JPH0421861Y2 - - Google Patents
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- JPH0421861Y2 JPH0421861Y2 JP7068487U JP7068487U JPH0421861Y2 JP H0421861 Y2 JPH0421861 Y2 JP H0421861Y2 JP 7068487 U JP7068487 U JP 7068487U JP 7068487 U JP7068487 U JP 7068487U JP H0421861 Y2 JPH0421861 Y2 JP H0421861Y2
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- sheet pile
- earth
- nonwoven fabric
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- Expired
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Landscapes
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、土止め工事等の場合に地中に敷設さ
れる透水性矢板に関する。
れる透水性矢板に関する。
護岸工事、掘削作業等の際に、地中に敷設され
る矢板として、鋼矢板、木矢板、鉄筋コンクリー
ト矢板等が従来から使用されている(昭和51年6
月30日 株式会社オーム社発行 沼田政矩編集
「土木工学ポケツトブツク(JR版)」第469〜470
頁参照)。これらの矢板にあつては、地中に敷設
した矢板の平面部で土圧を受け、土砂の崩壊を防
いでいる。
る矢板として、鋼矢板、木矢板、鉄筋コンクリー
ト矢板等が従来から使用されている(昭和51年6
月30日 株式会社オーム社発行 沼田政矩編集
「土木工学ポケツトブツク(JR版)」第469〜470
頁参照)。これらの矢板にあつては、地中に敷設
した矢板の平面部で土圧を受け、土砂の崩壊を防
いでいる。
従来の矢板は、土圧及び水圧に耐えるように、
全体を中実に設計されている。そのため、工事現
場の土砂が水分を含んでいるような場合、矢板相
互の接続が不充分であるとき、その接続部から周
囲の土砂及び水分が急激に流れ込み、掘削作業を
中止しなければならない状態となる。また、この
水圧は掘削深度が大きくなるにつれて増加するの
で、過剰の水圧によつて矢板が変形する場合もあ
る。そのため、矢板を支保工により補強すること
が必要とされていた。
全体を中実に設計されている。そのため、工事現
場の土砂が水分を含んでいるような場合、矢板相
互の接続が不充分であるとき、その接続部から周
囲の土砂及び水分が急激に流れ込み、掘削作業を
中止しなければならない状態となる。また、この
水圧は掘削深度が大きくなるにつれて増加するの
で、過剰の水圧によつて矢板が変形する場合もあ
る。そのため、矢板を支保工により補強すること
が必要とされていた。
そこで、本考案は、水圧によるこのような影響
を排除して、掘削作業を容易に行うことができ、
しかも敷設された状態での形状を安定させた矢板
を提供することを目的とする。
を排除して、掘削作業を容易に行うことができ、
しかも敷設された状態での形状を安定させた矢板
を提供することを目的とする。
本考案の透水性矢板は、その目的を達成するた
め、周辺部を金属製の枠体とし、該枠体で囲まれ
た内部に透水性の不織布を張り、該不織布の両面
に網状体又は有孔シートを積層したことを特徴と
する。
め、周辺部を金属製の枠体とし、該枠体で囲まれ
た内部に透水性の不織布を張り、該不織布の両面
に網状体又は有孔シートを積層したことを特徴と
する。
以下、図面を参照しながら、実施例により本考
案の特徴を具体的に説明する。
案の特徴を具体的に説明する。
第1図は、本考案実施例の透水性矢板を示す断
面図である。
面図である。
この透水性矢板1は、周囲を区画する金属製の
枠体2と、この枠体2の内部平面に張設された透
水性の不織布3と、不織布3の両面に積層された
有孔板4又は網状体からなる。枠体2としては、
普通鋼、ステンレス鋼等を成形加工したもの、或
いは鋳鋼等から製造されたものが使用できる。不
織布3には、耐食性に優れた石綿、化学繊維、合
成繊維等が使用される。また、有孔板4には、耐
食性及び強度の大きな金属板、合成樹脂板等が使
用される。この有孔板4は、透水性矢板1を打設
或いは引き抜くときに、不織布3が周囲の土砂等
に触れて枠体2から離脱することを防ぐ作用をも
つ。或いは、有孔板4に代えて、耐食性及び強度
の大きな材料で編成した網状体を使用することも
できる。
枠体2と、この枠体2の内部平面に張設された透
水性の不織布3と、不織布3の両面に積層された
有孔板4又は網状体からなる。枠体2としては、
普通鋼、ステンレス鋼等を成形加工したもの、或
いは鋳鋼等から製造されたものが使用できる。不
織布3には、耐食性に優れた石綿、化学繊維、合
成繊維等が使用される。また、有孔板4には、耐
食性及び強度の大きな金属板、合成樹脂板等が使
用される。この有孔板4は、透水性矢板1を打設
或いは引き抜くときに、不織布3が周囲の土砂等
に触れて枠体2から離脱することを防ぐ作用をも
つ。或いは、有孔板4に代えて、耐食性及び強度
の大きな材料で編成した網状体を使用することも
できる。
不織布3は、繊維が縦横に絡み合つたものであ
り、その平面方向に関する引張りに対して充分な
耐力を示すことは勿論、平面と直角な方向から加
わる力に対しても充分な強度をもつ。このため、
面厚Pが加わつた場合にあつても、矢板1から分
離することなく、不織布3は、その繊維の絡合い
によつて枠体2の内部空間に保持される。この繊
維の絡合いに加え、不織布3の外側に有孔板4が
配置されているので、面圧Pに対する矢板1の耐
力は、一層優れたものとなる。
り、その平面方向に関する引張りに対して充分な
耐力を示すことは勿論、平面と直角な方向から加
わる力に対しても充分な強度をもつ。このため、
面厚Pが加わつた場合にあつても、矢板1から分
離することなく、不織布3は、その繊維の絡合い
によつて枠体2の内部空間に保持される。この繊
維の絡合いに加え、不織布3の外側に有孔板4が
配置されているので、面圧Pに対する矢板1の耐
力は、一層優れたものとなる。
金属製の枠体2には、第2図に示すように、敷
設方向に沿つて単数又は複数の補強材5を取り付
けても良い。この補強材5を中心として、不織布
3を枠体2の内部に張設する。このとき、補強材
5に適宜の突起を形成し、その突起に不織布3を
絡めることにより、枠体2から不織布3の離脱を
防止することが確実となる。補強材5としては、
第2図に示した棒状の外に、適当な孔を穿設した
板体を使用することも可能である。
設方向に沿つて単数又は複数の補強材5を取り付
けても良い。この補強材5を中心として、不織布
3を枠体2の内部に張設する。このとき、補強材
5に適宜の突起を形成し、その突起に不織布3を
絡めることにより、枠体2から不織布3の離脱を
防止することが確実となる。補強材5としては、
第2図に示した棒状の外に、適当な孔を穿設した
板体を使用することも可能である。
また、枠体2の下辺6は、その断面形状を第1
図に示すように先の尖つたものとすることが好ま
しい。すなわち、補強材5等によつて矢板1が所
定の打設強度をもつものである場合、地中に敷設
した矢板1の頭部を叩くことにより、矢板1を所
定の深さに埋設することができる。このとき、打
設力が下辺6の先端部に集中し、矢板1の進入が
促進される。
図に示すように先の尖つたものとすることが好ま
しい。すなわち、補強材5等によつて矢板1が所
定の打設強度をもつものである場合、地中に敷設
した矢板1の頭部を叩くことにより、矢板1を所
定の深さに埋設することができる。このとき、打
設力が下辺6の先端部に集中し、矢板1の進入が
促進される。
第3図は、この透水性矢板1を地中に敷設した
とき、透水性矢板1に加わる土圧及び水圧の影響
を説明するための図である。
とき、透水性矢板1に加わる土圧及び水圧の影響
を説明するための図である。
土圧P1は、土砂がその重量によつて垂直下方
に押さえられるため、地面Lから下方に向けて大
きくなり、ある深さに達すると一定となる。他
方、水圧P2は、上方にある土砂等の重量が流動
性のある水に加わるため、地面L下の水面レベル
WLから下方に向けて順次大きくなる。この土圧
P1及び水圧P2の加算された面圧P(P1+P2)が矢
板1に加わり、矢板1を側方に押しやろうとす
る。
に押さえられるため、地面Lから下方に向けて大
きくなり、ある深さに達すると一定となる。他
方、水圧P2は、上方にある土砂等の重量が流動
性のある水に加わるため、地面L下の水面レベル
WLから下方に向けて順次大きくなる。この土圧
P1及び水圧P2の加算された面圧P(P1+P2)が矢
板1に加わり、矢板1を側方に押しやろうとす
る。
ここで、従来の鋼矢板等にあつては、水不透過
性の材料でできているため、打設深度が大きくな
ればなるほど、矢板1に大きな水圧P2が加わる。
その結果、矢板1の構造的に弱い部分、たとえば
継目等から土砂及び地下水が掘削孔H内に流入す
る。この土砂及び地下水の流入は、矢板1の強度
を土圧P1+水圧P2が上回つたときに生じるので、
急激なものとなる。或いは、地下水の流入がない
までも、大きな水圧P2により矢板1が変形し、
掘削孔Hの形状にずれが生じる。
性の材料でできているため、打設深度が大きくな
ればなるほど、矢板1に大きな水圧P2が加わる。
その結果、矢板1の構造的に弱い部分、たとえば
継目等から土砂及び地下水が掘削孔H内に流入す
る。この土砂及び地下水の流入は、矢板1の強度
を土圧P1+水圧P2が上回つたときに生じるので、
急激なものとなる。或いは、地下水の流入がない
までも、大きな水圧P2により矢板1が変形し、
掘削孔Hの形状にずれが生じる。
この点、本実施例の透水性矢板1にあつては、
掘削孔H周辺の土砂に含まれている地下水が、不
織布3を通して掘削孔H内に常時流入する。した
がつて、掘削深度が大きくなつても、第3図に示
した水圧P2の増加はみられず、透水性矢板1に
加わる面圧Pは、主として土圧P1だけとなる。
その結果、掘削深度が大きくなつても、打設され
た透水性矢板1は安定する。そして、掘削孔H内
に流入した地下水を常時又は定期的に汲み上げる
ことによつて、掘削作業等が円滑に行われる。
掘削孔H周辺の土砂に含まれている地下水が、不
織布3を通して掘削孔H内に常時流入する。した
がつて、掘削深度が大きくなつても、第3図に示
した水圧P2の増加はみられず、透水性矢板1に
加わる面圧Pは、主として土圧P1だけとなる。
その結果、掘削深度が大きくなつても、打設され
た透水性矢板1は安定する。そして、掘削孔H内
に流入した地下水を常時又は定期的に汲み上げる
ことによつて、掘削作業等が円滑に行われる。
また、枠体2の内部に不織布3が張設されてい
るので、矢板1の重量は軽減される。そのため、
矢板1の据え付けを、一人の作業者によつて簡単
に行うことができる。
るので、矢板1の重量は軽減される。そのため、
矢板1の据え付けを、一人の作業者によつて簡単
に行うことができる。
以上に説明したように、本考案の透水性矢板に
おいては、枠体で囲まれた内部に透水性の不織布
を張設しているので、地下水は常時この不織布を
通して掘削孔内に流入し、矢板に大きな水圧が加
わることが防止される。そのため、掘削深度が大
きな場合にあつても、地下水及び土砂の急激な流
入や矢板の変形を起こすことなく、支保工等によ
る補強や周辺の土壁に対する薬液注入等を必要と
せずに、安全な条件下での作業が可能となる。ま
た、不織布の張設によつて、矢板自体の軽量化も
図られ、取扱い、据え付け等の作業負担が軽減さ
れる。
おいては、枠体で囲まれた内部に透水性の不織布
を張設しているので、地下水は常時この不織布を
通して掘削孔内に流入し、矢板に大きな水圧が加
わることが防止される。そのため、掘削深度が大
きな場合にあつても、地下水及び土砂の急激な流
入や矢板の変形を起こすことなく、支保工等によ
る補強や周辺の土壁に対する薬液注入等を必要と
せずに、安全な条件下での作業が可能となる。ま
た、不織布の張設によつて、矢板自体の軽量化も
図られ、取扱い、据え付け等の作業負担が軽減さ
れる。
第1図は本考案の透水性矢板を示す断面図であ
り、第2図はその矢板に使用される枠体の一例を
示す斜視図、第3図は本考案の効果を説明するた
めの図である。 1……透水性矢板、2……枠体、3……不織
布、4……有孔板、5……補強材、6……枠体の
下辺、P……面圧、P1……土圧、P2……水圧、
L……地面、H……掘削孔。
り、第2図はその矢板に使用される枠体の一例を
示す斜視図、第3図は本考案の効果を説明するた
めの図である。 1……透水性矢板、2……枠体、3……不織
布、4……有孔板、5……補強材、6……枠体の
下辺、P……面圧、P1……土圧、P2……水圧、
L……地面、H……掘削孔。
Claims (1)
- 周辺部を金属製の枠体とし、該枠体で囲まれた
内部に透水性の不織布を張り、該不織布の両面に
網状体又は有孔シートを積層したことを特徴とす
る透水性矢板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7068487U JPH0421861Y2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7068487U JPH0421861Y2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63181628U JPS63181628U (ja) | 1988-11-24 |
| JPH0421861Y2 true JPH0421861Y2 (ja) | 1992-05-19 |
Family
ID=30912543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7068487U Expired JPH0421861Y2 (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0421861Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-11 JP JP7068487U patent/JPH0421861Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63181628U (ja) | 1988-11-24 |
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