JPH04209967A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents
内燃機関の燃料供給装置Info
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- JPH04209967A JPH04209967A JP2405325A JP40532590A JPH04209967A JP H04209967 A JPH04209967 A JP H04209967A JP 2405325 A JP2405325 A JP 2405325A JP 40532590 A JP40532590 A JP 40532590A JP H04209967 A JPH04209967 A JP H04209967A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M69/00—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
- F02M69/04—Injectors peculiar thereto
- F02M69/047—Injectors peculiar thereto injectors with air chambers, e.g. communicating with atmosphere for aerating the nozzles
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、内燃機関の燃料供給装
置に関し、とくにアシストエアの流れのエネルギーを利
用してスワールを発生させるようにした燃料供給装置の
構造に関する。 [0002] 【従来の技術】ピストンエンジンの燃焼改善を行なうた
めの手段の一つとして、燃焼室内に吸気の強い渦流を形
成させるスワールポートを設けることが知られている。 このスワールポートは、吸入空気が流れる吸気弁までの
吸入ポートをシリンダに対して接する方向に設ける接線
ポートや、吸気弁周辺の吸入ポート形状を渦巻状にした
ヘリカルポート等から構成される。また、燃料噴射弁を
備えたエンジンにおいては、燃焼改善をはかるために、
アシストエアを用いて吸気ポートに流入する燃料の微粒
化が行なわれている。これに関連する先行技術として、
たとえば実開昭61−114071号公報、実開平1−
148065号公報が知られている。 [0003]
置に関し、とくにアシストエアの流れのエネルギーを利
用してスワールを発生させるようにした燃料供給装置の
構造に関する。 [0002] 【従来の技術】ピストンエンジンの燃焼改善を行なうた
めの手段の一つとして、燃焼室内に吸気の強い渦流を形
成させるスワールポートを設けることが知られている。 このスワールポートは、吸入空気が流れる吸気弁までの
吸入ポートをシリンダに対して接する方向に設ける接線
ポートや、吸気弁周辺の吸入ポート形状を渦巻状にした
ヘリカルポート等から構成される。また、燃料噴射弁を
備えたエンジンにおいては、燃焼改善をはかるために、
アシストエアを用いて吸気ポートに流入する燃料の微粒
化が行なわれている。これに関連する先行技術として、
たとえば実開昭61−114071号公報、実開平1−
148065号公報が知られている。 [0003]
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スワー
ルポートによって燃焼改善を行なうようにしたエンジン
の場合は、吸気ポートが湾曲することになるので、吸気
ポートがほぼストレート状のエンジンに比べて吸気の流
路抵抗が大となってしまう。したがって、スワールポー
トを形成せず、アシストエアを利用してスワールを発生
させることができれば、非常に好都合となる。上述の実
開昭61−114071号公報には、流路断面積の異な
るアシストエア通路を用い、一方の吸気ポートに設けら
れた開閉弁を閉弁させることによりスワールの生成を促
進させるようにした構成が、開示されている。しかし、
本公報の場合は、アシストエア通路が分岐壁の上流側に
開口し、各アシストエア通路の下流端が対向するように
なっているので、燃料噴孔からの燃料の分流比にバラツ
キが生じるという問題がある。また、スワールの生成に
は開閉弁が必須になるとともに、この開閉弁によって吸
気ポートの流路抵抗も大となる問題がある。本発明は、
上記の問題に着目し、燃料の分配が正確に行なえ、しか
も開閉弁等を用いることなくスワールの生成が可能な内
燃機関の燃料供給装置を提供することを目的とする。 [0004]
ルポートによって燃焼改善を行なうようにしたエンジン
の場合は、吸気ポートが湾曲することになるので、吸気
ポートがほぼストレート状のエンジンに比べて吸気の流
路抵抗が大となってしまう。したがって、スワールポー
トを形成せず、アシストエアを利用してスワールを発生
させることができれば、非常に好都合となる。上述の実
開昭61−114071号公報には、流路断面積の異な
るアシストエア通路を用い、一方の吸気ポートに設けら
れた開閉弁を閉弁させることによりスワールの生成を促
進させるようにした構成が、開示されている。しかし、
本公報の場合は、アシストエア通路が分岐壁の上流側に
開口し、各アシストエア通路の下流端が対向するように
なっているので、燃料噴孔からの燃料の分流比にバラツ
キが生じるという問題がある。また、スワールの生成に
は開閉弁が必須になるとともに、この開閉弁によって吸
気ポートの流路抵抗も大となる問題がある。本発明は、
上記の問題に着目し、燃料の分配が正確に行なえ、しか
も開閉弁等を用いることなくスワールの生成が可能な内
燃機関の燃料供給装置を提供することを目的とする。 [0004]
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明に
係る内燃機関の燃料供給装置は、1つの燃料噴孔を有し
、該燃料噴孔からの燃料を燃料衝突部によって区画され
る2つの噴射燃料通路を介して2つの吸気ポートに向け
て噴出させるアダプタを有する燃料噴射弁を備えた内燃
機関の燃料供給装置において、前記アダプタに、前記2
つの噴射燃料通路における前記燃料衝突部の上流端部よ
りも下流側に開口し各噴射燃料通路にアシストエアを噴
出させるアシストエア通路をそれぞれ設け、該アシスト
エア通路のうち一方のアシストエア通路の流路断面積を
、他方のアシストエア通路の流路断面積よりも大とした
ものから成る。 [0005]
係る内燃機関の燃料供給装置は、1つの燃料噴孔を有し
、該燃料噴孔からの燃料を燃料衝突部によって区画され
る2つの噴射燃料通路を介して2つの吸気ポートに向け
て噴出させるアダプタを有する燃料噴射弁を備えた内燃
機関の燃料供給装置において、前記アダプタに、前記2
つの噴射燃料通路における前記燃料衝突部の上流端部よ
りも下流側に開口し各噴射燃料通路にアシストエアを噴
出させるアシストエア通路をそれぞれ設け、該アシスト
エア通路のうち一方のアシストエア通路の流路断面積を
、他方のアシストエア通路の流路断面積よりも大とした
ものから成る。 [0005]
【作用】このように構成された内燃機関の燃料供給装置
においては、アシストエア通路は噴射燃料通路における
燃料衝突部の上流端よりも下流側に開口するように設け
られているので、各アシストエア通路からのアシストエ
アによって燃料の分流比がばらつくことがなくなる。つ
まり、燃料噴孔からの燃料は燃料衝突部の上流端によっ
て分岐され、各噴射燃料通路に流入した燃料に向けてア
シストエアが噴出されるので、アシストエアによる分流
比のバラツキは解消される。また、アシストエア通路の
うち一方のアシストエア通路の流路断面積が他方のアシ
ストエア通路の流路断面積よりも大となっているので、
2つの噴射燃料通路のうち一方の噴射燃料通路から噴出
されるアシストエアを著しく大とすることが可能となる
。そのため、2つの吸気ポートのうち一方の吸気ポート
からの吸気量が他方の吸気ポートからの吸気量よりも大
となり、この各吸気ポートから流出する吸気の流量の相
違により燃焼室内にスワールが生成される。 [0006]
においては、アシストエア通路は噴射燃料通路における
燃料衝突部の上流端よりも下流側に開口するように設け
られているので、各アシストエア通路からのアシストエ
アによって燃料の分流比がばらつくことがなくなる。つ
まり、燃料噴孔からの燃料は燃料衝突部の上流端によっ
て分岐され、各噴射燃料通路に流入した燃料に向けてア
シストエアが噴出されるので、アシストエアによる分流
比のバラツキは解消される。また、アシストエア通路の
うち一方のアシストエア通路の流路断面積が他方のアシ
ストエア通路の流路断面積よりも大となっているので、
2つの噴射燃料通路のうち一方の噴射燃料通路から噴出
されるアシストエアを著しく大とすることが可能となる
。そのため、2つの吸気ポートのうち一方の吸気ポート
からの吸気量が他方の吸気ポートからの吸気量よりも大
となり、この各吸気ポートから流出する吸気の流量の相
違により燃焼室内にスワールが生成される。 [0006]
【実施例】以下に、本発明に係る内燃機関の望ましい実
施例を1図面を参照して説明する。 [0007]第1実施例 図1ないし図3は、本発明の一実施例に係る内燃機関の
燃料供給装置を示している。図中、1は燃料噴射弁本体
を示している。本体1の先端部には、図示されない燃料
供給通路からの燃料を計量する一つの燃料噴孔2が設け
られており、ボール3と曲面状の内壁によりシート部4
が構成されている。燃料噴孔2の下流側にはアダプタ5
が取付けられており、アダプタ5には燃料噴孔2からの
燃料を所定方向に分岐させて出口から噴射する2つの噴
射燃料通路6a、6bが設けられている。2つの噴射燃
料通路6a、6bと燃料噴孔2との間には、2つの噴射
燃料通路6a、6bを合流させる集合部7が設けられて
いる。2つの噴射燃料通路6a、6bは、上流にいくに
つれて先細りとなる断面形状V字状の燃料衝突部8によ
って所定の開き角度となるように分岐されている。図3
は、燃料噴射弁本体1を4バルブのガソリン機関に装着
した状態を示し、燃料噴射弁本体1のアダプタ5は2つ
の吸気ポート21a、21bを区画する隔壁20のすぐ
上流側に設置されている。アダプタ5の各噴射燃料通路
6a、6bは、吸気ポート21a、21bに向けて燃料
を噴射するように配置されている。燃料噴孔2の中心位
置と噴射燃料通路6a、6bの分岐位置における通路中
心位置は、本実施例では噴射弁軸9と一致しており、そ
の延長線が燃料衝突部8の上流端8aを通るように設定
されている。上流端8aの断面形状は、たとえば円弧状
となっている。図3に示すように、燃焼室25には、吸
気ポート21a、21bの下流端に配置された吸気弁2
6a、26bと、排気ポート27a、27bの上流端に
配置された排気弁28a、28bとが臨まされている。 吸気ポート21a、21bに噴出された燃料は、スロッ
トル弁(図示略)を介して導かれた吸気および後述する
アシストエアとともに、吸気弁26a、26bから燃焼
室25内に流入するようになっている。アダプタ5の外
周には、エアデリバリ10が位置:している。エアデリ
バリ10の上端内周面に形成された溝11には、0リン
グ12が装着されており、このOリング12によってエ
アデリバリ10と噴射弁本体1との間の隙間がシールさ
れている。一方、エアデリバリ10の下端内周面には断
面形状が略四角形のシールリング13が装着されており
、このシールリング13によってアダプタ5の外周面と
エアデリバリ10の内周面との間の隙間がシールされて
いる。エアデリバリ10の外周面には、エアデリバリ1
0と噴射弁本体lおよびアダプタ5との間に形成された
環状空気通路14に空気を流入させる空気導入パイプ1
8が取付けられている。アダプタ5には、噴射燃料通路
6a、6bから離れるに従って噴射弁本体1に接近する
方向に斜めに延び燃料衝突部8の上流端8a近傍に向け
て空気を噴出するアシストエア通路15a、15bが設
けられている。各アシストエア通路15a、15bの下
流端は、燃料衝突部8の上流端8aよりも下流側に開口
している。すなわち、各アシストエア通路15a、15
bからのアシストエアは、燃料衝突部8の上流端よりも
若干下流側に向けて噴出されるようになっている。なお
、エアデリバリ10の上端部外周には、噴射弁固定用の
保持部材17が配置されている。2つのアシストエア通
路15a、15bのうちアシストエア通路15bの流路
断面積に2は、アシストエア通路15aの流路断面積に
1よりも大に設定されている。これにより、アシストエ
ア通路15bからのアシストエア流量は、他方のアシス
トエア通路15aからのアシストエア流量よりも著しく
大となっている。2つの吸気ポート21a、21bのう
ち、噴射燃料通路6bからの燃料が噴出される吸気ポー
ト21bの流路断面積M2は、噴射燃料通路6aからの
燃料が噴出される吸気ポート21aの流路断面積Mlよ
りも小に設定されている。すなわち、2つの吸気ポート
21a、21bのうち、流路断面積の小さな吸気ポート
21bには、流路断面積が大きい方のアシストエア通路
15bからのアシストエアが流入するようになっている
。したがって、流路断面積の小さな吸気ポート21bの
ほうには大量のアシストエアが流れ、流路断面積の大き
な吸気ポート21aのほうには少竜のアシストエアが流
れるようになっている。 [0008]つぎに、第1実施例における作用について
説明する。噴射弁本体1の燃料噴孔2から噴出された燃
料は液状の柱状をなして集合部7を飛行し、上流にいく
に従って先細りとなる燃料衝突部8の上流端8aの傾斜
壁面に沿って流れる液膜状の噴霧に形成される。そして
、噴射燃料通路6a、6bを流れる液膜状の噴霧にアシ
ストエア通路15a、15bからのアシストエアが斜め
にあてられ空気流と燃料流との衝突によって燃料はさら
に微粒化され、霧化が促進される。この霧化が促進され
た燃料と空気の混合流は、2つの噴射燃料通路6a、6
bを通って各吸気ボ1−ト21a、21bに噴出され、
燃焼室25に流入される。ここで、アシストエア通路1
5a、15bの下流端は、噴射燃料通路6a、6bにお
ける燃料衝突部8の上流端8aよりも下流側に開口して
いるので、噴射燃料通路6a、6bでのアシストエアの
干渉はほとんどなくなり、燃料噴孔2からの燃料の分流
比がばらつくこともなくなる。これにより、一方の吸気
ポートのみに燃料が多く噴出されることは解消され、各
吸気ポート21a、21bへの燃料量は均一化される。 2つのアシストエア通路15a、15bのうち、アシス
トエア通路15bの流路断面積は、アシストエア通路1
5aの流路断面積よりも大に設定されているため、吸気
ポート21bから燃焼室25に流入する吸気量は、アシ
ストエアが増加される分だけ多くなる。そのため、一方
の吸気ポート21bと他方の吸気ポート21aとから流
出される吸気量を大幅に相違させることが可能となる。 この吸気量の相違は、スロットル弁(図示略)を介して
導かれる吸気の量が少ない軽負荷時はど大きくなる。−
方の吸気ポート21bから燃焼室25に流出する吸気流
量F2 と、他方の吸気ポート21aからの燃焼室25
に流出する吸気流量F1 との差異が大きい場合は、図
2に示すように、多量の吸気を流出する吸気ポート21
bからの吸気によってスワールSが生成される。このス
ワールSによって空気と燃料との混合がさらに促進され
、燃焼の改善がはかれる。なお、本実施例では、2つの
吸気ポート21a、21bのうち、流路断面積の小さな
吸気ポート21bには、流路断面積が大きい方のアシス
トエア通路15bからのアシストエアが流入するように
なっているので、吸気ポート21bへ流入する吸気の流
量に対してアシストエアの比率を大とすることができ、
アシストエアの流れのエネルギーを十分に有効利用する
ことが可能となり、スワールSの生成が著しく容易とな
る。 [0009]第2実施例 図4は、本発明の第2実施例を示している。第2実施例
が第1実施例と異なるところは、噴射燃料通路の構成の
みであり、その他の部分は第1実施例に準じるので、準
じる部分に第1実施例と同一の符号を付すことにより、
準じる部分の説明を省略し、異なる部分についてのみ説
明する。図4において、図中、101は一方の噴射燃料
通路を示しており、102は他方の噴射燃料通路を示し
ている。噴射燃料通路102の流路面積は、噴射燃料通
路101の流路面積よりも大となっている。流路面積の
大きな噴射燃料通路102には、2つのアシストエア通
路15a、15bのうち、流路断面積の大きなアシスト
エア通路15bが開口している。流路断面積の小さな噴
射燃料通路101には、流路断面積の小さなアシストエ
ア通路15aが開口している。 [00101このように構成された第2実施例において
は、一方の噴射燃料通路102の流路断面積を他方の噴
射燃料通路101の流路断面積よりも大としているので
、アシストエアの通過する流路の抵抗を少とすることが
でき、一方の噴射燃料通路10゛2から吸気ポート21
bに噴出されるアシストエアの流量をさらに大とするこ
とが可能となる。したがって、第1実施例の場合よりも
、スワールの生成をさらに容易に行なうことが可能とな
る。 [00111 【発明の効果]以上説明したように、本発明に係わる内
燃機関の燃料供給装置によるときは、燃料噴孔からの燃
料を2つの噴射燃料通路を介して2つの吸気ポートに向
けて噴出させるアダプタに、2つの噴射燃料通路におけ
る燃料衝突部の上流端部よりも下流に開口し各噴射燃料
通路にアシストエアを噴出させるアシストエア通路をそ
れぞれ設け、アシストエア通路のうち一方のアシストエ
ア通路の流路断面積を、他方のアシストエア通路の流路
断面積よりも大としたので、以下の効果が得られる。 (イ) 各アシストエア通路の流路断面積が異なること
により、各燃料噴射通路から各吸気ポートへ向けて噴出
されるアシストエアの流量を大幅に異ならせることが可
能となり、各吸気ポートからの流出する吸気の流量の相
違により燃焼室内にスワールを発生させることができる
。そのため、とくに軽負荷時の燃焼改善が促進され、機
関の出力性能を向上させることができる。 (ロ) スワールを発生させるための吸気制御弁やスワ
ールポート等が不要であるため、全負荷時における吸気
抵抗を小とすることができ、全負荷時の出力向上がはか
れる。また、アシストエアを燃料衝突部の上流端よりも
下流側に開口させたことにより、燃料噴孔からの燃料の
分流比のバラツキを解消することができる。 (ハ) アダプタのみにて上述の効果を得ることができ
、構成の簡素化がはかれる。また、アダプタの交換によ
り従来の燃料噴射弁にも本発明を容易に適用することが
可能となり、噴射装置の大幅な設計変更も不要となる。
施例を1図面を参照して説明する。 [0007]第1実施例 図1ないし図3は、本発明の一実施例に係る内燃機関の
燃料供給装置を示している。図中、1は燃料噴射弁本体
を示している。本体1の先端部には、図示されない燃料
供給通路からの燃料を計量する一つの燃料噴孔2が設け
られており、ボール3と曲面状の内壁によりシート部4
が構成されている。燃料噴孔2の下流側にはアダプタ5
が取付けられており、アダプタ5には燃料噴孔2からの
燃料を所定方向に分岐させて出口から噴射する2つの噴
射燃料通路6a、6bが設けられている。2つの噴射燃
料通路6a、6bと燃料噴孔2との間には、2つの噴射
燃料通路6a、6bを合流させる集合部7が設けられて
いる。2つの噴射燃料通路6a、6bは、上流にいくに
つれて先細りとなる断面形状V字状の燃料衝突部8によ
って所定の開き角度となるように分岐されている。図3
は、燃料噴射弁本体1を4バルブのガソリン機関に装着
した状態を示し、燃料噴射弁本体1のアダプタ5は2つ
の吸気ポート21a、21bを区画する隔壁20のすぐ
上流側に設置されている。アダプタ5の各噴射燃料通路
6a、6bは、吸気ポート21a、21bに向けて燃料
を噴射するように配置されている。燃料噴孔2の中心位
置と噴射燃料通路6a、6bの分岐位置における通路中
心位置は、本実施例では噴射弁軸9と一致しており、そ
の延長線が燃料衝突部8の上流端8aを通るように設定
されている。上流端8aの断面形状は、たとえば円弧状
となっている。図3に示すように、燃焼室25には、吸
気ポート21a、21bの下流端に配置された吸気弁2
6a、26bと、排気ポート27a、27bの上流端に
配置された排気弁28a、28bとが臨まされている。 吸気ポート21a、21bに噴出された燃料は、スロッ
トル弁(図示略)を介して導かれた吸気および後述する
アシストエアとともに、吸気弁26a、26bから燃焼
室25内に流入するようになっている。アダプタ5の外
周には、エアデリバリ10が位置:している。エアデリ
バリ10の上端内周面に形成された溝11には、0リン
グ12が装着されており、このOリング12によってエ
アデリバリ10と噴射弁本体1との間の隙間がシールさ
れている。一方、エアデリバリ10の下端内周面には断
面形状が略四角形のシールリング13が装着されており
、このシールリング13によってアダプタ5の外周面と
エアデリバリ10の内周面との間の隙間がシールされて
いる。エアデリバリ10の外周面には、エアデリバリ1
0と噴射弁本体lおよびアダプタ5との間に形成された
環状空気通路14に空気を流入させる空気導入パイプ1
8が取付けられている。アダプタ5には、噴射燃料通路
6a、6bから離れるに従って噴射弁本体1に接近する
方向に斜めに延び燃料衝突部8の上流端8a近傍に向け
て空気を噴出するアシストエア通路15a、15bが設
けられている。各アシストエア通路15a、15bの下
流端は、燃料衝突部8の上流端8aよりも下流側に開口
している。すなわち、各アシストエア通路15a、15
bからのアシストエアは、燃料衝突部8の上流端よりも
若干下流側に向けて噴出されるようになっている。なお
、エアデリバリ10の上端部外周には、噴射弁固定用の
保持部材17が配置されている。2つのアシストエア通
路15a、15bのうちアシストエア通路15bの流路
断面積に2は、アシストエア通路15aの流路断面積に
1よりも大に設定されている。これにより、アシストエ
ア通路15bからのアシストエア流量は、他方のアシス
トエア通路15aからのアシストエア流量よりも著しく
大となっている。2つの吸気ポート21a、21bのう
ち、噴射燃料通路6bからの燃料が噴出される吸気ポー
ト21bの流路断面積M2は、噴射燃料通路6aからの
燃料が噴出される吸気ポート21aの流路断面積Mlよ
りも小に設定されている。すなわち、2つの吸気ポート
21a、21bのうち、流路断面積の小さな吸気ポート
21bには、流路断面積が大きい方のアシストエア通路
15bからのアシストエアが流入するようになっている
。したがって、流路断面積の小さな吸気ポート21bの
ほうには大量のアシストエアが流れ、流路断面積の大き
な吸気ポート21aのほうには少竜のアシストエアが流
れるようになっている。 [0008]つぎに、第1実施例における作用について
説明する。噴射弁本体1の燃料噴孔2から噴出された燃
料は液状の柱状をなして集合部7を飛行し、上流にいく
に従って先細りとなる燃料衝突部8の上流端8aの傾斜
壁面に沿って流れる液膜状の噴霧に形成される。そして
、噴射燃料通路6a、6bを流れる液膜状の噴霧にアシ
ストエア通路15a、15bからのアシストエアが斜め
にあてられ空気流と燃料流との衝突によって燃料はさら
に微粒化され、霧化が促進される。この霧化が促進され
た燃料と空気の混合流は、2つの噴射燃料通路6a、6
bを通って各吸気ボ1−ト21a、21bに噴出され、
燃焼室25に流入される。ここで、アシストエア通路1
5a、15bの下流端は、噴射燃料通路6a、6bにお
ける燃料衝突部8の上流端8aよりも下流側に開口して
いるので、噴射燃料通路6a、6bでのアシストエアの
干渉はほとんどなくなり、燃料噴孔2からの燃料の分流
比がばらつくこともなくなる。これにより、一方の吸気
ポートのみに燃料が多く噴出されることは解消され、各
吸気ポート21a、21bへの燃料量は均一化される。 2つのアシストエア通路15a、15bのうち、アシス
トエア通路15bの流路断面積は、アシストエア通路1
5aの流路断面積よりも大に設定されているため、吸気
ポート21bから燃焼室25に流入する吸気量は、アシ
ストエアが増加される分だけ多くなる。そのため、一方
の吸気ポート21bと他方の吸気ポート21aとから流
出される吸気量を大幅に相違させることが可能となる。 この吸気量の相違は、スロットル弁(図示略)を介して
導かれる吸気の量が少ない軽負荷時はど大きくなる。−
方の吸気ポート21bから燃焼室25に流出する吸気流
量F2 と、他方の吸気ポート21aからの燃焼室25
に流出する吸気流量F1 との差異が大きい場合は、図
2に示すように、多量の吸気を流出する吸気ポート21
bからの吸気によってスワールSが生成される。このス
ワールSによって空気と燃料との混合がさらに促進され
、燃焼の改善がはかれる。なお、本実施例では、2つの
吸気ポート21a、21bのうち、流路断面積の小さな
吸気ポート21bには、流路断面積が大きい方のアシス
トエア通路15bからのアシストエアが流入するように
なっているので、吸気ポート21bへ流入する吸気の流
量に対してアシストエアの比率を大とすることができ、
アシストエアの流れのエネルギーを十分に有効利用する
ことが可能となり、スワールSの生成が著しく容易とな
る。 [0009]第2実施例 図4は、本発明の第2実施例を示している。第2実施例
が第1実施例と異なるところは、噴射燃料通路の構成の
みであり、その他の部分は第1実施例に準じるので、準
じる部分に第1実施例と同一の符号を付すことにより、
準じる部分の説明を省略し、異なる部分についてのみ説
明する。図4において、図中、101は一方の噴射燃料
通路を示しており、102は他方の噴射燃料通路を示し
ている。噴射燃料通路102の流路面積は、噴射燃料通
路101の流路面積よりも大となっている。流路面積の
大きな噴射燃料通路102には、2つのアシストエア通
路15a、15bのうち、流路断面積の大きなアシスト
エア通路15bが開口している。流路断面積の小さな噴
射燃料通路101には、流路断面積の小さなアシストエ
ア通路15aが開口している。 [00101このように構成された第2実施例において
は、一方の噴射燃料通路102の流路断面積を他方の噴
射燃料通路101の流路断面積よりも大としているので
、アシストエアの通過する流路の抵抗を少とすることが
でき、一方の噴射燃料通路10゛2から吸気ポート21
bに噴出されるアシストエアの流量をさらに大とするこ
とが可能となる。したがって、第1実施例の場合よりも
、スワールの生成をさらに容易に行なうことが可能とな
る。 [00111 【発明の効果]以上説明したように、本発明に係わる内
燃機関の燃料供給装置によるときは、燃料噴孔からの燃
料を2つの噴射燃料通路を介して2つの吸気ポートに向
けて噴出させるアダプタに、2つの噴射燃料通路におけ
る燃料衝突部の上流端部よりも下流に開口し各噴射燃料
通路にアシストエアを噴出させるアシストエア通路をそ
れぞれ設け、アシストエア通路のうち一方のアシストエ
ア通路の流路断面積を、他方のアシストエア通路の流路
断面積よりも大としたので、以下の効果が得られる。 (イ) 各アシストエア通路の流路断面積が異なること
により、各燃料噴射通路から各吸気ポートへ向けて噴出
されるアシストエアの流量を大幅に異ならせることが可
能となり、各吸気ポートからの流出する吸気の流量の相
違により燃焼室内にスワールを発生させることができる
。そのため、とくに軽負荷時の燃焼改善が促進され、機
関の出力性能を向上させることができる。 (ロ) スワールを発生させるための吸気制御弁やスワ
ールポート等が不要であるため、全負荷時における吸気
抵抗を小とすることができ、全負荷時の出力向上がはか
れる。また、アシストエアを燃料衝突部の上流端よりも
下流側に開口させたことにより、燃料噴孔からの燃料の
分流比のバラツキを解消することができる。 (ハ) アダプタのみにて上述の効果を得ることができ
、構成の簡素化がはかれる。また、アダプタの交換によ
り従来の燃料噴射弁にも本発明を容易に適用することが
可能となり、噴射装置の大幅な設計変更も不要となる。
【図1】本発明の第1実施例に係る内燃機関の燃料供給
装置の要部拡大断面図である。
装置の要部拡大断面図である。
【図2】図1におけるアダプタからのアシストエアの噴
出状態とスワールの生′成状態とを示す透視斜視図であ
る。
出状態とスワールの生′成状態とを示す透視斜視図であ
る。
【図3】図1の燃料供給装置と燃焼室との位置関係を示
す透視平面図である。
す透視平面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る内燃機関の燃料供給
装置の要部拡大断面図である。
装置の要部拡大断面図である。
1 噴射弁本体
2 燃料噴孔
5 アダプタ
6a、6b 噴射燃料通路
8 燃料衝突部
8a 燃料衝突部の上流端
15a、15b アシストエア通路
21a、21b 吸気ポート
101.102 噴射燃料通路
S スワール
【図1】
Claims (1)
- 【請求項1】 1つの燃料噴孔を有し、該燃料噴孔から
の燃料を燃料衝突部によって区画される2つの噴射燃料
通路を介して2つの吸気ポートに向けて噴出させるアダ
プタを有する燃料噴射弁を備えた内燃機関の燃料供給装
置において、前記アダプタに、前記2つの噴射燃料通路
における前記燃料衝突部の上流端部よりも下流側に開口
し各噴射燃料通路にアシストエアを噴出させるアシスト
エア通路をそれぞれ設け、該アシストエア通路のうち一
方のアシストエア通路の流路断面積を、他方のアシスト
エア通路の流路断面積よりも大としたことを特徴とする
内燃機関の燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2405325A JP2661370B2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2405325A JP2661370B2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04209967A true JPH04209967A (ja) | 1992-07-31 |
| JP2661370B2 JP2661370B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=18514938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2405325A Expired - Fee Related JP2661370B2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2661370B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5556034A (en) * | 1993-12-06 | 1996-09-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Fuel injection valve |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61114071U (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-18 | ||
| JPH0161461U (ja) * | 1987-06-05 | 1989-04-19 |
-
1990
- 1990-12-06 JP JP2405325A patent/JP2661370B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61114071U (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-18 | ||
| JPH0161461U (ja) * | 1987-06-05 | 1989-04-19 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5556034A (en) * | 1993-12-06 | 1996-09-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Fuel injection valve |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2661370B2 (ja) | 1997-10-08 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |