JPH04210054A - 歯冠の製造方法 - Google Patents
歯冠の製造方法Info
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- JPH04210054A JPH04210054A JP2400946A JP40094690A JPH04210054A JP H04210054 A JPH04210054 A JP H04210054A JP 2400946 A JP2400946 A JP 2400946A JP 40094690 A JP40094690 A JP 40094690A JP H04210054 A JPH04210054 A JP H04210054A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、歯科治療において、歯
冠を鋳造法によって製造する作業を合理化して非熟練者
でも迅速かつ容易に適切な歯冠を製造する方法に関する
。 [0002] 【従来の技術】従来、歯科治療においてロストワックス
鋳造法により歯冠を製造する場合、第5図に示されるよ
うに、まず歯科医から送られてきた患者の歯牙印象を雌
型a(第5図[A1)として歯科技工所において石膏に
より歯牙模型すを製造しく第5図[B] ) 、この歯
牙模型の対象歯Cの歯台部にワックスdを盛り上げて(
第5図[C])そのワックスdの外形を対象歯に最適の
歯冠形状となるように歯科技工士の彫刻作業によって加
工してワックスパターンf (第5図[Dl)を製造し
、このワックスパターンfを基にロストワックス法によ
り耐火材の鋳型g(第5図[E])を製造し、その鋳型
の中に適当な歯冠材料の溶融物を湯通しして通常遠心鋳
造法により鋳造し、これを研磨して仕上げている。この
ような各工程において技工士が最も技量を要する点はワ
ックスを彫刻加工して最適歯冠形状の元になるワックス
パターンを製造する工程であり、特に対合歯との咬み合
い状態や隣在歯との相対位置、配列等を考慮に入れて対
象歯に最適な外形と咬合面とを彫刻するためには、最低
5ないし6年の養成期間を必要とするのが現状である。 このため上記ロストワックス鋳造法による歯冠の製造に
は熟練歯科技工士の養成に長い期間を必要として、人材
の確保が困難な現状も伴って製造コストの上昇を招く問
題がある。 [0003]一方、近年接触式又はレーザ応用非接触式
の3次元形状測定技術を利用して歯牙形状を自動的に測
定する技術(例えば、「歯科材料、器械jの第7巻ない
し第9巻に発表された木材 博氏、荘村泰治氏)及び渡
辺隆司氏による「歯牙形状の三次元計測(第一報)ない
しく第六報))、或は、コンピュータ応用CAD/CA
M技術を利用して歯冠を自動切削加工する技術(例えば
、「歯科材料、器械」第9巻に発表された用中正雄氏、
渡辺隆司氏及び大村皓−氏による「補綴物のCAD/C
AMに向けて」及び「歯科材料、器械」第9巻に発表さ
れた岡本洋氏、宮入裕夫氏及び高久田和夫氏による「機
械加工による歯科補綴物の製作に関する基礎研究」)な
どに見られるように、歯冠の製造の自動化が研究されて
いるが、これらは歯牙の3次元形状を測定してCAD手
法を応用して歯冠の形状を設計したり咬合形態をシュミ
レーションしたり、またCAD設計した歯冠形態をCA
M手法により母材から直接3次元切削して歯冠を製造す
ることを目的とし、従来の鋳造法とは根本的に異なる方
式を採用し、鋳造に困難なセラミックや特殊合金等の高
級材料による歯冠の製造に適するようにしている。 [0004]Lかしながら、上記セラミック等の材料を
用いて歯冠を製造する場合にはよいが、通常の材料を用
いて保険医療向けの歯冠を製造する場合には、設備費が
かかって製造コストが上昇する問題がある。 [0005]
冠を鋳造法によって製造する作業を合理化して非熟練者
でも迅速かつ容易に適切な歯冠を製造する方法に関する
。 [0002] 【従来の技術】従来、歯科治療においてロストワックス
鋳造法により歯冠を製造する場合、第5図に示されるよ
うに、まず歯科医から送られてきた患者の歯牙印象を雌
型a(第5図[A1)として歯科技工所において石膏に
より歯牙模型すを製造しく第5図[B] ) 、この歯
牙模型の対象歯Cの歯台部にワックスdを盛り上げて(
第5図[C])そのワックスdの外形を対象歯に最適の
歯冠形状となるように歯科技工士の彫刻作業によって加
工してワックスパターンf (第5図[Dl)を製造し
、このワックスパターンfを基にロストワックス法によ
り耐火材の鋳型g(第5図[E])を製造し、その鋳型
の中に適当な歯冠材料の溶融物を湯通しして通常遠心鋳
造法により鋳造し、これを研磨して仕上げている。この
ような各工程において技工士が最も技量を要する点はワ
ックスを彫刻加工して最適歯冠形状の元になるワックス
パターンを製造する工程であり、特に対合歯との咬み合
い状態や隣在歯との相対位置、配列等を考慮に入れて対
象歯に最適な外形と咬合面とを彫刻するためには、最低
5ないし6年の養成期間を必要とするのが現状である。 このため上記ロストワックス鋳造法による歯冠の製造に
は熟練歯科技工士の養成に長い期間を必要として、人材
の確保が困難な現状も伴って製造コストの上昇を招く問
題がある。 [0003]一方、近年接触式又はレーザ応用非接触式
の3次元形状測定技術を利用して歯牙形状を自動的に測
定する技術(例えば、「歯科材料、器械jの第7巻ない
し第9巻に発表された木材 博氏、荘村泰治氏)及び渡
辺隆司氏による「歯牙形状の三次元計測(第一報)ない
しく第六報))、或は、コンピュータ応用CAD/CA
M技術を利用して歯冠を自動切削加工する技術(例えば
、「歯科材料、器械」第9巻に発表された用中正雄氏、
渡辺隆司氏及び大村皓−氏による「補綴物のCAD/C
AMに向けて」及び「歯科材料、器械」第9巻に発表さ
れた岡本洋氏、宮入裕夫氏及び高久田和夫氏による「機
械加工による歯科補綴物の製作に関する基礎研究」)な
どに見られるように、歯冠の製造の自動化が研究されて
いるが、これらは歯牙の3次元形状を測定してCAD手
法を応用して歯冠の形状を設計したり咬合形態をシュミ
レーションしたり、またCAD設計した歯冠形態をCA
M手法により母材から直接3次元切削して歯冠を製造す
ることを目的とし、従来の鋳造法とは根本的に異なる方
式を採用し、鋳造に困難なセラミックや特殊合金等の高
級材料による歯冠の製造に適するようにしている。 [0004]Lかしながら、上記セラミック等の材料を
用いて歯冠を製造する場合にはよいが、通常の材料を用
いて保険医療向けの歯冠を製造する場合には、設備費が
かかって製造コストが上昇する問題がある。 [0005]
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、歯冠の標準モデルを各歯毎に他種類予め保
管しておき、患者の歯牙模型の歯牙の形状及び寸法を3
次元測定して対象歯の歯冠を標準モデルから選定するこ
とによってワックスパターンの彫刻作業を簡略化し、そ
れによって歯冠の製造の簡素化を図ることである。 [0006]
する課題は、歯冠の標準モデルを各歯毎に他種類予め保
管しておき、患者の歯牙模型の歯牙の形状及び寸法を3
次元測定して対象歯の歯冠を標準モデルから選定するこ
とによってワックスパターンの彫刻作業を簡略化し、そ
れによって歯冠の製造の簡素化を図ることである。 [0006]
【課題を解決するための手段】本発明は、鋳造法により
歯冠を製造する方法において、多数の歯牙模型の上、下
各歯列の歯牙形状及び配列寸法を3次元測定して得たデ
ータに基づいてCAD手法によって各歯の歯冠部に対す
る標準形状をそれぞれ多数種類づつ定めてデータベース
に保存し、前記標準形状の各々に対応する各歯冠標準モ
デルを熱可溶性材料によって又はワックスパターンを製
造するための雌型を各種類づつ製作して保管しておき、
鋳造歯冠のワックスパターンを製作するに際して患者の
歯牙模型の少なくとも対象歯の支台歯、対合歯及び各隣
在歯の歯牙形状及び配列寸法を3次元測定し、前記測定
値を前記標準形状が保存されているデータベースと比較
照合することにより多数の標準形状のうちから対象歯の
歯冠形状に最適な標準形状を選定し、前記標準形状に対
応する歯冠標準モデルを保管している多数の歯冠標準モ
デルの中から摘出し、前記摘出された標準モデルを歯冠
部ワックスのパターンとして使用するように構成されて
いる。 [0007]
歯冠を製造する方法において、多数の歯牙模型の上、下
各歯列の歯牙形状及び配列寸法を3次元測定して得たデ
ータに基づいてCAD手法によって各歯の歯冠部に対す
る標準形状をそれぞれ多数種類づつ定めてデータベース
に保存し、前記標準形状の各々に対応する各歯冠標準モ
デルを熱可溶性材料によって又はワックスパターンを製
造するための雌型を各種類づつ製作して保管しておき、
鋳造歯冠のワックスパターンを製作するに際して患者の
歯牙模型の少なくとも対象歯の支台歯、対合歯及び各隣
在歯の歯牙形状及び配列寸法を3次元測定し、前記測定
値を前記標準形状が保存されているデータベースと比較
照合することにより多数の標準形状のうちから対象歯の
歯冠形状に最適な標準形状を選定し、前記標準形状に対
応する歯冠標準モデルを保管している多数の歯冠標準モ
デルの中から摘出し、前記摘出された標準モデルを歯冠
部ワックスのパターンとして使用するように構成されて
いる。 [0007]
【作用】本発明によれば、各歯に対する歯冠標準モデル
をそれぞれ他種類貯えておき、患者の歯牙模型から3次
元測定して歯牙の形状、寸法から対象歯に最適の歯冠標
準モデルをコンピュータにより選定できるので、歯科技
工士が高度の熟練を要することなく歯冠のワックスパタ
ーンの製造を迅速かつ容易にできて、歯冠の製造コスト
の低減の図ることが可能である。 [0008]
をそれぞれ他種類貯えておき、患者の歯牙模型から3次
元測定して歯牙の形状、寸法から対象歯に最適の歯冠標
準モデルをコンピュータにより選定できるので、歯科技
工士が高度の熟練を要することなく歯冠のワックスパタ
ーンの製造を迅速かつ容易にできて、歯冠の製造コスト
の低減の図ることが可能である。 [0008]
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を、大
、小臼歯の製造について説明する。まず始めに、多種類
の歯牙模型(例えば大、小臼歯の製造を対象とするとき
は総ての臼歯を含む歯牙模型)の上、下各歯列の歯牙形
状(例えば、咬合面の凹凸形状を含む歯牙全体の形状)
、歯牙寸法(例えば、咬合面の凹凸の寸法を含む歯牙全
体の寸法)及び配列寸法(例えば、隣在歯との間隔)を
、例えば前述のレーザ応用非接触式の3次元形状測定技
術を利用して3次元測定し、その多数の測定データを各
歯(すなわち上下左右の第1小臼歯、第2小臼歯、第1
大臼歯、第2大臼歯及び第3大臼歯)の歯冠部の大きさ
及び形状特性によって多種類に分類し、各分類に対する
平均的標準形状を、例えば第3図に示されるような形状
の各点に対応する3次元座標値としてそれぞれ多数種類
づつ定めてデータベースに保存しておく。また前記標準
形状の各々に対応する各臼歯の歯冠標準モデルを多種類
づつ製作して保管しておく。上記データベースの保存は
、第1図に示されるように多数の歯科技工所1と通信回
線3で接続された集中センタ2を設けてその集中センタ
2の21で行い、各臼歯についての多種類の歯冠標準モ
デルの保存は歯科技工所1において行う。 [0009]なお、第1図において、11は公知の3次
元測定装置、12はデスプレー、13は入出力装置、2
1はデータベース、22は比較器、23は入出力装置で
ある。 [0010]一方、歯科医師は治療の対象となる対象歯
の支台歯、対象歯と対を成す対合歯(例えば、対象歯が
右下第1大臼歯の場合には右上第1大臼歯)、対象歯及
び対合歯の隣在歯(例えば、右下第2小臼歯、右下第2
大臼歯、右上第2小臼歯及び右上第2大臼歯)をそれぞ
れ含む上下の歯牙列についての雌型の歯牙印象を従来と
同じ方法で作成し、その歯牙印象を最寄りの歯科技工所
1に送って歯冠製造を依頼する。 [00111上記依頼に対して、歯科技工所においては
歯科医師から送られてきた歯牙印象に基づいて、第2図
[A]に示されるように、支台歯、対合歯及び隣在歯を
含む右上、下歯列についての歯牙模型5及び4を従来と
同じ方法で製造する。このようにしてできた歯牙模型の
支台歯41、対合歯51及び隣在歯42.43及び52
.53の歯牙形状(例えば、咬合面の凹凸形状を含む歯
牙全体の形状)、歯牙寸法(例えば、咬合面の凹凸の寸
法を含む歯牙全体の寸法)及び配列寸法を、歯科技工所
1に設けられた公知の3次元測定装置11により3次元
的に測定する。そして、その3次元座標値測定データを
通信回線3を使って集中センタ2に送る。 [0012]集中センタ2では送られてきた測定データ
と、集中センタで保管している標準形状のデータベース
21とを比較器22で比較し、対象歯の歯冠に対する最
適の形状、したがってこれに対する歯冠の最適標準モデ
ルを選定する。なお、対象歯は歯冠を被せるため歯牙の
咬合面及び外周は削られていて対象面自身の咬合面の形
状、寸法並びに歯牙の直交2軸方向の正しい寸法の測定
が不可能であるので、その測定データは集中センタには
送られてこないが、対合歯(例えば、右上第1大臼歯)
の咬合面の形状、寸法を含む歯牙全体の直交3軸方向の
形状、寸法並びに対象歯である支台歯及び対合の隣在歯
(例えば、右下第2小臼歯、右下第2大臼歯、右上第2
小臼歯及び右上第2大臼歯)の咬合面の形状、寸法を含
む歯牙全体の直交3軸方向の形状、寸法から対象歯(例
えば、右下第1大臼歯)の咬合面の形状、寸法を含む歯
牙全体の直交3軸方向の形状、寸法を集中センタに保存
しである多数のデータベースを利用して予測し、その子
測した値に基づいて対象歯に対する歯冠の最適標準モデ
ルを選定することになる。 (0013]なお、集中センタ2におけるデータベース
21と比較器22とは別個のように説明したが、1台の
コンピュータにこれらの機能を統合したものでもよい。 [0014]集中センタにおいて最適標準モデルが選定
されると、その結果が通信回線3を介して歯科技工所1
に返送される。歯科技工所では返送された結果がデスプ
レー12によって表示される。そこで歯科技工士はデス
プレーに示された結果に基づいて、歯科技工所に保管さ
れた多種類歯冠標準モデルの中からその選定された最適
標準モデル6を選び出す。その後選定された最適標準モ
デル6を、第2図CB]に示されるように、歯牙模型4
の支台歯41に被せ、対合歯51との咬合い状態から必
要に応じて咬合面を削る等して修正する。 [0015]この咬合面の修正を行った歯冠6゛の標準
モデルを歯牙模型の3次元測定と同じ測定方法で測定し
てその測定データを集中センタにフィードバックして集
中センタにおいて処理し、集中センタでデータベースと
して保存されている歯冠部に対する標準形状を修正して
おく。したがってこの標準形状に対応する歯冠標準モデ
ルも修正したものをつくって歯科技工所に保管する。こ
のような学習効果によって、歯冠の形状、寸法を順次よ
り最適化していく。このようにして作られた標準モデル
を歯冠部のワックスパターンとして使用することにより
従来と同様にしてロストワックス法により鋳型を作り(
第2図[D] )、その鋳型に基づいて患者の歯冠を作
る。 [0016]なお、上記実施例では歯牙模型から3次元
測定して得た歯冠の標準形状及び歯科技工所で保存する
歯冠標準モデルを歯冠全体の構造にした場合について説
明したが、歯冠の標準形状及び歯冠標準モデルを歯冠の
基部6aと咬合部6bとに別けて考え、集中センタにお
いてデータベースとして貯えておく標準形状をこの咬合
部6bについてのデータとしかつ歯科技工所で保存する
歯冠標準モデルを咬合部6bについてするようにしても
よい。 この場合には、歯牙模型4の支台歯41の上
にワックスを盛り付けた後そのワックスの上に選定され
た標準モデルの咬合部6bを乗せて一体的に固定し、こ
れを歯冠のワックスパターンとして使用してもよい。 [0017]この方法によれば貯えておくべき歯冠標準
モデル1個の大きさを小さくでき、保存スペースを節約
できる。また、歯冠標準モデルはワックスパターンであ
るものについて説明したが、ワックスパターンを製造す
る雌型を歯冠標準モデルとしてもよい。 [0018]
、小臼歯の製造について説明する。まず始めに、多種類
の歯牙模型(例えば大、小臼歯の製造を対象とするとき
は総ての臼歯を含む歯牙模型)の上、下各歯列の歯牙形
状(例えば、咬合面の凹凸形状を含む歯牙全体の形状)
、歯牙寸法(例えば、咬合面の凹凸の寸法を含む歯牙全
体の寸法)及び配列寸法(例えば、隣在歯との間隔)を
、例えば前述のレーザ応用非接触式の3次元形状測定技
術を利用して3次元測定し、その多数の測定データを各
歯(すなわち上下左右の第1小臼歯、第2小臼歯、第1
大臼歯、第2大臼歯及び第3大臼歯)の歯冠部の大きさ
及び形状特性によって多種類に分類し、各分類に対する
平均的標準形状を、例えば第3図に示されるような形状
の各点に対応する3次元座標値としてそれぞれ多数種類
づつ定めてデータベースに保存しておく。また前記標準
形状の各々に対応する各臼歯の歯冠標準モデルを多種類
づつ製作して保管しておく。上記データベースの保存は
、第1図に示されるように多数の歯科技工所1と通信回
線3で接続された集中センタ2を設けてその集中センタ
2の21で行い、各臼歯についての多種類の歯冠標準モ
デルの保存は歯科技工所1において行う。 [0009]なお、第1図において、11は公知の3次
元測定装置、12はデスプレー、13は入出力装置、2
1はデータベース、22は比較器、23は入出力装置で
ある。 [0010]一方、歯科医師は治療の対象となる対象歯
の支台歯、対象歯と対を成す対合歯(例えば、対象歯が
右下第1大臼歯の場合には右上第1大臼歯)、対象歯及
び対合歯の隣在歯(例えば、右下第2小臼歯、右下第2
大臼歯、右上第2小臼歯及び右上第2大臼歯)をそれぞ
れ含む上下の歯牙列についての雌型の歯牙印象を従来と
同じ方法で作成し、その歯牙印象を最寄りの歯科技工所
1に送って歯冠製造を依頼する。 [00111上記依頼に対して、歯科技工所においては
歯科医師から送られてきた歯牙印象に基づいて、第2図
[A]に示されるように、支台歯、対合歯及び隣在歯を
含む右上、下歯列についての歯牙模型5及び4を従来と
同じ方法で製造する。このようにしてできた歯牙模型の
支台歯41、対合歯51及び隣在歯42.43及び52
.53の歯牙形状(例えば、咬合面の凹凸形状を含む歯
牙全体の形状)、歯牙寸法(例えば、咬合面の凹凸の寸
法を含む歯牙全体の寸法)及び配列寸法を、歯科技工所
1に設けられた公知の3次元測定装置11により3次元
的に測定する。そして、その3次元座標値測定データを
通信回線3を使って集中センタ2に送る。 [0012]集中センタ2では送られてきた測定データ
と、集中センタで保管している標準形状のデータベース
21とを比較器22で比較し、対象歯の歯冠に対する最
適の形状、したがってこれに対する歯冠の最適標準モデ
ルを選定する。なお、対象歯は歯冠を被せるため歯牙の
咬合面及び外周は削られていて対象面自身の咬合面の形
状、寸法並びに歯牙の直交2軸方向の正しい寸法の測定
が不可能であるので、その測定データは集中センタには
送られてこないが、対合歯(例えば、右上第1大臼歯)
の咬合面の形状、寸法を含む歯牙全体の直交3軸方向の
形状、寸法並びに対象歯である支台歯及び対合の隣在歯
(例えば、右下第2小臼歯、右下第2大臼歯、右上第2
小臼歯及び右上第2大臼歯)の咬合面の形状、寸法を含
む歯牙全体の直交3軸方向の形状、寸法から対象歯(例
えば、右下第1大臼歯)の咬合面の形状、寸法を含む歯
牙全体の直交3軸方向の形状、寸法を集中センタに保存
しである多数のデータベースを利用して予測し、その子
測した値に基づいて対象歯に対する歯冠の最適標準モデ
ルを選定することになる。 (0013]なお、集中センタ2におけるデータベース
21と比較器22とは別個のように説明したが、1台の
コンピュータにこれらの機能を統合したものでもよい。 [0014]集中センタにおいて最適標準モデルが選定
されると、その結果が通信回線3を介して歯科技工所1
に返送される。歯科技工所では返送された結果がデスプ
レー12によって表示される。そこで歯科技工士はデス
プレーに示された結果に基づいて、歯科技工所に保管さ
れた多種類歯冠標準モデルの中からその選定された最適
標準モデル6を選び出す。その後選定された最適標準モ
デル6を、第2図CB]に示されるように、歯牙模型4
の支台歯41に被せ、対合歯51との咬合い状態から必
要に応じて咬合面を削る等して修正する。 [0015]この咬合面の修正を行った歯冠6゛の標準
モデルを歯牙模型の3次元測定と同じ測定方法で測定し
てその測定データを集中センタにフィードバックして集
中センタにおいて処理し、集中センタでデータベースと
して保存されている歯冠部に対する標準形状を修正して
おく。したがってこの標準形状に対応する歯冠標準モデ
ルも修正したものをつくって歯科技工所に保管する。こ
のような学習効果によって、歯冠の形状、寸法を順次よ
り最適化していく。このようにして作られた標準モデル
を歯冠部のワックスパターンとして使用することにより
従来と同様にしてロストワックス法により鋳型を作り(
第2図[D] )、その鋳型に基づいて患者の歯冠を作
る。 [0016]なお、上記実施例では歯牙模型から3次元
測定して得た歯冠の標準形状及び歯科技工所で保存する
歯冠標準モデルを歯冠全体の構造にした場合について説
明したが、歯冠の標準形状及び歯冠標準モデルを歯冠の
基部6aと咬合部6bとに別けて考え、集中センタにお
いてデータベースとして貯えておく標準形状をこの咬合
部6bについてのデータとしかつ歯科技工所で保存する
歯冠標準モデルを咬合部6bについてするようにしても
よい。 この場合には、歯牙模型4の支台歯41の上
にワックスを盛り付けた後そのワックスの上に選定され
た標準モデルの咬合部6bを乗せて一体的に固定し、こ
れを歯冠のワックスパターンとして使用してもよい。 [0017]この方法によれば貯えておくべき歯冠標準
モデル1個の大きさを小さくでき、保存スペースを節約
できる。また、歯冠標準モデルはワックスパターンであ
るものについて説明したが、ワックスパターンを製造す
る雌型を歯冠標準モデルとしてもよい。 [0018]
【発明の効果】本発明によれば、各歯に対する歯冠標準
モデルをそれぞれ多種類貯えておき、患者の歯牙模型か
ら3次元測定して歯牙の形状、寸法から対象歯に最適の
歯冠標準モデルをコンピュータにより選定できるので、
歯科技工士が高度の熟練を要することなく歯冠のワック
スパターンの製造を迅速かつ容易にできて、歯冠の製造
コストの低減の図ることが可能である。
モデルをそれぞれ多種類貯えておき、患者の歯牙模型か
ら3次元測定して歯牙の形状、寸法から対象歯に最適の
歯冠標準モデルをコンピュータにより選定できるので、
歯科技工士が高度の熟練を要することなく歯冠のワック
スパターンの製造を迅速かつ容易にできて、歯冠の製造
コストの低減の図ることが可能である。
【図1】本発明の歯冠の製造方法に使用するシステムの
概略図、第2図は本発明の製造方法を説明する図である
。
概略図、第2図は本発明の製造方法を説明する図である
。
【図2】本発明の詳細な説明する図である。
【図3】データベースとして保存される歯牙の形状の例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】本発明の製造方法の他の実施例を示す図である
。
。
【図51従来のロストワックス鋳造法の概略説明図であ
る。 【符号の説明】 1 歯科技工所 113次元測定装置 2 集中センタ 21 データベース 22 比較器 3 通信回線 4.5 歯牙模型 6 標準モデル
る。 【符号の説明】 1 歯科技工所 113次元測定装置 2 集中センタ 21 データベース 22 比較器 3 通信回線 4.5 歯牙模型 6 標準モデル
【図1】
Claims (5)
- 【請求項1】鋳造法により歯冠を製造する方法において
、多数の歯牙模型の上、下各歯列の歯牙形状及び配列寸
法を3次元測定して得たデータに基づいてCAD手法に
よって各歯の歯冠部に対する標準形状をそれぞれ多数種
類づつ定めてデータベースに保存し、前記標準形状の各
々に対応する各歯冠標準モデルを熱可溶性材料によって
各種類づつ製作して保管しておき、鋳造歯冠のワックス
パターンを製作するに際して患者の歯牙模型の少なくと
も対象歯の支台歯、対合歯及び各隣在歯の歯牙形状及び
配列寸法を3次元測定し、前記測定値を前記標準形状が
保存されているデータベースと比較照合することにより
多数の標準形状のうちから対象歯の歯冠形状に最適な標
準形状を選定し、前記標準形状に対応する歯冠標準モデ
ルを保管している多数の歯冠標準モデルの中から摘出し
、前記摘出された標準モデルを歯冠部ワックスのパター
ンとして使用することを特徴とする歯冠の製造方法。 - 【請求項2】前記各歯冠標準形状のデータベース及び対
象歯に最適な標準形状を選定するソフトウェアシステム
を集中センタに保管し、各歯科技工所に各歯冠標準モデ
ルを在庫しておき、各技工所において患者の歯牙模型の
3次元測定を行ってそのデータを通信回線によって前記
集中センタに送信し、前記集中センタにおいて前記測定
データと保管している標準形状のデータベースとから対
象歯の歯冠に対する最適標準形状、したがってこれに対
応する最適標準モデルの選定操作を行い、その結果を通
信回線により各技工所に回答することにより、各技工所
において対称歯に最適の歯冠標準モデルを在庫中から摘
出して歯冠部ワックスパターンとして使用する請求項1
に記載の歯冠の製造方法。 - 【請求項3】前記集中センタで選定された最適歯冠標準
モデルに対応する歯冠部ワックスパターンを患者の歯牙
模型上にて更に最適咬合するように微修正された歯牙形
状の3次元測定データを前記各歯科技工所から集中セン
タに送信し、前記の3次元測定データを集中センタで処
理して歯冠標準形状したがって歯冠標準モデルを順次最
適化し、また患者の各対象歯に対する歯冠形状の選定方
式を順次より最適化する学習機能を行う請求項2に記載
の歯冠の製造方法。 - 【請求項4】前記歯冠の標準形状及びこれに対応する歯
冠標準モデルがそれぞれ歯冠の咬合部の標準形状及び歯
冠の咬合部の標準モデルであり、支台歯模型にワックス
を盛り付けてその上部に前記歯冠の咬合部の標準モデル
を一体的に固着して歯冠部ワックスパターンとして使用
する請求項1ないし3のいずれかに記載の歯冠の製造方
法。 - 【請求項5】前記歯冠標準モデルが歯冠部ワックスパタ
ーンを製作するための雌型であることを特徴とする請求
項1ないし4に記載の歯冠の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2400946A JPH04210054A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 歯冠の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2400946A JPH04210054A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 歯冠の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04210054A true JPH04210054A (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=18510805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2400946A Pending JPH04210054A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 歯冠の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04210054A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0956731A (ja) * | 1995-08-17 | 1997-03-04 | Dentsply Internatl Inc | 歯型の製造方法 |
| JP2006158821A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Kazuyoshi Takagi | 装飾歯 |
| JP2013144151A (ja) * | 2006-01-05 | 2013-07-25 | Astra Tech Inc | 歯科用インプラントのためのカスタム修復の設計方法及びシステム |
| JP2016131860A (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-25 | 株式会社松風 | 欠損歯牙形態決定方法 |
-
1990
- 1990-12-07 JP JP2400946A patent/JPH04210054A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0956731A (ja) * | 1995-08-17 | 1997-03-04 | Dentsply Internatl Inc | 歯型の製造方法 |
| JP2006158821A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Kazuyoshi Takagi | 装飾歯 |
| JP2013144151A (ja) * | 2006-01-05 | 2013-07-25 | Astra Tech Inc | 歯科用インプラントのためのカスタム修復の設計方法及びシステム |
| JP2016131860A (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-25 | 株式会社松風 | 欠損歯牙形態決定方法 |
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