JPH04210129A - 油圧圧着式クラッチ - Google Patents
油圧圧着式クラッチInfo
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- JPH04210129A JPH04210129A JP2339588A JP33958890A JPH04210129A JP H04210129 A JPH04210129 A JP H04210129A JP 2339588 A JP2339588 A JP 2339588A JP 33958890 A JP33958890 A JP 33958890A JP H04210129 A JPH04210129 A JP H04210129A
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Links
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Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、油圧圧着式クラッチに係り、特にクラッチを
切ったとき温度の変化にかかわらず常にクラッチディス
クを、エンジンのクランクシャフトと一体的に回転する
部材間の隙間の中央部に位置させてクラッチの引きずり
を完全に防止するようにした油圧圧着式クラッチに関す
る。
切ったとき温度の変化にかかわらず常にクラッチディス
クを、エンジンのクランクシャフトと一体的に回転する
部材間の隙間の中央部に位置させてクラッチの引きずり
を完全に防止するようにした油圧圧着式クラッチに関す
る。
従来の技術
従来、手動変速式のトランスミッション又は該手動変速
式のトランスミッションを流体圧シリンダを採用したア
クチュエータにより自動変速化したトランスミッション
においては、乾式又は湿式等の機械式クラッチが必要で
あり、特にクラ・ノチの耐久性を向上させ、またクラッ
チの断接を敏速に行わせるためには油圧圧着式クラッチ
が採用される。
式のトランスミッションを流体圧シリンダを採用したア
クチュエータにより自動変速化したトランスミッション
においては、乾式又は湿式等の機械式クラッチが必要で
あり、特にクラ・ノチの耐久性を向上させ、またクラッ
チの断接を敏速に行わせるためには油圧圧着式クラッチ
が採用される。
しかし、従来の油圧圧着式クラッチにおいては、クラッ
チカバーとクラッチディスクとの間の間隔が常に一定で
あったので、プレッシャプレート押圧用のピストンのス
トロークが一定であt結果、低温時には、オイルの粘性
が非常に大きくなるため、クラッチの切れが悪くなり、
いわゆるクラッチの引きずりが生じ、このクラッチの引
きずりに起因するトルクが大きくなり、ギヤが入りにく
かったり、入っても抜けにくい等の不具合があった。
チカバーとクラッチディスクとの間の間隔が常に一定で
あったので、プレッシャプレート押圧用のピストンのス
トロークが一定であt結果、低温時には、オイルの粘性
が非常に大きくなるため、クラッチの切れが悪くなり、
いわゆるクラッチの引きずりが生じ、このクラッチの引
きずりに起因するトルクが大きくなり、ギヤが入りにく
かったり、入っても抜けにくい等の不具合があった。
この不具合を解消するための一案としては、ピストンの
ストロークを大きくすることが考えられるが、こうする
と高温時にクラッチの断接が緩慢となり、敏速な変速操
作を行うことができなくなるという不具合が生ずる。
ストロークを大きくすることが考えられるが、こうする
と高温時にクラッチの断接が緩慢となり、敏速な変速操
作を行うことができなくなるという不具合が生ずる。
また他の方法としては、プレッシャプレート押圧用のピ
ストンのストロークを温度によって変化させ、即ち高温
時にはストロークを小さくし、低温時にはストロ、−り
を大きくする方法があるが、該方法によるとエンジンの
クランクシャフトと一体的に回転する部材間の隙間が温
度により変化するためクラッチを切ったときのクラッチ
ディスクの位iを例えばピストンのストロークが大きい
低温時に隙間の中央部に位置するように調節すると、高
温時に該クラッチディスクはピストン側に偏った位置に
、またピストンのストロークが小さい高温時に隙間の中
央部に位置するように調節すると、低温時にクラッチデ
ィスクはピストンと反対側に偏った位置となり、クラッ
チの断接が緩慢となり、敏速な変速操作を行うことがで
きなくなったり、クラッチの引きずりが生じるという不
具合が生ずる。
ストンのストロークを温度によって変化させ、即ち高温
時にはストロークを小さくし、低温時にはストロ、−り
を大きくする方法があるが、該方法によるとエンジンの
クランクシャフトと一体的に回転する部材間の隙間が温
度により変化するためクラッチを切ったときのクラッチ
ディスクの位iを例えばピストンのストロークが大きい
低温時に隙間の中央部に位置するように調節すると、高
温時に該クラッチディスクはピストン側に偏った位置に
、またピストンのストロークが小さい高温時に隙間の中
央部に位置するように調節すると、低温時にクラッチデ
ィスクはピストンと反対側に偏った位置となり、クラッ
チの断接が緩慢となり、敏速な変速操作を行うことがで
きなくなったり、クラッチの引きずりが生じるという不
具合が生ずる。
目 的
本発明は、上記した従来技術の欠点を除くためになされ
たものであって、その目的とするところは、プレッシャ
プレート押圧用のピストンのストロークを高温時には小
さくし、低温時には大きくするようにした油圧圧着式ク
ラッチのクラッチディスクの戻しばねを形状記憶合金製
ばねとすることにより、クラッチを切ったときのクラッ
チディスクの位置を温度に関係なく常に、エンジンと一
体的に回転する部材間の隙間の中央部に位置さ・ヒるよ
うにすることであり、またこれによって低温時における
クラッチの引きずりを防止してギヤ入れ及びギヤ抜きを
軽快に行わせることができるようにすることである。ま
た他の目的は、上記構成により高温時におけるクラッチ
の断接を敏速に行わせることができるようにすることで
ある。
たものであって、その目的とするところは、プレッシャ
プレート押圧用のピストンのストロークを高温時には小
さくし、低温時には大きくするようにした油圧圧着式ク
ラッチのクラッチディスクの戻しばねを形状記憶合金製
ばねとすることにより、クラッチを切ったときのクラッ
チディスクの位置を温度に関係なく常に、エンジンと一
体的に回転する部材間の隙間の中央部に位置さ・ヒるよ
うにすることであり、またこれによって低温時における
クラッチの引きずりを防止してギヤ入れ及びギヤ抜きを
軽快に行わせることができるようにすることである。ま
た他の目的は、上記構成により高温時におけるクラッチ
の断接を敏速に行わせることができるようにすることで
ある。
構成
要するに本発明(請求項1)は、エンジンのクランクシ
ャフトに固定された本体と、該本体に固定されたシリン
ダ室の内部に摺動自在に政客され高温時にはストローク
を小さくし、低温時にはストロークを大きくするように
構成されたプレッシャプレート押圧用のリング状のピス
トンと、前記ピストンにより押圧されたとき前記本体と
共に一体的に回転すると共にインプットシャフトに対し
てその軸方向に摺動自在に装着されたクラッチディスク
と、前記本体と前記クラッチディスクとの間に配設され
該クラッチディスクを前記ピストンに向けて押圧付勢し
温度の低下により伸張するように記憶が施された形状記
憶合金製皿ばねとを備え、低温時には前記形状記憶合金
製皿ばねがその記憶形態に戻ることにより伸張して前記
クラッチディスクの前記ピストン側への移動量を大きく
し、高温時には前記形状記憶合金製皿ばねが前記クラッ
チディスクを介して前記ピストンにより押圧されること
により変形して前記クラッチディスクの前記ピストン側
への移動量を小さくし、常に前記クラッチディスクを前
記本体と前記ピストンとの中央部に位置させるように構
成したことを特徴とするものである。
ャフトに固定された本体と、該本体に固定されたシリン
ダ室の内部に摺動自在に政客され高温時にはストローク
を小さくし、低温時にはストロークを大きくするように
構成されたプレッシャプレート押圧用のリング状のピス
トンと、前記ピストンにより押圧されたとき前記本体と
共に一体的に回転すると共にインプットシャフトに対し
てその軸方向に摺動自在に装着されたクラッチディスク
と、前記本体と前記クラッチディスクとの間に配設され
該クラッチディスクを前記ピストンに向けて押圧付勢し
温度の低下により伸張するように記憶が施された形状記
憶合金製皿ばねとを備え、低温時には前記形状記憶合金
製皿ばねがその記憶形態に戻ることにより伸張して前記
クラッチディスクの前記ピストン側への移動量を大きく
し、高温時には前記形状記憶合金製皿ばねが前記クラッ
チディスクを介して前記ピストンにより押圧されること
により変形して前記クラッチディスクの前記ピストン側
への移動量を小さくし、常に前記クラッチディスクを前
記本体と前記ピストンとの中央部に位置させるように構
成したことを特徴とするものである。
また本発明(請求項2)は、エンジンのクランクシャフ
トに固定された本体と、該本体に固定されたシリンダ室
の内部に摺動自在に政客され高温時にはストロークを小
さくし、低温時にはストロークを大きくするように構成
されたプレッシャプレート押圧用のリング状のピストン
と、前記ピストンにより押圧されたとき前記本体と共に
一体的に回転すると共にインプットシャフトに対してそ
の軸方向に摺動自在に装着されたクラッチディスクと、
前記本体と前記シリンダ室との間に配設され該クラッチ
ディスクを前記ピストンに向けて押圧付勢し温度の低下
により収縮するように記憶が施された形状記憶合金製板
ばねとを備え、低温時には前記形状記憶合金製板ばねが
その記憶形態に戻ることにより前記クラッチディスクの
前記ピストン側への移動量を大きくし、高温時には該形
状記憶合金製板ばねが前記クラッチディスクを介して前
記ピストンにより押圧されることにより変形して前記ク
ラッチディスクの前記ピストン側への移動量を小さくし
、常に前記クラッチディスクを前記本体と前記ピストン
との中央部に位置させるように構成したことを特徴とす
るものである。
トに固定された本体と、該本体に固定されたシリンダ室
の内部に摺動自在に政客され高温時にはストロークを小
さくし、低温時にはストロークを大きくするように構成
されたプレッシャプレート押圧用のリング状のピストン
と、前記ピストンにより押圧されたとき前記本体と共に
一体的に回転すると共にインプットシャフトに対してそ
の軸方向に摺動自在に装着されたクラッチディスクと、
前記本体と前記シリンダ室との間に配設され該クラッチ
ディスクを前記ピストンに向けて押圧付勢し温度の低下
により収縮するように記憶が施された形状記憶合金製板
ばねとを備え、低温時には前記形状記憶合金製板ばねが
その記憶形態に戻ることにより前記クラッチディスクの
前記ピストン側への移動量を大きくし、高温時には該形
状記憶合金製板ばねが前記クラッチディスクを介して前
記ピストンにより押圧されることにより変形して前記ク
ラッチディスクの前記ピストン側への移動量を小さくし
、常に前記クラッチディスクを前記本体と前記ピストン
との中央部に位置させるように構成したことを特徴とす
るものである。
以下本発明をを図面に示す実施例に基いて説明する。第
1図から第4図及び第8図から第10図において、本発
明に係る油圧圧着式クラッチIは、エンジン(図示せず
)のクランクシャフト6に固定された本体14と、プレ
ッシャプレート押圧用のリング状のピストン16と、ク
ラッチディスクエ1と、形状記憶合金製皿ばね6o又は
形状記憶合金製板ばね61とを備えている。
1図から第4図及び第8図から第10図において、本発
明に係る油圧圧着式クラッチIは、エンジン(図示せず
)のクランクシャフト6に固定された本体14と、プレ
ッシャプレート押圧用のリング状のピストン16と、ク
ラッチディスクエ1と、形状記憶合金製皿ばね6o又は
形状記憶合金製板ばね61とを備えている。
まず油圧圧着式クラッチの基本的構成について説明する
と、クラッチハウジング5内にエンジン(図示せず)の
クランクシャフト6が摺動自在に嵌合していて、該クラ
ッチハウジング5内に突出しており、クランクシャフト
6の一端にはボルト8によってフレックスプレート9が
固定され、該フレックスプレート9にはプレッシャプレ
ート10をクラッチディスク11に対して圧着するため
の油圧装置12がボルト13によって固定されている。
と、クラッチハウジング5内にエンジン(図示せず)の
クランクシャフト6が摺動自在に嵌合していて、該クラ
ッチハウジング5内に突出しており、クランクシャフト
6の一端にはボルト8によってフレックスプレート9が
固定され、該フレックスプレート9にはプレッシャプレ
ート10をクラッチディスク11に対して圧着するため
の油圧装置12がボルト13によって固定されている。
油圧装置12は、本体14と、シリンダ15と、リング
状のピストン16と、油圧ポンプの一例たるベーンポン
プ18とからなる。
状のピストン16と、油圧ポンプの一例たるベーンポン
プ18とからなる。
本体14は、フレックスプレート9と共に回転可能に円
形に形成されており、ポルl−13によってフレックス
プレート9に固定され、その中心部には軸受19を介し
てインブソトシャフ1−20が回動自在に装着され、ク
ラッチディスク11例の対向面14aには摩擦部材21
が固着されている。
形に形成されており、ポルl−13によってフレックス
プレート9に固定され、その中心部には軸受19を介し
てインブソトシャフ1−20が回動自在に装着され、ク
ラッチディスク11例の対向面14aには摩擦部材21
が固着されている。
シリンダ15は、本体14と共に回転可能“に円形に形
成され、ボルト22により本体14に固定され、内部に
はシリンダ室15b及びこれに1lilllするオイル
通路15cが形成されている。シリンダ室15bとオイ
ル通路15cとは連通穴15dにより連通接続され、オ
イル通路15cはベーンポンプ18のスリーブ18aに
軸受23を介して回動自在に支承されかっベーンポンプ
18のボス部18bに複数のシール部材24.25を介
して回動自在に嵌挿されたリテーナ26のオイルii回
路26aに連通接続され、リテーナ26はシリンダ15
にシール部材27を介して固着されている。
成され、ボルト22により本体14に固定され、内部に
はシリンダ室15b及びこれに1lilllするオイル
通路15cが形成されている。シリンダ室15bとオイ
ル通路15cとは連通穴15dにより連通接続され、オ
イル通路15cはベーンポンプ18のスリーブ18aに
軸受23を介して回動自在に支承されかっベーンポンプ
18のボス部18bに複数のシール部材24.25を介
して回動自在に嵌挿されたリテーナ26のオイルii回
路26aに連通接続され、リテーナ26はシリンダ15
にシール部材27を介して固着されている。
そしてリテーナ26のオイル通路26aは、ベーンポン
プ18のボス部18bに固定された電磁弁収容部18f
内に収容された電磁弁(図示せず)を介してベーンポン
プ18のオイル吐出口18cに連通接続されたオイルギ
ヤラリ18dに連通し、該ベーンポンプから吐出される
オイルが1亥電磁弁により制御されてボス部18bに形
成された高圧側オイルギヤラリ18gからリテーナ26
に形成された連通穴26dを通って高圧の状態で供給さ
れるようになっている。なお、オイル通路15Cの端部
は鋼球15eによって密閉されている。
プ18のボス部18bに固定された電磁弁収容部18f
内に収容された電磁弁(図示せず)を介してベーンポン
プ18のオイル吐出口18cに連通接続されたオイルギ
ヤラリ18dに連通し、該ベーンポンプから吐出される
オイルが1亥電磁弁により制御されてボス部18bに形
成された高圧側オイルギヤラリ18gからリテーナ26
に形成された連通穴26dを通って高圧の状態で供給さ
れるようになっている。なお、オイル通路15Cの端部
は鋼球15eによって密閉されている。
またシリンダ15には、オイル通路15cとは異なる円
周方向位置に、オイル通路15fが形成されており、該
オイル通路は油圧装置12内の空間12aに連通穴15
gを介して連通接続されると共に、オイル通路26aと
は異なる円周方向位置に形成されたオイル通路26cに
連通し、該オイル通路26cは上記と別の電磁弁(図示
せず)を介してオイルギヤラリ18dに連通し、ベーン
ポンプ18から吐出されるオイルが該電磁弁により制御
されてホス部18bに形成された低圧側オイルギヤラリ
18hからリテーナ26に形成された連通穴26eを通
って低圧の状態で空間12aに供給され、クラッチを切
るための油圧が得られるようになっている。
周方向位置に、オイル通路15fが形成されており、該
オイル通路は油圧装置12内の空間12aに連通穴15
gを介して連通接続されると共に、オイル通路26aと
は異なる円周方向位置に形成されたオイル通路26cに
連通し、該オイル通路26cは上記と別の電磁弁(図示
せず)を介してオイルギヤラリ18dに連通し、ベーン
ポンプ18から吐出されるオイルが該電磁弁により制御
されてホス部18bに形成された低圧側オイルギヤラリ
18hからリテーナ26に形成された連通穴26eを通
って低圧の状態で空間12aに供給され、クラッチを切
るための油圧が得られるようになっている。
また空間12a内のオイルは、ベーンポンプ18のオイ
ル吸入口(図示せず)に連通した連通穴15hから排出
されてベーンポンプ18の該オイル吸入口に吸入される
ようになっている。
ル吸入口(図示せず)に連通した連通穴15hから排出
されてベーンポンプ18の該オイル吸入口に吸入される
ようになっている。
ピストン16は、リング状に形成されており、そのクラ
ッチディスク11側の側面16aにはプレッシャプレー
ト10が固着されており、シール部材17を介してシリ
ンダ室15b内に水平方向に摺動自在に収容され、図中
左方に移動することでプレッシャプレート10をクラッ
チディスク11に押圧するように構成されている。
ッチディスク11側の側面16aにはプレッシャプレー
ト10が固着されており、シール部材17を介してシリ
ンダ室15b内に水平方向に摺動自在に収容され、図中
左方に移動することでプレッシャプレート10をクラッ
チディスク11に押圧するように構成されている。
第2図も参照して、ベーンポンプ18は、ボルト28に
よりクラッチハウジング5に固定され、その本体18e
は3分割されてボルト29により結合され、内部にはロ
ータ30がブツシュ31を介してスリーブ18aに支承
されて回動自在に収容されている。またロータ30はリ
ング32内に収容されており、該リングの内面32aに
はロータに形成された複数の放射状の溝30aに摺動自
在に収容されたベーン33が回転に伴なう遠心力で接触
しながら摺動し、機密を保ちながらオイルを圧縮し得る
ようになっている。またロータ30の内周面の2箇所に
は動力伝達用の切欠30bが形成され、該切欠にリテー
ナ26の端部26bが係合し、該リテーナからロータ3
0に動力が伝達されるようになっている。
よりクラッチハウジング5に固定され、その本体18e
は3分割されてボルト29により結合され、内部にはロ
ータ30がブツシュ31を介してスリーブ18aに支承
されて回動自在に収容されている。またロータ30はリ
ング32内に収容されており、該リングの内面32aに
はロータに形成された複数の放射状の溝30aに摺動自
在に収容されたベーン33が回転に伴なう遠心力で接触
しながら摺動し、機密を保ちながらオイルを圧縮し得る
ようになっている。またロータ30の内周面の2箇所に
は動力伝達用の切欠30bが形成され、該切欠にリテー
ナ26の端部26bが係合し、該リテーナからロータ3
0に動力が伝達されるようになっている。
リング32の中心とロータ30の回転中心とは所定の偏
心量だけ偏心しており、この偏心量は可変とされている
。即ち、ベーンポンプ18の本体18eの側方にはリン
グ押圧ビン47を押圧付勢する圧力設定用の圧縮ばね3
4がボルト35で本体に固定されたカバー36内に収容
され、該圧縮ばね34がリング32により圧縮されるこ
とで偏心量が小さくなるように構成されている。またリ
ング32の内周面32aにはストッパ37が固定され、
該ストッパにより′リング32の上下方向位置が設定さ
れるようになっている。
心量だけ偏心しており、この偏心量は可変とされている
。即ち、ベーンポンプ18の本体18eの側方にはリン
グ押圧ビン47を押圧付勢する圧力設定用の圧縮ばね3
4がボルト35で本体に固定されたカバー36内に収容
され、該圧縮ばね34がリング32により圧縮されるこ
とで偏心量が小さくなるように構成されている。またリ
ング32の内周面32aにはストッパ37が固定され、
該ストッパにより′リング32の上下方向位置が設定さ
れるようになっている。
次に、形状記憶合金製圧縮ばね53を用いたバルブ装置
54の構成について説明すると、該バルブ装置は、ピス
トン16の円周方向に等間隔で3箇所に装着され、ピス
トン16のトランスミッション側の側面16bに形成さ
れた凹陥部16c内に完全に収容されるようにしたもの
で、側面16bからは全く突出しないように構成され、
弁体50とバイアス用圧縮ばね52と形状記憶合金製圧
縮ばね53とからなる。
54の構成について説明すると、該バルブ装置は、ピス
トン16の円周方向に等間隔で3箇所に装着され、ピス
トン16のトランスミッション側の側面16bに形成さ
れた凹陥部16c内に完全に収容されるようにしたもの
で、側面16bからは全く突出しないように構成され、
弁体50とバイアス用圧縮ばね52と形状記憶合金製圧
縮ばね53とからなる。
弁体50は、クランクシャフト6方向に摺動してその先
端50aが連通穴15dを遮蔽しピストン16のストロ
ークを制限するようにしたもので、中空に形成され、円
筒部50bと該円筒部の一端に形成されたフランジ部5
0cと先端50aに形成された弁部50dと形状記憶合
金製圧縮ばね53を政客するための穴50eとからなり
、弁部50dの直径は連通穴15dの直径よりも大きく
形成され、該弁部が連通穴15dに対して押圧されると
該連通穴が先端50aにより遮蔽されるようになってい
る。
端50aが連通穴15dを遮蔽しピストン16のストロ
ークを制限するようにしたもので、中空に形成され、円
筒部50bと該円筒部の一端に形成されたフランジ部5
0cと先端50aに形成された弁部50dと形状記憶合
金製圧縮ばね53を政客するための穴50eとからなり
、弁部50dの直径は連通穴15dの直径よりも大きく
形成され、該弁部が連通穴15dに対して押圧されると
該連通穴が先端50aにより遮蔽されるようになってい
る。
バイアス用圧縮ばね52は、弁体50をピストン16に
向けて押圧付勢するようにしたもので、形状記憶合金で
ない通常の金属製のばねであり、弁体50の円筒部50
bに装着され、その一端52aは弁体50のフランジ部
50cに当接し、他の一端52bは凹陥部16cと同一
の形状の略菱形に形成された蓋部材55に当接して凹陥
部16C内に政客されている。そしてそのばね定数は、
形状記憶合金製圧縮ばね53の記憶形態(伸張状態)へ
の復帰力よりも圧縮力が弱く、形状記憶合金製圧縮ばね
53の二次永久変形加工形態(圧縮状態)への復帰時に
は該形状記憶合金製圧縮ばねを圧縮し得るような値に設
定されている。
向けて押圧付勢するようにしたもので、形状記憶合金で
ない通常の金属製のばねであり、弁体50の円筒部50
bに装着され、その一端52aは弁体50のフランジ部
50cに当接し、他の一端52bは凹陥部16cと同一
の形状の略菱形に形成された蓋部材55に当接して凹陥
部16C内に政客されている。そしてそのばね定数は、
形状記憶合金製圧縮ばね53の記憶形態(伸張状態)へ
の復帰力よりも圧縮力が弱く、形状記憶合金製圧縮ばね
53の二次永久変形加工形態(圧縮状態)への復帰時に
は該形状記憶合金製圧縮ばねを圧縮し得るような値に設
定されている。
蓋部材55は、弁体50の円筒部50bが嵌合する穴5
5aを有し、夫々2本のねじによりピストン16に固定
され、該蓋部材のピストン16への装着時にはその表面
がピストン16の側面16bと面一となるようになって
いる。
5aを有し、夫々2本のねじによりピストン16に固定
され、該蓋部材のピストン16への装着時にはその表面
がピストン16の側面16bと面一となるようになって
いる。
形状記憶合金製圧縮ばね53は、弁体50の穴50e内
に政客され、弁体50を連通穴15dに向けて押圧付勢
し温度の変化により伸張するように記憶が施されたもの
であって、伸張状態を記憶形態とし、圧縮状態を二次永
久変形加工形態として製作されている。即ち、温度が一
定値を超えると、記憶形態に復帰するため、形状記憶合
金製圧縮ばね53は非常に強い伸張力を発生して伸張し
ようとし、温度が一定値以下になると、二次永久変形加
工形態に復帰してもよいように、伸張状態を維持する力
が失われるようになっている。
に政客され、弁体50を連通穴15dに向けて押圧付勢
し温度の変化により伸張するように記憶が施されたもの
であって、伸張状態を記憶形態とし、圧縮状態を二次永
久変形加工形態として製作されている。即ち、温度が一
定値を超えると、記憶形態に復帰するため、形状記憶合
金製圧縮ばね53は非常に強い伸張力を発生して伸張し
ようとし、温度が一定値以下になると、二次永久変形加
工形態に復帰してもよいように、伸張状態を維持する力
が失われるようになっている。
形状記憶合金は、N i −T i合金と、Cu−Zn
−Al合金に大別されるが、Cu−Zn−Al合金はN
i−Ti合金より安価であり、温度変化に対する追随性
が速やかで、ヒステリシスが小さく、かつ変態温度範囲
が広いという利点があり、N i −T i合金は、形
状回復量が大きく、耐久性(熱サイクル)も2ケタ程高
く、機能的性質が優れ、信頼性が高いとされている。本
発明では、このいずれの合金も形状記憶合金製圧縮ばね
53に使用可能である。
−Al合金に大別されるが、Cu−Zn−Al合金はN
i−Ti合金より安価であり、温度変化に対する追随性
が速やかで、ヒステリシスが小さく、かつ変態温度範囲
が広いという利点があり、N i −T i合金は、形
状回復量が大きく、耐久性(熱サイクル)も2ケタ程高
く、機能的性質が優れ、信頼性が高いとされている。本
発明では、このいずれの合金も形状記憶合金製圧縮ばね
53に使用可能である。
そして高温時には形状記憶合金製圧縮ばね53がその記
憶形態に戻ることにより弁体50が連通穴15dを遮蔽
してシリンダ室15bを油圧ロックすることによりピス
トン16のストロークを小さくし、低温時にはバイアス
用圧縮ばね52により形状記憶合金製圧縮ばね53が圧
縮されて弁体50がピストン側に引き込まれて連通穴1
5dが開放され、ピストン16のストロークを増大させ
るように構成されている。
憶形態に戻ることにより弁体50が連通穴15dを遮蔽
してシリンダ室15bを油圧ロックすることによりピス
トン16のストロークを小さくし、低温時にはバイアス
用圧縮ばね52により形状記憶合金製圧縮ばね53が圧
縮されて弁体50がピストン側に引き込まれて連通穴1
5dが開放され、ピストン16のストロークを増大させ
るように構成されている。
次に、本発明の主要部をなすクラッチディスク作動用の
形状記憶合金製皿ばね60 (第1実施例)及び形状記
憶合金製板ばね61 (第2実施例)について説明する
。
形状記憶合金製皿ばね60 (第1実施例)及び形状記
憶合金製板ばね61 (第2実施例)について説明する
。
まず本発明の第1実施例について説明すると、第1図か
ら第7図において、形状記憶合金製皿ばね60は、大径
部60aから小径部60bに向かって次第に小さくなる
円錐台形状に形成されており、本体14とクラッチディ
スク11のボス部11bとの間に装着され、該ボス部を
介してクラッチディスク11をシリンダ15に向けて押
圧付勢し温度の変化により伸張するよう番こ記憶が施さ
れたものであって、伸張状態を記憶形態とし、圧縮状態
を二次永久変形加工形態として製作されている。即ち、
温度が一定値以下となると、記憶形態に復帰するため、
形状記憶合金製皿ばね6oは非常に強い伸張力を発生し
て伸張しようとし、温度が一定値を超えると、二次永久
変形加工形態に復帰してもよいように、伸張状態を維持
する力が失われるようになっている。
ら第7図において、形状記憶合金製皿ばね60は、大径
部60aから小径部60bに向かって次第に小さくなる
円錐台形状に形成されており、本体14とクラッチディ
スク11のボス部11bとの間に装着され、該ボス部を
介してクラッチディスク11をシリンダ15に向けて押
圧付勢し温度の変化により伸張するよう番こ記憶が施さ
れたものであって、伸張状態を記憶形態とし、圧縮状態
を二次永久変形加工形態として製作されている。即ち、
温度が一定値以下となると、記憶形態に復帰するため、
形状記憶合金製皿ばね6oは非常に強い伸張力を発生し
て伸張しようとし、温度が一定値を超えると、二次永久
変形加工形態に復帰してもよいように、伸張状態を維持
する力が失われるようになっている。
そして本体14とピストン16との間隔(L。
)が大きくなる低温時には形状記憶合金製皿ばね60が
その記憶形態に戻ることによりその高さを高<L(H,
)、クラッチディスク11をピストン16に向けて押圧
して矢印A方向に移動させ、該クラッチディスクから摩
擦部材21までの距離(L z)と、プレッシャプレー
ト10までの距離(L、z)とが略等しい中央部に位置
させる。
その記憶形態に戻ることによりその高さを高<L(H,
)、クラッチディスク11をピストン16に向けて押圧
して矢印A方向に移動させ、該クラッチディスクから摩
擦部材21までの距離(L z)と、プレッシャプレー
ト10までの距離(L、z)とが略等しい中央部に位置
させる。
また摩擦部材2工とプレッシャプレート10との間隔(
L2)が小さくなる高温時には、ピストン16に圧力油
が矢印B方向に供給されてクラッチディスク11を矢印
C方向に押圧することにより、該クラッチディスクを介
して形状記憶合金製器ばね60を押圧して変形させ、そ
の高さを低く(Hz)させて該クラッチディスクから摩
擦部材21までの距M(Li2)と、プレッシャプレー
ト10までの距#(L2□)とが略等しい中央部に位置
させるように構成されている。
L2)が小さくなる高温時には、ピストン16に圧力油
が矢印B方向に供給されてクラッチディスク11を矢印
C方向に押圧することにより、該クラッチディスクを介
して形状記憶合金製器ばね60を押圧して変形させ、そ
の高さを低く(Hz)させて該クラッチディスクから摩
擦部材21までの距M(Li2)と、プレッシャプレー
ト10までの距#(L2□)とが略等しい中央部に位置
させるように構成されている。
次に、第2実施例について説明すると、第8図から第1
1図において、形状記憶合金製板ばね61は、ねじ穴6
1aがあけられた突起部61bが3箇所、等間隔に形成
されたものとして製作されており、各々の突起部61b
は、ねじ62によりシリンダ15に固定され、中央に形
成された穴61cは、クラッチディスク11のボス部1
1bに形成された溝11aに係合して、該ボス部を介し
てクラッチディスク11をシリンダ15に向けて押圧付
勢し、温度の変化により収縮するように記jQが施され
たものであって、収縮状態を記↑a形態とし、伸張状態
を二次永久変形加工形態として製作されている。即ち、
温度が一定値以下となると、記憶形態に復帰するため、
形状記憶合金製板ばね61は非常に強い収縮力を発生し
て収縮しようとし、温度が一定値を超えると、二次永久
変形加工形態に復帰してもよいように、収縮状態を維持
する力が失われるようになっている。
1図において、形状記憶合金製板ばね61は、ねじ穴6
1aがあけられた突起部61bが3箇所、等間隔に形成
されたものとして製作されており、各々の突起部61b
は、ねじ62によりシリンダ15に固定され、中央に形
成された穴61cは、クラッチディスク11のボス部1
1bに形成された溝11aに係合して、該ボス部を介し
てクラッチディスク11をシリンダ15に向けて押圧付
勢し、温度の変化により収縮するように記jQが施され
たものであって、収縮状態を記↑a形態とし、伸張状態
を二次永久変形加工形態として製作されている。即ち、
温度が一定値以下となると、記憶形態に復帰するため、
形状記憶合金製板ばね61は非常に強い収縮力を発生し
て収縮しようとし、温度が一定値を超えると、二次永久
変形加工形態に復帰してもよいように、収縮状態を維持
する力が失われるようになっている。
そして摩擦部材21とプレッシャプレート10との間隔
(L、)が大きくなる低温時には形状記憶合金製板ばね
61がその記憶形態に戻ることにより収縮し、クラッチ
ディスク11をシリンダ15に向けて押圧して矢印り方
向に移動させ、該クラッチディスクから摩擦部材21ま
での距離(L 、 、 )と、プレッシャプレート10
までの距離1+z)とが略等しい中央部に位置させる。
(L、)が大きくなる低温時には形状記憶合金製板ばね
61がその記憶形態に戻ることにより収縮し、クラッチ
ディスク11をシリンダ15に向けて押圧して矢印り方
向に移動させ、該クラッチディスクから摩擦部材21ま
での距離(L 、 、 )と、プレッシャプレート10
までの距離1+z)とが略等しい中央部に位置させる。
また摩擦部材21とプレッシャプレート10との間隔(
L2)が小さくなる高温時には、ピストン16に圧力油
が矢印E方向に供給されてクラッチディスク11を矢印
F方向に押圧することにより、該クラッチディスクを介
して形状記憶合金製板ばね61を伸張させて変形させ、
該クラ・ソチディスクから摩擦部材21までの距離(t
−z+)と、プレッシャプレート10までの距離(L2
2)とが略等しい中央部に位置させるように構成されて
いる。
L2)が小さくなる高温時には、ピストン16に圧力油
が矢印E方向に供給されてクラッチディスク11を矢印
F方向に押圧することにより、該クラッチディスクを介
して形状記憶合金製板ばね61を伸張させて変形させ、
該クラ・ソチディスクから摩擦部材21までの距離(t
−z+)と、プレッシャプレート10までの距離(L2
2)とが略等しい中央部に位置させるように構成されて
いる。
作用
本発明は、上記のように構成されており、以下その作用
について説明する。まず油圧圧着式クラッチ1の作用に
ついて説明する。エンジンが回転すると、クランクシャ
フト6、フレックスプレート9、油圧装置12の本体1
4、シリンダ15、リテーナ26及びベーンポンプ18
のロータ30が同一の速度で回転し、ベーンポンプ18
から増圧されたオイルが吐出される。
について説明する。まず油圧圧着式クラッチ1の作用に
ついて説明する。エンジンが回転すると、クランクシャ
フト6、フレックスプレート9、油圧装置12の本体1
4、シリンダ15、リテーナ26及びベーンポンプ18
のロータ30が同一の速度で回転し、ベーンポンプ18
から増圧されたオイルが吐出される。
第1図に示す状態では、ベーンポンプ18からのオイル
は、低圧側オイルギヤラリ18h、オイル通路26C、
オイル通路15f及び連通穴15gを通り、また電磁弁
により減圧されて空間12aのみに供給されて該空間に
は低圧のオイルが充満し、オイル通路26a及びオイル
通路15Cには供給されていない。このため空間12a
内に充満した低圧のオイルによってプレッシャプレート
10及びピストン16は図中右方向に押圧されてクラッ
チディスク11は解放され、クラッチは切られている。
は、低圧側オイルギヤラリ18h、オイル通路26C、
オイル通路15f及び連通穴15gを通り、また電磁弁
により減圧されて空間12aのみに供給されて該空間に
は低圧のオイルが充満し、オイル通路26a及びオイル
通路15Cには供給されていない。このため空間12a
内に充満した低圧のオイルによってプレッシャプレート
10及びピストン16は図中右方向に押圧されてクラッ
チディスク11は解放され、クラッチは切られている。
そこでクラッチを接続する場合には、電磁弁が作動して
ベーンポンプ18の吐出口18cとオイル通路26aと
を連通させ、高圧側オイルギャラ’J 18 gから連
通穴26dを通ってオイル通路26aに高圧のオイルが
流れ、該高圧のオイルを該オイル通路26aからオイル
通路15cに供給する。すると、連通穴15dを通って
オイルがシリンダ室15b内に流入し、該シリンダ室に
高圧の油圧が発生し、ピストン16はプレッシャプレー
ト10を伴なって図中左方向に移動し、クラッチディス
ク11を本体14の摩擦部材21に押圧し、クラッチデ
ィスク11に動力が伝達され、クラッチは接続される。
ベーンポンプ18の吐出口18cとオイル通路26aと
を連通させ、高圧側オイルギャラ’J 18 gから連
通穴26dを通ってオイル通路26aに高圧のオイルが
流れ、該高圧のオイルを該オイル通路26aからオイル
通路15cに供給する。すると、連通穴15dを通って
オイルがシリンダ室15b内に流入し、該シリンダ室に
高圧の油圧が発生し、ピストン16はプレッシャプレー
ト10を伴なって図中左方向に移動し、クラッチディス
ク11を本体14の摩擦部材21に押圧し、クラッチデ
ィスク11に動力が伝達され、クラッチは接続される。
またヘーンポンブ18のオイルを、電磁弁の作動により
オイル通路15cに供給しないようにすることによって
、シリンダ室15b内の油圧を消失させ、空間12a内
の低圧の油圧によってプレッシャプレート10及びピス
トン16を図中右方向に押し戻してクラッチを切ること
ができる。
オイル通路15cに供給しないようにすることによって
、シリンダ室15b内の油圧を消失させ、空間12a内
の低圧の油圧によってプレッシャプレート10及びピス
トン16を図中右方向に押し戻してクラッチを切ること
ができる。
次に、形状記憶合金製圧縮ばね53を用いたバルブ装置
54の作用について説明する。第1図、第3図、第4図
、及び第8図から第10図において、高温時には、形状
記憶合金製圧縮ばね53は、その記憶形態に強力に復帰
しようとするから、弁体50を押圧し、該弁体の先端5
0aの弁部50dがシリンダ15の連通穴15dに当接
する。
54の作用について説明する。第1図、第3図、第4図
、及び第8図から第10図において、高温時には、形状
記憶合金製圧縮ばね53は、その記憶形態に強力に復帰
しようとするから、弁体50を押圧し、該弁体の先端5
0aの弁部50dがシリンダ15の連通穴15dに当接
する。
この結果、連通穴15dは弁体50の先端50aにより
遮蔽され、シリンダ室15bは油圧ロックされ、ピスト
ン16のストロークが制限され、プレッシャプレート1
0はクラッチディスク11に接近し、プレッシャプレー
ト10とクラッチディスク11との間の間隔は小さくな
り、クラッチの断接を敏速に行わせることが可能となる
。
遮蔽され、シリンダ室15bは油圧ロックされ、ピスト
ン16のストロークが制限され、プレッシャプレート1
0はクラッチディスク11に接近し、プレッシャプレー
ト10とクラッチディスク11との間の間隔は小さくな
り、クラッチの断接を敏速に行わせることが可能となる
。
≠だ低温時になると、形状記jl)合金製圧縮ばね53
は、その記憶形態に復帰しようとする力が消失するので
、バイアス用圧縮ばね52の復原力が勝り、該バイアス
用圧縮ばねにより形状記憶合金製圧縮ばね53は伸張状
態から圧縮状態、即ち二次永久変形加工状態へと戻され
、弁体5oの先端50aは、連通穴15dを開放するの
で、シリンダ室15bの油圧ロックは解除されることに
なる。
は、その記憶形態に復帰しようとする力が消失するので
、バイアス用圧縮ばね52の復原力が勝り、該バイアス
用圧縮ばねにより形状記憶合金製圧縮ばね53は伸張状
態から圧縮状態、即ち二次永久変形加工状態へと戻され
、弁体5oの先端50aは、連通穴15dを開放するの
で、シリンダ室15bの油圧ロックは解除されることに
なる。
この結果、ピストン16のストロークは増大し、プレッ
シャプレート10とクラッチディスク11との間の間隔
は大きくなり、これによって、低温時においてオイルの
粘性が増大しても、クラッチの引きずりを防止すること
ができ、クラッチは完全に切られ、ギヤ入れ及びギヤ抜
きは軽快に行われ、エアを利用したアクチュエータ等の
負荷を軽減することができる。
シャプレート10とクラッチディスク11との間の間隔
は大きくなり、これによって、低温時においてオイルの
粘性が増大しても、クラッチの引きずりを防止すること
ができ、クラッチは完全に切られ、ギヤ入れ及びギヤ抜
きは軽快に行われ、エアを利用したアクチュエータ等の
負荷を軽減することができる。
次に、本発明の第1実施例につき、第1図から第7図を
参照して、形状記憶合金製皿ばね6oの作用について説
明する。上述した如く、形状記憶合金製圧縮ばね53の
作用により、摩擦部材21とプレッシャプレート10と
の間隔(I、1)が大きくなる低温時には形状記憶合金
製皿ばね60は、その記憶形態に強力に復帰しようとし
て、その高さを高< (H,)L、クラッチディスク
11をシリンダ15に向けて押圧して矢印A方向に移動
させるので、クラッチディスク11は、該クラッチディ
スクから摩擦部材21までの距M(Lll)と、プレッ
シャプレート10までの距離(Ll□)とが略等しい中
央部に位置する。
参照して、形状記憶合金製皿ばね6oの作用について説
明する。上述した如く、形状記憶合金製圧縮ばね53の
作用により、摩擦部材21とプレッシャプレート10と
の間隔(I、1)が大きくなる低温時には形状記憶合金
製皿ばね60は、その記憶形態に強力に復帰しようとし
て、その高さを高< (H,)L、クラッチディスク
11をシリンダ15に向けて押圧して矢印A方向に移動
させるので、クラッチディスク11は、該クラッチディ
スクから摩擦部材21までの距M(Lll)と、プレッ
シャプレート10までの距離(Ll□)とが略等しい中
央部に位置する。
また摩擦部材21とプレッシャプレート10との間隔(
L2)が小さくなる高温時には、形状記憶合金製皿ばね
60はその記憶形態に復帰しようとする力が消失するの
で、ピストン16に圧力油が矢印B方向に供給されてク
ラッチディスク11を矢印C方向に押圧することにより
、該クラッチディスクを介して形状記憶合金製皿ばね6
0は押圧されて変形し、即ち二次永久変形加工状態へと
戻され、その高さが低く(Hl)なるので、クラッチデ
ィスクは該クラッチディスクから摩擦部材21までの距
離(Lz+)と、プレッシャプレート10までの距離(
L2□)とが略等しい中央部に位置する。
L2)が小さくなる高温時には、形状記憶合金製皿ばね
60はその記憶形態に復帰しようとする力が消失するの
で、ピストン16に圧力油が矢印B方向に供給されてク
ラッチディスク11を矢印C方向に押圧することにより
、該クラッチディスクを介して形状記憶合金製皿ばね6
0は押圧されて変形し、即ち二次永久変形加工状態へと
戻され、その高さが低く(Hl)なるので、クラッチデ
ィスクは該クラッチディスクから摩擦部材21までの距
離(Lz+)と、プレッシャプレート10までの距離(
L2□)とが略等しい中央部に位置する。
また、第8図から第10図に示す第2実施例の場合には
、摩擦部材21とプレッシャプレート10との間隔(L
、)が大きくなる低温時には形状記憶合金製板ばね61
がその記憶形態に戻ることにより収縮し、クラッチディ
スク11をシリンダ15に向けて押圧して矢印り方向に
移動させ、クラッチディスクを該クラッチディスクから
摩擦部材21までの距離(L、)と、プレッシャプレー
ト10までの距離(L+z)とが略等しい中央部に位置
させる。
、摩擦部材21とプレッシャプレート10との間隔(L
、)が大きくなる低温時には形状記憶合金製板ばね61
がその記憶形態に戻ることにより収縮し、クラッチディ
スク11をシリンダ15に向けて押圧して矢印り方向に
移動させ、クラッチディスクを該クラッチディスクから
摩擦部材21までの距離(L、)と、プレッシャプレー
ト10までの距離(L+z)とが略等しい中央部に位置
させる。
また摩擦部材21とプレッシャプレート10との間隔(
L、)が小さくなる高温時には、二次永久変形加工形態
に復帰してもよいように、収縮状態を維持する力が失わ
れるので、ピストン16に圧力油が矢印E方向に供給さ
れてクラッチディスク11を矢印F方向に押圧すること
により、該クラッチディスクを介して形状記憶合金製板
ばね61を伸張させて変形させ、即ち二次永久変形加工
状前へと戻し、クラッチディスクを該クラッチディスク
から摩擦部材21までの距M(Lz+)と、プレッシャ
プレート10までの距1iiI(L2□)とが略等しい
中央部に位置させる。
L、)が小さくなる高温時には、二次永久変形加工形態
に復帰してもよいように、収縮状態を維持する力が失わ
れるので、ピストン16に圧力油が矢印E方向に供給さ
れてクラッチディスク11を矢印F方向に押圧すること
により、該クラッチディスクを介して形状記憶合金製板
ばね61を伸張させて変形させ、即ち二次永久変形加工
状前へと戻し、クラッチディスクを該クラッチディスク
から摩擦部材21までの距M(Lz+)と、プレッシャ
プレート10までの距1iiI(L2□)とが略等しい
中央部に位置させる。
上記した如く、形状記憶合金製皿ばね60又は形状記憶
合金製板ばね61の作用により、温度の変化にかかわら
ず常にクラッチディスクを摩擦部材21とプレッシャプ
レート10との中央部に位置させることができるので、
高温時にもクラッチの断接を敏速に行わせることが可能
となり、また低温時においてオイルの粘性が増大しても
、クラッチの引きずりを防止することができ、クラッチ
は完全に切られ、ギヤ入れ及びギヤ抜きを軽快に行うこ
とができる。
合金製板ばね61の作用により、温度の変化にかかわら
ず常にクラッチディスクを摩擦部材21とプレッシャプ
レート10との中央部に位置させることができるので、
高温時にもクラッチの断接を敏速に行わせることが可能
となり、また低温時においてオイルの粘性が増大しても
、クラッチの引きずりを防止することができ、クラッチ
は完全に切られ、ギヤ入れ及びギヤ抜きを軽快に行うこ
とができる。
効果
本発明は、上記のようにプレッシャプレート押圧用のピ
ストンのストロークを高温時には小さくし、低温時には
大きくするようにした油圧圧着式クラッチのクラッチデ
ィスクの戻しばねを形状記憶合金製ばねとしたので、ク
ラッチを切ったときのクラッチディスクの位置を温度に
関係なく常に、エンジンと一体的に回転する部材間の隙
間の中央部に位置さ−1るようにすることができる効果
があり、またこの結果低温時におけるクラッチの引きず
りを防止することができるため、ギヤ入れ及びギヤ抜き
を軽快に行わせることができるという効果がある。また
上記構成により高温時におけるクラッチの断接を敏速に
行わせることができるという効果がある。
ストンのストロークを高温時には小さくし、低温時には
大きくするようにした油圧圧着式クラッチのクラッチデ
ィスクの戻しばねを形状記憶合金製ばねとしたので、ク
ラッチを切ったときのクラッチディスクの位置を温度に
関係なく常に、エンジンと一体的に回転する部材間の隙
間の中央部に位置さ−1るようにすることができる効果
があり、またこの結果低温時におけるクラッチの引きず
りを防止することができるため、ギヤ入れ及びギヤ抜き
を軽快に行わせることができるという効果がある。また
上記構成により高温時におけるクラッチの断接を敏速に
行わせることができるという効果がある。
第1図から第7図は本発明の第1実施例に係り、第1図
は油圧圧着式クラッチの縦断面図、第2図はヘーンポン
プの縦断面図、第3図は低温時における形状記憶合金製
皿ばねの作用を示す要部縦断面図、第4図は高温時にお
ける形状記憶合金製皿ばねの作用を示す要部縦断面図、
第5図は低温時において記憶形態に戻った形状記憶合金
製皿ばねの縦断面図、第6図は高温時において二次永久
変形加工形態に復帰した形状記憶合金製皿ばねの縦断面
図、第7図は形状記憶合金製皿ばねの斜視図、第8図か
ら第11図は本発明の第2実施例に係り、第8図は油圧
圧着式クラッチの縦断面図、第9図は低温時における形
状記憶合金製板ばねの作用を示す要部縦断面図、第10
図は高温時における形状記憶合金製板ばねの作用を示す
要部縦断面図、第11図は形状記憶合金製板ばねの正面
図である。 lは油圧圧着式クラッチ、6はクランクシャフト、11
はクラッチディスク、14は本体、15bはシリンダ室
、16はピストン、20はインプットシャフト、60は
形状記憶合金製皿ばね、61は形状記憶合金製板ばねで
ある。 特許出願人 日野自動車工業株式会社
は油圧圧着式クラッチの縦断面図、第2図はヘーンポン
プの縦断面図、第3図は低温時における形状記憶合金製
皿ばねの作用を示す要部縦断面図、第4図は高温時にお
ける形状記憶合金製皿ばねの作用を示す要部縦断面図、
第5図は低温時において記憶形態に戻った形状記憶合金
製皿ばねの縦断面図、第6図は高温時において二次永久
変形加工形態に復帰した形状記憶合金製皿ばねの縦断面
図、第7図は形状記憶合金製皿ばねの斜視図、第8図か
ら第11図は本発明の第2実施例に係り、第8図は油圧
圧着式クラッチの縦断面図、第9図は低温時における形
状記憶合金製板ばねの作用を示す要部縦断面図、第10
図は高温時における形状記憶合金製板ばねの作用を示す
要部縦断面図、第11図は形状記憶合金製板ばねの正面
図である。 lは油圧圧着式クラッチ、6はクランクシャフト、11
はクラッチディスク、14は本体、15bはシリンダ室
、16はピストン、20はインプットシャフト、60は
形状記憶合金製皿ばね、61は形状記憶合金製板ばねで
ある。 特許出願人 日野自動車工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジンのクランクシャフトに固定された本体と、
該本体に固定されたシリンダ室の内部に摺動自在に収容
され高温時にはストロークを小さくし、低温時にはスト
ロークを大きくするように構成されたプレッシャプレー
ト押圧用のリング状のピストンと、前記ピストンにより
押圧されたとき前記本体と共に一体的に回転すると共に
インプットシャフトに対してその軸方向に摺動自在に装
着されたクラッチディスクと、前記本体と前記クラッチ
ディスクとの間に配設され該クラッチディスクを前記ピ
ストンに向けて押圧付勢し温度の低下により伸張するよ
うに記憶が施された形状記憶合金製皿ばねとを備え、低
温時には前記形状記憶合金製皿ばねがその記憶形態に戻
ることにより伸張して前記クラッチディスクの前記ピス
トン側への移動量を大きくし、高温時には前記形状記憶
合金製皿ばねが前記クラッチディスクを介して前記ピス
トンにより押圧されることにより変形して前記クラッチ
ディスクの前記ピストン側への移動量を小さくし、常に
前記クラッチディスクを前記本体と前記ピストンとの中
央部に位置させるように構成したことを特徴とする油圧
圧着式クラッチ。 2 エンジンのクランクシャフトに固定された本体と、
該本体に固定されたシリンダ室の内部に摺動自在に収容
され高温時にはストロークを小さくし、低温時にはスト
ロークを大きくするように構成されたプレッシャプレー
ト押圧用のリング状のピストンと、前記ピストンにより
押圧されたとき前記本体と共に一体的に回転すると共に
インプットシャフトに対してその軸方向に摺動自在に装
着されたクラッチディスクと、前記本体と前記シリンダ
室との間に配設され該クラッチディスクを前記ピストン
に向けて押圧付勢し温度の低下により収縮するように記
憶が施された形状記憶合金製板ばねとを備え、低温時に
は前記形状記憶合金製板ばねがその記憶形態に戻ること
により前記クラッチディスクの前記ピストン側への移動
量を大きくし、高温時には該形状記憶合金製板ばねが前
記クラッチディスクを介して前記ピストンにより押圧さ
れることにより変形して前記クラッチディスクの前記ピ
ストン側への移動量を小さくし、常に前記クラッチディ
スクを前記本体と前記ピストンとの中央部に位置させる
ように構成したことを特徴とする油圧圧着式クラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2339588A JPH04210129A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 油圧圧着式クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2339588A JPH04210129A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 油圧圧着式クラッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04210129A true JPH04210129A (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=18328901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2339588A Pending JPH04210129A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 油圧圧着式クラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04210129A (ja) |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2339588A patent/JPH04210129A/ja active Pending
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