JPH04218652A - 溶融アルミニウムめっきクロム含有鋼板の製造方法 - Google Patents

溶融アルミニウムめっきクロム含有鋼板の製造方法

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JPH04218652A
JPH04218652A JP40386790A JP40386790A JPH04218652A JP H04218652 A JPH04218652 A JP H04218652A JP 40386790 A JP40386790 A JP 40386790A JP 40386790 A JP40386790 A JP 40386790A JP H04218652 A JPH04218652 A JP H04218652A
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JP
Japan
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plating
chromium
steel sheet
hot
dip aluminum
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Withdrawn
Application number
JP40386790A
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English (en)
Inventor
Misako Tochihara
栃 原 美佐子
Yasushi Kato
加 藤  康
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密着性に優れた溶融ア
ルミニウムめっきクロム含有鋼板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来建築物の外装パネルや屋根材あるい
は自動車外装用部材は表面が美麗でかつ耐食性が要求さ
れるので普通鋼のアルミめっき鋼板や、Znめっき鋼板
が使用されてきた。
【0003】しかし、近年では、ウォーターフロント開
発がさかんに行なわれ、これに伴いさらに高耐食性素材
が要求されるようになり、また自動車部門においては、
短時間走行によるマフラー内での結露水による内面腐食
、塩害などによる外面腐食などの問題、さらに自動車の
保証期間の延長や車検の3年化等自動車用鋼に求められ
る耐食性も年々厳しくなっている。
【0004】以上のような背景から、近年では、ステン
レス鋼を建材用あるいは自動車用鋼として用いることが
一般化し、ごく最近では、さらに高耐食性素材としてク
ロム含有鋼板にアルミニウムめっき(米国特許第467
5214号)あるいはZnめっきを施した素材が開発さ
れ、使用され始めている。
【0005】しかし、クロム含有鋼板に溶融アルミニウ
ムめっき等を施す場合クロム含有鋼板表面に酸化皮膜が
存在する故に密着性が悪い。そこでクロム含有鋼板上へ
溶融アルミニウムめっき等を施す場合、何らかの前処理
が必要となる。
【0006】本発明者らは、これまでに溶融アルミニウ
ムめっきの下地処理として、Cuめっき、Fe、Fe−
Ni、Fe−P、Fe−Bめっき、あるいはNiめっき
等を施すことで溶融アルミニウムめっきの密着性が改善
されることをみいだした。しかし、より良い密着性ある
いは生産性の面からの下地前処理めっき時の電流効率に
ついての検討は充分ではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これまで、クロム含有
鋼板に溶融アルミニウムめっきを施す際の下地処理とし
て、本発明者らは、Fe−Bめっき、Fe−Pめっき、
Cuめっき等を施すことが有効であるという知見をもっ
ていたが、より良い密着性あるいは電流効率の点では、
充分でなかった。
【0008】そこで、本発明は特に溶融アルミニウムめ
っきを施す際の下地処理としてFe−Pめっきを行なう
場合、密着性に優れ、かつ、電流効率の点からも有効で
あるFe−Pめっき条件を提供し、密着性に優れた溶融
アルミニウムめっきクロム含有鋼板を得ることを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】耐食性に優れた溶融アル
ミニウムめっきクロム含有鋼板を得るためには、鋼板上
にアルミニウムめっきが密着良く形成されることが必要
であり、このためには溶融アルミニウムの下地処理とし
て密着性に優れたFe−Pめっきを行うことが必要であ
るというこれまでの知見から、クロム含有鋼板にFe−
Pめっきを施す際密着性に優れしかも電流効率も高いF
e−Pめっき方法を種々検討した結果有効なFe−Pめ
っき条件を見い出すに至った。
【0010】すなわち、本発明は、クロムを3wt%以
上含有するクロム含有鋼板に溶融アルミニウムめっきを
行うにあたり、脱脂工程を経たクロム含有鋼板表面を活
性化処理あるいはNiめっきした後、電流密度20〜2
00A/dm2 、相対流速4m/sec 以下で片面
当りの付着量が0.05〜3.0μmのFe−Pめっき
を行い、この後非酸化性雰囲気で鋼板を加熱し、続いて
溶融アルミニウムめっきを行うことを特徴とする溶融ア
ルミニウムめっきクロム含有鋼板の製造方法を提供する
ものである。
【0011】前記Fe−Pめっきを施す際の浴のpHが
2以下で、浴温が30〜90℃であるのが好ましい。
【0012】以下に本発明をさらに詳細に説明する。
【0013】本発明の方法を実施する場合、たとえば、
脱脂→水洗→活性化処理あるいは、Niめっき→水洗→
Fe−Pめっき→水洗→乾燥→加熱→溶融アルミニウム
めっきの工程をとる。
【0014】本発明で用いる鋼板基板は、ステンレス鋼
板や耐熱鋼板等のクロムを3重量%以上含有する鋼板で
ある。なお、鋼板には鋼帯も含む。クロムが3重量%未
満であると、たとえAlめっきを施しても耐食性に劣る
ので好ましくない。
【0015】このような鋼板には、通常、その用途に応
じ、ニッケル(0〜15重量%程度)、チタン(0〜0
.5重量%程度)、モリブデン(0〜2.5重量%程度
)、ニオブ(0〜0.5重量%程度)、アルミニウム(
0〜5重量%程度)、ジルコニウム(0〜0.5重量%
程度)、マンガン(0〜2重量%程度)、ケイ素(0〜
1重量%程度)、銅(0〜1重量%程度)、バナジュー
ム(0〜0.5重量%程度)などが添加されているが、
これらは、その添加量が一般的な範囲であれば、本発明
の趣旨を損ねることはないので、これらが添加されてい
る鋼板を用いてもよい。
【0016】本発明で行なう脱脂工程は、クロム含有鋼
板表面に油等の汚れがついているとめっきむらやめっき
密着性不良の原因となるので不可欠である。脱脂条件に
ついてはクロム含有鋼板表面の汚れが完全に除去できれ
ば、脱脂条件は特に、限定しないが、NaOH等のアル
カリ性水溶液中で電解脱脂することが望ましい。脱脂後
水洗し、Fe−Pめっきの予備処理として塩酸や硫酸や
りん酸を用い浸漬あるいは電解処理により活性化処理あ
るいはNiめっきを0.1μm 以上施すことが望まし
い。Niめっきの浴組成及び電解条件等は公知の方法で
行えばよい。
【0017】活性下処理あるいはNiめっき後水洗し、
片面当たり0.05〜3.0μmのFe−Pめっきを施
す。Fe−Pめっきの目付量が0.05μm未満であれ
ば溶融アルミニウムめっきの密着性改善効果が少なく、
3.0μm超であるとFe−Pめっき自身に割れが発生
し、その効果が十分に得られない。またFe2+が20
g/lより少ないと不均一なめっきとなり、300g/
lより多いと沈殿を生じるため、Fe2+は20g/l
〜300g/lであることが望ましい。Fe3+は20
g/lより多いとめっきの剥離が生じるので20g/l
以下であることが望ましい。
【0018】Fe−Pめっき浴の電流密度と流速を変化
させめっきの密着性および電流効率等を調べた。密着性
の評価方法として、デュポン衝撃試験を用い、めっき面
の凸部をテープ剥離テストし、剥離度を評価した。
【0019】その結果次のことが判明した。すなわち電
流速度が20A/dm2 未満であればFe−Pめっき
が充分に形成されず、200A/dm2 より大きけれ
ばFe−Pめっき層が不均一となり、溶融アルミニウム
めっきの密着性を悪化させる。また、めっき液と被めっ
き鋼板との相対流速が4m/sec より大きくなると
、H2 発生がさかんとなって電流効率が10%以下と
著しく低下し、またクロム含有鋼板の場合、相対流速が
4m/sec より大きくなると液の流れが乱流となり
めっきが不均一になる。
【0020】この時のFe−Pめっき浴組成としては、
公知の浴組成で行えばよいが、pHが2より高いと密着
性が著しく悪化するため、2以下とする。また浴温は9
0℃を越えるとpH管理が著しく、30℃未満ではめっ
きが不均一なため浴温は30〜90℃とする。
【0021】Fe−Pめっきを施した後水洗・乾燥後鋼
板の加熱処理を行なう。鋼板加熱時の雰囲気ガスは、非
酸化性ガスとする。鋼板加熱を酸化性ガス雰囲気下で行
なうと、Fe−P層の酸化が著しく、そのため、本願の
目的が達せられなくなる。なお、非酸化性ガスとしては
、水素ガス、窒素ガス、アルゴンガス、あるいはこれら
の混合ガスを用いることが好ましい。加熱温度は必要に
応じ750〜900℃程度にするのがよい。
【0022】溶融アルミニウム浴としては、不可避的不
純物は含むが実質的な純アルミニウム浴、またはアルミ
ニウム合金浴を用いる。なお、アルミニウム合金浴とし
ては、3〜13重量%のケイ素を含むアルミニウム−ケ
イ素浴が好ましい。溶融アルミニウムめっきの形成方法
は、バッチ法でも連続法でもよく、公知の通常の方法で
行なえばよい。溶融アルミニウムめっき層の厚さは、特
に制限されないが、通常は15〜60μm程度である。
【0023】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
【0024】(実施例1)表1に示す成分をもつ1.2
mm厚のクロム含有鋼板に、実験室的にFe−Pめっき
を行った後溶融アルミニウムめっきを行った。
【0025】Fe−Pめっき前に電解脱脂を表2に示す
条件で行い、続いて活性処理あるいはNiめっきを表3
に示す条件で行なった。表4に示すように、Fe−Pめ
っき条件として電流密度および流速を変化させてめっき
密着性および電流効率を調べた。
【0026】Fe−Pめっきは2種類の浴を用いて行な
った。すなわち、A浴(硫酸第1鉄250g/l、硫酸
ナトリウム120g/l、次亜りん酸ナトリウム0.2
g/lを含有する。)とB浴(塩化第1鉄240g/l
、塩化カリウム192g/l、次亜りん酸ナトリウム0
.3g/lを含有する。)であり、いずれもpH2以下
、浴温30℃〜90℃である。
【0027】Fe−Pめっき後、溶融アルミニウムめっ
きをN2 ガス雰囲気中で鋼板を900℃に加熱し、6
80℃まで冷却後溶融アルミニウムめっき浴に浸漬して
溶融アルミニウムめっきを行いこの時の密着性を評価し
た。また、溶融アルミニウムめっきは、ケイ素を10%
含むアルミ浴を用いて行った。
【0028】めっき密着性の評価は、デュポン衝撃試験
(ポンチ径1/4インチ、落下高さ500mm、荷重1
kg)で、できためっき面の凸部をテープ剥離テストし
、凸部の剥離面積が0%の時A、剥離面積が1〜20%
の時B、剥離面積が21〜50%の時C、剥離面積が5
1〜100%の時Dと評価した。
【0029】電流効率は目付量を湿式分析で分析し、得
られた数値から電流効率を算出した。電流効率と密着性
結果とを併せて、表4に示す。
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】本発明により、密着性に優れる溶融アル
ミニウムめっきクロム含有鋼板が得られる。これまでは
条件によっては密着性が悪い場合があり歩止り悪かった
が、本発明によりFe−Pめっき条件が管理されること
によりほぼ100%の歩止りが得られる。またFe−P
めっきにおいて高い電流効率が得られることになり処理
時間の短縮化がはかられ生産性が著しく向上する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  クロムを3wt%以上含有するクロム
    含有鋼板に溶融アルミニウムめっきを行うにあたり、脱
    脂工程を経たクロム含有鋼板表面を活性化処理あるいは
    Niめっきした後、電流密度20〜200A/dm2 
    、相対流速4m/sec 以下で片面当りの付着量が0
    .05〜3.0μmのFe−Pめっきを行い、この後非
    酸化性雰囲気で鋼板を加熱し、続いて溶融アルミニウム
    めっきを行うことを特徴とする溶融アルミニウムめっき
    クロム含有鋼板の製造方法。
  2. 【請求項2】  前記Fe−Pめっきを施す際の浴のp
    Hが2以下で、浴温が30〜90℃である請求項1に記
    載の溶融アルミニウムめっきクロム含有鋼板の製造方法
JP40386790A 1990-12-19 1990-12-19 溶融アルミニウムめっきクロム含有鋼板の製造方法 Withdrawn JPH04218652A (ja)

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