JPH04210848A - ロストワックス法における耐火材被膜形成方法および装置 - Google Patents
ロストワックス法における耐火材被膜形成方法および装置Info
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- JPH04210848A JPH04210848A JP40200290A JP40200290A JPH04210848A JP H04210848 A JPH04210848 A JP H04210848A JP 40200290 A JP40200290 A JP 40200290A JP 40200290 A JP40200290 A JP 40200290A JP H04210848 A JPH04210848 A JP H04210848A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、ろう模型を耐火性材料
のスラリを収容したタンク内に浸漬して表面に耐火材被
膜を形成するロストワックス法における耐火材被膜形成
方法および装置に関するものであり、特にスラリ中に混
入した異物を除去することを特徴とする方法および装置
に関する。 [0002] 【従来の技術】従来より、各種の精密部品の製造におい
て精密鋳造用の鋳型をロストワックス法で製造すること
が盛んに行われている。このロストワックス法において
は、ろう模型をスラリタンク内に浸漬して表面に耐火材
被膜を形成する工程がある。スラリタンク内に収容され
るスラリは、耐火物(Zrフラワーや溶融Si等)とバ
インダ(コロイダルシリカ等)と水分とからなる。また
、スラリタンクの周縁には、浸漬後引き上げられたろう
模型から垂れるスラリ液を受けてタンク内に戻すための
液切り板等が配設されている。 [0003]
のスラリを収容したタンク内に浸漬して表面に耐火材被
膜を形成するロストワックス法における耐火材被膜形成
方法および装置に関するものであり、特にスラリ中に混
入した異物を除去することを特徴とする方法および装置
に関する。 [0002] 【従来の技術】従来より、各種の精密部品の製造におい
て精密鋳造用の鋳型をロストワックス法で製造すること
が盛んに行われている。このロストワックス法において
は、ろう模型をスラリタンク内に浸漬して表面に耐火材
被膜を形成する工程がある。スラリタンク内に収容され
るスラリは、耐火物(Zrフラワーや溶融Si等)とバ
インダ(コロイダルシリカ等)と水分とからなる。また
、スラリタンクの周縁には、浸漬後引き上げられたろう
模型から垂れるスラリ液を受けてタンク内に戻すための
液切り板等が配設されている。 [0003]
【発明が解決しようとする課題】ところが、タンク内の
スラリには、もともと耐火物の大きな塊が混入していた
り、浸漬の際や液切りの際にろう模型の破片が混入して
来ることがあった。また、この浸漬作業を複数回実施す
る場合に、先に被膜としてろう模型の表面に付着され乾
燥・固化した耐火物の破片がスラリ液中に混入して来る
場合もあった。 [0004]このため、これら固化済みの破片や大きな
耐火物の塊あるいはろうの破片がろう模型の表面に付着
して、出来上がった鋳型に余分の空間が形成されてしま
ういわゆる差込みや、いわゆる砂かみの現象を起こし、
正しい形状の鋳型を形成できないという問題があった。 [0005]そこで、従来は、スラリタンク内の混入異
物を金網等で時々すくい取るなど人手によって対応して
きたが、この作業を行うために連続的に実施していた浸
漬作業を一時中断したりする必要があり、また多大な労
力を要することから作業効率が悪いという問題があった
。 [0006]加えて、これら異物が混入する時期や要因
は正確に把握されている訳ではないことから、こうした
時々実施される人手による対応では確実に異物を除去す
ることができず、不良品の発生を的確に抑制することが
できていなかった。 [0007]本発明は、かかる課題を解決し、効率よく
しかも確実に異物を除去することによって不良品の発生
を的確に防止することを目的として完成されたものであ
る。 [0008]
スラリには、もともと耐火物の大きな塊が混入していた
り、浸漬の際や液切りの際にろう模型の破片が混入して
来ることがあった。また、この浸漬作業を複数回実施す
る場合に、先に被膜としてろう模型の表面に付着され乾
燥・固化した耐火物の破片がスラリ液中に混入して来る
場合もあった。 [0004]このため、これら固化済みの破片や大きな
耐火物の塊あるいはろうの破片がろう模型の表面に付着
して、出来上がった鋳型に余分の空間が形成されてしま
ういわゆる差込みや、いわゆる砂かみの現象を起こし、
正しい形状の鋳型を形成できないという問題があった。 [0005]そこで、従来は、スラリタンク内の混入異
物を金網等で時々すくい取るなど人手によって対応して
きたが、この作業を行うために連続的に実施していた浸
漬作業を一時中断したりする必要があり、また多大な労
力を要することから作業効率が悪いという問題があった
。 [0006]加えて、これら異物が混入する時期や要因
は正確に把握されている訳ではないことから、こうした
時々実施される人手による対応では確実に異物を除去す
ることができず、不良品の発生を的確に抑制することが
できていなかった。 [0007]本発明は、かかる課題を解決し、効率よく
しかも確実に異物を除去することによって不良品の発生
を的確に防止することを目的として完成されたものであ
る。 [0008]
【課題を解決するための手段及び作用】かかる目的を達
成するためになされた本発明は、ろう模型を耐火性材料
のスラリを収容したタンク内に浸漬して表面に耐火材被
膜を形成するロストワックス法における耐火材被膜形成
方法において、タンク内に収容された耐火性材料のスラ
リを攪拌して所定の流れを形成し、該流れの上流に向か
って開口する網状捕捉手段によってスラリ中に混入した
所定寸法以上の固形物を捕捉しつつ前記浸漬を行うこと
を特徴とする構成を採用した。 [0009]この方法によれば、スラリ中に混入した所
定寸法以上の固形物は所定の流れに従ってタンク内を流
動し、この流動の最中に網状捕捉手段によって捕捉され
る。本発明方法では、こうした混入異物の捕捉を実行し
つつろう模型の浸漬を行うこととしたから、作業効率を
害することがなく、しかもいつどの様にして混入するの
かを把握するのが困難な異物を的確にスラリ中から除去
することができ、ろう模型の表面にこれらが付着してし
まうのを確実に防止することができる。 [001,0]ここで、攪拌により形成される所定の流
れをタンクの底部から表層ヘスラリを湧き上げる流れと
し、網状捕捉手段によりスラリ表層近傍において下降す
る固形物を捕捉する構成とすれば、重量の大きい異物も
的確に捕捉でき、スラリ中に沈澱していた重い異物が何
かの拍子に浮上してきてろう模型に付着してしまうとい
うことも防止することができる。 [0011]また本発明は装置としても完成されており
、ろう模型の表面に付着される耐火性材料のスラリを収
容したタンクと、該タンク内にろう模型を浸漬させる浸
漬手段とを備えたロストワックス法における耐火材被膜
形成装置において、前記タンク内に配設され、前記耐火
性材料のスラリを攪拌して所定の流れを形成する攪拌手
段と、該所定の流れの上流に向かって開口する様に前記
タンク内に配設され、スラリ中に混入した所定寸法以上
の固形物を捕捉する網状捕捉手段とを備えることを特徴
とする構成を採用した。 [0012]その作用は、上述の方法におけると同様で
ある。そして、攪拌手段をタンクの底部から表層ヘスラ
リを湧き上げる流れを形成するスクリュー等とし、網状
捕捉手段をスラリ表層近傍において下降する固形物を捕
捉するものとすることでタンクの底部から表層ヘスラリ
を湧き上げて重量の大きい異物も重量の小さい異物もい
ずれも的確に捕捉することができる。 [0013]さらに、網状捕捉手段をタンク内周面近傍
に吊り下げられた上方開口を有する箱状のものであり、
流れの上流側の開口縁を下流側の開口縁よりも深くスラ
リ内へ漬けた構成とすることで、攪拌手段によって形成
された流れに従ってこの網状捕捉手段が柔軟に移動する
ことができるから、効率よく確実に異物を捕捉すること
ができるという優れた作用をも奏する。 [0014]
成するためになされた本発明は、ろう模型を耐火性材料
のスラリを収容したタンク内に浸漬して表面に耐火材被
膜を形成するロストワックス法における耐火材被膜形成
方法において、タンク内に収容された耐火性材料のスラ
リを攪拌して所定の流れを形成し、該流れの上流に向か
って開口する網状捕捉手段によってスラリ中に混入した
所定寸法以上の固形物を捕捉しつつ前記浸漬を行うこと
を特徴とする構成を採用した。 [0009]この方法によれば、スラリ中に混入した所
定寸法以上の固形物は所定の流れに従ってタンク内を流
動し、この流動の最中に網状捕捉手段によって捕捉され
る。本発明方法では、こうした混入異物の捕捉を実行し
つつろう模型の浸漬を行うこととしたから、作業効率を
害することがなく、しかもいつどの様にして混入するの
かを把握するのが困難な異物を的確にスラリ中から除去
することができ、ろう模型の表面にこれらが付着してし
まうのを確実に防止することができる。 [001,0]ここで、攪拌により形成される所定の流
れをタンクの底部から表層ヘスラリを湧き上げる流れと
し、網状捕捉手段によりスラリ表層近傍において下降す
る固形物を捕捉する構成とすれば、重量の大きい異物も
的確に捕捉でき、スラリ中に沈澱していた重い異物が何
かの拍子に浮上してきてろう模型に付着してしまうとい
うことも防止することができる。 [0011]また本発明は装置としても完成されており
、ろう模型の表面に付着される耐火性材料のスラリを収
容したタンクと、該タンク内にろう模型を浸漬させる浸
漬手段とを備えたロストワックス法における耐火材被膜
形成装置において、前記タンク内に配設され、前記耐火
性材料のスラリを攪拌して所定の流れを形成する攪拌手
段と、該所定の流れの上流に向かって開口する様に前記
タンク内に配設され、スラリ中に混入した所定寸法以上
の固形物を捕捉する網状捕捉手段とを備えることを特徴
とする構成を採用した。 [0012]その作用は、上述の方法におけると同様で
ある。そして、攪拌手段をタンクの底部から表層ヘスラ
リを湧き上げる流れを形成するスクリュー等とし、網状
捕捉手段をスラリ表層近傍において下降する固形物を捕
捉するものとすることでタンクの底部から表層ヘスラリ
を湧き上げて重量の大きい異物も重量の小さい異物もい
ずれも的確に捕捉することができる。 [0013]さらに、網状捕捉手段をタンク内周面近傍
に吊り下げられた上方開口を有する箱状のものであり、
流れの上流側の開口縁を下流側の開口縁よりも深くスラ
リ内へ漬けた構成とすることで、攪拌手段によって形成
された流れに従ってこの網状捕捉手段が柔軟に移動する
ことができるから、効率よく確実に異物を捕捉すること
ができるという優れた作用をも奏する。 [0014]
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例を図面に基
づき詳細に説明する。図1〜図3は、第1実施例を示し
たものである。 [0015]第1実施例としてのロストワックス法にお
ける耐火材被膜形成装置1は、ろう模型3の表面に付着
される耐火性材料のスラリを収容したタンク5と、ろう
模型3を多数吊り下げて保持し、これらろう模型3をタ
ンク5へ搬送して順次浸漬させる搬送浸漬装置7と、タ
ンク5の底まで挿入された攪拌用スクリュー9と、この
攪拌用スクリュー9を回転させるモータ11と、攪拌用
スクリュー9の回転軸13近傍においてスラリ内へ吊り
下げられた網かご15とを備えている。 [0016]タンク5の開口縁には液切り板5aが配設
されて、引き上げられたろう模型3から垂れるスラリ液
を液切りする様に構成されている。攪拌用スクリュー9
は、図1の(A)に示す様に、タンク5の底部から表層
部へとスラリを湧き上げる流れSLを形成するものであ
る。なお、この流れSLは、攪拌熱が出ることがなく、
かつスラリ液に沈澱が生じない程度の流速・強さの流れ
である。 [0017]また、網かご15は、1〜3mm角の網目
を有する8メツシユのものであり、上側を開口17とし
た直方体形状のものである。この網かご15は、図1の
(B)に要部拡大として示す様に、開口17の流れSL
の上流側に近い縁17aがスラリの液面から20〜30
mmの深さとなり、反対の縁17bがスラリ液面位置と
なる様に若干傾斜した状態で吊り下げられる。 [0018]この耐火材被膜形成装置1により、モータ
11を駆動して攪拌用スクリュー9を回転させてスラリ
に底部から表層へ湧き上がる流れSLを形成させている
状態で、搬送浸漬装置7を駆動してろう模型3を順次搬
送しつつ浸漬し、引き上げてから乾燥・固化する工程を
8〜9回繰り返してろう模型3の表面に耐火材被膜を形
成した。この間、ろう模型3が破損して生じたろうの破
片や乾燥・固化した耐火材の破片やもともとスラリ中に
あった耐火物の大きな塊は、皆網かご15内に捕捉され
、これらをスラリ中からきれいに除去することができた
ので、スラリに浸漬されるろう模型3の表面にこれら異
物が付着するということがなかった。 [0019]この結果、その後説ろう等の工程を経て製
造された精密鋳型は正しい形状のものとなり、不良品が
発生しなくなった。また、本実施例の耐火材被膜形成装
置1によれば、スラリ中へ混入した異物を除去する作業
を、ろう模型3の浸漬作業と並行して、しかも自動的に
実施することができる。従って、作業効率を損なうこと
がなく、また人手を煩わせず、いつ混入するかが分から
ないこれら異物を確実に除去することができる。 [0020]さらに、網かご15をタンク5内に移動自
在に吊り下げる構成とし、攪拌用スクリュー9によって
形成される流れSLの上流側の開口縁17aが下流側の
開口縁17bよりも深くスラリ内に漬かった構成とした
から、網かご15がこの流れSLに従って柔軟に移動し
、流れSLの上流に向かって開口17が開いた状態が自
然に維持される。従って、異物の捕捉が極めてスムーズ
に実行される。 [00211加えて、攪拌用スクリュー9をタンク5の
底部まで深く挿入してスラリを湧き上げる流れSLを形
成することで攪拌する構成としたから、重い異物も表層
近傍へ持ち上げて確実に捕捉することができ、スラリ中
に沈澱していた重い異物が何かの拍子に浮上してきてろ
う模型3に付着してしまうということも防止することが
できる。 [0022]さらに、下流側の開口縁17bはスラリ液
面まで上がっているから、軽くて液面に浮いている異物
も確実に捕捉することができる。次に第2実施例を図4
に基づいて説明する。 [0023]第2実施例は、第1実施例と同様の構成で
あるが、網かごに特徴を有している。この第2実施例の
網かご21は、かご底23がテーパした構成となってお
り、長手方向一方の側板25に向かって深くなっている
。この側板25は、かご底23に対して蝶番で開閉自在
に取り付けられている。この結果、側板25を開くこと
で捕捉された異物の取り出しを簡単に実行することがで
きる。 [0024]また、図5は第3実施例を示しており、こ
こでは平面円弧状の網かご31を採用して、攪拌用スク
リュー9の回転軸13の周囲を取り囲む用に配設した。 この結果、捕捉効率が向上した。 [0025]さらに、図6は第4実施例を示しており、
タンク5の底部にモータ41を配設し、タンク5の底部
に配設した攪拌用スクリュー43にてスラリを攪拌して
タンク5の周壁に沿って湧き上げ中央から下降させる流
れSLを形成することとし、タンク5の内周面に沿って
スラリの表層近傍にそれ自身がリング状の、または多数
を並べてリング状とした網かご45を配設した。網かご
45は第1実施例と同様に流れSLの上流側の開口縁4
5aが深く漬かった状態に配設されている。この実施例
によれば、タンク5の上方の開放空間を自由に使うこと
ができる。また、異物の捕捉効率が高く、特にタンク5
の中央部に異物が存在しなくなるという効果が高い。 [00261以上本発明の詳細な説明したが、本発明は
何らこれに限定されず、その要旨を逸脱しない範囲の種
々なる態様を採用することができる。例えば、攪拌手段
をタンクの側壁に設けたり、網かごを吊り下げてはなく
固定とすることもできる。 [0027]また、攪拌により形成される流れは、内周
に沿って回転する流れとして形成されるものや螺旋状に
湧き上がる流れとして形成されるもの等でもよく、これ
らの流れに乗って移動する異物を捕捉し易い様に、これ
らの流れに合わせて網状捕捉手段を配置すればよく、下
から上へ単純に湧き上げる流れに限られない。 [0028] 【発明の効果1以上説明した様に、本発明のロストワッ
クス法における耐火材被膜形成方法によれば、いつ混入
するか分からない異物を効率よく確実に除去することに
よって鋳型に不良品が発生することを的確に防止するこ
とができる。 [0029]また、本発明の耐火材被膜形成装置によれ
ば、本発明方法を具体的に実現することができ、自動的
に異物の除去を行いつつ耐火材被膜形成作業を実行する
ことができ、異物除去に伴う労力と工数とを大幅に節減
することができる。 [00301さらに、異物除去のためのスラリの攪拌が
、スラリを耐火材被膜を形成するに適した均一な状態に
維持するという効果も奏する。加えて、タンクの底部か
ら表層ヘスラリを湧き上げる流れを形成し、網状捕捉手
段によりスラリ表層近傍において下降する固形物を捕捉
する構成においては、重量の大きい異物も的確に捕捉で
き、スラリ中に沈澱していた重い異物が何かの拍子に浮
上してきてろう模型に付着してしまうということも防止
することができる。また、表層近傍に浮いている軽い異
物も的確に捕捉することができる。 [00311さらに、網状捕捉手段をタンク内周面近傍
に、流れの上流側の開口縁を下流側の開口縁よりも深く
スラリ内へつけた構成とすることで、攪拌手段によって
形成された流れに従ってこの網状捕捉手段が柔軟に移動
しつつ異物を捕捉することができ、異物捕捉の効率がよ
いという優れた効果をも奏する。
づき詳細に説明する。図1〜図3は、第1実施例を示し
たものである。 [0015]第1実施例としてのロストワックス法にお
ける耐火材被膜形成装置1は、ろう模型3の表面に付着
される耐火性材料のスラリを収容したタンク5と、ろう
模型3を多数吊り下げて保持し、これらろう模型3をタ
ンク5へ搬送して順次浸漬させる搬送浸漬装置7と、タ
ンク5の底まで挿入された攪拌用スクリュー9と、この
攪拌用スクリュー9を回転させるモータ11と、攪拌用
スクリュー9の回転軸13近傍においてスラリ内へ吊り
下げられた網かご15とを備えている。 [0016]タンク5の開口縁には液切り板5aが配設
されて、引き上げられたろう模型3から垂れるスラリ液
を液切りする様に構成されている。攪拌用スクリュー9
は、図1の(A)に示す様に、タンク5の底部から表層
部へとスラリを湧き上げる流れSLを形成するものであ
る。なお、この流れSLは、攪拌熱が出ることがなく、
かつスラリ液に沈澱が生じない程度の流速・強さの流れ
である。 [0017]また、網かご15は、1〜3mm角の網目
を有する8メツシユのものであり、上側を開口17とし
た直方体形状のものである。この網かご15は、図1の
(B)に要部拡大として示す様に、開口17の流れSL
の上流側に近い縁17aがスラリの液面から20〜30
mmの深さとなり、反対の縁17bがスラリ液面位置と
なる様に若干傾斜した状態で吊り下げられる。 [0018]この耐火材被膜形成装置1により、モータ
11を駆動して攪拌用スクリュー9を回転させてスラリ
に底部から表層へ湧き上がる流れSLを形成させている
状態で、搬送浸漬装置7を駆動してろう模型3を順次搬
送しつつ浸漬し、引き上げてから乾燥・固化する工程を
8〜9回繰り返してろう模型3の表面に耐火材被膜を形
成した。この間、ろう模型3が破損して生じたろうの破
片や乾燥・固化した耐火材の破片やもともとスラリ中に
あった耐火物の大きな塊は、皆網かご15内に捕捉され
、これらをスラリ中からきれいに除去することができた
ので、スラリに浸漬されるろう模型3の表面にこれら異
物が付着するということがなかった。 [0019]この結果、その後説ろう等の工程を経て製
造された精密鋳型は正しい形状のものとなり、不良品が
発生しなくなった。また、本実施例の耐火材被膜形成装
置1によれば、スラリ中へ混入した異物を除去する作業
を、ろう模型3の浸漬作業と並行して、しかも自動的に
実施することができる。従って、作業効率を損なうこと
がなく、また人手を煩わせず、いつ混入するかが分から
ないこれら異物を確実に除去することができる。 [0020]さらに、網かご15をタンク5内に移動自
在に吊り下げる構成とし、攪拌用スクリュー9によって
形成される流れSLの上流側の開口縁17aが下流側の
開口縁17bよりも深くスラリ内に漬かった構成とした
から、網かご15がこの流れSLに従って柔軟に移動し
、流れSLの上流に向かって開口17が開いた状態が自
然に維持される。従って、異物の捕捉が極めてスムーズ
に実行される。 [00211加えて、攪拌用スクリュー9をタンク5の
底部まで深く挿入してスラリを湧き上げる流れSLを形
成することで攪拌する構成としたから、重い異物も表層
近傍へ持ち上げて確実に捕捉することができ、スラリ中
に沈澱していた重い異物が何かの拍子に浮上してきてろ
う模型3に付着してしまうということも防止することが
できる。 [0022]さらに、下流側の開口縁17bはスラリ液
面まで上がっているから、軽くて液面に浮いている異物
も確実に捕捉することができる。次に第2実施例を図4
に基づいて説明する。 [0023]第2実施例は、第1実施例と同様の構成で
あるが、網かごに特徴を有している。この第2実施例の
網かご21は、かご底23がテーパした構成となってお
り、長手方向一方の側板25に向かって深くなっている
。この側板25は、かご底23に対して蝶番で開閉自在
に取り付けられている。この結果、側板25を開くこと
で捕捉された異物の取り出しを簡単に実行することがで
きる。 [0024]また、図5は第3実施例を示しており、こ
こでは平面円弧状の網かご31を採用して、攪拌用スク
リュー9の回転軸13の周囲を取り囲む用に配設した。 この結果、捕捉効率が向上した。 [0025]さらに、図6は第4実施例を示しており、
タンク5の底部にモータ41を配設し、タンク5の底部
に配設した攪拌用スクリュー43にてスラリを攪拌して
タンク5の周壁に沿って湧き上げ中央から下降させる流
れSLを形成することとし、タンク5の内周面に沿って
スラリの表層近傍にそれ自身がリング状の、または多数
を並べてリング状とした網かご45を配設した。網かご
45は第1実施例と同様に流れSLの上流側の開口縁4
5aが深く漬かった状態に配設されている。この実施例
によれば、タンク5の上方の開放空間を自由に使うこと
ができる。また、異物の捕捉効率が高く、特にタンク5
の中央部に異物が存在しなくなるという効果が高い。 [00261以上本発明の詳細な説明したが、本発明は
何らこれに限定されず、その要旨を逸脱しない範囲の種
々なる態様を採用することができる。例えば、攪拌手段
をタンクの側壁に設けたり、網かごを吊り下げてはなく
固定とすることもできる。 [0027]また、攪拌により形成される流れは、内周
に沿って回転する流れとして形成されるものや螺旋状に
湧き上がる流れとして形成されるもの等でもよく、これ
らの流れに乗って移動する異物を捕捉し易い様に、これ
らの流れに合わせて網状捕捉手段を配置すればよく、下
から上へ単純に湧き上げる流れに限られない。 [0028] 【発明の効果1以上説明した様に、本発明のロストワッ
クス法における耐火材被膜形成方法によれば、いつ混入
するか分からない異物を効率よく確実に除去することに
よって鋳型に不良品が発生することを的確に防止するこ
とができる。 [0029]また、本発明の耐火材被膜形成装置によれ
ば、本発明方法を具体的に実現することができ、自動的
に異物の除去を行いつつ耐火材被膜形成作業を実行する
ことができ、異物除去に伴う労力と工数とを大幅に節減
することができる。 [00301さらに、異物除去のためのスラリの攪拌が
、スラリを耐火材被膜を形成するに適した均一な状態に
維持するという効果も奏する。加えて、タンクの底部か
ら表層ヘスラリを湧き上げる流れを形成し、網状捕捉手
段によりスラリ表層近傍において下降する固形物を捕捉
する構成においては、重量の大きい異物も的確に捕捉で
き、スラリ中に沈澱していた重い異物が何かの拍子に浮
上してきてろう模型に付着してしまうということも防止
することができる。また、表層近傍に浮いている軽い異
物も的確に捕捉することができる。 [00311さらに、網状捕捉手段をタンク内周面近傍
に、流れの上流側の開口縁を下流側の開口縁よりも深く
スラリ内へつけた構成とすることで、攪拌手段によって
形成された流れに従ってこの網状捕捉手段が柔軟に移動
しつつ異物を捕捉することができ、異物捕捉の効率がよ
いという優れた効果をも奏する。
【図1】第1実施例の耐火材被膜形成装置の要部拡大を
含む構成図である。
含む構成図である。
【図2】第1実施例の耐火材被膜形成装置の平面図であ
る。
る。
【図3】第1実施例の耐火材被膜形成装置の要部の斜視
図である。
図である。
【図41第2実施例で採用した網かごの斜視図である。
【図5】第3実施例の耐火材被膜形成装置を上から見た
状態とそこに使用される網かごの形状とを示す説明図で
ある。
状態とそこに使用される網かごの形状とを示す説明図で
ある。
【図6】第4実施例の耐火材被膜形成装置の構成図であ
る。
る。
1・・・耐火材被膜形成装置、3・・・ろう模型、5・
・・タンク、7・・・搬送浸漬装置、9.43・・・攪
拌用スクリュー、15,21,31.45・・網かご、
17a、45a・・・上流側の開口縁、17b・・・下
流側の開口縁。
・・タンク、7・・・搬送浸漬装置、9.43・・・攪
拌用スクリュー、15,21,31.45・・網かご、
17a、45a・・・上流側の開口縁、17b・・・下
流側の開口縁。
Claims (5)
- 【請求項1】ろう模型を耐火性材料のスラリを収容した
タンク内に浸漬して表面に耐火材被膜を形成するロスト
ワックス法における耐火材被膜形成方法において、タン
ク内に収容された耐火性材料のスラリを攪拌して所定の
流れを形成し、該流れの上流に向かって開口する網状捕
捉手段によってスラリ中に混入した所定寸法以上の固形
物を捕捉しつつ前記浸漬を行うことを特徴とするロスト
ワックス法における耐火材被膜形成方法。 - 【請求項2】前記所定の流れはタンクの底部から表層へ
スラリを湧き上げる流れであり、前記網状捕捉手段はス
ラリ表層近傍において下降する固形物を捕捉することを
特徴とする請求項1記載のロストワックス法における耐
火材被膜形成方法。 - 【請求項3】ろう模型の表面に付着される耐火性材料の
スラリを収容したタンクと、該タンク内にろう模型を浸
漬させる浸漬手段とを備えたロストワックス法における
耐火材被膜形成装置において、前記タンク内に配設され
、前記耐火性材料のスラリを攪拌して所定の流れを形成
する攪拌手段と、該所定の流れの上流に向かって開口す
る様に前記タンク内に配設され、スラリ中に混入した所
定寸法以上の固形物を捕捉する網状捕捉手段とを備える
ことを特徴とするロストワックス法における耐火材被膜
形成装置。 - 【請求項4】前記攪拌手段はタンクの底部から表層へス
ラリを湧き上げる流れを形成するスクリュー等であり、
前記網状捕捉手段はスラリ表層近傍において下降する固
形物を捕捉するものであることを特徴とする請求項3記
載のロストワックス法における耐火材被膜形成装置。 - 【請求項5】前記網状捕捉手段は前記タンク内周面近傍
に吊り下げられた上方開口を有する箱状のものであり、
前記流れの上流側の開口縁を下流側の開口縁よりも深く
スラリ内へ漬けたことを特徴とする請求項4記載のロス
トワックス法における耐火材被膜形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40200290A JPH04210848A (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | ロストワックス法における耐火材被膜形成方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40200290A JPH04210848A (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | ロストワックス法における耐火材被膜形成方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04210848A true JPH04210848A (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=18511809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40200290A Pending JPH04210848A (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | ロストワックス法における耐火材被膜形成方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04210848A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005270758A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | スラリー撹拌装置 |
| CN105215295A (zh) * | 2015-10-08 | 2016-01-06 | 遵义市润丰源钢铁铸造有限公司 | 用于消失模铸造的涂料槽 |
-
1990
- 1990-12-13 JP JP40200290A patent/JPH04210848A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005270758A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | スラリー撹拌装置 |
| CN105215295A (zh) * | 2015-10-08 | 2016-01-06 | 遵义市润丰源钢铁铸造有限公司 | 用于消失模铸造的涂料槽 |
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