JPH04212764A - 磁気ヘツド - Google Patents

磁気ヘツド

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JPH04212764A
JPH04212764A JP4240391A JP4240391A JPH04212764A JP H04212764 A JPH04212764 A JP H04212764A JP 4240391 A JP4240391 A JP 4240391A JP 4240391 A JP4240391 A JP 4240391A JP H04212764 A JPH04212764 A JP H04212764A
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JP
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slider
rail
flying height
magnetic
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Application number
JP4240391A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sakurai
博 桜井
Kazuhiro Nishino
西野 和弘
Hiroshi Daito
大東 宏
Toshihisa Okazaki
寿久 岡崎
Mikio Tokuyama
幹夫 徳山
Yuzo Yamaguchi
雄三 山口
Yoshinori Takeuchi
芳徳 竹内
Yasuo Kojima
康生 小島
Sukeo Saito
斉藤 翼生
Shoichi Setone
瀬戸根 正一
Tetsuo Masukawa
益川 哲男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04212764A publication Critical patent/JPH04212764A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気デイスク装置に搭
載される磁気ヘツドに係り、特に、ヘツド浮上特性のば
らつきを低減し、浮上量マージンを向上させる磁気ヘツ
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気デイスク装置用の浮上型磁気
ヘツド及びその動作特性を図6乃至図8により説明する
【0003】図6〜図8は磁気デイスク装置と搭載磁気
ヘツドの位置関係図及び磁気ヘツドの支持ばね位置とス
ライダーの取付け位置の関係図、そして磁気記録媒体上
での磁気ヘツドスライダーの位置と浮上量の関係を表わ
した関係図を表わす。
【0004】図6には、磁気デイスク装置6における、
磁気記録媒体(磁気デイスク)5と搭載される磁気ヘツ
ド1の位置関係を上面図で示す。磁気ヘツド1はスライ
ダー2と支持ばね3とアーム4で構成されており、アー
ム4によつて装置6と接続されている。一般に、磁気記
録媒体5と磁気ヘツド1は回転型アーム4ないしその回
転軸4aによつて、図6の如く配置されており、磁気記
録媒体5の起動(起動方向7)/停止、いわゆるCSS
(コンタクト・スタート・ストツプ)によりスライダー
2が浮上する。又、磁気ヘツド1が媒体半径方向8にシ
ーク動作により移動して各シリンダ上に位置決めされ、
記録/再生を行なつている。
【0005】図7にはスライダー2と支持ばね3を介し
てヘツド荷重Wを負荷する側面構成図を示す。双胴型ス
ライダー2は、記録媒体の内周側に位置するインナレベ
ル9と外周側に位置するアウタレール10を持ち、各々
のレールの流出端部には薄膜技術で形成されたR/W薄
膜磁性素子13がある。
【0006】スライダー2は、ジンバル11とスライダ
ーの短辺方向(記録媒体5の半径方向)の中心線位置で
接着剤により接合され、そして、デインプル12を介し
てばね3の荷重Wをもつて中心線上で位置決めされてい
る。
【0007】なお、このような浮上型の磁気ヘツドを搭
載した磁気デイスク装置としては、例えば特開昭60−
70567号公報(文献1)に記載のものがある。
【0008】また、従来、例えば特開昭61−1372
88号公報(文献2)に記載されているように、浮上型
の磁気ヘツドを搭載した磁気デイスク装置において、ス
ライダーの外周側レールと内周側レールでのデイスク周
速度差に基づく浮上量差(周速度の低い内周側の方が浮
上量が低い)によるスライダーの傾きを補正するため、
スライダーの内周側レールの幅または面積を外周側レー
ルの幅または面積よりも広くしたものが知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記文献1に示すよう
な従来の浮上型磁気ヘツドでは、磁気ヘツドが磁気記録
媒体の外周に位置する場合と内周に位置する場合とで、
YAW角(ヨー角)の変化に基づいてスライダー全体の
浮上量が変化する問題については考慮されているけれど
も、このYAW角の変化によつて、スライダーのアウタ
レールの浮上量とインナレールの浮上量との間に浮上量
の差が生ずる問題について、何も考慮されていない。以
下にこの問題について説明する。
【0010】図8の(a)に、このような磁気ヘツド1
において、回転型アーム4の軸4aを中心にして回動す
ることによりシークさせ、各シリンダ位置A,B,Cに
位置決めした時の磁気ヘツドスライダーの状態を上面図
で示す。B点では、磁気ヘツドスライダーは媒体接線方
向と同方向に位置決めされており、即ちYAW角θは、
θ=0°(磁気記録媒体5の接線方向とスライダー2の
長手方向が重なる状態)とされる。又B点より記録媒体
5の外周側のC点に位置決めした時のYAW角を+θ2
°(正のYAW角)とする。更にB点より媒体内周側の
A点に位置決めした時のYAW角を−θ1°(負のYA
W角)とする。このようなシリンダ位置における浮上特
性を図8の(b)に示す。A点にはθ=−θ1°、B点
にはθ=0°、C点にはθ=+θ2°程度のYAW角が
つく。最内周位置をA点とすると負のYAW角をもつて
いるため双胴スライダー2のインナレール9の浮上量と
アウタレール10の浮上量では浮上量差Δh14(アン
バランス)が発生する(この場合インナレール9がアウ
タレール10よりも沈みこみ、より媒体に近づく)。B
点ではYAW角θ=0°のためインナレール9とアウタ
レール10の浮上量は等しく浮上量差Δh14は発生せ
ず、浮上量hとなる。C点の最外周位置では正のYAW
角をもつため、アウタレール10はインナレール9より
も沈みこみ、より媒体に近づき、浮上量差Δh14がA
点と同様に生ずる。この時A点と異なる点は、YAW角
特性によりインナレール9とアウタレール10の浮上量
が反対になることである(図8の(b)参照)。
【0011】近年、磁気デイスク装置は小形大容量によ
る高記録密度化が図られ、ギヤツプ部浮上量も従来の0
.2μmより0.15〜0.10μmと狭少化され、今
後益々低浮上化が図られる。
【0012】このようにギヤツプ部浮上量が低浮上とな
る場合、前述したごとくYAW角をもつ浮上特性はR/
W素子を有するインナレール9,アウタレール10にお
いて浮上量差が発生する。特に記録密度が高くなる最内
周位置においてはΔh14の浮上量差は、電磁変換特性
及び浮上量マージンに大きく影響することになる。例え
ばアウタレール10の薄膜素子13でR/Wした場合、
電磁変換特性に必要な浮上量をアウタレール10で設定
した時、ミニマム浮上量はインナレール9で決定される
ため、浮上量マージンはΔh14の浮上量差分厳しくな
る。この低浮上領域においてはΔh14の値は無視でき
ない値である。
【0013】上記従来技術のように、YAW角をもつ磁
気デイスク装置において、磁気ヘツドの磁気ギヤツプ部
の浮上量が大きい場合は、磁気ヘツドの双胴型スライダ
ー部のインナレール及びアウタレールの浮上量差はあま
り問題とされなかつた。
【0014】しかし、最近のように低浮上量化された場
合、この浮上量差は無視できない値となり、その結果、
電磁変換特性のばらつきが発生し、また、ヘツドと媒体
間の損傷を防止するための浮上量マージンを十分に確保
できないおそれがあつた。
【0015】従つて、本発明の第1の目的は、上記従来
技術の問題点を解決し、双胴型のように少なくとも両側
に(内周側と外周側に)レールを形成したスライダーを
持つ低浮上量の磁気ヘツドにおいて、YAW角の如何に
かかわらず、磁気記録媒体の内周から外周にわたり使用
する変換素子の磁気ギヤツプ部(R/W素子部)での浮
上特性が安定しており、電磁変換特性のばらつきが小さ
く安定であり、また、ヘツドと記録媒体間の接触による
損傷がないように浮上量マージンを確保することのでき
る磁気ヘツドを提供することにある。
【0016】また、上記文献2に示すような従来の双胴
型の磁気ヘツドでは、スライダーのデイスク外周側レー
ルとデイスク内周側レールの浮上面の面積を異ならせる
ことにより、デイスク周速度差に基づく浮上量差を補正
して、内周と外周の浮上量を等しくすることは考慮され
ているが、変換素子を取付けた側のレール及び該変換素
子の浮上量を他側のレールの浮上量よりも小さくするこ
とについては何も考慮されていない。すなわち、この種
の双胴型のような両側に(内周と外周に)レールの形成
されたスライダーを有する磁気ヘツドでは、両側の2つ
のレールのうち、一方のレール上に形成した変換素子の
みが記録再生に使用され、他方のレール上には変換素子
を形成しないか、あるいは製作上の観点から他方のレー
ル上に変換素子を形成してもこの変換素子は実際の記録
再生には使用されない。この場合、記録再生に使用され
る変換素子ないしその側のレールの浮上量は、良好な安
定した電磁変換特性を得るため、なるべく小さくするこ
とが望ましく、他方、変換素子を有しないかまたは記録
再生に使用しない変換素子のある側のレールの浮上量は
、なるべく大きくすることにより、磁気デイスクとの不
慮の接触を避けることが望ましい。しかし、上記文献2
には、使用変換素子側レールを磁気デイスクに近づけ、
他側レールを磁気デイスク面から遠ざけることはなにも
配慮されていない。
【0017】また、スタツクされた磁気デイスクのA面
(表面)用とB面(裏面)用の磁気ヘツドで、一種類の
スライダーを兼用できれば、製作上の管理やコストの面
から有利である。しかし、上記文献2では、レールの面
積(寸法)が内周側と外周側とで異なつており(非対称
となつており)、このようにレール寸法が非対称のもの
では、(一種類のスライダーを兼用しようとすると、デ
イスク表面と裏面とで、内周レールと外周レールの関係
が逆になるため)磁気デイスク表面用と裏面用に兼用さ
せることはできなかつた。
【0018】従つて、本発明の第2の目的は、記録再生
に使用する変換素子の形成された側のスライダーレール
ないし該変換素子の浮上量を他側のスライダーレールの
浮上量に比べて、記録媒体の半径方向の全動作領域で確
実に小さくして、浮上特性を安定させ電磁変換特性のば
らつきを少なくし、また磁気ヘツドと磁気記録媒体間の
接触による損傷がないように浮上マージンを確保すると
共に、一種類のスライダーを記録媒体の表面用と裏面用
に使い分けできるようにした磁気ヘツドを提供すること
にある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明は、少なくとも両側にスライダーレール
が形成されかつ一方のスライダーレールに記録再生に使
用する変換素子部が形成されているスライダー(例えば
双胴型スライダー)と、このスライダーに荷重を与える
支持ばね部材とを有し、これらのスライダーレールによ
りスライダーを浮上させる磁気ヘツドにおいて、支持ば
ねによりスライダーに荷重を与える位置を前記スライダ
ーの中心位置よりも磁気記録媒体(磁気デイスク)の半
径方向にずらした位置とする。ずらす値は、前記スライ
ダーの一方のスライダーレール上の変換素子部(R/W
素子部)の浮上量(すなわち、実際に使用されるR/W
素子の磁気ギヤツプ部の浮上量)が常に(磁気記録媒体
上の動作領域の如何なる半径位置においても)他方のス
ライダーレール上の変換素子部の浮上量以下(等しいか
未満)であり、かつ、磁気記録媒体とスライダー間の最
低(ミニマム)浮上量が前記一方のスライダーレール(
前記実際に使用されるR/W素子のある側のスライダー
レール)に得られるような値に設定される。
【0020】いいかえると、R/W素子の浮上量即ちギ
ヤツプ部浮上量と、媒体とヘツド間が一番狭少化される
浮上量即ちミニマム浮上量を合致させる浮上特性を有す
るヘツド構造にする。例えばインナレールのR/W素子
を電磁変換用として使用する場合、最内周においてイン
ナレールの浮上量をミニマム浮上量に設定し、それがい
かなるシリンダ位置においても同様にインナレールのギ
ヤツプ浮上量で、かつ、ミニマム浮上量という関係を保
持する浮上特性にする。
【0021】また、上記第2の目的を達成するため、本
発明は、少なくとも両側にスライダーレールが形成され
かつ一方のスライダーレールに記録再生に使用する変換
素子部が形成されているスライダー(例えば双胴型スラ
イダー)と、このスライダーに荷重を与える支持ばね部
材と、このスライダーをこの支持ばね部材に取付けるの
に用いるジンバルとを有し、これらのレールによりスラ
イダーを浮上させる磁気ヘツドにおいて、ジンバルのス
ライダー取付面を傾け、この傾いた取付面にスライダー
を取付けることによつて、磁気記録媒体の動作領域全域
で、記録再生に使用する変換素子の形成されているスラ
イダーレールの浮上量が他方のスライダーレールの浮上
量よりも小さくなるように構成する。
【0022】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0023】本願の第1発明によれば、少なくとも両側
にスライダーレールの形成されたスライダー(例えば双
胴型スライダー)を有し、YAW角特性をもつスライダ
ー浮上型磁気ヘツドにおいて、支持ばね部材による荷重
位置を中心から媒体半径方向にずらしたことによつて、
一方のスライダーレールの変換素子(実際に使用される
変換素子)の浮上量は、磁気ヘツドが媒体上の動作領域
の如何なる半径位置(シリンダ位置)にあるときでも、
常にミニマム(最低)浮上量となるように(すなわち、
媒体に対し浮上するスライダーの面のうち、媒体との間
隔が最も狭くなる部分が動作中常に上記一方のスライダ
ーレール上の変換素子の有る位置に一致するように)自
動的に調整される。
【0024】この結果、動作領域における浮上量マージ
ンを考慮する場合、如何なるシリンダ位置でも電磁変換
素子部の浮上量のみ考慮すればよく、動作領域での変換
素子部の浮上量を安定にして、ばらつきのない電磁変換
特性を得ることができる。
【0025】また、本願の第2発明によれば、少なくと
も両側にスライダーレールの形成されたスライダー(例
えばレール浮上面が内周側と外周側とで対称的に形成さ
れたスライダー)を有するスライダー浮上型磁気ヘツド
において、スライダーは、支持ばね部材に取付けたジン
バルに取付けられるが、このとき、ジンバルのスライダ
ー取付面は磁気記録媒体の内周から外周に向かう方向に
傾いた面(傾斜面)として予め作られており、この傾斜
面にスライダーが接着等により取付けられた構造となつ
ている。これによつて、スライダーのレール浮上面は、
自由状態(スライダーに浮力その他の力をなにも加えな
い状態)で、記録再生に使用する変換素子のある側がな
い側よりも近づく。そして、磁気記録媒体の最内周(最
も周速度が遅い)に磁気ヘツドが位置決めされるときで
も、該変換素子のある側のレール浮上面が磁気記録媒体
に接触しないように設計される。これによつて、磁気デ
イスクの半径方向の全動作領域で、良好な電磁変換特性
が得られると共に、レールと磁気記録媒体との不用意な
接触、損傷が防止される。
【0026】更に、スライダーとしては、両側(内周側
と外周側)で対称のレール浮上面をもつものを一種類作
つておき、最終的に記録媒体の表面用のものを作るか裏
面用のものを作るか、並びに、記録再生に使用する変換
素子を内周側に配置したものとするか外周側に配置した
ものとするかを考慮して、該スライダーを所要形状のジ
ンバルに取付ける。例えば、変換素子を両側のレールに
対称に設けたスライダーでは、同一種のスライダーを用
い表裏いずれの場合も内側となる位置の変換素子(また
は表裏いずれの場合も外側となる位置の変換素子)を選
択して、表用のヘツドと裏用のヘツドを作ることができ
る(但し、ジンバルは表用と裏用の2種類必要)。また
、変換素子を(レール浮上面寸法は対称構造であるが)
一方のレールのみに設けたスライダーでは、同一種のス
ライダーを用い表と裏で内側と外側(または外側と内側
)となる位置に変換素子が来るので、その変換素子を利
用することで表用と裏用のヘツドを作ることができる(
同様に、2種類のジンバルが必要)。以上は、リニア移
動型のヘツドアームの場合だけでなく、ロータリ型のヘ
ツドアームの場合についてもいえることである。
【0027】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面によつて説明
する。
【0028】 (実施例1) 図1は本発明の一実施例である実施例1の説明図で、同
図(a)はスライダーと支持ばねの位置関係を示す構成
図、同図(b)はその動作説明図である。図1において
、図3〜図5と同じ部品には同じ符号を付けてあり、2
は磁気ヘツドの双胴型スライダー、3は支持ばね、9は
インナレール、10はアウタレール、11はジンバル、
12はデインプル、13は薄膜ヘツド素子(R/W素子
、変換素子)、14はレール浮上量差、15はデインプ
ル位置とスライダー中心とのずれ量である。
【0029】図1の(a)において、スライダー2には
ジンバル11の中心部が接着され、そして、ジンバル1
1の縁部は支持ばね3に取付けられ、このジンバル11
の中心部にデインプル12を介して支持ばね3の荷重W
が与えられる。これによつて、スライダー2は、荷重点
を中心に、前後左右に回動自在になつている。本実施例
の特徴として、ジンバル11の中心部はスライダー2の
短辺方向(すなわち、磁気記録媒体の半径方向)でスラ
イダー中心より双胴型スライダーのアウタレール10側
にある距離15だけずらして接着剤にて接合する。距離
15は図1の(b)に示す浮上特性のYAW角特性と浮
上量の関係を計算にて算出し決定する。
【0030】このように荷重Wをスライダー2に与える
位置寸法をスライダーのアウタレール10側に移動させ
ることにより、最内周A点(YAW角が−θ1 )での
浮上量はアウタレール10及びインナレール9共に同一
浮上量に設定することができる。図1の(b)の実施例
では電磁変換素子はアウタレール10で規定している。 これは、実際に使用する変換素子がアウタレール10上
の素子13であり、インナレール9上の素子13は使用
しないためである。この場合アウタレール10の浮上量
は変換素子のギヤツプ部浮上量即ちスライダー2のミニ
マム浮上量と一致する。YAW角0°の位置B点につい
て、A点と同様にアウタレール10がギヤツプ部浮上量
即ちミニマム浮上量になる。最外周のC点(YAW角が
+θ2 )についても同様に設定することができ、シリ
ンダ位置の如何なる点においても、インナレール9の浮
上量はアウタレール10の浮上量よりも小さくならない
ため、C点では浮上量差Δh14が生じる。以上述べて
きたように、デインプル12位置をスライダー中心より
ずらすことにより、ずらした側のレール(この場合、ア
ウタレール10)上の電磁変換素子(これを実際に使用
する電磁変換素子とする)の浮上量即ちギヤツプ部浮上
量を双胴型スライダー2のミニマム浮上量と合致させる
ことができ、浮上量マージンを考える場合は常にギヤツ
プ部浮上量のみ考慮すればよく、低浮上量領域において
は、電磁変換特性の安定化と同時に浮上量マージンも確
保でき、信頼性の高い磁気デイスク装置を提供すること
ができる。
【0031】 (実施例2) 図2の(a),(b)は本発明の実施例2の説明図であ
る。同図にはインナレール9に使用すべき電磁変換用の
素子13が設定された実施例について記載している。本
実施例2においても、アウタレールに設定された電磁変
換素子と同様に、デインプル12位置をスライダー短辺
方向の中心位置よりもインナレール9側に距離15だけ
ずらすことにより、インナレール9上の電磁変換素子が
、磁気デイスクの内周から外周まで常にミニマム浮上量
を示すので、図1の実施例と同様の効果が生じるもので
ある。
【0032】 (実施例3) 図3の(a),(b)は、本発明の実施例3の説明図で
ある。同図で、2は双胴型スライダー、3は支持ばね(
スプリングアーム)、9はインナレール、10はアウタ
レール、11はジンバル、12はデインプルである。 ジンバル11の詳細を、その上面図を主とする図5に示
す。ジンバル11は、スプリングアーム3に対する周縁
取付面111と、スライダー2の中心取付面112とを
有し、取付面111と112の間は切溝114で分離さ
れると共に、一端は段部113で繋がつている。ジンバ
ル11は、取付面111でスプリングアーム3に溶接さ
れ、また取付面112の所でスライダーを接着している
。またスライダー2に対し、ジンバル11の中心に設け
たデインプルを介して、スプリングアーム3により荷重
が与えられる。
【0033】本実施例3の特徴として、図3(a)に示
すように、ジンバル11のスライダー取付面112は、
スプリングアーム取付面111に対して、磁気デイスク
の内周側(インナレール9側)から外周側(アウタレー
ル10側)に向かつて傾斜するように作られている。本
例では、磁気ギヤツプを有する変換素子(薄膜ヘツド素
子)13を取付けたアウタレール10がインナレール9
よりも磁気デイスクに接近するように傾斜させている。 そして、この変換素子13が記録再生に使用される。な
お、本例では、インナレール上に変換素子を設けていな
いが、インナレール上に変換素子(記録再生に使わない
)を設けてもよい。ジンバルの製造時に、スライダー取
付面112に傾斜をつけるには、弾性板を1対の金型に
入れて打抜き成形するときの金型の相当する面を傾斜す
る構造とする。一例として、スライダー取付面112の
傾斜角(スプリングアーム3に対する角度)は、ほぼ4
0分とした。
【0034】本実施例3の動作状況を図3の(b)に示
す。スライダー2は、非動作時において、使用変換素子
13を設けた側のレール(アウタレール)10が他側の
レール(インナレール)9よりも近づくように傾斜して
おり、動作時には磁気デイスク5の外周側に比べて内周
側の周速度が遅いため、非動作時よりも幾分傾斜角が小
さくなるが、それでも図示のように、磁気デイスクの全
動作領域で、記録再生を行なわない側のレール9は記録
再生側のレール10よりも浮上量が確実に大きくなり、
磁気デイスクとの接触による損傷が防止される。
【0035】 (実施例4) 図4は、本発明の実施例4の説明図であり、同図(a)
はその構成図、同図(b)は動作状況を示す。本実施例
4が実施例3(図3)と相違する点は、記録再生に使用
する変換素子13をインナレール9上に設けたことであ
り、そのため、ジンバル11の傾斜が実施例3とは逆と
なつているが、それ以外は実施例3と同じであり、動作
も同様である。
【0036】なお、実施例3と4は、図6に示すような
YAW角の生じるロータリアクセス型(ヘツドアームを
回動することによりヘツドをデイスクの半径方向に移動
してアクセスすなわちシークを行なう方式)のヘツド装
置だけでなく、YAW角発生の問題のないリニアアクセ
ス型(ヘツドアームをデイスクの半径方向に直線的に移
動してアクセスすなわちシークを行なう方式)のヘツド
装置にも適用することができ、図3〜5に示したものは
リニアアクセス型の例である。
【0037】実施例3と4によれば、スライダーのイン
ナレールとアウタレールの浮上量を、ジンバル11のス
ライダー取付面11の傾斜角を調節することにより所定
量に調整でき、また、実施例1,2とは違つて、スライ
ダー2の支点(デインプル12)を重心位置からずらす
ことがないため、高速シーク動作中の姿勢が不安定にな
ることもなく、安定した浮上特性でシークを行なうこと
ができる。
【0038】以上の実施例1〜4では、いずれも両側に
一本ずつレールのある双胴型のスライダーについて説明
したが、この両側レール間に更に1または複数本のレー
ルを有するスライダーにも適用できることはいうまでも
ない。
【0039】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、磁気デイスク装置に用いられYAW角特性をもち
スライダーの少なくとも両側にレールのある磁気ヘツド
において、支持ばね部材による荷重位置をスライダー中
心から磁気デイスク半径方向にずらすことによつて、使
用される電磁変換素子の浮上量すなわち磁気ギヤツプ部
浮上量を、磁気デイスクの動作領域の全半径位置(シリ
ンダ位置)で常にミニマム浮上量と合致させるようにし
たので、浮上量マージンを考慮する場合に、如何なるシ
リンダ位置においても電磁変換素子部の浮上量即ちギヤ
ツプ部浮上量のみ考慮すればよく、低浮上領域において
電磁変換特性を安定化することができると共に浮上量マ
ージンも確保でき、ヘツドとデイスク媒体間の損傷がな
く、信頼性の高い磁気デイスク装置を提供することがで
きるという効果を奏する。
【0040】また、情報の記録再生に使用する変換素子
を有する側のスライダーレールが相対的に他側のスライ
ダーレールよりも記録媒体に近づいて浮上するように、
ジンバルのスライダー取付面を調整して傾斜角を持たせ
たので、記録媒体の全動作領域において、常に、記録再
生に使用される側の変換素子のある側のレール及び該変
換素子の磁気ギヤツプ部の浮上量を可能な限り小さな浮
上量として良好な安定した電磁変換特性を得ると共に、
他側のレールの浮上量は十分に大きくして記録媒体との
接触及び損傷を確実に防止することができる。また、浮
上量を最小にする浮上マージンは使用変換素子側レール
部についてのみ考慮すればよく、他側レール部について
は要は十分引き離せばよく、浮上量の許容範囲が広くと
れるので、ヘツド設計が容易となるという効果を奏する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の構成及び動作の説明図であ
る。
【図2】本発明の実施例2の構成及び動作の説明図であ
る。
【図3】本発明の実施例3の構成及び動作の説明図であ
る。
【図4】本発明の実施例4の構成及び動作の説明図であ
る。
【図5】実施例3に用いるジンバルの構造図である。
【図6】磁気デイスク装置の磁気ヘツドと磁気デイスク
の関係を示す配置図である。
【図7】従来の磁気ヘツドのスライダーと支持ばねの位
置関係を示す構成図である。
【図8】一般的な磁気デイスク装置で磁気ヘツドの磁気
デイスクに対するYAW角の発生状況及び各磁気ヘツド
位置に対する浮上特性を示す説明図である。
【符号の説明】
1  磁気ヘツド 2  双胴型スライダー 3  支持ばね(スプリングアーム) 4  アーム 4a  アーム回転中心 5  磁気デイスク 6  磁気デイスク装置 7  デイスク回転方向 8  ヘツドシーク方向 9  インナレール 10  アウタレール 11  ジンバル 12  デインプル 13  薄膜ヘツド素子(電磁変換素子、R/W素子)
14  レール浮上量差(アンバランス)15  デイ
ンプル位置とスライダー中心とのずれ量111  ジン
バルの支持ばね取付面 112  ジンバルのスライダー取付面113  ジン
バルの段部 114  ジンバルの切溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも両側にスライダーレールが
    形成され、かつ一方のスライダーレールに記録再生に使
    用する変換素子部が形成されているスライダーと、この
    スライダーに荷重を与える支持ばね部材とを有し、これ
    らのスライダーレールによりスライダーを浮上させる磁
    気ヘツドにおいて、磁気記録媒体上の動作領域の如何な
    る半径位置においても、一方のスライダーレール上の変
    換素子部の浮上量が他方のスライダーレール上の変換素
    子部の浮上量以下であり、かつ、前記磁気記録媒体及び
    スライダー間の最低浮上量が前記一方のスライダーレー
    ルに設定されるように、前記支持ばね部材による荷重位
    置を両側のスライダーの中心よりも磁気記録媒体の半径
    方向にずらしたことを特徴とする磁気ヘツド。
  2. 【請求項2】  少なくとも両側にスライダーレールが
    形成され、かつ一方のスライダーレールに記録再生に使
    用する変換素子部が形成されているスライダーと、この
    スライダーに荷重を与える支持ばね部材と、前記スライ
    ダーを前記支持ばね部材に取付けるジンバルとを有し、
    これらのスライダーレールによりスライダーを浮上させ
    る磁気ヘツドにおいて、前記ジンバルのスライダー取付
    面を傾けたことによつて、磁気記録媒体上の動作領域の
    如何なる半径位置においても、前記一方のスライダーレ
    ールの浮上量が他方のスライダーレールの浮上量より小
    さくなるようにしたことを特徴とする磁気ヘツド。
JP4240391A 1990-02-24 1991-02-15 磁気ヘツド Pending JPH04212764A (ja)

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