JPH04209981A - ベローズポンプ - Google Patents
ベローズポンプInfo
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- JPH04209981A JPH04209981A JP41048490A JP41048490A JPH04209981A JP H04209981 A JPH04209981 A JP H04209981A JP 41048490 A JP41048490 A JP 41048490A JP 41048490 A JP41048490 A JP 41048490A JP H04209981 A JPH04209981 A JP H04209981A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- chamber
- bellows
- compartment
- hole
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、例えばガソリン、薬品
あるいは水等の流体加圧ポンプとして使用されるベロー
ズポンプに関する。 [0002] 【従来の技術】従来のベローズポンプとしては、例えば
実開昭60−97385号公報に開示されたものがある
。この公報のベローズポンプは、シリンダに内挿された
ピストンと前記シリンダの端壁間に略筒状を呈するベロ
ーズを介装して前記ピストンの作動に伴う前記ベローズ
の伸縮に応じて、該ベローズの内周側または外周側に形
成される第1の作動室の容積を増減させて1次流体を移
送するベローズポンプにおいて、前記ベローズを境に前
記第1の作動室の反対側に第2の作動室を形成し、該第
2の作動室内に2次流体を導入して前記ベローズ内外の
差圧を無くすように構成して、ベローズの負担を軽減し
、その長寿命化を図っている。なお前記2次流体として
は、1次流体が気体の場合にはそれと異種の気体、1次
流体が液体の場合にはそれと同程度の粘度を有する液体
が使用される。 [0003]
あるいは水等の流体加圧ポンプとして使用されるベロー
ズポンプに関する。 [0002] 【従来の技術】従来のベローズポンプとしては、例えば
実開昭60−97385号公報に開示されたものがある
。この公報のベローズポンプは、シリンダに内挿された
ピストンと前記シリンダの端壁間に略筒状を呈するベロ
ーズを介装して前記ピストンの作動に伴う前記ベローズ
の伸縮に応じて、該ベローズの内周側または外周側に形
成される第1の作動室の容積を増減させて1次流体を移
送するベローズポンプにおいて、前記ベローズを境に前
記第1の作動室の反対側に第2の作動室を形成し、該第
2の作動室内に2次流体を導入して前記ベローズ内外の
差圧を無くすように構成して、ベローズの負担を軽減し
、その長寿命化を図っている。なお前記2次流体として
は、1次流体が気体の場合にはそれと異種の気体、1次
流体が液体の場合にはそれと同程度の粘度を有する液体
が使用される。 [0003]
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のベローズポンプにあっては、2次流体として差圧調
整作用のみの働きをなす流体が使用されるために、その
専用流体を用意しなければならないうえ、ポンプ本体に
前記2次流体のための収容タンク及び配管を設ける必要
があり装置構造の複雑化を招くことになることから、コ
ストが高くつくことになる。 [0004]そこで本発明は、前記した問題点を解決す
るためになされたものであり、その目的は2次流体とし
て専用流体を使用することなくまた装置構造を簡素化し
て、コスト低減を図ることのできるベローズポンプを提
供することにある。 [0005]
来のベローズポンプにあっては、2次流体として差圧調
整作用のみの働きをなす流体が使用されるために、その
専用流体を用意しなければならないうえ、ポンプ本体に
前記2次流体のための収容タンク及び配管を設ける必要
があり装置構造の複雑化を招くことになることから、コ
ストが高くつくことになる。 [0004]そこで本発明は、前記した問題点を解決す
るためになされたものであり、その目的は2次流体とし
て専用流体を使用することなくまた装置構造を簡素化し
て、コスト低減を図ることのできるベローズポンプを提
供することにある。 [0005]
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明のベローズポンプは、シリンダ室をもつポンプ本体と
、前記シリンダ室に往復移動可能に配置されたピストン
と、前記ピストンとシリンダ室との間に架設されたベロ
ーズと、前記ベローズでその内外に区画された両区画室
と、を備え、前記ピストンの往復移動による一方の区画
室の体積の増減により1次流体のポンプ作用をなすベロ
ーズポンプにおいて、前記ポンプ本体に前記他方の区画
室及び前記ピストンを往復移動させる駆動機構の潤滑室
に連通ずるオイル室が設けられ、このオイル室及びそれ
に連通ずる各室に2次流体としての潤滑オイルが収容さ
れている。また前記他方の区画室と前記オイル室とを連
通する連通路に、その区画室の潤滑オイルの圧力を調整
する圧力調整用バルブを備えている。 [0006]
明のベローズポンプは、シリンダ室をもつポンプ本体と
、前記シリンダ室に往復移動可能に配置されたピストン
と、前記ピストンとシリンダ室との間に架設されたベロ
ーズと、前記ベローズでその内外に区画された両区画室
と、を備え、前記ピストンの往復移動による一方の区画
室の体積の増減により1次流体のポンプ作用をなすベロ
ーズポンプにおいて、前記ポンプ本体に前記他方の区画
室及び前記ピストンを往復移動させる駆動機構の潤滑室
に連通ずるオイル室が設けられ、このオイル室及びそれ
に連通ずる各室に2次流体としての潤滑オイルが収容さ
れている。また前記他方の区画室と前記オイル室とを連
通する連通路に、その区画室の潤滑オイルの圧力を調整
する圧力調整用バルブを備えている。 [0006]
【作用】前記手段によれば、ピストンの往復移動による
一方の区画室の体積の増減により1次流体のポンプ作用
がなされると同時に、他方の区画室の体積の増減により
潤滑オイルのポンプ作用がなされることによって、両区
画室の圧力バランスがとれ、両区画室間の差圧が低減さ
れる。また他方の区画室に導入される2次流体として潤
滑オイルを使用することにし、ポンプ本体にその駆動機
構の潤滑室に連通するオイル室を設けて、このオイル室
及びそれに連通ずる各室に前記潤滑オイルが収容されて
いることにより、前記潤滑オイルが前記差圧調整作用の
他に駆動機構の潤滑作用も兼ねることができ、また装置
構造も簡素なものになる。また圧力調整用バルブによっ
て前記ベローズの内外の区画室の圧力をほとんど同圧に
設定することができる。 [0007]
一方の区画室の体積の増減により1次流体のポンプ作用
がなされると同時に、他方の区画室の体積の増減により
潤滑オイルのポンプ作用がなされることによって、両区
画室の圧力バランスがとれ、両区画室間の差圧が低減さ
れる。また他方の区画室に導入される2次流体として潤
滑オイルを使用することにし、ポンプ本体にその駆動機
構の潤滑室に連通するオイル室を設けて、このオイル室
及びそれに連通ずる各室に前記潤滑オイルが収容されて
いることにより、前記潤滑オイルが前記差圧調整作用の
他に駆動機構の潤滑作用も兼ねることができ、また装置
構造も簡素なものになる。また圧力調整用バルブによっ
て前記ベローズの内外の区画室の圧力をほとんど同圧に
設定することができる。 [0007]
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。ベローズポンプを断面図で示した図1におい
て、ポンプ本体45は、縦方向に円筒状のシリンダ室(
後述する区画室14.15からなる室)34を形成する
主体としてのボディ33と、そのボディ33上に複数本
(図示は1本)の固定ボルト27によって取り付けられ
たバルブブロック26と、前記ボディ33の側面(図示
右側面)に複数本(図示は1本)の固定ねじ7によって
取り付けられたオイルカバー11とからなる。オイルカ
バー11は、前記ボディ33の側面に上下のオイル室1
3a、13bを形成している。両オイル室13a、13
bは隔壁11aの連通孔13cを介して互いに連通され
ている。このオイル室13a、13bには、2次流体と
しての潤滑オイルが充填されている。 [0008]前記ボデイ33の下部には、水平方向に貫
通しかつその一端面が前記下側オイル室13bと連通ず
るシャフト孔33aが形成されている。このシャフト孔
り3a内には、後述する駆動シャフト40、偏心カム9
及び従動ローラー38等を主体とした駆動機構50が備
えられている。前記シャフト孔33aには、駆動シャフ
ト40が左右のベアリング3,6によって回転可能に支
持されている。駆動シャフト40の一端部(図示左端部
)はボディ33の側面から突出している。この突出端部
には、適宜の回転駆動源との連繋をなす動力伝達機構の
プーリ(図示しない)を取り付けるためのキー溝41及
びおねじ42が形成されている。 [0009]前記シヤフト孔33a内の両ベアリング3
.6の相互間が潤滑室4に設定されている。前記駆動シ
ャフト40の右端部にはその潤滑室4と前記下側オイル
室13bとを連通ずる連通路10が形成され、潤滑室4
に前記潤滑オイルが導入されている。なおボディ33の
下面に設けられたオイル抜き用孔46は、それにねじ付
けたプラグねじ5によって塞がれている。前記駆動シャ
フト40の外周の溝(符号省略)とシャフト孔33aの
内周の溝(符号省略)には、左側のベアリング3の抜は
止めのためのスナップリングからなる内外のストッパ2
a、2bがそれぞれ嵌め付けられている。また前記シャ
フト孔33aには、ストッパ2bに隣接してシール材l
が圧入されている。シール材lは、シャフト孔33aと
駆動シャフト40との間において潤滑室4をシールして
いる。 [00101駆動シヤフト40には、前記潤滑室4に位
置しかつ前記シリンダ室34の下方に位置する偏心カム
9が設けられている。この偏心カム9は、真円形状をな
しており、その軸心が駆動シャフト40の軸心に対し所
定量偏心している。前記シリンダ室34の下部には、シ
リンダ室34と潤滑室4とを区画するピストン37が昇
降可能に嵌められている。なおピストン37の外周面と
シリンダ室34の内周面の間のクリアランスは、前記潤
滑オイルのオイル粘度によって気密が保たれる程度に設
定されている。またシリンダ室34において前記ピスト
ン37より上側の内壁面には、その軸方向に沿う適数本
のオイル通路用条溝43が形成されている。条溝43は
、本例では図2に断面図で示されるようにほぼ等間隔で
4本形成されている。 [0011]図1において、前記ピストン37の下部に
は、従動ローラー38が駆動シャフト40の軸線と平行
な軸線を有するローラーシャフト39を介して回転可能
に取り付けられている。本例の場合、ピストン37にロ
ーラーシャフト39が圧入等によって架設され、このシ
ャフト39上に従動ローラー38が回転可能に支持され
ている。従動ローラー38はピストン37内に組み込ま
れており、その下端部がピストン37の下端面から露出
されかつ前記駆動シャフト40の偏心カム9上に転勤可
能に当接されている。ピストン37の上端面にはフラン
ジ36が圧入によって固定されている。また前記ボディ
33の上端部には、円形のカバー板31が相互の上端面
が互いに同一平面をなすように嵌め付けられている。カ
バー板31は、ボディ33にキー30によって回り止め
されているとともに、その中心部には前記シリンダ室3
4と同一軸線をなす連通孔31aが開けられている。前
記フランジ36とカバー板31との間にはコイルスプリ
ング17が配置されている。コイルスプリング17は、
常にはピストン37を図示下方へ付勢している。 [0012]さらにフランジ36とカバー板31との間
には、前記スプリング17の外周に位置されかつ蛇腹状
断面を有する円筒形ベローズ35が配置されている。ベ
ローズ35は、例えばステンレス材料によって形成され
ていて、その両端面がフランジ36あるいはカバー板3
1に溶着等によって気密状に接合されている。このベロ
ーズ35によって、前記シリンダ室34が内外の区画室
14.15に区画されている。なおシリンダ室34は、
ベローズ35の圧縮時の最大外径より僅かに大きい口径
をもって形成されている。このため、ベローズ35の外
周縁がシリンダ室34の内壁によって案内されることと
なり、ベローズ35のくねり等の揺動が防止される。 [0013]前記バルブブロツク26には、前記カバー
板31の連通孔31aに連続する縦孔状の吐出孔19と
、その吐出孔19に交差する吸入孔21が設けられてい
る。吸入孔21の入口端(図示右端部)には、吸入口金
具20がねじ付けられている。吸入口金具20は、吸入
孔21に連通しかつ先端が図示しない一次流体源に接続
される接続パイプ20aを有している。また吐出孔19
の出口端(図示上端部)には、吐出口金具24がねじ付
けられている。吐出口金具24は、吐出孔19に連通し
かつ先端が1次流体の被供給側管路(図示省略)に接続
される接続パイプ24aを有している。また前記1次流
体としては、ガソリン、アルコール、薬品、水、その他
の液体が考えられる。 [0014]前記吸入孔21及び吐出孔19には、バル
ブブロック26に組み込まれることにより1次流体の逆
流を防止する逆止弁として機能する吸入弁28及び吐出
弁23がそれぞれ設けられている。詳しくは、図3にバ
ルブブロックの断面図が示されているように、吸入弁2
8は、吸入孔21の入口側の途中から反対側(図示左側
)に向かってその口径を大きくして形成された部分にボ
ール28a、スプリング28bが順に入れられた後、ボ
ルト28cがねじ付けられてなる。このボール28aは
、ボルト28cのねじ付けによるスプリング28bの付
勢力をもって吸入孔21のテーパ段付部を弁座28dと
して当接し、その吸入孔21を閉じる。また吐出弁23
は、吐出孔19の出口側の途中から出口側口径を大きく
して形成された部分にボール22、スプリング25が順
に入れられた後、前記吐出口金具24がねじ付けられて
なる。このボール22は、吐出口金具24のねじ付けに
よるスプリング25の付勢力をもって吐出孔19のテー
パ段付部を弁座23aとして当接し、その吐出孔19を
閉じる。 [00151図1において、前記ボディ33のオイルカ
バー11側の側壁には、前記シリンダ室34の外側区画
室15と上側オイル室13aとを連通ずるオイル吐出孔
48とオイル吸入孔47とが上下に並設されており、外
側区画室15に前記オイル室13aの潤滑オイルが充填
されている。なお各孔47.48の区画室15側端部は
、前記条溝43の溝底において開口されている。 [0016]オイル吸入孔47及びオイル吐出孔48に
は、ボディ33に組み込まれることによりオイルの逆流
を防止する逆止弁として機能するオイル吸入弁12及び
オイル調圧弁16がそれぞれ設けられている。このオイ
ル吸入弁12及びオイル調圧弁16は、前記潤滑オイル
の圧力を調整するための圧力調整用バルブとしても機能
するものである。詳しくは、図4にボディ33の部分断
面図が示されているように、オイル吸入弁12は、オイ
ル吸入孔47の途中から入口側(図示右側)に向かって
その口径を大きくして形成された部分にスプリング12
a、ボール12bが順に入れられた後、通し孔12dを
もつボルト12cがねじ付けられてなる。このボール1
2bは、ボルト12cのねじ付けによるスプリング12
aの付勢力をもってボルト12Cの通し孔12dのテー
パ段付部を弁座12eとして当接し、そのオイル吸入孔
47を閉じる。 [00173オイル調圧弁16は、オイル吐出孔48の
入口側の途中から出口側口径を大きくして形成された部
分にボール16a、スプリング16bが順に入れられた
後、通し孔16dをもつボルト16cがねじ付けられて
なる。このボール16aは、ボルト16cのねじ付けに
よるスプリング16bの付勢力をもってオイル吐出孔4
8のテーパ段付部を弁座16eとして当接し、その吐出
孔48を閉じる。前記オイル吸入弁12と吸入弁28と
は互いに同圧力で開弁されるように設定されている。ま
たオイル調圧弁16と吐出弁23も互いに同圧力で開弁
されるように設定されている。なお図1において、前記
ボディ33とカバー板31の接合面、カバー板31とバ
ルブブロック26との接合面、ボディ33とオイルカバ
ー11との接合面には、それぞれOリング32,29゜
8が配置されている。またオイルカバー11の上端に設
けたオイル注入口11bは、ボルト18をねじ付けるこ
とによって塞がれている。 [0018]前記したベローズポンプにおいて、駆動シ
ャフト40を図示しない回転駆動源の駆動によって回転
させると、そのシャフト40の偏心カム9上を従動ロー
ラー38が接触回転する。この従動ローラー38がスプ
リング17の付勢力をもって偏心カム9の外周面になら
って転動することによって、ピストン37が昇降、すな
わち往復移動させられる。このとき、ピストン37が上
昇すると、スプリング17及びベローズ35が圧縮させ
られる。続いてピストン37が下降すると、スプリング
17の反力によりベローズ35が伸長させられる。 [0019]前記ピストン37の上昇によって内外の区
画室14.15の体積が減少させられ、内側区画室14
の1次流体及び外側区画室15の2次流体としての潤滑
オイルが同時に圧縮される。すると、1次流体が前記圧
縮力によって吐出弁23を開くことで、吐出孔19から
吐出される。またオイル調圧弁16は、外側区画室15
のオイル圧力が前記吐出弁23の開く圧力とほぼ同圧力
になったときに開き、外側区画室15の潤滑オイルを上
側オイル室13aに逃がす。このためベローズ35の内
外の圧力差が小さくなる。 [00201また前記ピストン37の下降によって内外
の区画室14.15の体積が増大されると、両区画室1
4.15の圧力が下がるので、吐出弁23及びオイル調
圧弁16はともに閉じる。さらにピストン37が下降し
て前記圧力が更に下がると、吸入弁28が開いて1次流
体が内側区画室14へ吸入される。またオイル吸入弁1
2は、外側区画室15のオイル圧力が前記吸入弁28の
開く圧力とほぼ同圧に下がったとき開いてオイル室13
aの潤滑オイルを外側区画室15に吸入するので、この
場合もベローズ35の内外の圧力差が小さくなる。従っ
て本例のベローズポ〉プによると、ベローズ35の内外
の圧力差の低減を図りながら、1次流体の圧送が行われ
る。このため、ベローズ35の耐久性が向上される。 [0021]また外側区画室15に導入される2次流体
として潤滑オイルを使用することにし、ポンプ本体45
にその駆動機構50の潤滑室4に連通ずるオイル室13
a、13bを設けて、このオイル室13a、13b及び
それに連通する各室4,15に前記潤滑オイルが収容さ
れていることにより、前記潤滑オイルが前記差圧調整作
用の他に駆動機構50の潤滑作用も兼ねることができ、
また装置構造も簡素なものが得られる。また圧力調整用
バルブとしてのオイル吸入弁12及びオイル調圧弁16
によってベローズ35の内外の区画室14.15の間の
差圧をほとんどなくし、ベローズ35の負担を最小にし
てその耐久性を向上することができる。 [0022]なお本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、ベローズ35としては一体成形
品あるいは溶接成形品でもよいし、またベローズ35の
折曲部はジクザク断面あるいは波形断面でもよい。また
駆動機構50としては、実施例の偏心カム式の他、クラ
ンク式機構を採用しても良い。 [0023]
説明する。ベローズポンプを断面図で示した図1におい
て、ポンプ本体45は、縦方向に円筒状のシリンダ室(
後述する区画室14.15からなる室)34を形成する
主体としてのボディ33と、そのボディ33上に複数本
(図示は1本)の固定ボルト27によって取り付けられ
たバルブブロック26と、前記ボディ33の側面(図示
右側面)に複数本(図示は1本)の固定ねじ7によって
取り付けられたオイルカバー11とからなる。オイルカ
バー11は、前記ボディ33の側面に上下のオイル室1
3a、13bを形成している。両オイル室13a、13
bは隔壁11aの連通孔13cを介して互いに連通され
ている。このオイル室13a、13bには、2次流体と
しての潤滑オイルが充填されている。 [0008]前記ボデイ33の下部には、水平方向に貫
通しかつその一端面が前記下側オイル室13bと連通ず
るシャフト孔33aが形成されている。このシャフト孔
り3a内には、後述する駆動シャフト40、偏心カム9
及び従動ローラー38等を主体とした駆動機構50が備
えられている。前記シャフト孔33aには、駆動シャフ
ト40が左右のベアリング3,6によって回転可能に支
持されている。駆動シャフト40の一端部(図示左端部
)はボディ33の側面から突出している。この突出端部
には、適宜の回転駆動源との連繋をなす動力伝達機構の
プーリ(図示しない)を取り付けるためのキー溝41及
びおねじ42が形成されている。 [0009]前記シヤフト孔33a内の両ベアリング3
.6の相互間が潤滑室4に設定されている。前記駆動シ
ャフト40の右端部にはその潤滑室4と前記下側オイル
室13bとを連通ずる連通路10が形成され、潤滑室4
に前記潤滑オイルが導入されている。なおボディ33の
下面に設けられたオイル抜き用孔46は、それにねじ付
けたプラグねじ5によって塞がれている。前記駆動シャ
フト40の外周の溝(符号省略)とシャフト孔33aの
内周の溝(符号省略)には、左側のベアリング3の抜は
止めのためのスナップリングからなる内外のストッパ2
a、2bがそれぞれ嵌め付けられている。また前記シャ
フト孔33aには、ストッパ2bに隣接してシール材l
が圧入されている。シール材lは、シャフト孔33aと
駆動シャフト40との間において潤滑室4をシールして
いる。 [00101駆動シヤフト40には、前記潤滑室4に位
置しかつ前記シリンダ室34の下方に位置する偏心カム
9が設けられている。この偏心カム9は、真円形状をな
しており、その軸心が駆動シャフト40の軸心に対し所
定量偏心している。前記シリンダ室34の下部には、シ
リンダ室34と潤滑室4とを区画するピストン37が昇
降可能に嵌められている。なおピストン37の外周面と
シリンダ室34の内周面の間のクリアランスは、前記潤
滑オイルのオイル粘度によって気密が保たれる程度に設
定されている。またシリンダ室34において前記ピスト
ン37より上側の内壁面には、その軸方向に沿う適数本
のオイル通路用条溝43が形成されている。条溝43は
、本例では図2に断面図で示されるようにほぼ等間隔で
4本形成されている。 [0011]図1において、前記ピストン37の下部に
は、従動ローラー38が駆動シャフト40の軸線と平行
な軸線を有するローラーシャフト39を介して回転可能
に取り付けられている。本例の場合、ピストン37にロ
ーラーシャフト39が圧入等によって架設され、このシ
ャフト39上に従動ローラー38が回転可能に支持され
ている。従動ローラー38はピストン37内に組み込ま
れており、その下端部がピストン37の下端面から露出
されかつ前記駆動シャフト40の偏心カム9上に転勤可
能に当接されている。ピストン37の上端面にはフラン
ジ36が圧入によって固定されている。また前記ボディ
33の上端部には、円形のカバー板31が相互の上端面
が互いに同一平面をなすように嵌め付けられている。カ
バー板31は、ボディ33にキー30によって回り止め
されているとともに、その中心部には前記シリンダ室3
4と同一軸線をなす連通孔31aが開けられている。前
記フランジ36とカバー板31との間にはコイルスプリ
ング17が配置されている。コイルスプリング17は、
常にはピストン37を図示下方へ付勢している。 [0012]さらにフランジ36とカバー板31との間
には、前記スプリング17の外周に位置されかつ蛇腹状
断面を有する円筒形ベローズ35が配置されている。ベ
ローズ35は、例えばステンレス材料によって形成され
ていて、その両端面がフランジ36あるいはカバー板3
1に溶着等によって気密状に接合されている。このベロ
ーズ35によって、前記シリンダ室34が内外の区画室
14.15に区画されている。なおシリンダ室34は、
ベローズ35の圧縮時の最大外径より僅かに大きい口径
をもって形成されている。このため、ベローズ35の外
周縁がシリンダ室34の内壁によって案内されることと
なり、ベローズ35のくねり等の揺動が防止される。 [0013]前記バルブブロツク26には、前記カバー
板31の連通孔31aに連続する縦孔状の吐出孔19と
、その吐出孔19に交差する吸入孔21が設けられてい
る。吸入孔21の入口端(図示右端部)には、吸入口金
具20がねじ付けられている。吸入口金具20は、吸入
孔21に連通しかつ先端が図示しない一次流体源に接続
される接続パイプ20aを有している。また吐出孔19
の出口端(図示上端部)には、吐出口金具24がねじ付
けられている。吐出口金具24は、吐出孔19に連通し
かつ先端が1次流体の被供給側管路(図示省略)に接続
される接続パイプ24aを有している。また前記1次流
体としては、ガソリン、アルコール、薬品、水、その他
の液体が考えられる。 [0014]前記吸入孔21及び吐出孔19には、バル
ブブロック26に組み込まれることにより1次流体の逆
流を防止する逆止弁として機能する吸入弁28及び吐出
弁23がそれぞれ設けられている。詳しくは、図3にバ
ルブブロックの断面図が示されているように、吸入弁2
8は、吸入孔21の入口側の途中から反対側(図示左側
)に向かってその口径を大きくして形成された部分にボ
ール28a、スプリング28bが順に入れられた後、ボ
ルト28cがねじ付けられてなる。このボール28aは
、ボルト28cのねじ付けによるスプリング28bの付
勢力をもって吸入孔21のテーパ段付部を弁座28dと
して当接し、その吸入孔21を閉じる。また吐出弁23
は、吐出孔19の出口側の途中から出口側口径を大きく
して形成された部分にボール22、スプリング25が順
に入れられた後、前記吐出口金具24がねじ付けられて
なる。このボール22は、吐出口金具24のねじ付けに
よるスプリング25の付勢力をもって吐出孔19のテー
パ段付部を弁座23aとして当接し、その吐出孔19を
閉じる。 [00151図1において、前記ボディ33のオイルカ
バー11側の側壁には、前記シリンダ室34の外側区画
室15と上側オイル室13aとを連通ずるオイル吐出孔
48とオイル吸入孔47とが上下に並設されており、外
側区画室15に前記オイル室13aの潤滑オイルが充填
されている。なお各孔47.48の区画室15側端部は
、前記条溝43の溝底において開口されている。 [0016]オイル吸入孔47及びオイル吐出孔48に
は、ボディ33に組み込まれることによりオイルの逆流
を防止する逆止弁として機能するオイル吸入弁12及び
オイル調圧弁16がそれぞれ設けられている。このオイ
ル吸入弁12及びオイル調圧弁16は、前記潤滑オイル
の圧力を調整するための圧力調整用バルブとしても機能
するものである。詳しくは、図4にボディ33の部分断
面図が示されているように、オイル吸入弁12は、オイ
ル吸入孔47の途中から入口側(図示右側)に向かって
その口径を大きくして形成された部分にスプリング12
a、ボール12bが順に入れられた後、通し孔12dを
もつボルト12cがねじ付けられてなる。このボール1
2bは、ボルト12cのねじ付けによるスプリング12
aの付勢力をもってボルト12Cの通し孔12dのテー
パ段付部を弁座12eとして当接し、そのオイル吸入孔
47を閉じる。 [00173オイル調圧弁16は、オイル吐出孔48の
入口側の途中から出口側口径を大きくして形成された部
分にボール16a、スプリング16bが順に入れられた
後、通し孔16dをもつボルト16cがねじ付けられて
なる。このボール16aは、ボルト16cのねじ付けに
よるスプリング16bの付勢力をもってオイル吐出孔4
8のテーパ段付部を弁座16eとして当接し、その吐出
孔48を閉じる。前記オイル吸入弁12と吸入弁28と
は互いに同圧力で開弁されるように設定されている。ま
たオイル調圧弁16と吐出弁23も互いに同圧力で開弁
されるように設定されている。なお図1において、前記
ボディ33とカバー板31の接合面、カバー板31とバ
ルブブロック26との接合面、ボディ33とオイルカバ
ー11との接合面には、それぞれOリング32,29゜
8が配置されている。またオイルカバー11の上端に設
けたオイル注入口11bは、ボルト18をねじ付けるこ
とによって塞がれている。 [0018]前記したベローズポンプにおいて、駆動シ
ャフト40を図示しない回転駆動源の駆動によって回転
させると、そのシャフト40の偏心カム9上を従動ロー
ラー38が接触回転する。この従動ローラー38がスプ
リング17の付勢力をもって偏心カム9の外周面になら
って転動することによって、ピストン37が昇降、すな
わち往復移動させられる。このとき、ピストン37が上
昇すると、スプリング17及びベローズ35が圧縮させ
られる。続いてピストン37が下降すると、スプリング
17の反力によりベローズ35が伸長させられる。 [0019]前記ピストン37の上昇によって内外の区
画室14.15の体積が減少させられ、内側区画室14
の1次流体及び外側区画室15の2次流体としての潤滑
オイルが同時に圧縮される。すると、1次流体が前記圧
縮力によって吐出弁23を開くことで、吐出孔19から
吐出される。またオイル調圧弁16は、外側区画室15
のオイル圧力が前記吐出弁23の開く圧力とほぼ同圧力
になったときに開き、外側区画室15の潤滑オイルを上
側オイル室13aに逃がす。このためベローズ35の内
外の圧力差が小さくなる。 [00201また前記ピストン37の下降によって内外
の区画室14.15の体積が増大されると、両区画室1
4.15の圧力が下がるので、吐出弁23及びオイル調
圧弁16はともに閉じる。さらにピストン37が下降し
て前記圧力が更に下がると、吸入弁28が開いて1次流
体が内側区画室14へ吸入される。またオイル吸入弁1
2は、外側区画室15のオイル圧力が前記吸入弁28の
開く圧力とほぼ同圧に下がったとき開いてオイル室13
aの潤滑オイルを外側区画室15に吸入するので、この
場合もベローズ35の内外の圧力差が小さくなる。従っ
て本例のベローズポ〉プによると、ベローズ35の内外
の圧力差の低減を図りながら、1次流体の圧送が行われ
る。このため、ベローズ35の耐久性が向上される。 [0021]また外側区画室15に導入される2次流体
として潤滑オイルを使用することにし、ポンプ本体45
にその駆動機構50の潤滑室4に連通ずるオイル室13
a、13bを設けて、このオイル室13a、13b及び
それに連通する各室4,15に前記潤滑オイルが収容さ
れていることにより、前記潤滑オイルが前記差圧調整作
用の他に駆動機構50の潤滑作用も兼ねることができ、
また装置構造も簡素なものが得られる。また圧力調整用
バルブとしてのオイル吸入弁12及びオイル調圧弁16
によってベローズ35の内外の区画室14.15の間の
差圧をほとんどなくし、ベローズ35の負担を最小にし
てその耐久性を向上することができる。 [0022]なお本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、ベローズ35としては一体成形
品あるいは溶接成形品でもよいし、またベローズ35の
折曲部はジクザク断面あるいは波形断面でもよい。また
駆動機構50としては、実施例の偏心カム式の他、クラ
ンク式機構を採用しても良い。 [0023]
【発明の効果】本発明によれば、2次流体としての潤滑
オイルが差圧調整作用の他に駆動機構の潤滑作用も兼ね
ることができ、またポンプ本体にオイル室及び駆動機構
が組み込まれるために装置構造も簡素なものが得られ、
よってコストの低減が図れる。また圧力調整用バルブに
よってベローズ内外の区画室の差圧をほとんどなくし、
ベローズの負担を最小にしてその耐久性を向上すること
ができる。
オイルが差圧調整作用の他に駆動機構の潤滑作用も兼ね
ることができ、またポンプ本体にオイル室及び駆動機構
が組み込まれるために装置構造も簡素なものが得られ、
よってコストの低減が図れる。また圧力調整用バルブに
よってベローズ内外の区画室の差圧をほとんどなくし、
ベローズの負担を最小にしてその耐久性を向上すること
ができる。
【図1】ベローズポンプの断面図である。
【図2】シリンダ室の平断面図である。
【図3】バルブブロックの断面図である。
【図4】ボディの部分断面図である。
4 潤滑室
14 内側区画室
15 外側区画室
34 シリンダ室
35 ベローズ
37 ピストン
45 ポンプ本体
50 駆動機構
Claims (2)
- 【請求項1】シリンダ室をもつポンプ本体と、前記シリ
ンダ室に往復移動可能に配置されたピストンと、前記ピ
ストンとシリンダ室との間に架設されたベローズと、前
記ベローズでその内外に区画された両区画室と、を備え
、前記ピストンの往復移動による一方の区画室の体積の
増減により1次流体のポンプ作用をなすベローズポンプ
において、前記ポンプ本体に前記他方の区画室及び前記
ピストンを往復移動させる駆動機構の潤滑室に連通する
オイル室が設けられ、このオイル室及びそれに連通する
各室に2次流体としての潤滑オイルが収容されているベ
ローズポンプ。 - 【請求項2】前記他方の区画室と前記オイル室とを連通
する連通路に、その区画室の潤滑オイルの圧力を調整す
る圧力調整用バルブを備えた請求項1のベローズポンプ
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2410484A JP2766078B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | ベローズポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2410484A JP2766078B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | ベローズポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04209981A true JPH04209981A (ja) | 1992-07-31 |
| JP2766078B2 JP2766078B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=18519648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2410484A Expired - Lifetime JP2766078B2 (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | ベローズポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2766078B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6098519A (en) * | 1996-09-09 | 2000-08-08 | Hitachi, Ltd. | Fuel pump |
| US6361286B1 (en) | 1996-09-09 | 2002-03-26 | Hitachi, Ltd | Fuel pump |
-
1990
- 1990-12-12 JP JP2410484A patent/JP2766078B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6098519A (en) * | 1996-09-09 | 2000-08-08 | Hitachi, Ltd. | Fuel pump |
| US6361286B1 (en) | 1996-09-09 | 2002-03-26 | Hitachi, Ltd | Fuel pump |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2766078B2 (ja) | 1998-06-18 |
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