JPH04212631A - 差動制御装置 - Google Patents

差動制御装置

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JPH04212631A
JPH04212631A JP3059834A JP5983491A JPH04212631A JP H04212631 A JPH04212631 A JP H04212631A JP 3059834 A JP3059834 A JP 3059834A JP 5983491 A JP5983491 A JP 5983491A JP H04212631 A JPH04212631 A JP H04212631A
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JP
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shaft
torque
magnetic field
control device
conductor
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JP3059834A
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Kiyou Ishikawa
石川 橋
Ei Furanku Andoriyuu
アンドリュー エィ フランク
Hamamoto Buraian
ブライアン ハマモト
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K49/00Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes
    • H02K49/02Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type
    • H02K49/04Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type of the eddy-current hysteresis type
    • H02K49/043Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type of the eddy-current hysteresis type with a radial airgap
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/34Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
    • B60K17/348Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed
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    • B60K17/3505Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches with self-actuated means, e.g. by difference of speed

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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4輪駆動車で使用され
る差動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車を直進走行させる場合にお
いて、前輪駆動の方が後輪駆動に比べて一般に安定性が
良い。ところが前輪駆動の場合、コーナリング時には、
前輪コーナリングパワーの損失により大きな操蛇角に維
持する必要があるため、前輪駆動の方が曲がりにくい傾
向にある。一方、後輪駆動の場合は、コーナリングの性
能は良好であるが、トルクが強すぎると回りすぎてしま
うという欠点がある。
【0003】したがって、前輪と後輪を半々位の力で駆
動するのが自動車の走行上理想的であり、その点では、
エンジンのトルクを中央差動装置において分割して前輪
と後輪に伝達する4輪駆動車は極めて優れたものである
。また、4輪駆動車用の動力伝達装置において、エンジ
ンのトルクは、まず中央差動装置に伝達される。該中央
差動装置は、ピニオンギヤと左右のサイドギヤから成る
ギヤユニット、又はプラネタリギヤユニットで構成され
る。そして、該中央差動装置に伝達されたトルクは分割
され、一方で前輪用差動装置に伝えられて、そこで左右
のサイドギヤに再び分配されて左右のフロントアクスル
に伝達される。また、他方で後輪駆動用のプロペラシャ
フトを介して後輪用差動装置に伝えられ、そこで左右の
サイドギヤに再び分配されて左右のリアアクスルに伝達
される。
【0004】上記中央差動装置は、摩擦係数の高い路面
で低速急旋回を行う際に前後輪の回転差によってブレー
キングした状態と同じ、いわゆるタイトコーナブレーキ
ング現象が発生するのを防止し、旋回中のトルク伝達限
界値が増加する。また、前輪及び後輪を駆動するトルク
が等しい場合に牽引力が最大となる。ところが、上記中
央差動装置を配設したことにより、逆に4輪駆動車のい
ずれか1輪が雪路又は凍結した路面でスリップして無負
荷になると、上記中央差動装置が差動動作して駆動エネ
ルギーが上記1輪に逃げてしまいトルク伝達ができない
状態になる。
【0005】したがって、この時上記中央差動装置の差
動動作を停止するための差動制限機構が設けられている
。該差動制限機構は、湿式の多板摩擦材クラッチと油圧
アクチュエータにより構成されている。また、通常の走
行時には、上記多板摩擦材クラッチを解放して中央差動
装置を差動状態に維持し、フロントアクスル及びリアア
クスルのそれぞれにトルクを分割して伝達するが、雪路
又は凍結した路面でタイヤがスリップした場合やその恐
れがある場合に、上記クラッチを係合させ中央差動装置
の差動状態を停止させるようになっている。
【0006】そして、タイヤのスリップ限界特性は、タ
イヤの接地面に垂直に印加される荷重によって定まり、
該荷重は主に車両の重量配分により変化する。しかしな
がら、上記従来のクラッチによりロックアップされる中
央差動装置を搭載したリジット4輪駆動トランスミッシ
ョンにおいてドライブトレーンの直結状態が生ずると、
トルク伝達系において動力損失を引き起こすとともに、
クラッチ摩擦材及びギヤ部品の摩耗も増加してしまう。
【0007】クラッチ開放状態において中央差動装置に
よる差動は起こっており、その時更に、トルクを上げて
いくと、前後輪のいずれか一方が先にスリップを起こし
、それ以上のトルクを得ることができなくなるという問
題を有していた。すなわち、トルクの伝達限界は、前輪
又は後輪のうちのトルクの低い方の値により定まる。 例えば、前輪の一方が空転すると、後輪のトルクもまた
瞬時に小さくなってしまい、トルクを路面に十分伝達す
ることができない。
【0008】そこで、上記中央差動装置と並列に差動制
限用のクラッチを設け、該差動制限用のクラッチを電子
制御装置により係合を制限して、タイヤのスリップ限界
特性を高め、登坂能力、牽引力及び雪道などでの走行安
定性を高めるようにしたものが提供されている(特開昭
63−176728号公報参照) 。また、このように
トルク配分を連続的に制御するシステムは自動車性能を
改善し、走行時の安全性をもたらす。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の差動制御装置においては、差動制限用としてクラッ
チを使用しているために、長期間使用しているとクラッ
チが摩耗して十分な差動制限を行うことができなくなっ
てしまう。本発明は、上記従来の差動制御装置の問題点
を解決して、長期間使用してもトルク制御を十分行うこ
とができる差動制御装置を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の差
動制御装置においては、回転自在に支持される第1の軸
と、該第1の軸に連結され、該第1の軸と共に回転する
導体と、回転自在に支持される第2の軸と、該第2の軸
に連結される磁場発生装置と、上記導体と磁場発生装置
間の相対位置を変える相対位置変更装置と、上記第1の
軸と第2の軸間に配設されるトルクスプリット装置を有
している。
【0011】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、上記のように
回転自在に支持される第1の軸と、該第1の軸に連結さ
れ、該第1の軸と共に回転する導体と、回転自在に支持
される第2の軸と、該第2の軸に連結される磁場発生装
置と、上記導体と磁場発生装置間の相対位置を変える相
対位置変更装置を有しているので、第1の軸と第2の軸
は相対回転するとともに、上記導体と磁場発生装置間の
相対位置を変えることによって、導体が磁場内の磁束と
交差する量を変更させ、導体内に流れるうず電流を変化
させ、各種抵抗トルクを発生させることができる。
【0012】また、上記第1の軸と第2の軸、入力トル
クと出力トルク間にはトルクスプリット増速装置が設け
られているため、うず電流によって生じた抵抗トルクを
第1の軸と第2の軸間に配分することができ、しかも、
トルク制御装置を小型化することができる。また、差動
制限用としてクラッチを使用していないため、長期間使
用しても摩耗が生じない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。本発明の差動制御装置は、エン
ジンのトルクを前輪と後輪で分割するためのトルク制御
装置としてマグネチック−メカニカルカプラを使用して
いる。該マグネチック−メカニカルカプラは、導体とし
て作用するカップ状体、例えばアルミニウムカップが、
磁場発生装置によって発生させた静止磁場内で回転する
ことによって作動する。この時、導体と磁場が相対的に
動作することにより起電力(EMF)が発生し、導体す
なわちアルミカップ内にうず電流が流れる。レンツの法
則によりこのうず電流は、上記相対的な動作を抑制する
方向に流れる。
【0014】したがって、上記磁場内でアルミニウムカ
ップが回転する時、アルミニウムカップは回転抵抗を受
ける。そして、アルミニウムカップと磁場の相対速度が
増加する場合、又はアルミニウムカップの磁場に掛かる
量(カップ深さ)が増加すると、交差する磁束が増加す
るため多くのうず電流が流れる。この時発生する回転抵
抗のトルクの大きさは、アルミニウムカップと磁場の大
きさに依存するが、本発明の差動制御装置において使用
されるマグネチック−メカニカルカプラにより得られる
回転抵抗は0から1ft−lbs.の範囲となる。した
がって、4輪駆動車のエンジンのトルクを分割するため
に該マグネチック−メカニカルカプラを使用する場合、
上記回転抵抗を増幅するためプラネタリギヤユニットで
構成されるギヤボックスが採用される。
【0015】該ギヤボックスはパワースプリット装置を
構成するとともに、トルクを0から300ft−lbs
.の範囲で制御するために使用される。そして、マグネ
チック−メカニカルカプラはうず電流現象領域でトルク
を0から60ft−lbs.の範囲で制御できる。また
、上記マグネチック−メカニカルカプラにおいては、ト
ルクを増やし、アルミニウムカップをロックアップして
相対回転を無くすためフリクション要素が設けられてい
て、該フリクション要素を使用した場合には60〜30
0ft−lbs.のトルクを制御することができる。 すなわち雪路又は凍結した路面などオフロードで走行す
る場合、又は緊急発進を行う場合など最大トルクが設定
されると、マグネチック−メカニカルカプラはロックア
ップする。
【0016】図1は本発明の差動制御装置の概略図であ
る。図1において、8は差動制御装置、26は図示しな
いトランスミッションユニットを含むエンジン、200
は前輪用差動装置、210は中央差動装置、36は後輪
用差動装置である。通常の4輪駆動車と同様、中央差動
装置210は、チエーン又は歯車機構で構成され、エン
ジン26(図示しないトランスミッションユニットを含
む。)から受けたトルクを前輪用差動装置200及び後
輪用差動装置36に等速で伝達する。上記差動制御装置
8は従来の差動制限クラッチに代わるものである。
【0017】図1において、マグネチック−メカニカル
カプラ2とギヤボックス4はカップリング/ギヤボック
スケーシング6によって包囲されて差動制御装置8を構
成しており、該差動制御装置8全体は前輪用駆動軸10
、後輪用駆動軸12と共に回転する。上記マグネチック
−メカニカルカプラ2は、アルミニウムカップ14と該
アルミニウムカップ14に対向して相対回転自在に配設
されるマグネチックハウジング16で構成される。上記
カップリング/ギヤボックスケーシング6は後軸に固定
して接続され、マグネチックハウジング16と共に回転
する。
【0018】上記マグネチックハウジング16は、カッ
プリング/ギヤボックスケーシング6及び後輪用駆動軸
12に対して相対的に縦方向Aに移動することができる
ようになっていて、上記アルミニウムカップ14の深さ
を調整することができるようになっている。また、両者
の相対位置を変更するために、相対位置変更装置が設け
られる。
【0019】上記ギヤボックス4は、第1のプラネタリ
ギヤユニット20、第2のプラネタリギヤユニット22
及び第3のプラネタリギヤユニット24を有している。 各プラネタリギヤユニット20, 22, 24は共通
のリングギヤRの中に第1のサンギヤS1 、第1のキ
ャリヤC1 、第2のサンギヤS2 、第2のキャリヤ
C2 、第3のサンギヤS3 、第3のキャリヤC3 
が噛合して配設されている。
【0020】そして、エンジン26 (図示しないトラ
ンスミッションを含む。) の出力軸、すなわち前輪用
駆動軸10が第1のキャリヤC1 に、第1のサンギヤ
S1 が第2のキャリヤC2 に、第2のサンギヤS2
 が第3のキャリヤC3 に、そして第3のサンギヤS
3 が中間軸28を介してアルミニウムカップ14に接
続されている。本発明の差動制御装置8におけるギヤボ
ックス4の場合、各プラネタリギヤユニット20, 2
2, 24のギヤ比によって前輪用駆動軸10が1回転
するのに対して、もし後輪用駆動軸12が静止している
なら、アルミニウムカップ14が60回転するように設
定されている。
【0021】したがって、エンジン26で発生し、トラ
ンスミッションで変速されて出力軸、すなわち前輪用駆
動軸10を介して入力された回転は、上記各プラネタリ
ギヤユニット20, 22, 24で増速され、アルミ
ニウムカップ14に入力される。そして、アルミニウム
カップ14がギヤボックス4の出力軸である中間軸28
に接続しているため、マグネチック−メカニカルカプラ
2において前輪用として分割されたトルクは、前輪用駆
動軸10を介して出力され、前輪用差動装置200によ
って分割されて、前輪32, 34に伝達される。一方
、後輪用駆動軸12を介して出力されたトルクは、後輪
用差動装置36によって分割され、後輪38, 40に
伝達される。
【0022】また、ほとんどの自動車は、タイヤの半径
、圧力及び特性の不一致、重量配分、ドライブラインコ
ンプライアンス及び道路性状により小さな速度差が発生
する。例えば、前輪用駆動軸10と、後輪用駆動軸12
の速度差Δwであると、上記ギヤボックス4の増速作用
によって60*Δwに等しい相対速度が上記アルミニウ
ムカップ14とマグネチックハウジング16間に発生す
る。
【0023】上記マグネチックハウジング16は、図示
しないサーボモータにより縦方向位置を制御され、アル
ミニウムカップ14を収容する深さを変更する。この場
合、収容する深さが深いほどより多くのうず電流がアル
ミニウムカップ14に発生する。このうず電流はマグネ
チックハウジング16に対するアルミニウムカップ14
の相対回転に対して抵抗トルクを発生するが、アルミニ
ウムカップ14が中間軸28を介してギヤボックス4に
接続されていて、中間軸28に伝達された抵抗トルクは
ギヤボックス4によって60倍に増幅されてカップリン
グ/ギヤボックスケーシング6に伝達される。
【0024】上記マグネチック−メカニカルカプラ2は
ロックアップ機能を備えている。すなわち、上記マグネ
チックハウジング16の底のアルミニウムカップ14に
対向する位置にクラッチパッド44が配設されていて、
マグネチックハウジング16がアルミニウムカップ14
方向に移動して接触すると、両者がロックアップする。 そしてうず電流現象によって供給することが可能な量以
上のトルクを、前輪用駆動軸10と後輪用駆動軸12間
に発生させる必要がある時は、サーボモータはマグネチ
ックハウジング16をアルミニウムカップ14の方向に
移動してクラッチパッド44に接触させる。
【0025】この場合、マグネチックハウジング16を
アルミニウムカップ14に十分な力で接触させる必要が
あるので、位置信号によって上記サーボモータ制御シス
テムが脱調(overdrive)させられる。すなわ
ち、アルミニウムカップ14と接触した後はマグネチッ
クハウジング16を動かすことができないため、リニア
ポテンションメータからフィードバックされた位置と命
じられた位置間のエラー信号が増加する。また、該エラ
ー信号が増加すると、マグネチックハウジング16とア
ルミニウムカップ14間でのスリップが起こらなくなる
まで、サーボモータに流れる電流が増加し、そのトルク
が増大する。そのようにして、クラッチ力は制御電圧に
より制御可能であり、エラー電圧を増加させることがで
きる。
【0026】この時、アルミニウムカップ14とマグネ
チックハウジング16間の相対速度がなくなり、カップ
リング/ギヤボックスケーシング6全体が前輪用駆動軸
10及び後輪用駆動軸12と共に回転する。また、上記
ギヤボックス4により制御トルクが60倍に増幅される
ので、ロックアップ中に後輪用駆動軸12に300ft
−lbs.トルクを伝達させるためには上記クラッチパ
ッド44により5ft−lbs.のトルクを発生させる
だけで十分である。そして、このロックアップ時の差動
制御装置はトルクのロスがなくトルク伝達効率は100
%になる。
【0027】図2はマグネチック−メカニカルカプラの
入出力軸間のパワーフロー図である。図において、自動
車のエンジンと前輪駆動機構から入力軸(前輪用駆動軸
)10を介して入力されるトルクT1の大きさは、制御
トルクT4と差動制御装置8内の残留抵抗によって決定
される。残留抵抗によって発生するトルクは小さく、即
座にマグネチック−メカニカルカプラ2とギヤボックス
ケーシング6を介して出力軸(後輪用駆動軸)12に進
む。
【0028】入力トルクT1の大部分は、ギヤボックス
4でトルクT2,T3に配分される。トルクT3はアル
ミニウムカップ14に進む。ギヤボックス4のギヤ比は
60:1であるため、中間軸28におけるトルクT3は
実際にはトルクT1の1/60倍である。トルクT3は
電磁抵抗によりマグネチックハウジング16を介して出
力軸12に進む。大量トルクT2はカップリング/ギヤ
ボックスケーシング6を介して出力軸12で合同され、
出力T0を形成する。
【0029】マグネチック−メカニカルカプラ2がロッ
クアップされた場合には、入力トルクT1の全部がマグ
ネチック−メカニカルカプラ2とギヤボックスケーシン
グ6を介して出力軸12に進む。図3は本発明の差動制
御装置における相対回転速度/トルク関係図、図4は本
発明の差動制御装置におけるカップ深さ/トルク関係図
である。
【0030】上記差動制御装置8を介して後輪用駆動軸
12に伝達されるトルクは、マグネチックハウジング1
6内にアルミニウムカップ14が収容される量、すなわ
ちカップ深さと前輪用駆動軸10と後輪用駆動軸12間
の相対回転速度との関数で表される。両要因とも可変(
variable)であるが、カップ深さは制御可能(
controllable)である。相対回転速度は道
路状況及び自動車の各種パラメータに応じて変化する。
【0031】図3においては、異なるカップ深さが相対
回転速度/トルク格子上にプロットされている。前輪用
駆動軸10と後輪用駆動軸12間の相対回転速度と伝達
されるトルク間が非線形関係にあることが分かる。すな
わち、相対回転速度が低い時(10〜30rpm)は、
相対回転速度が増加するにつれトルクは急速に増加し、
相対回転速度が高くなると飽和状態になる。
【0032】ロックアップモードにおいては相対回転速
度は0に等しく、この時伝達トルクはギヤボックスの最
大(〜300ft−lbs.) になる。また、図のメ
カニカルフリクション領域において伝達トルクを制御す
ることは可能であり、カップリングは2個の作動モード
を有する。うず電流現象が不十分である場合は、メカニ
カルフリクションモードが所望のトルクを発生させる。
【0033】図4においては、4個の異なる相対速度が
カップ深さ/トルク格子上にプロットされている。カッ
プ深さが0.25in.以上では、曲線は本質的には直
線となる。また、ロックアップが起きる時、曲線は一点
に集中し、すばやく最大伝達トルクまで増加する。図5
は本発明の差動制御装置の断面図、図6はアルミニウム
カップの平面図、図7はアルミニウムカップのB−B断
面図である。
【0034】差動制御装置8は、ギヤボックス4、マグ
ネチック−メカニカルカプラ2を有している。上記ギヤ
ボックス4は、円筒型の形状を有しており、内部に3個
のプラネタリギヤユニットを備え、入力軸すなわち前輪
用駆動軸10と出力軸すなわち後輪用駆動軸12間での
相対回転を60:1のギヤ比で増速させ、サンギヤイン
タフェース50を介して中間軸28に出力する。ギヤボ
ックス4は外周のほぼ中間位置及び端部にフランジ部5
2,54を有する。フランジ部54側にはギヤボックス
インタフェース56が配設され、プラネタリギヤユニッ
トのセットは、上記ギヤボックス4及びギヤボックスイ
ンタフェース56によりベアリング58,60を介して
回転自在に支持される。ギヤボックス4及びギヤボック
スインタフェース56はボルト62により接続される。
【0035】上記ギヤボックス4から伝達され、増速さ
れた回転は中間軸28を介してアルミニウムカップ14
を回転させる。該アルミニウムカップ14は「2024
アルミニウム合金」で作られ、図6及び図7に示すよう
に底部66、筒状部68、ボス部70から成っている。 また、うず電流により発生する熱を放散させ、付加のト
ルク能力をもたせるために底部66に12枚のフィン7
2が放射状に突設されている。該フィン72は、表面積
を大きくして放熱性を向上させるとともに、アルミニウ
ムカップ14が回転するのに伴い周囲の空気を循環させ
、熱放散量を高める。そして、アルミニウムカップ14
の底部66に図5に示すような空気流通路74,76を
形成して空気の循環量を増加させるようにしてもよい。 上記アルミニウムカップ14が放散した熱を保有する空
気を差動制御装置8の外部に排出するために、カップリ
ング/ギヤボックスケーシング6のアルミニウムカップ
14に対応する位置に、空気循環孔78が形成される。
【0036】熱放散は大抵のカップリングシステムで主
要な問題点である。それがこのシステムでは、この簡単
な技術により解決される。上記カップリング/ギヤボッ
クスケーシング6の一端は、ボルト80を介してギヤボ
ックスインタフェース56に固定されるとともに、ケー
シング接続体82に接続される。該ケーシング接続体8
2は他端において上記ギヤボックス4のフランジ部52
に固定される。
【0037】また、上記カップリング/ギヤボックスケ
ーシング6の他端は、ボルト84を介して後輪用駆動軸
インタフェース86を支持している。該後輪用駆動軸イ
ンタフェース86は、後輪用駆動軸12に連結されると
ともに、ベアリング90によって中間軸28を回転自在
に支持している。上記カップリング/ギヤボックスケー
シング6の内部にはマグネチックハウジング16が軸方
向に移動自在に配設され、上記アルミニウムカップ14
との相対的位置を変えることによってカップ深さを調節
している。
【0038】そのために、上記マグネチックハウジング
16の端面にはスタッド92が固定され、該スタッド9
2がアルミニウムチューブ94を介して上記後輪用駆動
軸インタフェース86に摺動自在に支持されている。上
記スタッド92の他端は、ベアリング96を介してベア
リングクランプ98に回転支持される。上記マグネチッ
クハウジング16を縦方向に移動させるためのサーボシ
ステムは、リードスクリュ100を備えたDCサーボモ
ータ102を使用している。該DCサーボモータ102
が駆動されて回転すると、上記リードスクリュ100が
回転してベアリングクランプ98を左右に移動させる。 この動きはスタッド92を介してマグネチックハウジン
グ16に伝達される。上記DCサーボモータ102には
、比例ポテンションメータが接続されていて、カップ位
置フィードバックを与える。カップ位置は図3及び図4
に示すように伝達トルクを決定する。
【0039】図8はマグネチックハウジングの平面図、
図9はマグネチックハウジングのC−C断面図である。 上記マグネチックハウジング16は図8及び図9に示す
ように、筒状のインナマグネット部104、アウタマグ
ネット部106及び底部108で構成される。上記イン
ナマグネット部104の外周表面及びアウタマグネット
部106の内周表面にはそれぞれ6箇所に希土類磁石1
10が埋設され、該希土類磁石110によって磁場が形
成される。また、上記インナマグネット部104の外周
適宜箇所に位置決めのための調整ピンが配設される。
【0040】上記インナマグネット部104及びアウタ
マグネット部106間には環状のカップ収容室114が
形成される。そして上記マグネチックハウジング16が
縦方向に移動するのに伴い、アルミニウムカップ14が
上記カップ収容室114内に収容されカップ深さが調節
される。上記環状のカップ収容室114の底面には、ク
ラッチパッド116が配設されている。該クラッチパッ
ド116にアルミニウムカップ14の筒状部68の端面
が当接すると、アルミニウムカップ14とマグネチック
ハウジング16間の相対回転が摩擦によりなくなる。
【0041】また、上記マグネチックハウジング16の
底面には、上記スタッド92を固定するためのねじ孔1
18が形成されている。次に図10〜図12により本発
明の差動制御装置のトルクスプリット機構について説明
する。図10は本発明の差動制御装置のトルクスプリッ
ト機構図、図11は本発明の差動制御装置の回転速度関
係図、図12は本発明の差動制御装置のトルク関係図で
ある。
【0042】ここでは、ギヤボックス4は1段のプラネ
タリギヤユニットで示してある。前輪側の回転速度をω
F 、後輪側の回転速度をωR、ギヤボックス4のサン
ギヤ、キャリヤ、リングギヤの回転速度をωs, ωc
 , ωr とすると、 ωF =ωc  ωR =ωr  であり、ギヤボックス4の増速比をiとすると、ωs 
=ωr +( ωc −ωr ) * iとなる。また
、 Δω=  ωc −ωr  とすると、 ωs −ωr =Δω* i となり、例えば増速比iが60である時回転速度差は6
0倍に増速される。
【0043】また、前輪側のトルクをTF 、後輪側の
トルクをTR 、ギヤボックス4のサンギヤ、キャリヤ
、リングギヤのトルクをTs ,Tc ,Tr 、トル
ク分配率をxとすると、 TF =Tc  TR =Ts +Tr  Ts =TR * x である。
【0044】Tr =Ts (i−1)であるから、x
=1/i例えば増速比iが60である時、 x≒0.017 となる。したがって、マグネチック−メカニカルカプラ
2は伝達トルクの1.7%を負担するだけでよい。
【0045】また、上記構成の差動制御装置を自動車に
設置する場合、コンピュータによってマグネチック−メ
カニカルカプラを制御することができる。コンピュータ
はスロットル開度αとエンジン速度により絶対エンジン
トルクを決定するが、ダイヤル設定により運転者がトル
ク配分を指示すると、後輪に必要な伝達トルクを計算す
る。コンピュータはこの伝達トルクの値と車輪における
速度センサを通じて測定された相対回転速度に応じて後
輪駆動に必要な伝達トルクを求め、DCサーボモータに
指示を与えてマグネチックハウジングを位置決めする。
【0046】図13は本発明の差動トルク制御装置の制
御ブロック図、図14はサーボモータの制御電圧/伝達
トルク関係図である。図13に示すように、運転者がダ
イヤル設定によって後輪駆動軸に与える分配率γ、スロ
ットル開度α及びギヤ選択の値Nが設定されると、それ
らの値によってDCサーボモータ102がフィードバッ
ク制御され、トルクTを出力する。この場合、DCサー
ボモータ102に印加する制御電圧が図14に示すよう
に増大すると、アルミニウムカップ14とマグネチック
ハウジング16間の間隙Sが減少してカップ深さが大き
くなる。間隙Sが0になった後に上記制御電圧を更に増
加させると、エラー信号eが増加する。
【0047】自動車トランスミッションギヤ比、スロッ
トル設定又は速度差が変化する場合は、上記DCサーボ
モータによるサーボ制御はマグネチックハウジングを再
位置決めすることによって補正される。このようにして
上記差動制御装置は運転者が制御したダイヤル設定によ
り常時、前輪用駆動軸及び後輪用駆動軸間に適切にトル
ク配分を行い続ける。
【0048】また、上記導体をカップ状体とし上記磁場
発生装置を該導体を包囲するハウジングとし、上記相対
位置変更装置を位置制御サーボモータとしているためト
ルク配分制御を効率よく行うことができる。そして、上
記第1の軸とカップ間に増速装置を設けて配分したトル
クを増幅することによってトルク制御装置を小型化する
ことができ、導体と磁場発生装置間、カップ状体とハウ
ジング間の相対回転をなくすロックアップ装置を設ける
ことにより、伝達されるトルクの最大値を増加すること
ができ、氷や雪状態に対し、ロックアップすることがで
きる。
【0049】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の差動制御装置の概略図である。
【図2】マグネチック−メカニカルカプラの入出力軸間
のパワーフロー図である。
【図3】本発明の差動制御装置における相対回転速度/
トルク関係図である。
【図4】本発明の差動制御装置におけるカップ深さ/ト
ルク関係図である。
【図5】本発明の差動制御装置の断面図である。
【図6】アルミニウムカップの平面図である。
【図7】アルミニウムカップのB−B断面図である。
【図8】マグネチックハウジングの平面図である。
【図9】マグネチックハウジングのC−C断面図である
【図10】本発明の差動制御装置のトルクスプリット機
構図である。
【図11】本発明の差動制御装置の回転速度関係図であ
る。
【図12】本発明の差動制御装置のトルク関係図である
【図13】本発明の差動トルク制御装置の制御ブロック
図である。
【図14】サーボモータの制御電圧/伝達トルク関係図
である。
【符号の説明】
2      マグネチック−メカニカルカプラ4  
    ギヤボックス 6      カップリング/ギヤボックスケーシング
8      差動制御装置 10    前輪用駆動軸 12    後輪用駆動軸 16    マグネチックハウジング 20    第1のプラネタリギヤユニット22   
 第2のプラネタリギヤユニット24    第3のプ
ラネタリギヤユニット26    エンジン 28    中間軸 36    後輪用差動装置 44    クラッチパッド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回転自在に支持される第1の軸と、該
    第1の軸に連結され、該第1の軸と共に回転する導体と
    、回転自在に支持される第2の軸と、該第2の軸に連結
    される磁場発生装置と、前記導体と磁場発生装置間の相
    対位置を変える相対位置変更装置と、前記第1の軸と第
    2の軸間に配設されるトルクスプリット装置を有するこ
    とを特徴とする差動制御装置。
  2. 【請求項2】  回転自在に支持される第1の軸と、該
    第1の軸に連結され、該第1の軸と共に回転する導体と
    、回転自在に支持される第2の軸と、該第2の軸に連結
    される磁場発生装置と、発生した熱を発散させる空気冷
    却装置と、前記導体と磁場発生装置間の相対位置を変え
    る相対位置変更装置と、前記第1の軸と第2の軸間に配
    設されるトルクスプリット装置を有することを特徴とす
    る差動制御装置。
  3. 【請求項3】  前記導体はカップ状体であり、前記磁
    場発生装置は該導体を包囲するハウジングであり、前記
    相対位置変更装置はサーボモータである請求項1記載の
    差動制御装置。
  4. 【請求項4】  前記第1の軸とカップ状体間に増速装
    置を有する請求項3記載の差動制御装置。
  5. 【請求項5】  前記スプリット装置がプラネタリギヤ
    ユニットである請求項3記載の差動制御装置。
  6. 【請求項6】  前記導体と磁場発生装置間の相対回転
    を無くすロックアップ装置を有する請求項1記載の差動
    制御装置。
  7. 【請求項7】  前記カップ状体とハウジング間の相対
    回転をなくすロックアップ装置を有する請求項3〜5の
    いずれかに記載の差動制御装置。
JP3059834A 1990-11-16 1991-03-25 差動制御装置 Withdrawn JPH04212631A (ja)

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US07/618198 1990-11-16

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