JPH0420858A - 抗血小板抗体の検出方法 - Google Patents

抗血小板抗体の検出方法

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JPH0420858A
JPH0420858A JP12319490A JP12319490A JPH0420858A JP H0420858 A JPH0420858 A JP H0420858A JP 12319490 A JP12319490 A JP 12319490A JP 12319490 A JP12319490 A JP 12319490A JP H0420858 A JPH0420858 A JP H0420858A
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JP
Japan
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platelet
antigen
platelets
extracted
antibodies
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JP12319490A
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English (en)
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Yoichi Shibata
柴田 洋一
Yoshisuke Nose
能勢 義介
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Olympus Corp
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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、抗血小板抗体の検出方法に関する。
〔従来の技術〕
血小板は血液中に存在する直径2〜3−の無核細胞であ
り、骨髄に存在する巨核球の断片化により生成したもの
である。血流中の血小板は、傷付いた血管内皮細胞と接
触するとそこで粘着凝集反応を起こし、これが止血にお
いて重要な役割を果たす。
近年、血小板減少または血小板機能障害に起因した出血
傾向をもつ患者に対して、止血および出血防止を目的と
して血小板輸血療法が行われている。これによって数多
くの患者が出血死を免れ、延命が可能となった。この血
小板輸血療法が導入されて以来、血小板製剤の使用量は
急激に増加してきている。
しかしながら、急性白血病および再生不良性貧血など長
期間にわたって頻繁かつ大量の血小板輸血を行わなけれ
ばならない患者では、輸血された血小板の表面膜上に存
在する抗原に対する抗体が産生されるようになる。この
ような患者は、もはや無作為供血者からの血小板輸血を
行っても反応せず、輸血後にも血小板数の増加がみられ
なくなる。このように血小板輸血が効果を示さない状態
になった場合には、患者が有する抗血小板抗体と反応し
ないような抗原型を有する血小板を輸血する必要がある
抗血小板抗体は、間挿抗体と自己抗体とに大別される。
抗血小板抗体抗体は、上記の血小板輸血や妊娠によって
生じる抗体である。この同種抗体は、前述のように血小
板輸血の効果を左右するのみならず、輸血後紫斑病や新
生児血小板減少性紫斑病の原因となる。
一方、抗血小板自己抗体は、特発性血小板減少性紫斑病
等の自己免疫疾患の患者によって産生されるものである
。この自己抗体は、自己免疫疾患を起こす原因物質と考
えられている。
抗血小板抗体の検出は、従来から数多くの方法で行われ
ている。その主なものは次の通りである。
(a)凝集法 血小板抗体の検出に最初に用いられた方法で、元来はP
LA抗原系やKO抗原系の検出に使用された方法である
。この方法では、主としてIgkl抗体が検出され、I
gG抗体はほとんど検aされない。また、血小板の自然
凝集に起因する非特異凝集が起こり易く、感度も低い。
(b)補体結合反応 被検血清と血小板と補体とを反応させた後、これに溶血
素感作ヒツジ赤血球を添加する。このヒツジ赤血球の溶
血の程度から、補体の消費を判断する。この方法は、血
小板膜表面上のHLA抗原、ABO式血液型抗原等も検
圧することが可能である。しかしながら、感度は低い。
また、被検血清に抗補体活性がある場合には判定が困難
である。
(c)抗グロブリン消費試験 この試験では、まず血小板と非動化被検血清とを反応さ
せ、その後洗浄する。これに抗グロブリン血清を添加し
て反応させ遠心する。得られた上清の抗グロブリンカ価
を、抗り抗体感作赤血球を加えて反応させることにより
判定する。この方法は、偽陽性が現われ易く、感度も低
い。
(d ) RI A (radioimmunoass
ay)放射性同位元素で標識した抗ヒ)IgGによる抗
グロブリン試験である。この方法では、血小板に結合し
た患者の抗血小板抗体に、放射性同位元素標識抗ヒt−
IgGを結合させた後、血小板に結合した放射性同位元
素をカウントする。
(e)MPHA (mixed passive haemagglut
ination )この方法においては、まず、U字型
マイクロブレートのウェル内壁に血小板を固定し、この
ウェルに被検血清を加えて反応させる。ウェルを洗浄し
た後、抗ヒトIgG固定化ヒツジ赤血球を加えて反応さ
せる。反応後、ヒツジ赤血球がウェル中央部に集合した
像を陰性、ウェル全体に拡がった像を陽性と判定するこ
とにより血小板抗体の検出を行なう。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記(a)〜 (e)の従来の方法は、血小板そのもの
を抗原としている。ところで、血小板細胞上には血小板
抗原だけではな(HLA抗原も発現している。そのため
、血小板抗原に反応する抗体だけではなく、HLA抗原
に反応する抗体まで検8されてしまい、検出された抗体
が抗血小板抗体か抗HLA抗体かの区別をつけることが
できなかった。
この発明は、上記課題に着目してなされたものであり、
抗HLA抗体を含まず抗血小板抗体のみを容易にかつ効
率よく検出することが可能な方法を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段および作用〕発明者らは、
上記事情に鑑み、血小板からHLA抗原を簡便かつ短時
間に除去し、抗血小板抗体のみを検出することが可能な
方法を開発するため鋭意研究を行なった。その結果、血
小板から抽出した可溶性血小板膜抗原をクロロキンで処
理することによりHLA抗原を除去することかでき、こ
のクロロキン処理可溶性血小板膜抗原を用いることによ
り血小板特異型同種抗体のみを効率よく検出てきること
を見出した。
この発明の抗血小板抗体の検出方法は、通常、前記MP
 HA法に従って行なう。すなわち、マイクロプレート
のウェル内壁に血小板そのものを固定する代わりに、ク
ロロキンで処理してHLA抗原を除去した上記抗血小板
抗体を固相化する。以下、この発明の検出方法において
用いられるマイクロプレートの調製方法を説明する。
まず、血小板から膜抗原成分を抽出する。血小板の抗原
成分は、血小板に対して超音波等の物理的な力を加える
ことにより可溶化された溶解質として得ることができる
。また、界面活性剤で処理し、血小板を可溶化すること
によっても得ることができる。さらに、血小板に物理的
な力を加えて血小板を破砕した後、これを界面活性剤で
処理して血小板を可溶化することによっても得ることが
できる。
次に、得られた血小板膜抗原成分をマイクロプレートの
ウェル内壁に固相化する。抗原成分を固相化する方法と
しては、公知の方法を用いることができる。例えば、タ
ンニン酸、グルタルアルデヒド、カルボジイミド、塩化
クロム等のカップリング剤を用いる方法を挙げることが
できる。また、物理吸着によって抗原成分を固相化する
こともできる。
抗原成分を固相化した後、各ウェルをクロロキンで処理
する。すなわち、各ウェルにクロロキンを加えてよく撹
拌し、インキュベートした後洗浄する。この処理により
、固相化した抗原成分からHLA抗原が除去される。
このようにして調製されたマイクロプレートのウェル内
壁には血小板抗原のみが固相化されている。したがって
、このマイクロプレートを用いてMPHA法を行なうこ
とにより、抗血小板抗体のみを効率よく検出することが
可能となる。
〔実施例〕
血小板抽出抗原からのHLA抗原の除去CPD採血した
血液を遠心分離し、得られた血小板沈渣を生理食塩水に
再浮遊した。これを、4℃で3日間保存した後、上滑を
分離して抽出抗原とした。この抽出抗原を、至適濃度を
決めて96ウ工ルU字型マイクロプレート(Nunk社
製、Maxisorp)の各ウェルに25μjずつ滴下
し、4℃で一晩保存して血小板抽出抗原プレートを作成
した。
この血小板抽出抗原プレートがら以下の手順てHLA抗
原を除去した。まず、プレートがら抽出抗原の上滑を捨
て、各ウェルに 0.8Mクロロキンを50μjずつ滴
下して激しく混合した。次に、室温で1時間インキュベ
ートした後、0.05%トウィーン20−P B Sを
用いて各ウェルを10回洗浄した。
上記手順によりクロロキン処理した血小板抽出抗原プレ
ートの各ウェルに0.05%Tween20を25バず
つ滴下し、抗体を室温で1時間反応させた。
ここで用いた抗体は、血小板モノクローナル抗体Yu3
−51−16  (特異性:GpHb /Ha ) 、
HLAモノクローナル抗体TOK39−1 (特異性:
HLAクラスエモノモルフィック) 血小板抽出抗原と
しての抗YuK”  抗Nak ’  抗Bak ’ 
 およびHLA同種抗体としての抗)HLA−A11+
A31+Av33である。
その結果、血小板モノクローナル抗体Yu3−51−1
6、および血小板同種抗体抗YuKゝ、抗Nak”抗B
ak ”は、クロロキン未処理プレートとクロロキン処
理プレートとの間では反応性の変化は認められなかった
。これに対して、HLAモノクローナル抗体TOK39
−1およびHLA同種抗体抗HLA−A11+A31+
Av33の反応はりooキン処理後認められなくなった
。抗HLA−A11+A31+Av33(LCT Ti
ter x2)を含有する血清を用い、標的細胞をAI
?A (HLA−AIl、A2B )血小板、抽出抗原
とした場合の結果を第1a図に、また、抗Nak ”を
含有する血清を用い、標的細胞をARA (Nak”)
血小板、抽出抗原とした場合の結果を第1b図にそれぞ
れ示した。第1a図および第1b図において、縦軸はい
ずれも血清の希釈倍率を示す。また、第1a図および第
1b図における横軸は、いずれも、左から未処理の血小
板と抽出抗原、およびクロロキン処理血小板と抽出抗原
を示す。第1a図は、血小板および抽出抗原のいずれも
、未処理の場合には16倍希釈の血清に対しても反応を
示したのに対してクロロキン処理したものは原液に対し
ても反応を示さなかったことを表わしている。第1b図
は、未処理の場合でもクロロキン処理した場合でも、血
小板は2倍希釈の血清まで反応を示し、抽出抗原は4倍
希釈の血清まで反応を示したことを表わしている。
抗血小板抗体の検出 (1)  HLA除去血小板抽出抗原プレートの作成A
CD−A液または他の抗凝固剤1容量部に対して7容量
部のO型ヒト全血を採血する。通常、ACD−A液の容
量を31とし、21 tiIの全血を採血する。ACD
−A液を添加した全血を1400 rpIIlで10分
間遠心して濃厚血小板血漿(PRP)を分離する。
この際、赤血球の混入をできるだけ避けるために、採血
後30分程度放置した後に遠心を開始することが好まし
い。血小板の収量を良くするために、得られたPRPの
10%量のACD−A液をPRPに添加した後、250
Orpmで15分間遠心し、上滑を捨てて濃縮血小板(
P、C,)を得る。このp、c、に無菌生理食塩水(テ
ルモ社製)5−を添加し、250Orpmで10分間遠
心して洗浄することを2回繰り返す。洗浄した血小板を
0.51の生理食塩水に浮遊させ、4℃で3ないし5日
間放置して抗原を抽出する。
上記生食浮遊液を1oooocで5分間遠心し、得られ
た上滑を生理食塩水で50倍希釈して抽出抗原とする。
予め静電気を除去しておいたスチロール製96六マイク
ロプレート(Nunk社: Maxisorp)の各ウ
ェルに、上記抽出抗原25mJを入れ、4℃で一晩放置
して抗原付着プレートを作成する。
この抗原付着プレートをPBSで3回洗浄した後、各ウ
ェルに0.8Mクロロキン50μgを滴下して激しく混
合し、室温で1時間インキュベートする。インキュベー
トの後、クロロキン溶液を捨て、0.05%トウィーン
20− P B Sで10回洗浄する。
(it)HLA除去血小板抽出抗原プレートの感作上記
HLA除去血小板抽出抗原プレートの各ウェルに 0.
05%トウイーン2O−PB325μgを入れ、さらに
血小板特異゛抗血清(Nak’抗血/fi)およびHL
A抗血清(All+A31+入り33)を下記プロトコ
ールに従って25dずつ添加して室温湿潤条件下で1時
間感作させる。
(Iii)  感作粒子の作成 タンニン酸固定ヒツジ赤血球を以下のようにして作成す
る。
採血後2日以内の新鮮なヒツジ赤血球(5RBC)をP
 B S (p)I 7.2)で4回洗浄する。次いて
、2500 rpmで5分間遠心し、生じてくる白色の
膜様物質を完全に除去した後、洗浄し、PBSで希釈し
て5%赤血球とする。この5%赤血球100−に対して
2.5%ゲルタールアルデヒド溶液20−を固定剤とし
て添加し、ターンテーブルを使用して室温で3時間撹拌
することにより固定する。なお、固定剤′としてはホル
マリンを使用することもできる。3時間経過した後、P
BSを加えて250Orpmで5分間遠心することによ
り洗浄し、これを4回繰り返す。洗浄後、PBSで希釈
して5%固定ヒツジ赤血球とし、さらに保存剤として0
.01%NaN3を添加して保存する。
上記5%固定ヒツジ赤血球をPBSで1回洗浄し、この
赤血球 10(lal)と0.02%タンニン酸溶液1
00−とを37℃で15分間反応させる。次いで、PB
Sで1回洗浄し、さらにウサギ由来の抗ヒトIgGを加
えて室温で2時間撹拌して反応させる。
反応後、PBSを添加して2500rpmで5分間遠心
することにより洗浄し、これを4回繰り返す。得られた
赤血球を326正常血清(NR5:Pe l f’ r
eeze社製)−PBS溶液に浮遊させ、0.2%血球
浮遊液とする。
(1v)  抗血小板抗体の検出 上記の通り感作したHLA除去血小板抽出抗原プレート
を 0,05%トウイーン20−P B 5(pH7,
2)で5回洗浄する。次いて、トウビーン2O−PBS
、指示血球としての上記0.2%血球浮遊液および未感
作血球25tIIを所定のウェルに加える。このプレー
トを、室温湿潤状態かつ振動のないところに静置し、3
ないし4時間後に判定する。
判定は、以下に示す受身赤血球凝集反応の判定基準に従
って行なう。
++:血液がウェルの底面全体に凝集して−様な膜を形
成する。
十 :ウエルの中心部に大きく薄い血球の集合かわずか
に見られる ± :血球がリング状に見られるが、その周辺にわずか
に血球の分散が見られる :ウエルの中心部に全ての血球が集まり、きれいなリン
グを形成している。
上記判定に基づいて、(++)および(+)を陽性、(
土)および(−)を陰性とする。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明の方法によると、血小板抽出抗
原からHLA抗原のみを除去し、この抗原を用いた抗原
抗体反応によって抗血小板抗体のみを効率良く検aする
ことが可能°である。
【図面の簡単な説明】
第1a図は未処理およびクロロキン処理した血小板およ
び血小板抽出抗原に対する抗HLA抗体の反応性を示す
グラフ、 第1b図は未処理およびクロロキン処理した血小板およ
び血小板抽出抗原に対する抗血小板抗体の反応性を示す
グラフである。 出願人代理人 弁理士 坪井  淳 第1a図 第1b図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  血小板から抽出し、かつクロロキンで処理してHLA
    抗原を除去した可溶性血小板膜抗原を用いて抗原抗体反
    応を行なうことを特徴とする抗血小板抗体の検出方法。
JP12319490A 1990-05-15 1990-05-15 抗血小板抗体の検出方法 Pending JPH0420858A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0217821B1 (en) * 1985-03-06 1991-07-03 BEGLEITER, Eric Edible holographic element
JP2008083048A (ja) * 2006-09-25 2008-04-10 Dade Behring Marburg Gmbh 凝集能力を有する血小板フラグメントの製造方法及びその使用

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EP0217821B1 (en) * 1985-03-06 1991-07-03 BEGLEITER, Eric Edible holographic element
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