JPH0420045Y2 - - Google Patents

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JPH0420045Y2
JPH0420045Y2 JP6248986U JP6248986U JPH0420045Y2 JP H0420045 Y2 JPH0420045 Y2 JP H0420045Y2 JP 6248986 U JP6248986 U JP 6248986U JP 6248986 U JP6248986 U JP 6248986U JP H0420045 Y2 JPH0420045 Y2 JP H0420045Y2
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decorative sheet
paper
resin
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Description

【考案の詳細な説明】
考案の目的
【産業上の利用分野】
本考案は、化粧シートの改良に関し、耐擦傷
性、耐溶剤性、耐汚染性、耐候性、耐摩耗性など
の表面物性にすぐれ、木単巻き、Vカツトなどの
曲面を形成する用途にも敵している、意匠性の高
い化粧シートを提供する。
【従来の技術】
壁紙として、あるいは化粧板製造用の材料とし
て下に記すような種々の化粧シートが使用されて
いるが、それぞれ欠点を有する。 すなわち、最も一般的な、表面にポリ塩化ビニ
ルを用いた化粧シートは、耐汚染性および耐候性
が悪い。 紙に上塗り塗料としてウレタン樹脂、アミノア
ルキツド樹脂などの熱硬化型または二液硬化型樹
脂を塗布した化粧シートは、耐汚染性、耐候性、
耐溶剤性などの表面物性がよくない。この化粧シ
ートは、強度が弱く、木端巻き、Vカツトなどの
曲面を形成する用途には適していない。この化粧
シートを合板などに貼つた後に、アミノアルキツ
ド樹脂などを再塗布したものは、再塗布工程や硬
化に時間がかかり、コスト高となる。 化粧シートの表面を電離放射線硬化樹脂で強化
するという考えにもとづいて、紙または不織布に
紫外線硬化型樹脂を塗布した化粧シートが試作さ
れた。しかしこの化粧シートは、表面は耐擦傷
性、耐溶剤性、耐汚染性、耐候性、耐摩耗性など
の物性にすぐれているが、紫外線硬化型樹脂の一
部が紙または不織布に浸透して行き、それが紫外
線を照射しても硬化し難いので、紙または不織布
の裏面にベト付きが発生し、壁や合板などとの密
着が不良となりやすい。
【考案が解決しようとする問題点】
本考案の目的は、上記の化粧シートの欠点を改
善し、耐擦傷性、耐溶剤性、耐汚染性、耐候性、
耐摩耗性などの表面物性にすぐれ、壁や合板との
密着性がよく、木端巻き、Vカツトなどの曲面を
形成する用途にも適している、意匠性の高い化粧
シートを提供することにある。 考案の構成
【問題点を解決するための手段】
本考案の化粧シートは、図面を参照して説明す
れば、紙または不織布からなる基材1上に、絵柄
の印刷層2、接着剤層3、プラスチツクフイルム
4および電離放射線硬化樹脂層5を積層してな
る。 所望により、表面にエンボス加工を施したプラ
スチツクフイルムを使用する。エンボス加工法
は、エンボスロールを用いたロールエンボス法、
エンボス版を用いたプレスエンボス法、高周波エ
ンボス法などを任意に用いればよい。 基材に使用する紙としては、薄葉紙、クラフト
紙、上質紙、チタン紙、リンター紙、板紙、石膏
ボード紙、ラテツクス含浸紙、合成樹脂の混抄紙
などが使用できる。不織布としては、坪量15〜
120g/m2、好ましくは、15〜65g/m2の、ポリ
プロピレンなどに代表される材料でつくつた不織
布が使用できる。合成樹脂を含浸させて層間強度
を向上させた不織布を使用してもよい。 絵柄の印刷層は、通常の印刷インキを用いて、
グラビアそのほか任意の印刷方法で設ければよ
い。 接着剤は、ドライラミネート法による場合は、
ゴム系、アクリル樹脂系などの熱可塑性樹脂、ア
クリル樹脂系、エポキシ樹脂系、ウレタン樹脂系
などの熱硬化性樹脂を使用する。ウエツトラミネ
ートを行なう場合に、ゴムエマルジヨン系、酢ビ
ーアクリル樹脂エマルジヨン系、エポキシ樹脂エ
マルジヨン系などを使用する。接着剤層は、上記
の接着剤を用いて。ロールコート法など任意の方
法で塗布して形成する。 積層の手法は、上記の接着剤を用いる方法に限
らない。プラスチツクフイルムの裏面にウレタン
樹脂系アンカーコートを行なつた後に、ポリエチ
レン、ポリプロピレンなどに代表されるポリオレ
フイン系樹脂をエクストルージヨンコートし、こ
れを接着剤として基材にラミネートする接着法を
とつてもよい。 プラスチツクフイルムとしては、ポリエステ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリカーボネート、
ナイロン、ポリスチレン、エチレン−ビニルアル
コール共重合体などの、厚さ3〜200μ、好まし
くは9〜38μ程度のフイルムが使用できる。とく
に、エチレン−ビニルアルコール共重合体フイル
ムが好ましい。このフイルムは、耐溶剤性がよい
ので、電離放射線硬化型樹脂を溶剤で希釈して塗
布してもフイルムが溶解せず、従つて樹脂の硬化
が妨げられず、強固な表面を得ることができる。 電離放射線硬化型樹脂としては、不飽和ポリエ
ステル、ポリエーテルアクリレート、ポリエステ
ルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタ
ンアクリレート、スピロアセタールアクリレー
ト、ポリブタジエン樹脂、ポリチオールポリエン
樹脂などが使用できる。さらに、硬化性および硬
度を向上させるために、ネオペンチルグリコール
ジアクリレート、トリプロピレングリコールジア
クリレート、ジエチレングリコールジアクリレー
ト、1,6ヘキサジオールジアクリレートなどの
2官能モノマー、トリメチロールプロパントリア
クリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレー
トなどの3官能モノマー、またはそれ以上の多官
能モノマーを混合して用いることができる。 これらの樹脂は電子線により十分に硬化可能で
あるが、紫外線照射で硬化させる場合には、光開
始剤として、アセトフエノン類、ベンゾフエノ
ン、ミヒラーケトン、ベンゾイン、ベンジルメチ
ルケタール、ベンゾイルベンゾエート、α−アシ
ロキシムエステル、テトラメチルチウラムモノサ
ルフアイド、チオキサンリン類などを用い、さら
に増感剤として、n−ブチルアミン、トリエチル
アミン、トリ−n−ブチルホスフインなどを用い
る。 上記のほか、シリコーン系の硬化型樹脂とし
て、アミノシランやエポキシシランの部分加水分
解物、シランカツプリング剤、アルキルトリアル
コキシシラン、テトラアルコキシシランの部分加
水分解物、アルキルトリアルコキシシランの加水
分解物などを用いることができる。 電離放射線硬化樹脂層は、溶剤で希釈した電離
放射線硬化型樹脂をフローコート、ロールコー
ト、グラビアコートなどの手段で塗布し、加熱し
て溶剤を飛散させ、固体の皮膜とすることによつ
て形成する。厚さは、1〜20μ、好ましくは1〜
5μ程度がよい。 電離放射線は、電子線および紫外線が代表的で
ある。前者は各種の電子線加速機から放出され、
50〜1000KeV、好ましくは100〜300KeVの範囲
のエネルギーをもつ電子線が用いられ、後者は、
高圧水銀灯、そのほかの紫外線源から発するもの
を用いる。 基材の裏面に接着剤層または離型紙を伴つた粘
着剤層を設けると、壁紙として、あるいは化粧板
の製造に用いる化粧シートとして使用するのに便
利である。接着剤として好ましいものは、接着性
の良好なポリエチレンビニルアセテートである。
所望により、接着剤に可塑剤や隠蔽性能を付与す
る顔料を混合して用いてもよい。接着剤層は、ロ
ールコート法など任意の方法で、厚さ5〜100
g/m2、好ましくは20〜30g/m2程度に形成す
る。 粘着剤および離型紙は、常用のものを使用すれ
ばよい。
【作用】
本考案の化粧シートは、紙または不織布からな
る基材と電離放射線硬化樹脂層との間にプラスチ
ツクフイルムを有するので、樹脂が基材に浸透す
ることがなく、電離放射線を照射すると樹脂が完
全に硬化する。従つて、基材の裏面がベト付いて
壁や合板などとの密着不良を招くことはない。
【実施例 1】 坪量40g/m2の薄葉紙「DB−40」(天間特殊
製紙)の上に、ニトロセルロースをビヒクルとす
るインキ「MA」(諸星インキ)を用いて、木目
柄をグラビア印刷した印刷紙を用意した。 この上にポリエチレン樹脂をエクストルージヨ
ンコート法で厚さ20μコートし、表面にコロナ放
電処理を施した厚さ25μのエチレン酢ビ共重合体
部分ケン化物のフイルム「エバールE25」(クラ
レ)をラミネートした。 さらに、この上に、紫外線硬化型樹脂「セイカ
ビームPHC」(大日精化工業)を厚さ2μ塗布し、
高圧水銀灯(オゾン有りタイプ)80W/cm2灯の
下を5m/分のスピードで通過させ、紫外線硬化
型樹脂層を架橋硬化させた。 得られた化粧シートは、耐擦傷性(スチールウ
ール#0000ラビングテストによる)、耐溶剤性、
耐汚染性、耐候性、耐摩耗性などの表面物性にす
ぐれ、意匠性の高いものであつた。
【実施例 2】 坪量23g/m2の薄葉紙「ハードシート23」(白
川製紙)の上に、実施例1と同様のインキを用い
て、木目柄をグラビア印刷した印刷紙を用意し
た。 次に、厚さ25μのポリエステルフイルム「T−
60」(東レ)上に、実施例1と同様の紫外線硬化
型樹脂を厚さ3μ塗布し、実施例1と同様の条件
下で、紫外線硬化型樹脂層を架橋硬化させた。 上記の印刷紙の印刷面とポリエステルフイルム
の裏面をポリウレタン系接着剤「タケネート」
(武田薬品)を用いて、ドライラミネートした。 得られた化粧シートは、実施例1と同じ性能を
有していた。 考案の効果 本考案の化粧シートは、耐擦傷性、耐溶剤性、
耐汚染性、耐候性、耐摩耗性などの表面物性にす
ぐれ、木端巻き、Vカツトなどの曲面を形成する
用途にも適している、意匠性の高いものである。 エンボス加工を施した態様においては、一層意
匠性が高まる。 裏面に接着剤層または離型紙を伴う粘着剤層を
設けた態様においては、壁紙、あるいは化粧板の
製造に用いる化粧シートとして使用するのに便利
である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の化粧シートの構成を示す、模
式的な断面図である。 1……基材、2……絵柄の印刷層、3……接着
剤層、4……プラスチツクフイルム、5……電離
放射線硬化樹脂層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 紙または不織布からなる基材1上に、絵柄の
    印刷層2、接着剤層3、プラスチツクフイルム
    4および電離放射線硬化樹脂層5を積層してな
    る化粧シート。 (2) プラスチツクフイルムとして、エチレンビニ
    ルアルコール共重合体フイルムを使用した実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の化粧シー
    ト。 (3) 表面にエンボス加工を施したプラスチツクフ
    イルムを用いた実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載の化粧シート。 (4) 電離放射線硬化樹脂層が紫外線硬化樹脂から
    なる実用新案登録請求の範囲第1項に記載の化
    粧シート。 (5) 基材の裏面に接着剤層を有するか、または離
    形紙を当てた粘着剤層を設けた実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の化粧シート。
JP6248986U 1986-04-24 1986-04-24 Expired JPH0420045Y2 (ja)

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JPS62173925U JPS62173925U (ja) 1987-11-05
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