JPH04213304A - ハロメチル−1,3,5−トリアジン部分を含有するポリマー - Google Patents

ハロメチル−1,3,5−トリアジン部分を含有するポリマー

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JPH04213304A
JPH04213304A JP3015374A JP1537491A JPH04213304A JP H04213304 A JPH04213304 A JP H04213304A JP 3015374 A JP3015374 A JP 3015374A JP 1537491 A JP1537491 A JP 1537491A JP H04213304 A JPH04213304 A JP H04213304A
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James A Bonham
ジェイムズ・アラン・ボナム
Mitchell A Rossman
ミッチェル・アラン・ロスマン
Richard J Grant
リチャード・ジョン・グラント
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光性化合物に関し、さ
らに詳しくは、ハロメチル−1,3,5−トリアジン部
分を含有するポリマー、およびこれらのポリマーを用い
る感光性組成物および材料に関する。
【0002】
【従来の技術】露光することにより分解してフリーラジ
カルを生成させる化合物(フリーラジカル生成試薬)は
、グラフィックアートにおいてよく知られている。塩素
フリーラジカルまたは臭素フリーラジカルのようなフリ
ーラジカルを、露光することにより生成可能な有機ハロ
ゲン化合物は、光重合性組成物の光開始剤として、フリ
ーラジカル写真用組成物の光増感剤として、および光に
より形成される酸で触媒される反応のための光開始剤と
して、広く用いられてきた。これらの化合物の光の波長
に対する感受性は増感剤(これらは、必然的に、吸収し
たエネルギーをハロゲン炭素化合物に移動させる性質を
有する)を添加することにより広域化することができる
。 光重合工程およびフリーラジカル写真用工程におけるこ
のようなハロゲン化合物の使用は、J.コーサー(J.
Kosar)、感光性システム(Light−Sens
itive  Systems)、J.ワイレイ&サン
(J.Wiley  &  Sons)(ニューヨーク
(NewYork):1965年)、第180〜181
頁、第361〜370頁に記載されている。
【0003】ハロメチル−1,3,5−トリアジンは多
くの光化学反応における開始剤として知られている。そ
れらは重合または変色を開始させるフリーラジカルを生
成させるため、および水素供与体が存在する場合には、
フリーラジカルとの相互作用反応による酸の遊離におけ
る二次反応を開始させるために用いられる。
【0004】アクリレートモノマーのフリーラジカル重
合におけるハロメチル−1,3,5−トリアジンの使用
の例は、米国特許第3,905,815号; 同第3,
617,288号; 同第4,181,752号; 同
第4,391,687号; 同第4,476,215号
; およびドイツ特許第3,517,440号に記載さ
れている。米国特許第3,779,778号には、ピラ
ニルエーテル誘導体の光開始性酸触媒分解により、ポジ
型印刷板として有用な光可溶化組成物が生成されること
が開示されている。発色団置換スチリル−1,3,5−
トリアジンおよびそれらの使用は、米国特許第3,98
7,037号および同第3,954,475号に記載さ
れている。
【0005】ビ−およびポリ芳香族置換トリアジンを含
有する照射感応性組成物は米国特許第4,189,32
3号に開示されている。
【0006】
【発明の要旨】本発明は光活性ハロメチル−1,3,5
−トリアジン部分とポリマー部分とを同一分子内に有す
る照射感応性有機ハロゲン化合物を提供する。本発明の
組成物は、その構造中に少なくとも1個の1,3,5−
トリアジン核が結合するかまたは組み込まれているポリ
マー部分を有し、上記トリアジン核は炭素原子に結合し
ている少なくとも1個のハロメチル置換基を有する。こ
れらの化合物は、約250〜約900nmの波長の化学
線照射(actinic radiation)により
フリーラジカル、および/または、酸の生成が促進され
得る。
【0007】本発明の組成物は、フリーラジカル重合性
組成物、光レドックス反応、およびハロゲン酸感応性反
応において、光開始剤として有用である。この化合物は
露光することにより、架橋され得る。この化合物は印刷
、複製(duplicating)、コピー、写真、お
よび他の画像形成装置、および、紫外線硬化性印刷イン
ク、保護被覆、剥離裏打材、ホトレジストなど、のよう
な光硬化性塗料に用いられる種々の感光性組成物および
成分に有用である。
【0008】
【発明の構成】ここで用いられる「ポリマー部分」およ
び「ポリマー」という用語は、例えば、10個、100
個、1000個、またはそれ以上の数といった多数のよ
り小さい分子が相互に結合することにより誘導される、
約数千〜約数百万の範囲の分子量を有する高分子をさし
て言う。相互に結合する小さい分子は、一般に、「モノ
マー」または「プレポリマー」と呼ばれ、それらが結合
する反応は、一般に「重合」と言われる。ポリマーは適
当な構造の繰り返し単位を用いて構造が示され、それら
は、多くの場合は、モノマーまたはプレポリマー出発物
質の構造式である。ポリマーの化学的性質、反応、モノ
マー、特性、および命名法についてのさらに詳しい内容
は、オディアン(Odian)、重合の原理(Prin
ciplesof Polymerization)、
第2版、J.ワイレイ&サン(ニューヨーク:1981
年)、および、ポリマー科学工業事典(Encyclo
pedia of Polymer Science 
and Engineering)、J.ワイレイ&サ
ン(ニューヨーク:1988年)を参照のこと。
【0009】ここで用いられる「ポリマー」という用語
は、ホモポリマー(すなわち、全モノマー単位が同一で
あるポリマー)、およびコポリマー(すなわち、1種以
上のモノマー単位が存在するポリマー)の両方を包含す
る。
【0010】ここで用いられる「ハロメチル−1,3,
5−トリアジン部分」という用語は、そのトリアジン環
の少なくとも1個の炭素原子がモノ−、ジ−、およびト
リハロメチル基からなる群から選択される少なくとも1
個の成員で置換されている1,3,5−トリアジンを意
味する。
【0011】本発明で好ましいハロメチル−1,3,5
−トリアジン部分を以下の式(I)に示す。
【化2】 ここで、Aはモノ−、ジ−およびトリハロメチル基から
なる群から選択される基であり、Yは−A、−L−、−
NH2、−NHR、−NR2、−ORおよび−R’(こ
こで、Rは、それぞれ独立して、置換または無置換アル
キル基、置換または無置換アリール基であり、R’は置
換または無置換アルキル基、置換または無置換アリール
基、置換アルケニル基または置換ポリアルケニル基、置
換アルキニル基または置換ポリアルキニル基、および置
換または無置換ヘテロ芳香族基である)からなる群から
選択される基であり、そしてLはトリアジン核をポリマ
ー部分に結合させる基または共有結合である。
【0012】L基がただ1個である場合は、このハロメ
チル−1,3,5−トリアジンはペンダント基または末
端基としてポリマー部分に結合していると考えられる。 L基が2個ある(すなわち、Y=−L−である)場合は
、このハロメチル−1,3,5−トリアジンはポリマー
主鎖の一部であると考えられる。
【0013】本発明に適するハロメチル基にはクロロメ
チル基、ブロモメチル基およびヨードメチル基が包含さ
れ、クロロメチル基およびブロモメチル基が好ましい。 トリハロメチルが好ましく、トリクロロメチル基および
トリブロモメチル基が最も好ましい。
【0014】RまたはR’がアルキル基である場合は、
1〜12個の炭素原子を有することが好ましく、好まし
くは1〜6個の炭素原子を有する。
【0015】RまたはR’が置換または無置換アリール
基である場合は、この基は5個を越えない縮合環を有す
ることが好ましく、さらに好ましくは3個を越えない縮
合環(例えば、フェニル、ナフチル、アントラセニルが
挙げられる)を有する。Rが置換アリール基である場合
は、好ましい置換基には、ハロゲン原子; アルキル基
(好ましくは1〜12個の炭素原子を有する); アリ
ール基; アルコキシ基; アリールオキシ基; アル
キルチオ基; アミノ基、カルボキシル基およびそのエ
ステル;アシル基; アシルアミノ基; ニトロ基; 
およびスルホン酸基が包含されるがこれらに限定されな
い。
【0016】R’が置換アリール基である場合は、Rが
アリール基である場合にRの置換基として適する置換基
だけではなく、好ましくは、1〜6個の共役炭素―炭素
二重結合、さらに好ましくは1個または2個の共役炭素
―炭素二重結合を有し、アリール基またはヘテロ芳香族
基(例えば、フェニル基、4−メトキシ−1−ナフチル
基、2−ベンゾチアゾール基)で置換された置換アルケ
ニル基または置換ポリアルケニル基; 好ましくは、1
〜3個の共役炭素―炭素三重結合、さらに好ましくは、
1個のエチニル基を有し、アリールまたはヘテロ芳香族
基(例えば、フェニル基、2−チエニル基)で置換され
た置換アルキニル基もまた包含される。
【0017】R’がヘテロ芳香族基である場合は、この
基は最大で3個の縮合環を含むことが好ましい。ヘテロ
原子は、窒素、酸素、硫黄、およびそれらの組み合せか
らなる群から選択されることが好ましい。R’として有
用なヘテロ芳香族基の例には、フラン基、チオフェン基
、ピロール基、ピリジン基、オキサゾール基、イソオキ
サゾール基、チアゾール基、イミダゾール基、ベンゾフ
ラン基、ベンゾチオフェン基、ベンズイミダゾール基、
ベンゾトリアゾール基、キノリン基、ベンズオキサゾー
ル基、およびベンゾチアゾール基、から誘導される基が
包含されるがこれらに限定されない。ハロメチル−1,
3,5−トリアジンが置換されるヘテロ芳香族基の他の
例は、米国特許第3,987,037号および同第4,
772,534号に挙げられている。
【0018】R’が置換アルケニル基またはポリアルケ
ニル基である場合は、この基は1〜6個の共役炭素―炭
素二重結合を有することが好ましく、さらに好ましくは
1〜3個の共役炭素―炭素二重結合を有し、そしてアリ
ールまたはヘテロ芳香族基(例えば、スチリル基、2−
ベンズオキサゾール基)で置換されることが好ましい。
【0019】R’が置換アルキニル基である場合は、こ
の基は1〜3個の共役炭素―炭素三重結合、さらに好ま
しくは1個のエチニル基を有し、そしてアリールまたは
ヘテロ芳香族基(例えば、フェニル基、2−ピリジル基
)で置換されることが好ましい。
【0020】R’がヘテロ芳香族基で置換されている場
合は、これらのヘテロ芳香族基は前述したものと同様で
ある。
【0021】RまたはR’が、アルキル基、アリール基
、またはヘテロ芳香族基である場合は、RおよびR’お
よびそれらの置換基は何であろうが重要ではない。溶解
性、可撓性、または硬度のような本発明のポリマーの物
理特性を付与するため、または改変するために、特定の
基が選択され得る。もしくは、R’およびその置換基は
、本発明のポリマーの意図された用途に基づいて、ポリ
マー中のトリアジン部分に特定のスペクトル応答性を付
与するために選択され得る。しかしながら、この置換基
は本発明のポリマーに望まれる感光性に悪影響を与えて
はならない。
【0022】Lはトリアジン核をポリマー部分に結合さ
せる基である。Lの部分を特定することは重要ではない
が、Lはこの化合物の感光性に悪影響を与えるように選
択されるべきではない。Lは単一の基で形成されてもよ
く、複数の基の組み合わせで形成されてもよい。さらに
、Lは共有結合であり得る。この結合基に適する基には
、カルバメート(−NHCO2−); ウレア(−NH
CONH−); アミノ(−NH−); アミド(−C
ONH−);例えば、10個までの炭素原子を有する脂
肪族基;例えば、10個までの炭素原子を有するアルキ
ル; 例えば、10個までの炭素原子をハロアルキル;
 例えば、10個までの炭素原子を有するアルケニル;
 例えば、1個の環を有するアリール; スチリル; 
エステル(−CO2−); エーテル(−O−); お
よびこれらの組み合わせが包含される。合成の容易さの
面からいえば、トリアジン核に直接結合する基として最
も好ましい基は、カルバメート、ウレア、アミノ、アル
ケニル、アリール、エステル、およびエーテルである。
【0023】典型的な−L−基の組み合わせ(Rはトリ
アジン核である)を以下に示す。
【化3】
【0024】多くの場合、Lは、ハロメチル−1,3,
5−トリアジン部分を含有するポリマーを調製するため
の重合反応に有用である反応性基または重合性基を含有
するように選択される。Lに含有され、重合反応に有用
な典型的な反応基には、ヒドロキシル;イソシアネート
; アミン; カルボン酸; アクリレート、メタクリ
レート、ビニルエステル、アクリルアミド、メタクリル
アミド、およびスチレンのようなビニルモノマー; ビ
ニルエステル; および環状エーテルが包含されるがこ
れらに限定されない。他の場合には、Lは、予め形成さ
れたポリマーに結合している官能基と結合することが可
能な反応性基を含むように選択される。このような反応
性基の例としては、イソシアネート; ヒドロキシル;
 アミン; カルボキシル; 酸無水物;およびエポキ
シが包含されるがこれらに限定されない。
【0025】ほぼ全ての一般的なポリマーは、その主鎖
に結合させるか、主鎖に組み込むことにより、ハロメチ
ル−1,3,5−トリアジン部分を含有するように改変
可能であると結論付けることが合理的である。この一般
的なポリマーの例としては、ポリアミド、ポリエステル
、ポリウレタン、ポリシロキサン、フェノール樹脂、ポ
リ(アリールメチレン)、ポリスチレン、ポリ(アクリ
ル酸エステル)、ポリ(アクリル酸)、ポリアクリルア
ミド、ポリアクリロニトリル、ポリエチレン、ポリブタ
ジエン、ポリビニルエステル、ポリビニルアルコール、
ポリビニルアセタール、ポリビニルエーテル、ポリビニ
ルピロリドン、ポリビニルピリジン、ポリビニルクロリ
ド、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ポリエチレンイミン、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、
ポリテトラヒドロフラン、ポリカプロラクトン、ポリ(
スチレンスルホン酸)、ゼラチン、アルキルセルロース
、ヒドロキシアルキルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、スターチ、およびポリサッカリドが挙げられ
るがこれらに限定されない。分子量は数千〜数百万であ
り得る。
【0026】本発明のハロメチル−1,3,5−トリア
ジン部分含有ポリマーを調製する一方法としては、トリ
アジンと、トリアジンの反応性基と結合する官能基を有
するポリマーとを反応させることが挙げられる。このよ
うな反応の例はイソシアネート置換ハロメチル−1,3
,5−トリアジンと、このイソシアネート基と反応する
基を有するポリマーとの付加反応である。このイソシア
ネート置換トリアジンは、その対応するアミン誘導体か
ら、U.フォンギチキ(U.Von Gizycki)
、Angew. Chem. Int.Ed. Eng
., 1971, 10, 403の方法により調製さ
れる。この反応に適するイソシアネート−1,3,5−
トリアジンには、以下のものが包含される。2,4−ビ
ス(トリクロロメチル)−6−イソシアネート−1,3
,5−トリアジン、2−イソシアネート−4−メチル−
6−トリクロロメチル−1,3,5−トリアジン、2−
イソシアネート−4−フェニル−6−トリクロロメチル
−1,3,5−トリアジン、2−イソシアネート−4−
メトキシ−6−トリクロロメチル−1,3,5−トリア
ジン、2−イソシアネート−4−(p−メトキシフェニ
ル)−6−トリクロロメチル−1,3,5−トリアジン
、2−イソシアネート−4−(p−メトキシスチリル)
−6−トリクロロメチル−1,3,5−トリアジン、2
−イソシアネート−4−(m,o−ジメトキシフェニル
)−6−トリクロロメチル−1,3,5−トリアジン。
【0027】このイソシアネート基と結合する典型的な
ポリマーには、ポリビニルアルコール、ポリ(2−ヒド
ロキシエチル)メタクリレート、ポリビニルホルマル、
ポリビニルブチラール、ポリカプロラクトン、ポリエチ
レンオキシド、ポリオール、ポリテトラヒドロフラン、
ポリエチレンアジペート、ヒドロキシ末端ポリブタジエ
ン、ポリプロピレングリコール、および種々のヒドロキ
シ末端およびアミノ末端ポリシロキサンが包含される。
【0028】イソシアネート付加反応は、例えば、トル
エン、ピリジン、ベンゼン、キシレン、ジオキサン、テ
トラヒドロフランなど、およびこれらの混合溶媒の存在
下で行なわれ得る。
【0029】この反応の反応時間および反応温度は反応
に用いられる特定の化合物および触媒に依存する。一般
に、約25〜150℃の温度で1〜72時間の条件が反
応のために十分である。好ましくは、この反応は室温で
3〜72時間行なわれる。好ましい触媒はジ−n−ブチ
ルチンジラウレートである。しかしながら、他の触媒で
もよい。
【0030】予め形成されたポリマーからハロメチル−
1,3,5−トリアジン部分を含有するポリマーを調製
する他の方法は、ヒドロキシル置換ハロメチル−1,3
,5−トリアジンと、ヒドロキシル基と反応する基を有
するポリマーとを反応させることである。このような基
の例には、イソシアネート、エポキシ、酸無水物、オキ
サゾリノンおよび塩素酸が包含されるがこれらに限定さ
れない。これらの基を含有する典型的なポリマーには、
2−イソシアネートエチルメタクリレートコポリマー、
ポリオールとポリエステルとのイソシアネート末端オリ
ゴマー、スチレン―無水マレイン酸コポリマー、ビニル
エーテル−無水マレイン酸コポリマー、およびビニルオ
キサゾリノンコポリマーが包含される。
【0031】この反応に適するハロメチル−1,3,5
−トリアジンを以下に示す。2−アミノ−4,6−ビス
(トリクロロメチル)−1,3,5−トリアジン、2−
(2−ヒドロキシエチルアミノ)−4,6−ビス(トリ
クロロメチル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−
ヒドロキシエチルアミノ)−4−メチル−6−トリクロ
ロメチル−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロ
キシエチルアミノ)−4−フェニル−6−トリクロロメ
チル−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ
エチルアミノ)−4−メトキシ−6−トリクロロメチル
−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシエチ
ルアミノ)−4−メトキシ−6−トリクロロメチル−1
,3,5−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチ
ル)−6−(p−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−
トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−
(p−ヒドロキシスチリル)−1,3,5−トリアジン
、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−[p−(2
−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−1,3,5−トリ
アジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−[p
−(2−ヒドロキシエトキシ)スチリル]−1,3,5
−トリアジン。
【0032】本発明に特に好適なポリマーのクラスは、
構造に多様性があり合成が容易で、良好な物理特性を有
し、そして良好な性能を提供するという理由からアクリ
ル酸ポリマーおよびアクリルアミドポリマーが挙げられ
る。それらは前述のように調製されるけれども、これら
の材料を調製するために用い得る他の好適な方法は、ア
クリレート、メタクリレート、アクリルアミド、メタク
リルアミド、またはスチレンモノマー部分を結合した状
態で有するハロメチル−1,3,5−トリアジンの、フ
リーラジカル重合である。これらのモノマーで置換され
たトリアジン化合物の代表例を表Iに挙げる。
【表1】
【表2】
【表3】
【0033】しかしながら、上記の表より本発明の化合
物に適するハロメチル基が−CCl3に限定されると考
えるべきではない。
【0034】ハロメチル−1,3,5−トリアジン置換
モノマーとの共重合反応に有用なコモノマーには、アク
リル酸およびメタクリル酸; アクリル酸エステルおよ
びメタクリル酸エステル(例えば、メチル、エチル、ブ
チル、オクチル、2−ジメチルアミノエチル、2−メト
キシエチル、2−ヒドロキシエチル、2−クロロエチル
、ベンジル、グリシジル、2−シアノエチル、テトラヒ
ドロフルフラル); アクリルアミドおよびその誘導体
(例えば、N−メチロールアクリルアミド、N−イソブ
トキシメチルアクリルアミド、およびメタクリルアミド
); スチレン、無水マレイン酸、4−ビニルピリジン
、2−メタクリロイルオキシエタン−1−スルホン酸お
よびその塩、アクリロニトリル、エチルビニルエーテル
のようなビニルエーテル、が包含されるがこれらに限定
されない。アクリル系モノマーおよびアクリルアミドモ
ノマーの他の例は、ポリマー科学事典(Encyclo
pedia of Polymer Science)
、第2版、第1巻、第182、204、237、242
、および243頁に列挙されている。
【0035】合成の容易性および多様性に優れる有用な
ポリマーの他のクラスには、通常は、ジオール、ジイソ
シアネート、および連鎖伸長剤から形成されるポリウレ
タンが挙げられる。ジヒドロキシルまたはジイソシアネ
ート基を有するハロメチル−1,3,5−トリアジン誘
導体は特に有用な反応物である。このジヒドロキシル誘
導体は直接、またはトリレン−2,4−ジイソシアネー
トとの反応によりジイソシアネートプレポリマーに転換
されて用いられる。ヒドロキシル末端直鎖脂肪族ポリエ
ステルおよび脂肪族ポリエーテルのような他のジオール
、および、芳香族、脂肪族、脂環式または多環式のよう
な他のポリ環状ジイソシアネートが、組み合わせて用い
られる。このような、反応物を選択する際の多様性によ
り、広範囲の分子量および物理特性が許容される。ポリ
ウレタンエラストマーに関する技術、化学的性質、基本
構造、および合成経路は、C.ヘップバーン(C.He
pburn)、ポリウレタンエラストマー(Polyu
rethane Elastomers)、応用化学出
版(AppliedScince Puplisher
s)(ニューヨーク:1982年); および、ポリマ
ー科学工業事典、第2版、第13巻、第243〜303
頁に概説されている。
【0036】ポリウレタンの調製に用い得る好適なジヒ
ドロキシルまたはジイソシアネート置換ハロメチル−1
,3,5−トリアジンを以下に示す。2−[ビス(2−
ヒドロキシエチル)アミノ]−4,6−ビス(トリクロ
ロメチル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(
2−ヒドロキシエチルアミノ)−6−トリクロロメチル
−1,3,5−トリアジン、2−[ビス(2−ヒドロキ
シエチル)アミノ]−4−(p−メトキシスチリル)−
6−トリクロロメチル−1,3,5−トリアジン、2−
[p−(2−ヒドロキシエトキシ)スチリル]−4−(
2−ヒドロキシエチルアミノ)−6−トリクロロメチル
−1,3,5−トリアジン、2−(4−スチリルフェニ
ル)−4−[ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−
6−トリクロロメチル−1,3,5−トリアジン、2−
[p−ビス(2−ヒドロキシエチルアミノ)スチリル]
−4,6−ビス(トリクロロメチル)−1,3,5−ト
リアジン、2,4−ビス(イソシアネート)−6−トリ
クロロメチル−1,3,5−トリアジン。
【0037】本発明のポリマーに含有されるハロメチル
−1,3,5−トリアジンの量は、理論的には、モル基
準で約0.01〜90%の範囲であり得る。しかしなが
ら、実質的には下限はモル基準で約0.10%であり、
上限は約70%である。このように、特定の用途に要求
される特性に適合させるために、ポリマー中のハロメチ
ル−1,3,5−トリアジンの含有量はかなりの寛容性
を有する。例えば、感光性組成物中において、ポリマー
の量を低く押さえることが望ましく、しかも効果的な量
の光開始剤を提供する必要がある場合には、このポリマ
ー中のハロメチル−1,3,5−トリアジンの含有量は
高い(例えば、25〜70モル%)ことが好ましい。こ
の感光性組成物の大部分が本発明のポリマーからなる場
合は、ハロメチル−1,3,5−トリアジンの含有量は
より低い範囲(例えば、0.5〜20モル%)であるこ
とが望ましい。
【0038】本発明のポリマーはまた、広範囲の分子量
、溶解性、硬度、引裂き強度、モジュラス、伸び、接着
性、透明性等を示す。これらの種々の特性の重要性は、
主に、この材料が用いられる特定の用途に依存する。ハ
ロメチル−1,3,5−トリアジン部分を低濃度で含有
するハロメチル−1,3,5−トリアジン部分含有ポリ
マーも、感光性材料として機能し得るので、主鎖のポリ
マー固有の物理特性はほぼ維持される。したがって、ハ
ロメチル−1,3,5−トリアジン部分を有するポリマ
ーの設計においては、従来のポリマー技術を用いること
により所望の特性を達成し得る。
【0039】本発明のポリマーの分子量は、約1,00
0〜約1,000,000もしくはそれを上回って変化
し得る。好ましい分子量の範囲は約5,000〜約1,
000,000である。
【0040】様々な一般的な溶媒に可溶性または分散性
のハロメチル−1,3,5−トリアジン部分を有するポ
リマーが調製される。このような一般的な通常の溶媒に
は、炭化水素、塩素化炭化水素、芳香族溶媒、ケトン、
エステル、アルコール、水、およびこれらの組み合わせ
が包含される。溶解性または分散性は、ポリマー中の置
換基またはセグメントの化学的な性質の機能である。特
に、水溶性または水分散性が望まれる用途においては、
種々の溶解性基または分散性基が用いられる。アルキル
およびアリールカルボン酸、スルホン酸、ホスホン酸、
フェノール、およびそれらの塩、および、アリールおよ
びアルキルアミン(例えば、ピリジン、ピペリジン)、
およびアルキルおよびアリールアミンの四級塩のような
イオン性置換基が、水溶性または水分散性を促進させる
ために特に有用である。水溶性または水分散性を促進さ
せるために有用なセグメントを含有する本発明のポリマ
ーまたはコポリマーは、例えば、エチレンオキシド、ビ
ニルピロリドン、ビニルアルコール、アクリルアミド、
ビニルエーテル、およびエチレンイミンのような水溶性
モノマーから誘導され得る。
【0041】本発明のポリマーは感光性組成物を調製す
るために特に有用である。このポリマーは、フリーラジ
カル光重合反応、酸化還元反応、または酸感応性反応の
ような、ハロメチル−1,3,5−トリアジン部分が光
開始剤として機能する反応において、ハロメチル−1,
3,5−トリアジン光開始剤を提供するために用い得る
。これらのポリマーの光開始剤としての主な利点は、特
に多層組成物において望ましくない開始剤の移動が抑制
されることである。移動は、低分子量モノマーおよび可
塑剤を含有する光重合性組成物において典型的に生じる
。これらの低分子量モノマーおよび可塑剤は光開始剤の
ような他の成分を伴って層の間を拡散しがちだからであ
る。本発明のポリマーにおいては、ハロメチル−1,3
,5−トリアジンは強固に支えられているので、この移
動は生じにくい。本発明のポリマーは化学線照射により
光架橋する組成物を調製するために用い得る。これらの
ハロメチル−1,3,5−トリアジンポリマーを含有す
る組成物は溶液を用いて簡単に塗布され得る。
【0042】本発明のポリマーはフリーラジカル光重合
性組成物において光開始剤として有利に用いられる。こ
の型の組成物は典型的に、不飽和フリーラジカル開始性
連鎖伸長付加重合性化合物、本発明のポリマー、および
、必要に応じて、1種以上のフィラー、バインダー、染
料、重合禁止剤、色素前駆体、酸素捕捉剤等を含有する
。本発明の化合物は、この重合性組成物が効果的に重合
するために十分な量で存在するべきである。
【0043】本発明のポリマーの他の利点は、ポリマー
バインダーを別に添加する必要がないことであり、それ
により処方が単純化され相溶性の問題が低減される。
【0044】光開始剤として機能するために必要とされ
るポリマーの正確な量は、その特定のポリマーに含有さ
れるハロメチル−1,3,5−トリアジン部分の量に依
存する。しかしながら、典型的には、ハロメチル−1,
3,5−トリアジン部分は、重合性組成物の全量の約0
.5〜約15%、好ましくは約1〜約7.5%の量で存
在する。
【0045】本発明のポリマーはまた、簡単な光架橋性
組成物の主成分として有利に用いられる。低分子量ポリ
マーを含有するフリーラジカル光重合性組成物に対する
他の利点としては、このモリマー自体を排除し得ること
が挙げられる。モノマーの存在は、環境的に望ましくな
く、塗膜硬化不良(tacky coating)、移
動、酸素禁止(oxygen inhibition)
、および、照射した場合に架橋密度が上昇するので主要
な物理特性が変化すること、のような他の問題も生ずる
【0046】本発明のポリマーを主成分として含有する
光架橋性組成物を調製することは比較的容易である。こ
のタイプの組成物は、典型的には、本発明のポリマー、
および、必要に応じて、1種以上のフィラー、染料、顔
料、可塑剤、および他の添加剤を含有する。化学線照射
により、これらのポリマーは架橋し、不溶性となる。こ
の架橋は非常に効率的で、このポリマー中に存在するハ
ロメチル−1,3,5−トリアジン部分の量が0.5重
量%程度で生じる。ハロメチル−1,3,5−トリアジ
ン部分の量の好ましい範囲は約1〜約20重量%である
。この架橋反応はハロメチル−1,3,5−トリアジン
が光分解してフリーラジカルが生じることの結果と考え
られる。これらのフリーラジカルはポリマー同士を結合
させるか、または、ポリマー上の水素を引き抜くことに
より結合部位を生成させ、この部位がさらに結合する。 架橋効率は、ポリマー中の引き抜き可能な水素原子の存
在により、明らかに高められる。
【0047】ハロメチル−1,3,5−トリアジン部分
は、本発明のポリマーの架橋反応を引き起こすのに十分
であるけれども、直接的に、フリーラジカル反応により
、または酸開始性反応により架橋を提供し得る他の化合
物が、必要に応じてこの組成物に添加され得る。しかし
ながら、このような他の材料を添加するよりは、このよ
うな置換基を本発明のポリマーに共有結合させることに
より架橋を補助することが好ましい。このような置換基
の例には、アクリレート基およびメタクリレート基、ア
クリルアミド基、およびビニルエーテル、等が包含され
る。 これらの基の量は変化し得るけれども、典型的にはポリ
マーの重量の1〜20重量%の範囲である。
【0048】本発明の化合物と共に用いるのに好適な不
飽和フリーラジカル開始性連鎖伸長付加重合性化合物に
は、例えば、エチレングリコールジアクリレート、ジエ
チレングリコールジアクリレート、グリセロールジアク
リレート、グリセロールトリアクリレート、エチレング
リコールジメタクリレート、1,3−プロパンジオール
ジメタクリレート、1,2,4−ブタントリオールトリ
メタクリレート、1,4−シクロヘキサンジオールジア
クリレート、ペンタエリスリトールテトラメタクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ソルビト
ールヘキサアクリレートのようなアルキレンまたはポリ
アルキレングリコールジアクリレート; ビス[1−(
3−アクリルオキシ−2−ヒドロキシ)]−p−プロポ
キシフェニルジメチルメタン、ビス[1−(2−アクリ
ルオキシ)]−p−エトキシフェニル−ジメチルメタン
、トリスヒドロキシエチル−イソシアヌレートトリメタ
クリレート、200〜500の分子量のポリエチレング
リコールのビスアクリレートおよびビスメタクリレート
; 例えば、メチレンビスアクリルアミド、メチレンビ
スメタクリルアミド、1,6−ヘキサメチレンビスアク
リルアミド、ジエチレントリアミントリスアクリルアミ
ド、β−メタクリルアミノエチルメタクリレートのよう
な不飽和アミン; 例えば、ジビニルスクシネート、ジ
ビニルアジペート、ジビニルフタレートのようなビニル
エステルが包含される。好ましい不飽和化合物には、ペ
ンタエリスリトールテトラアクリレート、ビス[p−(
3−アクリルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)フェ
ニル]−ジメチルメタン、およびビス[p−(2−アク
リルオキシエトキシ)フェニル]−ジメチルメタンが包
含される。メチルアクリレート、メチルメタクリレート
、エチルアクリレート、イソプロピルメタクリレート、
n−ヘキシルアクリレート、ステアリルアクリレート、
アリルアクリレート、スチレン、ジアリルフタレート、
等のようなエステルを含むアクリル酸およびメタクリル
酸のアルキルエステルとこれらのエステルとの混合物も
使用し得る。
【0049】他の実施態様では、前述のタイプのポリマ
ー部分は、ハロメチル−1,3,5−トリアジン部分か
ら伸びたポリマー主鎖上の置換基の部分として形成され
ることにより、架橋が促進され得る。
【0050】本発明の化合物を含有する組成物の特定の
波長範囲の化学線照射に対する感度は、シアニン、カル
ボシアニン、メロシアニン、スチリル、アクリジン、多
環式芳香族炭化水素、ポリアリールアミン、およびアミ
ノ置換カルコンを含む公知の紫外光および可視光増感剤
を含有させることにより高められる。本発明に適するシ
アニン染料は米国特許第3,495,987号に記載さ
れている。本発明に適するスチリル染料およびポリアリ
ールアミンは、J.コーサー、感光性システム、J.ワ
イレイ&サン(ニューヨーク:1965年)、第361
〜369頁に記載されている。増感剤として有用な多環
式芳香族炭化水素は米国特許第3,640,718号に
記載されており、例えば、2−エチル−9,10−ジメ
トキシアントラセンが挙げられる。 増感剤として有用なアミノ置換カルコンは米国特許第3
,617,288号に記載されている。
【0051】本発明の化合物は、ベンゾフェノン、ベン
ゾインエーテル、チオキサントン、ベンジル、およびミ
ヒラーケトン(Michler’s ketone)を
含む他の光開始剤と組み合わせて感光性組成物中に用い
得る。また、本発明の化合物は、米国特許第4,259
,432号に開示されているジアルキルアミノ芳香族カ
ルボニル化合物と; 欧州特許公報(E applic
ation)第0109291号、5月23日、198
4年、に開示されている2−(ベンゾイルメチレン)−
5−ベンゾチアゾリデンチアゾール−4−1化合物と;
 および、米国特許第4,505,793号および同第
4,239,850号、特開昭60−60104号、お
よび独国特許公報(Ger. Offen.)第2,8
51,641号に開示されている3種のケト置換クマリ
ン化合物と; 組み合わせて用いられているトリアジン
に変えて用いることができる。
【0052】本発明の感光性組成物を調製するためには
、成分は順序に関係なく混合され、撹拌または粉砕され
て溶液または均一な分散体が形成される。感光性材料は
、この感光性組成物を適当な基体または支持体の上に塗
布し、そして塗膜を乾燥させることにより作成される。 典型的には、塗膜の乾燥厚は約0.00005〜約0.
075インチの範囲である。
【0053】感光性組成物のための好適な基体または支
持体には、例えば、スチールおよびアルミニウムの板、
シート、およびホイルのような金属; および、例えば
、塩化ビニリデン、塩化ビニル、酢酸ビニル、スチレン
、イソブチレンポリマーおよびコポリマーのような付加
重合体を含む種々のフィルム形成合成ポリマーからなる
フィルムまたは板; および、例えば、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリヘキサメチレンアジペート、ポリヘ
キサメチレンアジパミド/アジペートのような直鎖縮合
ポリマーが包含される。
【0054】
【実施例】本発明は以下の実施例によりさらに説明され
るがこれらに限定されない。特に断らない限り全ての部
および%は重量基準である。
【0055】
【実施例1〜5】実施例1〜5ではポリマー上のヒドロ
キシル基に対するイソシアネート付加反応によるペンダ
ントハロメチル−1,3,5−トリアジン置換ポリマー
の調製を説明する。
【0056】
【実施例1】220の水酸基当量および1700の重量
平均分子量を有するスチレン−アリルアルコールコポリ
マー(RJ101、モンサント社(Monsanto)
製)2.0gを乳鉢で微粉砕し、五酸化リン上で真空オ
ーブン中で乾燥し、12滴のジ−n−ブチルチンジラウ
レートを含む200mlの乾燥ピリジン(このピリジン
は水素化カルシウムを用いて新たに蒸留された)溶液中
に溶解させた。この溶液に、トルエン中に1.0g(0
.003モル)の2,4−ビス(トリクロロメチル)−
6−イソシアネート−1,3,5−トリアジンを含有す
る溶液を添加した。この反応混合物を、室温で窒素雰囲
気下において24時間撹拌した。減圧下で、ロータリー
エバポレータを用いて室温で溶媒を除去した。残渣をジ
クロロメタンで粉末化(triturate)し、高真
空下で乾燥することにより、3.1gの半結晶状生成物
を得た。赤外吸収スペクトル分析により生成物の構造を
同定した。
【化4】
【0057】
【実施例2】反応コポリマーとして2,000の平均分
子量を有する加水分解(hydolyzed)(75%
)ポリビニルアルコールを用いること以外は実施例1の
操作を繰り返した。 白色粉末(2.9g)を単離した。赤外吸収スペクトル
分析により、得られた生成物は以下に示す構造であるこ
とがわかった。
【化5】
【0058】
【実施例3】反応ポリマーとしてポリ(2―ヒドロキシ
エチルメタクリレート)(アルドリッヒ化学社(Ald
rich Chemical)製)を用いること以外は
実施例1の操作を繰り返し、3.0gの生成物を得た。 赤外吸収スペクトル分析により、得られた生成物は以下
に示す構造であることがわかった。
【化6】
【0059】
【実施例4】反応ポリマーとして36,000〜45,
000の分子量を有するポリビニルホルマル樹脂(ホル
ムバル(Formvar)12/85、モンサント社製
)を用いること以外は実施例1の操作を繰り返し、2.
8gの生成物を得た。赤外吸収スペクトル分析により、
得られた生成物は以下に示す構造であることがわかった
【化7】
【0060】
【実施例5】反応ポリマーとして36,000〜45,
000の分子量を有するポリビニルブチラール樹脂(ブ
トバル(Butvar)B−90、モンサント社製)を
用いること以外は実施例1の操作を繰り返し、2.9g
の生成物を得た。赤外吸収スペクトル分析により、得ら
れた生成物は以下に示す構造であることがわかった。
【化8】
【0061】
【実施例6〜7】実施例6および7では、反応性基、特
に、アズラクトン基、および無水マレイン酸基を有する
ポリマー由来の、ペンダントハロメチル−1,3,5−
トリアジン部分含有ポリマーの調製を説明する。
【0062】
【実施例6】本実施例では付加反応によるポリマー置換
ハロメチル−1,3,5−トリアジンの調製を説明する
【0063】87重量%のメチルメタクリレートと13
重量%の1−ビニル−4,4−ジメチルオキサゾリン−
5−オンとのコポリマー4.7gを18mlの酢酸エチ
ル中に含む溶液に、0.52gの2,4−ビス(トリク
ロロメチル)−6−[p−(2−ヒドロキシエトキシ)
スチリル]−1,3,5−トリアジン(以降は、これを
MOSTOLと称する)を添加した。次いで、得られる
溶液に、エタンスルホン酸0.007gを2mlの酢酸
エチル中に含む溶液を添加した。この混合物を55℃に
おいて18時間撹拌し、ロータリエバポレータで溶媒を
除去することにより生成物を得た。赤外スペクトル分析
により、MOSTOLとアズラクトンとの反応により以
下に示す構造の開環付加体が形成されたことがわかった
【化9】
【0064】
【実施例7】15mlのキシレン中に、1:1スチレン
−無水マレイン酸コポリマー(SMA 1000A、ア
ルコ化学社(Arco Chemical)製)5.0
g、MOSTOL1.34g、およびp−トルエンスル
ホン酸モノヒドレート0.025gを含む溶液を、密閉
容器中で150℃の温度で1.5時間加熱した。容器を
開け、150℃においてキシレンを蒸発させることによ
り黄色のガラス状固体を得た。薄層クロマトグラフィー
により全てのMOSTOLが反応したことを確認し、赤
外吸収スペクトル分析によりMOSTOLがポリマーに
組み込まれたことを確認した。赤外スペクトル分析によ
り同定した構造を以下に示す。
【化10】
【0065】
【実施例8〜13】実施例8〜13では、イソシアネー
ト付加反応により、ハロメチル−1,3,5−トリアジ
ン部分を末端基として含有するポリマーの調製を説明す
る。
【0066】
【実施例8】50mlの乾燥テトラヒドロフラン中に、
629の当量を有するポリマージアミン(ポラミン(P
olamne)1000、ポラドイド社(Polaro
id)製)2.0g(0.003モル)、およびジ−n
−ブチルチンジラウレート2滴を含む溶液に、20ml
の乾燥テトラヒドロフラン中に、2,4−ビス(トリク
ロロメチル)−6−イソシアネート−1,3,5−トリ
アジン2.12g(0.006モル)を含有する溶液を
添加した。この混合物を室温で48時間撹拌し、ロータ
リーエバポレータで溶媒を除去した。粘性の油状物2.
1gを単離した。赤外吸収スペクトル分析により、生成
物が以下に示す構造式を有することがわかった。
【化11】
【0067】
【実施例9】反応ポリマーとして、259の水酸基当量
を有するポリカプロラクトンジオール(T0200、ユ
ニオンカーバイド社製)1当量を、イソシアネートトリ
アジン2当量と共に用いること以外は、実施例8の操作
を繰り返し、粘性の油状物を得た。赤外吸収スペクトル
の分析により生成物が以下に示す構造を有することがわ
かった。
【化12】
【0068】
【実施例10】反応ポリマーとして、519の水酸基当
量を有するヒドロキシ末端ポリエチレンアジペート(イ
ノレックス(Inolex))を用いること以外は実施
例8の操作を繰り返し、粘性の油状物を得た。赤外吸収
スペクトル分析により、得られた生成物は以下に示す構
造であることがわかった。
【化13】
【0069】
【実施例11】150mlの乾燥トルエン中に、約12
00の水酸基当量を有するヒドロキシ末端ポリブタジエ
ン400g(0.33当量)およびトリレン2,4−ジ
イソシアネート(以降は、これをTDIと称する)58
.1g(0.66当量)を含有する溶液を、36℃から
59℃まで30分間かけて加熱し、1時間放冷して48
℃とした。この溶液に、ジ−n−ブチルチンジラウレー
ト(3mlのトルエン中に0.3g)を添加し、次いで
、55℃に加熱し、この温度に1.5時間保ち、そして
一晩室温で放置した。赤外吸収スペクトル分析により、
この生成物におけるTDI末端キャップポリブタジエン
(TDI end−capped polybutad
iene)の形成を確認した。得られた溶液は76.8
%の固形分を有していた。
【0070】153.6g(0.056モル)のTDI
末端キャップポリブタジエンを含有する上記溶液200
gに、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−[p−
(2−ヒドロキシエトキシ)スチリル]−1,3,5−
トリアジン22.1g(0.046モル)およびジ−n
−ブチルチンジラウレート0.1gを添加した。この反
応混合物を撹拌し、65℃に加熱し6時間放置した。こ
の反応混合物に、イソプロピルアルコール2.0gを添
加しこれを一晩放置することにより残存イソシアネート
基を反応させた。 得られる溶液の固形分含有量は47%であった。赤外吸
収スペクトル分析により、生成物が以下に示す構造を有
することが示された。
【化14】
【0071】本実施例の生成物を含有する47%溶液2
.0g、トルエン2.0g、および、8%のフタロブル
ー色素(CAS #147−14−8)と、8%のアク
リル酸樹脂と、42%のトルエンと、42%のメチルエ
チルケトンとを含有する分散体(ペンカラーディスパー
ジョン(Penn Color Dispersion
)、ペンカラー社(Penn Color Inc.)
製)1.0gを用いて、溶液を調製した。得られた溶液
を、#9ワイヤを巻いた棒を用いて、陽極処理されたア
ルミニウム上に塗布した。次いで、65℃で45秒間乾
燥することにより若干粘着性の塗膜を形成した。この塗
膜にポリエステルフィルムをラミネートし、得られるコ
ンポジット材料を、5kwの紫外線ランプを備えたベル
ケイアスコル(Berkey Ascor)30in.
×40in.真空フレーム(vacuum frame
)中で、ストウフェル(Stouffer)21段階√
2グレイスケール(gray scale)を用いて、
40秒間露光した。露光の後、ポリエステルフィルムを
除去し、非照射領域の部分を除去した。メチルエチルケ
トンで洗浄することによりリバース画像を現像し、7段
の画像段数を得た。
【0072】
【実施例12】60mlの乾燥テトラヒドロフラン中に
、466のイソシアネート当量を有するイソシアネート
末端オリゴマー(アジプレン(Adiprene)L3
25、ユニロイヤル社(Uniroyal)製)1.5
6g(0.0034当量)、2,4−ビス(トリクロロ
メチル)−6−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−1,
3,5−トリアジン1.25g(0.0034当量)、
およびジ−n−ブチルチンジラウレート3滴を含有する
溶液を、室温で72時間撹拌した。ロータリーエバポレ
ータを用いて溶媒を反応混合物から除去することにより
、2.75gの粘性油状物を得た。 赤外吸収スペクトル分析により生成物の構造を同定した
【化15】
【0073】
【実施例13】50mlの乾燥トルエン(このトルエン
はベンゾフェノンの存在下でナトリウムを用いて新たに
蒸留された)中に、約3770の分子量を有するアミノ
ブチル末端ポリジメチルシロキサン5.0g(0.00
14モル)、およびジ−n−ブチルチンジラウレート1
5滴を含有する溶液に、5.0mlのテトラヒドロフラ
ン中に、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−イソ
シアネート−1,3,5−トリアジン1.0g(0.0
03モル)を含有する溶液を添加した。この反応混合物
を室温で窒素雰囲気下において24時間撹拌した。溶媒
を、40℃で減圧下においてロータリーエバポレータを
用いて除去した。残渣をアルミニウムパンに注ぎ高真空
下で乾燥させることにより4.87gのトリアジン末端
ポリマーを得た。赤外吸収スペクトルを測定することに
より、生成物が以下に示す構造を有することがわかった
【化16】
【0074】
【実施例14〜17】実施例14〜17では、ペンダン
ト基もしくはポリマー主鎖に組み込まれたハロメチル−
1,3,5−トリアジン部分を有するポリウレタンおよ
びシリコーンポリマーの調製を説明する。このポリマー
はイソシアネート付加反応により調製された。
【0075】
【実施例14】100mlの乾燥トルエン中に、466
のイソシアネート当量を有するイソシアネート末端オリ
ゴマー(アジプレン L325、ユニロイヤル社製)8
.8g(0.01モル)、およびジ−n−ブチルチンジ
ラウレート12滴を含有する溶液に、2,4−ビス(ト
リクロロメチル)−6−[ビス(2−ヒドロキシエチル
)アミノ]−1,3,5−トリアジン4.0g(0.0
1モル)を添加した。この反応混合物を室温で窒素雰囲
気下において20時間撹拌した。溶媒を、40℃で減圧
下においてロータリーエバポレータを用いて除去した。 残渣をアルミニウムパンに注ぎ、高真空下で乾燥させる
ことにより10.3gの粘性油状物を得た。赤外吸収ス
ペクトルを測定することにより、生成物が以下に示す構
造を有することがわかった。
【化17】
【0076】
【実施例15】30mlの乾燥テトラヒドロフラン中に
、325の水酸基当量を有するポリテトラヒドロフラン
ジオール(BASF社製)2g、2,4−ビス(イソシ
アネート)―6―トリクロロメチル―1,3,5−トリ
アジン1.7g、およびジ−n−ブチルチンジラウレー
ト3滴を含有する溶液を室温で18時間撹拌した。溶媒
を除去し、3.41gの粘性油状物を得た。赤外吸収ス
ペクトルを測定することにより、生成物が以下に示す構
造を有することがわかった。
【化18】
【0077】
【実施例16】約1850の分子量を有するアミノペン
チル末端ポリジメチルシロキサン13.3g(0.00
7モル)を、2,4−ビス(イソシアネート)−6−ト
リクロロメチル−1,3,5−トリアジン2g(0.0
07モル)と共に15時間反応させること以外は実施例
15の操作を繰り返した。
【化19】
【0078】
【実施例17】40mlの1,2−ジクロロエタン中に
、トリレン2,4−ジイソシアネート5.20g(0.
0375モル)およびジ−n−ブチルチンジラウレート
3滴を含有する溶液に、20mlの1,2−ジクロロエ
タン中に、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−ビ
ス(2−ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリ
アジン3.1g(0.0075モル)を含有する溶液を
滴下して加えた。次いで、この溶液を徐々に40℃に加
熱し、2時間放置した。次いで、得られる溶液に、20
mlの1,2−ジクロロエタン中に約425の分子量を
有するポリエステルジオール(K−Flex 1885
0、キング工業社(King Industries)
製)9.56g(0.0225モル)を含有する溶液を
滴下して加えた。55℃で反応をさらに5時間継続し、
粘性の溶液を得た。赤外吸収スペクトル分析によりポリ
ウレタンの形成が確認された。溶媒を減圧下で除去し、
以下の構造を有する綿毛状の白色固体17gを得た。
【化20】
【0079】
【調製例1〜3】これらの実施例では、重合可能なメタ
クリレート基を有するトリクロロメチル置換1,3,5
−トリアジンの調製を説明する。これらは種々のポリマ
ーを作製するために用い得る。
【0080】
【調製例1】本実施例では2−イソシアネートエチルメ
タクリレートと2,4−ビス(トリクロロメチル)−6
−[p−(2−ヒドロキシエトキシ)スチリル]−1,
3,5−トリアジンとを反応させることにより、ここで
MOSTOLIEMと称するカルバメート誘導体を調製
する。
【0081】800mlの塩化メチレン中に、2,4−
ビス(トリクロロメチル)−6−[p−(2−ヒドロキ
シエトキシ)スチリル]−1,3,5−トリアジン20
0g(0.42モル)を含有するスラリーに、2―イソ
シアネートエチルメタクリレート64.8g(0.42
モル)、およびジ−n−ブチルチンジラウレート0.3
gを添加した。この混合物を室温で6時間撹拌し、2−
イソシアネートエチルメタクリレート6.0gをさらに
添加した。この混合物を一晩撹拌した後に、薄層クロマ
トグラフィーを行ったところ出発物質のトリアジンは残
っていなかった。約900mlのエタノールを加え、次
いで、ロータリーエバポレータを用いて溶液を濃縮した
ところ濃黄色のスラリーを得た。溶液を濾過し、黄色の
残留物を収集し、ヘキサンで洗浄して、空気乾燥するこ
とにより、236gのMOSTOLIEM(融点131
〜133℃)を得た。生成物の構造を以下に示す。
【化21】
【0082】
【調製例2】30mlの乾燥トルエン(ベンゾフェノン
の存在下でナトリウムより新たに蒸留した)中に、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート1.04g(0.00
8モル)、ジ−n−ブチルチンジラウレート12滴、お
よびフェノチアジン100mgを含有する溶液に、トル
エン中に2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−イソ
シアネート−1,3,5−トリアジン2.12g(0.
006モル)を含有する溶液を添加した。反応混合物を
室温で窒素雰囲気下で24時間撹拌した。溶媒を室温で
減圧下においてロータリーエバポレータを用いて除去し
た。透明な残渣を少量のジクロロメタン中に溶解し、シ
リカゲルカラム(ジクロロメタン50%/ヘキサン50
%混合溶媒中で100g充填)に注入し、ジクロロメタ
ンで溶出した。 適切な画分を収集することにより主生成物を収集し、溶
媒を室温でロータリーエバポレータを用いて除去して生
成物を得た。この生成物は66〜69℃の融点および2
35nmのλmax(メタノール中)を有していた。生
成物の構造を以下に示す。
【化22】
【0083】
【調製例3】2−イソシアネート−4−(p−メトキシ
フェニル)−6−トリクロロメチル−1,3,5−トリ
アジンを用いること以外は実施例19の操作を繰り返し
た。得られる生成物は131〜133℃の融点および3
08nmのλmax(塩化メチレン中)を有していた。 この生成物の構造を以下に示す。
【化23】
【0084】
【実施例18〜22】これらの実施例では、調製例1〜
3で調製されたトリクロロメチル−1,3,5−トリア
ジンモノマーのメタクリレート誘導体を用いるコポリマ
ーの調製を説明する。
【0085】
【実施例18】調製例2のトリアジンモノマー1重量部
、コモノマーであるイソオクチルアクリレート9重量部
、およびアゾビスイソブチロニトリル0.005重量部
を15重量部の酢酸エチルに容器中で溶解し、この溶液
を窒素で2〜3分パージした。この容器を密閉し、50
〜55℃の水浴に置き、約20〜24時間撹拌した。こ
の溶液の粘度は増大し、この溶液の薄膜赤外吸収スペク
トル分析により、ビニルモノマーが存在しないことを確
認した。ポリマーのサンプルを、Lシリーズダイオード
アレイ検出器およびPLゲル10ミクロン「混合」ベッ
ドカラムを備えたヒューレットパッカード1090液体
クロマトグラフで、溶媒としてテトラヒドロフランを用
いて分析した。ポリマーのテトラヒドロフランによる溶
出を紫外光/可視光ダイオードアレイ検出器を用いて追
跡した。スペクトルデータによりトリアジン発色団はポ
リマーに組み込まれていることが示された。ヘキサンで
沈澱させること、または溶媒を蒸発蒸させることにより
、ポリマーを反応溶液から単離した。ポリマー生成物の
構造式を以下に示す。
【化24】
【0086】
【実施例19】イソオクチルアクリレートにかえてメチ
ルメタクリレートを用い、調製例2のトリアジンモノマ
ーにかえて調製例3のトリアジンモノマーを用いること
以外は実施例18の操作を繰り返した。ポリマー生成物
の構造式を以下に示す。
【化25】
【0087】
【実施例20】イソオクチルアクリレート9重量部にか
えてメチルメタクリレート8重量部を用い、調製例2の
トリアジンモノマー1重量部にかえて調製例1のトリア
ジンモノマー2重量部を用いること以外は実施例18の
操作を繰り返した。ポリマー生成物の構造式を以下に示
す。
【化26】
【0088】
【実施例21】メチルメタクリレート、および調製例1
のトリアジンモノマーを、それぞれ50/50および2
0/80の重量比で用いて、以下の操作により一連のコ
ポリマーを調製した。コモノマー(合計10グラム)を
、0.04gのアゾビスイソブチロニトリルを含む23
gのメチルエチルケトン中に溶解させた。この溶液を窒
素で4分間パージして容器を密閉し、この溶液を60℃
の水浴中で24時間撹拌した。この溶液の粘度が増大し
、赤外吸収スペクトル分析によりポリマーの生成が確認
された。得られた生成物は、混合比が0.5/0.5お
よび0.8/0.2であること以外は、構造において実
施例23のポリマーと同様である。
【0089】
【実施例22】以下の操作により一連のポリマーおよび
コポリマーを調製した。これらのポリマーおよびコポリ
マーのモノマー成分を以下の表IIに挙げる。コモノマ
ー(合計10グラム)を、0.040gのアゾビスイソ
ブチロニトリルを含む23gの酢酸エチル中に溶解させ
た。この溶液を窒素で4分間パージして容器を密閉し、
55℃の水浴中で撹拌した。反応時間は試料No.22
−1〜22−5については20時間、および試料No.
22−6〜22−9については6時間行なった。試料N
o.22−6〜22−7の試料を除いて、得られるポリ
マー溶液に33gの酢酸エチルをさらに加えて溶解させ
た。試料No.22−6〜22−7の試料については、
得られるポリマー溶液に酢酸エチル25mlとメタノー
ル8mlとの混合溶媒を添加した。これらの溶液は約1
6.5%のポリマー含有量を有し、実施例23の塗料溶
液を調製するために用いた。
【表4】 1)MOSTOLIEMの調製法については調製例1を
参照のこと。
【0090】
【実施例23〜26】実施例23〜26では、本発明の
ポリマーにより光架橋反応が生じ、このポリマーが不溶
化することを説明する。
【0091】
【実施例23】本発明実施例では、ポリマー構造中にハ
ロメチル−1,3,5−トリアジン部分を含有するポリ
マーが、化学線に露光された場合に架橋し、不溶化する
ことを説明する。また、本実施例では、本発明の一連の
アクリル酸コポリマーの光架橋をアクリル酸コポリマー
とハロメチル−1,3,5−トリアジンとの物理的な混
合物と比較して説明する。
【0092】実施例22の16.5%ポリマー溶液6.
0gに、8%のフタロブルー色素(CAS #147−
14−8)、8%のアクリル酸樹脂、42%のトルエン
、および42%のメチルエチルケトンを含有する分散体
(ペンカラーディスパージョン29S358、ペンカラ
ー社製)0.875gを添加することにより一連の塗料
溶液を調製した。実施例18のハロメチル−1,3,5
−トリアジンMOSTOLIEMを、このモノマーと共
重合しないポリマーに添加した。それぞれの塗料組成物
を、ワイヤを巻いたロッドを用いて、グレイン陽極化さ
れた(grained anodized)アルミニウ
ム上に塗布し、65℃で45秒間乾燥させた。塗膜重量
は140〜180mg/sq.ft.であった。それぞ
れの塗膜を5kwベルケイアスコル30in.×40i
n.真空装置(ベルケイ社(Berkey Corpo
ration))で、ストウフェル21段階√2グレイ
スケールネガ(gray scale negativ
e)を用いて露光した。これらの塗膜を酢酸エチルが入
ったトレーに置き、綿のパットで拭い、現像画像の段数
を記録した。
【表5】
【0093】表IIIの結果に示すように、構造中にハ
ロメチル−1,3,5−トリアジン部分が組み込まれた
ポリマーは優れた光架橋を示す。これに対して、単に混
合しただけの対照試料は、実質的には、架橋性を示さな
い。例えば、対照試料No.23−1(80/20メチ
ルメタクリレート/アクリル酸コポリマー95部と添加
MOSTOLIEM5部との物理混合物)は、画像を形
成するための露光により架橋しなかった。一方、試料N
o.23−2(75/20/5メチルメタクリレート/
アクリル酸/MOSTOLIEMコポリマー)は良好な
架橋性および耐溶剤性を示し、グレースケールにおいて
7段の画像段数を示した。
【0094】
【実施例24】本実施例では一連のアクリルコポリマー
中に低濃度で含有されるハロメチル−1,3,5−トリ
アジンの光架橋効果を説明する。
【0095】メチルメタクリレート/アクリル酸/MO
STOLIEMコポリマーを用いて、ハロメチル−1,
3,5−トリアジン部分を低減された量で含有する一連
の6種類のコポリマーを実施例22の操作にしたがって
調製した。それぞれの成分の比を表IVに示す。これら
のポリマーを酢酸エチルに溶解し、得られる溶液を15
%の濃度に調製した。 このポリマー溶液6.0g、および、7.5%のフタロ
ブルー染料および1.5%の「エルバサイト(Elva
cite)AB1015」分散体(E.I.デュポンデ
ネモウルスアンドカムパニー(E.I. dupont
 de Nemours and Company))
をメチルエチルケトン中に含有する染料分散体0.80
gから各塗料組成物を調製した。この溶液を、ワイヤを
巻いたロッドを用いて、グレイン陽極化されたアルミニ
ウム上に塗布し、65℃で45秒間乾燥させた。塗膜重
量は約140mg/sq.ft.であった。次いで、こ
れらの塗膜を5kwベルケイアスコル30in.×40
in.真空フレーム中で、リソグラフネガ(litho
graphic negative)およびストウフェ
ル21段階√2グレイスケールネガを用いて、20秒間
露光した。露光された板を、酢酸エチル(現像剤A)、
またはベンジルアルコール3.5%およびアルキルナフ
タレンスルホン酸ナトリウム界面活性剤(現像剤B)を
用いて現像した。現像された画像の画像段数を表IVに
挙げる。以上の結果により、ポリマー中に含まれるハロ
メチル−1,3,5−トリアジンが少量の場合でも架橋
および不溶化が得られることが示された。
【表6】 1)この2試料については露光を80秒間行なった。 2)20秒の露光で、微かに画像が観察されたが、画像
塗膜は明らかに消失した。
【0096】
【実施例25】本実施例では、ハロメチル−1,3,5
−トリアジン部分を含有するポリマーの光架橋における
酸素の効果を説明する。
【0097】反応温度を60℃で、そして反応時間を1
7時間で行なうこと以外は実施例22の操作にしたがっ
て、メチルメタクリレート(MMA)、2−ジメチルア
ミノエチルメタクリレート(DMAEMA)、およびM
OSTOLIEM(調製例1の生成物)から3種類の3
元共重合体を調製した。これらの3種類の3元共重合体
から塗料溶液を調製し、実施例24に記載の操作と同様
にして陽極化アルミニウム上に塗布した。露光操作は、
1セットを真空(酸素が低減された環境)下で行ない、
他のセットを常圧下で行なうこと以外は実施例24と同
様に行なった。
【表7】 表Vにより、架橋の程度は酸素による抑制効果にそれほ
ど影響されないことが示された。
【0098】
【実施例26】本実施例では、ハロメチル−1,3,5
−トリアジン部分を有するシリコーン含有ポリマーから
形成された塗料の光架橋を説明する。
【0099】2mlのヘキサン中に、実施例13および
実施例16で調製したハロメチル−1,3,5−トリア
ジン部分を含有するシリコーン含有ポリマー0.5gを
、それぞれ溶解することにより溶液を調製した。これら
の溶液を、#8ワイヤを巻いた棒を用いて紙ベース上に
塗布し、熱空気銃を用いて乾燥することにより、柔軟で
油状のフィルムを形成した。各塗膜を、125cu.f
t./in./ft.幅の窒素流量で、75fpmの速
度で、リンデ光硬化装置(Linde Photocu
re System Unit)(ユニオンカーバイド
社から購入)中を通過させることにより、化学線照射し
て硬化させた。 得られた塗膜は、高粘着性感圧接着テープと接触させた
場合に優れた剥離性を示す乾燥したシリコーンエラスト
マーフィルムであった。
【0100】
【実施例27〜29】実施例27〜29では、ハロメチ
ル−1,3,5−トリアジン部分およびフリーラジカル
連鎖重合に適する不飽和ビニル部分を含有するコポリマ
ーの調製を説明する。
【0101】
【実施例27】40mlの酢酸エチル中に、メチルメタ
クリレート8.5g、2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート1.0g、調製例1のMOSTOLIEMモノマー
0.5g、およびアゾビスイソブチロニトリル0.10
gを含有する溶液を細口容器に入れ、窒素で3分間パー
ジした。そして、この容器を密閉した。この密閉容器を
60℃の水槽中に置き17時間撹拌することにより粘性
の溶液を得た。この溶液を室温に冷却した後、1.05
gの2−イソシアネートエチルメタクリレートを添加し
、次いで、1滴のジ−n−ブチルチンジラウレートを添
加し、この反応混合物を18時間撹拌した。この生成物
の赤外吸収スペクトル分析により、ポリマーにメタクリ
レート部分が組み込まれていることを確認し、また、ゲ
ルパーミェーションクロマトグフィー分析により、2,
4−ビス(トリクロロメチル)−6−スチリル−1,3
,5−トリアジン部分もまたポリマーに組み込まれてい
ることを確認した。この共重合生成物の構造を以下に示
す。
【化27】 このコポリマー生成物の塗膜をリンデ光硬化装置(ユニ
オンカーバイド社製)を用いて、窒素雰囲気下で露光す
ることにより、不溶性のフィルムが得られた。
【0102】
【実施例28】1.0gの2−ビニル−4,4−ジメチ
ル−2−オキサゾリン−5−オン、および9.0gのメ
チルメタクリレートを用いて、実施例27の操作にした
がって、コポリマーを調製した。得られる粘性の溶液に
、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−[p−(2
−ヒドロキシエトキシ)スチリル]−1,3,5−トリ
アジン1.73g、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト0.469g、およびエタンスルホン酸0.045g
を添加した。得られる溶液を55℃でさらに18時間加
熱した。この生成物の赤外吸収分析により、アズラクト
ン基が消失した所望の生成物であることが確認された。 ダイオードアレイ検出器を用いたゲルパーミェーション
クロマトグラフィーにより、スチリル−ビス(トリクロ
ロメチル)−1,3,5−トリアジン部分がポリマーに
組み込まれたことが確認された。このポリマー生成物の
構造を以下に示す。
【化28】 このコポリマーの塗膜を、リンデ光硬化装置を用いて、
窒素雰囲気下75fpmで露光することにより、架橋不
溶性フィルムが得られた。
【0103】
【実施例29】1.5gの2−ヒドロキシエチルアクリ
レートおよび8.5gのメチルメタクリレートを実施例
27の操作にしたがって反応させることにより、コポリ
マーを調製した。得られる溶液に2−イソシアネートエ
チルメタクリレート1.19g、2−イソシアネート−
4,6−ビス(トリクロロメチル)−1,3,5−トリ
アジン1.40g、およびジ−n−ブチルチンジラウレ
ート1滴を添加し、室温で18時間反応させた。生成物
の赤外吸収スペクトル分析によりペンダントメタクリレ
ートおよびトリクロロメチル−1,3,5−トリアジン
付加体の形成が確認され、ゲルパーミェーションクロマ
トグラフィーによりポリマーにトリアジンが組み込まれ
ていることが確認された。このポリマー生成物の一般構
造式を以下に示す。
【化29】 このコポリマーの塗膜を、リンデ光硬化装置を用いて、
窒素雰囲気下75fpmで露光することにより、架橋不
溶性フィルムが得られた。
【0104】
【実施例30〜31】実施例30および31では、ビニ
ルモノマーを含有する組成物用のフリーラジカル重合光
開始剤としての、ハロメチル−1,3,5−トリアジン
部分含有ポリマーの使用を説明する。
【0105】
【実施例30】以下の表VIに示す成分および量を組み
合わせることにより光重合性組成物の溶液を調製した。
【表8】 MMA=メチルメタクリレート MAA=メタクリル酸 AA=アクリル酸、 MOSTOL=2,4−ビス(トリクロロメチル)−6
−[p−(2−ヒドロキシエトキシ)スチリル−1,3
,5−トリアジンMOSTOLIEM=調製例1の生成
物DMAEMA=2−ジメチルアミノエチルメタクリレ
ートPETA=ペンタエリスリトールテトラアクリレー
ト(SR―295、サルトマレジン社(Sartome
r Resins)製)分散体=フタロブルー色素(C
AS #147−14−8)8%、アクリル酸樹脂8%
、トルエン42%、メチルエチルケトン42%、を含有
する分散体(ペンカラー社製)MEK=メチルエチルケ
トン
【0106】調製例1のMOSTOLIEMモノマーを
実施例24の操作にしたがって調製した。各試料中のポ
リマー開始剤の量を、対照試料No.30−1中で用い
られるトリクロロメチル−1,3,5−トリアジン(M
OSTOL)の量と、試料中のMOSTOL部分の量と
が等量となるように調製した。この光重合性組成物を、
#12ワイヤを巻いた棒を用いて、陽極化アルミニウム
板上に塗布し、65℃で45秒間乾燥することにより1
30〜145mg/sq.ft.の塗膜重量を有する感
光性塗膜が得られた。これらの塗膜を5kwベルケイア
スコル30in.×40in.真空フレーム中で、スト
ウフェル21段階√2グレイスケールネガを用いて5k
wランプで露光した。次いで、メチルエチルケトンに浸
漬し、綿パットで拭うことにより現像した。重合の程度
を示す段数を記録した。 表VIIのデータにより、MOSTOLIEM結合ポリ
マー開始剤は優れた感度を示すことがわかる。そして、
対照試料30−1よりも感度が高い場合が多い。
【表9】
【0107】
【実施例31】本実施例では、本発明のハロメチル−1
,3,5−トリアジン化合物含有感光性材料の調製、お
よびこのような材料中の化合物の光の波長に対する応答
性を説明する。
【0108】1−プロパノールおよび水のアゼオトロー
プ(1−プロパノール71.8%/水28.2%)74
.24g、ペンタエリスリトールテトラアクリレート(
SR−295、サルトマレジン社製)4.32g、オリ
ゴマー(米国特許第4,228,232号にしたがって
調製されたもの、メチルエチルケトン中に60.9%)
5.64g、トリエチルアミン0.30g、およびフォ
ームバール(Formvar)12/85T/ラディア
ントレッド(Radiant Red)色素(アゼオト
ロープ中に9.4%)14.88gを含有する溶液を調
製した。この溶液2.5gに、2.5mgのジメチルア
ミノベンジルアセトン(DMBA)および10mgの開
始剤を添加し、得られる混合物を暗中で15分間振盪し
た。この溶液をグラスウールを通して濾過し、#12メ
イヤーバー(Mayer bar)を用いて、グレーン
陽極化されたアルミニウム板に塗布した。この板を66
℃で2分間乾燥し、次いで室温に冷却した。この塗膜の
上に、カルボキシメチルセルロース(CMC−7L)5
.00g、水溶性ポリエチレングリコールアルキルアリ
ールエーテル(トリトンX−100、水中に10%)0
.26g、および水95.00gから調製されるトップ
コート処方物を、#14メイヤーバーを用いて塗布した
。このトップコートを熱銃を用いて注意深く乾燥した。 この板を、2kwフォトポリマーバルブ(photop
olymer bulb)を備えた3Mセブンティ露光
装置で、引き入れガラス(draw−dwon gla
ss)のトップ(top)において、ストウフェル21
段階√2グレイスケールネガを通して、空気中で露光し
た。次いで、露光板をメチルエチルケトンに浸漬し、綿
パットで拭うことにより現像した。この板を、脱イオン
水784.4g、五水和メタケイ酸ナトリウム16.7
g、1−プロパノール33.4g、およびドデシルジフ
ェニルエーテルジスルホン酸0.5gから調製された現
像液(ダウファックス(Dowfax)−2AI、水中
45%溶液)、中に15秒間浸漬した。 そして、4in.×4in.の綿パットで10回拭った
。実施例1〜5のトリアジンの相対感度を表VIIIに
示す。
【表10】
【0109】本発明の詳細および特定の実施態様を説明
してきたけれども、本発明の視野および精神から逸脱す
ることなく種々の変更および改変をなし得ることは当業
者に明らかである。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも1個の炭素原子に結合して
    いるハロメチル基を少なくとも1個有する1,3,5−
    トリアジン核を、少なくとも1個含有するポリマー。
  2. 【請求項2】  前記少なくとも1個の核が末端基とし
    て結合している、請求項1記載のポリマー。
  3. 【請求項3】  前記少なくとも1個の核がペンダント
    基として結合している、請求項1記載のポリマー。
  4. 【請求項4】  前記少なくとも1個の核がポリマーの
    主鎖中に組み込まれている、請求項1記載のポリマー。
  5. 【請求項5】  前記ポリマーが約1,000以上の分
    子量を有する、請求項1記載のポリマー。
  6. 【請求項6】  前記ポリマー中に存在する1,3,5
    −トリアジン核の重量%が約0.01〜約90モル%の
    範囲である、請求項1記載のポリマー。
  7. 【請求項7】  主鎖が、ポリアミド、ポリエステル、
    ポリウレタン、ポリシロキサン、フェノール樹脂、ポリ
    (アリールメチレン)、ポリスチレン、ポリ(アクリル
    酸エステル)、ポリ(アクリル酸)、ポリアクリルアミ
    ド、ポリアクリロニトリル、ポリエチレン、ポリブタジ
    エン、ポリビニルエステル、ポリビニルアルコール、ポ
    リビニルアセタール、ポリビニルエーテル、ポリビニル
    ピロリドン、ポリビニルピリジン、ポリビニルクロリド
    、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、ポ
    リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポ
    リエチレンイミン、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、ポ
    リテトラヒドロフラン、ポリカプロラクトン、ポリ(ス
    チレンスルホン酸)、ゼラチン、アルキルセルロース、
    ヒドロキシアルキルセルロース、カルボキシメチルセル
    ロース、スターチ、およびポリサッカリドからなる群か
    ら選択される、請求項1記載のポリマー。
  8. 【請求項8】  前記少なくとも1個のハロメチル基が
    、モノ−、ジ−、およびトリハロメチル基からなる群か
    ら選択される、請求項1記載のポリマー。
  9. 【請求項9】  フリーラジカル重合により反応する少
    なくとも1個の置換基をさらに含有する、請求項1記載
    のポリマー。
  10. 【請求項10】  酸開始性重合により反応する少なく
    とも1個の置換基をさらに含有する、請求項1記載のポ
    リマー。
  11. 【請求項11】  以下の式に示す1,3,5−トリア
    ジン核を少なくとも1個含有するポリマー: 【化1】 ここで、Aはモノ−、ジ−およびトリハロメチル基から
    なる群から選択される基であり、Yは−A、−L−、−
    NH2、−NHR、−NR2、−ORおよび−R’(こ
    こで、Rは、それぞれ独立して、置換または無置換アル
    キル基、置換または無置換アリール基であり、R’は置
    換または無置換アルキル基、置換または無置換アリール
    基、置換アルケニル基または置換ポリアルケニル基、置
    換アルキニル基または置換ポリアルキニル基、および置
    換または無置換ヘテロ芳香族基である)からなる群から
    選択される基であり、そしてLはトリアジン核をポリマ
    ー部分に結合させる基または共有結合である。
  12. 【請求項12】  Aがトリクロロメチル基またはトリ
    ブロモメチル基である、請求項11記載のポリマー。
  13. 【請求項13】  Yが、アルコキシ置換アリール基、
    ビニル置換アリール基、アルキニル置換アリール基、お
    よび置換または無置換スチリル基からなる群から選択さ
    れる成員である、請求項11記載のポリマー。
  14. 【請求項14】  主鎖が、ポリアミド、ポリエステル
    、ポリウレタン、ポリシロキサン、フェノール樹脂、ポ
    リ(アリールメチレン)、ポリスチレン、ポリ(アクリ
    ル酸エステル)、ポリ(アクリル酸)、ポリアクリルア
    ミド、ポリアクリロニトリル、ポリエチレン、ポリブタ
    ジエン、ポリビニルエステル、ポリビニルアルコール、
    ポリビニルアセタール、ポリビニルエーテル、ポリビニ
    ルピロリドン、ポリビニルピリジン、ポリビニルクロリ
    ド、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、
    ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
    ポリエチレンイミン、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、
    ポリテトラヒドロフラン、ポリカプロラクトン、ポリ(
    スチレンスルホン酸)、ゼラチン、アルキルセルロース
    、ヒドロキシアルキルセルロース、カルボキシメチルセ
    ルロース、スターチ、およびポリサッカリドからなる群
    から選択される、請求項11記載のポリマー。
  15. 【請求項15】  主鎖に溶解性または分散性置換基が
    結合している、請求項11記載のポリマー。
  16. 【請求項16】  前記ポリマーが水溶性または水分散
    性である、請求項15記載のポリマー。
  17. 【請求項17】  前記溶解性または分散性置換基が、
    アルキルおよびアリールカルボン酸; スルホン酸; 
    ホスホン酸; フェノール、およびそれらの塩; およ
    びアルキルおよびアリールアミン、およびそれらの四級
    塩からなる群から選択される、請求項16記載のポリマ
    ー。
  18. 【請求項18】  前記溶解性または分散性セグメント
    が主鎖に結合している、請求項11記載のポリマー。
  19. 【請求項19】  前記ポリマーが水溶性または水分散
    性である、請求項18記載のポリマー。
  20. 【請求項20】  前記溶解性または分散性セグメント
    が、エチレンオキシド、ビニルピロリドン、ビニルアル
    コール、アクリルアミド、ビニルエーテル、およびエチ
    レンイミンからなる群から選択されるモノマーから誘導
    される、請求項19記載のポリマー。
  21. 【請求項21】  フリーラジカル重合により反応する
    少なくとも1個の基をさらに含有する、請求項11記載
    のポリマー。
  22. 【請求項22】  酸開始性重合により反応する少なく
    とも1個の基をさらに含有する、請求項11記載のポリ
    マー。
  23. 【請求項23】  以下の(a)および(b)を含有す
    る感光性組成物: (a)請求項1のポリマー、および (b)(1)フリーラジカル重合性化合物、(2)酸化
    され得る化合物、および(3)酸感応性化合物からなる
    群から選択される試薬。
  24. 【請求項24】  請求項1記載のポリマーを含有する
    光架橋性組成物。
  25. 【請求項25】  以下の(a)および(b)を含有す
    る光重合性組成物: (a)請求項1記載のポリマー、および(b)フリーラ
    ジカル開始性連鎖伸長付加重合を受け得る、不飽和重合
    性化合物。
  26. 【請求項26】  以下の(a)および(b)を含有す
    る感光性組成物: (a)請求項11のポリマー、および (b)(1)フリーラジカル重合性化合物、(2)酸化
    され得る化合物、および(3)酸感応性化合物からなる
    群から選択される試薬。
  27. 【請求項27】  請求項11記載のポリマーを含有す
    る光架橋性組成物。
  28. 【請求項28】  以下の(a)および(b)を含有す
    る光重合性組成物: (a)請求項11記載のポリマー、および(b)フリー
    ラジカル開始性連鎖伸長付加重合を受け得る、不飽和重
    合性化合物。
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