に回転されると、ラ
ツチスライド22が第1図上更に右方へ移動し
て、同動する係合突起29が係止壁55に係合す
る。 このため、係止壁55を備えたトリガーブロツ
ク51が、係合突起29を介してラツチスライド
22ないしラツチヘツド21と一体に移動し、該
ブロツク51と一体的なトリガー50がこれと同
動して受座3の表面から後退する。こうして、ラ
ツチヘツド21とトリガー50が一体的に移動し
ラツチスライド22が更に移動して、そのリブ2
5がケース10の側壁10aに当接すると、ラツ
チスライド22ないしラツチヘツド21の引込み
作動を停止され、トリガー50も同時に引込み作
動を停止して、第13図に示すような状態を形成
する。 このような状態の下ではラツチヘツド21の先
端がドアー5の端面と略同一面に引き寄せられ、
またトリガー50の先端が第1図に示す施錠時よ
りも若干ドアー5側へ引き寄せられ、十分な解錠
状態が形成される。したがつて、この後ドアー5
を押引きすることによつて、ドアー5を開放する
ことができる。 ドアー5の開放後ハンドルから手を放すと、カ
ム37がカムバネ42の復元力によつてボス39
の軸心を中心に第13図上反時計方向へ回転し、
第1および第2アーム40,41がバネ受16お
よびカムバネ受31の仕切壁32にそれぞれ当接
して、原状を回復する。一方、ドアー5が開放さ
れるとラツチアセンブリ20とトリガーアセンブ
リ49が、ラツチスプリング30とトリガーバネ
53によつて第13図上左方へそれぞれ移動す
る。そして、これらのうちトリガーアセンブリ4
9は、そのトリガーブロツク51が補強板7に当
接するまで移動して、トリガー50を最大変位突
出させ、一方ラツチアセンブリ20はトリガーカ
ム59によつてラツチヘツド21の突出変位を規
制されている。 すなわち、トリガーカム59のカムプレート6
0の先端部は、解錠時には第13図に示すように
ラツチストツパ23の張出部23aの移動域と、
トリガーブロツク51に突設したピン57の移動
域から避退している。このような状況の下でトリ
ガーアセンブリ49が突出作動し、トリガーブロ
ツク51がこれに同動すると、上記ピン57が第
12図の仮想線で示すように係合孔61の口縁部
と係合し、トリガーカム59がピン12を中心に
同図上反時計方向へ回動して、カムプレート60
の先端を前記張出部23の移動域に位置付ける。
その際ピン57が上記口縁部に導かれて係合孔6
1内に係入し、トリガーカム59の上記方向への
回動を阻止させるとともに、その停止位置を保持
させる。 こうしてトリガーカム59の待機状態が形成さ
れた後、ラツチアセンブリ20の突出作動に同動
して前記張出部23aがカムプレート60の先端
と係合すると、ラツチアセンブリ20ないしラツ
チヘツド21の突出作動が停止され、第14図a
に示す状況が形成される。 そして、このような状況からドアー錠を施錠さ
せる場合は、ドアー5を単に閉鎖させればよい。
すなわち、第14図aの状態からドアー5を閉操
作し、その自由端が縦框2に接近すると、ラツチ
ヘツド21とトリガー50の先端が受座3の片側
端面と係合して、これらがラツチスプリング30
とトリガーバネ53の復元力に抗してドアー5側
へ押し戻される。 この状況はトリガー50の後退動を阻止してい
るラツチアセンブリ20が、トリガーアセンブリ
49に先行して作動する。すなわち、ラツチヘツ
ド21が受座3の端面と係合し、これがラツチス
プリング30に抗して第14図a上右方へ変位す
ると、上記ヘツド21と同動する張出部23aが
カムプレート60の先端から後退して、トリガー
カム59との係合を解除する。換言すれば張出部
23aの後退変位分、トリガーアセンブリ49な
いしトリガー50の後退路が形成される。 そこで、トリガーアセンブリ49が後退変位す
ると、同動するピン57が第12図上仮想線方向
へ移動し、その際ピン57に面するカムプレート
60の側端面と係合して、トリガーカム59をピ
ン12を中心に同図上時計方向へ回動させ、上記
カム59を前記張出部23aの移動域から避退さ
せて、該張出部23aとの係合解除を促し、第1
4図bの状態を形成する。この場合、ラツチヘツ
ド21の後退変位は第14図aで示す当初設定の
突出分、トリガー50より増大する。 したがつて、厳密にはトリガーカム59のカム
プレート60の先端が張出部23aの移動域から
避退した時点で、ラツチヘツド21の前面にトロ
ヨケ1があればラツチヘツド21の突出が可能に
なるから、施錠可能な状態が速やかに形成される
こととなる。こうして、第14図bの状態からド
アー5が更に閉鎖され、ラツチヘツド21とトリ
ガー50がドアー5側へ更に押し戻されると、ラ
ツチスプリング30がラツチスライド22によつ
て更に押し縮められ、その付勢力を増勢する一
方、トリガーカム59の回動変位が増加して、カ
ムプレート60の先端が張出部23aの移動域か
ら十分に避退し、かつその側縁と係合するピン5
7によつて、張出部23aの移動域方向への回動
が阻止されている。第14図cはこのような状態
を示しており、この状態で既にラツチヘツド21
の先端はトロヨケ1の開口位置に到達している。 こうして、ドアー5が更に閉鎖されて、ラツチ
ヘツド21が受座3に形成した係合孔4位置に達
すると、ラツチアセンブリ20がラツチスプリン
グ30の復元力によつてドアー5の外側へ急速に
突出し、そのラツチヘツド21が上記係合孔4内
へ係入するとともに、その先端がトロヨケ1内の
奥部へ進入する。そして、ラツチスライド22に
形成した通孔28の開口端がバネ受16に当接す
ると、ラツチアセンブリ20が移動を停止し、か
つその状態を維持する。 このような状態の下では第14図dに示すよう
に、コネクシヨンブロツク24の側方下部に形成
した凹段部45がロツクカム44の回動域に位置
付けられるため、常時係合指向下に置かれたロツ
クカム44が、ロツクカムバネ48によつてピン
13を中心に同図上時計方向へ回動して、その係
合端44aが凹段部45と係合する。したがつ
て、ラツチアセンブリ20ないしラツチヘツド2
1は、上記ロツクカム44により後退動を阻止さ
れてロツクされ、かつラツチヘツド21と係合孔
4との係合状態が固持されて施錠する。 このような施錠時には前記のようにトリガーカ
ム59のカムプレート60の先端が張出部23a
の移動域から避退し、かつ当該状態がピン57と
の係合により保持されているから、ラツチアセン
ブリ20の突出作動に支障を来たさない。なお、
このような一連の施錠過程では図示のように、カ
ム37は何等作動すること無く定位置を維持し、
そのボス39に形成した係合凹溝43にロツクカ
ム44の係合爪46を係合させている。なお、ド
アー5の取り付け方向に応じてドアー錠を対応さ
せる場合は、ビス63を緩めてラツチヘツド21
をコネクシヨンブロツク24から取り外し、これ
を反転させてから上記ブロツク24に差し込んで
ビス止めし、一方トリガー50をトリガーブロツ
ク51に内蔵したスプリング64に抗して引張
り、これを反転回動させてから原位置に戻せばよ
く、これらの操作は何れも頗る簡単で、カバー1
1の取り付け後においても可能である。 (考案の効果) 本考案のドアー錠は以上のように、ラツチヘツ
ドとトリガーを並設したドアー錠において、ラツ
チヘツドを連結したラツチスライドに張出部を突
設するとともに、トリガーを連結したトリガーブ
ロツクにピンを突設し、これらラツチスライドと
トリガーブロツクとを進退可能に設けるととも
に、ラツチスライドとトリガーブロツクとの間の
定位置にトリガーカムを回動可能に配設し、該ト
リガーカムを前記張出部とピンに係合可能に配置
する一方、トリガーの突出時には、前記ピンをト
リガーカムに係合させて該カムを回動し、該カム
の一端を前記張出部に係合可能に位置付け、ラツ
チヘツドまたはトリガーの引き込み時には、前記
張出部またはピンをトリガーカムに係合させて、
該カムをトリガーの突出時と反対方向へ回動し、
トリガーカムと張出部との係合を解除可能にした
から、施錠作用の鋭敏化と高速応答性を図れると
ともに、ドアーの閉鎖に要する力を軽減させるこ
とができる。
たドアー錠に関する。 (従来の技術) ドアー錠のうち、縦框側に配置した所謂トロヨ
ケに係脱可能なラツチと、このラツチの作動を制
御するトリガーを備えたものは、解施錠操作が簡
便で施錠時の防御能力が高いため、住宅やビル等
のドアー錠として多用されている。 この種のドアー錠は、一般に上記ラツチをハン
ドル操作に連動させて進退動させ、その一定の突
出変位を保持させる一方、ラツチの近接位置に進
退動可能なトリガーを並設し、このトリガーの作
動に連係させて、ラツチの作動を制御可能に構成
している。 (考案が解決しようとする問題点) しかし、従来のこの種のドアー錠は、一般に施
錠時におけるラツチないしトリガーの変位形成に
比較的大きな力を要する結果、概して施錠作用の
応答性が鈍いという問題があつた。したがつて、
このようなドアー錠を装着したドアーを例えばド
アーの自動閉塞装置によつて閉鎖させ、これを施
錠させる場合、前記閉塞装置の能力が不足がちに
なつて施錠に手間が掛かり、その大型化を助長す
る問題があつた。 本考案はこのような従来の問題を解消し、簡単
な構成によつて施錠作用の鋭敏化を図り、その高
速応答性を促すようにしたドアー錠を提供するこ
とを目的とする。 (問題点を解決するための手段) このため、本考案のドアー錠は、ラツチヘツド
とトリガーを並設したドアー錠において、ラツチ
ヘツドを連結したラツチスライドに張出部を突設
するとともに、トリガーを連結したトリガーブロ
ツクにピンを突設し、これらラツチスライドとト
リガーブロツクとを進退可能に設けるとともに、
ラツチスライドとトリガーブロツクとの間の定位
置にトリガーカムを回動可能に配設し、該トリガ
ーカムを前記張出部とピンに係合可能に配置する
一方、トリガーの突出時には、前記ピンをトリガ
ーカムに係合させて該カムを回動し、該カムの一
端を前記張出部に係合可能に位置付け、ラツチヘ
ツドまたはトリガーの引き込み時には、前記張出
部またはピンをトリガーカムに係合させて、該カ
ムをトリガーの突出時と反対方向へ回動し、トリ
ガーカムと張出部との係合を解除可能にして、施
錠作用の鋭敏化と高速応答性を図るとともに、ド
アーの閉鎖に要する力を軽減させるようにしたこ
とを特徴としている。 (実施例) 以下、本考案の一実施例を図面により説明する
と、第1図乃至第14図において1は縦框2の内
部に埋設されたトロヨケで、その開口側屈曲片1
aと受座3とが一体的にビス止めされ、該受座3
に形成された係合孔4が縦框2の端面に開口して
いる。5は縦框2の離間位置に開閉可能に取り付
けられたドアーで、その自由端側の受座3と相対
する位置には、フロントパネル6と、後述するケ
ースと一体の補強板7が一体的にビス止めされ、
かつ前記係合孔4と相対する上下位置に、大小二
つの孔8,9が形成されている。 上記ケース10は有底の箱形をなし、その相対
する側壁10a,10aの一端を補強板7と一体
の折曲片7a,7aに固定し、その開口側にカバ
ー11を被着している。ケース10の底面10b
には、第5図に示すように複数のピン12,1
3,14が突設され、このうちピン12は着脱可
能に装着されており、これらのピンと側壁10a
の近接位置に突設したピン15とで、前記カバー
11の位置決めを行なつている。 図中、16は底面10bに突設された板状のバ
ネ受、17は底面10bに形成されたカム差込
孔、18は底面10bの隅角部に形成された幅広
な矩形状の凹部で、前記孔8の開口位置に臨ませ
ており、19は底面10bの片側に形成された横
長矩形状の凸部で、その軸方向を前記孔9の開口
位置に向けて配設されている。 20はラツチアセンブリで、これは端部を尖端
形状に形成したラツチヘツド21と、該ヘツド2
1と一体的に連結されたラツチスライド22と、
該スライド22に固定されたラツチストツパ23
とから構成されている。このうち、ラツチヘツド
21はラツチアセンブリ20の端部に配置され、
その先端を前記孔8位置に向けて常時は凹部18
内に収容されている。 ラツチスライド22は第6図に示すように、周
囲をコネクシヨンブロツク24とリブ25とで区
画された凹室26を有し、かつこの凹室26は側
方に開口部27を形成していて、その凹室26の
底面に前記バネ受16を係入可能な横長の通孔2
8を形成している。上記コネクシヨンブロツク2
4の側部には係合突起29が設けられ、またその
上面にはラツチストツパ23が固設されていて、
前記係合突起29と同側端部を図示のように突出
させている。 そして、このラツチアセンブリ20はラツチヘ
ツド21を孔8の開口部に位置付け、ラツチスラ
イド22をケース10内に収容して配置され、そ
の通孔28内にバネ受16を係入させている。こ
のバネ受16とコネクシヨンブロツク24との間
にはラツチスプリング30が介挿され、ラツチア
センブリ20を常時外方へ付勢させる一方、その
進退動をその側方に位置するピン15,15と凹
部18とで誘導し、かつ背後に位置するケース1
0の側壁10aを介して、その後退変位を規制し
ている。 31は前記カム差込孔17の近接位置に配設さ
れたカムバネ受で、これは第7図に示すように周
囲を仕切壁32で区画された略円弧状のバネ室3
3を有し、該室33の側方は切欠部34を介して
開口されている。カムバネ受31の底面には前記
凸部19と嵌合可能な凹孔35が設けられ、該孔
35と仕切壁32の側方に突設したピン孔36を
介して、その位置決めを行なつている。 これらラツチスライド22とカムバネ受31と
の間に介在するカム差込孔17には、略L字形を
したカム37が回動自在に支持されている。すな
わち、カム37は第8図に示すようにハンドル挿
入孔38を内部に形成したボス39の周面に、長
尺の第1アーム40と若干短小な第2アーム41
を互いに直角に突設している。このうち、第1ア
ーム40は前記ラツチスライド22に形成した凹
室26内に収容され、その回動角度をバネ受16
と側壁22とで規制されており、第2アーム41
はカムバネ受31に形成したバネ室33内に収容
されている。 そして、この第2アーム41の一端と凹孔35
側の仕切壁32との間にはカムバネ42が介挿さ
れ、カム37を常時反時計方向へ付勢させ、第1
アーム40の先端をバネ受16に当接させてい
る。図中、43はボス39の外周面下部に形成し
たくさび状の係合凹溝である。 44は前記ピン13に回動自在に支持された板
状のロツクカムで、その一端の係合端44aは、
ラツチスライド22の下部側方に開口した凹段部
45と、後述するトリガーブロツクの仕切壁に係
合可能に配設され、かつそれらによつてその回動
角度を規制されていて、その他端に上記係合凹溝
43と係合可能な係合爪46が形成されている。
そして、このロツクカム44は上記係合爪46を
係合凹溝43に係合させて装着され、常時カム4
4の側方に突設した突片47と、前記カムバネ受
31の端面の間にロツクカムバネ48を介挿して
時計方向へ付勢され、係合端44aを凹段部45
に係合可能にされている。 49はトリガーアセンブリで、これはトリガー
50と、該トリガー50を一体的に連結し、かつ
これを内側へ付勢させたトリガーブロツク51と
からなり、このうちトリガー50は第10図に示
すにように先端に尖端形状に形成され、またトリ
ガーブロツク51は底面に前記凸部19と嵌合可
能な凹孔52を有し、この凹孔52とカムバネ受
31に形成した凹孔35との間にトリガーバネ5
3を介挿して、トリガーアセンブリ49を外方へ
付勢させている。 トリガーブロツク51の側方には張出片54が
突設され、該片54の一端に前記係合突起29と
係合可能な係止壁55が下方に突設されている。
図中、56は張出片54の基部下方に形成された
仕切壁で、前記ロツクカム44の係合端44aと
係合可能にされており、57,58は張出片44
に突設されたピンと突部である。 59は前記ピン12に回動自在に支持された板
状のトリガーカムで、前記トリガーブロツク51
上に収容され、その枢支部より外側へ突出する細
長のカムプレート60を有している。このカムプ
レート60は前記ピン57と突部58とで回動角
度を規制され、かつその先端を前記ラツチストツ
パ23の張出部23aと係合可能に配設されてい
る。図中、61はカムプレート60の基部に形成
された係合孔で、前記ピン57と係合可能にさ
れ、その係合に伴なつて上記カムプレート60を
回動させるようにしている。62はケース10の
底面10bに形成した透孔である。 (作用) このように構成したドアー錠は施錠時には、第
1図に示すようにラツチヘツド21がフロントパ
ネル6の孔4から外方へ突出して受座3の係合孔
4と係合し、更にその先端がトロヨケ1内に奥深
く進入し、この突出変位に同動してラツチヘツド
21と一体のラツチスライド22が、図示のよう
にケース10内においてフロントパネル6側へ変
位している。 また、上記ラツチスライド22の下部側方に形
成した凹段部45には、ロツクカム44の係合端
44aが係合しており、該ロツクカム44の他端
に形成した係合爪46が、カム37のボス39に
形成した係合凹溝43と係合して、ラツチヘツド
21の引込み変位を阻止している。したがつて、
仮にラツチヘツド21にドアー5の内側方向へ力
が作用しても、同方向への移動が阻止され、ラツ
チヘツド21と係合孔4の係合状態ないしはトロ
ヨケ1内への係入状態が固持されるから、十分な
防御能力を備えた施錠状態が得られることとな
る。 一方、このような施錠時にはトリガー50がフ
ロントパネル6の外側に突出し、その先端が受座
3の表面と当接して外方への変位が抑制されてい
るため、トリガー50とトリガーブロツク51と
が上記抑制分ケース10内に押し戻されている。
このため、トリガーブロツク51に突設したピン
57がラツチストツパ23と略同位置に移動し、
該位置でトリガーカム59のカムプレート60の
側縁と係合して、カムプレート60の先端を張出
部23aの移動域から避退させ、両者の係合を解
除させている。 また、この場合にはカム37は第2アーム41
に作用するカムバネ42によつて、上記アーム4
1がカムバネ受31の仕切壁32内面と当接し、
第1アーム40がバネ受16と当接する定常状態
を維持している。 このような施錠状態からドアー錠を解錠させる
場合は、ハンドル挿入孔38内に差し込まれたハ
ンドル(図示略)を第1図上時計方向へ回転操作
すればよい。すなわち、ハンドルを上記のように
操作すると、カム37が第2アーム41に作用す
るカムバネ42の復元力に抗して回動し、該カム
37のボス39に形成した係合凹溝43が、カム
37と同様に第1図上時計方向へ変位する。 このため、係合爪46を介して上記係合凹溝4
3と係合しているロツクカム44が、ロツクバネ
48の復元力に抗してピン13を中心に第1図上
反時計方向へ回動し、その一端の係合端44aが
コネクシヨンブロツク24の外側へ移動して、凹
段部45との係合を解除する。こうして、ラツチ
スライド22のロツク状態解除後ハンドルを更に
回動させると、カム37と一体の第1アーム40
がラツチスライド22のリブ25と当接する。こ
の状態でハンドルを更に回転させると、ラツチス
ライド22がラツチスプリング30の復元力に抗
して第1図上右方へ移動し、該スライド22と一
体のラツチヘツド21がこれに同動して係合孔4
から引き抜かれ、ドアー5側へ引き寄せられる。 一方、このようなラツチスライド22の作動に
伴ない、コネクシヨンブロツク24の側方に突設
された係合突起29が一体に変位して、トリガー
ブロツク51の下方に突設した係止壁55に接近
する。そして、上記のようにラツチヘツド21が
係合孔4から引き抜かれた時期には、係合突起2
9は係止壁55の直前位置に達しており、このよ
うな状況の下でハンドルが更に回転されると、ラ
ツチスライド22が第1図上更に右方へ移動し
て、同動する係合突起29が係止壁55に係合す
る。 このため、係止壁55を備えたトリガーブロツ
ク51が、係合突起29を介してラツチスライド
22ないしラツチヘツド21と一体に移動し、該
ブロツク51と一体的なトリガー50がこれと同
動して受座3の表面から後退する。こうして、ラ
ツチヘツド21とトリガー50が一体的に移動し
ラツチスライド22が更に移動して、そのリブ2
5がケース10の側壁10aに当接すると、ラツ
チスライド22ないしラツチヘツド21の引込み
作動を停止され、トリガー50も同時に引込み作
動を停止して、第13図に示すような状態を形成
する。 このような状態の下ではラツチヘツド21の先
端がドアー5の端面と略同一面に引き寄せられ、
またトリガー50の先端が第1図に示す施錠時よ
りも若干ドアー5側へ引き寄せられ、十分な解錠
状態が形成される。したがつて、この後ドアー5
を押引きすることによつて、ドアー5を開放する
ことができる。 ドアー5の開放後ハンドルから手を放すと、カ
ム37がカムバネ42の復元力によつてボス39
の軸心を中心に第13図上反時計方向へ回転し、
第1および第2アーム40,41がバネ受16お
よびカムバネ受31の仕切壁32にそれぞれ当接
して、原状を回復する。一方、ドアー5が開放さ
れるとラツチアセンブリ20とトリガーアセンブ
リ49が、ラツチスプリング30とトリガーバネ
53によつて第13図上左方へそれぞれ移動す
る。そして、これらのうちトリガーアセンブリ4
9は、そのトリガーブロツク51が補強板7に当
接するまで移動して、トリガー50を最大変位突
出させ、一方ラツチアセンブリ20はトリガーカ
ム59によつてラツチヘツド21の突出変位を規
制されている。 すなわち、トリガーカム59のカムプレート6
0の先端部は、解錠時には第13図に示すように
ラツチストツパ23の張出部23aの移動域と、
トリガーブロツク51に突設したピン57の移動
域から避退している。このような状況の下でトリ
ガーアセンブリ49が突出作動し、トリガーブロ
ツク51がこれに同動すると、上記ピン57が第
12図の仮想線で示すように係合孔61の口縁部
と係合し、トリガーカム59がピン12を中心に
同図上反時計方向へ回動して、カムプレート60
の先端を前記張出部23の移動域に位置付ける。
その際ピン57が上記口縁部に導かれて係合孔6
1内に係入し、トリガーカム59の上記方向への
回動を阻止させるとともに、その停止位置を保持
させる。 こうしてトリガーカム59の待機状態が形成さ
れた後、ラツチアセンブリ20の突出作動に同動
して前記張出部23aがカムプレート60の先端
と係合すると、ラツチアセンブリ20ないしラツ
チヘツド21の突出作動が停止され、第14図a
に示す状況が形成される。 そして、このような状況からドアー錠を施錠さ
せる場合は、ドアー5を単に閉鎖させればよい。
すなわち、第14図aの状態からドアー5を閉操
作し、その自由端が縦框2に接近すると、ラツチ
ヘツド21とトリガー50の先端が受座3の片側
端面と係合して、これらがラツチスプリング30
とトリガーバネ53の復元力に抗してドアー5側
へ押し戻される。 この状況はトリガー50の後退動を阻止してい
るラツチアセンブリ20が、トリガーアセンブリ
49に先行して作動する。すなわち、ラツチヘツ
ド21が受座3の端面と係合し、これがラツチス
プリング30に抗して第14図a上右方へ変位す
ると、上記ヘツド21と同動する張出部23aが
カムプレート60の先端から後退して、トリガー
カム59との係合を解除する。換言すれば張出部
23aの後退変位分、トリガーアセンブリ49な
いしトリガー50の後退路が形成される。 そこで、トリガーアセンブリ49が後退変位す
ると、同動するピン57が第12図上仮想線方向
へ移動し、その際ピン57に面するカムプレート
60の側端面と係合して、トリガーカム59をピ
ン12を中心に同図上時計方向へ回動させ、上記
カム59を前記張出部23aの移動域から避退さ
せて、該張出部23aとの係合解除を促し、第1
4図bの状態を形成する。この場合、ラツチヘツ
ド21の後退変位は第14図aで示す当初設定の
突出分、トリガー50より増大する。 したがつて、厳密にはトリガーカム59のカム
プレート60の先端が張出部23aの移動域から
避退した時点で、ラツチヘツド21の前面にトロ
ヨケ1があればラツチヘツド21の突出が可能に
なるから、施錠可能な状態が速やかに形成される
こととなる。こうして、第14図bの状態からド
アー5が更に閉鎖され、ラツチヘツド21とトリ
ガー50がドアー5側へ更に押し戻されると、ラ
ツチスプリング30がラツチスライド22によつ
て更に押し縮められ、その付勢力を増勢する一
方、トリガーカム59の回動変位が増加して、カ
ムプレート60の先端が張出部23aの移動域か
ら十分に避退し、かつその側縁と係合するピン5
7によつて、張出部23aの移動域方向への回動
が阻止されている。第14図cはこのような状態
を示しており、この状態で既にラツチヘツド21
の先端はトロヨケ1の開口位置に到達している。 こうして、ドアー5が更に閉鎖されて、ラツチ
ヘツド21が受座3に形成した係合孔4位置に達
すると、ラツチアセンブリ20がラツチスプリン
グ30の復元力によつてドアー5の外側へ急速に
突出し、そのラツチヘツド21が上記係合孔4内
へ係入するとともに、その先端がトロヨケ1内の
奥部へ進入する。そして、ラツチスライド22に
形成した通孔28の開口端がバネ受16に当接す
ると、ラツチアセンブリ20が移動を停止し、か
つその状態を維持する。 このような状態の下では第14図dに示すよう
に、コネクシヨンブロツク24の側方下部に形成
した凹段部45がロツクカム44の回動域に位置
付けられるため、常時係合指向下に置かれたロツ
クカム44が、ロツクカムバネ48によつてピン
13を中心に同図上時計方向へ回動して、その係
合端44aが凹段部45と係合する。したがつ
て、ラツチアセンブリ20ないしラツチヘツド2
1は、上記ロツクカム44により後退動を阻止さ
れてロツクされ、かつラツチヘツド21と係合孔
4との係合状態が固持されて施錠する。 このような施錠時には前記のようにトリガーカ
ム59のカムプレート60の先端が張出部23a
の移動域から避退し、かつ当該状態がピン57と
の係合により保持されているから、ラツチアセン
ブリ20の突出作動に支障を来たさない。なお、
このような一連の施錠過程では図示のように、カ
ム37は何等作動すること無く定位置を維持し、
そのボス39に形成した係合凹溝43にロツクカ
ム44の係合爪46を係合させている。なお、ド
アー5の取り付け方向に応じてドアー錠を対応さ
せる場合は、ビス63を緩めてラツチヘツド21
をコネクシヨンブロツク24から取り外し、これ
を反転させてから上記ブロツク24に差し込んで
ビス止めし、一方トリガー50をトリガーブロツ
ク51に内蔵したスプリング64に抗して引張
り、これを反転回動させてから原位置に戻せばよ
く、これらの操作は何れも頗る簡単で、カバー1
1の取り付け後においても可能である。 (考案の効果) 本考案のドアー錠は以上のように、ラツチヘツ
ドとトリガーを並設したドアー錠において、ラツ
チヘツドを連結したラツチスライドに張出部を突
設するとともに、トリガーを連結したトリガーブ
ロツクにピンを突設し、これらラツチスライドと
トリガーブロツクとを進退可能に設けるととも
に、ラツチスライドとトリガーブロツクとの間の
定位置にトリガーカムを回動可能に配設し、該ト
リガーカムを前記張出部とピンに係合可能に配置
する一方、トリガーの突出時には、前記ピンをト
リガーカムに係合させて該カムを回動し、該カム
の一端を前記張出部に係合可能に位置付け、ラツ
チヘツドまたはトリガーの引き込み時には、前記
張出部またはピンをトリガーカムに係合させて、
該カムをトリガーの突出時と反対方向へ回動し、
トリガーカムと張出部との係合を解除可能にした
から、施錠作用の鋭敏化と高速応答性を図れると
ともに、ドアーの閉鎖に要する力を軽減させるこ
とができる。
第1図は本考案に係るドアー錠を開蓋して示す
断面図で、施錠状態を示しており、第2図は本考
案のドアー錠を装着したドアーの端面状態を示す
正面図、第3図は第1図のA−A′線に沿う横断
面図、第4図は第1図のB−B′線に沿う横断面
図、第5図は本考案に適用したケースの組立状況
の一例を示す部分断面図、第6図aは本考案に適
用したラツチアセンブリの一例を示す正面図、同
図bは同図aの底面図、第7図は本考案に適用し
たカムバネ受の一例を示す正面図、第8図aは本
考案に適用したカムの一例を示す正面図、同図b
は同図aの左側面図、第9図aは本考案に適用し
たロツクカムの一例を示す正面図、同図bは同図
aの底面図、第10図aは本考案に適用したトリ
ガーアセンブリの一例を示す正面図、同図bは同
図aの右側面図、第11図は本考案に適用したト
リガーカムの一例を示す正面図、第12図は本考
案に適用したトリガーカムの作動状態を示す説明
図、第13図は本考案に係るドアー錠を開蓋して
示す断面図で、解錠状態を示しており、第14図
a乃至dは本考案に係るドアー錠の施錠状況を順
に示す断面図である。 21……ラツチヘツド、22……ラツチスライ
ド、23a……張出部、50……トリガー、51
……トリガーブロツク、57……ピン、59……
トリガーカム、60……カムプレート。
断面図で、施錠状態を示しており、第2図は本考
案のドアー錠を装着したドアーの端面状態を示す
正面図、第3図は第1図のA−A′線に沿う横断
面図、第4図は第1図のB−B′線に沿う横断面
図、第5図は本考案に適用したケースの組立状況
の一例を示す部分断面図、第6図aは本考案に適
用したラツチアセンブリの一例を示す正面図、同
図bは同図aの底面図、第7図は本考案に適用し
たカムバネ受の一例を示す正面図、第8図aは本
考案に適用したカムの一例を示す正面図、同図b
は同図aの左側面図、第9図aは本考案に適用し
たロツクカムの一例を示す正面図、同図bは同図
aの底面図、第10図aは本考案に適用したトリ
ガーアセンブリの一例を示す正面図、同図bは同
図aの右側面図、第11図は本考案に適用したト
リガーカムの一例を示す正面図、第12図は本考
案に適用したトリガーカムの作動状態を示す説明
図、第13図は本考案に係るドアー錠を開蓋して
示す断面図で、解錠状態を示しており、第14図
a乃至dは本考案に係るドアー錠の施錠状況を順
に示す断面図である。 21……ラツチヘツド、22……ラツチスライ
ド、23a……張出部、50……トリガー、51
……トリガーブロツク、57……ピン、59……
トリガーカム、60……カムプレート。
Claims (1)
- ラツチヘツドとトリガーを並設したドアー錠に
おいて、ラツチヘツドを連結したラツチスライド
に張出部を突設するとともに、トリガーを連結し
たトリガーブロツクにピンを突設し、これらラツ
チスライドとトリガーブロツクとを進退可能に設
けるとともに、ラツチスライドとトリガーブロツ
クとの間の定位置にトリガーカムを回動可能に配
設し、該トリガーカムを前記張出部とピンに係合
可能に配置する一方、トリガーの突出時には、前
記ピンをトリガーカムに係合させて該カムを回動
し、該カムの一端を前記張出部に係合可能に位置
付け、ラツチヘツドまたはトリガーの引き込み時
には、前記張出部またはピンをトリガーカムに係
合させて、該カムをトリガーの突出時と反対方向
へ回動し、トリガーカムと張出部との係合を解除
可能にしたことを特徴とするドアー錠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18801885U JPH0419182Y2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18801885U JPH0419182Y2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6296460U JPS6296460U (ja) | 1987-06-19 |
| JPH0419182Y2 true JPH0419182Y2 (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=31138998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18801885U Expired JPH0419182Y2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0419182Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-06 JP JP18801885U patent/JPH0419182Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6296460U (ja) | 1987-06-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6578888B1 (en) | Mortise lock with automatic deadbolt | |
| US5501492A (en) | Deadbolt with infinitely adjustable backset | |
| US4848118A (en) | Lock hold-back latch with anti-pick device | |
| JPH0332213Y2 (ja) | ||
| US4226101A (en) | Cabinet lock with frangible cover plate and push button lock release and alternative key release | |
| JPH0542425Y2 (ja) | ||
| US2842951A (en) | Cylinder lock for sliding doors | |
| US3437363A (en) | Sliding patio door lock assembly | |
| JP2591599Y2 (ja) | 錠装置 | |
| JP2580077Y2 (ja) | 錠におけるデッドボルトの空動き防止装置 | |
| JP4260375B2 (ja) | 引戸用施解錠装置 | |
| US2676829A (en) | Lock | |
| JP2878657B2 (ja) | フラットラッチ錠 | |
| JPH0729146Y2 (ja) | 扉等用のラッチ機構付きハンドル | |
| US3480316A (en) | Safety door fastener | |
| JPS6128850Y2 (ja) | ||
| JP2641098B2 (ja) | 門扉錠のラッチ機構 | |
| JP2507450B2 (ja) | 自動施錠装置 | |
| JPH0241253Y2 (ja) | ||
| JP2877394B2 (ja) | 錠 | |
| JPH0454277Y2 (ja) | ||
| JPS584538Y2 (ja) | パチンコ機の表枠及びガラス窓共用施錠装置 | |
| JPH0711253Y2 (ja) | ラッチ錠 | |
| JP2520300B2 (ja) | 左右両開扉装置 | |
| JPH0241255Y2 (ja) |