JPH0421092Y2 - - Google Patents
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- JPH0421092Y2 JPH0421092Y2 JP16637885U JP16637885U JPH0421092Y2 JP H0421092 Y2 JPH0421092 Y2 JP H0421092Y2 JP 16637885 U JP16637885 U JP 16637885U JP 16637885 U JP16637885 U JP 16637885U JP H0421092 Y2 JPH0421092 Y2 JP H0421092Y2
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- Japan
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- steel bar
- bending
- jig
- bar
- steel
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Links
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Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は鉄筋棒鋼の曲げ戻し試験機に係り、詳
しくは、鉄筋棒鋼を挾持してほぼ90度曲げた後そ
の曲げを戻す装置に関する。これは、建築現場な
どにおける鉄筋棒鋼の曲げ戻し作業に近似させて
曲げ戻し試験し、その曲げ部の損傷度を検査する
分野で利用されるものである。
しくは、鉄筋棒鋼を挾持してほぼ90度曲げた後そ
の曲げを戻す装置に関する。これは、建築現場な
どにおける鉄筋棒鋼の曲げ戻し作業に近似させて
曲げ戻し試験し、その曲げ部の損傷度を検査する
分野で利用されるものである。
大型の鉄筋コンクリートビルデイングの建築現
場や橋梁などの土木現場において、長尺な鉄筋棒
鋼が使用される。一方、棒鋼は運搬などの都合上
その長さには限りがあり、そのため建築物などが
大きい場合には棒鋼が順次その先端部で継ぎ足さ
れて使用される。このような鉄筋は、工事に一区
切りがついた時点で、コンクリート柱や梁の端部
などからその先端を突出させた状態のままに置か
れることがしばしばある。それは、上述したよう
に先端に他の棒鋼を継ぎ足せば、爾後的に従前の
部分に連続してコンクリート打ちすることができ
るからである。
場や橋梁などの土木現場において、長尺な鉄筋棒
鋼が使用される。一方、棒鋼は運搬などの都合上
その長さには限りがあり、そのため建築物などが
大きい場合には棒鋼が順次その先端部で継ぎ足さ
れて使用される。このような鉄筋は、工事に一区
切りがついた時点で、コンクリート柱や梁の端部
などからその先端を突出させた状態のままに置か
れることがしばしばある。それは、上述したよう
に先端に他の棒鋼を継ぎ足せば、爾後的に従前の
部分に連続してコンクリート打ちすることができ
るからである。
ところで、その棒鋼が継ぎ足されるまでの待機
期間は、工事を進める都合上一時的に中断する場
合や、将来増築または延長工事をする予定のある
場合などを含めると長短様々であり、時として数
ケ月や数年を経ることもある。そのような工事の
中断または待機状態にあるとき、各柱などから多
数の棒鋼が突出していると、他の作業のための資
材の運搬を邪魔したり、場合によつては作業者の
作業を阻害したり、第三者が不注意にぶつかつた
りするので、しばしばコンクリートから突出して
いる根元からほぼ90度に折り曲げられる。
期間は、工事を進める都合上一時的に中断する場
合や、将来増築または延長工事をする予定のある
場合などを含めると長短様々であり、時として数
ケ月や数年を経ることもある。そのような工事の
中断または待機状態にあるとき、各柱などから多
数の棒鋼が突出していると、他の作業のための資
材の運搬を邪魔したり、場合によつては作業者の
作業を阻害したり、第三者が不注意にぶつかつた
りするので、しばしばコンクリートから突出して
いる根元からほぼ90度に折り曲げられる。
このような棒鋼は工事の再開時に曲げ部でほぼ
真直ぐに戻されるが、そのとき、棒鋼に損傷が生
じるか否かはユーザーの重大な関心事である。棒
鋼は曲げたまま放置すると老化し、その曲げを戻
すと曲げ部における物性の低下することが知られ
ているので、曲げ戻し試験がしばしば要求され
る。建築現場などにあつては、曲げ戻し作業の可
否を決定することは容易でないので、工事現場を
離れて工場や試験場などにおいて、鉄筋棒鋼を曲
げその後戻す試験が行なわれる。
真直ぐに戻されるが、そのとき、棒鋼に損傷が生
じるか否かはユーザーの重大な関心事である。棒
鋼は曲げたまま放置すると老化し、その曲げを戻
すと曲げ部における物性の低下することが知られ
ているので、曲げ戻し試験がしばしば要求され
る。建築現場などにあつては、曲げ戻し作業の可
否を決定することは容易でないので、工事現場を
離れて工場や試験場などにおいて、鉄筋棒鋼を曲
げその後戻す試験が行なわれる。
一方、工事現場においてはコンクリート柱など
から突出した棒鋼を曲げる作業は、現場作業者が
鋼製のパイプ材を棒鋼の先端に被せ、そのパイプ
を倒すようにして行なつている。工事現場は足場
が良くなかつたり狭かつたりする場合が多いの
で、曲げ機械を持ち込むことは容易でなく嵩張る
こともあつてほとんど使用されず、上述したよう
に作業者が専ら手軽なパイプ材を使用するのであ
る。したがつて、上述した鉄筋棒鋼の曲げ戻し試
験にあつては、現場の状況を忠実に再現したもの
であることが望ましい。現在、棒鋼を曲げるため
に幾種類ものベンダーが存在するが、それらは、
U字状やL字状に曲げることができるものの棒鋼
の出し入れが簡単でなく、その曲げ部においてあ
る程度大きい丸みが生じるので、パイプを使用し
た曲げの再現には程遠く、また、戻し作動ができ
ないことが致命傷となつて、上述したような試験
に採用することができない。
から突出した棒鋼を曲げる作業は、現場作業者が
鋼製のパイプ材を棒鋼の先端に被せ、そのパイプ
を倒すようにして行なつている。工事現場は足場
が良くなかつたり狭かつたりする場合が多いの
で、曲げ機械を持ち込むことは容易でなく嵩張る
こともあつてほとんど使用されず、上述したよう
に作業者が専ら手軽なパイプ材を使用するのであ
る。したがつて、上述した鉄筋棒鋼の曲げ戻し試
験にあつては、現場の状況を忠実に再現したもの
であることが望ましい。現在、棒鋼を曲げるため
に幾種類ものベンダーが存在するが、それらは、
U字状やL字状に曲げることができるものの棒鋼
の出し入れが簡単でなく、その曲げ部においてあ
る程度大きい丸みが生じるので、パイプを使用し
た曲げの再現には程遠く、また、戻し作動ができ
ないことが致命傷となつて、上述したような試験
に採用することができない。
曲げ戻し試験方法として現在統一した方法や装
置は無いが、従来から一般に次のような試験が採
用されている。それは、アムスラー試験機で曲げ
戻しを行なつたり、万力に棒鋼を挾持してパイプ
材で曲げ戻したり、万力を用いて曲げた後アムス
ラー試験機で戻したりする試験方法である。アム
スラー試験機による曲げ戻しでは、曲げ治具で鉄
筋棒鋼の節を潰して棒鋼を劣化させることにな
り、試験として不向きであること、およびその曲
げ戻し作動が現場の曲げ戻し作業とは掛け離れ状
態にある欠点がある。万力に棒鋼を挾持させ作業
者が棒鋼にパイプ材を被せて試験する場合は、現
場の状態に近いが、パイプ材を多数の試験棒鋼に
一々被せる作業が面倒であり、また、そのパイプ
材は20〜30回使用すると端部がラツパ状に開いて
使用できなくなり、多数のパイプ材を消費するこ
とになる。さらに、現場作業者より非力なことの
多い試験作業者に苛酷な労働を強いることになる
と共に多大の作業時間を要し、また、通常の人力
で曲げられる20〜25mm直径を越えると試験ができ
なくなる場合も生じ、日常の試験に適さない問題
がある。
置は無いが、従来から一般に次のような試験が採
用されている。それは、アムスラー試験機で曲げ
戻しを行なつたり、万力に棒鋼を挾持してパイプ
材で曲げ戻したり、万力を用いて曲げた後アムス
ラー試験機で戻したりする試験方法である。アム
スラー試験機による曲げ戻しでは、曲げ治具で鉄
筋棒鋼の節を潰して棒鋼を劣化させることにな
り、試験として不向きであること、およびその曲
げ戻し作動が現場の曲げ戻し作業とは掛け離れ状
態にある欠点がある。万力に棒鋼を挾持させ作業
者が棒鋼にパイプ材を被せて試験する場合は、現
場の状態に近いが、パイプ材を多数の試験棒鋼に
一々被せる作業が面倒であり、また、そのパイプ
材は20〜30回使用すると端部がラツパ状に開いて
使用できなくなり、多数のパイプ材を消費するこ
とになる。さらに、現場作業者より非力なことの
多い試験作業者に苛酷な労働を強いることになる
と共に多大の作業時間を要し、また、通常の人力
で曲げられる20〜25mm直径を越えると試験ができ
なくなる場合も生じ、日常の試験に適さない問題
がある。
本考案は上述の問題に鑑みなされたもので、そ
の目的は、現場での棒鋼曲げ戻し作業に近似して
曲げ戻し試験を行なうことができ、作業者の負担
を軽減し、また、試験に必要な資材の消耗を極め
て少なくすることができ、さらに、手軽に操作で
きる鉄筋棒鋼の曲げ戻し試験機を提供することで
ある。
の目的は、現場での棒鋼曲げ戻し作業に近似して
曲げ戻し試験を行なうことができ、作業者の負担
を軽減し、また、試験に必要な資材の消耗を極め
て少なくすることができ、さらに、手軽に操作で
きる鉄筋棒鋼の曲げ戻し試験機を提供することで
ある。
本考案の鉄筋棒鋼の曲げ戻し試験機の特徴を、
第1図を参照して説明する。試験用棒鋼7を挾持
するためテーブル8上に配置された固定治具4
と、この固定治具4に棒鋼7を押し当てる可動治
具5と、その可動治具5を変位させると共に挾圧
力を作用させる挾圧装置6とを有する棒鋼挾持手
段1が設けられている。固定治具4と可動治具5
の間より突出した棒鋼7が嵌め込まれるほぼ溝形
の曲げ誘導アーム11と、その溝内で棒鋼7を保
持する進退可能な保持部材12とを有する棒鋼曲
げ作用手段2が設けられている。そして、この棒
鋼曲げ作用手段2を回動させ、棒鋼7を棒鋼挾持
手段1の端部においてほぼ90度曲げる一方、曲げ
られた棒鋼7をほぼ直線状に戻すように棒鋼曲げ
作用手段2を逆回動させる回動駆動手段3が設置
されている。
第1図を参照して説明する。試験用棒鋼7を挾持
するためテーブル8上に配置された固定治具4
と、この固定治具4に棒鋼7を押し当てる可動治
具5と、その可動治具5を変位させると共に挾圧
力を作用させる挾圧装置6とを有する棒鋼挾持手
段1が設けられている。固定治具4と可動治具5
の間より突出した棒鋼7が嵌め込まれるほぼ溝形
の曲げ誘導アーム11と、その溝内で棒鋼7を保
持する進退可能な保持部材12とを有する棒鋼曲
げ作用手段2が設けられている。そして、この棒
鋼曲げ作用手段2を回動させ、棒鋼7を棒鋼挾持
手段1の端部においてほぼ90度曲げる一方、曲げ
られた棒鋼7をほぼ直線状に戻すように棒鋼曲げ
作用手段2を逆回動させる回動駆動手段3が設置
されている。
棒鋼7が棒鋼挾持手段1と棒鋼曲げ作用手段2
とに横たわるように乗載され、可動治具5が挾圧
装置6の駆動により前進すること、固定治具4に
沿うようにして鉄筋棒鋼7が可動治具5とで挾持
される。一方、棒鋼曲げ作用手段2上の棒鋼7は
曲げ誘導アーム11に嵌め込まれ、現場における
棒鋼7がそれより径の大きいパイプ材に挿入され
たのと同じ状態となる程度に、保持部材12が迫
り出される。その状態で、回動駆動手段3により
棒鋼曲げ作用手段2を回動させ、棒鋼7を棒鋼挾
持手段1の端部においてほぼ90度曲げる。曲げら
れた棒鋼7は、上述と逆の手順により、ほぼ直線
状に戻される。
とに横たわるように乗載され、可動治具5が挾圧
装置6の駆動により前進すること、固定治具4に
沿うようにして鉄筋棒鋼7が可動治具5とで挾持
される。一方、棒鋼曲げ作用手段2上の棒鋼7は
曲げ誘導アーム11に嵌め込まれ、現場における
棒鋼7がそれより径の大きいパイプ材に挿入され
たのと同じ状態となる程度に、保持部材12が迫
り出される。その状態で、回動駆動手段3により
棒鋼曲げ作用手段2を回動させ、棒鋼7を棒鋼挾
持手段1の端部においてほぼ90度曲げる。曲げら
れた棒鋼7は、上述と逆の手順により、ほぼ直線
状に戻される。
以下、本考案をその実施例に基づいて詳細に説
明する。第1図は鉄筋棒鋼の曲げ戻し試験機の概
略平面図で、試験用棒鋼を試験機に挾圧固定する
棒鋼挾持手段1と、棒鋼の一方端を曲げるための
力を作用させる棒鋼曲げ作用手段2と、棒鋼を曲
げおよび戻すための動力を伝動する回動駆動手段
3とを、その主たる構成としている。
明する。第1図は鉄筋棒鋼の曲げ戻し試験機の概
略平面図で、試験用棒鋼を試験機に挾圧固定する
棒鋼挾持手段1と、棒鋼の一方端を曲げるための
力を作用させる棒鋼曲げ作用手段2と、棒鋼を曲
げおよび戻すための動力を伝動する回動駆動手段
3とを、その主たる構成としている。
順にその構成を説明すると、棒鋼挾持手段1
は、固定治具4と可動治具5および挾圧装置6か
らなり、固定治具4は試験用棒鋼7を軸線に直角
な方向から挾持するため、テーブル8上に固定さ
れていて、本例ではブロツク状をなしている。可
動治具5は固定治具4に対向してテーブル8上で
接離動可能に配置され、テーブル8に乗載された
任意の径の棒鋼7を固定治具4に沿わせるように
して棒鋼7を押し当てるブロツク状のものであ
る。これらの両治具4,5は、その間に長尺な棒
鋼を簡単に置くことができるようにカバーのよう
なものは設けられておらず、棒鋼7を試験装置に
簡単に取り付けたり外したりできるようになつて
いる。なお、上述の固定治具4や可動治具5に、
第2図に示すような棒鋼7を挾持するための曲面
を形成しておくと、コンクリートによる保持状態
により一層近似させることができる。
は、固定治具4と可動治具5および挾圧装置6か
らなり、固定治具4は試験用棒鋼7を軸線に直角
な方向から挾持するため、テーブル8上に固定さ
れていて、本例ではブロツク状をなしている。可
動治具5は固定治具4に対向してテーブル8上で
接離動可能に配置され、テーブル8に乗載された
任意の径の棒鋼7を固定治具4に沿わせるように
して棒鋼7を押し当てるブロツク状のものであ
る。これらの両治具4,5は、その間に長尺な棒
鋼を簡単に置くことができるようにカバーのよう
なものは設けられておらず、棒鋼7を試験装置に
簡単に取り付けたり外したりできるようになつて
いる。なお、上述の固定治具4や可動治具5に、
第2図に示すような棒鋼7を挾持するための曲面
を形成しておくと、コンクリートによる保持状態
により一層近似させることができる。
上述の固定治具4の右隅部は棒鋼7を曲げると
きに内側となるので、硬質ゴムなどの緩衝部材9
が取り付けられている。固定治具4と上述の可動
治具5とは、建設現場などにおけるコンクリート
側に相当し、上述した緩衝部材9は、通常鋼材で
製作される固定治具4の硬さをコンクリート並み
に和らげる機能を有している。なお、この緩衝部
材9は是非無ければならないというものではない
が、有ればより一層コンクリートに近づけること
ができて都合がよく、その硬度は適宜選択され
る。
きに内側となるので、硬質ゴムなどの緩衝部材9
が取り付けられている。固定治具4と上述の可動
治具5とは、建設現場などにおけるコンクリート
側に相当し、上述した緩衝部材9は、通常鋼材で
製作される固定治具4の硬さをコンクリート並み
に和らげる機能を有している。なお、この緩衝部
材9は是非無ければならないというものではない
が、有ればより一層コンクリートに近づけること
ができて都合がよく、その硬度は適宜選択され
る。
可動治具5にはそれを固定治具4に向けてテー
ブル8上を変位させると共に、棒鋼7に挾圧力を
作用させる油圧シリンダなどの挾圧装置6が取り
付けられている。この挾圧装置は図示しないがボ
ルトの進出によつて可動治具5を移動させるもの
であつてもよく、要するに、可動治具5の移動と
固定治具4方向への押圧力を発揮しかつ維持する
ことができるものであれば十分である。
ブル8上を変位させると共に、棒鋼7に挾圧力を
作用させる油圧シリンダなどの挾圧装置6が取り
付けられている。この挾圧装置は図示しないがボ
ルトの進出によつて可動治具5を移動させるもの
であつてもよく、要するに、可動治具5の移動と
固定治具4方向への押圧力を発揮しかつ維持する
ことができるものであれば十分である。
棒鋼曲げ作用手段2は、曲げ誘導アーム11と
保持部材12とを有している。曲げ誘導アーム1
1は棒鋼が固定治具4と可動治具5の間より突出
した部分の試験用棒鋼を嵌め込む第3図に示すよ
うなほぼ溝形の部材で、その溝内で棒鋼7を保持
するために進退するボルトなどの保持部材12が
取り付けられ、溝に嵌め込まけた棒鋼7が大きく
ガタ付かないようにややルーズではあるが保持さ
れるようになつている。なお、曲げ誘導アーム1
1は次に述べる回動駆動手段3により矢印20方
向に回動されるようになつているが、上述したテ
ーブル8に棒鋼7を載せ易いように、曲げ誘導ア
ーム11の底面11aとテーブル8の上面8aと
は、第4図に示すように同一高さとなつている。
このような配置にすると、曲げ誘導アーム11内
にあつては、現場での曲げ戻し作動において棒鋼
がパイプ材の中でズレるような挙動に近似させる
ことができて都合がよい。上述の保持部材12は
図示の例では複数のボルト14と第3図に示す曲
げ誘導アーム11の溝方向に延びる半円柱状の凹
み13aを形成したスペーサ13をボルト14の
捩じ込みにより進出させるようにしたものであ
る。また、その対向面にも同様の形状をしたスペ
ーサ15を予め固定しておくと、曲げ誘導アーム
11をパイプ材に一層近似させることができる。
ちなみに、試験される棒鋼の径は35mm程度までの
ものであるが、それを1つの試験機で対応させる
ためには棒鋼の径に応じてその保持状態を変える
ことができるようになつていることが必要とな
る。上述したボルト14でスペーサ13を変位さ
せれば、任意の径の棒鋼に対応させることができ
るのは言うまでもない。
保持部材12とを有している。曲げ誘導アーム1
1は棒鋼が固定治具4と可動治具5の間より突出
した部分の試験用棒鋼を嵌め込む第3図に示すよ
うなほぼ溝形の部材で、その溝内で棒鋼7を保持
するために進退するボルトなどの保持部材12が
取り付けられ、溝に嵌め込まけた棒鋼7が大きく
ガタ付かないようにややルーズではあるが保持さ
れるようになつている。なお、曲げ誘導アーム1
1は次に述べる回動駆動手段3により矢印20方
向に回動されるようになつているが、上述したテ
ーブル8に棒鋼7を載せ易いように、曲げ誘導ア
ーム11の底面11aとテーブル8の上面8aと
は、第4図に示すように同一高さとなつている。
このような配置にすると、曲げ誘導アーム11内
にあつては、現場での曲げ戻し作動において棒鋼
がパイプ材の中でズレるような挙動に近似させる
ことができて都合がよい。上述の保持部材12は
図示の例では複数のボルト14と第3図に示す曲
げ誘導アーム11の溝方向に延びる半円柱状の凹
み13aを形成したスペーサ13をボルト14の
捩じ込みにより進出させるようにしたものであ
る。また、その対向面にも同様の形状をしたスペ
ーサ15を予め固定しておくと、曲げ誘導アーム
11をパイプ材に一層近似させることができる。
ちなみに、試験される棒鋼の径は35mm程度までの
ものであるが、それを1つの試験機で対応させる
ためには棒鋼の径に応じてその保持状態を変える
ことができるようになつていることが必要とな
る。上述したボルト14でスペーサ13を変位さ
せれば、任意の径の棒鋼に対応させることができ
るのは言うまでもない。
回動駆動手段3は、棒鋼曲げ作用手段2を回動
させ、棒鋼7を棒鋼挾持手段1の端部においてほ
ぼ90度曲げる一方、曲げられた棒鋼を戻すように
棒鋼曲げ作用手段2を逆回動させることができる
ものである。この機構は公知のものを採用すれば
十分であるが、第4図の例では、曲げ誘導アーム
11の回動中心近傍で図示しないビスなどで固定
された回動円盤16、この円盤に矢印21方向に
変位して着脱可能となるクラツチ機構17、その
元には電動機などの駆動源に至までの動力伝達機
構などが設けられる。なお、曲げ誘導アーム11
は正逆回動することが要求されるので、回動駆動
手段3は逆転可能なように切換機構を備えるか直
流式の可逆転電動機が採用される。場合によつて
は複動油圧シリンダなどを用いて曲げ誘導アーム
11を直接揺動させるようにしてもよい。
させ、棒鋼7を棒鋼挾持手段1の端部においてほ
ぼ90度曲げる一方、曲げられた棒鋼を戻すように
棒鋼曲げ作用手段2を逆回動させることができる
ものである。この機構は公知のものを採用すれば
十分であるが、第4図の例では、曲げ誘導アーム
11の回動中心近傍で図示しないビスなどで固定
された回動円盤16、この円盤に矢印21方向に
変位して着脱可能となるクラツチ機構17、その
元には電動機などの駆動源に至までの動力伝達機
構などが設けられる。なお、曲げ誘導アーム11
は正逆回動することが要求されるので、回動駆動
手段3は逆転可能なように切換機構を備えるか直
流式の可逆転電動機が採用される。場合によつて
は複動油圧シリンダなどを用いて曲げ誘導アーム
11を直接揺動させるようにしてもよい。
次に、第5図を参照して作動を説明する。棒鋼
7がテーブル8の上に載せられ、棒鋼挾持手段1
と棒鋼曲げ作用手段2とに沿うように配置され
る。可動治具5が挾圧装置6の駆動により前進さ
れ、固定治具4に沿うように鉄筋棒鋼7が可動治
具5で挾持される。棒鋼曲げ作用手段2の曲げ誘
導アーム11に嵌め込まれた棒鋼7は、保持部材
12の進出によつて、工事現場におけるパイプ材
による曲げ戻し作業に近い状態とされる。その状
態で、回動駆動手段3により曲げ誘導アーム11
を回動させると、棒鋼7が棒鋼挾持手段1の端部
においてほぼ90度曲げられる。曲がつた棒鋼は現
場で放置される期間に相当する所定時間ある温度
状態に置かれ、その後上述と逆の手順によりほぼ
直線状に戻される。
7がテーブル8の上に載せられ、棒鋼挾持手段1
と棒鋼曲げ作用手段2とに沿うように配置され
る。可動治具5が挾圧装置6の駆動により前進さ
れ、固定治具4に沿うように鉄筋棒鋼7が可動治
具5で挾持される。棒鋼曲げ作用手段2の曲げ誘
導アーム11に嵌め込まれた棒鋼7は、保持部材
12の進出によつて、工事現場におけるパイプ材
による曲げ戻し作業に近い状態とされる。その状
態で、回動駆動手段3により曲げ誘導アーム11
を回動させると、棒鋼7が棒鋼挾持手段1の端部
においてほぼ90度曲げられる。曲がつた棒鋼は現
場で放置される期間に相当する所定時間ある温度
状態に置かれ、その後上述と逆の手順によりほぼ
直線状に戻される。
このような曲げ戻し作業において、固定治具4
と可動治具5とはコンクリートの機能を果たし、
固定治具4の隅部に取り付けられた緩衝部材9
は、現場では発生することのない種類の傷が付く
のを防止している。曲げ誘導アーム11内にあつ
ては力学的に現場作業と同様な挙動が再現され
る。このような試験を多数の棒鋼について行な
い、また、棒鋼の径が変われば可動治具5の進出
位置を変えたり曲げ誘導アーム11の保持部材1
2の進出量を変えることにより、任意の径の棒鋼
が試験される。その際、棒鋼を試験機の上に置く
だけで準備ができ、また、工事現場に近い状態と
することができるので、試験作業が簡便でしかも
統一した試験が手軽に行なえる。上述した実施例
にあつては棒鋼を水平な面内で90度曲げ戻してい
るが、垂直面内で曲げ戻すように構成した試験機
においても適用することができる。
と可動治具5とはコンクリートの機能を果たし、
固定治具4の隅部に取り付けられた緩衝部材9
は、現場では発生することのない種類の傷が付く
のを防止している。曲げ誘導アーム11内にあつ
ては力学的に現場作業と同様な挙動が再現され
る。このような試験を多数の棒鋼について行な
い、また、棒鋼の径が変われば可動治具5の進出
位置を変えたり曲げ誘導アーム11の保持部材1
2の進出量を変えることにより、任意の径の棒鋼
が試験される。その際、棒鋼を試験機の上に置く
だけで準備ができ、また、工事現場に近い状態と
することができるので、試験作業が簡便でしかも
統一した試験が手軽に行なえる。上述した実施例
にあつては棒鋼を水平な面内で90度曲げ戻してい
るが、垂直面内で曲げ戻すように構成した試験機
においても適用することができる。
なお、上述した保持部材12を複数のボルト1
4のみとし、その先端を棒鋼7に当てるようにし
てもよい。また、第1図や第4図に示すように回
動円盤16の一部を長くして曲げ誘導アーム11
の全てを支持し、かつその曲げ誘導アーム11
を、ねじ山22のかみ合いを変えることにより、
仮想線のように棒鋼の軸方向に移動し、所望の位
置で試験できるようにしておくと便利である。
4のみとし、その先端を棒鋼7に当てるようにし
てもよい。また、第1図や第4図に示すように回
動円盤16の一部を長くして曲げ誘導アーム11
の全てを支持し、かつその曲げ誘導アーム11
を、ねじ山22のかみ合いを変えることにより、
仮想線のように棒鋼の軸方向に移動し、所望の位
置で試験できるようにしておくと便利である。
本考案は以上の実施例の説明から判るように、
テーブル上に配置された固定治具と、棒鋼を押し
当てる可動治具と、挾圧力を作用させる挾圧装置
とを有する棒鋼挾持手段と、試験用棒鋼を納める
ほぼ溝形の曲げ誘導アームと保持部材とを有する
棒鋼曲げ作用手段と、棒鋼曲げ作用手段を回動さ
せかつ逆回動させる回動駆動手段とを具備したの
で、曲げ誘導アームの回動により、棒鋼を固定治
具の端部においてほぼ90度曲げ、また、曲げられ
た棒鋼をほぼ直線状に戻すことができる。したが
つて、現場での棒鋼曲げ戻し作業に近似した試験
が手軽に実現され、作業者の負担を軽減し、また
試験中に消耗する資材を大いに軽減することがで
きる効果がある。
テーブル上に配置された固定治具と、棒鋼を押し
当てる可動治具と、挾圧力を作用させる挾圧装置
とを有する棒鋼挾持手段と、試験用棒鋼を納める
ほぼ溝形の曲げ誘導アームと保持部材とを有する
棒鋼曲げ作用手段と、棒鋼曲げ作用手段を回動さ
せかつ逆回動させる回動駆動手段とを具備したの
で、曲げ誘導アームの回動により、棒鋼を固定治
具の端部においてほぼ90度曲げ、また、曲げられ
た棒鋼をほぼ直線状に戻すことができる。したが
つて、現場での棒鋼曲げ戻し作業に近似した試験
が手軽に実現され、作業者の負担を軽減し、また
試験中に消耗する資材を大いに軽減することがで
きる効果がある。
第1図は本考案の鉄筋棒鋼の曲げ戻し試験機の
概略平面図、第2図は棒鋼挾持手段の端面図、第
3図は棒鋼曲げ作用手段の端面図、第4図は第1
図の軸方向断面図、第5図は試験用棒鋼を90度曲
げた作動説明図である。 1……棒鋼挾持手段、2……棒鋼曲げ作用手
段、3……回動駆動手段、4……固定治具、5…
…可動治具、6……挾圧装置、7……試験用棒
鋼、8……テーブル、11……曲げ誘導アーム、
12……保持部材。
概略平面図、第2図は棒鋼挾持手段の端面図、第
3図は棒鋼曲げ作用手段の端面図、第4図は第1
図の軸方向断面図、第5図は試験用棒鋼を90度曲
げた作動説明図である。 1……棒鋼挾持手段、2……棒鋼曲げ作用手
段、3……回動駆動手段、4……固定治具、5…
…可動治具、6……挾圧装置、7……試験用棒
鋼、8……テーブル、11……曲げ誘導アーム、
12……保持部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 試験用棒鋼を挾持するためテーブル上に配置さ
れた固定治具と、この固定治具に棒鋼を押し当て
る可動治具と、この可動治具を変位させると共に
挾圧力を作用させる挾圧装置とを有する棒鋼挾持
手段と、 前記固定治具と可動治具の間より突出している
棒鋼が嵌め込まれるほぼ溝形の曲げ誘導アーム
と、その溝内で棒鋼を保持する進退可能な保持部
材とを有する棒鋼曲げ作用手段と、 この棒鋼曲げ作用手段を回動させ、前記棒鋼を
棒鋼挾持手段の端部においてほぼ90度曲げる一
方、曲げられた棒鋼をほぼ直線状に戻すように、
前記棒鋼曲げ作用手段を逆回動させる回動駆動手
段と、を具備したことを特徴とする鉄筋棒鋼の曲
げ戻し試験機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16637885U JPH0421092Y2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16637885U JPH0421092Y2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6273245U JPS6273245U (ja) | 1987-05-11 |
| JPH0421092Y2 true JPH0421092Y2 (ja) | 1992-05-14 |
Family
ID=31097292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16637885U Expired JPH0421092Y2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0421092Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP16637885U patent/JPH0421092Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6273245U (ja) | 1987-05-11 |
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