JPH0420704B2 - - Google Patents

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JPH0420704B2
JPH0420704B2 JP57082528A JP8252882A JPH0420704B2 JP H0420704 B2 JPH0420704 B2 JP H0420704B2 JP 57082528 A JP57082528 A JP 57082528A JP 8252882 A JP8252882 A JP 8252882A JP H0420704 B2 JPH0420704 B2 JP H0420704B2
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JP
Japan
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tube member
inner tube
tubular conduit
outer tube
tube
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JP57082528A
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English (en)
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JPS5832596A (ja
Inventor
Aaru Beekaa Jon
Bui Chenoesu Debitsuto
Emu Matsukusutorabitsuku Debitsuto
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Publication of JPS5832596A publication Critical patent/JPS5832596A/ja
Publication of JPH0420704B2 publication Critical patent/JPH0420704B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は井戸に使用される断熱導管に関し、さ
らに詳しくは断熱材を封入させるために管壁間に
環状空洞を有する同心状に隔てられた断熱管状導
管に関するものである。
井戸を生成するときに、高粘度原油又は重質原
油を減少させることによつて炭化水素の回収を増
加させるためにインジエクシヨン井戸に蒸気が注
入される。低粘度化することによつて油は汲み出
し易くなる。これを実行するための一技術が多量
の蒸気を原油を含むプロダクシヨンゾーンに約3
週間から約5週間というような長期間注入するこ
とである。このようにして、加熱された原油の粘
度が下がり、プロダクシヨンゾーンに通じるプロ
ダクシヨン井戸を介して容易に汲み出せるように
なる。インジエクシヨン井戸は生産のためにも用
いられる。蒸気と生成した炭化水素を近くのプロ
ダクシヨン井戸に送るために周知技術による蒸気
流が提供される。
従来の井戸導管を介して蒸気を地下のプロダク
シヨンゾーンに注入するときに起る問題点の一つ
は、蒸気がプロダクシヨンゾーンに向かつて運ば
れるときに井戸穴ケーシングや周りの地層に対し
て多くの熱量を損失することである。これまで地
層に吸収される熱損失を少くするための試みがな
されてきている。その一つが1970年5月12日に発
行された米国特許第3511282号に開示されている。
この特許は内外壁間の各端部においてそれぞれ溶
接されたブツシユによつて内外壁間に断熱材を封
入した二重壁管構造を開示したものである。内壁
には溶接に先立つて引張応力が予じめ負荷され
る。内外壁間に形成される空間洞にはケイ酸カル
シウムのような在来の断熱材が詰められる。この
技術はあるオイル分野の装置としては満足のいく
ものであるが、内外壁間の温度差が大きいような
オイル分野の装置としては満足できるものではな
い。この場合に、内壁は引張応力が予じめ負荷さ
れているけれども、加熱されている内壁は外壁に
対して伸びてきて内壁が引張から圧縮状態に変
り、ねじれの危険が発生する。ひき起こされた大
きな力が溶接箇所に局部的にかかり、この装置を
井戸の流体にさらさせるようなひび割れを起さ
せ、ついには断熱構造の損傷又は低下をひき起
す。ねじれを減少するためのセントラライザーが
組み込まれているが、このような装置の一般的な
耐久性のために熱損失をも招くものともなつてい
る。
上述した温度差及びそれに起因する断熱管の内
外壁間の伸びを処理するもう一つの公知技術は、
アツセンブリの各端部において2つの壁間に薄い
ベローズを配置することであつて、ベローズの
各々の一端部が内壁に固着され、ベローズの他端
が外壁に固着されるものである。この技術によつ
て内外壁間の溶接部及び接合構造にかかるひずみ
は内外壁間の相対運動によつて当然解徐される。
しかしながら、ベローズによつて他の問題点が発
生する。即ち、ベローズは概して耐熱性の弾力性
のある物質から作られるので比較的薄くて繊細で
あり、オイル分野で普通に行われる乱暴な操作に
堪えることができない。
本発明は上記問題点を解消することのできる同
心状に隔てられた断熱管状導管を提供することを
目的とする。
本発明の構成は次の通りである。井戸において
管状ストリングを形成するための同心状に隔てら
れた断熱管状導管はその端部が拡開された内側管
部材を有する。内側管部材の中間の公称壁厚より
も大きい厚さの拡開端部は外側管部材に溶接され
る。個々の導管について2箇所の溶接が必要とな
るだけである。拡開端部はアブセツト膨径管部材
の端部を鍛造することによつて製造される。この
端部の厚さは鍛造によつて小さくなるが、それで
もかなりの厚さを維持し、溶接の一体化を助長す
るものである。内側管部材は好ましくは外側管部
材に対して引張応力が予じめ負荷される。
外側カツプリングによつて隣接する外側管部材
どうしが接合され、内側カツプリングが内側管部
材端部の拡開された部分間に延びる。内側カツプ
リングと外側カツプリングの間並びに内外管部材
間の環状空洞に断熱が施される。軸方向に延びる
空洞内にブラケツト断熱材、負荷支承固体断熱材
及び低熱放射性の防熱層が設けられる。
管状部材の一方、より好ましくは内側管状部材
はほぼその全長に沿つて波形状に形成されるのが
望ましく、それによつて一方が相対的に熱く、他
方が相対的に冷いときに同心状管部材及び連結部
材に過度の力が作用しないようになる。
同心状に隔てられた導管は好ましくはオイル及
びガス分野で普通に用いられる標準的な管部材を
使用して製造され、内側管部材には当初にアプセ
ツト膨径端部を持つ管部材が使用される。このよ
うに標準的な管部材を用いて製造することによつ
て中間の公称壁厚より大きい厚さの拡開端部を外
側管部材に接合するのに各導管毎に2箇所だけの
溶接を必要とする同心状に隔てられた管状導管が
得られるものである。
以下図面を参照して本発明の実施例について説
明する。
第1図は本発明による同心状に隔てられた断熱
管状導管によつて形成された管状ストリングの各
部の使用状態を説明する略図である。第1図に示
される管状ストリングTは井戸の表面から導管を
通つて下方の地層に蒸気を注入させるものであ
る。断熱管状ストリングは注入蒸気の作用を損わ
ないように管表面と地層との間の熱損失が大きく
ならないようにするためのものである。複数の
個々の断熱管状導管2からなるチユーブストリン
グTは従来の管状ストリングとほとんど同じ様に
井戸内及び井戸ケーシングC内に配置される。
第2図は各導管の成分及び隣接する管状導管間
の相互結合を示すものである。各導管の対向端部
は第2図に示されるように概ね同一形状である。
各同心状断熱部材2は外管4と内管6とからなつ
ている。外管4は各端部に在来のねじ部10を有
するまつすぐな円筒部材からなつている。ねじ部
10に係合する在来の外側カツプリング8が隣接
の同心部材を接合するのに使用される。内管6を
外管4に保持させるのに必要な溶接の数を減少す
るために、内管6の端部は第2図に示されるよう
に外方に拡開されている。そこで、単一の円形溶
接30が内管6と外管4との間になされることが
できる。内管6は端部が実質的に3つの部位を有
するように形成される。第1に最外側の拡開端部
32は内管と外管との離間寸法にほぼ等しいか又
はそのオーダーにある有効曲率半径の半径部分か
ら概ねなつている。曲率半径はこの離間寸法に限
定されるものではないが、この程度のオーダーの
曲率半径を採用することによつて所望の構造が得
られるものである。第2図に示すように、この半
径部分の厚さは値D3に概ね等しい。内管6の各
端部の拡散端部32に隣接して、第1のテーパー
部34がある。この部位におけるテーパーの程度
は大きくされる必要はなく、本発明の実施例にお
いては半径方向に1度のテーパーがもうけられて
いる。本発明の実施例においては、第1のテーパ
ー部34と内管の中央部分間の転移部を形成する
ために第2のより重要なテーパー部分36が採用
されている。この第2のテーパー部分36はこの
実施例においては約5度のテーパーを有してい
る。
単一の断熱導管の組立てた形状において、第2
図に示されるように、外管4と内管6との間に環
状空洞13が形成される。この環状空洞13には
断熱材が詰められる。本発明の実施例において
は、断熱材はセラミツク繊維を有するブランケツ
ト断熱材12と少くとも1つの固体断熱材14と
反射性断熱材13との組合せからなつている。少
くとも1つの固体円筒断熱部材14は外管4と内
管6を接合する溶接端部間に環状空洞13内に配
置される。本発明の実施例においては、この固体
断熱部材は含水ケイ酸カルシウムから形成された
耐熱パイプブロツク断熱材である。この成形され
たケイ酸カルシウム部材14は環状空洞13の端
部間に内管6と外管4との間で構造的支持力を提
供する。本発明の実施例においては、断熱部材1
4は市場で手に入る在来のパイプブロツク断熱部
材である。この発明に使用される成形されたケイ
酸カルシウム断熱部材の1つは商標“サーモー1
2”の名称でジヨーンズ−マンビルによつて製造
されている。これらのパイプブロツク断熱部材は
内管6を取り囲むように配置される半体として手
に入るものである。それから、金属バンド16が
単一の環状部材を形成するために2つの半体の周
りに取り付けられて、この断熱部材が内管6に対
して外管4を構造的に支持する。
環状空洞13の残りの部分にはブランケツト断
熱材12が詰められ、これも市場で手に入るもの
である。断熱ブランケツトは強度,可撓性及び耐
熱性を具えた長い機械的に固着された耐熱性繊維
から構成され、市場で入手できるものである。こ
の発明の実施例においては、商標“サーモ−マツ
ト”又は“セラミツクス”の名称でジヨーンズ−
マンビルによつて製造されたタイプのブランケツ
ト断熱材が環状空洞13内で断熱材を形成するた
めに採用される。この断熱ブランケツトはケイ酸
カルシウム断熱部材14と環状空間13端部との
間で内管に保持される。この断熱ブランケツト1
2は在来のガラス繊維テープを断熱ブランケツト
12の外側に巻き付けることによつて内管6に保
持される。これらを組合せて用いることによつ
て、ブランケツト断熱材12とケイ酸カルシウム
固体断熱部材14とが内管及び外管間の環状空洞
を実質的に満たすことができる。この発明の実施
例においては、湿気から断熱性能の低下を防止す
るために環状空洞13内には少くとも部分的な真
空がもたらされる。
ブランケツト断熱材12と固体断熱材14とに
よる対流断熱保護に加えて、放射断熱部材18が
設けられる。本発明の実施例においては、この放
射断熱材は内管6の外表面に組込まれて比較的熱
放射率の小さい物質からなる。この実施例におい
ては内管6の周りにアルミニウムフオイルが用い
られる。このアルミニウムフオイルはこのチユー
ブアツセンブリの熱伝達をさらに低下させる反射
性表面からなる。
環状空洞13はこの導管のほぼ全長に亘つて適
切な伝熱特性を保持するための断熱材を収容する
十分な空間を提供するものである。しかしなが
ら、隣接する導管部材の内部で拡散開された端部
間に空間が残されている。隣接導管の拡開された
内管端部によつて別に固結された区域と外側カツ
プリング8を完全に密閉するために内側カツプリ
ング又は円筒スペーサ20が用いられる。この内
側カツプリング20はこのカツプリングの中央部
分28の厚さより小さい厚さの外側部分24と2
6を有する円筒部材からなる。第2図に示される
ように、端部24と26は各内管6のテーパー部
分34に圧入係合される。そして、カツプリング
部の熱損失を小さくするために内側カツプリング
20の周りに断熱材が配置される。本発明の実施
例においては、環状空洞に用いたブランケツト断
熱材12と同じタイプのブランケツト断熱材がド
ーナツ状に内側カツプリング中央部分28の周り
に取り付けられる。ブラケツト断熱材は隣接の内
管の拡開端部と内側及び外側カツプリングとの間
の空間に満たされる。複数の個々の断熱導管2か
らなる組立てられたチユーブストリング又は導管
はほぼその全長に沿つて内管6と外管4との間の
環状空洞内に断熱材を配置したことになる。最終
的に、外管の外側に第2の熱放射率の小さい保護
材又は放射断熱材が設けられる。外管はこの保護
材を形成するためにその全長に沿つて塗装され
る。2つの熱放射率の小さい保護材は導管のほと
んどの部分に亘つて熱伝達を低下させるように作
用する。
内管6の拡開端部は溶接箇所を低減し且つ溶接
面積を増加させることによつて溶接性能を向上さ
せる有効な手段を提供するばかりでなく、溶接接
合部からの伝導による熱損失を小さくするもので
ある。内側カツプリング20と内管6のテーパー
部34との接合部にある熱伝導路のみが相対的に
長くて薄い拡開された導管そのものに沿つて存在
することになる。大きな熱伝導を有する相対的に
幅広いブツシユは必要としない。さらに、導管の
拡開端部は一体化溶接を得るに十分な厚さを有す
るものである。
第6図に示すもう1つの実施例は同じ直径の在
来の井戸導管と等しいオーダーの壁厚の波形状内
管72を採用したものであつて、構造的に丈夫で
軸方向の弾力性のある要素を提供するものであ
る。内管72の端部はそれぞれテーパー又はまつ
すぐな部分74及び74′並びに拡開端部76及
び76′を具備し、各拡開端部76,76′の端部
は溶接78,78′によつて外管の内面にそれぞ
れ保持されているのが示されている。さらに、拡
開端部76と76′は断熱材86を受けるための、
本発明のこの実施例における、環状空洞84を形
成する。この場合に、まつすぐな部分74と7
4′は拡開端部と波形部分との間の転移表面を具
備することになる。拡開端部76と76′は内管
72の波形から半径方向に間隔をおかれている。
熱損失を防止するために、波形は、それがサイン
曲線であれヘリカルであれ、外管に接触しないの
が基本的である。他の実施例と同様に、内管72
の端部に位置する拡開端部76と76′は溶接の
数を減少すると同時に外管と接触するように形成
されている。
本発明の非常に重大な特徴の1つは、在来の市
場で入手できる材料のみを使用して製造できるこ
とにある。同心状導管2は多様な円筒部材を用い
て製造され得るものであるが、本発明の好ましい
態様は標準的なアメリカン ベトロリウム イン
ステイチユートの導管を使用して製造されるもの
である。或る大きさのものについて、本発明は拡
開端部を有する内管6を製造するためにアプセツ
ト又は膨径された端部を有する標準的な2−3/8
インチ外径のA.P.I.J−55導管を使用している。
同一形状のものに、4−1/2インチのA.P.I.J−55
のアブセツト又は膨径端部を有しない導管が外管
4のために使用される。第3図に示される2−3/
8インチ外径J−55導管のような標準的な導管は
その長さの大部分に沿つて公称壁厚D1を有する
ものである。この厚さD1はアプセツト端部の厚
さD2より小さい。標準的なJ−55導管の端部は
第3図に示されるようなスウエージ42を用いた
鍛造によつて最終的な形状に拡開される。スウエ
ージの一端は面取部44となつている。この面取
部44に隣接して鍛造中に導管を整列させる作用
の円筒ガイド部分46がある。半径方向にテーパ
ーのついた転移部分48がガイド部分46の下端
部から延びている。この転移形状は製造された内
管の転移部分36の鏡像となつている。本発明の
実施例においては、この部分のテーパーは5度の
オーダーである。転移部分48に隣接して製造さ
れた内容6の第1のテーパー部34に相当するテ
ーパー形状部50がある。テーパー形状部50は
転移部分48のテーパーより小さく、本発明の実
施例においては第1のテーパー部34のテーパー
と一致した約1度となつている。スウエージの下
端部は半径形状部52となつている。形状部分4
8及び50と共に、半径形状部分52は最終的な
内管6の共働する部位と一致するように意図され
るものである。内管6の拡散端部32は標準的な
アプセツトJ−55導管が変形形状部分52によつ
て鍛造されるときに形成される。形状部分52は
ここでは半径形状と呼ぶものであるが、これは必
ずしも一定曲率によつて作られる必要はない、こ
とは理解されるべきである。“半径形状”という
言葉は形状部分52によつて作られる第2のテー
パー部分36の外広がりが内管6の拡開端部32
と第1のテーパー部34の広がりよりかなり大き
いということを示すために使われるにすぎないも
のである。しかしながら、実際の形状は一定曲率
の曲面にほぼ近いものであるので、“半径形状”
という言葉は適切と思われる。この半径部分の基
本的な目的は内管6と外管4との間を半径方向に
横断した分離を与えることにあるので、外管4と
内管6との間の離間寸法の大きさのオーダーの有
効曲率がこの形状を形成するのに有効である。第
3図に示されるように、内管6の最終形状はスウ
エージ42を膨径された又はアプセツトの端部4
0を有する標準的な導管38内に駆動することに
よつて製造されるものである。この鍛造プロセス
に先立つて、アプセツト端部40に隣接する部分
が加熱されよう。スウエージが導管端部に進入さ
れるときに、導管は本発明の実施例に所定の拡開
端部形状を形成するために半径方向に延びるもの
である。この鍛造プロセス中に、標準的な導管3
8の端部は半径方向に広がるばかりでなく鍛造工
程において伸ばされよう。端部が伸ばされるとき
に各導管の厚さが減少する。広げられた内管6は
厚さD3の拡開端部32,厚さD4の第1のテーパ
ー部分34,厚さD5の第2のテーパー部分36
を有する。もし標準的な導管の材料の広がりと伸
びがアプセツト端部に限定されるとしたら、厚さ
D3,D4,D5は標準的な導管の公称壁肉D1より大
きいか又は少くとも等しい。これら部分の最終的
な厚さが導管の称呼厚さは最初にアプセツト又は
膨径された端部を有する導管を使用することによ
つて導管の拡開端部の構造的一体化が促進されよ
う。しかしながら、伸びによつてアプセツト導管
端部40の元の厚さD2より小さい値に厚さD3
D4,D5を減少させるものである。内管6をアプ
セツトされた端部を有する標準的な管部材で形成
することによつて、標準的なアプセツト端部の厚
さは小さくなるけれども拡開端部32の厚さD3
は内管部材中間の公称壁厚寸法D1よりは大きく
されることが重要な利点である。このように壁厚
が大きくされるので拡開端部32にそつて外管4
に溶接した部位30Aと30Bの構造的一体化が
促進される。溶接は大きな表面積を覆つて延び、
拡開端部32,第1のテーパー部34及び第2テ
ーパー部分36を含む溶接部に隣接した内管の厚
さは内管部材中間の公称壁厚より小さくなること
はない。このように溶接の一体化が改善されるの
で、溶接の信頼性が高められると共に各端部にお
ける溶接の個数が減少されることができる。
内管6の両端部が第3図に示される鍛造工程に
よつて拡開された後では第4図に示されるような
最終形状となる。この時点で、反射性の防熱層又
は低放熱性の保護壁が内管の外面に施こされる。
実施例においては、内管の周りがアルミニウムフ
オイルで包まれる。それから固体断熱材が内管の
外側に沿つた適当な位置に取り付けられるが、こ
れは2個の半体が内管の周りに配置され、これら
のケイ酸カルシウム断熱部材を金属バンドで保持
させることによつて行われる。それからブランケ
ツト断熱材が内管6の残りの部分に沿つて取り付
けられる。
断熱導管2を製造する次のステツプは外管4に
断熱材を取り付けた内管アツセンブリを挿入する
ことである。挿入の際に、拡開された内管の各自
由端に形成される連続的な円周面が外管の内側で
その内周に沿つて位置し、これは外管に沿つて溶
接される位置である。内管6の拡開端部が同心状
管アツセンブリの一端に沿つて外管4に溶接され
る。この第1溶接部30Aは内管拡開端部32と
外管4間の連接点に沿つて完全に延びる。この溶
接を構造的に強固にし且つ内管と外管の連接部間
を完全にシールするためにマルチプルパスが使用
される。
本発明の実施例において、予じめ内管6に引張
り応力を、そして外管4に圧縮応力をそれぞれ負
荷しておくことが望ましい。高温操作の間に導管
に加えられる負荷のために上記予じめ負荷を加え
ておくことは重要である。圧縮応力負荷下にある
外管は内管を実質的に予じめ引張応力を負荷され
た或いは予じめ伸長された形状に維持するように
作用する。従つて、同心状の管アツセンブリの長
さは冷いとき及び加熱されたときの形状において
実質的に等しい。内管の一端が外管に溶接によつ
て保持された後で、同心状の管アツセンブリの他
端において内管を引つ張ることによつて所望の予
じめの引張応力負荷が加えられる。この引張り加
工は外管を固定的に把持しながら内管を機械的に
引張ることによつて、或いは又外管に対して相対
的に内管を加熱することによつて行われる。本発
明の実施例においては、内管6は降状点を越える
ほどの予じめの引張応力負荷は当初に行われな
い。所定の予じめの引張応力負荷が内管に加えら
れた後で、内管と外管との間の連接部の周りに完
全に延びる第2溶接30Bが行われる。繰り返す
が、この溶接は溶接一体化を強化するためにマル
チプルパスで構成される。
溶接部30Aと30Bは内管6を外管4に保持
させるばかりでなく、外管と内管間の環状断熱用
空洞13をシールするものである。本発明の実施
例においては、環状空洞13のガスを抜いて真空
にすることによつて環状空洞13内の断熱材の断
熱容量を増加させるのが望ましい。この真空は外
管4に穿孔して環状空洞13に開口を設けること
によつて行われる。
第5図に示されるように、外管6に穴をあけて
環状空洞からガスを抜くために固定装置54が使
用される。この固定装置は外管の外周に延びるク
ランプ56からなる。通路68が固定装置を貫通
して外管6の表面まで半径方向に延びている。図
示しないきりプシユが通路68に挿入されて開口
又は穴60が外管に通路68に沿つて穿たれる。
この同一の固定装置が穿孔された穴60との位置
関係を保ちながら環状空洞13内部に少くとも部
分的な真空をつくり出すために使用される。きり
プシユが外されて、第5図に示されるように、環
状シール62に取り囲まれたテーパーピンのよう
な栓が通路68に挿入される。固定装置54と真
空ポンプ(図示せず)間に真空ホース50が取り
付けられる。真空ホース58は通路68を介して
環状空洞13に通じている。固定装置54と断熱
導管2の外面との間にあるO−リングシール66
によつて環状空洞13のガス抜きの間の漏れを防
止する。テーパーピン64の部位で通路68から
の漏れは通路68内に延びるテーパーピン64と
テーパーピン64の周りに延びる環状シール62
によつて防止される。環状空洞13内に所定の真
空が達成された後で、テーパーピン64が穴60
に押し込まれてその穴を閉じる。外管4の表面か
ら突出するテーパーピン64の外側は除去され、
必要なら、このピンをシールするために溶接が用
いられる。
各導管が製造されると、複数の導管が連結され
て1本の断熱導管が形成され、これはまず各導管
の一端に内側カツプリング20を挿入することか
ら行われる。内側カツプリングは内管6の拡開端
部に圧入される。好ましくは、各内側カツプリン
グ20は隣接の導管よりむしろ一方の導管に深く
挿入される。内側カツプリングが他方よりも深く
一方の導管のテーパー部分34に圧入されると、
内側カツプリングは分解の際に指定した導管に固
着して残される。それで屋外での分解が簡単化さ
れる。
本発明の好ましい態様はほぼその全長に沿つて
断熱材を有する予じめ所定方向の応力が負荷され
た同心の管部材からなるものである。
放射断熱とともに対流断熱が施こされ、2つの
同心管部材間の環状空洞のガス抜きによつてその
中の水分が除去され、断熱材間の熱伝達が低下さ
れる。さらに、好ましい態様は各導管について2
箇所の溶接を行うものである。本発明で行われる
溶接の一体化はその数を減らすことによつて並び
にその厚さが内管の中間部の公称壁厚寸法より小
さくならない拡開端部を有する内管を採用するこ
とによつて向上される。さらに、個々の同心状の
断熱導管2は在来の管部材を使用して製造される
ものである。
本発明の特定の実施例を参照して詳細に説明し
たが、これは説明のためであつて、本発明はこの
実施例に限定されるものでなく当業者にとつてこ
の開示により変化態様及び技術が明らかになるで
あろう。本発明の精神から離れることなくそのよ
うな多くの変化態様がなされ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による導管で形成された管状ス
トリングを通して蒸気を注入するところを示す略
図、第2図は2つの導管がその端部で結合された
ところを示す断面図で本発明による導管の成分を
示しており、第3図は内管を製造するためのスウ
エージを使用して在来のアプセツト管材を拡開す
る鍛造行程を示す略図、第4図は端部が拡開され
た内管の断面図、第5図は内外両管間の環状空洞
を真空にすることを説明するための断面図、第6
図は本発明の第2実施例を示す断面図である。 2…同心状管状導管、G…外管、H…内管、8
…外側カツプリング、12…ブランケツト断熱
材、13…環状空洞、14…固体断熱材、18…
反射性断熱材、20…内側カツプリング、30…
溶接部、32…拡開端部、34…テーパー部、3
8…アプセツト管部材、72…波形状内管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 井戸において管状ストリングを形成するため
    の同心状に隔てられた断熱管状導管であつて、外
    側管部材と、これと同心状の内側管部材とからな
    り、該内側管部材はその管端部が内側管部材の中
    間部内径と内径同一で肉厚の大きい、当初からの
    管端アプセツト管部材であり、かつ外側管部材に
    溶接された少なくとも1つの外方に開いた拡開端
    部を有し、該拡開端部の肉厚は、内側管部材の中
    間部肉厚より大きく、さらに前記拡開端部の外側
    管に対する溶接固定位置が、外側管の管端近傍で
    あり、そして内外側管の間に形成された環状空洞
    に断熱材が挿填されていることを特徴とする同心
    状に隔てられた断熱管状導管。 2 前記拡開端部は、内側管部材の中間部に連続
    して設けられたテーパ部先端に形成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の断熱
    管状導管。 3 前記拡開端部は、その曲率が前記内側管部材
    と外側管部材との離間寸法にほぼ等しい曲面を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の断熱管状導管。 4 前記外側管部材および/または内側管部材
    が、その全長に沿う波形状管材である、特許請求
    の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の断
    熱管状導管。 5 少なくとも内側管状部材は、引張り応力が付
    与された状態で外側管部材に溶接固定されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    4項のいずれかに記載の断熱管状導管。 6 井戸において管状ストリングを形成するため
    に多数のものを連結し得る同心状に隔てられた断
    熱管状導管であつて、外側管部材と、これと同心
    状の内側管部材と、該内側管部材はその管端部が
    内側管部材の中間部内部と内径同一で肉厚の大き
    い、当初からの管端アプセツト管部材であり、か
    つ外方に開きかつ外側管部材に溶接された拡開端
    部を有し、隣接する管状導管を連結するための外
    側カツプリング手段と、前記拡開端部の一方に隣
    接して内側管部材に係合し、かつ隣接の管状導管
    の隣接する拡開端部と係合するように延びる内側
    カツプリング手段とからなり、内外側管の間の環
    状空洞に断熱材が挿填されていることを特徴とす
    る同心状に隔てられた断熱管状導管。 7 前記拡開端部は、内側管部材の中間部に連続
    して設けられたテーパ部先端に形成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の断熱
    管状導管。 8 前記拡開端部は、その曲率が前記内側管部材
    と外側管部材との離間寸法にほぼ等しい曲面を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第6項また
    は第7項記載の断熱管状導管。 9 前記外側管部材および/または内側管部材
    が、その全長に沿う波形状管材である、特許請求
    の範囲第6項ないし第8項のいずれかに記載の断
    熱管状導管。 10 少なくとも内側管状部材には、引張り応力
    が付与された状態で外側管部材に溶接固定されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第6項ない
    し第9項のいずれかに記載の断熱管状導管。 11 井戸において用いられる同心状に隔てられ
    た管状導管の製造方法であつて、内側管部材を管
    端部が内側管部材の中間部内径と内径同一で肉厚
    の大きい当初からの管端アプセツト管部材から構
    成し、該管端アプセツト管部材をそのアプセツト
    管端において外方に拡開し、次いで該内側管部材
    を外側管部材に挿入し、前記拡開端部を外側管部
    材に溶接によつて固着してこれら両管部材間に環
    状空洞を有する同心状に隔てられた管状導管を形
    成し、そして該環状空洞内に断熱材を挿填するこ
    とを特徴とする管状導管の製造方法。 12 前記拡開端部を内側管部材の中間部に連続
    して設けられたテーパ部先端に形成する特許請求
    の範囲第11項記載の断熱管状導管の製造方法。 13 前記拡開端部をその曲率が前記内側管部材
    と外側管部材との離間距離にほぼ等しい曲面とな
    るように成形する特許請求の範囲第11項または
    第12項記載の断熱管状導管の製造方法。 14 前記内側管部材の両管端部にそれぞれ第
    一、第二拡開端部を形成し、前記外側管部材に第
    一拡開端部を溶接した後で第二拡開端部を溶接す
    る前に内側管部材に引張応力を付与する特許請求
    の範囲第11項ないし第13項にいずれかに記載
    の断熱管状導管の製造方法。 15 前記管部材のアプセツト管端部を、同一形
    状を有するスウエージを用いた鍛造によつて外方
    に拡開する特許請求の範囲第11項ないし第14
    項にいずれかに記載の断熱管状導管の製造方法。
JP8252882A 1981-05-18 1982-05-18 同心状に隔てられた断熱管状導管及びその製造方法 Granted JPS5832596A (ja)

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JPS5846650B2 (ja) * 1979-07-13 1983-10-18 三恵技研工業株式会社 中空多重管

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