JPH04209959A - 内燃機関用燃料加熱装置 - Google Patents
内燃機関用燃料加熱装置Info
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- JPH04209959A JPH04209959A JP2410459A JP41045990A JPH04209959A JP H04209959 A JPH04209959 A JP H04209959A JP 2410459 A JP2410459 A JP 2410459A JP 41045990 A JP41045990 A JP 41045990A JP H04209959 A JPH04209959 A JP H04209959A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[00011
【産業上の利用分野]本発明は内燃機関用燃料加熱装置
に関する。 [0002] 【従来技術】火花点火内燃機関、例えばガソリンエンジ
ンにあっては、ガソリンを吸入空気と混合して燃焼室へ
供給するために、キャブレタ(気化器)が用いられてい
る。キャブレタは、エンジン内部の負圧を利用してガソ
リンを霧状化し、必要に応じて適当量の空気を自動的に
供給して可燃性ガス(混合ガス)とする機能を有する。 [0003]これを図9で説明すると、スロットルボデ
ィ51は中間域の径の絞められたベンチュリ管として形
成されていて、その空気供給口からチョーク弁53を介
して供給された空気52によってフロートチャンバ(図
示ぜず)中のガソリンがノズル55先端にて霧状化され
る。この霧状ガソリンと空気との混合ガスMGはバタフ
ライ弁54を介してキャブレタ56からハニカムヒータ
57を通って予備加熱゛され、吸気マニホールド5の分
岐管を通してエンジンの燃焼室(いずれも図示せず)へ
導かれる。なお、スロットルボディ51と吸気マニホー
ルド5とは、ハニカムヒータ57を取り巻く絶縁物質(
インシュレータ)58を挟み、ガスケット59を介在せ
しめた状態で気密に一体化されている。ハニカムヒータ
57は多数のガス通路57aが密に形成されていて、ヒ
ータ自体に通電することによって、通過する混合ガスを
所定の温度に加熱し、ノッキングの防止や燃料消費量の
節約等を図るようになされている。マニホールド5には
、図示しないシリンダライナ周囲の水冷ジャケットを通
って暖められた冷却水を通す温水通路5eが形成される
。ハニカムヒータ57は一般に、バッテリの節電のため
に、エンジン冷却水の温度が上昇すると(例えば70℃
になると)、通電を停止するように構成される。 [0004]特に乗用車にあっては、排気浄化を目的に
、近年、キャブレタに替わって、燃料インジェクタの使
用が普及しつつある。燃料インジェクタは、エンジン内
の負圧に頼ることなく、積極的にガソリンを霧状化して
噴射し、而も燃焼室近くに設けることができるので、低
温時(特に冬期や寒冷地におけるエンジン始動時)に燃
料の液化、壁流を低減、理想燃焼に近づけられ、排気浄
化が図れ、エンジンのレスポンス(始動性や加速性)も
改善される。特に吸入空気の量をセンサで検出し、コン
ピュータによってガソリンの噴射量を制御する電子制御
燃料噴射方式は、常に最適な条件での混合ガス供給がな
されるという利点がある。 [0005]図10及び図11は燃料インジェクタを設
けたエンジンの要部を示し、図10は図11のX−X線
断面図、図11は図10のXI−XIX線断面図ある。 吸気マニホールド5の各分岐管5a毎に燃料インジェク
タ(以下、単にインジェクタと呼ぶ。)7を設け、シリ
ンダヘッド2内でインジェクタ7に対向してヒータ68
を配設している。 [0006] ヒータ68は、ヒータ本体26、ブラケ
ット部36及び断熱部材72を有し、ヒータ本体26は
、断熱部材72の壁部72aによってブラケット部36
に熱的に遮断されてこれに支持されている。断熱部材7
2は、ヒータ本体の熱がエンジンへ不必要に放出されて
ヒータ本体が昇温し難くなるのを防止するために設けら
れたものである。そして、ヒータ68は、ブラケット部
の取付は板部38により、シリンダヘッド2のフランジ
部2bに取付けられてシリンダヘッドに固定される。ヒ
ータ本体26は、板状部27の前後端部に立設する壁部
29.30と、板状部27上に載設されたPTC(po
sitive temperature coef f
icient)素子(チタン酸バリウム等のセラミック
スからなる)33とからなり、板状部27からはフィン
28A、28B、28B、28C128Cが垂設してい
る。 [0007]エンジンの低温時には、PTC素子33に
通電してこれを発熱させ、この発熱によってヒータ68
が昇温する。そして、インジェクタ7から噴射される言
上ガソリンFを板状部27及びフィン28人、28B、
28Cによって加熱し、良好な燃焼条件になるようにす
る。エンジンが充分に温められる(60〜70℃以上)
と、PTC素子33への通電を停止する。 [0008]ところが、エンジンの熱時には、断熱部材
の壁部72aの存在により、ヒータ本体26はエンジン
からの熱の供給を受けることが出来ず、インジェクタ7
からの霧状ガソリンFがヒータ本体26に接触し、ヒー
タ本体26は霧状ガソリンの気化熱を奪われて降温する
。すると、霧状ガソリンが凝縮、液滴化し、甚だしくは
壁流を起こすという好ましくない傾向が生ずる。これで
は、エンジン温時の排気ガス中に不完全燃焼による有害
成分が含まれることになり、また、燃費上昇といった運
転性能の劣化を招くことになり、ヒータを設けたことが
却って逆効果をもたらすことになる。 [00091以上のような次第で、従来の内燃機関用燃
料加熱装置ではエンジン熱時には折角霧状化した燃料を
凝縮、液滴化させるという、寧ろ上記加熱装置を設ける
ことが却って内燃機関にとって障害になってしまう。 [00101
に関する。 [0002] 【従来技術】火花点火内燃機関、例えばガソリンエンジ
ンにあっては、ガソリンを吸入空気と混合して燃焼室へ
供給するために、キャブレタ(気化器)が用いられてい
る。キャブレタは、エンジン内部の負圧を利用してガソ
リンを霧状化し、必要に応じて適当量の空気を自動的に
供給して可燃性ガス(混合ガス)とする機能を有する。 [0003]これを図9で説明すると、スロットルボデ
ィ51は中間域の径の絞められたベンチュリ管として形
成されていて、その空気供給口からチョーク弁53を介
して供給された空気52によってフロートチャンバ(図
示ぜず)中のガソリンがノズル55先端にて霧状化され
る。この霧状ガソリンと空気との混合ガスMGはバタフ
ライ弁54を介してキャブレタ56からハニカムヒータ
57を通って予備加熱゛され、吸気マニホールド5の分
岐管を通してエンジンの燃焼室(いずれも図示せず)へ
導かれる。なお、スロットルボディ51と吸気マニホー
ルド5とは、ハニカムヒータ57を取り巻く絶縁物質(
インシュレータ)58を挟み、ガスケット59を介在せ
しめた状態で気密に一体化されている。ハニカムヒータ
57は多数のガス通路57aが密に形成されていて、ヒ
ータ自体に通電することによって、通過する混合ガスを
所定の温度に加熱し、ノッキングの防止や燃料消費量の
節約等を図るようになされている。マニホールド5には
、図示しないシリンダライナ周囲の水冷ジャケットを通
って暖められた冷却水を通す温水通路5eが形成される
。ハニカムヒータ57は一般に、バッテリの節電のため
に、エンジン冷却水の温度が上昇すると(例えば70℃
になると)、通電を停止するように構成される。 [0004]特に乗用車にあっては、排気浄化を目的に
、近年、キャブレタに替わって、燃料インジェクタの使
用が普及しつつある。燃料インジェクタは、エンジン内
の負圧に頼ることなく、積極的にガソリンを霧状化して
噴射し、而も燃焼室近くに設けることができるので、低
温時(特に冬期や寒冷地におけるエンジン始動時)に燃
料の液化、壁流を低減、理想燃焼に近づけられ、排気浄
化が図れ、エンジンのレスポンス(始動性や加速性)も
改善される。特に吸入空気の量をセンサで検出し、コン
ピュータによってガソリンの噴射量を制御する電子制御
燃料噴射方式は、常に最適な条件での混合ガス供給がな
されるという利点がある。 [0005]図10及び図11は燃料インジェクタを設
けたエンジンの要部を示し、図10は図11のX−X線
断面図、図11は図10のXI−XIX線断面図ある。 吸気マニホールド5の各分岐管5a毎に燃料インジェク
タ(以下、単にインジェクタと呼ぶ。)7を設け、シリ
ンダヘッド2内でインジェクタ7に対向してヒータ68
を配設している。 [0006] ヒータ68は、ヒータ本体26、ブラケ
ット部36及び断熱部材72を有し、ヒータ本体26は
、断熱部材72の壁部72aによってブラケット部36
に熱的に遮断されてこれに支持されている。断熱部材7
2は、ヒータ本体の熱がエンジンへ不必要に放出されて
ヒータ本体が昇温し難くなるのを防止するために設けら
れたものである。そして、ヒータ68は、ブラケット部
の取付は板部38により、シリンダヘッド2のフランジ
部2bに取付けられてシリンダヘッドに固定される。ヒ
ータ本体26は、板状部27の前後端部に立設する壁部
29.30と、板状部27上に載設されたPTC(po
sitive temperature coef f
icient)素子(チタン酸バリウム等のセラミック
スからなる)33とからなり、板状部27からはフィン
28A、28B、28B、28C128Cが垂設してい
る。 [0007]エンジンの低温時には、PTC素子33に
通電してこれを発熱させ、この発熱によってヒータ68
が昇温する。そして、インジェクタ7から噴射される言
上ガソリンFを板状部27及びフィン28人、28B、
28Cによって加熱し、良好な燃焼条件になるようにす
る。エンジンが充分に温められる(60〜70℃以上)
と、PTC素子33への通電を停止する。 [0008]ところが、エンジンの熱時には、断熱部材
の壁部72aの存在により、ヒータ本体26はエンジン
からの熱の供給を受けることが出来ず、インジェクタ7
からの霧状ガソリンFがヒータ本体26に接触し、ヒー
タ本体26は霧状ガソリンの気化熱を奪われて降温する
。すると、霧状ガソリンが凝縮、液滴化し、甚だしくは
壁流を起こすという好ましくない傾向が生ずる。これで
は、エンジン温時の排気ガス中に不完全燃焼による有害
成分が含まれることになり、また、燃費上昇といった運
転性能の劣化を招くことになり、ヒータを設けたことが
却って逆効果をもたらすことになる。 [00091以上のような次第で、従来の内燃機関用燃
料加熱装置ではエンジン熱時には折角霧状化した燃料を
凝縮、液滴化させるという、寧ろ上記加熱装置を設ける
ことが却って内燃機関にとって障害になってしまう。 [00101
【発明の目的1本発明は、内燃機関の冷時、熱時共に霧
状化した燃料状態を保持し、常に適正な燃焼条件で燃料
を供給出来る内燃機関用燃料加熱装置を提供することを
目的としている。 [00111 【発明の構成]本発明は、発熱手段を有する装置本体と
、熱伝導性を有する可動部材と、前記装置本体を支持す
る支持部に対して前記装置本体を熱的に遮断する断熱部
材とを具備し、前記発熱手段の非作動時には前記可動部
材が前記装置本体と前記支持部とを熱的に接続させ、前
記発熱手段の作動時には前記可動部材が前記装置本体と
前記支持部とを熱的に非接続にするように構成された内
燃機関用燃料加熱装置に係る。 [0012] 【実施例】以下、本発明の詳細な説明する。図1はヒー
タ本体及びブラケット部と断熱部材とを分離して示す拡
大内部平面図(断熱部材41は底面図になっている。)
、図2はヒータの組立てられた状態での図1のII−■
1線断面図、図3は同III−III断面図、図4は同
IV−IV線断面図である。なお、前述の図10、及び
図11と共通する部分には同じ符号を付してあり、これ
らの説明は省略する。 (0013]断熱部材41は、板状部42と、3箇所に
間隙を隔ててコの字形に配設された壁部43A、43A
、 43B。 43Bとからなり、耐熱性、断熱性樹脂(例えばエポキ
シ樹脂若しくはフェノール樹脂)又はセラミックスから
なり、一体成形されている。ヒータ本体26はアルミニ
ウム合金製で鋳造によって一体成形されている。断熱部
材41がヒータ本体26及びアルミニウム合金製のブラ
ケット部36に図1において矢印のように取付けられる
と、断熱部材の板状部42がヒータ本体の壁部30とブ
ラケット部36とにビス止めされ、図5に拡大平面図で
示すようにこれらが一体に組立てられる。図5中、50
はビスである。図1において、ヒータ本体26とブラケ
ット部36との間に断熱部材の壁部43A、43A、4
3Bが嵌入し、各壁部間の3箇所に空間44A、44A
、44Bが形成される。ヒータ8の前側端部は、ヒータ
本体の板状部27の前側縁部に立設する壁部29によっ
て閉塞される。 [0014]ヒ一タ本体26のブラケット部に対向する
端面には、鋲31A、31A、31Bによって夫々バイ
メタル32A、32A、32Bが空間41A、41A、
41B内に位置するように取付けられるこれらのバイメ
タルには、アンバー板と銅合金板とをクラッドしてなる
一般的なバイメタルが使用できる。断熱部材の板状部4
2の裏面には、端子板47とコンタクト46とが鋲45
によって固定され、コンタクト46はヒータ本体26の
板状部27上に載設されたPTC素子33に接触し、端
子板47には板状部42を貫通するケーブル49の先端
部が圧着端子48によって接続されている。かくして、
PTC素子33が、コンタクト46、端子板47及びケ
ーブル49を介して図示しない電源に接続される。 (0015] PTC素子33が非通電(OFF)時に
は、バイメタル32A、32A、32Bは実線で示す形
状を呈して両端部がブラケット部36のコの字形の板状
部37の端面に圧接し、ヒータ本体26とブラケット部
36とが熱的と接続する。PTC素子33の通電(ON
)時には、バイメタル32A、32A、32Bは昇温し
で仮想線で示すように平板状を呈し、各バイメタルはブ
ラケット部36から離れてヒータ本体26とブラケット
部36とが熱的に遮断される。 [0016]以上のようにして、PTC素子33の08
時には、ヒータ本体26が加熱されてその熱がブラケッ
ト部36を介してエンジンに放出されることが防止され
、ヒータ本体26は効率的に昇温してそのフィン28A
、28B、28B、28C128Cに液状ガソリンが接
触して霧化される。 PTC素子33のOFF時には、ヒータ本体26はエン
ジンからブラケット部36を介してエンジンの熱を供給
され、降温することなく、上記と同様に霧状ガソリンを
加熱する。かくして、PTC素子の08時(エンジン冷
時)、OFF時(エンジン熱時)のいずれにあっても、
インジェクタから噴射された液状ガソリンは充分に加熱
されて適正な燃焼条件が確保され、エンジンの最適な運
転が保証される。 [00171図6はダブル オーバ ヘッド カムシャ
フト(DOHC)方式のガソリンエンジンの燃焼室周辺
の断面図、図7及び図8は図10及び図11と同様のエ
ンジンの要部概略断面図(図7は図8のVli Vll
線断面図、図8は図7のVIII−VIII線断面図)
である。 [0018]シリンダブロツク1上にはガスケット4A
を介してシリンダヘッド2が固定される。なお、シリン
ダヘッド2は、アルミニウム合金製であり、接地しであ
る。シリンダヘッド2に圧入されたバルブガイド13.
13には、吸気バルブ9、排気バルブ10が往復動可能
に嵌入し、吸気バルブシート11、排気バルブシート1
2に夫々接当する。図中、9aはバルブヘッド、9bは
バルブフェース、9cはバルブステムである。吸気バル
ブ9は、スプリング14によって付勢され、タペット1
5を介してカムシャフト16に接当する。排気バルブ1
0も、吸気バルブ9と同様の機構でシリンダヘッド2に
取付けられるが、これは図示省略する。ピストン19は
、シリンダブロックlに圧入されたシリンダライナ3に
挿入され、第1圧力リング2OA、第2圧力リング20
Bによってシールされ、油掻きリング20Cによって潤
滑油の潤滑が制御される。シリンダライナ3の外側には
、水冷ジャケット23が形成されていて、水冷によって
シリンダライナ3の過熱が防止され、冷却に供された冷
却水は、温水ジャケット24に導かれてシリンダヘッド
2のインテークポート下側部分2aを温めるようにしで
ある。シリンダヘッド2には、ガスケット4Bを介して
吸気マニホールド5が取付けられ、吸気マニホールド5
の分岐管5aにはインジェクタ7が固定される。シリン
ダヘッド2の吸気マニホールド分岐管5aとの接続部に
設けられた内向きの固定板2bにヒータ8のフランジ部
38の両端部が取付けられ、ヒータ8がシリンダヘッド
2に固定される。図4には、シリンダヘッド2のこの部
分を仮想線で示しである。 [00191図6はピストン19が上死点に達する直前
の状態を示しており、22は、ピストンピン21によっ
てピストン19に揺動可能に取付けられたコネクティン
グロッドである。ピストン19のこの位置で、吸気バル
ブ9は、カムシャフト16の回転によってスプリング1
4の付勢力に逆らって仮想線で示す位置に下降し、吸気
バルブ9と吸気バルブシート11との間が開かれて混合
ガスが燃焼室18に入る。燃焼室18に入った混合ガス
は、点火プラグ17から発する火花によって着火し、爆
発してピストン19を押下げ、コネクティングロッド2
2の下方に位置する図示しないクランクシャフトを図に
おいて時計方向に回転させる。このとき、吸気バルブ9
は、実線で示す元の位置に複していて、バルブフェース
9bが吸気バルブシートのフェースllaに接触し、吸
気バルブシート11と共に燃焼室18をシールしている
。インジェクタ7から噴出した霧状ガソリンFは、前述
したようにヒータ8に衝突して加熱され、その上、吸入
空気(又は混合ガス)Aと共に燃焼室18に向かうよう
に整流されるので、シリンダヘッド2に接触することが
ない。従って、始動時にシリンダヘッドが冷えていても
、前述したような液滴化が起こることがなく、シリンダ
ヘッドの温度に関係なく所定量のガソリンが燃焼室に供
給される。ガソリン及び吸入空気の量は、エンジンの運
転条件に応じてコンピュータによって制御されるように
しであるので、燃焼室には各時点でのエンジンの状況に
対応した最適な混合ガス供給がなされ、理想的な運転が
保証される。 [00201以上、本発明の詳細な説明したが、本発明
の技術的思想に基いて上記の実施例に種々の変形を加え
ることができる。 [00211例えば、フランジ部側にバイメタルを取付
け、これをヒータ本体に接触又は非接触とするようにす
ることができる。また、バイメタルに替えて、互いに異
なる温度で2種類の記憶形状に復帰できる可逆性の形状
記憶合金で作られた可動部材を使用することもできる。 更に、ブラケット部はシリンダヘッド又は吸気マニホー
ルドに一体成形によって設けても良い。 [0022]なお、上記の実施例は、4サイクルエンジ
ンについての例であるが、2サイクルエンジンのクラン
クケースと燃焼室との間を連通ずる連絡管内に本発明に
基く燃料加熱装置(ヒータ)を設けて同様の効果を奏す
ることができる。更に、ロータリーピストンエンジンに
も本発明が同様に適用可能である。また、吸入空気は、
酸素を富化した空気とすることもできる。更に、上述の
加熱素子の形状、構造、材質等は種々変更してよいし、
使用するヒータ素子もPTC素子以外であってもよい(
要は電気的なヒータ素子であればよい)。 [0023] 【発明の効果1本発明に基く内燃機関用燃料加熱装置は
、装置本体とこの装置本体を支持する支持部とを熱的に
遮断する断熱部材を有し、装置本体に設けられた発熱手
段の非作動時には可動部材が装置本体と支持部とを熱的
に接続させ、発熱手段の作動時には可動部材が装置本体
と支持部とを熱的に非接続にするように構成されている
ので、発熱手段の作動時(冷時)には断熱部材の存在と
上記の非接続とによって発熱手段からの熱が支持部を経
由して機関側へ逃げるのが防止され、発熱手段の非作動
時(熱時)には上記の接続によって装置本体は機関側か
ら支持部を経由して熱の供給を受け、燃料の気化潜熱に
よる冷却が防止される。 [0024]以上の結果、内燃機関は、冷時、熱時のい
ずれの状態であっても、燃料が加熱されて常に適正な霧
化量が確保され、最適な運転が保証される。
状化した燃料状態を保持し、常に適正な燃焼条件で燃料
を供給出来る内燃機関用燃料加熱装置を提供することを
目的としている。 [00111 【発明の構成]本発明は、発熱手段を有する装置本体と
、熱伝導性を有する可動部材と、前記装置本体を支持す
る支持部に対して前記装置本体を熱的に遮断する断熱部
材とを具備し、前記発熱手段の非作動時には前記可動部
材が前記装置本体と前記支持部とを熱的に接続させ、前
記発熱手段の作動時には前記可動部材が前記装置本体と
前記支持部とを熱的に非接続にするように構成された内
燃機関用燃料加熱装置に係る。 [0012] 【実施例】以下、本発明の詳細な説明する。図1はヒー
タ本体及びブラケット部と断熱部材とを分離して示す拡
大内部平面図(断熱部材41は底面図になっている。)
、図2はヒータの組立てられた状態での図1のII−■
1線断面図、図3は同III−III断面図、図4は同
IV−IV線断面図である。なお、前述の図10、及び
図11と共通する部分には同じ符号を付してあり、これ
らの説明は省略する。 (0013]断熱部材41は、板状部42と、3箇所に
間隙を隔ててコの字形に配設された壁部43A、43A
、 43B。 43Bとからなり、耐熱性、断熱性樹脂(例えばエポキ
シ樹脂若しくはフェノール樹脂)又はセラミックスから
なり、一体成形されている。ヒータ本体26はアルミニ
ウム合金製で鋳造によって一体成形されている。断熱部
材41がヒータ本体26及びアルミニウム合金製のブラ
ケット部36に図1において矢印のように取付けられる
と、断熱部材の板状部42がヒータ本体の壁部30とブ
ラケット部36とにビス止めされ、図5に拡大平面図で
示すようにこれらが一体に組立てられる。図5中、50
はビスである。図1において、ヒータ本体26とブラケ
ット部36との間に断熱部材の壁部43A、43A、4
3Bが嵌入し、各壁部間の3箇所に空間44A、44A
、44Bが形成される。ヒータ8の前側端部は、ヒータ
本体の板状部27の前側縁部に立設する壁部29によっ
て閉塞される。 [0014]ヒ一タ本体26のブラケット部に対向する
端面には、鋲31A、31A、31Bによって夫々バイ
メタル32A、32A、32Bが空間41A、41A、
41B内に位置するように取付けられるこれらのバイメ
タルには、アンバー板と銅合金板とをクラッドしてなる
一般的なバイメタルが使用できる。断熱部材の板状部4
2の裏面には、端子板47とコンタクト46とが鋲45
によって固定され、コンタクト46はヒータ本体26の
板状部27上に載設されたPTC素子33に接触し、端
子板47には板状部42を貫通するケーブル49の先端
部が圧着端子48によって接続されている。かくして、
PTC素子33が、コンタクト46、端子板47及びケ
ーブル49を介して図示しない電源に接続される。 (0015] PTC素子33が非通電(OFF)時に
は、バイメタル32A、32A、32Bは実線で示す形
状を呈して両端部がブラケット部36のコの字形の板状
部37の端面に圧接し、ヒータ本体26とブラケット部
36とが熱的と接続する。PTC素子33の通電(ON
)時には、バイメタル32A、32A、32Bは昇温し
で仮想線で示すように平板状を呈し、各バイメタルはブ
ラケット部36から離れてヒータ本体26とブラケット
部36とが熱的に遮断される。 [0016]以上のようにして、PTC素子33の08
時には、ヒータ本体26が加熱されてその熱がブラケッ
ト部36を介してエンジンに放出されることが防止され
、ヒータ本体26は効率的に昇温してそのフィン28A
、28B、28B、28C128Cに液状ガソリンが接
触して霧化される。 PTC素子33のOFF時には、ヒータ本体26はエン
ジンからブラケット部36を介してエンジンの熱を供給
され、降温することなく、上記と同様に霧状ガソリンを
加熱する。かくして、PTC素子の08時(エンジン冷
時)、OFF時(エンジン熱時)のいずれにあっても、
インジェクタから噴射された液状ガソリンは充分に加熱
されて適正な燃焼条件が確保され、エンジンの最適な運
転が保証される。 [00171図6はダブル オーバ ヘッド カムシャ
フト(DOHC)方式のガソリンエンジンの燃焼室周辺
の断面図、図7及び図8は図10及び図11と同様のエ
ンジンの要部概略断面図(図7は図8のVli Vll
線断面図、図8は図7のVIII−VIII線断面図)
である。 [0018]シリンダブロツク1上にはガスケット4A
を介してシリンダヘッド2が固定される。なお、シリン
ダヘッド2は、アルミニウム合金製であり、接地しであ
る。シリンダヘッド2に圧入されたバルブガイド13.
13には、吸気バルブ9、排気バルブ10が往復動可能
に嵌入し、吸気バルブシート11、排気バルブシート1
2に夫々接当する。図中、9aはバルブヘッド、9bは
バルブフェース、9cはバルブステムである。吸気バル
ブ9は、スプリング14によって付勢され、タペット1
5を介してカムシャフト16に接当する。排気バルブ1
0も、吸気バルブ9と同様の機構でシリンダヘッド2に
取付けられるが、これは図示省略する。ピストン19は
、シリンダブロックlに圧入されたシリンダライナ3に
挿入され、第1圧力リング2OA、第2圧力リング20
Bによってシールされ、油掻きリング20Cによって潤
滑油の潤滑が制御される。シリンダライナ3の外側には
、水冷ジャケット23が形成されていて、水冷によって
シリンダライナ3の過熱が防止され、冷却に供された冷
却水は、温水ジャケット24に導かれてシリンダヘッド
2のインテークポート下側部分2aを温めるようにしで
ある。シリンダヘッド2には、ガスケット4Bを介して
吸気マニホールド5が取付けられ、吸気マニホールド5
の分岐管5aにはインジェクタ7が固定される。シリン
ダヘッド2の吸気マニホールド分岐管5aとの接続部に
設けられた内向きの固定板2bにヒータ8のフランジ部
38の両端部が取付けられ、ヒータ8がシリンダヘッド
2に固定される。図4には、シリンダヘッド2のこの部
分を仮想線で示しである。 [00191図6はピストン19が上死点に達する直前
の状態を示しており、22は、ピストンピン21によっ
てピストン19に揺動可能に取付けられたコネクティン
グロッドである。ピストン19のこの位置で、吸気バル
ブ9は、カムシャフト16の回転によってスプリング1
4の付勢力に逆らって仮想線で示す位置に下降し、吸気
バルブ9と吸気バルブシート11との間が開かれて混合
ガスが燃焼室18に入る。燃焼室18に入った混合ガス
は、点火プラグ17から発する火花によって着火し、爆
発してピストン19を押下げ、コネクティングロッド2
2の下方に位置する図示しないクランクシャフトを図に
おいて時計方向に回転させる。このとき、吸気バルブ9
は、実線で示す元の位置に複していて、バルブフェース
9bが吸気バルブシートのフェースllaに接触し、吸
気バルブシート11と共に燃焼室18をシールしている
。インジェクタ7から噴出した霧状ガソリンFは、前述
したようにヒータ8に衝突して加熱され、その上、吸入
空気(又は混合ガス)Aと共に燃焼室18に向かうよう
に整流されるので、シリンダヘッド2に接触することが
ない。従って、始動時にシリンダヘッドが冷えていても
、前述したような液滴化が起こることがなく、シリンダ
ヘッドの温度に関係なく所定量のガソリンが燃焼室に供
給される。ガソリン及び吸入空気の量は、エンジンの運
転条件に応じてコンピュータによって制御されるように
しであるので、燃焼室には各時点でのエンジンの状況に
対応した最適な混合ガス供給がなされ、理想的な運転が
保証される。 [00201以上、本発明の詳細な説明したが、本発明
の技術的思想に基いて上記の実施例に種々の変形を加え
ることができる。 [00211例えば、フランジ部側にバイメタルを取付
け、これをヒータ本体に接触又は非接触とするようにす
ることができる。また、バイメタルに替えて、互いに異
なる温度で2種類の記憶形状に復帰できる可逆性の形状
記憶合金で作られた可動部材を使用することもできる。 更に、ブラケット部はシリンダヘッド又は吸気マニホー
ルドに一体成形によって設けても良い。 [0022]なお、上記の実施例は、4サイクルエンジ
ンについての例であるが、2サイクルエンジンのクラン
クケースと燃焼室との間を連通ずる連絡管内に本発明に
基く燃料加熱装置(ヒータ)を設けて同様の効果を奏す
ることができる。更に、ロータリーピストンエンジンに
も本発明が同様に適用可能である。また、吸入空気は、
酸素を富化した空気とすることもできる。更に、上述の
加熱素子の形状、構造、材質等は種々変更してよいし、
使用するヒータ素子もPTC素子以外であってもよい(
要は電気的なヒータ素子であればよい)。 [0023] 【発明の効果1本発明に基く内燃機関用燃料加熱装置は
、装置本体とこの装置本体を支持する支持部とを熱的に
遮断する断熱部材を有し、装置本体に設けられた発熱手
段の非作動時には可動部材が装置本体と支持部とを熱的
に接続させ、発熱手段の作動時には可動部材が装置本体
と支持部とを熱的に非接続にするように構成されている
ので、発熱手段の作動時(冷時)には断熱部材の存在と
上記の非接続とによって発熱手段からの熱が支持部を経
由して機関側へ逃げるのが防止され、発熱手段の非作動
時(熱時)には上記の接続によって装置本体は機関側か
ら支持部を経由して熱の供給を受け、燃料の気化潜熱に
よる冷却が防止される。 [0024]以上の結果、内燃機関は、冷時、熱時のい
ずれの状態であっても、燃料が加熱されて常に適正な霧
化量が確保され、最適な運転が保証される。
【図1】実施例の内燃機関用燃料加熱装置(ヒータ)の
断熱部材を装置本体(ヒータ本体)から分離して示す拡
大内部平面図である。
断熱部材を装置本体(ヒータ本体)から分離して示す拡
大内部平面図である。
【図2】組立て状態での図1のII−II線断面図であ
る。
る。
【図3】同III −III線断面図である。
【図4】同rv−tv線断面図である。
【図5】実施例のヒータの拡大平面図である。
【図6】実施例によるガソリンエンジンの燃焼室周辺の
断面図である。
断面図である。
【図7】同要部のみを示す概略断面図(図8のVll
−VII線断面図)である。
−VII線断面図)である。
【図8】図7 (7)VIII −VIII線断面図で
ある。
ある。
【図9】キャブレタ周辺の概略断面図である。
【図10】従来のヒータを設けた内燃機関の、図7と同
様の概略断面(図11のX−X線断面図)図である。
様の概略断面(図11のX−X線断面図)図である。
【図11】図10のXI −XI線断面図である。
2 シリンダヘッド
2b シリンダヘッドのフランジ部
5 吸気マニホールド
5a 吸気マニホールドの分岐管
7 燃料インジェクタ
8 ヒータ
18 燃焼室
26 ヒータ本体
28A 28B、28C1フィン
32A、32B、 バイメタル
33 PTC素子
36 ブラケット部
41 断熱部材
43A、 43B 断熱部材の壁部44A、44B
空間 F 霧状ガソリン
空間 F 霧状ガソリン
【図1】
【図6】
Claims (1)
- 【請求項1】発熱手段を有する装置本体と、熱伝導性を
有する可動部材と、前記装置本体を支持する支持部に対
して前記装置本体を熱的に遮断する断熱部材とを具備し
、前記発熱手段の非作動時には前記可動部材が前記装置
本体と前記支持部とを熱的に接続させ、前記発熱手段の
作動時には前記可動部材が前記装置本体と前記支持部と
を熱的に非接続にするように構成された内燃機関用燃料
加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2410459A JPH04209959A (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | 内燃機関用燃料加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2410459A JPH04209959A (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | 内燃機関用燃料加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04209959A true JPH04209959A (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=18519627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2410459A Withdrawn JPH04209959A (ja) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | 内燃機関用燃料加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04209959A (ja) |
-
1990
- 1990-12-11 JP JP2410459A patent/JPH04209959A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980312 |