JPH0421812B2 - - Google Patents
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- JPH0421812B2 JPH0421812B2 JP2026483A JP2026483A JPH0421812B2 JP H0421812 B2 JPH0421812 B2 JP H0421812B2 JP 2026483 A JP2026483 A JP 2026483A JP 2026483 A JP2026483 A JP 2026483A JP H0421812 B2 JPH0421812 B2 JP H0421812B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N15/00—Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
- G01N15/08—Investigating permeability, pore-volume, or surface area of porous materials
- G01N15/088—Investigating volume, surface area, size or distribution of pores; Porosimetry
- G01N15/0886—Mercury porosimetry
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Pathology (AREA)
- Measuring Arrangements Characterized By The Use Of Fluids (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、多孔性物質に存在する細孔の分布を
測定する装置に関し、更に詳しくは、多孔性物質
を水銀内に浸漬し、その水銀の圧力を低圧から高
圧まで変化させて細孔内への水銀侵入量を変化せ
しめ、水銀が侵入し得る最小の細孔直径がその圧
力に反比例する性質を利用して、適宜その圧力と
水銀侵入量を計測することによつて物質に存在す
る細孔の直径分布を測定する、いわゆる水銀圧入
式細孔分布測定装置に関する。
測定する装置に関し、更に詳しくは、多孔性物質
を水銀内に浸漬し、その水銀の圧力を低圧から高
圧まで変化させて細孔内への水銀侵入量を変化せ
しめ、水銀が侵入し得る最小の細孔直径がその圧
力に反比例する性質を利用して、適宜その圧力と
水銀侵入量を計測することによつて物質に存在す
る細孔の直径分布を測定する、いわゆる水銀圧入
式細孔分布測定装置に関する。
(ロ) 従来技術
一般に、この種装置においては、水銀圧入の為
の圧力を、大気圧よりも低い真空に近い状態から
大気圧よりも高い高圧状態にまで変化させる必要
がある。その為、通常、大気圧以下の減圧領域
は、供試試料および水銀を収容する試料セルを、
排気ポンプによつて減圧される減圧ステージ内に
載置して計測を行い、大気圧以上の加圧領域は、
試料セルをオイル等の圧力媒体によつて加圧され
る加圧ステージ内に載置して計測が行われる。
の圧力を、大気圧よりも低い真空に近い状態から
大気圧よりも高い高圧状態にまで変化させる必要
がある。その為、通常、大気圧以下の減圧領域
は、供試試料および水銀を収容する試料セルを、
排気ポンプによつて減圧される減圧ステージ内に
載置して計測を行い、大気圧以上の加圧領域は、
試料セルをオイル等の圧力媒体によつて加圧され
る加圧ステージ内に載置して計測が行われる。
減圧ステージにおいては、試料セル内の水銀の
自重による水銀頭の影響をなくす為、試料セルは
横向きに置かれて計測が行なわれ、加圧ステージ
に移設すると試料セルは縦向きに置かれる。この
とき、水銀自重によつて発生する水銀頭が供試試
料に圧力を作用させるが、従来装置においては、
水銀圧入の為の圧力の計測を圧力計等により各ス
テージ内圧力値によつていた為、測定結果には上
述の水銀頭による圧力の誤差を含んでいた。
自重による水銀頭の影響をなくす為、試料セルは
横向きに置かれて計測が行なわれ、加圧ステージ
に移設すると試料セルは縦向きに置かれる。この
とき、水銀自重によつて発生する水銀頭が供試試
料に圧力を作用させるが、従来装置においては、
水銀圧入の為の圧力の計測を圧力計等により各ス
テージ内圧力値によつていた為、測定結果には上
述の水銀頭による圧力の誤差を含んでいた。
(ハ) 目的
本発明は上記に鑑みなされたもので、上述の水
銀頭による圧力の誤差を含まない精密な測定を行
い得る細孔分布測定装置の提供を目的とする。
銀頭による圧力の誤差を含まない精密な測定を行
い得る細孔分布測定装置の提供を目的とする。
(ニ) 構成
本発明の特徴とするところは、試料セルに少な
くとも水平状態から垂直状態までの任意の傾斜を
与える手段と、その傾斜角度を検出する手段を備
え、水銀自重に起因して発生する圧力を上記角度
から算出し、その圧力による水銀侵入量を計測し
て供試試料の細孔分布測定に供し得るよう構成し
たことにある。
くとも水平状態から垂直状態までの任意の傾斜を
与える手段と、その傾斜角度を検出する手段を備
え、水銀自重に起因して発生する圧力を上記角度
から算出し、その圧力による水銀侵入量を計測し
て供試試料の細孔分布測定に供し得るよう構成し
たことにある。
(ホ) 実施例
以下、図面に基づいて本発明実施例を説明す
る。
る。
第1図は本発明実施例の構成を示すブロツク図
である。
である。
試料Wは試料セル1の試料室部1a内に収容さ
れ、大気圧より低い減圧領域の計測時には減圧ス
テージ2内に載置される。このとき、試料セル1
のステム部1bは減圧ステージ2内のセル取付部
3に0リング3aを介して挿入され、外気に対し
て気密が保たれる。セル取付部3はエア配管4に
よつてセル排気バルブ5を介して真空ポンプ6に
連通しており、エア配管4には圧力計7、リーク
バルブ8が接続されている。セル取付部3はま
た、水銀用配管9によつて水銀脱泡器10と連通
しており、これらは水銀ドレンバルブ11を介し
水銀溜12に連通している。水銀溜12はまた、
水銀用配管9によつて水銀注入バルブ13を介し
て水銀脱泡器10と連通するとともに、エア配管
4によつて水気溜排気バルブ14を介して真空ポ
ンプ6と連通し、更に水銀溜開放バルブ15によ
つて大気と連通することができる。
れ、大気圧より低い減圧領域の計測時には減圧ス
テージ2内に載置される。このとき、試料セル1
のステム部1bは減圧ステージ2内のセル取付部
3に0リング3aを介して挿入され、外気に対し
て気密が保たれる。セル取付部3はエア配管4に
よつてセル排気バルブ5を介して真空ポンプ6に
連通しており、エア配管4には圧力計7、リーク
バルブ8が接続されている。セル取付部3はま
た、水銀用配管9によつて水銀脱泡器10と連通
しており、これらは水銀ドレンバルブ11を介し
水銀溜12に連通している。水銀溜12はまた、
水銀用配管9によつて水銀注入バルブ13を介し
て水銀脱泡器10と連通するとともに、エア配管
4によつて水気溜排気バルブ14を介して真空ポ
ンプ6と連通し、更に水銀溜開放バルブ15によ
つて大気と連通することができる。
試料セル1内は水銀脱泡器10内とともに、セ
ル排気バルブ5を開けリークバルブ8を閉じた状
態で真空ポンプ6によつて排気され、その圧力
(真空度)は圧力計7によつて測定される。排気
後、リークバルブ8を断続的に開放することによ
つて真空に近い減圧状態から大気圧にまで連続的
に昇圧することができる。
ル排気バルブ5を開けリークバルブ8を閉じた状
態で真空ポンプ6によつて排気され、その圧力
(真空度)は圧力計7によつて測定される。排気
後、リークバルブ8を断続的に開放することによ
つて真空に近い減圧状態から大気圧にまで連続的
に昇圧することができる。
水銀溜12内は、セル排気バルブ5、水銀溜開
放バルブ15および水銀ドレンバルブ11を閉
じ、水銀溜排気バルブ14を開けた状態で真空ポ
ンプ6によつて排気され、水銀溜開放バルブ15
を開ければ大気圧にさらされる。また、水銀溜1
2は、水銀脱泡器10とともに試料セル1を満た
すに充分な水銀を貯蔵する為のもので、試料セル
1および水銀脱泡器10が排気された状態で、水
銀溜開放バルブ15を開放し、水銀注入バルブ1
3を開ければ、水銀はノズル9aから水銀脱泡器
10内に噴出し、このとき水銀中に存在する気泡
は減圧状態にある水銀脱泡器10内に拡散し、そ
の下部に溜まる水銀内には気泡は存在しない。な
お、このときセル排気バルブ5を開けて排気を続
けるので、気泡拡散による真空度の低下はない。
放バルブ15および水銀ドレンバルブ11を閉
じ、水銀溜排気バルブ14を開けた状態で真空ポ
ンプ6によつて排気され、水銀溜開放バルブ15
を開ければ大気圧にさらされる。また、水銀溜1
2は、水銀脱泡器10とともに試料セル1を満た
すに充分な水銀を貯蔵する為のもので、試料セル
1および水銀脱泡器10が排気された状態で、水
銀溜開放バルブ15を開放し、水銀注入バルブ1
3を開ければ、水銀はノズル9aから水銀脱泡器
10内に噴出し、このとき水銀中に存在する気泡
は減圧状態にある水銀脱泡器10内に拡散し、そ
の下部に溜まる水銀内には気泡は存在しない。な
お、このときセル排気バルブ5を開けて排気を続
けるので、気泡拡散による真空度の低下はない。
水銀脱泡器10とセル取付部3は水銀配管9に
よつてその下部で連通しているので、水銀脱泡器
10内の水銀液面の上昇と同時にセル取付部3お
よび試料セル1内でも水銀液面が上昇する。水銀
脱泡器10には、水銀注入完了検出接点16と水
銀排出完了検出接点17が設けられ、これらは水
銀脱泡器10内の水銀の注入又は排水の完了を報
知して、注入又は排出を停止する為の信号とな
す。水銀注入完了検出接点16の配設位置は、試
料セル1の配設位置より充分高くしてあるので、
真空に近い減圧状態にある試料セル1内には、ス
テム1bを経て試料室部1aを完全に満たすまで
水銀が注入されるよう構成されている。
よつてその下部で連通しているので、水銀脱泡器
10内の水銀液面の上昇と同時にセル取付部3お
よび試料セル1内でも水銀液面が上昇する。水銀
脱泡器10には、水銀注入完了検出接点16と水
銀排出完了検出接点17が設けられ、これらは水
銀脱泡器10内の水銀の注入又は排水の完了を報
知して、注入又は排出を停止する為の信号とな
す。水銀注入完了検出接点16の配設位置は、試
料セル1の配設位置より充分高くしてあるので、
真空に近い減圧状態にある試料セル1内には、ス
テム1bを経て試料室部1aを完全に満たすまで
水銀が注入されるよう構成されている。
水銀注入完了検出接点16が作動した後、水銀
溜開放バルブ15とセル排気バルブ5を閉じ、水
銀溜排気バルブ14を開けて水銀溜12内を排気
し、水銀ドレンバルブ11を開放すると水銀脱泡
器10およびセル取付部3内から水銀が自重によ
つて落下し、水銀溜12内に戻される。
溜開放バルブ15とセル排気バルブ5を閉じ、水
銀溜排気バルブ14を開けて水銀溜12内を排気
し、水銀ドレンバルブ11を開放すると水銀脱泡
器10およびセル取付部3内から水銀が自重によ
つて落下し、水銀溜12内に戻される。
減圧ステージ2に装着された回転軸18は、ス
テージ駆動装置19によつて回転駆動され、これ
によつて試料セル1は減圧ステージ2ごと、ステ
ム部1bが水平の状態からステム部1bを上方に
向けた垂直の状態まで任意の角度で停止され、傾
斜が与えられるように構成され、その傾斜角度は
傾斜角度読取装置20によつて検出される。な
お、エア配管4および水銀用配管9の減圧ステー
ジ2近傍部分は、減圧ステージ2の傾斜を妨げな
いようフレキシブルチユーブ21が採用されてい
る。
テージ駆動装置19によつて回転駆動され、これ
によつて試料セル1は減圧ステージ2ごと、ステ
ム部1bが水平の状態からステム部1bを上方に
向けた垂直の状態まで任意の角度で停止され、傾
斜が与えられるように構成され、その傾斜角度は
傾斜角度読取装置20によつて検出される。な
お、エア配管4および水銀用配管9の減圧ステー
ジ2近傍部分は、減圧ステージ2の傾斜を妨げな
いようフレキシブルチユーブ21が採用されてい
る。
試料セル1は、そのステム部1bに配設された
シース電極22と試料セル1内部の水銀とによつ
てコンデンサを形成し、ステム部1bにおける水
銀液面の変位は、このコンデンサの容量変化を静
電容量検出器23でとらえることによつて計測さ
れる。
シース電極22と試料セル1内部の水銀とによつ
てコンデンサを形成し、ステム部1bにおける水
銀液面の変位は、このコンデンサの容量変化を静
電容量検出器23でとらえることによつて計測さ
れる。
大気圧より高圧の加圧領域の計測に当つては、
試料セル1は加圧ステージ24内に移設される。
加圧ステージ24は油圧バルブ25を介して圧力
発生器26と連通しており、オイルを圧力媒体と
して加圧ステージ24内に高圧力が加えられる。
その圧力は媒体圧力計27によつて検出され、ま
た、試料セル1のステム部1bにおける水銀液面
の変位は、減圧ステージ2と同様シース電極22
と水銀とによるコンデンサの容量を静電容量検出
器23′によつてとらえられて計測される。
試料セル1は加圧ステージ24内に移設される。
加圧ステージ24は油圧バルブ25を介して圧力
発生器26と連通しており、オイルを圧力媒体と
して加圧ステージ24内に高圧力が加えられる。
その圧力は媒体圧力計27によつて検出され、ま
た、試料セル1のステム部1bにおける水銀液面
の変位は、減圧ステージ2と同様シース電極22
と水銀とによるコンデンサの容量を静電容量検出
器23′によつてとらえられて計測される。
次に本発明実施例の作用を、使用方法とともに
述べる。
述べる。
先ず、供試試料Wを試料セル1内に収容し、減
圧ステージ2内に置く。このとき、減圧2はステ
ージ駆動装置19および回転軸18によつて、試
料セル1が水平の状態になるような位置で停止さ
れている。各バルブを操作して試料セル1内の排
気を行い、水銀を水銀注入完了検出接点16が作
動するまで注入し、水銀溜12の排気を行う。次
に、水銀ドレンバルブ11を開け、水銀を自重に
よつて水銀溜12内に落下させるが、このとき、
試料セル1内の水銀まで落下させない為に、試料
セル1内に水銀が満たされた時点でセル排気バル
ブ5を閉じ、リークバルブ8を一瞬開けることに
よりエア配管4を通じて若干の空気圧(通常0.05
Kg/cm2abs.程度)をかけておく。こうすれば水銀
がセル取付部3から落下するに当り、試料セル1
内の水銀は試料セル1内部にとどまる。水銀排出
完了検出接点17が作動して水銀の排出完了が検
出された時点において、試料セル1には水銀が充
填された状態でその圧力は上述の0.05Kg/cm2abs.
程度であつて、その圧力から減圧域の測定が行な
われることになる。減圧域の測定は、リークバル
ブ8を短時間づつ断続的に開放することにより空
気に断続的に大気圧にまで上昇させることによつ
て行なわれ、その各圧力と対応する水銀侵入量が
計測される。
圧ステージ2内に置く。このとき、減圧2はステ
ージ駆動装置19および回転軸18によつて、試
料セル1が水平の状態になるような位置で停止さ
れている。各バルブを操作して試料セル1内の排
気を行い、水銀を水銀注入完了検出接点16が作
動するまで注入し、水銀溜12の排気を行う。次
に、水銀ドレンバルブ11を開け、水銀を自重に
よつて水銀溜12内に落下させるが、このとき、
試料セル1内の水銀まで落下させない為に、試料
セル1内に水銀が満たされた時点でセル排気バル
ブ5を閉じ、リークバルブ8を一瞬開けることに
よりエア配管4を通じて若干の空気圧(通常0.05
Kg/cm2abs.程度)をかけておく。こうすれば水銀
がセル取付部3から落下するに当り、試料セル1
内の水銀は試料セル1内部にとどまる。水銀排出
完了検出接点17が作動して水銀の排出完了が検
出された時点において、試料セル1には水銀が充
填された状態でその圧力は上述の0.05Kg/cm2abs.
程度であつて、その圧力から減圧域の測定が行な
われることになる。減圧域の測定は、リークバル
ブ8を短時間づつ断続的に開放することにより空
気に断続的に大気圧にまで上昇させることによつ
て行なわれ、その各圧力と対応する水銀侵入量が
計測される。
大気圧までな測定が完了すれば、ステージ駆動
装置19によつて回転軸18を所定量づつ回転せ
しめ、試料セル1を水平状態から所定角度づつ垂
直状態にまで回動させ、水平線に対する試料セル
1の傾斜角度αと、各傾斜角度における水銀液面
の変位量(水銀侵入量)が計測される。
装置19によつて回転軸18を所定量づつ回転せ
しめ、試料セル1を水平状態から所定角度づつ垂
直状態にまで回動させ、水平線に対する試料セル
1の傾斜角度αと、各傾斜角度における水銀液面
の変位量(水銀侵入量)が計測される。
垂直状態までの計測が終了すれば、試料セル1
は加圧ステージ24に移設されるが、当然このと
き試料セル1は垂直状態に置かれる。加圧ステー
ジ24では、内部にオイルを充填した後、圧力発
生器26によつて所定の高圧力にまで圧力を順次
上昇させ、その圧力と対応して水銀侵入量が計測
される。
は加圧ステージ24に移設されるが、当然このと
き試料セル1は垂直状態に置かれる。加圧ステー
ジ24では、内部にオイルを充填した後、圧力発
生器26によつて所定の高圧力にまで圧力を順次
上昇させ、その圧力と対応して水銀侵入量が計測
される。
以上の測定において、細孔直径Dと試料に作用
する圧力Pの関係は、水銀の表面張力をσ、試料
と水銀との接触角をθとすれば D=−(1/P)・4σ・cosθ ……(1) で表わされ、試料に作用する圧力Pは、水銀が侵
入し得る最大の細孔直径Dに換算することがで
き、また侵入した水銀の体積は、そき時点の圧力
に対応する細孔直径よりも大きいすべての細孔容
積を表わすので、順次圧力を変化せしめて各圧力
における水銀侵入量を計測することによつて、供
試試料の細孔分布が求められる。(1)式において、
圧力Pは、空気圧あるいは油圧の圧力を計測して
得られる圧力P1と、水平状態以外の試料セル1
内の試料に作用するステム部1bの水銀自重によ
る水銀頭P2が含まれ、P2は、ステム部1bの全
長をL、圧力Pにおける水銀の変化量をV、ステ
ムの断面積をA、水平線に対するステム部1bの
傾斜角をαとすれば、 P2=(L−V/A)・sinα〔cmHg〕 ……(2) と表わされることができる。従つて(1)、(2)式よ
り、試料セル1の傾斜角度αと水銀侵入量Vを測
定することによつて、水銀自重による水銀頭P2
を算出することができる。
する圧力Pの関係は、水銀の表面張力をσ、試料
と水銀との接触角をθとすれば D=−(1/P)・4σ・cosθ ……(1) で表わされ、試料に作用する圧力Pは、水銀が侵
入し得る最大の細孔直径Dに換算することがで
き、また侵入した水銀の体積は、そき時点の圧力
に対応する細孔直径よりも大きいすべての細孔容
積を表わすので、順次圧力を変化せしめて各圧力
における水銀侵入量を計測することによつて、供
試試料の細孔分布が求められる。(1)式において、
圧力Pは、空気圧あるいは油圧の圧力を計測して
得られる圧力P1と、水平状態以外の試料セル1
内の試料に作用するステム部1bの水銀自重によ
る水銀頭P2が含まれ、P2は、ステム部1bの全
長をL、圧力Pにおける水銀の変化量をV、ステ
ムの断面積をA、水平線に対するステム部1bの
傾斜角をαとすれば、 P2=(L−V/A)・sinα〔cmHg〕 ……(2) と表わされることができる。従つて(1)、(2)式よ
り、試料セル1の傾斜角度αと水銀侵入量Vを測
定することによつて、水銀自重による水銀頭P2
を算出することができる。
以上のことは、第2図に本発明実施例による細
孔分布曲線を示す如く、図中に示す減圧ステー
ジにおける測定領域と、に示す加圧ステージに
おける測定領域とに挟まれたに示す領域の測定
を、試料セル1の傾斜により水銀頭P2を変化せ
しめることによつて可能とするばかりでなく、従
来、の領域において含まれていた圧力あるいは
水銀侵入量の誤差を解消し得ることを示してい
る。
孔分布曲線を示す如く、図中に示す減圧ステー
ジにおける測定領域と、に示す加圧ステージに
おける測定領域とに挟まれたに示す領域の測定
を、試料セル1の傾斜により水銀頭P2を変化せ
しめることによつて可能とするばかりでなく、従
来、の領域において含まれていた圧力あるいは
水銀侵入量の誤差を解消し得ることを示してい
る。
なお、試料セル1の傾斜を、水平状態から垂直
状態に変化させるに当り、途中で停止させず、変
化直前直後の水銀侵入量を計測し、垂直状態に変
化された以後の圧力Pについて、油圧圧力P1に
上述の水銀頭P2(α=90°)を加味して計算しても
よいことは云うまでもない。また、上述の実施例
の説明では、圧力を増圧する方向の測定について
述べたが、増圧後の圧力を順次降圧して、計測を
行う、ヒステリシス測定をも行い得ることは勿論
であり、この場合、加圧ステージでの計測終了後
に試料セルを垂直の状態で1気圧の減圧ステージ
に置き、減圧ステージを水平状態にまで適宜傾斜
せしめて計測を行つた後、減圧ステージでの低圧
測定を行う。
状態に変化させるに当り、途中で停止させず、変
化直前直後の水銀侵入量を計測し、垂直状態に変
化された以後の圧力Pについて、油圧圧力P1に
上述の水銀頭P2(α=90°)を加味して計算しても
よいことは云うまでもない。また、上述の実施例
の説明では、圧力を増圧する方向の測定について
述べたが、増圧後の圧力を順次降圧して、計測を
行う、ヒステリシス測定をも行い得ることは勿論
であり、この場合、加圧ステージでの計測終了後
に試料セルを垂直の状態で1気圧の減圧ステージ
に置き、減圧ステージを水平状態にまで適宜傾斜
せしめて計測を行つた後、減圧ステージでの低圧
測定を行う。
(ヘ) 効果
以上説明したように、本発明によれば、従来装
置では含まれていた、試料セルを立てることによ
り発生する水銀頭による誤差を解消し、更にその
傾斜量を任意に変化せしめて水銀頭を変化せし
め、その各傾斜における水銀侵入量を計測して、
従来装置では計測不可能の領域での細孔分布曲線
をも求めることができ、厳密な細孔分布の測定が
可能となつた。
置では含まれていた、試料セルを立てることによ
り発生する水銀頭による誤差を解消し、更にその
傾斜量を任意に変化せしめて水銀頭を変化せし
め、その各傾斜における水銀侵入量を計測して、
従来装置では計測不可能の領域での細孔分布曲線
をも求めることができ、厳密な細孔分布の測定が
可能となつた。
第1図は本発明実施例の構成を示すブロツク
図、第2図は本発明実施例によつて測定された細
孔分布曲線である。 1……試料セル、1b……ステム部、2……減
圧ステージ、6……真空ポンプ、7……圧力計、
10……水銀脱泡器、12……水銀溜、18……
回転軸、19……ステージ駆動装置、20……傾
斜角度読取装置、22……シース電極、23,2
3′……静電容量検出器、24……圧力ステージ、
26……圧力発生器、27……媒体圧力計。
図、第2図は本発明実施例によつて測定された細
孔分布曲線である。 1……試料セル、1b……ステム部、2……減
圧ステージ、6……真空ポンプ、7……圧力計、
10……水銀脱泡器、12……水銀溜、18……
回転軸、19……ステージ駆動装置、20……傾
斜角度読取装置、22……シース電極、23,2
3′……静電容量検出器、24……圧力ステージ、
26……圧力発生器、27……媒体圧力計。
Claims (1)
- 1 多孔性の供試試料が載置された試料セル内に
水銀を充填、上記試料セル内の水銀に作用する圧
力を大気圧より低圧の領域と大気圧より高圧の領
域で変化させて、供試試料に存在する細孔内への
水銀侵入量を変化せしめ、上記圧力と水銀侵入量
を順次計測して各圧力に対応する水銀侵入量を求
め、上記各圧力を水銀が侵入し得る細孔直径に換
算することによつて供試試料に存在する細孔の直
径分布を測定する装置において、上記試料セルに
少なくとも水平状態から垂直状態までの傾斜を与
える手段と、その傾斜の角度を検出する手段とを
備え、水銀自重に起因して発生する圧力を上記角
度から算出し、その圧力による水銀侵入量を計測
して供試試料の細孔分布測定に供し得るよう構成
したことを特徴とする細孔分布測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2026483A JPS59145948A (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 細孔分布測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2026483A JPS59145948A (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 細孔分布測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59145948A JPS59145948A (ja) | 1984-08-21 |
| JPH0421812B2 true JPH0421812B2 (ja) | 1992-04-14 |
Family
ID=12022334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2026483A Granted JPS59145948A (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 細孔分布測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59145948A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105842138B (zh) * | 2016-03-25 | 2018-11-16 | 南通市飞宇石油科技开发有限公司 | 一种汞柱界面自动调节系统及岩心孔隙结构测定仪 |
-
1983
- 1983-02-08 JP JP2026483A patent/JPS59145948A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59145948A (ja) | 1984-08-21 |
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