JPH0419702Y2 - - Google Patents

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JPH0419702Y2
JPH0419702Y2 JP1985188761U JP18876185U JPH0419702Y2 JP H0419702 Y2 JPH0419702 Y2 JP H0419702Y2 JP 1985188761 U JP1985188761 U JP 1985188761U JP 18876185 U JP18876185 U JP 18876185U JP H0419702 Y2 JPH0419702 Y2 JP H0419702Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 《考案の目的》 〈産業上の利用分野〉 本考案は電気、電子機器におけるスライドスイ
ツチに関するものであつて、特に作動の確実性と
組立時の作業性を向上させた新規な導電片の形状
に係るものである。
〈従来技術〉 各種の家庭用電化製品、車載用のカーステレオ
その他の電気機器等においてスイツチ素子として
スライドスイツチが多く用いられている。このよ
うなスライドスイツチの従来構造は第7図イ,ロ
に示すように絶縁性のホルダ3′に対し接触片
1′が挿入されるように組み付けられ、一方これ
と対向的に薄板状の導電片5′が他のホルダ3′に
取り付けられ、接触片1′の間に導電片5′が挟持
されるような状態で接触することによつて所望の
電気回路を構成し、またそれを切り替えるように
している。このうち接触片1′についてはホルダ
3′の保持部7′に収められるものであつて、定板
10′側から導電片5′側を自由端として挟持フラ
ツプ12′を左右に対設しているものである。
〈従来技術の問題点〉 このような構成であるからまず第7図ハに示す
ように例えばスライドスイツチ2′を操作する際
に図中矢印方向にホルダ3′が移動するような場
合には、挟持フラツプ12′が導電片5′をくわえ
ている位置(図中符号P1で示す)では両者の接
触により当然摺動抵抗がかかつており、一方ホル
ダ3′が接触片1′を押すのは底板10′寄りのP2
の位置でなされる。このため接触片1′にはモー
メントがかかり、接触片1′全体としてはスライ
ドする都度傾斜させられるいわゆるローリング状
態が生ずるのである。このような状態が生ずる
と、例えば摺動方向の前方側における挟持フラツ
プ12′の先端部は接触片1′の傾倒に伴い導電片
5′側のホルダ4′に符号P3で示す位置で摺擦す
るようになり、この結果スライドスイツチ2′の
操作に抵抗が加わり、その操作感が悪くなるとと
もに長期間の使用を経ると挟持フラツプ12′の
変形等をも来して最終的には導通を損なう事態を
も発生させているものであつた。
更にこのようなローリングがあつた場合には挟
持フラツプ12′が傾くことによつて導電片5′と
の接触タイミングがずれ、所望のタイミングでス
イツチ切り替えがなし得ないという問題をも生じ
ていた。
また更に他の問題点としてはこの種のスライド
スイツチ2′の組み立てはホルダ3′に対し接触片
1′をその保持部7′に組み付け、しかる後保持部
7′の開口側から導電片5′を挿入するように図る
のであるが、この際保持部7′が正しく挿入され
ず傾いているような場合等には第7図ニに示すよ
うに導電片5′の挿入に伴つて挟持フラツプ1
2′を折り曲げてしまい不良品の発生を見ること
も少なくなかつた。勿論このような傾向はたとえ
導電片5′が正確に置かれたとしてもその挟持フ
ラツプ12′の自由端側の開き具合が良好に形成
されていない場合にも生ずるものであつた。
もとよりこのような組立上の作業性を向上させ
るため、第8図に示すような接触片1′の改良案
も提案されているが、これらは挟持フラツプ1
2′を形成するにあたつて側板11′から90°以上
内側に屈曲させて形成しているから、ここの弾性
の維持が極めて難しかつたり、形成が困難である
という問題等を有していた。
〈解決を試みた問題点〉 本考案はこのような従来技術の問題点に鑑みな
されたものであつて、スライドスイツチにおける
操作性を向上させることができ、且つ組立作業時
における不具合の発生を皆無とすることのできる
新規なスライドスイツチ用接触片の開発を試みた
ものである。
《考案の構成》 〈目的達成の手段〉 即ち本考案たるスライドスイツチ用接触片は、
絶縁性を有する保持体に保持される導電材料から
成る接触片と、この接触片に挟持される導電片と
が相対的に移動して接離することによつて回路切
り替えをなすスイツチ構造において、前記接触片
は底板とその両側部に立ち上げられた側板とを有
するとともに、前記接触片の移動方向の長さは、
これを保持する保持体における保持凹部にほぼ密
に入る長さとし、且つ側板の高さは少なくとも前
後両端縁において保持凹部の高さとほぼ同じ寸法
とし、更に前記両側板には櫛歯状の打抜部を形成
することにより、残余の部分に底板側を自由端と
する挟持フラツプを内側に向けて対向的に突出形
成させたことを特徴としてなるものであり、もつ
て前記目的を達成しようとするものである。
〈実施例〉 以下本考案を図示の実施例に基づいて具体的に
説明する。符号1は接触片であり、スライドスイ
ツチ2に対して組み付けられるものである。まず
本考案の接触片1の適用されるスライドスイツチ
2について説明すると、まず接触片1はスライド
スイツチ2におけるホルダの一つである可動ホル
ダ3に組み付けられるものであり、この可動ホル
ダ3に対し固定ホルダ4を対抗的に設け、この固
定ホルダ4に対し接触片1に挟持されて接触状態
を切り替える導電片5を設けるものである。勿
論、接触片1と導電片5とはいずれを固定状態と
するかは適宜選択できるものであるが、要は両者
が相対的な移動がなされればよいように枠体F等
によつて一体に構成されるのである。そして一般
的には導電片5は固定ホルダ4を貫いてその反対
面に突出して端子6を形成し、ここに適宜の結線
がなされるものである。そして接触片1は、可動
ホルダ3の中心部を立方体状に削成してなる保持
部7に収納されるとともに、可動ホルダ3の中央
部にその長手方向に沿つて導電片通過溝8を形成
するものである。以下この接触片1について詳細
に説明すると、このものは薄い銅板その他の導電
性を有する材料がプレス成形されて成るものであ
り、一例として底板10と、そこからほぼ90°立
ち上げられるように屈曲形成された側板11とに
より、全体としてチヤンネル状に構成されるもの
である。そしてこの接触片1の移動方向における
長さlは、保持部7の移動方向の長さよりわずか
に短い程度のほぼ等しい長さとするものである。
一方、側板11の高さhは少なくとも保持部7の
前後両端にあたる位置において保持部7の深さd
とほぼ等しくなるように構成するものである。そ
してこの側板11に対しては挟持フラツプ12を
形成するものであり、挟持フラツプ12は一例と
して側板11の自由端側を屈曲基部とさせて、底
板10側を自由端とし両側板11から互いに対向
的に内側に向かうように形成されているものであ
る。勿論この挟持フラツプ12の具体的な形状
は、それぞれにおいてその中央部が最も内側に張
り出し、その両端部は導電片5の通過を円滑にす
べく両開き状に形成されているものである。尚、
この実施例では挟持フラツプ12を形成するにあ
たり、挟持フラツプ12の部分及び側板11の前
後両端部以外の残余の部分については、これを積
極的に櫛歯状に打ち抜くものであり、この部分を
打抜部13とする。因みにこのように構成すると
きには底板10に対し側板11が立ち上がる屈曲
部14は前後両端部に比較的短寸に形成されるも
のであり、このため屈曲加工する際に側端から屈
曲工具の出し入れが容易になし得、且つ屈曲部1
4自体の寸法が短いから全長にわたつて屈曲させ
る場合に比べ容易に屈曲加工がなし得るものであ
る。更に第6図に示す実施例は接触片1と固定ホ
ルダ4とが接触する場合に、その摺動を円滑にす
るためのスライドガイド15を形成した実施例で
あり、このスライドガイド15は側板11の自由
端側を更に内側にほぼ90°屈曲させて構成するも
のである。更にこれに加えスライドガイド15の
部分にガイド突起16を形成することが更に好ま
しいものである。
本考案は以上述べたような構成を有するもので
あり、次のような作用を奏するものである。ま
ず、このものの組立手法について説明すると、こ
れは従来の作業手法を踏襲するものであり、まず
可動ホルダ3における保持部7に対し接触片1を
その底板10を保持部7の底部に当たるような向
きにして差し込むものである。しかる後導電片5
を具えた固定ホルダ4を可動ホルダ3に単に宛が
うようにする。しかるときは導電片5は挟持フラ
ツプ12の内側への突出状態を押し開げるように
してスムーズに侵入し組み付けが完了するもので
ある。このようにした後には当然、別途他の枠体
によつて可動ホルダ3と固定ホルダ4とを保持す
るように図るものである。
このように構成されたスライドスイツチ2を操
作するにあたつては常法に従い可動ホルダ3が固
定ホルダ4に対し摺動するように操作されて導電
片5と接触片1との接触状態を切り替え、所望の
回路に切り替えをなすのである。このとき接触片
1における挟持フラツプ12は導電片5を挟持し
ているものであるから、その部分において摺動抵
抗がかかり、一方接触片1は可動ホルダ3によつ
て押し出されるものであるが、この可動ホルダ3
による押し込みが接触片1の側板11における全
高さにおいて均一になされるから、接触片1が保
持部7に対してガタつきがあつた場合でも、これ
がローリングするようなおそれは全くなく円滑な
摺動状態を得ることができるものである。そして
この際、導電片5を保持する挟持フラツプ12の
屈曲基部と側板11の屈曲部14の二点において
弾性的に導電片5を挟むようにするから、常に安
定した挟持フラツプ12の導電片5に対する挟持
圧力が得られ、確実な回路形成が図り得るもので
ある。そして接触片1が導電片5を受け入れる
際、屈曲部14が外開き状に挟んだとしても、こ
れによつて一対の挟持フラツプ12には却つて互
いに接近傾向となり、導電片5のくわえ込みを更
に増し、このことによつても安定した回路形成が
される。更にまたスライド操作時において接触片
1の姿勢変化が殆どなく、導電片5に対する接触
タイミングも常に一定し、良好なスイツチ切り替
えのタイミングが保証されるのである。
《考案の効果》 本考案は以上述べたような構成を有するもので
あり、まず接触片1が移動する際にローリングが
全く生じない構成であるから、その摺動抵抗が著
しく減少され優れた操作感を得ることができるも
のである。また接触片1のローリングがないこと
は常に安定したタイミングで導電片5と挟持フラ
ツプ12との接触が図れることであり、正確なタ
イミングで回路切り替えがなし得るものである。
しかも接触片1と導電片5との接触は挟持フラツ
プ12の構成に因み安定的な導通が確保できる。
更にまた本考案にあつては挟持フラツプ12を形
成するにあたり、その自由端を底部側に向けてい
るから組み立てにあたつて導電片5を挟持フラツ
プ12間に差し込む場合にもこのものを損傷する
おそれはなく、容易に組み立てがなし得るととも
に不良品の発生を皆無とすることができる。勿論
このような容易な組み立てが可能となることは手
作業による組み立てのみに限らず自動的な機械組
立を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したスライドスイツチの
一部拡大斜視図、第2図は同上分解斜視図、第3
図は同上縦断正面図、第4図は同上縦断側面図、
第5図は接触片の斜視図、第6図は接触片の他の
実施例を示す斜視図及び側面図、第7図は従来型
を示す説明図であつて、イは同上縦断正面図、ロ
は同上縦断側面図、ハはその作動状態の縦断正面
図、ニは組立時の状態を示す縦断側面図、第8図
は他の従来型を示す側面図である。 1……接触片、2……スライドスイツチ、3…
…可動ホルダ、4……固定ホルダ、5……導電
片、6……端子、7……保持部、8……導電片通
過溝、10……底板、11……側板、12……挟
持フラツプ、15……スライドガイド、16……
ガイド突起、h……側板高さ、l……接触片の長
さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁性を有する保持体に保持される導電材料か
    ら成る接触片と、この接触片に挟持される導電片
    とが相対的に移動して接離することによつて回路
    切り替えをなすスイツチ構造において、前記接触
    片は底板とその両側部に立ち上げられた側板とを
    有するとともに、前記接触片の移動方向の長さ
    は、これを保持する保持体における保持凹部にほ
    ぼ密に入る長さとし、且つ側板の高さは少なくと
    も前後両端縁において保持凹部の高さとほぼ同じ
    寸法とし、更に前記両側板には櫛歯状の打抜部を
    形成することにより、残余の部分に底板側を自由
    端とする挟持フラツプを内側に向けて対向的に突
    出形成させたことを特徴とするスライドスイツチ
    用接触片。
JP1985188761U 1985-12-06 1985-12-06 Expired JPH0419702Y2 (ja)

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JP1985188761U JPH0419702Y2 (ja) 1985-12-06 1985-12-06

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JP1985188761U JPH0419702Y2 (ja) 1985-12-06 1985-12-06

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JPS6296223U JPS6296223U (ja) 1987-06-19
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS592527Y2 (ja) * 1976-07-09 1984-01-24 大阪瓦斯株式会社 簡易分析装置
JPS5819778U (ja) * 1981-07-25 1983-02-07 日本電気株式会社 液体塗布ノズル

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JPS6296223U (ja) 1987-06-19

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