JPH0421792Y2 - - Google Patents

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JPH0421792Y2
JPH0421792Y2 JP1986072213U JP7221386U JPH0421792Y2 JP H0421792 Y2 JPH0421792 Y2 JP H0421792Y2 JP 1986072213 U JP1986072213 U JP 1986072213U JP 7221386 U JP7221386 U JP 7221386U JP H0421792 Y2 JPH0421792 Y2 JP H0421792Y2
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JP
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liner
peltier element
cap body
helmet
hole
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JP1986072213U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は自動2輪車等に乗車するとき使用す
るヘルメツトに係り、特にその内部の空間を冷却
可能なペルチエ素子を設けたものに関する。
[従来の技術] ヘルメツトを装着したとき頭部が蒸れないよう
に通気構造を設けたヘルメツトは公知である。そ
の一般的な構造は、帽体前面及び後面に通気孔と
排気孔を設け、かつ帽体内に積層されているライ
ナにこれら通気孔間を連通する導風路を形成して
通気構造とし、これによりヘルメツト内部を通風
換気するものである。
また、特開昭57−104069号公報には、ペルチエ
素子の冷却側を皮膚に直接接触するよう配設した
帽子やヘルメツトなどが示されている。また、実
公昭59−5699号公報には、塩化ビニール製キヤツ
プ内に保冷媒剤を含浸させた冷却体を配設し、頭
頂部と耳部に通気孔を形成したものが示されてい
る。
[考案が解決しようとする課題] ところで上記のような通風路を形成しただけの
構造は走行風を利用して蒸れを防止するものであ
るから、走行速度によつて蒸れを解消できる程度
が異なる。また、前記特開昭記載のものは、ペル
チエ素子が直接皮膚に接触するため、ヘルメツト
内全体の蒸れを防止できる手段とはなり得ない。
また、仮にペルチエ素子を帽体へ取付けようとし
ても、帽体はデザイン上の制約が多いので簡単に
はできない。そのうえ、ペルチエ素子を帽体へ取
付けるための専用の取付用開口部を帽体に形成し
なければならず、そのためにさらに大がかりな補
強を帽体へ施す必要が生じる。さらに、ペルチエ
素子を単純にヘルメツト内方へ取付けたとして
も、単純に取付けただけではペルチエ素子の発熱
により冷却効果を相殺して内部温度上昇が起ると
いう問題が生じる。
さらに、前記実公昭の場合は、冷却体がペルチ
エ素子でないため発熱の問題は生じないが、これ
も直接皮膚へ接触させてあるため、局部的な冷却
に止る。
そこで本考案は、常時一定の冷却効果を発揮で
きるようヘルメツト内部を冷房し、かつ帽体へペ
ルチエ素子を取付けないようにした冷房ヘルメツ
トを提供するものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案に係る冷房ヘ
ルメツトは、シールドにより開閉可能な窓穴を前
部に設け、この窓穴上方に外気を取り入れるため
の通気孔を設け、かつ後方下部に排気孔を設けた
帽体と、この帽体の内側へ嵌装される発泡スチロ
ール等の緩衝材からなるライナとを備え、このラ
イナと帽体の間に窓穴上方の通気孔と排気孔を結
ぶ導風路を形成したヘルメツトにおいて、上記窓
穴上方に形成された通気孔近傍のライナにペルチ
エ素子を取付けるとともに、ペルチエ素子の発熱
面を導風路に臨ませてこの冷却面をライナ内方の
頭部収容空間に臨ませかつ頭部収容空間内の空気
と接触可能にしたことを特徴とする。
[考案の作用] 本考案に係る冷房ヘルメツトには、ライナの前
部で帽体の上部通気孔近傍にペルチエ素子が設け
られ、ペルチエ素子の冷却面がライナ内方空間に
臨んでいる。そこで、ペルチエ素子に通電する
と、冷却面が冷却される。このとき、外気がヘル
メツトの窓穴や下方等から内部へ入り、ペルチエ
素子の冷却面と接触すると、冷却面により冷却さ
れ、冷風となつてライナ内方の頭部収容空間内へ
流れる。しかも、ペルチエ素子の位置が前方にあ
るので、冷却空気は冷房に十分な程度の長い時間
ヘルメツト内部に滞留する。ゆえに、頭部収容空
間内は局部的でなく広範囲に冷房される。
また、ペルチエ素子の発熱面は導風路に臨むた
め、その発熱は通気孔から入つた空気流により排
気孔へ排出される。しかも、導風路はライナによ
り頭部収容空間側と断熱される。このため、冷却
面による頭部収容空間内の冷房効率に対する発熱
面の発熱による悪影響が少なくなる。そのうえ、
ペルチエ素子がライナ側へ設けられることによ
り、帽体側へ取付用の専用開口部を形成する必要
がなくなる。
[実施例] 第1図及び第2図に本考案に係る一実施例を示
す。第1図はフルフエイス型ヘルメツトの外観を
示し、ヘルメツトの帽体1前面にはシールドで開
閉される窓穴が形成され、この窓穴上方には適当
数の通気孔2が形成されている。ま、通気孔2の
前方頂部側には太陽電池3が設けられている。窓
穴下方はチンガードをなし、このチンガード前部
にも下部通気孔が形成され、ヘルメツト内上方へ
外気を取り込み可能になつている。
第2図は第1図の−線断面である。帽体1
内側には発泡スチロール等の緩衝材からなるライ
ナ4がヘルメツト着用者の頭部を覆うように形成
され、その内方の空間は頭部収容空間をなしてい
る。ライナ4の帽体1側表面には溝が形成され、
帽体1とライナ4の間に帽体1後方下部に形成さ
れた図示しない排気孔と通気孔2を結ぶ導風路5
が形成されている。また、通気孔2に対面するラ
イナ4の部分は開口されており、ここにペルチエ
素子6が固定され、さらに太陽電池3と接続され
ている。このペルチエ素子6は異種金属の接合体
からなり、その接触面に直流電流を流すことによ
り、一方の金属が冷却されるというペルチエ素子
を利用した公知の素子である。したがつて。冷却
面の金属上を通過する外気はこの金属によつて冷
却される。このため、冷却面はライナ4内方の頭
部収容空間内へ臨むよう配設され、一方発熱面は
導風路5内へ臨むよう配設されることになる。
次に作用を説明する。まず第1図において、太
陽電池3からペルチエ素子6へ直流電流を流す
と、第2図に示すペルチエ素子6がペルチエ効果
を発揮し、一方の金属層である冷却面が冷却され
る。そこで、下部通気孔やシールド開放時の窓穴
並びに首の回りのヘルメツト下方開口部から外気
が内部へ入り、これが冷却面と接触することによ
り冷気となつて、矢示のように頭部収容空間内へ
流れ、この空間内を広範囲に冷房する。このとき
ペルチエ素子6は通気孔2と向い合つた前頭部近
傍にあるから、冷却は前部上方から後部下方へ流
れる間、内部を冷房するに十分な長い滞留時間を
確保できる。
また、ペルチエ素子6の発熱面が放出する熱気
は、外気が通気孔2から導風路5内へ入り排気孔
から出る空気流によりヘルメツト外へ放出され
る。このとき、ライナ4内方の頭部収容空間は導
風路5とライナ4によつて隔絶されかつライナ4
によつて断熱されていうので、導風路5を通る熱
により冷房効果が損なわれないようになつてい
る。
そのうえ、ペルチエ素子6をライナ4へ取付け
たことにより、帽体1側にはライナ4を取付ける
ための専用の開口部を何ら形成する必要がない。
ゆえに、帽体1を大がかりに補強したり、制約の
多い帽体1のデザイン変更に苦慮する等の問題は
何ら生じない。
なお、本実施例においては電源として帽体上に
取付けた太陽電池を使用するので、光が十分な限
り電源を得ることができ、夏の炎天下を走行する
ときなどにおける長時間使用に極めて有利であ
る。但し、太陽電池3に代え又はこれと併用して
通常の電池をヘルメツトに内蔵もしくは別置とし
て使用することも当然可能である。さらに自動2
輪車のバツテリー電源等を直接使用することもで
きる。
[考案の効果] 本考案によれば、ペルチエ素子を窓孔上方の通
気孔近傍におけるライナ前部に設け、その冷却面
をライナ内方の頭部収容空間に臨ませて、この空
間内の空気が接触可能とし、しかも冷却された空
気が前部から後部へ流れる間、比較的滞留時間を
長くできるので、頭部収容空間内を局部的でなく
広範囲に冷房できる。また、ペルチエ素子の発熱
面を導風路に臨ませたため、発熱面の熱は導風路
を流れる空気流によりヘルメツト外部へ排出さ
れ、しかもライナにより頭部収容空間内と断熱さ
れるので、頭部収容空間内の冷房に悪影響を与え
ない。ゆえに、ヘルメツト内部は走行停止中はも
ちろんのこと走行中の速度変化等にもあまり影響
されずに所定の冷房効果がある快適なヘルメツト
を提供できる。
そのうえ、ペルチエ素子を帽体でなくライナへ
取付けることにより、帽体にペルチエ素子のため
の専用開口部を設ける必要がなく、大がかりな補
強を不要とし、かつデザインの制約が多い帽体の
形状変更を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は本考案の実施例を示し、第
1図は外観の斜視図、第2図は第1図の−線
断面図である。 符号の説明、1……帽体、2……窓穴上方の通
気孔、3……太陽電池、4……ライナ、5……導
風路、6……ペルチエ素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シールドにより開閉可能な窓穴を前部に設け、
    この窓穴上方に外気を取り入れるための通気孔を
    設け、かつ後方下部に排気孔を設けた帽体と、こ
    の帽体の内側へ嵌装される発泡スチロール等の緩
    衝材からなるライナとを備え、このライナと帽体
    の間に窓穴上方の通気孔と排気孔を結ぶ導風路を
    形成したヘルメツトにおいて、上記窓穴上方に形
    成された通気孔近傍のライナにペルチエ素子を取
    付けるとともに、ペルチエ素子の発熱面を導風路
    に臨ませかつ冷却面をライナ内方の頭部収容空間
    に臨ませてこの頭部収容空間内の空気と接触可能
    にしたことを特徴とする冷房ヘルメツト。
JP1986072213U 1986-05-14 1986-05-14 Expired JPH0421792Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986072213U JPH0421792Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

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JP1986072213U JPH0421792Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

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Publication Number Publication Date
JPS62182940U JPS62182940U (ja) 1987-11-20
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4470263A (en) * 1980-10-14 1984-09-11 Kurt Lehovec Peltier-cooled garment
JPS595699U (ja) * 1982-06-30 1984-01-14 石川島播磨重工業株式会社 裏込剤注入装置

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JPS62182940U (ja) 1987-11-20

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