JPH04215811A - し尿中あるいは下水中の少なくとも非天然繊維と天然繊維とを分離する処理装置 - Google Patents

し尿中あるいは下水中の少なくとも非天然繊維と天然繊維とを分離する処理装置

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JPH04215811A
JPH04215811A JP3050848A JP5084891A JPH04215811A JP H04215811 A JPH04215811 A JP H04215811A JP 3050848 A JP3050848 A JP 3050848A JP 5084891 A JP5084891 A JP 5084891A JP H04215811 A JPH04215811 A JP H04215811A
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natural fibers
screen
tank
internal pressure
sand
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JP3050848A
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Kiyoshi Muto
清 武藤
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TOYO CLEAN KAGAKU KK
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Publication date
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  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固形物と天然繊維およ
び非天然繊維との夾雑物を含むし尿中あるいは下水中か
ら固形物−非天然繊維−天然繊維の分離を連続して行う
とともに、特にし尿中あるいは下水中の少なくとも非天
然繊維と天然繊維とを分離する処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】し尿中あるい下水中の夾雑物には、木片
、石、砂利、金属類等の固形物と、ビニール、ゴム、ポ
リエステル綿糸等の非天然繊維と、チリ紙、トイレット
ペーパ等の天然繊維とが含まれている。現在、これらの
夾雑物の内、木片、石、砂利、金属類等の固形物の除去
回収は、沈砂層あるいは洗目スクリーン装置、破砕機、
細目スクリーン装置、微細目スクリーン装置等の中の幾
つかを適宜に組み合わせて行われている。固形物等は沈
砂層において、比重の大きい石、砂、砂利、砂の一部、
金属類が沈澱除去せしめられ、各種スクリーン装置によ
って、木片や天然繊維、ビニール、ゴム、ポリエステル
綿糸等の非天然繊維を含んだ(混合した状態)ままで回
収されている。
【0003】これらの固形物は、紙質等の天然繊維に、
不用なビニール、ポリエステル綿糸を含んでいることか
ら、再利用が困難であり、焼却あるいは埋め立て用とし
て処理されているのが現状であった。近年、ヌレナプキ
ン、ヌレテイッシュ、吸収性ポリマーを綿、ポリエステ
ル綿で包み、さらにビニールを一面に配設した紙オムツ
等の紙製品、綿製品の普及に伴って、し尿、下水中に、
これらが投棄されて、し尿または下水中に含まれる夾雑
物が著しい増加を示し、各処理場とも、その処理に苦慮
しているが、しかしながら、今までに固形物と天然繊維
と非天然繊維とを連続処理で分離回収し、特に天然繊維
を他の夾雑物を含有させることなく分離回収する装置は
提案されていなかった。
【0004】上記の処理工程において、沈砂槽、沈澱槽
、貯溜槽においては、必ずスカムの発生を伴う。発生ス
カムは各種処理槽の容積を縮め、その機能を阻害し、濾
床バエの発生を促す。このため沈砂槽、沈澱槽、貯溜槽
においては、沈澱滞留した石、砂利、砂、金属類の掻き
出し作業と、スカムの除去作業を定期的に行わなければ
ならない。そして、これらの除去作業は、有害ガスの発
生のために極めて危険な酸欠場所となり、しかも悪臭を
伴い、作業条件としては、極めて危険が伴うものであっ
た。各種スクリーン装置においてもそれらの隙間より悪
臭が漏れ、作業環境としては著しく悪い条件である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、有毒ガスの
発生による悪臭を極力抑え、スカムの発生を抑制するこ
とは勿論であるが、その目的はし尿または下水中に含ま
れる種々の夾雑物から石、砂利等の固形物を除去し、次
に非天然繊維と天然繊維とを分離し、さらに天然繊維を
他の夾雑物を混入させることなく連続して能率的に分離
回収することができるようにした、し尿中あるいは下水
中の少なくとも非天然繊維と天然繊維とを分離する処理
装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の如く目的は、本発
明によれば除砂装置によりし尿中あるいは下水中より石
、砂利、金属その他これに類する固形物を除去する。 次にこの除砂装置の次段に配置した内圧逆洗型スクリー
ン装置によりビニール、ゴム、ポリエステル綿糸等の非
天然繊維と紙質を主体とする天然繊維とを分離する。さ
らにこの内圧逆洗型スクリーン装置の次段に調整(貯溜
)槽を配置し、この調整(貯溜)槽には天然繊維を含む
夾雑物を定圧かつ定量づつ送給するための手段を設ける
。天然繊維の夾雑物を調整(貯溜)槽に一定量貯溜する
とともに、該天然繊維の夾雑物を定圧かつ定量づつ天然
繊維を分離するための分離装置に供給し、一定の条件下
で他の夾雑物が混入することのない天然繊維を分離回収
するものである。
【0007】本発明者は、さらに本発明を開発する段階
の実験中に以下のことを発見した。 (1)ビニール、ポリエステル綿糸類等の非天然繊維は
水に浮く性質がある。 (2)チリ紙等の天然繊維は水に沈む性質がある。 (3)砂利、石は水に沈む。 (4)土、砂類は上記の(1)、(2)にまみれて沈み
にくい性質がある。 (5)スカムが発生する。 スカムの発生原因は、処理槽内に静置されたし尿中のビ
ニール、ポリエステル綿糸類が、天然繊維をからめて浮
き上がる。一方、微生物(メタン菌等)によって代謝さ
れる気泡(炭酸ガス、硫化水素、アンモニアガス、メタ
ンガス等)の表面張力作用によって、種々の固形物、非
天然繊維、天然繊維が浮上し、スカムの厚さを増す。こ
れらのスカムは気泡を含み、処理槽内のガスに触れて有
機物(脂肪、蛋白質等)が乾燥あるいは変質して固化し
、沈みにくく、かつ、扱いにくいものとなる。
【0008】本発明の装置によって回収される天然繊維
は、石や砂利等の固形物や非天然繊維分を含まないこと
から、この天然繊維の利用方法として、以下のことが提
案される。 (1)土壌改良剤として、土地還元を行う。本発明の装
置によって脱水し回収した天然繊維は、土地還元の目的
で使用しても問題は生じない。この脱水した天然繊維を
農耕地にスキ込むことによって、土壌中の空気の保有率
を高め、農作物の根に酵素を補給することができる。水
通しが良く、保水率のよい土壌に改良することができる
【0009】 (2)堆肥の醗酵助剤として利用する。堆肥製造に関す
る条件は、醗酵条件で、また含水率の調整と保有空気の
確保である。脱水した天然繊維をそのままあるいは更に
天日乾燥したものを混ぜることによって、醗酵条件を整
え、醗酵を促進せしめることができ、さらに含水率の調
整と保有空気の確保もできる。
【0010】 (3)余剰汚泥の脱水助剤として利用する。し尿または
下水等の排水処理施設(活性汚泥法)より出る、余剰汚
泥に本発明で回収した繊維分を混ぜることにより、脱水
効率が良くなる。
【0011】 (4)再生紙の原料として利用する。将来、資源の枯渇
が心配されていることから、本発明装置により回収した
天然繊維は、天然繊維の含有率が極めて高いことから古
紙の再生工程(水洗を含む)を経ることにより、再生紙
の原料として利用でき、資源の有効な再利用が可能とな
る。なお、し尿を処理するにあたり、除砂装置又は内圧
逆洗型スクリーン装置に、セルラーゼ、キシラーゼまた
はペクチナーゼ等の繊維素分解酵素、アミラーゼ等の炭
水化物分解酵素、中性プロテアーゼ、アルカリ性プロテ
アーゼ等の蛋白質分解酵素、リパーゼ系の脂質分解酵素
、例えばセルラーゼ20000〜50000u/g、ア
ミラーゼ500〜3000u/g、中性プロテアーゼ(
pH7.2)50〜100u/g、アルカリ性プロテア
ーゼ(pH8.6)100〜200u/g、リパーゼ5
〜50u/g、その他生物組織崩壊酵素、生菌剤等を含
有する酵素微生物配合剤等の酵素製剤を0.01〜0.
5%濃度に圧注することにより、液粘性を下げ、各種ス
クリーン装置の濾過率を向上させることに役立ち、装置
の円滑かつ短期間の運転を行うことができる。
【0012】
【作用】し尿を運搬するバキューム車のホースのカップ
リングあるいは汚水汚物を含む下水ポンプを汲み上げパ
イプに連結する。汲み上げパイプを介してし尿あるいは
下水をサイクロン機能を有する除砂装置に導入する。こ
のし尿または下水の処理のための投入量は、少なくとも
内圧逆洗型スクリーン装置の濾過速度を勘案して投入す
ればよい。例えば内圧逆洗型スクリーン装置において、
400〜1200mm径のインペラ、該インペラの回転
速度が500〜1500rpm、スクリーン装置のスク
リーンスリットの目幅または丸孔0.02〜20mmの
範囲が適合しており、8mmの丸孔で実施した場合、し
尿1kl が内圧逆洗型スクリーン装置を通過する時間
が、酵素製剤の無添加条件下の場合は90〜130秒、
酵素製剤の添加条件下の場合は30〜50秒であること
から、これらの条件から算出して適宜変更すればよい。
【0013】導入されたし尿あるいは下水物の固形物は
まず除砂装置によって、石、砂利、金属、砂の一部が沈
澱せしめられ、排出部から除去される。この固形物の除
去操作は、本発明の処理を適宜量行った後、それらの固
形物が充分多くなった時点を見計らって、し尿または下
水の沈澱物の存在下またはこれらを内圧逆洗型スクリー
ン装置に供給した後の液状物が少なくなった状況下で、
排出部から排出すればよい。これらの固形物が除去され
た処理液は、送給パイプにより内圧逆洗型スクリーン装
置に供給される。この内圧逆洗型スクリーン装置は前記
処理物の流入孔と、該流入孔よりも低い位置に分離すべ
き非天然繊維の取り出し口とを有する。また、内圧逆洗
型スクリーン装置内にはインペラが配置され、このイン
ペラの回転による切刃作用でスクリーンプレートの目詰
りを防止する。
【0014】スクリーンプレートには、スリットまたは
丸孔が形成され、スリットの目幅は0.02〜20mm
である。インペラは内圧逆洗型スクリーン装置の外に配
置したモータにより回転される。内圧逆洗型スクリーン
装置の内圧は0.2〜0.5kg/cm2 に差圧力調
整弁を介して調整される。更に、インペラの径は、適宜
スクリーンプレートの径により変更すればよく、例えば
400〜1200mm径またはそれよりも大径もしくは
小径となし得、さらにこの内圧逆洗型スクリーン装置の
処理槽も適宜容量に設計でき、例えば0.2〜10m3
容量となし得る。上記の除砂装置により分離処理された
石、砂利、金属、砂の一部は固形物の収容ケースに送ら
れ、水切りされる。水切りされた滴下水は、別に設置し
た濾液タンクに循環せしめられる。
【0015】内圧逆洗型スクリーン装置へ送給パイプに
より送られた石、砂利、金属、砂の一部の沈澱物を除去
した処理液は、そのし尿あるいは下水中のビニール、ポ
リエステル綿糸等の非天然繊維が内圧逆洗型スクリーン
装置を通過することなく、この内圧逆洗型スクリーン装
置内の流面上層に対流もしくは浮上する。また、内圧逆
洗型スクリーン装置の下部に設けた高速回転のインペラ
のキャビテーション作用により紙質等の天然繊維を含有
するし尿または下水のみが、何ら目詰りを生ずることな
く通過して非天然繊維と分離される。この分離処理は、
4〜500m3/時間の処理が可能である。分離した非
天然繊維は細目スクリーン装置に送られ、水切りされ後
、加重(圧)型脱水機に送られ脱水される。脱水した非
天然繊維分は含水率50〜60%のビニール、ポリエス
テル類等のブロック状ケーキとして適宜再利用のために
回収される。このケーキは、例えば焼却あるいは埋め立
て用処理材として再利用される。細目スクリーン装置お
よび加重(圧)型脱水機により脱水した濾液は、濾液タ
ンクに循環され、再処理される。
【0016】一方、内圧逆洗型スクリーン装置で非天然
繊維を分離したチリ紙を主体にした天然繊維を含有する
し尿または下水処理液は、貯液パイプを介して流量調整
ポンプにより定量かつ定圧に制御されて調整(貯溜)槽
に送る。また、この調整(貯溜)槽として平板型プレッ
シャースクリーン装置を設けた槽を用いてもよい。この
平板型プレッシャースクリーン装置は、スクリーンの目
幅が0.02〜5mmのスクリーンプレートと、該プレ
ートに近接して配置したインペラを有する構成である。 インペラ径は400〜1200mm、インペラ回転数は
700〜800rpm以上であり、10〜800m3/
時間の処理能力を有する。上記の調整(貯溜)槽に導入
した天然繊維を含有するし尿または下水処理液は、流量
調整ポンプにより流量を調整されて流量調整パイプから
フイードスクリーン装置に定量かつ定圧で送られる。
【0017】フイードスクリーン装置は、その目幅が微
細目に形成してあり、例えばスクリーン目幅が、0.3
〜0.75mmで、適宜フイードスクリーン装置を回転
して濃縮を行えばよい。回転は例えば10〜20rpm
にて回転せしめればよい。フイードスクリーン装置によ
り分離した濾液は、次処理パイプで次処理工程へ送られ
る。次処理工程では、し尿または下水の常法の処理手段
である嫌気性消化処理方式、あるいは、標準希釈法の好
気性消化処理方式、希釈ばっ気処理方式、一括活性汚泥
処理方式、二段活性汚泥処理方式、物理化学処理方式の
湿式酸化処理方式、低希釈法の二段活性汚泥処理方式、
凝集分離方式や希釈を伴わない高温消化処理方式(特開
昭55−41840号)またはそれらを改良した処理方
式の単独または組み合わせにより処理し得る。
【0018】フイードスクリーン装置で分離したチリ紙
等を主体とする天然繊維はスクリュープレス機で脱水処
理し、含水率50〜60%のチリ紙主体のケーキとして
回収する。フイードスクリーン装置またはスクリュープ
レス機から回収した天然繊維は、例えば前述した古紙の
原料とか土地改良剤その他適用範囲は制限されない。ま
た、スクリュープレス機で天然繊維から脱水した濾液は
濾液タンクに循環される。濾液タンクに貯蔵した濾液は
、濾液移送ポンプにより前述した除砂装置に送られ洗浄
水として利用される。
【0019】し尿を処理する時、前述した酵素製剤圧注
装置より酵素製剤を除砂装置または内圧逆洗型スクリー
ン装置に圧注することにより、し尿の液粘性を下げ、除
砂装置、内圧逆洗型スクリーン装置、調整(貯溜)槽お
よびフイードスクリーン装置への汚物の付着物を除去し
、稼働効率を上げることに役立ち、さらに加えて濾液が
固形物の悪臭を減ずることができる。加えるに、酵素製
剤はその性質上、次処理工程の機能上に役立つ。
【0020】
【実施例】本発明の第1実施例の装置を図1について説
明すると、バキューム車に連結されるカップリング装置
1よりし尿を供給する。汚水汚物ポンプ2は下水を汲み
上げるものであり、カップリング装置1および汚水汚物
ポンプ2は汲み上げパイプ3aにそれぞれ接続される。 汲み上げパイプ3aは除砂装置3に接続され、除砂装置
3の下方には固形物収容ケース4が設けてある。除砂装
置3により分離された石、砂利、砂、金属類の一部固形
物5は、除砂パイプ3bを介して固形物収容ケース4に
回収される。固形物収容ケース4に溜った滴下水6は循
環パイプ28により濾液タンク7に循環される。除砂装
置3の次段には送給パイプ8を介して密閉構造の内圧逆
洗型スクリーン装置9が接続され、その内圧逆洗型スク
リーン装置9は図2および図3に示す如くスクリーン槽
10を備えている。
【0021】スクリーン槽10の隅部にはモータMで定
速回転されるインペラ11が配置され、その周縁と僅か
な間隔を保って受刃110がスクリーン槽10の内底面
に設けてある。インペラ11に近接して0.02〜20
mmの目幅のスリットまたは丸孔を有するスクリーンプ
レート12が配置してある。内圧逆洗型スクリーン装置
9の次段にホッパー型の調整(貯溜)槽13が配置され
、調整(貯溜)槽13と内圧逆洗型スクリーン装置9と
はパイプ14で接続され、調整(貯溜)槽13内には流
量調整ポンプ15が設けてある。流量調整ポンプ15は
流量調整パイプ16によりフイードスクリーン装置17
に接続され、その微細目スクリーンの目幅は0.3〜0
.75mmに形成してある。フイードスクリーン装置1
7はモータM2により駆動され、処理液を濃縮処理する
【0022】濃縮処理した前記の天然繊維を含有するし
尿または下水処理液の濃縮液は、連絡シュート18に落
とされ、そのままスクリュープレス機19に送られる。 スクリュープレス機19で脱水した他の夾雑物を含まな
いチリ紙を主体とする固形物21は処理ケース22内に
再利用のため回収される。前記のフイードスクリーン装
置17の下方に配置した受け皿23は該装置17の濃縮
作用によって生じた濾液を受け、その濾液を次処理パイ
プ24を介して次処理工程へ送る。この濾液は嫌気性消
化処理工程あるいは好気性処理により浄化される。また
、スクリュープレス機19により脱水した濾液は、受け
皿20に溜められ、循環パイプ26、液供給パイプ27
を介して濾液タンク7に循環される。循環された濾液は
連絡パイプ29を介し濾液移送ポンプ32に供給され、
さらに出力側30から濾液供給パイプ33を介して除砂
装置3に供給される。
【0023】前記の内圧逆洗型スクリーン装置9の下方
には細目スクリーン装置(目幅0.5〜3mm)34が
配置され、これに排出パイプ35が接続される。細目ス
クリーン装置34はモータM3により回転され、細目ス
クリーン装置34により濾過されて生じた濾液は、その
下部に配置した受け皿36に集められ、循環パイプ37
で前記の液供給パイプ27に送られる。細目スクリーン
装置34により処理した濃縮液は、加重(圧)型脱水機
38に送られて脱水され、生じた濾液は循環パイプ39
を介して前記の液供給パイプ27に送られる。加重(圧
)型脱水機38により脱水したビニール、ポリエステル
類等の非天然繊維は、ブロック状ケーキ40として収容
ケース41内に回収される。なお、符合42は酵素製剤
圧注装置であり、該酵素製剤はし尿を処理するときに使
用される。酵素製剤の性状は例えば下記表1に示す如き
である。
【0024】
【表1】
【0025】繊維素分解酵素、脂質分解酵素は糸状菌、
炭水化物分解酵素、蛋白質分解酵素はバクテリアを起源
とし、これらの混合物にその他の酵素例えば、キシラー
ゼ、ベクチナーゼや他のアミラーゼ、緩衝剤等を加えて
製剤した。酵素製剤の使用量は、し尿または下水処理槽
の実容積に対して0.03%〜0.1%(槽の実容積1
klの場合は300g〜1kg)が望ましい。
【0026】固形物−非天然繊維−天然繊維の分離につ
いて説明すると、カップリング1あるいは汚水汚物ポン
プ2から汲み上げパイプ3aを介してし尿あるいは下水
を除砂装置3に導入する。し尿あるいは下水中の固形物
は除砂装置3によって、石、砂利、金属、砂の一部が除
去され、送給パイプ8により内圧洗型スクリーン装置9
に供給される。また、収容ケース4には除砂装置3で洗
浄した石、砂利、金属、砂の一部が送られて水切りされ
る。水切りした滴下水は、循環パイプ28、液供給パイ
プ27を介して濾液タンク7に循環する。また、内圧逆
洗型スクリーン装置9で分離したビニール、ポリエステ
ル綿糸等の非天然繊維は細目スクリーン装置34に送り
、濃縮した後、加重(圧)型脱水機38に送って脱水す
る。脱水した固形物は、含水率50〜60%のビニール
、ポリエステル綿糸類のブロック状ケーキ40として回
収し、例えば焼却あるいは軟弱地盤などの埋め立て用と
して処理される。細目スクリーン装置34および加重(
圧)型脱水機38よりの濾液は、循環パイプ37、39
より液供給パイプ27に供給して濾液タンク7に循環す
る。
【0027】一方、内圧逆洗型スクリーン装置9で非天
然繊維を分離したチリ紙主体の処理液は、貯液パイプ1
4を介して調整(貯)槽13に送る。調整(貯溜)槽1
3に導入した処理液は、流量調整ポンプ15で流量を調
整し流量調整パイプ16により定量かつ定圧でフイード
スクリーン装置17に送る。フイードスクリーン装置1
7で分離し濾液は、受け皿23に溜め、次処理パイプ2
4により次処理工程へ送る。次処理工程では、嫌気性消
化処理あるいは好気性処理により常法の浄化処理が行わ
れる。また、フイードスクリーン装置17により分離し
たチリ紙主体の天然繊維は、スクリュープレス機で脱水
し、含水率50〜60%以下のチリ紙主体のケーキ21
として回収する。スクリュープレス機で脱水した濾液は
循環パイプ26、液供給パイプ27を介して濾液タンク
7に循環する。濾液タンク7に貯蔵した濾液は、濾液移
送ポンプ32で除砂装置3に送る。
【0028】また、し尿を処理するとき、酵素製剤圧注
装置42により酵素製剤を、除砂装置3または内圧逆洗
型スクリーン装置9へ圧注することにより、し尿の液粘
性を下げ、除砂装置3、内圧逆洗型スクリーン装置9、
調整(貯溜)槽13およびフイードスクリーン装置17
への付着物を除去し、機械の稼働効率を上げることに役
立つとともに濾液が固形物の悪臭を減ずることができる
。さらに加えて酵素製剤は、次処理工程の機能向上に役
立つ。
【0029】次に、本発明の第2実施例の装置について
図4を参照して説明する。この実施例の装置は、調整(
貯溜)槽として平板型プレッシャースクリーン装置を設
けた処理槽が使用されている以外は、前記図1に示した
実施例の装置と同じであるため、それと構造を異にする
部分のみを説明する。なお、第1実施例と部品を同じく
するものには、同じ番号を付し説明は省略する。第2実
施例は、内圧逆洗型スクリーン装置9に接続したパイプ
14を平板型プレシャースクリーン装置13に接続する
。平板型プレシャースクリーン装置13は図5に示すご
とく処理槽131を備え、その内側にスクリーンプレー
ト132を設ける。スクリーンプレート132(スクリ
ーン目幅0.8mm)に近接してモータMで回転するイ
ンペラ133(インペラ径500mm、インペラ回転数
800rpm)を配置する。調整(貯溜)槽13に溜め
た紙質主体の天然繊維の処理液は、流量調整パイプ16
により第1実施例と同様にフイードスクリーン装置17
に定量かつ定圧で送られる。フイードスクリーン装置1
7からの濾液は受け皿23に入り、平板型プレッシャー
スクリーン装置13に連結した連結パイプ134、次処
理パイプ24を介して次処理工程へ送られ、前記1実施
例と同様に常法の浄化処理が行われる。なお、この実施
例における全体の作用は、前記で説明した第1実施例と
大体において同じであるため、その説明は省略する。
【0030】前記に説明した本発明の実施例による装置
によりし尿の処理実験を行った。その結果は下記の如く
であった。 (1)実験に使用したし尿量:246.8kl(実施例
1、2共同じ) (2)し尿温度            :15℃(3
)投入方法            :バキューム車(
し尿回収車) よりカップリングを通じて除砂装置に圧送
【0031】 (4)除砂装置での石、砂利、砂等の回収量実施例  
1:80.2kg 実施例  2:83.8kg 実施例  1:含水率23% 実施例  2:含水率23%
【0032】 (5)内圧逆洗型スクリーン装置の稼働条件実施例1お
よび実施例2ともに、送給パイプ8から0.5〜1kg
/cm2 の圧力にて送入され、内圧力差を0.25〜
0.35kg/cm2 となし、インペラ11の回転速
度900rpmとして、スクリーンプレート12を8m
m丸孔径、インペラ径550mm、タンク容量0.3m
3にて稼働し、天然繊維を含有するし尿処理液に排出を
0.35〜0.45kg/cm2 排出圧力とした。
【0033】 (6)内圧逆洗型スクリーン装置でのビニール類の回収
量 実施例  1:7.6kg 実施例  2:8.0kg 実施例  1:含水率59.5% 実施例  2:含水率58.6% (7)スクリュープレスでのチリ紙主体の固形物の回収
量 実施例  1:3088kg 実施例  2:3047kg 実施例  1:含水率54.7% 実施例  2:含水率54.4% (8)上記(7)のチリ紙等の天然繊維含有率(目視に
よる) 実施例  1:98.4%(w/w−dry)実施例 
 2:98.2%
【0034】(9)し尿の粘度の変化〔0.03%添加
酵素製剤;浄化クリーン(商標名)〕 測定点フイードスクリーンの濾液(符合23)単位:m
pa・s(ミリ・パスカル秒)
【0035】
【表2】 (10)投入時の所要時間(し尿1klが通過する時間
)第1実施例の装置;単位:sec/kl
【表3】 第2実施例の装置;単位:sec/kl
【表4】
【表5】
【0036】(11)汲み取りし尿の液性第1実施例

表6】
【表7】
【0037】第2実施例
【表8】
【表9】
【0038】(12)汲み取りし尿の標準的性状(抜粋
【表10】
【表11】
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、し尿また
は下水中の夾雑物から石、砂利、金属等の固形物、ビニ
ール、ポリエステル綿糸等の非天然繊維、紙質主体の天
然繊維を連続かつ能率的に分離することができ、また天
然繊維の分離に際しては、調整(貯溜)槽に溜めた天然
繊維を含む処理物を定量かつ定圧で天然繊維の分離装置
へ供給するため、分離装置への過剰供給による目詰まり
、脈動現象を皆無にし、分離作業が常に一定の条件下で
行われるとともに他の夾雑物を含有しない天然繊維の分
離が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】し尿または下水中の夾雑物を連続処理する第1
実施例による装置の概略図である。
【図2】内圧逆洗型スクリーン装置の部分拡大断面図で
ある。
【図3】図2のインペラとスクリーンプレートとを示す
部分断面図である。
【図4】し尿または下水中の夾雑物を連続処理する第2
実施例による装置の概略図である。
【図5】図4の調整(貯溜)槽の拡大断面図である。
【符号の説明】
3  除砂装置 9  内圧逆洗型スクリーン装置 13  調整(貯溜)槽 15  流量調整ポンプ 17  フイードスクリーン装置 19  スクリュープレス機 34  細目スクリーン 38  加重(圧)型脱水機 132  スクリーンプレート 134  インペラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  し尿中あるいは下水中より石、砂、砂
    利、金属その他これに類する固形物を除去する除砂装置
    と、この除砂装置の次段に配置してビニール、ポリエス
    テル綿糸等の非天然繊維と紙質を主体とする天然繊維と
    を分離する内圧逆洗型スクリーン装置と、この内圧逆洗
    型スクリーン装置の次段に配置しかつ分離した天然繊維
    を含む夾雑物を一定量貯溜するとともに定圧かつ定量づ
    つ送給する手段を有する調整(貯溜)槽と、この調整(
    貯溜)槽の次段に配置し送給された天然繊維を一定の条
    件下で分離する分離装置とを備えたことを特徴とするし
    尿中あるいは下水中の少なくとも非天然繊維と天然繊維
    とを分離する処理装置。
  2. 【請求項2】  夾雑物の定量かつ定圧の送給手段が、
    調整(貯溜)槽内に配置した流量調整ポンプあるいは処
    理槽内に配置したスクリーンプレートに近接して設けた
    インペラであることを特徴とする請求項1記載の処理装
    置。
  3. 【請求項3】  フイードスクリーン装置が微細目の回
    転式ドラム型フイードスクリーンであり、そのスクリー
    ンの目幅が0.3〜0.75mmであることを特徴とす
    る請求項1記載の処理装置。
  4. 【請求項4】  平板型プレッシャースクリーン装置の
    スクリーンの目幅が、0.02〜5mmであることを特
    徴とする請求項1記載の処理装置。
  5. 【請求項5】  内圧逆洗型スクリーン装置のスクリー
    ンの孔が直径0.02〜20mmであることを特徴とす
    る請求項1記載の処理装置。
  6. 【請求項6】  除砂装置または内圧逆洗型スクリーン
    装置に酵素製剤圧注装置を接続したことを特徴とする請
    求項1記載の処理装置。
  7. 【請求項7】  微細目フイードスクリーンが、中空パ
    イプ状の断面形状であることを特徴とする請求項3記載
    の処理装置。
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