JPH04213326A - ポリイミド化合物、該化合物を有した有機膜および該有機膜を有した光導電性素子 - Google Patents
ポリイミド化合物、該化合物を有した有機膜および該有機膜を有した光導電性素子Info
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- JPH04213326A JPH04213326A JP3053255A JP5325591A JPH04213326A JP H04213326 A JPH04213326 A JP H04213326A JP 3053255 A JP3053255 A JP 3053255A JP 5325591 A JP5325591 A JP 5325591A JP H04213326 A JPH04213326 A JP H04213326A
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- polyimide
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/549—Organic PV cells
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- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光導電性を示すポリイミ
ド系化合物及び該化合物を利用し、太陽電池や光センサ
ーにおける光電変換デバイスに用いることのできる有機
膜、有機光導電性素子に関する。
ド系化合物及び該化合物を利用し、太陽電池や光センサ
ーにおける光電変換デバイスに用いることのできる有機
膜、有機光導電性素子に関する。
【0002】
【従来の技術】光エネルギーを電気エネルギーに直接、
変換する光電変換デバイスは、太陽電池あるいは光セン
サーとして用いられ、光電変換材料の開発は、太陽エネ
ルギーの利用あるいはオプトエレクトロニクス用受光デ
バイス開発の観点から重要である。これまでに実用化さ
れている固体光電変換デバイスは、単結晶あるいは非晶
質シリコンなど無機半導体を用いたものであり、有機材
料を用いた光電変換素子はまだ研究段階である。有機材
料を用いた光電変換デバイスは軽量、素子作成の容易さ
、量産性、安価など有機材料のもつ一般的特徴を利用す
ることができる点に魅力があり、有機太陽電池、光セン
サーの開発の観点から期待がもたれている。
変換する光電変換デバイスは、太陽電池あるいは光セン
サーとして用いられ、光電変換材料の開発は、太陽エネ
ルギーの利用あるいはオプトエレクトロニクス用受光デ
バイス開発の観点から重要である。これまでに実用化さ
れている固体光電変換デバイスは、単結晶あるいは非晶
質シリコンなど無機半導体を用いたものであり、有機材
料を用いた光電変換素子はまだ研究段階である。有機材
料を用いた光電変換デバイスは軽量、素子作成の容易さ
、量産性、安価など有機材料のもつ一般的特徴を利用す
ることができる点に魅力があり、有機太陽電池、光セン
サーの開発の観点から期待がもたれている。
【0003】光電変換用有機物質として、これまでにク
ロロフィル、スクワリリウム、フタロシアニン、メロシ
ニアンなどの色素、及びポリアセチレン、ポリ(N−メ
チルピロール)、電気化学的にドープしたポリ(N−ビ
ニルカルバゾール)およびポリ[4−(N,N−ジフェ
ニルアミノ)フェニルメチルメタクリレート]などの半
導性高分子が知られており、これらによる有機薄膜を用
いた光電変換デバイスの開発が行われている。
ロロフィル、スクワリリウム、フタロシアニン、メロシ
ニアンなどの色素、及びポリアセチレン、ポリ(N−メ
チルピロール)、電気化学的にドープしたポリ(N−ビ
ニルカルバゾール)およびポリ[4−(N,N−ジフェ
ニルアミノ)フェニルメチルメタクリレート]などの半
導性高分子が知られており、これらによる有機薄膜を用
いた光電変換デバイスの開発が行われている。
【0004】ところで、実際には有機薄膜を用いてデバ
イス化を図ろうとした場合、その光電変換率が高いこと
は前提であるが得られるデバイスの熱安定性、またはデ
バイスを用いる際の形態に加工するための材料加工性は
非常に重要である。その熱安定性においては少なくとも
200℃以上、できれば300℃以上有している必要が
あり、耐熱温度は高いほどよい。
イス化を図ろうとした場合、その光電変換率が高いこと
は前提であるが得られるデバイスの熱安定性、またはデ
バイスを用いる際の形態に加工するための材料加工性は
非常に重要である。その熱安定性においては少なくとも
200℃以上、できれば300℃以上有している必要が
あり、耐熱温度は高いほどよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】耐熱性はその材料の融
点、分解温度あるいはガラス転移点(Tg)と深い係わ
りがあり、その温度が耐熱温度と考えてよい。例えば、
低分子光導電有機材料のメロシアニン色素においては高
いものでも160℃前後であり、また高分子半導体であ
るポリ(N−ビニルカルバゾール)においては分子量な
どによって若干異なるが約150℃である。また一般的
に高分子材料として用いられるポリメチルメタクリレー
トはそのガラス転移温度が約100℃、ポリ塩化ビニル
は約70℃、ポリスチレンは約100℃である。一方、
熱安定性の優れたフタロシアニンではその分解温度が2
00℃を越えるものもあるが加工性が非常に悪く、平滑
で均一な薄膜を得ることが非常に困難であった。そのた
め用途的に厳しい制限が加えられる。このように、薄膜
加工性を損ねることなく耐熱温度を高めるためには通常
の有機低分子化合物、有機高分子化合物を用いる限りは
融点、分解温度あるいはTgを300℃以上にすること
は困難である。
点、分解温度あるいはガラス転移点(Tg)と深い係わ
りがあり、その温度が耐熱温度と考えてよい。例えば、
低分子光導電有機材料のメロシアニン色素においては高
いものでも160℃前後であり、また高分子半導体であ
るポリ(N−ビニルカルバゾール)においては分子量な
どによって若干異なるが約150℃である。また一般的
に高分子材料として用いられるポリメチルメタクリレー
トはそのガラス転移温度が約100℃、ポリ塩化ビニル
は約70℃、ポリスチレンは約100℃である。一方、
熱安定性の優れたフタロシアニンではその分解温度が2
00℃を越えるものもあるが加工性が非常に悪く、平滑
で均一な薄膜を得ることが非常に困難であった。そのた
め用途的に厳しい制限が加えられる。このように、薄膜
加工性を損ねることなく耐熱温度を高めるためには通常
の有機低分子化合物、有機高分子化合物を用いる限りは
融点、分解温度あるいはTgを300℃以上にすること
は困難である。
【0006】従って、有機薄膜を用いた光電変換デバイ
スの開発にあたっては光電変換効率の向上が重要である
こと周知のごとくであるが、さらに、耐熱性などの環境
安定性の向上、薄膜加工性もまた重要な課題であり、こ
れら技術的難点から優れた光導電性特性を示す有機光導
電性素子の作製は困難であった。
スの開発にあたっては光電変換効率の向上が重要である
こと周知のごとくであるが、さらに、耐熱性などの環境
安定性の向上、薄膜加工性もまた重要な課題であり、こ
れら技術的難点から優れた光導電性特性を示す有機光導
電性素子の作製は困難であった。
【0007】一方、光電変換技術とは異なる分野におい
ては、各種耐熱性樹脂が知られており、中でもポリイミ
ド系樹脂は優れた耐熱性を有している。しかしイミド結
合の属性から専ら耐熱性、耐摩耗性、耐薬品性等に基づ
く樹脂しか上市されておらず、光導電性に係るポリイミ
ドについては研究段階にある。その一つとして、ポリフ
ィリン骨格を有するポリイミド化合物に関する研究も行
なわれているが、該化合物は耐熱温度が200℃前後で
あり、十分な耐熱性は示していない。
ては、各種耐熱性樹脂が知られており、中でもポリイミ
ド系樹脂は優れた耐熱性を有している。しかしイミド結
合の属性から専ら耐熱性、耐摩耗性、耐薬品性等に基づ
く樹脂しか上市されておらず、光導電性に係るポリイミ
ドについては研究段階にある。その一つとして、ポリフ
ィリン骨格を有するポリイミド化合物に関する研究も行
なわれているが、該化合物は耐熱温度が200℃前後で
あり、十分な耐熱性は示していない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の有機
光導電性化合物の実情に鑑み、耐熱性、加工性が共に優
れている新規な光導電性ポリイミド系化合物を提供する
ものである。又、本発明は上記従来の有機膜技術に基づ
く光導電性素子の実情に鑑み、環境安定性、薄膜加工性
などに優れた新規な構成による光導電性素子を得るため
前述の新規な構造のポリイミド系化合物を有した有機膜
並びに該有機膜を有した光導電性素子を提供するもので
ある。即ち、本発明は、繰返し単位中にカルバゾール骨
格を有する新規な構造のポリイミド系化合物、ならびに
該化合物を有した有機膜、該有機膜を有した光導電性素
子を提供するものである。以下、本発明を詳述する。
光導電性化合物の実情に鑑み、耐熱性、加工性が共に優
れている新規な光導電性ポリイミド系化合物を提供する
ものである。又、本発明は上記従来の有機膜技術に基づ
く光導電性素子の実情に鑑み、環境安定性、薄膜加工性
などに優れた新規な構成による光導電性素子を得るため
前述の新規な構造のポリイミド系化合物を有した有機膜
並びに該有機膜を有した光導電性素子を提供するもので
ある。即ち、本発明は、繰返し単位中にカルバゾール骨
格を有する新規な構造のポリイミド系化合物、ならびに
該化合物を有した有機膜、該有機膜を有した光導電性素
子を提供するものである。以下、本発明を詳述する。
【0009】本発明者らは、耐熱性などの環境安定性に
優れた高分子化合物中に光導電性を示す有機材料を導入
すべく鋭意研究の結果、イミド結合とカルバゾールの組
み合せにより有機光導電性高分子化合物を得ることがで
きることを見出し本発明に至ったのである。この有機光
導電性高分子化合物は、繰返し単位中にカルバゾール骨
格及びイミド結合を有する高分子化合物より成る光導電
性を示すポリイミド系化合物(以下、ポリイミドという
。)であり、この化合物を用いることにより環境安定性
に優れた素子の提供が可能となる。
優れた高分子化合物中に光導電性を示す有機材料を導入
すべく鋭意研究の結果、イミド結合とカルバゾールの組
み合せにより有機光導電性高分子化合物を得ることがで
きることを見出し本発明に至ったのである。この有機光
導電性高分子化合物は、繰返し単位中にカルバゾール骨
格及びイミド結合を有する高分子化合物より成る光導電
性を示すポリイミド系化合物(以下、ポリイミドという
。)であり、この化合物を用いることにより環境安定性
に優れた素子の提供が可能となる。
【0010】カルバゾール骨格はそれが電子受容性有機
化合物との電荷移動錯体を形成していてもよいもので、
又アルキル基等の置換基を有するカルバゾール誘導体で
あってもよい。又イミド結合は繰返し単位中に少なくと
も1つ以上あればよいが好ましくは、下記一般式(1)
で示す構造の繰返し単位を有する高分子化合物である。
化合物との電荷移動錯体を形成していてもよいもので、
又アルキル基等の置換基を有するカルバゾール誘導体で
あってもよい。又イミド結合は繰返し単位中に少なくと
も1つ以上あればよいが好ましくは、下記一般式(1)
で示す構造の繰返し単位を有する高分子化合物である。
【化9】
(式中、R1 は炭素数5〜13の4価の有機基を示す
。)上記一般式(1)で示される繰返し単位以外では、
例えば、繰返し単位中に、アミド結合、エーテル結合、
チオエーテル結合等が含まれているポリアミドイミド、
ポリイミド等にカルバゾールを導入したものでよい。
。)上記一般式(1)で示される繰返し単位以外では、
例えば、繰返し単位中に、アミド結合、エーテル結合、
チオエーテル結合等が含まれているポリアミドイミド、
ポリイミド等にカルバゾールを導入したものでよい。
【0011】一般式(1)中R1 は炭素数5〜13の
4価の有機基であり、例えば、
4価の有機基であり、例えば、
【化10】
等芳香環を有するもの、
【化11】
等環式炭化水素、ヘキサメチレンジアミン等非環式炭化
水素、等を挙げることができるが、好ましくは、環式炭
化水素である。尚炭素数が前記範囲を外れる化合物から
なるポリイミドを用いた場合は耐熱性が若干損なわれた
ものとなる。更に、芳香環を有するものは耐熱性等の改
良に関与し好ましくは、特に好ましいものとして
水素、等を挙げることができるが、好ましくは、環式炭
化水素である。尚炭素数が前記範囲を外れる化合物から
なるポリイミドを用いた場合は耐熱性が若干損なわれた
ものとなる。更に、芳香環を有するものは耐熱性等の改
良に関与し好ましくは、特に好ましいものとして
【化1
2】 を挙げることができこれらの構造を有する繰返し単位に
より構成されたポリイミドは、分解温度が300℃以上
に達し、優れた耐熱性を発揮しえる。
2】 を挙げることができこれらの構造を有する繰返し単位に
より構成されたポリイミドは、分解温度が300℃以上
に達し、優れた耐熱性を発揮しえる。
【0012】上記の様に、イミド結合を繰返し単位に含
むポリイミドは、一般に、耐熱性、耐溶剤性等の環境安
定性に優れた材料である。その安定性はポリイミドの骨
格構造に起因しており、分子鎖の動きの自由度を小さく
すれば高融点となり耐熱性に優れたものとなる。カルバ
ゾールは縮合系炭化水素であるため、その骨格構造は平
面であり、カルバゾールを導入したポリイミドの分子鎖
の動きの自由度も一般的なポリイミドと同様にその自由
度を増大させることがないのでポリイミドの主鎖中に導
入しても導入したポリイミド化合物の耐熱性を損ねるこ
とはない。また耐溶剤性等の環境安定性についてもポリ
イミドが有する一般的な優れた物性は劣化しない。そし
て、該意味においては、ポリイミドでもカルバゾール骨
格を有しているから、両者の特徴がより生かされるので
ある。
むポリイミドは、一般に、耐熱性、耐溶剤性等の環境安
定性に優れた材料である。その安定性はポリイミドの骨
格構造に起因しており、分子鎖の動きの自由度を小さく
すれば高融点となり耐熱性に優れたものとなる。カルバ
ゾールは縮合系炭化水素であるため、その骨格構造は平
面であり、カルバゾールを導入したポリイミドの分子鎖
の動きの自由度も一般的なポリイミドと同様にその自由
度を増大させることがないのでポリイミドの主鎖中に導
入しても導入したポリイミド化合物の耐熱性を損ねるこ
とはない。また耐溶剤性等の環境安定性についてもポリ
イミドが有する一般的な優れた物性は劣化しない。そし
て、該意味においては、ポリイミドでもカルバゾール骨
格を有しているから、両者の特徴がより生かされるので
ある。
【0013】次に、本発明に係る上述カルバゾール骨格
を繰返し単位中に含むポリイミドは、基本的に、ポリア
ミック酸、ポリアミック酸誘導体などを脱水閉環させる
ことにより形成することができる。代表的な例を挙げれ
ば、ジアミノカルバゾールを一方の原料とし、これを無
水ピロメリット酸等のテトラカルボン酸無水物と重付加
反応を行なうことによってポリイミドの前駆体であるポ
リアミック酸を得、更にこれに公知技術に基づく熱処理
、あるいは化学処理を施すことによって、一般式(1)
で示す繰返し単位を有するポリイミドを形成することが
できる。
を繰返し単位中に含むポリイミドは、基本的に、ポリア
ミック酸、ポリアミック酸誘導体などを脱水閉環させる
ことにより形成することができる。代表的な例を挙げれ
ば、ジアミノカルバゾールを一方の原料とし、これを無
水ピロメリット酸等のテトラカルボン酸無水物と重付加
反応を行なうことによってポリイミドの前駆体であるポ
リアミック酸を得、更にこれに公知技術に基づく熱処理
、あるいは化学処理を施すことによって、一般式(1)
で示す繰返し単位を有するポリイミドを形成することが
できる。
【0014】また得られたポリアミック酸をN,N−ジ
メチルヘキサデシルアミン等アミノ基を有する有機化合
物と混合させることによりポリアミック酸塩を得、更に
ポリアミック酸をイミド化するときと同様な処理を行な
うことにより一般式(1)の繰返し単位を有するポリイ
ミドを形成できる。
メチルヘキサデシルアミン等アミノ基を有する有機化合
物と混合させることによりポリアミック酸塩を得、更に
ポリアミック酸をイミド化するときと同様な処理を行な
うことにより一般式(1)の繰返し単位を有するポリイ
ミドを形成できる。
【0015】またジアミノカルバゾールをピロメリット
酸ジステアリルジクロリド等テトラカルボン酸ジアルキ
ルと重付加反応を行なうことによりポリアミック酸エス
テルを得ることができる。ポリアミック酸エステルもま
た同様にしてポリイミドとなる。尚、重付加反応は、通
常知られている方法で行なうことができる。R1 が前
記の様に4価の有機基でない場合もジアミノカルバゾー
ルと重合反応を行なうことで、イミド結合を繰返し単位
中に含むポリイミドを形成することができる。
酸ジステアリルジクロリド等テトラカルボン酸ジアルキ
ルと重付加反応を行なうことによりポリアミック酸エス
テルを得ることができる。ポリアミック酸エステルもま
た同様にしてポリイミドとなる。尚、重付加反応は、通
常知られている方法で行なうことができる。R1 が前
記の様に4価の有機基でない場合もジアミノカルバゾー
ルと重合反応を行なうことで、イミド結合を繰返し単位
中に含むポリイミドを形成することができる。
【0016】次に、基体上に上述ポリイミドを薄膜とし
て形成するには、上述ポリイミドの前駆体であるポリア
ミック酸溶液を基体上に塗工し、その後、乾燥しイミド
化処理を施すことによりポリイミド薄膜を形成すること
ができる。ここで、基体上にポリアミック酸溶液を塗工
する手段としては、薄膜を作成できる手段であればいず
れの方法も適用でき、例えばスピンコート法、塗布法、
ラングミュアーブロジェット法などが挙げられる。この
中でも単分子膜を一層ずつ累積させることにより薄膜を
作成するラングミュアーブロジェット法(LB法)が薄
膜の制御性、平滑性などの点で特に好ましい。膜厚は膜
の用途により異なるが概ね数十〜数万Å程度でよい。
て形成するには、上述ポリイミドの前駆体であるポリア
ミック酸溶液を基体上に塗工し、その後、乾燥しイミド
化処理を施すことによりポリイミド薄膜を形成すること
ができる。ここで、基体上にポリアミック酸溶液を塗工
する手段としては、薄膜を作成できる手段であればいず
れの方法も適用でき、例えばスピンコート法、塗布法、
ラングミュアーブロジェット法などが挙げられる。この
中でも単分子膜を一層ずつ累積させることにより薄膜を
作成するラングミュアーブロジェット法(LB法)が薄
膜の制御性、平滑性などの点で特に好ましい。膜厚は膜
の用途により異なるが概ね数十〜数万Å程度でよい。
【0017】イミド化の条件としては熱処理の場合、概
ね150℃〜300℃で所定時間処理すればよく、また
、化学処理の場合は、塗工膜を乾燥後、脱水閉環し得る
所定の溶液中に浸漬処理を施せばよい。イミド化は上記
に限定されることなく公知の技術により行なうことがで
きる。つまり、一般式(1)の繰返し単位を有するポリ
イミド薄膜を形成するには、下記一般式で示す構造の繰
返し単位を有するポリアミック酸溶液を基体上に塗工し
、その後、乾燥しイミド化すればよい。
ね150℃〜300℃で所定時間処理すればよく、また
、化学処理の場合は、塗工膜を乾燥後、脱水閉環し得る
所定の溶液中に浸漬処理を施せばよい。イミド化は上記
に限定されることなく公知の技術により行なうことがで
きる。つまり、一般式(1)の繰返し単位を有するポリ
イミド薄膜を形成するには、下記一般式で示す構造の繰
返し単位を有するポリアミック酸溶液を基体上に塗工し
、その後、乾燥しイミド化すればよい。
【化13】
(式中、R2 は炭素数5〜13の2価の有機基を示す
。)ここでR2 は前記R1 に相当するものである。
。)ここでR2 は前記R1 に相当するものである。
【0018】以上のようにして得られたカルバゾール骨
格を有するポリイミド薄膜を用いて素子を作成すること
によって耐熱性、耐溶剤性などの環境安定性が優れた素
子を得ることが可能になる。好ましい状態においては、
その熱安定性は300℃以上に達する。又、得られたポ
リイミド薄膜の光電変換効率は概ねポリビニルカルバゾ
ールのそれと同程度を期待でき、薄膜加工性にも優れた
ものである。なお、前記膜を用いてPN接合、PIN接
合を形成するには該膜をヨウ素等のドーパントを有する
膜とドーパントフリーな膜の積層構造とすればよい。
格を有するポリイミド薄膜を用いて素子を作成すること
によって耐熱性、耐溶剤性などの環境安定性が優れた素
子を得ることが可能になる。好ましい状態においては、
その熱安定性は300℃以上に達する。又、得られたポ
リイミド薄膜の光電変換効率は概ねポリビニルカルバゾ
ールのそれと同程度を期待でき、薄膜加工性にも優れた
ものである。なお、前記膜を用いてPN接合、PIN接
合を形成するには該膜をヨウ素等のドーパントを有する
膜とドーパントフリーな膜の積層構造とすればよい。
【0019】次に、本発明において用いることのできる
基体としては、ガラス、石英など光透過性のあるものを
挙げることができる。また、電圧を印加する手段あるい
は発生する電流を取り出す手段として電極を用いるが、
電極の態様としては、下部電極と上部電極を一対として
前記膜を直接挟持するもの等があり、素子の用途、形態
により適宜選定すればよい。下部電極としては30〜3
00nm厚のAl蒸着膜など、上部電極としては30n
m以下のITO、Al蒸着膜など、層状、ストライプ状
、ドット状の電極を用いることができる。なお、これら
の基体、電極などは常法に基づいて形成し本発明の素子
を作製することができる。
基体としては、ガラス、石英など光透過性のあるものを
挙げることができる。また、電圧を印加する手段あるい
は発生する電流を取り出す手段として電極を用いるが、
電極の態様としては、下部電極と上部電極を一対として
前記膜を直接挟持するもの等があり、素子の用途、形態
により適宜選定すればよい。下部電極としては30〜3
00nm厚のAl蒸着膜など、上部電極としては30n
m以下のITO、Al蒸着膜など、層状、ストライプ状
、ドット状の電極を用いることができる。なお、これら
の基体、電極などは常法に基づいて形成し本発明の素子
を作製することができる。
【0020】
【実施例】以下実施例を示し本発明をさらに説明するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 (ジアミノカルバゾール及び無水ピロメリット酸の重付
加によるポリアミック酸の合成及び熱イミド化)3,6
−ジアミノカルバゾール、0.546g(0.0028
mol)を50mlの三ッ口フラスコに入れ、乾燥させ
たジメチルアセトアミド(DMAC)を約2ml添加し
た。乾燥窒素を流入させながら容器内を乾燥状態に保持
し、攪拌を行なった。その後、無水ピロメリット酸を0
.666g(0.0031mol)を固体のまま容器内
に添加した。容器内の温度が若干上昇し、更にDMAC
の添加量が総量で10mlになるように容器内に加えた
。攪拌を1時間継続(常温)し、カルバゾール骨格を有
するポリアミック酸/ジメチルアセトアミド溶液を得た
。固有粘度は0.5であった。該溶液から高分子化合物
を析出させ、DSCにより熱分解を行なったところ13
0℃よりイミド化に伴う吸熱ピークが観測され、340
℃より熱分解による発熱ピークを検出した。この溶液を
Si基板上に回転塗布を行ない、溶媒を蒸発させた後、
300℃で1時間加熱することによりイミド化を行なっ
た。このとき膜厚が0.5μmになるように制御した。 図1(a)に熱処理によるイミド化前の赤外吸収スペク
トルを図1(b)に熱処理によるイミド化後の赤外吸収
スペクトルを示す。1720cm−1の吸収ピークはピ
ロメリット酸のイミド環に対応し、1490cm−1、
3400cm−1はカルバゾールに対応している。
、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 (ジアミノカルバゾール及び無水ピロメリット酸の重付
加によるポリアミック酸の合成及び熱イミド化)3,6
−ジアミノカルバゾール、0.546g(0.0028
mol)を50mlの三ッ口フラスコに入れ、乾燥させ
たジメチルアセトアミド(DMAC)を約2ml添加し
た。乾燥窒素を流入させながら容器内を乾燥状態に保持
し、攪拌を行なった。その後、無水ピロメリット酸を0
.666g(0.0031mol)を固体のまま容器内
に添加した。容器内の温度が若干上昇し、更にDMAC
の添加量が総量で10mlになるように容器内に加えた
。攪拌を1時間継続(常温)し、カルバゾール骨格を有
するポリアミック酸/ジメチルアセトアミド溶液を得た
。固有粘度は0.5であった。該溶液から高分子化合物
を析出させ、DSCにより熱分解を行なったところ13
0℃よりイミド化に伴う吸熱ピークが観測され、340
℃より熱分解による発熱ピークを検出した。この溶液を
Si基板上に回転塗布を行ない、溶媒を蒸発させた後、
300℃で1時間加熱することによりイミド化を行なっ
た。このとき膜厚が0.5μmになるように制御した。 図1(a)に熱処理によるイミド化前の赤外吸収スペク
トルを図1(b)に熱処理によるイミド化後の赤外吸収
スペクトルを示す。1720cm−1の吸収ピークはピ
ロメリット酸のイミド環に対応し、1490cm−1、
3400cm−1はカルバゾールに対応している。
【0021】
実施例2
(ジアミノカルバゾール及び無水ピロメリット酸の重付
加によるポリアミック酸の合成及び化学処理によるイミ
ド化)3,6−ジアミノカルバゾール、0.546g(
0.0028mol)を50mlの三ッ口フラスコに入
れ、乾燥させてジメチルアセトアミド(DMAC)を約
2ml添加した。乾燥窒素を流入させながら容器内を乾
燥状態に保持し、攪拌を行なった。その後、無水ピロメ
リット酸を0.666g(0.0031mol)を固体
のまま容器内に添加した。容器内の温度が若干上昇し、
更にDMACの添加量が総量で10mlになるように容
器内に加えた。攪拌を1時間継続し、カルバゾール骨格
を有するポリアミック酸/ジメチルアセトアミド溶液を
得た。固有粘度は0.5であった。この溶液をSi基板
上に回転塗布を行ない、溶媒を蒸発させた後、ベンゼン
、ピリジン、無水酢酸の3:1:1の混合溶液の中に2
4時間浸漬することによってイミド化を行なった。 実施例1と同様にイミド化を行なうことができた。この
とき膜厚が0.5μmになるように制御した。熱物性も
実施例1と同様の結果であった。
加によるポリアミック酸の合成及び化学処理によるイミ
ド化)3,6−ジアミノカルバゾール、0.546g(
0.0028mol)を50mlの三ッ口フラスコに入
れ、乾燥させてジメチルアセトアミド(DMAC)を約
2ml添加した。乾燥窒素を流入させながら容器内を乾
燥状態に保持し、攪拌を行なった。その後、無水ピロメ
リット酸を0.666g(0.0031mol)を固体
のまま容器内に添加した。容器内の温度が若干上昇し、
更にDMACの添加量が総量で10mlになるように容
器内に加えた。攪拌を1時間継続し、カルバゾール骨格
を有するポリアミック酸/ジメチルアセトアミド溶液を
得た。固有粘度は0.5であった。この溶液をSi基板
上に回転塗布を行ない、溶媒を蒸発させた後、ベンゼン
、ピリジン、無水酢酸の3:1:1の混合溶液の中に2
4時間浸漬することによってイミド化を行なった。 実施例1と同様にイミド化を行なうことができた。この
とき膜厚が0.5μmになるように制御した。熱物性も
実施例1と同様の結果であった。
【0022】
実施例3〜8
表1に示すイミド化条件及び無水テトラカルボン酸を用
いた以外は実施例1と同様にして重合を行ないポリイミ
ドを得た。結果は表1に示す通り、得られたポリイミド
はいずれも分解濃度が高く優れた耐熱性を示した。
いた以外は実施例1と同様にして重合を行ないポリイミ
ドを得た。結果は表1に示す通り、得られたポリイミド
はいずれも分解濃度が高く優れた耐熱性を示した。
【表1】
【0023】
実施例9
図2に示した構成よりなる素子を作製した。即ち実施例
1で用いたポリアミック酸溶液を幅1mmのストライブ
状の透明電極(ITO)(1)基板を有するガラス基板
(2)上に回転塗布を行ない、溶媒を蒸発させた後、3
00℃で1時間加熱することによりイミド化を行なった
。この時膜厚が0.5μmになるように制御した(3)
。更に透明電極と直交するように幅1mmのAl電極(
4)を抵抗加熱法によって100nmの厚さで形成した
。素子作成後、光電特性を測定すると絶縁性が確保され
、光起電力及び光電流が観測された。この素子を更に3
00℃で1時間熱処理を行なった。その後光電特性を測
定したところ熱処理前と同様の値が得られ、熱安定性に
優れたものであった。
1で用いたポリアミック酸溶液を幅1mmのストライブ
状の透明電極(ITO)(1)基板を有するガラス基板
(2)上に回転塗布を行ない、溶媒を蒸発させた後、3
00℃で1時間加熱することによりイミド化を行なった
。この時膜厚が0.5μmになるように制御した(3)
。更に透明電極と直交するように幅1mmのAl電極(
4)を抵抗加熱法によって100nmの厚さで形成した
。素子作成後、光電特性を測定すると絶縁性が確保され
、光起電力及び光電流が観測された。この素子を更に3
00℃で1時間熱処理を行なった。その後光電特性を測
定したところ熱処理前と同様の値が得られ、熱安定性に
優れたものであった。
【0024】
実施例10
幅1mmのストライブ状の透明電極(ITO)基板を有
するシランカップリング剤によって疎水処理を行なった
ガラス基板上にポリイミド単分子累積膜を78層形成し
、300℃で1時間加熱することによりイミド化を行な
い、光導電性薄膜を形成した。この時膜厚は48nmで
あった。尚、ポリイミド単分子累積膜は以下のようにし
て作成した。実施例1で用いたポリアミック酸溶液をジ
メチルアセトアミド(DMAC)で希釈し、単量体換算
濃度1×10−3mol /1に調製した。これにポリ
アミック酸の繰返し単位1当量に対して2の割合でN,
Nージメチルヘキサデシルアミンを混合し、ポリアミッ
ク酸N,Nージメチルアミノヘキサデシルアミン溶液を
作成した。この溶液を水温20℃、純粋からなる水相上
に展開し、水面上に単分子膜を形成した。表面圧を25
mN/mまで高め、表面圧を一定に保ちながら前述した
電極を有するガラス基板を水面を横切る方向に浸漬、引
き上げを速度5mm/min.で行なった。これを繰り
返すことによって78層のポリイミド単分子累積膜を得
た。この基板上に透明電極と直交するように幅1mmの
Al電極を抵抗加熱法によって100nmの厚さで形成
し、素子を作成した。素子作成後、光電特性を測定する
と絶縁性が確保され、ポリビニルカルバゾールのそれと
同程度の光起電力及び光電流が観測された。この素子を
更に300℃で1時間熱処理を行なった。その後光電特
性を測定したところ熱処理前と同様の値が得られ、熱安
定性に優れたものであった。
するシランカップリング剤によって疎水処理を行なった
ガラス基板上にポリイミド単分子累積膜を78層形成し
、300℃で1時間加熱することによりイミド化を行な
い、光導電性薄膜を形成した。この時膜厚は48nmで
あった。尚、ポリイミド単分子累積膜は以下のようにし
て作成した。実施例1で用いたポリアミック酸溶液をジ
メチルアセトアミド(DMAC)で希釈し、単量体換算
濃度1×10−3mol /1に調製した。これにポリ
アミック酸の繰返し単位1当量に対して2の割合でN,
Nージメチルヘキサデシルアミンを混合し、ポリアミッ
ク酸N,Nージメチルアミノヘキサデシルアミン溶液を
作成した。この溶液を水温20℃、純粋からなる水相上
に展開し、水面上に単分子膜を形成した。表面圧を25
mN/mまで高め、表面圧を一定に保ちながら前述した
電極を有するガラス基板を水面を横切る方向に浸漬、引
き上げを速度5mm/min.で行なった。これを繰り
返すことによって78層のポリイミド単分子累積膜を得
た。この基板上に透明電極と直交するように幅1mmの
Al電極を抵抗加熱法によって100nmの厚さで形成
し、素子を作成した。素子作成後、光電特性を測定する
と絶縁性が確保され、ポリビニルカルバゾールのそれと
同程度の光起電力及び光電流が観測された。この素子を
更に300℃で1時間熱処理を行なった。その後光電特
性を測定したところ熱処理前と同様の値が得られ、熱安
定性に優れたものであった。
【0025】
実施例11〜16
熱処理は300℃で1時間加熱することにより行なった
。用いたポリイミドはジアミノカルバゾール及び表2の
酸無水物の項に示した有機化合物を重合することにより
得たものであり、シリコン基板上に表2、表3に示す方
法で成膜し薄膜化したものである。尚、光導電性特性を
測定するための試料としては、上部電極としてAl(1
00nm)、下部電極としてITO(500nm)を設
けたものを用いた。熱処理は300℃で1時間加熱する
ことにより行なった。結果は表2、表3に示す通り得ら
れたポリイミドは分解温度が高く、熱処理(300℃、
1時間)後でも光導電性特性の劣化は認められなかった
。
。用いたポリイミドはジアミノカルバゾール及び表2の
酸無水物の項に示した有機化合物を重合することにより
得たものであり、シリコン基板上に表2、表3に示す方
法で成膜し薄膜化したものである。尚、光導電性特性を
測定するための試料としては、上部電極としてAl(1
00nm)、下部電極としてITO(500nm)を設
けたものを用いた。熱処理は300℃で1時間加熱する
ことにより行なった。結果は表2、表3に示す通り得ら
れたポリイミドは分解温度が高く、熱処理(300℃、
1時間)後でも光導電性特性の劣化は認められなかった
。
【表2】
【表3】
【0026】
比較例
ポリイミドカルバゾールを幅1mmのストライブ状の透
明電極(ITO)基板を有するシランカップリング剤に
よって疎水処理を行なったガラス基板上に回転塗布を行
ない、150℃のオープンで1時間加熱し溶媒の除去を
行なった。このとき膜厚は約1μmであった。さらに透
明電極と直交するように幅1mmのAl電極を抵抗加熱
法によって100nmの厚さで形成した。素子作成後、
光電特性を測定すると絶縁性が確保され、光起電力及び
光電流が観測された、この素子をさらに300℃で1時
間熱処理を行なった。その後光電特性を測定しようと試
みたが素子の破壊が起こり絶縁性を確保することができ
ず測定できなかった。
明電極(ITO)基板を有するシランカップリング剤に
よって疎水処理を行なったガラス基板上に回転塗布を行
ない、150℃のオープンで1時間加熱し溶媒の除去を
行なった。このとき膜厚は約1μmであった。さらに透
明電極と直交するように幅1mmのAl電極を抵抗加熱
法によって100nmの厚さで形成した。素子作成後、
光電特性を測定すると絶縁性が確保され、光起電力及び
光電流が観測された、この素子をさらに300℃で1時
間熱処理を行なった。その後光電特性を測定しようと試
みたが素子の破壊が起こり絶縁性を確保することができ
ず測定できなかった。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による光導
電性ポリイミド系化合物は光導電性、耐熱性が共に優れ
又加工性も良好であり、今まで有機材料を用いるのは困
難であった光電変換デバイスの作成が可能で、更に該化
合物は容易な操作で形成し得ることから、本発明は実用
上非常に有用なものである。又、該化合物を有した本発
明による光導電性素子によれば、今まで有機材料を用い
て構成することが困難であった耐熱性に非常に優れた光
電変換デバイスを作成可能で、さらに該素子は容易な操
作で形成し得ることから、本発明は実用上非常に有用な
ものである。
電性ポリイミド系化合物は光導電性、耐熱性が共に優れ
又加工性も良好であり、今まで有機材料を用いるのは困
難であった光電変換デバイスの作成が可能で、更に該化
合物は容易な操作で形成し得ることから、本発明は実用
上非常に有用なものである。又、該化合物を有した本発
明による光導電性素子によれば、今まで有機材料を用い
て構成することが困難であった耐熱性に非常に優れた光
電変換デバイスを作成可能で、さらに該素子は容易な操
作で形成し得ることから、本発明は実用上非常に有用な
ものである。
【0028】
【図1】実施例1で得られたカルバゾール骨格を有する
ポリイミドの識別を行なった赤外線吸収スペクトルを示
し、(a)はイミド化前のポリアミック酸のスペクトル
、(b)はイミド化後のスペクトルである。
ポリイミドの識別を行なった赤外線吸収スペクトルを示
し、(a)はイミド化前のポリアミック酸のスペクトル
、(b)はイミド化後のスペクトルである。
【図2】本発明の光導電性素子の一例を示す模式斜視図
を示す。
を示す。
1 ITO電極
2 基板
3 膜
4 Al電極
Claims (22)
- 【請求項1】 繰返し単位中にカルバゾール骨格を有
するポリイミド系化合物。 - 【請求項2】 繰返し単位が下記一般式で示される請
求項1に記載のポリイミド系化合物。 【化1】 (式中、R1 は炭素数5〜13の4価の有機基を示す
。) - 【請求項3】 一般式中R1 が炭素数5〜13の4
価の環式炭化水素である請求項2に記載のポリイミド系
化合物。 - 【請求項4】 R1 が 【化2】 のいずれかである請求項3に記載のポリイミド系化合物
。 - 【請求項5】 請求項2に記載のポリイミド系化合物
を、下記一般式で示す構造の繰返し単位を有する高分子
化合物の脱水閉環反応により製造するポリイミド系化合
物の製造方法。 【化3】 (式中、R2 は炭素数5〜13の2価の有機基を示す
。) - 【請求項6】 一般式中R2 が炭素数5〜13の2
価の環式炭化水素である請求項5に記載の製造方法。 - 【請求項7】 R2 が、 【化4】 のいずれかである請求項6に記載の製造方法。
- 【請求項8】 高分子化合物がポリアミック酸、ポリ
アミック酸塩、ポリアミック酸エステルである請求項5
に記載の製造方法。 - 【請求項9】 イミド化が、化学処理又は熱処理によ
るものである請求項5に記載の製造方法。 - 【請求項10】 一般式で示す繰返し単位が原料とし
てジアミノカルバゾールを用いて得られるものである請
求項5に記載の製造方法。 - 【請求項11】 繰返し単位中にカルバゾール骨格及
びイミド結合を有する高分子化合物より成る有機膜。 - 【請求項12】 繰返し単位が下記一般式で示される
請求項11に記載の有機膜。 【化5】 (式中、R1 は炭素数5〜13の4価の有機基を示す
。) - 【請求項13】 一般式中R1 が炭素数5〜13の
4価の環式炭化水素である請求項12に記載の有機膜。 - 【請求項14】 R1 が 【化6】 のいずれかである請求項13に記載の有機膜。
- 【請求項15】 有機膜が単分子累積膜より成る請求
項11に記載の有機膜。 - 【請求項16】 繰返し単位中にカルバゾール骨格及
びイミド結合を有する高分子化合物より成る有機膜を有
する光導電性素子。 - 【請求項17】 繰返し単位が下記一般式で示される
請求項16に記載の光導電性素子。 【化7】 (式中、R1 は炭素数5〜13の4価の有機基を示す
。) - 【請求項18】 一般式中R1 が炭素数5〜13の
4価の環式炭化水素である請求項17に記載の光導電性
素子。 - 【請求項19】 R1 が 【化8】 のいずれかである請求項18に記載の光導電性素子。
- 【請求項20】 有機膜が前記高分子化合物の単分子
累積膜より成る請求項16に記載の光導電性素子。 - 【請求項21】 高分子化合物の分解温度が300℃
以上である請求項16に記載の光導電性素子。 - 【請求項22】 有機膜が一対の電極に挟持されてい
る請求項16に記載の光導電性素子。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3053255A JPH04213326A (ja) | 1990-04-10 | 1991-02-26 | ポリイミド化合物、該化合物を有した有機膜および該有機膜を有した光導電性素子 |
| CA002039945A CA2039945C (en) | 1990-04-10 | 1991-04-08 | Polyimide, organic film comprising the polyimide, and photoconductive device comprising the organic film |
| DE69123994T DE69123994T2 (de) | 1990-04-10 | 1991-04-09 | Photoleitfähige Vorrichtung bestehend aus einem organischen Polymidfilm |
| US07/682,371 US5158619A (en) | 1990-04-10 | 1991-04-09 | Photoconductive device comprising polyimide film |
| EP91303100A EP0452078B1 (en) | 1990-04-10 | 1991-04-09 | Photoconductive device comprising an organic polyimide film |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-93234 | 1990-04-10 | ||
| JP9323490 | 1990-04-10 | ||
| JP2-94087 | 1990-04-11 | ||
| JP2-94086 | 1990-04-11 | ||
| JP3053255A JPH04213326A (ja) | 1990-04-10 | 1991-02-26 | ポリイミド化合物、該化合物を有した有機膜および該有機膜を有した光導電性素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04213326A true JPH04213326A (ja) | 1992-08-04 |
Family
ID=26393975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3053255A Pending JPH04213326A (ja) | 1990-04-10 | 1991-02-26 | ポリイミド化合物、該化合物を有した有機膜および該有機膜を有した光導電性素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04213326A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005123810A1 (ja) * | 2004-06-22 | 2005-12-29 | Hirose Engineering Co., Ltd. | 正孔輸送ポリマー |
| CN113045755A (zh) * | 2021-03-19 | 2021-06-29 | 深圳清荷科技有限公司 | 取向膜材料、液晶取向剂、液晶取向膜以及液晶显示元件 |
| CN115148908A (zh) * | 2021-03-30 | 2022-10-04 | 株式会社日本显示器 | 光电转换元件的制造方法及光学传感器 |
| WO2024090362A1 (ja) * | 2022-10-25 | 2024-05-02 | 日産化学株式会社 | 電荷輸送性組成物 |
| WO2025220397A1 (ja) * | 2024-04-15 | 2025-10-23 | 日産化学株式会社 | 電荷輸送性組成物 |
-
1991
- 1991-02-26 JP JP3053255A patent/JPH04213326A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005123810A1 (ja) * | 2004-06-22 | 2005-12-29 | Hirose Engineering Co., Ltd. | 正孔輸送ポリマー |
| CN113045755A (zh) * | 2021-03-19 | 2021-06-29 | 深圳清荷科技有限公司 | 取向膜材料、液晶取向剂、液晶取向膜以及液晶显示元件 |
| CN113045755B (zh) * | 2021-03-19 | 2023-03-17 | 深圳清荷科技有限公司 | 取向膜材料、液晶取向剂、液晶取向膜以及液晶显示元件 |
| CN115148908A (zh) * | 2021-03-30 | 2022-10-04 | 株式会社日本显示器 | 光电转换元件的制造方法及光学传感器 |
| JP2022155491A (ja) * | 2021-03-30 | 2022-10-13 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 光電変換素子の製造方法、及び光学式センサ |
| CN115148908B (zh) * | 2021-03-30 | 2026-03-10 | 株式会社迈格诺皓特 | 光电转换元件的制造方法及光学传感器 |
| WO2024090362A1 (ja) * | 2022-10-25 | 2024-05-02 | 日産化学株式会社 | 電荷輸送性組成物 |
| WO2025220397A1 (ja) * | 2024-04-15 | 2025-10-23 | 日産化学株式会社 | 電荷輸送性組成物 |
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