JPH04193907A - 建築用50kgf/mm↑2級耐火鋼板の製造方法 - Google Patents
建築用50kgf/mm↑2級耐火鋼板の製造方法Info
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- JPH04193907A JPH04193907A JP32638590A JP32638590A JPH04193907A JP H04193907 A JPH04193907 A JP H04193907A JP 32638590 A JP32638590 A JP 32638590A JP 32638590 A JP32638590 A JP 32638590A JP H04193907 A JPH04193907 A JP H04193907A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、耐火鋼板の製造方法に関し、詳しくは、60
0℃の高温においても高い耐力を有する建築用50kg
f/mm2級耐火鋼板の製造方法に関するものである。
0℃の高温においても高い耐力を有する建築用50kg
f/mm2級耐火鋼板の製造方法に関するものである。
(従来の技術)
建築用鋼板は、常温での緒特性を有するように設計・製
造されているか、−膜面には温度の上昇にともないその
強度は低下する。日本鋼構造協会発行のJSSCVol
、4 No、331968には、5M50Bの高温時の
降伏点または0.2%耐力は、高温になるにしたかい徐
々に低下し、500℃以上での低下は著しく、常温時の
値の273に低下する温度は400〜500℃であると
記しである。
造されているか、−膜面には温度の上昇にともないその
強度は低下する。日本鋼構造協会発行のJSSCVol
、4 No、331968には、5M50Bの高温時の
降伏点または0.2%耐力は、高温になるにしたかい徐
々に低下し、500℃以上での低下は著しく、常温時の
値の273に低下する温度は400〜500℃であると
記しである。
高温用鋼板としては、J[S 、 ASTM等に規定さ
れているホイラ・圧力容器用のCr −Mo系鋼板が広
く使用されている。これらは、数十万時間という長時間
使用の場合の鋼板であり、その保証温度は350〜40
0℃である。
れているホイラ・圧力容器用のCr −Mo系鋼板が広
く使用されている。これらは、数十万時間という長時間
使用の場合の鋼板であり、その保証温度は350〜40
0℃である。
従来のSj−Mn系の建築用50kgf/mm2級鋼板
では、350℃を超えると火災時に構造部材に要求され
る耐力である長期耐力(常温耐力の273)の22kg
f/mm2を下回るため、鉄骨の温度か350℃を超え
ないように、工事費、工期なとの面から足珈となる耐火
被覆施工か義務ずけられている。しかし、最近追加され
た「新耐火設計法jては、鋼板か600℃において常温
の規格降伏強度の273以上を有する場合なと、高温に
おける強度におうして、耐火被覆量の削減か認められる
ようになっている。
では、350℃を超えると火災時に構造部材に要求され
る耐力である長期耐力(常温耐力の273)の22kg
f/mm2を下回るため、鉄骨の温度か350℃を超え
ないように、工事費、工期なとの面から足珈となる耐火
被覆施工か義務ずけられている。しかし、最近追加され
た「新耐火設計法jては、鋼板か600℃において常温
の規格降伏強度の273以上を有する場合なと、高温に
おける強度におうして、耐火被覆量の削減か認められる
ようになっている。
(発明か解決しようとする課題)
現状、高温耐力の優れた鋼板としては、前記のボイラ・
圧力容器用鋼板かあるか、本鋼板は、600℃における
耐力は22に2f/mm2以上を有するか、溶接割れ感
受性組成(PC,)か高いために、耐溶接割れ性か悪く
、予熱、後熱を行うなと溶接施工に難点かある。さらに
、溶接施工効率を高めるために用いられるエレクトロス
ラグ溶接やサブマーンアーク溶接のような大入熱溶接を
施すと溶接熱影響部(HAZ)の靭性か著しく低下する
ため、小人熱溶接か余儀なくされている。
圧力容器用鋼板かあるか、本鋼板は、600℃における
耐力は22に2f/mm2以上を有するか、溶接割れ感
受性組成(PC,)か高いために、耐溶接割れ性か悪く
、予熱、後熱を行うなと溶接施工に難点かある。さらに
、溶接施工効率を高めるために用いられるエレクトロス
ラグ溶接やサブマーンアーク溶接のような大入熱溶接を
施すと溶接熱影響部(HAZ)の靭性か著しく低下する
ため、小人熱溶接か余儀なくされている。
このため、建築用鋼の耐火被覆施工の低減あるいは省略
を図るために、高い高温耐力を存するとともに優れた溶
接性、大入熱溶接継手靭性および母材特性を有し、従来
と同し設計・施工かできる鋼板か必要とされている。
を図るために、高い高温耐力を存するとともに優れた溶
接性、大入熱溶接継手靭性および母材特性を有し、従来
と同し設計・施工かできる鋼板か必要とされている。
また、建築用鋼には、地震時の建築物の変形能の点から
、80%以下の降伏比の要求か強まっている。
、80%以下の降伏比の要求か強まっている。
(課題を解決するための手段)
本発明は、従来の建築用鋼における上記の問題点に鑑み
、本発明者らか鋭意研究を行った結果、化学成分、特に
、少量のMo添加と、Nbの析出強化によって、溶接性
を損なわずに、高温耐力を大幅に改善し、さらに、Ti
Nを活用することにより優れた大入熱溶接継手靭性を確
保てきるという知見を得て完成されたもので、その第1
発明は、Coo、05〜0.15%、Si :0.60
%以下、Mn : 0.50〜1.80%、P:0.0
3%以下、S:0.03%以下、sol、 Al :0
.002〜0.10%、Mo:O,10%以上0.40
%未満、Nb:0.005〜0.060 %、Ti・0
.005〜0.030 %、N:0.0020〜0゜0
070%、Ca:0.0005〜0.0050%を含有
し、かっ、下記式で規定されるPCMO値を0.24%
以下として、残部Feおよび不可避不純物からなる鋼片
を1050℃以上の温度に加熱したのち、1000℃以
下の圧下率を50%以上とし、850℃超え950℃未
満の温度範囲で圧延を終了させ、600℃における耐力
か22kgf/mm2以上である建築用50kgf/m
m’級耐火鋼板の製造方法である。
、本発明者らか鋭意研究を行った結果、化学成分、特に
、少量のMo添加と、Nbの析出強化によって、溶接性
を損なわずに、高温耐力を大幅に改善し、さらに、Ti
Nを活用することにより優れた大入熱溶接継手靭性を確
保てきるという知見を得て完成されたもので、その第1
発明は、Coo、05〜0.15%、Si :0.60
%以下、Mn : 0.50〜1.80%、P:0.0
3%以下、S:0.03%以下、sol、 Al :0
.002〜0.10%、Mo:O,10%以上0.40
%未満、Nb:0.005〜0.060 %、Ti・0
.005〜0.030 %、N:0.0020〜0゜0
070%、Ca:0.0005〜0.0050%を含有
し、かっ、下記式で規定されるPCMO値を0.24%
以下として、残部Feおよび不可避不純物からなる鋼片
を1050℃以上の温度に加熱したのち、1000℃以
下の圧下率を50%以上とし、850℃超え950℃未
満の温度範囲で圧延を終了させ、600℃における耐力
か22kgf/mm2以上である建築用50kgf/m
m’級耐火鋼板の製造方法である。
Pex=C+Si/30+Mn/20+Cu/20+N
i/60+Cr/20十九イO/+5+V/10+5B
(%) 第2発明は、V:0.005〜o、oe%、Cu:0.
05〜0゜5%、Ni :0.05〜0.50%、Cr
:0.10〜0.60%の内から選んだ1種または2種
以上を含をする請求項(1)の建築用50kgf/mm
2級耐火鋼板の製造方法である。
i/60+Cr/20十九イO/+5+V/10+5B
(%) 第2発明は、V:0.005〜o、oe%、Cu:0.
05〜0゜5%、Ni :0.05〜0.50%、Cr
:0.10〜0.60%の内から選んだ1種または2種
以上を含をする請求項(1)の建築用50kgf/mm
2級耐火鋼板の製造方法である。
(作用)
以下に、本発明における化学成分の限定理由について説
明する。
明する。
Cは、強度上昇に寄与する元素であるが、0.05%未
満ては強度を確保することは困難であり、また、0.1
5%を超えて多量に含有するときは、鋼の靭性および溶
接性か劣化する。したがって、Cの添加量は0.05〜
0.15%の範囲とする。
満ては強度を確保することは困難であり、また、0.1
5%を超えて多量に含有するときは、鋼の靭性および溶
接性か劣化する。したがって、Cの添加量は0.05〜
0.15%の範囲とする。
Siは、脱酸のために有効な元素であるが、本発明はM
n、 AIを含有しており、必ずしも添加を必要としな
いので下限は限定しない。また、Slは固溶強化に対し
て有効な元素であるか、0.60%を超えて多量に含有
すると溶接性を劣化させる。したがって、Siの添加量
は0.60%以下とする。
n、 AIを含有しており、必ずしも添加を必要としな
いので下限は限定しない。また、Slは固溶強化に対し
て有効な元素であるか、0.60%を超えて多量に含有
すると溶接性を劣化させる。したがって、Siの添加量
は0.60%以下とする。
Mnは、鋼の強度および靭性を確保するために必要な元
素であるか、0.50%未満てはこのような効果は少な
く、また、1.80%を超えて多量に含有すると溶接性
と靭性を劣化させ、がっ、5M50の強度の上限を越え
る。したかって、Mnの添加量は0.50〜1.80%
の範囲とする。
素であるか、0.50%未満てはこのような効果は少な
く、また、1.80%を超えて多量に含有すると溶接性
と靭性を劣化させ、がっ、5M50の強度の上限を越え
る。したかって、Mnの添加量は0.50〜1.80%
の範囲とする。
Pは、ミクロ偏析により、HAZ靭性、母材靭性および
耐溶接割れ性を劣化させるので、0.03%以下とする
。
耐溶接割れ性を劣化させるので、0.03%以下とする
。
Sは、非金属介在物であるMnSを形成して、母材靭性
および加工性を劣化させるので、0.03%以下とする
。
および加工性を劣化させるので、0.03%以下とする
。
sol、 AIは、脱酸に不可欠な元素であり、かつ、
AINとして結晶粒の微細化に寄与するため、0.00
2%以上の添加か必要であるか、0.10%を超えて多
量に添加すると酸化物系介在物か多くなり、靭性を劣化
させる。したかって、sol、 Alの添加量は0、0
02〜0.10%の範囲とする。
AINとして結晶粒の微細化に寄与するため、0.00
2%以上の添加か必要であるか、0.10%を超えて多
量に添加すると酸化物系介在物か多くなり、靭性を劣化
させる。したかって、sol、 Alの添加量は0、0
02〜0.10%の範囲とする。
Moは、高温強度を確保するために不可欠な元素てあり
、600℃における耐力を著しく上昇させる。
、600℃における耐力を著しく上昇させる。
しかしなから、0.10%未満てはこのような効果は得
られず、また、0.40%以上では溶接性を損なう。し
たかって、Moの添加量は0.10%以上領40%未満
の範囲とする。
られず、また、0.40%以上では溶接性を損なう。し
たかって、Moの添加量は0.10%以上領40%未満
の範囲とする。
Nbは、析出強化および変態強化による強度上昇および
細粒化による靭性の向上に有効な元素であり、このよう
な効果を得るには0.005%以上の添加か必要である
。しかし、0060%を超えて多量に添加するときは溶
接継手靭性を劣化さぜる。したかって、Nbの添加量は
0.005〜0060%の範囲とする。
細粒化による靭性の向上に有効な元素であり、このよう
な効果を得るには0.005%以上の添加か必要である
。しかし、0060%を超えて多量に添加するときは溶
接継手靭性を劣化さぜる。したかって、Nbの添加量は
0.005〜0060%の範囲とする。
Tiは、TiNによりHAZのオーステナイト粒の粗大
化を抑制するとともに、粒内フェライトを生成すること
から、大入熱溶接継手靭性の劣化軽減に有効な元素であ
る。しかし、0.005%未満てはかかる効果を発揮す
ることかできず、また、0.030%を超えると溶接継
手靭性を劣化させる。したかって、T1の添加量は0.
005〜0.030%の範囲とする。
化を抑制するとともに、粒内フェライトを生成すること
から、大入熱溶接継手靭性の劣化軽減に有効な元素であ
る。しかし、0.005%未満てはかかる効果を発揮す
ることかできず、また、0.030%を超えると溶接継
手靭性を劣化させる。したかって、T1の添加量は0.
005〜0.030%の範囲とする。
Nは、上記Tiと組み合わせることによって、大入熱溶
接継手靭性を改善する。しかし、0.0020%未満て
はこのような効果を発揮することかできず、また、0.
0070%を超えると溶接継手靭性を劣化させる。した
かって、Nの添加量は0.0020〜0.0070%の
範囲とする。
接継手靭性を改善する。しかし、0.0020%未満て
はこのような効果を発揮することかできず、また、0.
0070%を超えると溶接継手靭性を劣化させる。した
かって、Nの添加量は0.0020〜0.0070%の
範囲とする。
Caは、微量で板厚方向の特性を改善する元素であるか
、0.0005%未満てはこのような効果は得られず、
また、0.0050%を超えるときは、このような効果
は飽和するとともに、大型介在物か発生し超音波欠陥を
生しやすくなる。したかって、Caの添加量は0.00
05〜0.0050%の範囲とする。
、0.0005%未満てはこのような効果は得られず、
また、0.0050%を超えるときは、このような効果
は飽和するとともに、大型介在物か発生し超音波欠陥を
生しやすくなる。したかって、Caの添加量は0.00
05〜0.0050%の範囲とする。
なお、本発明における第2発明では、上記の元素の他に
必要に応して、V 、Cu、 Ni、 Crの内から選
んだ1種または2種以上を添加することかできる。
必要に応して、V 、Cu、 Ni、 Crの内から選
んだ1種または2種以上を添加することかできる。
■は、析出強化による強度上昇に有効な元素であるか、
0.005%未満てはこのような効果は殆と期待できず
、また、0.060%を超えると溶接性を劣化させる。
0.005%未満てはこのような効果は殆と期待できず
、また、0.060%を超えると溶接性を劣化させる。
したがって、■の添加量は0.005〜0、060%の
範囲とする。
範囲とする。
Cuは、固溶強化による強度上昇に有効な元素であるか
、005%未満てはこのような効果は少なく、また、0
.5%を超えると熱間加工時に表面割れを発生させると
ともに溶接性を劣化させる。したかって、Cuの添加量
は0.05〜0.5%の範囲とするN1は、靭性の向上
に有効な元素であるか、0.05%未満てはこのような
効果は得らず、また、0.5%を超えるとこのような効
果は飽和し、経済的にも無駄である。したかって、N1
の添加量は0.05〜0.5%の範囲とする。
、005%未満てはこのような効果は少なく、また、0
.5%を超えると熱間加工時に表面割れを発生させると
ともに溶接性を劣化させる。したかって、Cuの添加量
は0.05〜0.5%の範囲とするN1は、靭性の向上
に有効な元素であるか、0.05%未満てはこのような
効果は得らず、また、0.5%を超えるとこのような効
果は飽和し、経済的にも無駄である。したかって、N1
の添加量は0.05〜0.5%の範囲とする。
Crは、高温強度の向上にを効な元素であるか、010
%未満てはこのような効果は期待できず、060%を超
えると溶接性を劣化させる。したかって、Crの添加量
は0.10〜0.60%の範囲とする。
%未満てはこのような効果は期待できず、060%を超
えると溶接性を劣化させる。したかって、Crの添加量
は0.10〜0.60%の範囲とする。
なお、第1発明および第2発明ともに、溶接時の低温割
れを防止するために、P、、 (溶接割れ受性組成)を
0.24%以下に限定する。
れを防止するために、P、、 (溶接割れ受性組成)を
0.24%以下に限定する。
つぎに、本発明における加熱、圧延条件の限定理由につ
いて説明する。
いて説明する。
本発明は、上記、化学成分を含有する鋼片を1050℃
以上の温度に加熱したのち、1000℃以下の圧下率を
50%以上とし、850℃超え950℃未満の温度範囲
で圧延を終了させる必要かある。
以上の温度に加熱したのち、1000℃以下の圧下率を
50%以上とし、850℃超え950℃未満の温度範囲
で圧延を終了させる必要かある。
加熱温度を1050℃以上に限定した理由は、常温強度
および高温強度の確保に必要なNbを鋼中に固溶させる
ためである。また、1000℃以下の圧下率は、オース
テナイト粒の微細化による優れた母材靭性を得るために
50%以上か必要である。さらに、圧延終了温度につい
ては、圧延終了温度か850℃以下ては、フェライトの
細粒化ならびに二相域圧延によるフェライトの加工硬化
により、降伏比・か高くなり、80%以下の降伏比を得
ることかできない。
および高温強度の確保に必要なNbを鋼中に固溶させる
ためである。また、1000℃以下の圧下率は、オース
テナイト粒の微細化による優れた母材靭性を得るために
50%以上か必要である。さらに、圧延終了温度につい
ては、圧延終了温度か850℃以下ては、フェライトの
細粒化ならびに二相域圧延によるフェライトの加工硬化
により、降伏比・か高くなり、80%以下の降伏比を得
ることかできない。
また、圧延終了温度か950℃以上では、オーステナイ
トか粗粒となるため母材靭性か劣化する。したかって、
圧延終了温度は850℃超え950℃未満の温度範囲に
限定する。
トか粗粒となるため母材靭性か劣化する。したかって、
圧延終了温度は850℃超え950℃未満の温度範囲に
限定する。
(実施例)
以下に、実施例を挙げて本発明について説明する。
供試鋼板は第1表に示す化学成分を含有する鋼片を11
50℃に加熱後、1000℃以下で50%以上の圧下率
を確保するために、圧延中、60mm厚て920〜95
0℃の温度て温度調節を行い、圧延終了温度890〜9
10℃の温度て板厚25mmに仕上げたものである。こ
れらの鋼板から試験片を採取し、常温引張試験、シャル
ビ衝撃試験、600℃ての高温引張試験、最高かたさ試
験および再現熱サイクル後のシャルビ衝撃試験を行った
。その結果を第2表に示す。なお、最高かたさ試験はJ
IS Z 3101に準して行い、再現熱サイクル条件
は1350℃X5秒加熱で、800から500 ’Cま
ての冷却時間は220秒である第1表に本発明法A−F
および比較法H−Jの化学成分、PCMを、第2表に引
張特性、衝撃特性、高温引張特性、溶接性およびH、A
、 Z靭性をそれぞれ示す。
50℃に加熱後、1000℃以下で50%以上の圧下率
を確保するために、圧延中、60mm厚て920〜95
0℃の温度て温度調節を行い、圧延終了温度890〜9
10℃の温度て板厚25mmに仕上げたものである。こ
れらの鋼板から試験片を採取し、常温引張試験、シャル
ビ衝撃試験、600℃ての高温引張試験、最高かたさ試
験および再現熱サイクル後のシャルビ衝撃試験を行った
。その結果を第2表に示す。なお、最高かたさ試験はJ
IS Z 3101に準して行い、再現熱サイクル条件
は1350℃X5秒加熱で、800から500 ’Cま
ての冷却時間は220秒である第1表に本発明法A−F
および比較法H−Jの化学成分、PCMを、第2表に引
張特性、衝撃特性、高温引張特性、溶接性およびH、A
、 Z靭性をそれぞれ示す。
(以下余白)
第2表から明らかなように、本発明法によるA〜Gは、
PCMは0.24%以下で、600℃における耐力は2
2kgf/’mm2以上で優れた高温耐力を示し、常温
の引張特性は、50kgf/mm’級の値(耐力32k
gf/mm2J)上、引張強さ50〜62kgf/mm
2)を勿論満足し、降伏比は建築用鋼材に要求されてい
る80%以下を十分に満足している。また、ツヤルビ衝
撃試験における破面遷移温度(vTrs)も−35℃以
下である。
PCMは0.24%以下で、600℃における耐力は2
2kgf/’mm2以上で優れた高温耐力を示し、常温
の引張特性は、50kgf/mm’級の値(耐力32k
gf/mm2J)上、引張強さ50〜62kgf/mm
2)を勿論満足し、降伏比は建築用鋼材に要求されてい
る80%以下を十分に満足している。また、ツヤルビ衝
撃試験における破面遷移温度(vTrs)も−35℃以
下である。
最高かたさはHV350未満て良好な溶接性を示し、さ
らに、再現熱サイクル試験によるHAZ靭性(VLO)
も2.8kgf−m以上で良好である。
らに、再現熱サイクル試験によるHAZ靭性(VLO)
も2.8kgf−m以上で良好である。
一方、比較法Hは、600℃における耐力は22kgf
/mm”と高いか、Tiか0.005%未満のため、H
AZ靭性か低く、また、Cr、 MO,PCMか本発明
の限定範囲から高めに外れているため、最高かたさかH
V350以上てあり、溶接性か悪く、さらに母材の破面
遷移温度も高い。比較法Iは、HAZ靭性か良好である
か、高温強度の確保に存効なMoか0.10%未満のた
め、600℃における耐力は22kgf/mm2以上を
満足しない。比較法Jは、従来の建築用5゜kll!f
/mm2級鋼板の一例であるか、MoおよびNbか各々
0.10%未満、0.005%未満のため、600℃に
おける耐力は22kgf/mm2以上を満足せず、また
、Tiか0.005%未満のため、HAZ靭性も悪い。
/mm”と高いか、Tiか0.005%未満のため、H
AZ靭性か低く、また、Cr、 MO,PCMか本発明
の限定範囲から高めに外れているため、最高かたさかH
V350以上てあり、溶接性か悪く、さらに母材の破面
遷移温度も高い。比較法Iは、HAZ靭性か良好である
か、高温強度の確保に存効なMoか0.10%未満のた
め、600℃における耐力は22kgf/mm2以上を
満足しない。比較法Jは、従来の建築用5゜kll!f
/mm2級鋼板の一例であるか、MoおよびNbか各々
0.10%未満、0.005%未満のため、600℃に
おける耐力は22kgf/mm2以上を満足せず、また
、Tiか0.005%未満のため、HAZ靭性も悪い。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明に係わる建築用50kgf
/mm’級耐火w4板の製造方法は、化学成分、特に、
少量の助添加と、Nbの析出強化によって、溶接性を損
なわずに、高温耐力を大幅に改善し、さらに、TiNを
活用することにより優れた大入熱溶接継手靭性を確保し
ているため、600℃における高い耐力と良好な溶接性
を兼ね備え、かっ、降伏比の低い鋼を製造することか可
能であり、従来必要とされていた耐火被覆を大幅に低減
あるいは省略することかでき、さらに、溶接施工および
耐震面の点からも、構造物の安全性を高めることかでき
るという優れた効果を有するものである。
/mm’級耐火w4板の製造方法は、化学成分、特に、
少量の助添加と、Nbの析出強化によって、溶接性を損
なわずに、高温耐力を大幅に改善し、さらに、TiNを
活用することにより優れた大入熱溶接継手靭性を確保し
ているため、600℃における高い耐力と良好な溶接性
を兼ね備え、かっ、降伏比の低い鋼を製造することか可
能であり、従来必要とされていた耐火被覆を大幅に低減
あるいは省略することかでき、さらに、溶接施工および
耐震面の点からも、構造物の安全性を高めることかでき
るという優れた効果を有するものである。
特許出願人 株式会社 神戸製鋼折
代 理 人 弁理士 全史 章−
Claims (2)
- (1)C:0.05〜0.15%、Si:0.60%以
下、Mn:0.50〜1.80%、P:0.03%以下
、S:0.03%以下、sol.Al:0.002〜0
.10%、Mo:0.10%以上0.40%未満、Nb
:0.005〜0.060%、Ti:0.005〜0.
030%、N:0.0020〜0.0070%、Ca:
0.0005〜0.0050%を含有し、かつ、下記式
で規定されるP_C_Mの値を0.24%以下として、
残部Feおよび不可避不純物からなる鋼片を1050℃
以上の温度に加熱したのち、1000℃以下の圧下率を
50%以上とし、850℃超え950℃未満の温度範囲
で圧延を終了させ、600℃における耐力が22kgf
/mm^2以上であることを特徴とする建築用50kg
f/mm^2級耐火鋼板の製造方法。 P_C_M=C+Si/30+Mn/20+Cu/20
+Ni/60+Cr/20+Mo/15+V/10+5
B(%) - (2)V:0.005〜0.06%、Cu:0.05〜
0.5%、Ni:0.05〜0.5%、Cr:0.10
〜0.60%の内から選んだ1種または2種以上を含有
することを特徴とする請求項(1)の建築用50kgf
/mm^2級耐火鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32638590A JPH04193907A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 建築用50kgf/mm↑2級耐火鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32638590A JPH04193907A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 建築用50kgf/mm↑2級耐火鋼板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04193907A true JPH04193907A (ja) | 1992-07-14 |
Family
ID=18187215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32638590A Pending JPH04193907A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 建築用50kgf/mm↑2級耐火鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04193907A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04228520A (ja) * | 1990-12-27 | 1992-08-18 | Nippon Steel Corp | 耐火特性に優れた電縫鋼管の製造方法 |
| JPH06316724A (ja) * | 1993-03-04 | 1994-11-15 | Kobe Steel Ltd | 音響異方性の少ない建築用耐火鋼板の製造方法 |
| JPH07305113A (ja) * | 1994-05-11 | 1995-11-21 | Kobe Steel Ltd | 溶接性の優れた建築用低降伏比厚肉耐火鋼の製造方法 |
| JP2015163730A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-09-10 | 株式会社神戸製鋼所 | 加工硬化能が大きく一様伸びと溶接性に優れた低降伏比高強度鋼板およびその製造方法 |
| CN108368593A (zh) * | 2015-12-15 | 2018-08-03 | 株式会社Posco | 具有优异的低温应变时效冲击特性的高强度钢材及其制造方法 |
| WO2024063113A1 (ja) * | 2022-09-22 | 2024-03-28 | 株式会社神戸製鋼所 | 鋼製下地材 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP32638590A patent/JPH04193907A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2015163730A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-09-10 | 株式会社神戸製鋼所 | 加工硬化能が大きく一様伸びと溶接性に優れた低降伏比高強度鋼板およびその製造方法 |
| CN108368593A (zh) * | 2015-12-15 | 2018-08-03 | 株式会社Posco | 具有优异的低温应变时效冲击特性的高强度钢材及其制造方法 |
| CN108368593B (zh) * | 2015-12-15 | 2020-10-02 | 株式会社Posco | 具有优异的低温应变时效冲击特性的高强度钢材及其制造方法 |
| WO2024063113A1 (ja) * | 2022-09-22 | 2024-03-28 | 株式会社神戸製鋼所 | 鋼製下地材 |
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