JPH04217820A - 電力潮流制御方法,電力潮流制御装置および電力潮流制御システム - Google Patents
電力潮流制御方法,電力潮流制御装置および電力潮流制御システムInfo
- Publication number
- JPH04217820A JPH04217820A JP3066002A JP6600291A JPH04217820A JP H04217820 A JPH04217820 A JP H04217820A JP 3066002 A JP3066002 A JP 3066002A JP 6600291 A JP6600291 A JP 6600291A JP H04217820 A JPH04217820 A JP H04217820A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- phase
- transformer
- control voltage
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力潮流制御方法、電
力潮流制御装置およびその装置の使用方法に関し、特に
送電線を通過する有効電力と無効電力を制御するに好適
なものに関する。
力潮流制御装置およびその装置の使用方法に関し、特に
送電線を通過する有効電力と無効電力を制御するに好適
なものに関する。
【0002】
【従来の技術】送電線の無効電力を制御する方法として
、従来、特開昭52−91141 号公報に記載された
方法が知られている。これによれば、2つの電力系統を
直列変圧器で接続し、この変圧器の2次側に調相機を接
続して2つの電力系統間に直列関係に挿入し、この調相
機を制御することによって、無効電力の授受を行うよう
にしている。
、従来、特開昭52−91141 号公報に記載された
方法が知られている。これによれば、2つの電力系統を
直列変圧器で接続し、この変圧器の2次側に調相機を接
続して2つの電力系統間に直列関係に挿入し、この調相
機を制御することによって、無効電力の授受を行うよう
にしている。
【0003】一方、送電線の有効電力を制御することが
可能な方法として、従来、文献(日立評論,1970年
10月号,P12−P17)に記載された方法が知られ
ている。この方法は、元々事故電流の抑制をすることに
あり、これによれば、2つの電力系統を限流リアクトル
を兼ねた直列変圧器で結合し、この変圧器による電圧降
下(位相変化)分を補償するために、その変圧器の2次
巻線の各相に、他の2つの相間電圧(ほぼ90°位相差
のある電圧)を印加し、1次巻線を通過する有効電力を
制御するようにしている。
可能な方法として、従来、文献(日立評論,1970年
10月号,P12−P17)に記載された方法が知られ
ている。この方法は、元々事故電流の抑制をすることに
あり、これによれば、2つの電力系統を限流リアクトル
を兼ねた直列変圧器で結合し、この変圧器による電圧降
下(位相変化)分を補償するために、その変圧器の2次
巻線の各相に、他の2つの相間電圧(ほぼ90°位相差
のある電圧)を印加し、1次巻線を通過する有効電力を
制御するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の公報記載の技術は、2つの系統の位相差が30°〜
40°程度の場合に制限され、ループ電力系統が対象で
ある場合はよいが、両系統の電圧位相が0°〜360°
変化する場合、つまり両端電圧がスリップしている状態
の場合には、所定の制御電圧が得られず、潮流制御がで
きないという問題がある。
来の公報記載の技術は、2つの系統の位相差が30°〜
40°程度の場合に制限され、ループ電力系統が対象で
ある場合はよいが、両系統の電圧位相が0°〜360°
変化する場合、つまり両端電圧がスリップしている状態
の場合には、所定の制御電圧が得られず、潮流制御がで
きないという問題がある。
【0005】また、後者の文献記載の技術は、上記の問
題に加え、補償電圧(潮流制御電圧)をベクトル的(大
きさと位相角)に制御するという点について配慮されて
いないことから、有効電力と無効電力を独立に制御する
ことができないという問題がある。
題に加え、補償電圧(潮流制御電圧)をベクトル的(大
きさと位相角)に制御するという点について配慮されて
いないことから、有効電力と無効電力を独立に制御する
ことができないという問題がある。
【0006】本発明の目的は、上記従来の問題を解決す
ることにあり、言い換えれば、異なる電力系統の電圧の
関係がどのような状態にあっても、線路の潮流の有効電
力と無効電力を制御できる電力潮流制御方法および電力
潮流制御装置を提供することにある。
ることにあり、言い換えれば、異なる電力系統の電圧の
関係がどのような状態にあっても、線路の潮流の有効電
力と無効電力を制御できる電力潮流制御方法および電力
潮流制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、異なる電力系統の対応する各相を変圧器の
1次巻線を介して接続し、該変圧器の2次巻線に制御電
圧を印加し、系統電圧に対する前記制御電圧の大きさと
位相を制御することにより、前記電力系統の間の潮流を
制御するようにしたのである。
、本発明は、異なる電力系統の対応する各相を変圧器の
1次巻線を介して接続し、該変圧器の2次巻線に制御電
圧を印加し、系統電圧に対する前記制御電圧の大きさと
位相を制御することにより、前記電力系統の間の潮流を
制御するようにしたのである。
【0008】また、上記の方法を実現する本発明の装置
は、直列変圧器と、該直列変圧器の2次巻線に接続され
、該2次巻線に制御電圧を印加する制御電圧発生装置と
を具備してなり、前記直列変圧器の1次巻線の両端を異
なる電力系統に接続して用いるようにしたのである。
は、直列変圧器と、該直列変圧器の2次巻線に接続され
、該2次巻線に制御電圧を印加する制御電圧発生装置と
を具備してなり、前記直列変圧器の1次巻線の両端を異
なる電力系統に接続して用いるようにしたのである。
【0009】
【作用】このように構成されることから、本発明によれ
ば、次の作用により上記目的が達成される。
ば、次の作用により上記目的が達成される。
【0010】すなわち、直列変圧器の2次巻線に印加さ
れる制御電圧の位相と大きさに応じて、その1次巻線に
電圧が誘起され、この誘起電圧により直列変圧器を通過
する異なる電力系統間の電流、電力を制御できる。そし
て、上記制御電圧の位相と大きさを調整することにより
、通過する有効電力と無効電力を独立に制御できる。 また、制御電圧の位相を調整することにより、電力系統
の位相差が360°有っても制御することができる。
れる制御電圧の位相と大きさに応じて、その1次巻線に
電圧が誘起され、この誘起電圧により直列変圧器を通過
する異なる電力系統間の電流、電力を制御できる。そし
て、上記制御電圧の位相と大きさを調整することにより
、通過する有効電力と無効電力を独立に制御できる。 また、制御電圧の位相を調整することにより、電力系統
の位相差が360°有っても制御することができる。
【0011】なお、任意の位相と大きさの制御電圧を発
生するには、3相系統の場合、3つの直列変圧器の1次
巻線の任意の点の電圧を電源とする3相の制御用変圧器
の2次巻線にタップを設け、これらの2次巻線を直列に
接続して対応する前記直列変圧器の2次巻線に接続し、
前記制御用変圧器のタップを切り換えて制御電圧の位相
と大きさを調整するようにできる。
生するには、3相系統の場合、3つの直列変圧器の1次
巻線の任意の点の電圧を電源とする3相の制御用変圧器
の2次巻線にタップを設け、これらの2次巻線を直列に
接続して対応する前記直列変圧器の2次巻線に接続し、
前記制御用変圧器のタップを切り換えて制御電圧の位相
と大きさを調整するようにできる。
【0012】また、前記各直列変圧器に3つの2次巻線
を設け、この3つの直列変圧器の1次巻線の任意の点の
電圧を電源とする3相の制御変圧器の2次巻線にタップ
を設け、これらの2次巻線の電圧が加算されるように対
応する前記直列変圧器の2次巻線にそれぞれ接続し、制
御変圧器のタップを切り換えて制御電圧の位相と大きさ
を調整するようにできる。
を設け、この3つの直列変圧器の1次巻線の任意の点の
電圧を電源とする3相の制御変圧器の2次巻線にタップ
を設け、これらの2次巻線の電圧が加算されるように対
応する前記直列変圧器の2次巻線にそれぞれ接続し、制
御変圧器のタップを切り換えて制御電圧の位相と大きさ
を調整するようにできる。
【0013】また、前記直列変圧器の2次巻線に3相変
圧器を介してインバータを接続し、このインバータを制
御して前記直列変圧器の2次巻線に印加する励磁電圧の
位相と大きさを調整するようにできる。
圧器を介してインバータを接続し、このインバータを制
御して前記直列変圧器の2次巻線に印加する励磁電圧の
位相と大きさを調整するようにできる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明する
。
。
【0015】図1に、本発明の一実施例の電力潮流制御
装置の構成図を示す。本実施例装置は、a相〜c相用の
直列変圧器1(1−1〜1−3)と、同じくa相〜c相
用の制御電圧発生装置2(2−1〜2−3)を含んで構
成されている。各直列変圧器1の1次巻線は、それぞれ
両端に異なる電力系統A,Bの対応する相に接続される
ようになっている。制御電圧発生装置2は相対称に形成
されており、図では簡単のため、a相用の制御電圧発生
装置2−1のみを詳細に記載している。制御電圧発生装
置2−1は、1次巻線がY形結線された制御用変圧器3
(3−1〜3−3)を有している。この制御用変圧器3
の1次巻線の中性点は接地され、他端はそれぞれ電力系
統Aの各相に接続されている。なお、この接続点は、電
力系統Bでもよく、また直列変圧器1の1次巻線の中点
又は任意の点でもよい。一方、制御用変圧器3−1〜3
−3の各2次巻線にはタップが設けられており、この2
次巻線は各制御用変圧器3−1〜3−3の2次電圧を直
列加算するように接続され、この加算電圧が制御電圧と
してa相の直列変圧器1−1の2次巻線を励磁するよう
に接続されている。
装置の構成図を示す。本実施例装置は、a相〜c相用の
直列変圧器1(1−1〜1−3)と、同じくa相〜c相
用の制御電圧発生装置2(2−1〜2−3)を含んで構
成されている。各直列変圧器1の1次巻線は、それぞれ
両端に異なる電力系統A,Bの対応する相に接続される
ようになっている。制御電圧発生装置2は相対称に形成
されており、図では簡単のため、a相用の制御電圧発生
装置2−1のみを詳細に記載している。制御電圧発生装
置2−1は、1次巻線がY形結線された制御用変圧器3
(3−1〜3−3)を有している。この制御用変圧器3
の1次巻線の中性点は接地され、他端はそれぞれ電力系
統Aの各相に接続されている。なお、この接続点は、電
力系統Bでもよく、また直列変圧器1の1次巻線の中点
又は任意の点でもよい。一方、制御用変圧器3−1〜3
−3の各2次巻線にはタップが設けられており、この2
次巻線は各制御用変圧器3−1〜3−3の2次電圧を直
列加算するように接続され、この加算電圧が制御電圧と
してa相の直列変圧器1−1の2次巻線を励磁するよう
に接続されている。
【0016】このように構成される図1実施例の動作に
ついて、図2〜図5を参照し説明する。図2は図1実施
例を適用してなる電力系統の等価回路であり、3相平衡
状態の正相回路をもって表わしたものである。図2にお
いて、VA,VBはそれぞれ電力系統A,Bの複素電圧
、xは直列変圧器1のもれリアクタンス、VC は直列
変圧器1の2次側に印加した制御電圧の1次側換算値で
ある。いま、VC =0の場合を考えると、装置の通過
電流は図3に示すようになり、数1で表わされる。
ついて、図2〜図5を参照し説明する。図2は図1実施
例を適用してなる電力系統の等価回路であり、3相平衡
状態の正相回路をもって表わしたものである。図2にお
いて、VA,VBはそれぞれ電力系統A,Bの複素電圧
、xは直列変圧器1のもれリアクタンス、VC は直列
変圧器1の2次側に印加した制御電圧の1次側換算値で
ある。いま、VC =0の場合を考えると、装置の通過
電流は図3に示すようになり、数1で表わされる。
【0017】
【数1】
【0018】このとき、通過する有効電力Pと、無効電
力QのA系統端における値は数2で表わされる。
力QのA系統端における値は数2で表わされる。
【0019】
【数2】
【0020】ここで、I(c)に付した(c)はIの共
役複素数を示す。
役複素数を示す。
【0021】またB系統端では数3で表わされる。
【0022】
【数3】
【0023】すなわち、この場合は、A,B系統の運転
状態VA,VBと回路リアクタンスxにより電流、電力
が一意的に定まってしまう。
状態VA,VBと回路リアクタンスxにより電流、電力
が一意的に定まってしまう。
【0024】これに対し、制御電圧VC が印加された
時の動作は図4に示すようになり、電流は数4で表わさ
れる。
時の動作は図4に示すようになり、電流は数4で表わさ
れる。
【0025】
【数4】
【0026】このように、VC を印加することにより
、通過電流Iをベクトル的に自由に制御できるので、通
過電力の有効電力P,無効電力Qを独立に制御可能とな
る。
、通過電流Iをベクトル的に自由に制御できるので、通
過電力の有効電力P,無効電力Qを独立に制御可能とな
る。
【0027】図4のベクトルの場合、通過電流IとVA
が同相となっており、A系統から流入する電力は力率が
1.0 となり、無効電力は零である。このように自由
に無効電力についても制御できる。
が同相となっており、A系統から流入する電力は力率が
1.0 となり、無効電力は零である。このように自由
に無効電力についても制御できる。
【0028】因に、従来法では、この制御電圧の位相が
制御できないため、無効電力を自由に制御できなかった
。また、VA とVB の位相角の差が時間とともに変
化し、360°まで変化するような場合には制御ができ
なかったが、図1の方式によれば制御電圧をベクトル合
成しているので、任意のベクトルに電圧を発生でき、上
述の制御が可能となった。
制御できないため、無効電力を自由に制御できなかった
。また、VA とVB の位相角の差が時間とともに変
化し、360°まで変化するような場合には制御ができ
なかったが、図1の方式によれば制御電圧をベクトル合
成しているので、任意のベクトルに電圧を発生でき、上
述の制御が可能となった。
【0029】次に、制御電圧VC の発生方法について
説明する。いま潮流制御装置で制御すべき指定潮流を、
A系統から流入する電力で指定するものとし、この値を
PA +jQA とする。直列変圧器1のもれリアクタ
ンスをxとし、直列変圧器1の両端電圧をVA ,VB
とすると、制御電圧VC は数2と数4を用いて次の
数5から、数6のように求まる。
説明する。いま潮流制御装置で制御すべき指定潮流を、
A系統から流入する電力で指定するものとし、この値を
PA +jQA とする。直列変圧器1のもれリアクタ
ンスをxとし、直列変圧器1の両端電圧をVA ,VB
とすると、制御電圧VC は数2と数4を用いて次の
数5から、数6のように求まる。
【0030】
【数5】
【0031】
【数6】
【0032】この数6で与えられるVC は直列変圧器
1の1次巻線に誘起されるべき制御電圧であり、直列変
圧器1の巻線比(1次:2次)を1:nとすれば、2次
巻線に印加すべき電圧はnVC となる。そこで、a相
に対する制御電圧をnVCaとし、並列変圧器3の2次
電圧(100%タップ電圧)を各相毎にVa,Vb,V
cとすると、これらの関係は図5に示すようになる。同
図のθは数6のVCとVAの間の位相差である。ここで
、nVCaをVa,Vb,Vc より合成する方法につ
いて説明する。 第1の方法は、ベクトルnVCaを挾む2つの電圧ベク
トルVa,Vbより合成する方法である。図5に示すよ
うにnVCaをVa,Vcベクトル成分に分解するとそ
れぞれVaa,Vacを得る。そして、a相制御用変圧
器3−1のタップ値として、|Vaa|/|Va| 、
a相制御用変圧器3−2のタップ値を零、a相制御用変
圧器3−3のタップ値として|Vac|/|Vc| を
選ぶ。このようにタップを選択すれば、a相用制御電圧
発生装置2−1の出力は、図5のnVCaとなり、所定
の制御電圧が得られる。 b相用制御電圧発生装置2−2における制御用変圧器の
タップは三相平衡であることから、a相の場合の結果を
用いて、制御用変圧器3−1のタップ比は|Vac|/
|Vc| を、制御用変圧器3−2のタップ比は|Va
a|/|Va| 、制御用変圧器3−3のタップを零と
すればよい。同様にC相用制御電圧発生装置2−3にお
ける制御用変圧器のタップは、制御用変圧器3−1のタ
ップ比を零、制御用変圧器3−2のタップを|Vac|
/|Vc| 、制御用変圧器3−3のタップを|Vac
|/|Va|とすればよい。
1の1次巻線に誘起されるべき制御電圧であり、直列変
圧器1の巻線比(1次:2次)を1:nとすれば、2次
巻線に印加すべき電圧はnVC となる。そこで、a相
に対する制御電圧をnVCaとし、並列変圧器3の2次
電圧(100%タップ電圧)を各相毎にVa,Vb,V
cとすると、これらの関係は図5に示すようになる。同
図のθは数6のVCとVAの間の位相差である。ここで
、nVCaをVa,Vb,Vc より合成する方法につ
いて説明する。 第1の方法は、ベクトルnVCaを挾む2つの電圧ベク
トルVa,Vbより合成する方法である。図5に示すよ
うにnVCaをVa,Vcベクトル成分に分解するとそ
れぞれVaa,Vacを得る。そして、a相制御用変圧
器3−1のタップ値として、|Vaa|/|Va| 、
a相制御用変圧器3−2のタップ値を零、a相制御用変
圧器3−3のタップ値として|Vac|/|Vc| を
選ぶ。このようにタップを選択すれば、a相用制御電圧
発生装置2−1の出力は、図5のnVCaとなり、所定
の制御電圧が得られる。 b相用制御電圧発生装置2−2における制御用変圧器の
タップは三相平衡であることから、a相の場合の結果を
用いて、制御用変圧器3−1のタップ比は|Vac|/
|Vc| を、制御用変圧器3−2のタップ比は|Va
a|/|Va| 、制御用変圧器3−3のタップを零と
すればよい。同様にC相用制御電圧発生装置2−3にお
ける制御用変圧器のタップは、制御用変圧器3−1のタ
ップ比を零、制御用変圧器3−2のタップを|Vac|
/|Vc| 、制御用変圧器3−3のタップを|Vac
|/|Va|とすればよい。
【0033】次に、第2の方法は、nVCaをVa,V
b,Vc の三相成分に分解して、各相の制御用変圧器
3−1〜3−3のタップを決める方法であり、上述に準
じてタップを決めればよい。
b,Vc の三相成分に分解して、各相の制御用変圧器
3−1〜3−3のタップを決める方法であり、上述に準
じてタップを決めればよい。
【0034】上述したように、図1実施例によればいず
れの合成方法によっても、nVCaをベクトル的に合成
して求めるため、任意の位相と大きさのnVCaを発生
することができる。このため、A,B系統の電圧、VA
,VBがどのような位相関係にあっても、通過電力の潮
流を任意の設定値に制御することができる。
れの合成方法によっても、nVCaをベクトル的に合成
して求めるため、任意の位相と大きさのnVCaを発生
することができる。このため、A,B系統の電圧、VA
,VBがどのような位相関係にあっても、通過電力の潮
流を任意の設定値に制御することができる。
【0035】図6に、本発明の他の実施例の電力潮流制
御装置の構成図を示す。本実施例は、図示のように、直
列変圧器1−1〜1−3の2次巻線を多巻線にて構成し
たもので、各2次巻線をそれぞれ制御用変圧器3−1〜
3にタップを介して接続したものである。すなわち、前
述した制御電圧の合成を、直列変圧器1−1〜1−3の
2次巻線側で行なうようにしたものである。これにより
、制御電圧は直列変圧器1−1〜1−3の鉄心の磁束に
て合成され、図1に示した方式と同一の効果が期待でき
る。
御装置の構成図を示す。本実施例は、図示のように、直
列変圧器1−1〜1−3の2次巻線を多巻線にて構成し
たもので、各2次巻線をそれぞれ制御用変圧器3−1〜
3にタップを介して接続したものである。すなわち、前
述した制御電圧の合成を、直列変圧器1−1〜1−3の
2次巻線側で行なうようにしたものである。これにより
、制御電圧は直列変圧器1−1〜1−3の鉄心の磁束に
て合成され、図1に示した方式と同一の効果が期待でき
る。
【0036】図7に、本発明の更に他の実施例の電力潮
流制御装置の構成図を示す。本実施例は、制御電圧VC
を系統電圧から合成するのではなく、自励式インバー
タにより合成する事により、潮流を制御する方式である
。 図示のように、直列変圧器1−1〜1−3と自励式イン
バータを含んで潮流制御装置が構成されている。すなわ
ち、a相,b相,c相用の直列変圧器1−1〜1−3,
自励式インバータ10,制御用変圧器11を有し、自励
式インバータ10の電源は、系統電圧より自励式コンバ
ータ13を介して、コンデンサ14に充電したエネルギ
ーを用いる。
流制御装置の構成図を示す。本実施例は、制御電圧VC
を系統電圧から合成するのではなく、自励式インバー
タにより合成する事により、潮流を制御する方式である
。 図示のように、直列変圧器1−1〜1−3と自励式イン
バータを含んで潮流制御装置が構成されている。すなわ
ち、a相,b相,c相用の直列変圧器1−1〜1−3,
自励式インバータ10,制御用変圧器11を有し、自励
式インバータ10の電源は、系統電圧より自励式コンバ
ータ13を介して、コンデンサ14に充電したエネルギ
ーを用いる。
【0037】このように構成されることから、制御用変
圧器11の出力電圧をVC 、直列変圧器1のもれリア
クタンスをx、電力系統Aの正規電圧をVA 、電力系
統Bの電圧をVB 、通過電流をIとすれば、Iは前述
した数4にて表わせ、本実施例の動作特性は、前述した
数5で表わしたものとなる。また、通過電力PA+jQ
Aを与えたときの必要な制御電圧VC は数6で与えら
れる。本実施例では、制御電圧VC を自励式インバー
タ10により発生する。したがって、自励式インバータ
10によれば、VC の大きさと位相を任意の値に制御
できるので、自励式インバータ10の出力電圧を制御す
ることにより、VC を制御し、直列変圧器1を通過す
る電力を制御できる。また、制御電圧VC の位相によ
りインバータ10が有効電力を出力又は吸収するので電
源用コンデンサ14の電圧が変動するが、この電圧変動
を抑制するようコンバータ13を制御すればよい。
圧器11の出力電圧をVC 、直列変圧器1のもれリア
クタンスをx、電力系統Aの正規電圧をVA 、電力系
統Bの電圧をVB 、通過電流をIとすれば、Iは前述
した数4にて表わせ、本実施例の動作特性は、前述した
数5で表わしたものとなる。また、通過電力PA+jQ
Aを与えたときの必要な制御電圧VC は数6で与えら
れる。本実施例では、制御電圧VC を自励式インバー
タ10により発生する。したがって、自励式インバータ
10によれば、VC の大きさと位相を任意の値に制御
できるので、自励式インバータ10の出力電圧を制御す
ることにより、VC を制御し、直列変圧器1を通過す
る電力を制御できる。また、制御電圧VC の位相によ
りインバータ10が有効電力を出力又は吸収するので電
源用コンデンサ14の電圧が変動するが、この電圧変動
を抑制するようコンバータ13を制御すればよい。
【0038】また、本実施例において、送電系統に短絡
事故等が発生した場合、直列変圧器1の2次巻線にも大
電流が誘導される。この電流は制御用変圧器を介してイ
ンバータ10に大電流が流れる。このとき、インバータ
10を停止させると、制御用変圧器11のインバータ1
0側が開放された回路構成となり、直列変圧器1はもれ
リアクタンス値から励磁リアクタンスに変化するので事
故電流の限流装置としての効果も期待できる。
事故等が発生した場合、直列変圧器1の2次巻線にも大
電流が誘導される。この電流は制御用変圧器を介してイ
ンバータ10に大電流が流れる。このとき、インバータ
10を停止させると、制御用変圧器11のインバータ1
0側が開放された回路構成となり、直列変圧器1はもれ
リアクタンス値から励磁リアクタンスに変化するので事
故電流の限流装置としての効果も期待できる。
【0039】また、系統事故にインバータ10の半導体
素子を保護するため、制御用変圧器11の1次または2
次側を、開放または短絡する方策も考えられる。開放し
た時は前述と同様、限流効果が期待できる。
素子を保護するため、制御用変圧器11の1次または2
次側を、開放または短絡する方策も考えられる。開放し
た時は前述と同様、限流効果が期待できる。
【0040】図8は、本発明にかかる電力潮流制御装置
を適用してなる電力潮流制御システムの一実施例の全体
構成を単線結線で表わしたものである。図示のように電
力系統A,Bは直列変圧器1により連結されている。直
列変圧器1の2次巻線に制御電圧発生装置2が接続され
、可変制御された位相差と大きさの制御電圧が2次巻線
に印加される。この制御電圧の位相差と大きさは制御電
圧演算装置20により、給電指令所30から送出される
有効電力PA と無効電力QA の指令値に応じて決定
される。この演算は、電圧検出器21と22から入力さ
れる両系統の電圧VA とVB を用い、前述の数6に
基づいて制御電圧VC を求める。
を適用してなる電力潮流制御システムの一実施例の全体
構成を単線結線で表わしたものである。図示のように電
力系統A,Bは直列変圧器1により連結されている。直
列変圧器1の2次巻線に制御電圧発生装置2が接続され
、可変制御された位相差と大きさの制御電圧が2次巻線
に印加される。この制御電圧の位相差と大きさは制御電
圧演算装置20により、給電指令所30から送出される
有効電力PA と無効電力QA の指令値に応じて決定
される。この演算は、電圧検出器21と22から入力さ
れる両系統の電圧VA とVB を用い、前述の数6に
基づいて制御電圧VC を求める。
【0041】なお、制御電圧演算装置20では系統周波
数変化量△fを入力し給電指令所30からの電力指令値
P1 に対し、次の数7の補正演算をすることにより、
周波数安定化の効果を得ることも可能である。
数変化量△fを入力し給電指令所30からの電力指令値
P1 に対し、次の数7の補正演算をすることにより、
周波数安定化の効果を得ることも可能である。
【0042】
【数7】
【0043】したがって、両系統の周波数が事なる場合
、周波数差で振幅変調された電圧を制御電圧とすること
により、異周波の連係が可能となり、しかも、通過電力
を制御できるという効果もある。
、周波数差で振幅変調された電圧を制御電圧とすること
により、異周波の連係が可能となり、しかも、通過電力
を制御できるという効果もある。
【0044】次に、自励式インバ−タを用いる図7の実
施例において、自励式インバ−タの電源を制御される電
力系統とは別の電力系統から得る本発明の他の実施例を
図9,図10,図11を用いて説明する。これらの方式
によれば、電力潮流を制御される電力系統がどのような
状態にあっても、制御装置の電源がこの電力系統の影響
を受けない他の系統より引き込んでいるので、正常に動
作することができる効果がある。また、電源を電圧階級
の低い系統より引き込めば、経済上も低くおさえること
ができる効果がある。
施例において、自励式インバ−タの電源を制御される電
力系統とは別の電力系統から得る本発明の他の実施例を
図9,図10,図11を用いて説明する。これらの方式
によれば、電力潮流を制御される電力系統がどのような
状態にあっても、制御装置の電源がこの電力系統の影響
を受けない他の系統より引き込んでいるので、正常に動
作することができる効果がある。また、電源を電圧階級
の低い系統より引き込めば、経済上も低くおさえること
ができる効果がある。
【0045】図9の実施例は、制御電圧を自励式インバ
ータにより合成する事により、潮流を制御する図7の方
式であり、a相,b相,c相用の直列変圧器1−1〜1
−3,自励式インバータ2,制御用変圧器3を有する。 ここで特徴的なことは自励式インバータ2の電源を大規
模な電源6、例えば発電所等を介した系統より引き込み
、自励式コンバータ4を介して、コンデンサ5に充電し
たエネルギーを用いる点にある。このように構成される
ことから、制御対象の電力系統Aおよび電力系統Bがど
のような状態にあっても、自励式インバータ2の電源は
、大規模電源6によるため、電力系統Aまたは電力系統
Bの影響を受けずに制御装置が動作することができる。
ータにより合成する事により、潮流を制御する図7の方
式であり、a相,b相,c相用の直列変圧器1−1〜1
−3,自励式インバータ2,制御用変圧器3を有する。 ここで特徴的なことは自励式インバータ2の電源を大規
模な電源6、例えば発電所等を介した系統より引き込み
、自励式コンバータ4を介して、コンデンサ5に充電し
たエネルギーを用いる点にある。このように構成される
ことから、制御対象の電力系統Aおよび電力系統Bがど
のような状態にあっても、自励式インバータ2の電源は
、大規模電源6によるため、電力系統Aまたは電力系統
Bの影響を受けずに制御装置が動作することができる。
【0046】図10の実施例では自励式インバータ2の
電源は、制御対象電力系統Bから、発電電動機セット7
を介して自励式コンバータ4に引き込む。このように構
成されることから、制御対象電力系統とは発電電動機セ
ット7により分離することができ、自励式インバータ2
の電源は、該電力系統の影響を受けずに動作することが
できる。
電源は、制御対象電力系統Bから、発電電動機セット7
を介して自励式コンバータ4に引き込む。このように構
成されることから、制御対象電力系統とは発電電動機セ
ット7により分離することができ、自励式インバータ2
の電源は、該電力系統の影響を受けずに動作することが
できる。
【0047】図11の実施例では自励式インバータ2の
電源は、制御対象電力系統から直流送電8を介した系統
より自励式コンバータ4に引き込む。
電源は、制御対象電力系統から直流送電8を介した系統
より自励式コンバータ4に引き込む。
【0048】今までに説明した実施例においては2つの
事なる電力系統の一方の有効電力あるいは無効電力を制
御した場合、他方の潮流が一義的に定まってしまい所望
する潮流に独立に制御することができないという問題点
が存在するが、以下2つの異なった電力系統間の潮流を
、両系統側でそれぞれ独立に制御できる本発明の実施例
について図を用いて説明する。
事なる電力系統の一方の有効電力あるいは無効電力を制
御した場合、他方の潮流が一義的に定まってしまい所望
する潮流に独立に制御することができないという問題点
が存在するが、以下2つの異なった電力系統間の潮流を
、両系統側でそれぞれ独立に制御できる本発明の実施例
について図を用いて説明する。
【0049】図12に本発明の一実施例の電力潮流制御
システムの全体構成図を示し、図13に概念的な機能構
成を示すように、本実施例では図7の基本構成において
さらに静止形無効電力補償装置6を有する点において相
違するので、静止形無効電力補償装置6との組合せ制御
を主体に説明する。この静止形無効電力補償装置6は無
効電力補償装置用変圧器7を介して電力系統Bに接続さ
れている。
システムの全体構成図を示し、図13に概念的な機能構
成を示すように、本実施例では図7の基本構成において
さらに静止形無効電力補償装置6を有する点において相
違するので、静止形無効電力補償装置6との組合せ制御
を主体に説明する。この静止形無効電力補償装置6は無
効電力補償装置用変圧器7を介して電力系統Bに接続さ
れている。
【0050】この電力潮流制御システムにおいて、直列
変圧器1で制御すべき指定潮流を静止形無効電力補償装
置6の接続されていない電力系統Aから流入する電力で
指定するものとすると、このときの状態は前記数5,数
6のようであり、数6で示される制御電圧VCを直列変
圧器1の2次巻線に印加することにより、電力系統Aか
ら流入する有効電力および無効電力を制御できる。
変圧器1で制御すべき指定潮流を静止形無効電力補償装
置6の接続されていない電力系統Aから流入する電力で
指定するものとすると、このときの状態は前記数5,数
6のようであり、数6で示される制御電圧VCを直列変
圧器1の2次巻線に印加することにより、電力系統Aか
ら流入する有効電力および無効電力を制御できる。
【0051】次に電力系統Bの制御すべき潮流を、電力
系統Bへ流出する無効電力で指定するものとし、この値
をQB2とする。直列変圧器1から電力系統Bへ向って
流出する無効電力QB1,静止形無効電力補償装置6か
ら供給される無効電力をQS とし、この模様を図14
に示す。このとき電力系統Bへ流出する無効電力QB2
は、QB2=QB1+QS である。
系統Bへ流出する無効電力で指定するものとし、この値
をQB2とする。直列変圧器1から電力系統Bへ向って
流出する無効電力QB1,静止形無効電力補償装置6か
ら供給される無効電力をQS とし、この模様を図14
に示す。このとき電力系統Bへ流出する無効電力QB2
は、QB2=QB1+QS である。
【0052】ここで、QS はサイリスタ制御装置によ
り、静止形無効電力補償装置に流れる電流値を変えるこ
とによって制御できる。これにより、電力系統Bへ流出
する無効電力QB2を、電力系統Aの潮流状態にかかわ
らず独立して制御できる。
り、静止形無効電力補償装置に流れる電流値を変えるこ
とによって制御できる。これにより、電力系統Bへ流出
する無効電力QB2を、電力系統Aの潮流状態にかかわ
らず独立して制御できる。
【0053】図12の実施例では、静止形無効電力補償
装置6を直列変圧器1と組み合わせて使用したが、他の
実施例として容量を制御可能な分路リアクトルあるいは
容量を制御可能な電力用コンデンサを直列変圧器1と組
み合わせて使用する方法も考えられる。制御可能な分路
リアクトルとしてはサイリスタ制御リアクトル(TCR
)がある。
装置6を直列変圧器1と組み合わせて使用したが、他の
実施例として容量を制御可能な分路リアクトルあるいは
容量を制御可能な電力用コンデンサを直列変圧器1と組
み合わせて使用する方法も考えられる。制御可能な分路
リアクトルとしてはサイリスタ制御リアクトル(TCR
)がある。
【0054】さらに図15は直列変圧器1と同期調相機
9を組み合わせて使用した例である。同期調相機9は、
界磁電流を加減することによって無効電力の供給を制御
できるもので、界磁を過励磁にして運転すると一種のコ
ンデンサとして、また不足励磁で運転すると一種のリア
クタンスとして作用する。これによって、きめの細かい
制御が可能となる。
9を組み合わせて使用した例である。同期調相機9は、
界磁電流を加減することによって無効電力の供給を制御
できるもので、界磁を過励磁にして運転すると一種のコ
ンデンサとして、また不足励磁で運転すると一種のリア
クタンスとして作用する。これによって、きめの細かい
制御が可能となる。
【0055】前記図8の実施例において、直列変圧器1
を用いて電力系統間の潮流制御を給電指令所からの信号
によって自動制御させることについて説明した。この方
式によれば潮流を予め予定された指令信号に合致さすべ
く制御することが可能であるが、電力系統自体の変動を
即座に抑制する機能のものとしては不適当である。図1
8はこの点を改良した本発明の一実施例を示す。この装
置は、制御電圧演算装置20が直列変圧器1の両端電圧
VA,VB、給電指令所からの指令信号P1 ,Q1
の他に、直列変圧器1の通過電力Pを入力信号として制
御電圧指令値を得る点に有る。
を用いて電力系統間の潮流制御を給電指令所からの信号
によって自動制御させることについて説明した。この方
式によれば潮流を予め予定された指令信号に合致さすべ
く制御することが可能であるが、電力系統自体の変動を
即座に抑制する機能のものとしては不適当である。図1
8はこの点を改良した本発明の一実施例を示す。この装
置は、制御電圧演算装置20が直列変圧器1の両端電圧
VA,VB、給電指令所からの指令信号P1 ,Q1
の他に、直列変圧器1の通過電力Pを入力信号として制
御電圧指令値を得る点に有る。
【0056】このように構成される図16の実施例にお
いて制御電圧VC により電力動揺を抑制する制御方式
について説明する。なお、以下の説明においてもその前
提として前記数1乃至数7が成立している。
いて制御電圧VC により電力動揺を抑制する制御方式
について説明する。なお、以下の説明においてもその前
提として前記数1乃至数7が成立している。
【0057】電力動揺は、線路に流れる有効電力の変動
となって表われる。通過電力の変化量とVC との関係
、即ちVC の電力制御特性は数4を数3に代入して得
た数8において、VC =V1C+jV2Cとして展開
するとすれば数9,数10を得る。
となって表われる。通過電力の変化量とVC との関係
、即ちVC の電力制御特性は数4を数3に代入して得
た数8において、VC =V1C+jV2Cとして展開
するとすれば数9,数10を得る。
【0058】
【数8】
【0059】
【数9】
【0060】
【数10】
【0061】従って、図16の如き運転条件下において
、VC を△VC =△V1C+j△V2 に制御した
時の有効電力の変化分△Pは数11で表わされる。
、VC を△VC =△V1C+j△V2 に制御した
時の有効電力の変化分△Pは数11で表わされる。
【0062】
【数11】
【0063】次に、直列変圧器1の通過電力を図17に
示す安定化信号化回路を介して△VC 信号を算出する
。 図17に示す回路の特性は入力信号Pを一次遅れ回路3
1に導いて変動劣△Pのみを検出し、さらに一次遅れ進
み回路32により、ゲイン及び変動の位相が代えられる
。従って、図17の回路は変動する周波数により特性が
異なるが、これを今G(s)と表現すると、通過電力P
と位相調整器による通過電力の制御量△Ps との関係
は数12で表わされる。
示す安定化信号化回路を介して△VC 信号を算出する
。 図17に示す回路の特性は入力信号Pを一次遅れ回路3
1に導いて変動劣△Pのみを検出し、さらに一次遅れ進
み回路32により、ゲイン及び変動の位相が代えられる
。従って、図17の回路は変動する周波数により特性が
異なるが、これを今G(s)と表現すると、通過電力P
と位相調整器による通過電力の制御量△Ps との関係
は数12で表わされる。
【0064】
【数12】
【0065】次に以上の関係式を用いて、電力系統の動
特性を表わすと、図18に示すブロック図となる。図1
8は例えば電力系統を1台の大きな同期発電機に等価変
換した形でその動特性を表わしたもので、Mは等価変換
した発電機の慣性定数、Dは制動係数、Kは同期化トル
ク係数である。また△δは回転子の位相角変化量、△P
e,△Pdはそれぞれ電力動揺時の同期化トルク成分、
制動トルク成分である。△Pa は外乱トルクである。 Fは、図16における直列変圧器の制御電圧の印加特性
により、直列変圧器を通過する電力の制御特性を表わし
たもので数11で定義される。
特性を表わすと、図18に示すブロック図となる。図1
8は例えば電力系統を1台の大きな同期発電機に等価変
換した形でその動特性を表わしたもので、Mは等価変換
した発電機の慣性定数、Dは制動係数、Kは同期化トル
ク係数である。また△δは回転子の位相角変化量、△P
e,△Pdはそれぞれ電力動揺時の同期化トルク成分、
制動トルク成分である。△Pa は外乱トルクである。 Fは、図16における直列変圧器の制御電圧の印加特性
により、直列変圧器を通過する電力の制御特性を表わし
たもので数11で定義される。
【0066】以上の安定化制御は、本制御により出力ト
ルク△Ts がダンピング特性を有する事、即ち、△P
d と同相成分となるように安定化回路特性G(s)を
適切に設定すれば実現出来る。この回路定数は電力動揺
の周期等に依存して適切に決める必要がある。1例とし
て、電力動揺周期を1秒とし、T1=1秒,T2=0.
05秒,T3=1秒と設定すれば、△Pe から△Ps
までの位相特性は約55°位相進みとなる。従って、△
Ps のうち△Ps ×Sin55°なる成分が△Pd
と同相となりダンピングトルク成分を生じる事がわか
る。
ルク△Ts がダンピング特性を有する事、即ち、△P
d と同相成分となるように安定化回路特性G(s)を
適切に設定すれば実現出来る。この回路定数は電力動揺
の周期等に依存して適切に決める必要がある。1例とし
て、電力動揺周期を1秒とし、T1=1秒,T2=0.
05秒,T3=1秒と設定すれば、△Pe から△Ps
までの位相特性は約55°位相進みとなる。従って、△
Ps のうち△Ps ×Sin55°なる成分が△Pd
と同相となりダンピングトルク成分を生じる事がわか
る。
【0067】以上の例は位相補償の一方法について述べ
たものであるが、要は△Pe から△Ps まで90°
位相進み補償が得られれば最も効果は大となる。他の例
では例えば、G=−1,T2=1.0,T3=0等でも
よい。
たものであるが、要は△Pe から△Ps まで90°
位相進み補償が得られれば最も効果は大となる。他の例
では例えば、G=−1,T2=1.0,T3=0等でも
よい。
【0068】また、図17に示した位相補償回路32は
1段であるが、各種の周波数に対し、適切な位相補償が
出来るよう多段の補償回路とした場合も同様の効果を発
揮することは言うまでもない。これにより、従来不可能
であった電力系統間動揺の安定化が可能となった。
1段であるが、各種の周波数に対し、適切な位相補償が
出来るよう多段の補償回路とした場合も同様の効果を発
揮することは言うまでもない。これにより、従来不可能
であった電力系統間動揺の安定化が可能となった。
【0069】最後に複数の電力系統が複数の連系線によ
り接続されているときの制御について説明する。図19
は、電力系統Aと電力系統Bが2つの連系線によりで連
系されている例について示したものであり、同図におい
て、l1,l2は連系線、Tr1,Tr2は直列変圧器
、P1,P2はそれぞれの連系線有効電力、Q1,Q2
は連系線無効電力、S0,S1〜S4 は信号線、Pc
,Qcは有効電力及び無効電力を示す。連系線l1,l
2の有効電力P1,P2及び無効電力Q1,Q2は変成
器CT1,CT2 ,信号線S1,S2を介して取り込
み、判断装置Cにおいて信号線S0 を介して取り込ま
れた指令値の有効電力Pc 及びQc との比較を数1
3,数14により行う。
り接続されているときの制御について説明する。図19
は、電力系統Aと電力系統Bが2つの連系線によりで連
系されている例について示したものであり、同図におい
て、l1,l2は連系線、Tr1,Tr2は直列変圧器
、P1,P2はそれぞれの連系線有効電力、Q1,Q2
は連系線無効電力、S0,S1〜S4 は信号線、Pc
,Qcは有効電力及び無効電力を示す。連系線l1,l
2の有効電力P1,P2及び無効電力Q1,Q2は変成
器CT1,CT2 ,信号線S1,S2を介して取り込
み、判断装置Cにおいて信号線S0 を介して取り込ま
れた指令値の有効電力Pc 及びQc との比較を数1
3,数14により行う。
【0070】
【数13】
【0071】
【数14】
【0072】ここで、△P,△Qはあらかじめ定めてあ
る許容制御誤差とする。条件を満足している場合には、
この状態で運用すればよく、満足していない場合には、
次の手法により、制御量を算出し、信号線S3,S4を
介して、直列変圧器の二次電圧を制御し、上記の条件を
満足するようにすればよい。
る許容制御誤差とする。条件を満足している場合には、
この状態で運用すればよく、満足していない場合には、
次の手法により、制御量を算出し、信号線S3,S4を
介して、直列変圧器の二次電圧を制御し、上記の条件を
満足するようにすればよい。
【0073】つまり前記の数6においてこれは一個所の
連系線のみで連系されている場合であり、同一特性の直
列変圧器の設置されているn個所の連系線で連系されて
いる場合は、数6の電力指令値を1/nとして考えれば
よい。又は直列変圧器のもれリアクタンスが異なる場合
は、数6のXに各々の値を用いればよい。
連系線のみで連系されている場合であり、同一特性の直
列変圧器の設置されているn個所の連系線で連系されて
いる場合は、数6の電力指令値を1/nとして考えれば
よい。又は直列変圧器のもれリアクタンスが異なる場合
は、数6のXに各々の値を用いればよい。
【0074】次に、連系線の有効電力Pc と、A系統
側の無効電力Qc ,B系統側の無効電力Qd が指定
された場合には、図20のように直列変圧器二台を直列
に設け、これらの制御電圧VC1,VC2を算出し、こ
の電圧を直列変圧器に与えればよい。図20において、
CT3,CT4は変成器、Tr1乃至Tr4は直列変圧
器、S11乃至S14は信号線、Q3,Q4は系統B側
の連系線1及び2の無効電力、Qd は系統B側の無効
電力指令値とし、それ以外は図19と同一機能を持つも
のとする。同図において、判断装置Cでは、変成器CT
1〜CT4を介して取り込んだ情報と指令値をもとに、
前記数13,数14のほかに数15
側の無効電力Qc ,B系統側の無効電力Qd が指定
された場合には、図20のように直列変圧器二台を直列
に設け、これらの制御電圧VC1,VC2を算出し、こ
の電圧を直列変圧器に与えればよい。図20において、
CT3,CT4は変成器、Tr1乃至Tr4は直列変圧
器、S11乃至S14は信号線、Q3,Q4は系統B側
の連系線1及び2の無効電力、Qd は系統B側の無効
電力指令値とし、それ以外は図19と同一機能を持つも
のとする。同図において、判断装置Cでは、変成器CT
1〜CT4を介して取り込んだ情報と指令値をもとに、
前記数13,数14のほかに数15
【0075】
【数15】
【0076】の条件を満足しているか否かの判断を判断
装置Cで行う。ここで、△P,△Qは前述の通りである
。条件を満足している場合には、この状態で運用すれば
よく、満足していない場合には、次式により、満足する
制御装置VC1,VC2を求め、信号線S3,S4,S
13,S14を介して直列変圧器の二次電圧を制御し、
上記の条件を満足するようにすればよい。具体的には、
数16,数17を実行すれば良い。
装置Cで行う。ここで、△P,△Qは前述の通りである
。条件を満足している場合には、この状態で運用すれば
よく、満足していない場合には、次式により、満足する
制御装置VC1,VC2を求め、信号線S3,S4,S
13,S14を介して直列変圧器の二次電圧を制御し、
上記の条件を満足するようにすればよい。具体的には、
数16,数17を実行すれば良い。
【0077】
【数16】
【0078】
【数17】
【0079】ここで、X1,X2は二台の直列変圧器の
各々のもれリアクタンスである。
各々のもれリアクタンスである。
【0080】このようにすることにより、各々の系統は
他の系統を意識することなく、自系統の条件で運用でき
、運用の自由度が増大し、安定限界が拡大し、供給信頼
度が向上する。
他の系統を意識することなく、自系統の条件で運用でき
、運用の自由度が増大し、安定限界が拡大し、供給信頼
度が向上する。
【0081】これまでの説明は、全ての連系線に均等に
潮流をのせる例について説明したが、連系線毎に重み付
けする場合は、数16,数17式に用いるPc,Qc,
Qd に重み係数を加味して制御電圧の算出を行えばよ
い。 次に連系線事故時には電力の制御が不可能となるから、
事故情報により、事故線路を切りはなし、事故線路を除
いた残りの連系線を対象として制御電圧の算出を行ない
、制御すればよい。このようにすることにより、何等事
故の影響をうけることなく系統運用をできる。直列変圧
器の一次及び二次回路の故障に対しては、いずれの故障
時にも、故障装置の接続されている連系線の潮流は制御
不可能になるから、故障情報により直列変圧器の一次側
及び二次側を切りはなし、この連係線を除いた残りの連
系線を対象として制御を行えばよい。
潮流をのせる例について説明したが、連系線毎に重み付
けする場合は、数16,数17式に用いるPc,Qc,
Qd に重み係数を加味して制御電圧の算出を行えばよ
い。 次に連系線事故時には電力の制御が不可能となるから、
事故情報により、事故線路を切りはなし、事故線路を除
いた残りの連系線を対象として制御電圧の算出を行ない
、制御すればよい。このようにすることにより、何等事
故の影響をうけることなく系統運用をできる。直列変圧
器の一次及び二次回路の故障に対しては、いずれの故障
時にも、故障装置の接続されている連系線の潮流は制御
不可能になるから、故障情報により直列変圧器の一次側
及び二次側を切りはなし、この連係線を除いた残りの連
系線を対象として制御を行えばよい。
【0082】以上説明したように、本発明によれば、複
数の連系線に二次電圧をベクトル的に高速かつ連続的に
制御できる直列変圧器を設置することにより、一つの連
系線の故障に対し、安定度限界の拡大に関しては何等支
障をうけることなく運用でき、安定度上の効果は極めて
大きい。また、高速かつ連続的に直列変圧器の二次電圧
の制御を行うことができるため、系統の外乱に対し、直
ちに対応できるため、安定度上の効果は極めて大きい。 上記の点より電力の供給信頼度は大幅に向上する。その
上、複数の連系統を総括して制御しているため、一個所
の故障で効果が縮減することがない。
数の連系線に二次電圧をベクトル的に高速かつ連続的に
制御できる直列変圧器を設置することにより、一つの連
系線の故障に対し、安定度限界の拡大に関しては何等支
障をうけることなく運用でき、安定度上の効果は極めて
大きい。また、高速かつ連続的に直列変圧器の二次電圧
の制御を行うことができるため、系統の外乱に対し、直
ちに対応できるため、安定度上の効果は極めて大きい。 上記の点より電力の供給信頼度は大幅に向上する。その
上、複数の連系統を総括して制御しているため、一個所
の故障で効果が縮減することがない。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば異なる電力系統の電圧の
関係がどのような状態にあっても、線路の潮流の有効電
力と無効電力を制御できる電力潮流制御方法および電力
潮流制御装置を提供することができる。
関係がどのような状態にあっても、線路の潮流の有効電
力と無効電力を制御できる電力潮流制御方法および電力
潮流制御装置を提供することができる。
【図1】本発明の電力潮流制御装置の基本構成図。
【図2】図1回路を表す正相等価回路。
【図3】図1回路の動作を説明するための電圧,電流ベ
クトル図。
クトル図。
【図4】図1回路の動作を説明するための電圧,電流ベ
クトル図。
クトル図。
【図5】制御電圧と各相電圧の関係を示す図。
【図6】本発明の電力潮流制御装置の他の実施例図。
【図7】本発明の電力潮流制御装置の他の実施例図。
【図8】本発明の電力潮流制御装置を適用した電力潮流
制御システム構成図。
制御システム構成図。
【図9】別電力系統から電源を得る図7の電力潮流制御
装置の実施例図。
装置の実施例図。
【図10】別電力系統から電源を得る図7の電力潮流制
御装置の他の実施例図。
御装置の他の実施例図。
【図11】別電力系統から電源を得る図7の電力潮流制
御装置の他の実施例図。
御装置の他の実施例図。
【図12】静止型無効電力制御装置と組み合わせた電力
潮流制御システム構成図。
潮流制御システム構成図。
【図13】図12のシステムの概念的な機能構成図。
【図14】図12のシステムの動作説明図。
【図15】図12のシステムを同期調相機と組み合わせ
た図。
た図。
【図16】電力潮流制御装置を電力系統安定化装置と組
み合わせたシステム構成図。
み合わせたシステム構成図。
【図17】図16システムの位相調整制御の考え方を説
明する図。
明する図。
【図18】図16システムを採用した電力系統の動特性
を説明するためのブロック図。
を説明するためのブロック図。
【図19】電力系統間が複数連系線で接続される場合の
本発明装置の適用例。
本発明装置の適用例。
【図20】電力系統間が複数連系線で接続される場合の
本発明装置の適用例。
本発明装置の適用例。
A,B…電力系統、l…連系線、Tr …直列変圧器、
CT…変成器。
CT…変成器。
Claims (18)
- 【請求項1】異なる電力系統の対応する各相を変圧器の
1次巻線を介して接続し、該変圧器の2次巻線に制御電
圧を印加し、系統電圧に対する前記制御電圧の位相と大
きさを制御することにより、前記電力系統の間の潮流を
制御する電力潮流制御方法。 - 【請求項2】直列変圧器と、該直列変圧器の2次巻線に
接続され、該2次巻線に位相と大きさが可変の制御電圧
を印加する制御電圧発生装置とを具備してなり、前記直
列変圧器の1次巻線の両端を異なる電力系統に接続して
用いる電力潮流制御装置。 - 【請求項3】それぞれ両端が異なる3相電力系統に接続
される3つの直列変圧器と、該各直列変圧器の2次巻線
にそれぞれ接続され、該2次巻線に位相と大きさが可変
の制御電圧を印加する3つの制御電圧発生装置とを具備
し、該各制御電圧発生装置は、前記3つの直列変圧器の
1次巻線の任意の点の電圧を電源とする3相変圧器を有
し、該3相変圧器の2次巻線にタップを設け、これらの
2次巻線を直列に接続して対応する前記直列変圧器の2
次巻線に接続してなる電力潮流制御装置。 - 【請求項4】それぞれ両端が異なる3相電力系統に接続
される3つの直列変圧器と、該各直列変圧器の2次巻線
にそれぞれ接続され、該2次巻線に位相と大きさが可変
の制御電圧を印加する3つの制御電圧発生装置とを具備
し、前記各直列変圧器はそれぞれ2次巻線が3巻線設け
られてなり、前記各制御電圧発生装置は、前記3つの直
列変圧器の1次巻線の任意の点の電圧を電源とする3相
変圧器を有し、該3相変圧器の2次巻線にタップを設け
、これらの2次巻線の電圧が加算されるように対応する
前記直列変圧器の2次巻線にそれぞれ接続してなる電力
潮流制御装置。 - 【請求項5】それぞれ両端が異なる3相電力系統に接続
される3つの直列変圧器と、該各直列変圧器の2次巻線
にそれぞれ接続され、該2次巻線に位相と大きさが可変
の制御電圧を印加する3つの制御電圧発生装置とを具備
し、前記各制御電圧発生装置は、前記直列変圧器の2次
巻線に3相変圧器を介して接続されたインバータを有し
てなり、該インバータを制御して前記直列変圧器の2次
巻線に印加する制御電圧の位相と大きさを調整するもの
とされた電力潮流制御装置。 - 【請求項6】直列変圧器と、該直列変圧器の2次巻線に
接続され、該2次巻線に制御電圧を印加する制御電圧発
生装置とを具備してなる電力潮流制御装置の使用方法に
おいて、前記直列変圧器の1次巻線の両端に異なる電力
系統を接続し、前記制御電圧発生装置により前記2次巻
線に印加する制御電圧の大きさと位相を制御して、前記
異なる電力系統間の潮流を制御することを特徴とする電
力潮流制御装置の使用方法。 - 【請求項7】直列変圧器と、該直列変圧器の2次巻線に
接続され、該2次巻線に制御電圧を印加する制御電圧発
生装置とを具備してなる電力潮流制御装置の使用方法に
おいて、前記直列変圧器の1次巻線の両端に異なる電力
系統を接続し、前記制御電圧発生装置により前記2次巻
線に印加する制御電圧の大きさと位相を制御して、前記
異なる電力系統間の潮流を制御するとともに、前記電力
系統のいずれかにおいて短絡事故が発生したとき、前記
直列変圧器の2次巻線を開放することを特徴とする電力
潮流制御装置の使用方法。 - 【請求項8】直列変圧器と、該直列変圧器の2次巻線に
接続され、該2次巻線に位相と大きさが可変の制御電圧
を印加する制御電圧発生装置とを具備してなり、前記直
列変圧器の1次巻線の両端を異なる電力系統に接続し、
与えられる有効電力と無効電力の指令値に基づいて前記
制御電圧の位相と大きさを決定し、これに基づいて前記
制御電圧発生装置を制御する構成の電力潮流制御システ
ム。 - 【請求項9】それぞれ両端が異なる3相電力系統に接続
される3つの直列変圧器と、該各直列変圧器の2次巻線
にそれぞれ接続され、該2次巻線に位相と大きさが可変
の制御電圧を印加する3つの制御電圧発生装置とを具備
し、前記各制御電圧発生装置は、前記直列変圧器の2次
巻線に3相変圧器を介して接続されたインバータを有し
てなる電力潮流制御装置において、該インバータの電源
を、電力潮流を制御しようとしている電力系統の動揺の
影響を受けない電源より引き込んだ電力潮流制御装置。 - 【請求項10】直列変圧器と、該直列変圧器の2次巻線
に接続され、該2次巻線に位相と大きさが可変の制御電
圧を印加する制御電圧発生装置とを具備してなり、前記
直列変圧器の1次巻線の両端を異なる電力系統に接続し
て用いる電力潮流制御装置と、前記異なる電力系統の一
方あるいは両方に静止形無効電力補償装置あるいは同期
調相機を接続し、組み合わせて運転し前記異なる電力系
統間の潮流を両系統においてそれぞれ独立に制御する電
力潮流制御方法。 - 【請求項11】直列変圧器と、該直列変圧器の2次巻線
に接続され、該2次巻線に位相と大きさが可変の制御電
圧を印加する制御電圧発生装置とを具備してなり、前記
直列変圧器の1次巻線の両端を異なる電力系統に接続し
、前記異なる電力系統の一方の潮流を、与えられる有効
電力と無効電力の指令値に基づいて前記制御電圧の位相
と大きさを決定し、これに基づいて前記制御電圧発生装
置を制御し、また、前記異なる電力系統の他方の潮流を
、与えられる無効電力あるいは電圧の指令値に基づいて
静止形無効電力補償装置あるいは同期調相機を制御する
構成の電力潮流制御システム。 - 【請求項12】2つの異なる電力系統間の潮流を両系統
においてそれぞれ独立に制御する目的で、直列変圧器と
、該直列変圧器の2次巻線に接続され、該2次巻線に位
相と大きさが可変の制御電圧を印加する制御電圧発生装
置とを具備してなり、前記直列変圧器の1次巻線の両端
を異なる電力系統に接続して用いる電力潮流制御装置と
、前記2つの異なる電力系統の一方あるいは両方に静止
形無効電力補償装置あるいは同期調相機を接続して用い
る、前記電力潮流制御装置と静止形無効電力補償装置お
よび同期調相機の使用方法。 - 【請求項13】電力系統を連系する位相調整装置におい
て、誤位相調整量、又は2次励磁による直列変圧器方式
にあっては該2次励磁電圧量の制御信号として、該位相
調整装置の通過電力を検出し、その変動分を抽出して、
制御信号とするまたは他の信号と加算して制御信号とす
ることを特徴とする位相調整装置。 - 【請求項14】系統間が複数の地点で連系され、それぞ
れの連系線には、二次電圧をベクトル的に制御できる直
列変圧器が接続されている系統において、それぞれの連
系線の潮流、電圧及び故障情報を収集し、それら及び指
令値をもとに、上記直列変圧器の二次電圧及び二次回路
を制御することを特徴とした電力系統制御装置。 - 【請求項15】請求項14において、連系線に設ける直
列変圧器を二台直列に接続し、各々別個の制御信号によ
り制御することを特徴とした電力系統制御装置。 - 【請求項16】請求項14において、直列変圧器の二次
変圧の制御方法は全ての連系線を均一に制御することを
特徴とした電力系統制御装置。 - 【請求項17】請求項14において、直列変圧器の二次
電圧制御方法は各連系線毎に設けた重みに従って制御す
ることを特徴とした電力系統制御装置。 - 【請求項18】請求項14において、指令値は有効電力
、無効電力及び電圧とすることを特徴とした電力系統制
御装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24164490 | 1990-09-12 | ||
| JP2-241644 | 1990-09-12 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04217820A true JPH04217820A (ja) | 1992-08-07 |
Family
ID=17077384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3066002A Pending JPH04217820A (ja) | 1990-09-12 | 1991-03-29 | 電力潮流制御方法,電力潮流制御装置および電力潮流制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04217820A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008505391A (ja) * | 2004-06-29 | 2008-02-21 | レンスラー ポリテクニク インスティテュート | 電力伝送を最適化するための電力循環要求に応答する電力潮流制御装置 |
| JP2009213186A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Toshiba Corp | 異系統間電力系統連系装置 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP3066002A patent/JPH04217820A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008505391A (ja) * | 2004-06-29 | 2008-02-21 | レンスラー ポリテクニク インスティテュート | 電力伝送を最適化するための電力循環要求に応答する電力潮流制御装置 |
| JP2009213186A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Toshiba Corp | 異系統間電力系統連系装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0594833B1 (en) | Vernier control system for subsynchronous resonance mitigation | |
| EP2394356B1 (en) | A hybrid distribution transformer with ac&dc power capabilities | |
| Iravani et al. | Applications of static phase shifters in power systems | |
| Mori et al. | Development of a large static var generator using self-commutated inverters for improving power system stability | |
| Mathur et al. | Thyristor-based FACTS controllers for electrical transmission systems | |
| WO1993023910A9 (en) | Vernier control system for subsynchronous resonance mitigation | |
| Majumder et al. | Control of parallel converters for load sharing with seamless transfer between grid connected and islanded modes | |
| Gama et al. | Commissioning and operative experience of TCSC for damping power oscillation in the Brazilian north-south interconnection | |
| JP2019528031A (ja) | 配電ネットワークおよび処理方法 | |
| EP0801833A1 (en) | Transmission line power flow controller with unequal advancement and retardation of transmission angle | |
| EP1565975A1 (en) | A device and a method for control of power flow in a transmission line | |
| Lu et al. | A novel direct-injection universal power flow and quality control circuit | |
| Illindala et al. | Control of distributed generation systems to mitigate load and line imbalances | |
| US6841976B1 (en) | Multi-line power flow transformer for compensating power flow among transmission lines | |
| JP2997782B1 (ja) | 品質別電力供給装置 | |
| JPH0782402B2 (ja) | 移相器 | |
| WO1999039420A1 (en) | Neutral point connected apparatus providing compensation to an ac power line | |
| Alepuz et al. | Development and testing of a bidirectional distribution electronic power transformer model | |
| EP3172825B1 (en) | A voltage source converter | |
| Klaes et al. | Immunity of grid-forming control without energy storage to transient changes of grid frequency and phase | |
| Molina et al. | Stabilization and control of tie-line power flow of microgrid including wind generation by distributed energy storage | |
| Ramamoorty et al. | Phase shifting transformer: mechanical and static devices | |
| JPH04217820A (ja) | 電力潮流制御方法,電力潮流制御装置および電力潮流制御システム | |
| Navarro-Rodríguez et al. | Cooperative control in a hybrid dc/ac microgrid based on hybrid dc/ac virtual generators | |
| JPH10504177A (ja) | 普及型高速電力潮流コントローラ |