JPH04210255A - 微粉砕装置及び粉砕方法 - Google Patents
微粉砕装置及び粉砕方法Info
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- JPH04210255A JPH04210255A JP41057390A JP41057390A JPH04210255A JP H04210255 A JPH04210255 A JP H04210255A JP 41057390 A JP41057390 A JP 41057390A JP 41057390 A JP41057390 A JP 41057390A JP H04210255 A JPH04210255 A JP H04210255A
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Landscapes
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、ジェットエアを利用す
る微粉砕装置及び粉砕方法、詳しくは、粉砕エネルギー
効率を向上させた微粉砕装置及び粉砕方法に関する。 [o o O2] 【従来の技術】一般に、微粉砕装置は、機械式粉砕機と
ジェット式粉砕機に大別される。機械式粉砕機は、ター
ボミル(ターボ工業(株)製)、KTM(川崎重工業(
株)製)に代表されるように、粉砕ローターを高速回転
し、ローターと粒子の衝突及び粒子同士の摩砕により微
粉砕を行う。一方、ジェット式粉砕機は、マイクロナイ
ザー型、ジェットマイザー型に代表されるように、ジェ
ットエアの超高速流の力で粒子同士の衝突により微粉砕
を行う。それぞれの粉砕メカニズムの差異により、長所
、短所が明確に分かれている。機械式粉砕機は、ジェッ
ト式粉砕機に比べ、消費エネルギーが小さいが、発熱の
問題があり、熱に弱い物質1例えば、トナー、化粧品等
の粉砕においては、製品の熱変質や装置内への付着融着
などが生じるので、採用することができなかった。逆に
、ジェット式粉砕機は、圧縮空気の断熱膨張効果により
、装置内を低温化でき、かつ、機械式粉砕機のように回
転駆動部分がないため発熱も起こらない。したがって、
熱に弱い物質の微粉砕に広く利用されている。しかしな
がら、ジェット式粉砕機は、大量の圧縮空気を使用する
ため、大型コンプレッサーを付帯しなければならず、消
費エネルギーが膨大であるという問題点を有している。 [0003]この様なジェット式粉砕機の問題点の改善
のために、ジェットエアのエネルギーを、粒子同士の衝
突と粒子と衝突板との衝突の二つに利用し、粉砕エネル
ギー効率の向上を目的とした粉砕装置が提案された。 (実開昭51−100374号、同51−100375
号、及び特開昭58143853号公報)さらに、前記
粉砕装置の衝突板形状を改善することにより、粉砕エネ
ルギー効率を向上させる試みが行われてきた。例えば、
(1)衝突板衝突面が、ジェットエアの噴射方向に対し
、垂直な場合、(2)衝突板衝突面が、ジェットエアの
噴射方向に対し、傾斜している場合(実開昭51(00
374号、同51−100375号公報)、(3)衝突
板衝突面が、凹凸面の場合(実開昭56−64754号
、特開昭57−50556号公報L(4)衝突板衝突面
が、円錐状の場合(特開平1−254266号及び同2
−68154号公報)などである。 [0004] (1)の衝突板衝突面が垂直な場合は、
図3に示すように、衝突板に衝突するジェットエアが衝
突面に背圧を生じさせるため、ジェットエア流に混合さ
れた粒子にとっての反発力となり粒子の濃度は高くなり
、粒子間の衝突確率は高いが背圧により粒子が減速され
、粉砕に必要なエネルギーが得にくい。また、粒子と衝
突板との衝突による粉砕を一次粉砕とすると、粒子と粉
砕室壁面との衝突による粉砕、すなわち二次粉砕は余り
起こらない。 [0005] (2)の傾斜している場合は、粉砕圧が
分散されて低下し、粒子は衝突板に効率よく衝突するが
、衝突力が小さくなるため、−次粉砕の効果は余り向上
しない。しかし、傾斜している方向へエアが流れて行く
ので、その方向での二次粉砕効果は、(1)の場合より
は改善されている。 [0006] (3)の凹凸面の場合は、ジェットエア
の流れが乱れるため、粉砕の効率は思ったほど向上しな
い。 [0007] (4)の円錐状の場合は、全周方向へエ
アが流れ、二次粉砕効果は向上するが、(2)と同様に
、粉砕圧が分散されて低下するため、−次粉砕の衝撃力
は小さい。 [00081以上のように、前記のような各種の改善が
行われたジェット式粉砕機においては、未だ機械式粉砕
機の粉砕エネルギー効率に勝るものはなく、さらに粉砕
エネルギー効率の良好な粉砕装置及び粉砕方法の出現が
望まれている。 [0009]したがって、本発明は、従来の技術におけ
る上記のような欠点を改善することを目的としてなされ
たものである。 [00101すなわち、本発明の目的は、粒子と衝突部
材との衝突による一次粉砕効果と、粒子と粉砕室壁面と
の衝突による二次粉砕効果を向上させた、粉砕エネルギ
ー効率の高い、ジェットエアを用いた微粉砕装置及び粉
砕方法を提供することにある。 [00111
る微粉砕装置及び粉砕方法、詳しくは、粉砕エネルギー
効率を向上させた微粉砕装置及び粉砕方法に関する。 [o o O2] 【従来の技術】一般に、微粉砕装置は、機械式粉砕機と
ジェット式粉砕機に大別される。機械式粉砕機は、ター
ボミル(ターボ工業(株)製)、KTM(川崎重工業(
株)製)に代表されるように、粉砕ローターを高速回転
し、ローターと粒子の衝突及び粒子同士の摩砕により微
粉砕を行う。一方、ジェット式粉砕機は、マイクロナイ
ザー型、ジェットマイザー型に代表されるように、ジェ
ットエアの超高速流の力で粒子同士の衝突により微粉砕
を行う。それぞれの粉砕メカニズムの差異により、長所
、短所が明確に分かれている。機械式粉砕機は、ジェッ
ト式粉砕機に比べ、消費エネルギーが小さいが、発熱の
問題があり、熱に弱い物質1例えば、トナー、化粧品等
の粉砕においては、製品の熱変質や装置内への付着融着
などが生じるので、採用することができなかった。逆に
、ジェット式粉砕機は、圧縮空気の断熱膨張効果により
、装置内を低温化でき、かつ、機械式粉砕機のように回
転駆動部分がないため発熱も起こらない。したがって、
熱に弱い物質の微粉砕に広く利用されている。しかしな
がら、ジェット式粉砕機は、大量の圧縮空気を使用する
ため、大型コンプレッサーを付帯しなければならず、消
費エネルギーが膨大であるという問題点を有している。 [0003]この様なジェット式粉砕機の問題点の改善
のために、ジェットエアのエネルギーを、粒子同士の衝
突と粒子と衝突板との衝突の二つに利用し、粉砕エネル
ギー効率の向上を目的とした粉砕装置が提案された。 (実開昭51−100374号、同51−100375
号、及び特開昭58143853号公報)さらに、前記
粉砕装置の衝突板形状を改善することにより、粉砕エネ
ルギー効率を向上させる試みが行われてきた。例えば、
(1)衝突板衝突面が、ジェットエアの噴射方向に対し
、垂直な場合、(2)衝突板衝突面が、ジェットエアの
噴射方向に対し、傾斜している場合(実開昭51(00
374号、同51−100375号公報)、(3)衝突
板衝突面が、凹凸面の場合(実開昭56−64754号
、特開昭57−50556号公報L(4)衝突板衝突面
が、円錐状の場合(特開平1−254266号及び同2
−68154号公報)などである。 [0004] (1)の衝突板衝突面が垂直な場合は、
図3に示すように、衝突板に衝突するジェットエアが衝
突面に背圧を生じさせるため、ジェットエア流に混合さ
れた粒子にとっての反発力となり粒子の濃度は高くなり
、粒子間の衝突確率は高いが背圧により粒子が減速され
、粉砕に必要なエネルギーが得にくい。また、粒子と衝
突板との衝突による粉砕を一次粉砕とすると、粒子と粉
砕室壁面との衝突による粉砕、すなわち二次粉砕は余り
起こらない。 [0005] (2)の傾斜している場合は、粉砕圧が
分散されて低下し、粒子は衝突板に効率よく衝突するが
、衝突力が小さくなるため、−次粉砕の効果は余り向上
しない。しかし、傾斜している方向へエアが流れて行く
ので、その方向での二次粉砕効果は、(1)の場合より
は改善されている。 [0006] (3)の凹凸面の場合は、ジェットエア
の流れが乱れるため、粉砕の効率は思ったほど向上しな
い。 [0007] (4)の円錐状の場合は、全周方向へエ
アが流れ、二次粉砕効果は向上するが、(2)と同様に
、粉砕圧が分散されて低下するため、−次粉砕の衝撃力
は小さい。 [00081以上のように、前記のような各種の改善が
行われたジェット式粉砕機においては、未だ機械式粉砕
機の粉砕エネルギー効率に勝るものはなく、さらに粉砕
エネルギー効率の良好な粉砕装置及び粉砕方法の出現が
望まれている。 [0009]したがって、本発明は、従来の技術におけ
る上記のような欠点を改善することを目的としてなされ
たものである。 [00101すなわち、本発明の目的は、粒子と衝突部
材との衝突による一次粉砕効果と、粒子と粉砕室壁面と
の衝突による二次粉砕効果を向上させた、粉砕エネルギ
ー効率の高い、ジェットエアを用いた微粉砕装置及び粉
砕方法を提供することにある。 [00111
【課題を解決するための手段]本発明者等は、ジェット
エアを用いた微粉砕装置における衝突部材の衝突面形状
を、球面形状とすることにより、上記の目的が達成され
ることを見出だし、本発明を完成するに至った。 [0012]本発明の微粉砕装置は、粉砕室内に、ジェ
ットエアの力により粉体を搬入、加速し、噴射する吸込
ノズルと、その吸込ノズルの噴射方向に、吸込ノズルと
対向して配置された衝突部材とを備え、吸込ノズルから
粉体を噴射して粉体を衝撃力により粉砕するものであリ
、そして、前記衝突部材の衝突面が球面形状を有するこ
とを特徴とする。 [0013]また、本発明の粉砕方法は、吸込ノズルに
より粉体を搬入、加速し、さらに噴射し、衝突面が球面
形状を有する衝突部材に粉体を衝突させて粉砕を行い、
衝突後の粉体を分級機に搬送し、未粉砕物を吸込ノズル
に戻す閉回路粉砕を行うことを特徴とする。 [00141本発明を実施例に相当する図面によって説
明する。図1は、本発明の微粉砕装置の概略断面図及び
微粉砕装置と分級機を組み合わせた閉回路粉砕方法のフ
ローチャートを示す。本発明の微粉砕装置は、粉砕室9
内に、ジェットエアの力により、粉体を搬入、加速し、
噴射する吸込ノズル3と、衝突部材4を設けてなり、さ
らに排出管6を有している。衝突部材は、吸込ノズルの
噴射方向に対向して設けられており、ジェットエアの力
により、搬入、加速された粉体は、吸込ノズル3から、
噴射室内に噴射され、衝突部材4の衝突面10に衡突し
て、−次粉砕される。衝突部材の衝突面が球面形状を有
しているため、粉体は、全周方向に分散され、粉砕室壁
面7に衝突して、二次粉砕される。排出管6より排出さ
れた粉砕物は、分級機に搬送し、分離された粗粉は閉回
路において吸込ノズルに戻し、閉回路粉砕を行う。 [0015] 【作用】本発明の微粉砕装置において、吸込ノズルから
噴射されたジェットエアは吸込ノズル前方に設けられた
衝突部材の球面形状の衝突面に衝突する。その時のエア
の流れと圧力は、図3に示すような挙動を示す。なお、
図3(a)及び(b)は、衝突部材が平板の場合、(C
)及び(d)は、衝突部材が球形の場合を示す。 [0016]圧力抗力が正の場合は、ジェットエアと粒
子に対して反発力として働き、負の場合は引力として働
く。平板の場合は全体が正圧(反発力)であるのに対し
て、球体はθ=30度(中心角60度)の範囲は、負圧
(引力)として作用する。本発明は、衝突部材の衝突面
が球面形状のため、エア中の粉体は、このゾーン(中心
角60度の衝突面)で効率よく衝突し、−次粉砕が行わ
れる。また、衝突部材の衝突面が球面形状のため、粉体
は全周方向に効率よく分散され、粉砕室壁面と衝突し、
二次粉砕され、圧縮エアエネルギーを有効に粉砕に活用
することができる。 [0017]
エアを用いた微粉砕装置における衝突部材の衝突面形状
を、球面形状とすることにより、上記の目的が達成され
ることを見出だし、本発明を完成するに至った。 [0012]本発明の微粉砕装置は、粉砕室内に、ジェ
ットエアの力により粉体を搬入、加速し、噴射する吸込
ノズルと、その吸込ノズルの噴射方向に、吸込ノズルと
対向して配置された衝突部材とを備え、吸込ノズルから
粉体を噴射して粉体を衝撃力により粉砕するものであリ
、そして、前記衝突部材の衝突面が球面形状を有するこ
とを特徴とする。 [0013]また、本発明の粉砕方法は、吸込ノズルに
より粉体を搬入、加速し、さらに噴射し、衝突面が球面
形状を有する衝突部材に粉体を衝突させて粉砕を行い、
衝突後の粉体を分級機に搬送し、未粉砕物を吸込ノズル
に戻す閉回路粉砕を行うことを特徴とする。 [00141本発明を実施例に相当する図面によって説
明する。図1は、本発明の微粉砕装置の概略断面図及び
微粉砕装置と分級機を組み合わせた閉回路粉砕方法のフ
ローチャートを示す。本発明の微粉砕装置は、粉砕室9
内に、ジェットエアの力により、粉体を搬入、加速し、
噴射する吸込ノズル3と、衝突部材4を設けてなり、さ
らに排出管6を有している。衝突部材は、吸込ノズルの
噴射方向に対向して設けられており、ジェットエアの力
により、搬入、加速された粉体は、吸込ノズル3から、
噴射室内に噴射され、衝突部材4の衝突面10に衡突し
て、−次粉砕される。衝突部材の衝突面が球面形状を有
しているため、粉体は、全周方向に分散され、粉砕室壁
面7に衝突して、二次粉砕される。排出管6より排出さ
れた粉砕物は、分級機に搬送し、分離された粗粉は閉回
路において吸込ノズルに戻し、閉回路粉砕を行う。 [0015] 【作用】本発明の微粉砕装置において、吸込ノズルから
噴射されたジェットエアは吸込ノズル前方に設けられた
衝突部材の球面形状の衝突面に衝突する。その時のエア
の流れと圧力は、図3に示すような挙動を示す。なお、
図3(a)及び(b)は、衝突部材が平板の場合、(C
)及び(d)は、衝突部材が球形の場合を示す。 [0016]圧力抗力が正の場合は、ジェットエアと粒
子に対して反発力として働き、負の場合は引力として働
く。平板の場合は全体が正圧(反発力)であるのに対し
て、球体はθ=30度(中心角60度)の範囲は、負圧
(引力)として作用する。本発明は、衝突部材の衝突面
が球面形状のため、エア中の粉体は、このゾーン(中心
角60度の衝突面)で効率よく衝突し、−次粉砕が行わ
れる。また、衝突部材の衝突面が球面形状のため、粉体
は全周方向に効率よく分散され、粉砕室壁面と衝突し、
二次粉砕され、圧縮エアエネルギーを有効に粉砕に活用
することができる。 [0017]
【実施例】本発明の実施例を図面によって説明する。図
1は、本発明の微粉砕装置の断面及び分級機と組合わせ
た閉回路粉砕工程の概略図であり、図2は、図1に示す
微粉砕装置のA−B断面図である。 [00181図中、9は粉砕室であり、内壁の一方に吸
込ノズル3が設けられ、上方に排出管6が設けられてい
る。吸込)文ル3の噴射方向には、それに対向する位置
に、衝突部材4が衝突部材支持部5によって支持されて
いる。吸込ノズル3の一端は、粉砕原料8を供給する粉
砕原料投入口1と連通しており、その近傍に圧縮エア供
給ノズル2が配設されている。圧縮エア供給ノズル2は
、コンプレッサー13から、圧縮エアが供給されるよう
になっている。衝突部材4の吸込ノズル3に対向する面
は、球面形状の衝突面10を形成している。なお、7は
粉砕室内壁、11は吸込ノズル先端、12は回転式分級
機である。 [0019]上記微粉砕装置において、原料供給装置に
より粉砕原料8は、吸込ノズル3上方の粉砕原料投入口
1より吸込ノズル3に供給される。吸込ノズル3には、
コンプレッサー12から3〜10kg/c+m2Gの圧
力を有する圧縮エアが圧縮エア供給ノズル2を通して導
入され、それによって粉砕原料8は搬入と同時に、吸込
ノズル内において瞬時に音速を超えた速度に加速される
。音速を超えた粉砕原料は、吸込ノズル3の先端から、
粉砕室9に噴射され、衝突部材4の衝突面10に衝突し
て、−次粉砕される。衝突部材の衝突面が球面形状を有
しているため、粉体は、全周方向に分散され、粉砕室壁
面7に衝突して、二次粉砕される。そして、粉体は、排
出管6へ搬送されるまで、−次粉砕、二次粉砕が繰り返
される。排出管6から排出された粉体は、分級機12に
より粗粉と細粉に分級される。粗粉側は、再び粉砕原料
投入口1に搬送され、細粉側は、製品として使用される
。使用する粉砕材料によっては、細粉側をさらに微粉分
級、表面改質等の処理を行い、製品化する。 [00201本発明において、衝突部材の設置位置は、
吸込ノズル3からの噴射エアの中心方向を0度としたと
き、衝突部材の衝突面の中心が0度になるようにするの
が最も好ましい。衝突面の中心が吸込ノズル3からの噴
射エアの中心方向から極端にずれている場合は、ジェッ
トエアが有効に衝突面に当たらないため、−次粉砕の効
率が低下してしまう。この様な理由より、衝突部材の設
置位置は、0度近傍にあれば特に問題はない。また、距
離については、圧縮エアをノズルより噴射した場合、噴
射された圧縮エアが有効なエネルギーを有するゾーンを
ポテンシャルコアゾーン(通常、ノズル内径の5倍の距
離)と呼ぶが、衝突部材の衝突面先端と吸込ノズル先端
11との距離が、前記ポテンシャルコアゾーンの5倍以
下、好ましくは1〜3倍であることが好ましい。上記距
離が5倍を超える場合は、粒子の速度が低下し、粉砕効
果を低下させる。 [00213また、この衝突部材のサイズとしては、噴
射エアの抵抗にならない程度の範囲の大きさがよく、噴
射エアの中心方向に対して垂直な面または断面の面積が
、吸込みノズルの最小内径部の50倍以下であることが
好ましい。 [0022]衝突部材の材質は、耐摩耗性のものならば
問題なく使用できる。特に耐摩耗性合金、耐摩耗表面処
理金属、セラミックスなどが望ましい。具体的には、合
金類として、超硬をはじめ、コバルトベースのステライ
ト合金、ニッケルベースのデロロ合金、鉄ベースのデル
クロム合金及びトリバロイ金、属間化合物があげられ、
セラミックスとしては、アルミナ、チタニア、ジルコニ
アなどの酸化物、炭化ケイ素、炭化クロムなどの炭化物
。 窒化ケイ素、窒化チタンなどの窒化物、硼化クロム、硼
化チタン等の硼化物があげられる。 [00231次に、本発明の微粉砕装置を使用して微粉
砕を行う場合の具体例を示す。 [0024]実施例1図1及び図2に示す微粉砕装置を
使用した。この微粉砕装置は、直径が35mmφの超硬
味の衝突部材4を有し、粉砕室内径100111mφ、
粉砕室内壁7は、アルミナコートされていた。圧縮エア
供給ノズル内径は、9. 0mmφ、排出管6は内径6
5mmφであり、衝突部材4は、吸込ノズル先端11よ
り65mmの位置で噴出エアの中心軸上に設置されてお
り、粉砕圧7゜0kg/Cm2Gの条件で粉砕を行った
。 [0025]粉砕原料としては、電子写真用トナーのハ
ンマーミル破砕物(重量平均粒径D50=300〜50
0am)を使用し、重量平均粒径D50(以下、単にD
50という)が9μmと7μmになるように前記の条件
で粉砕し、粒度分布をコールタールカウンターTA−I
I (コールタ−エレクトロニクス社製)で測定した
。その結果を表1および表2に示す。 [0026]比較例1 衝突部材の衝突面形状を、図4b)のようにジェットエ
アの噴射方向に対し垂直にした以外は、実施例1と同じ
条件でD50が9μmと7μmになるように粉砕を行っ
た。その結果を表1および表2に示す。 [0027]比較例2 衝突部材の衝突面形状を、図4c)のようにジェットエ
アの噴射方向に対し45度の角度に傾斜させた以外は、
実施例1と同じ条件でD50が9μmと7μmになるよ
うに粉砕を行った。その結果を表1および表2に示す。 [0028]比較例3 衝突部材の衝突面形状を、図4d)のように頂角120
度の円錐形とした以外は、実施例1と同じ条件でD50
が9μmと7μmになるように粉砕を行った。その結果
を表1および表2に示す。 [0029]
1は、本発明の微粉砕装置の断面及び分級機と組合わせ
た閉回路粉砕工程の概略図であり、図2は、図1に示す
微粉砕装置のA−B断面図である。 [00181図中、9は粉砕室であり、内壁の一方に吸
込ノズル3が設けられ、上方に排出管6が設けられてい
る。吸込)文ル3の噴射方向には、それに対向する位置
に、衝突部材4が衝突部材支持部5によって支持されて
いる。吸込ノズル3の一端は、粉砕原料8を供給する粉
砕原料投入口1と連通しており、その近傍に圧縮エア供
給ノズル2が配設されている。圧縮エア供給ノズル2は
、コンプレッサー13から、圧縮エアが供給されるよう
になっている。衝突部材4の吸込ノズル3に対向する面
は、球面形状の衝突面10を形成している。なお、7は
粉砕室内壁、11は吸込ノズル先端、12は回転式分級
機である。 [0019]上記微粉砕装置において、原料供給装置に
より粉砕原料8は、吸込ノズル3上方の粉砕原料投入口
1より吸込ノズル3に供給される。吸込ノズル3には、
コンプレッサー12から3〜10kg/c+m2Gの圧
力を有する圧縮エアが圧縮エア供給ノズル2を通して導
入され、それによって粉砕原料8は搬入と同時に、吸込
ノズル内において瞬時に音速を超えた速度に加速される
。音速を超えた粉砕原料は、吸込ノズル3の先端から、
粉砕室9に噴射され、衝突部材4の衝突面10に衝突し
て、−次粉砕される。衝突部材の衝突面が球面形状を有
しているため、粉体は、全周方向に分散され、粉砕室壁
面7に衝突して、二次粉砕される。そして、粉体は、排
出管6へ搬送されるまで、−次粉砕、二次粉砕が繰り返
される。排出管6から排出された粉体は、分級機12に
より粗粉と細粉に分級される。粗粉側は、再び粉砕原料
投入口1に搬送され、細粉側は、製品として使用される
。使用する粉砕材料によっては、細粉側をさらに微粉分
級、表面改質等の処理を行い、製品化する。 [00201本発明において、衝突部材の設置位置は、
吸込ノズル3からの噴射エアの中心方向を0度としたと
き、衝突部材の衝突面の中心が0度になるようにするの
が最も好ましい。衝突面の中心が吸込ノズル3からの噴
射エアの中心方向から極端にずれている場合は、ジェッ
トエアが有効に衝突面に当たらないため、−次粉砕の効
率が低下してしまう。この様な理由より、衝突部材の設
置位置は、0度近傍にあれば特に問題はない。また、距
離については、圧縮エアをノズルより噴射した場合、噴
射された圧縮エアが有効なエネルギーを有するゾーンを
ポテンシャルコアゾーン(通常、ノズル内径の5倍の距
離)と呼ぶが、衝突部材の衝突面先端と吸込ノズル先端
11との距離が、前記ポテンシャルコアゾーンの5倍以
下、好ましくは1〜3倍であることが好ましい。上記距
離が5倍を超える場合は、粒子の速度が低下し、粉砕効
果を低下させる。 [00213また、この衝突部材のサイズとしては、噴
射エアの抵抗にならない程度の範囲の大きさがよく、噴
射エアの中心方向に対して垂直な面または断面の面積が
、吸込みノズルの最小内径部の50倍以下であることが
好ましい。 [0022]衝突部材の材質は、耐摩耗性のものならば
問題なく使用できる。特に耐摩耗性合金、耐摩耗表面処
理金属、セラミックスなどが望ましい。具体的には、合
金類として、超硬をはじめ、コバルトベースのステライ
ト合金、ニッケルベースのデロロ合金、鉄ベースのデル
クロム合金及びトリバロイ金、属間化合物があげられ、
セラミックスとしては、アルミナ、チタニア、ジルコニ
アなどの酸化物、炭化ケイ素、炭化クロムなどの炭化物
。 窒化ケイ素、窒化チタンなどの窒化物、硼化クロム、硼
化チタン等の硼化物があげられる。 [00231次に、本発明の微粉砕装置を使用して微粉
砕を行う場合の具体例を示す。 [0024]実施例1図1及び図2に示す微粉砕装置を
使用した。この微粉砕装置は、直径が35mmφの超硬
味の衝突部材4を有し、粉砕室内径100111mφ、
粉砕室内壁7は、アルミナコートされていた。圧縮エア
供給ノズル内径は、9. 0mmφ、排出管6は内径6
5mmφであり、衝突部材4は、吸込ノズル先端11よ
り65mmの位置で噴出エアの中心軸上に設置されてお
り、粉砕圧7゜0kg/Cm2Gの条件で粉砕を行った
。 [0025]粉砕原料としては、電子写真用トナーのハ
ンマーミル破砕物(重量平均粒径D50=300〜50
0am)を使用し、重量平均粒径D50(以下、単にD
50という)が9μmと7μmになるように前記の条件
で粉砕し、粒度分布をコールタールカウンターTA−I
I (コールタ−エレクトロニクス社製)で測定した
。その結果を表1および表2に示す。 [0026]比較例1 衝突部材の衝突面形状を、図4b)のようにジェットエ
アの噴射方向に対し垂直にした以外は、実施例1と同じ
条件でD50が9μmと7μmになるように粉砕を行っ
た。その結果を表1および表2に示す。 [0027]比較例2 衝突部材の衝突面形状を、図4c)のようにジェットエ
アの噴射方向に対し45度の角度に傾斜させた以外は、
実施例1と同じ条件でD50が9μmと7μmになるよ
うに粉砕を行った。その結果を表1および表2に示す。 [0028]比較例3 衝突部材の衝突面形状を、図4d)のように頂角120
度の円錐形とした以外は、実施例1と同じ条件でD50
が9μmと7μmになるように粉砕を行った。その結果
を表1および表2に示す。 [0029]
【表1】
【表2】
[00301上記実施例と比較例の結果から明らかなよ
うに、ジェットエアを用いた微粉砕装置における衝突部
材の衝突面形状を球面形状にすることにより、粒子と衝
突部材との衝突による一次粉砕効果と、粒子と粉砕室壁
面との衝突による二次粉砕効果を上げ、粉砕消費エネル
ギーを低減することができることが分かる。また、粒度
分布に関しても、シャープな粉砕物が得られることが分
かる。 (00311次に、衝突部材の材質を選定するために、
実施例1と比較例1〜3において使用した微粉砕装置で
、衝突部材として、図4a)のような形状で、超硬(材
質WH40、日立金属(株)製)、粉末高速度工具鋼(
HAP40、日立金属(株)製)、サイアロン(HCN
10、日立金属(株)製)、比較のために5US304
を用い、実施例1と同じ条件で磁性粉含有樹脂のハンマ
ーミル破砕物(200〜500μm)を原料とし、原料
供給量10kg/hrで4時間粉砕を行い、衝突部材の
摩耗重電変化(摩耗度)を測定した。その結果を表3に
示す。 [0032]
うに、ジェットエアを用いた微粉砕装置における衝突部
材の衝突面形状を球面形状にすることにより、粒子と衝
突部材との衝突による一次粉砕効果と、粒子と粉砕室壁
面との衝突による二次粉砕効果を上げ、粉砕消費エネル
ギーを低減することができることが分かる。また、粒度
分布に関しても、シャープな粉砕物が得られることが分
かる。 (00311次に、衝突部材の材質を選定するために、
実施例1と比較例1〜3において使用した微粉砕装置で
、衝突部材として、図4a)のような形状で、超硬(材
質WH40、日立金属(株)製)、粉末高速度工具鋼(
HAP40、日立金属(株)製)、サイアロン(HCN
10、日立金属(株)製)、比較のために5US304
を用い、実施例1と同じ条件で磁性粉含有樹脂のハンマ
ーミル破砕物(200〜500μm)を原料とし、原料
供給量10kg/hrで4時間粉砕を行い、衝突部材の
摩耗重電変化(摩耗度)を測定した。その結果を表3に
示す。 [0032]
【表3】
[00331上記の結果から明らかなように、超硬はS
US 304の96.6倍、HAP40は71.2倍、
サイアロンは55.4倍であり、いずれも良好な耐摩耗
性が得られた。 [00341 【発明の効果]本発明の微粉砕装置は、上記のように衝
突部材の衝突面形状を球面形状にすることにより、粒子
と衝突部材との衝突による一次粉砕効果と、粒子と粉砕
室壁面との衝突による二次粉砕効果を上げ、粉砕消費エ
ネルギーを低減することができる。また、粒度分布に関
してもシャープな粉砕物を得ることができる。さらに耐
摩耗材質により、摩耗性の強い粉体の粉砕も可能である
。
US 304の96.6倍、HAP40は71.2倍、
サイアロンは55.4倍であり、いずれも良好な耐摩耗
性が得られた。 [00341 【発明の効果]本発明の微粉砕装置は、上記のように衝
突部材の衝突面形状を球面形状にすることにより、粒子
と衝突部材との衝突による一次粉砕効果と、粒子と粉砕
室壁面との衝突による二次粉砕効果を上げ、粉砕消費エ
ネルギーを低減することができる。また、粒度分布に関
してもシャープな粉砕物を得ることができる。さらに耐
摩耗材質により、摩耗性の強い粉体の粉砕も可能である
。
【図1】 本発明の微粉砕装置の断面及び分級機を組合
せた閉回路粉砕工程の概略図である。
せた閉回路粉砕工程の概略図である。
【図2】 図1における微粉砕装置のA−B断面図であ
る。
る。
【図3】 ジェットエアが衝突部材の衝突面に衝突する
場合の、エアの流れと圧力を模式的に表した図でありる
。
場合の、エアの流れと圧力を模式的に表した図でありる
。
【図4】 衝突部材の衝突面形状を模式的に表した図で
ある。
ある。
1、、、、粉砕原料投入口、2.、、、圧縮エア供給ノ
ズル、3、、、、吸込ノズル、4.、、、衝突部材、5
.、、、衝突部材支持部、6.、、、排出管、7.、、
、粉砕室内壁、8.、、、粉砕原料、9.、、、粉砕室
、10.、、、衝突面、11.、、、吸込ノズル先端、
12.、、、回転式分級機、13.、、、コンプレッサ
ズル、3、、、、吸込ノズル、4.、、、衝突部材、5
.、、、衝突部材支持部、6.、、、排出管、7.、、
、粉砕室内壁、8.、、、粉砕原料、9.、、、粉砕室
、10.、、、衝突面、11.、、、吸込ノズル先端、
12.、、、回転式分級機、13.、、、コンプレッサ
【図1】
Claims (2)
- 【請求項1】粉砕室内に、ジェットエアの力により粉体
を搬入、加速し、噴射する吸込ノズルと、該吸込ノズル
の噴射方向に、吸込ノズルと対向して配置された衝突部
材とを備え、吸込ノズルから粉体を噴射して粉体を衝撃
力により粉砕する微粉砕装置において、前記衝突部材の
衝突面が球面形状を有することを特徴とする微粉砕装置
。 - 【請求項2】吸込ノズルにより粉体を搬入、加速し、さ
らに噴射し、衝突面が球面形状を有する衝突部材に粉体
を衝突させて粉砕を行い、衝突後の粉体を分級機に搬送
し、未粉砕物を吸込ノズルに戻す閉回路粉砕を行うこと
を特徴とする粉砕方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41057390A JPH04210255A (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | 微粉砕装置及び粉砕方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41057390A JPH04210255A (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | 微粉砕装置及び粉砕方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04210255A true JPH04210255A (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=18519721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41057390A Pending JPH04210255A (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | 微粉砕装置及び粉砕方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04210255A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006297212A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Mikasa Sangyo Kk | 高脂肪食品の微粉砕製法およびそれにより得られた微粉末食品 |
| US7866581B2 (en) | 2004-02-10 | 2011-01-11 | Kao Corporation | Method of manufacturing toner |
| CN103025433A (zh) * | 2010-07-30 | 2013-04-03 | 细川密克朗集团股份有限公司 | 喷射式磨机 |
-
1990
- 1990-12-14 JP JP41057390A patent/JPH04210255A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7866581B2 (en) | 2004-02-10 | 2011-01-11 | Kao Corporation | Method of manufacturing toner |
| JP2006297212A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Mikasa Sangyo Kk | 高脂肪食品の微粉砕製法およびそれにより得られた微粉末食品 |
| CN103025433A (zh) * | 2010-07-30 | 2013-04-03 | 细川密克朗集团股份有限公司 | 喷射式磨机 |
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