JPH04218664A - 薄膜形成方法および薄膜形成装置 - Google Patents
薄膜形成方法および薄膜形成装置Info
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- JPH04218664A JPH04218664A JP3077524A JP7752491A JPH04218664A JP H04218664 A JPH04218664 A JP H04218664A JP 3077524 A JP3077524 A JP 3077524A JP 7752491 A JP7752491 A JP 7752491A JP H04218664 A JPH04218664 A JP H04218664A
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- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/22—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
- C23C14/50—Substrate holders
- C23C14/505—Substrate holders for rotation of the substrates
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸着、スパッタ、CVD
などの薄膜形成方法および形成装置に関するものである
。
などの薄膜形成方法および形成装置に関するものである
。
【0002】
【従来の技術】近年、薄膜技術を用いた高機能デバイス
、高機能部品の開発が進められている。
、高機能部品の開発が進められている。
【0003】従来の薄膜形成装置としては、例えば、実
開平2−57955号、あるいは特開平2−12586
9号公報に記載のものがある。
開平2−57955号、あるいは特開平2−12586
9号公報に記載のものがある。
【0004】実開平2−57955号に記載のイオンプ
レーティング装置の構成を図9に示す。この装置では、
駆動軸20の先端部周囲に設けられている各基体取付具
21にはそれぞれ基体22が取り付けられるようになっ
ており、それら基体取付具21は、例えば遊星歯車機構
によって駆動軸20の回転に伴ってその駆動軸20を中
心として公転すると共に、公転と同時にそれら自身の軸
線を中心としてそれぞれ自転するように構成されている
。叉、蒸発材料23は坩堝24より供給される。
レーティング装置の構成を図9に示す。この装置では、
駆動軸20の先端部周囲に設けられている各基体取付具
21にはそれぞれ基体22が取り付けられるようになっ
ており、それら基体取付具21は、例えば遊星歯車機構
によって駆動軸20の回転に伴ってその駆動軸20を中
心として公転すると共に、公転と同時にそれら自身の軸
線を中心としてそれぞれ自転するように構成されている
。叉、蒸発材料23は坩堝24より供給される。
【0005】次に、特開平2−125869号公報に記
載のバレルコーティング装置の構成を図10に示す。こ
の装置では、多数の基体30を内部に収容して横軸線の
もとに回転する筒状のバレル31を真空チャンバー32
内にそれから絶縁して配置し、バレル31をバイアス電
源33の陰極に、真空チャンバをバイアス電極の接地陽
極に接続するものである。そして、蒸発材料は、バレル
内部に配置された蒸発源34より供給されるものである
。
載のバレルコーティング装置の構成を図10に示す。こ
の装置では、多数の基体30を内部に収容して横軸線の
もとに回転する筒状のバレル31を真空チャンバー32
内にそれから絶縁して配置し、バレル31をバイアス電
源33の陰極に、真空チャンバをバイアス電極の接地陽
極に接続するものである。そして、蒸発材料は、バレル
内部に配置された蒸発源34より供給されるものである
。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記各従来技
術においては、薄膜を形成しようとする基体が精密機構
に使用される部品であり、機械的な高精度が要求される
場合には、薄膜を形成する過程における基体の精度劣化
が問題となってくる。また、基体の形状等によっては、
量産性の問題も生じてくる場合がある。
術においては、薄膜を形成しようとする基体が精密機構
に使用される部品であり、機械的な高精度が要求される
場合には、薄膜を形成する過程における基体の精度劣化
が問題となってくる。また、基体の形状等によっては、
量産性の問題も生じてくる場合がある。
【0007】例えばVTR用キャプスタン軸などの柱状
形状の精密機構部品である基体に薄膜を形成する場合に
は、下記の如き課題を有していた。
形状の精密機構部品である基体に薄膜を形成する場合に
は、下記の如き課題を有していた。
【0008】実開平2−57955号に記載の装置構成
では、個々の基体22の1つ1つを、基体取付具21に
保持せねばならず、複数の基体22を処理するにはその
基体22の数量にあわせて取付具21と回転機構部を設
けなければならない。
では、個々の基体22の1つ1つを、基体取付具21に
保持せねばならず、複数の基体22を処理するにはその
基体22の数量にあわせて取付具21と回転機構部を設
けなければならない。
【0009】したがって、基体の処理本数が多くなるほ
ど装置構成が複雑化、大型化するとともに、1つ1つの
基体を保持する工数も増大するため、量産性、生産性の
点から問題があった。すなわち、大量生産が現実として
は不可能であった。
ど装置構成が複雑化、大型化するとともに、1つ1つの
基体を保持する工数も増大するため、量産性、生産性の
点から問題があった。すなわち、大量生産が現実として
は不可能であった。
【0010】さらに、基体22としてのキャプスタン軸
は、端部において保持されることとなる。しかし、この
端部における保持は、例えばビスで基体の端部の所定幅
を挟み込むなどの方法で行なわれ、従って、この基体端
部には応力が発生した状態で保持される。
は、端部において保持されることとなる。しかし、この
端部における保持は、例えばビスで基体の端部の所定幅
を挟み込むなどの方法で行なわれ、従って、この基体端
部には応力が発生した状態で保持される。
【0011】この様に、基体に応力が発生した状態で、
しかも端部の所定幅が拘束された状態で薄膜の形成を行
なうと、成膜時の温度上昇による応力歪、あるいは成膜
された膜の厚みムラから基体に変形などが発生すること
があり、精密部品としての精度を維持できないという問
題もあった。
しかも端部の所定幅が拘束された状態で薄膜の形成を行
なうと、成膜時の温度上昇による応力歪、あるいは成膜
された膜の厚みムラから基体に変形などが発生すること
があり、精密部品としての精度を維持できないという問
題もあった。
【0012】次に、特開平2−125869号公報に記
載の装置を用いて、図11に示すようにして、柱状形状
の基体35の表面に薄膜形成を行なう場合について述べ
る。この様な柱状形状の基体としては、具体的にはVT
Rのキャプスタン軸があるこの場合には、上記の工数の
問題、あるいは基体の固定に伴う熱応力の発生について
は解決できるが、以下に述べる種々の要因により、基体
35の精度劣化及び基体35の表面に形成される薄膜の
品質の低下が著しいのである。
載の装置を用いて、図11に示すようにして、柱状形状
の基体35の表面に薄膜形成を行なう場合について述べ
る。この様な柱状形状の基体としては、具体的にはVT
Rのキャプスタン軸があるこの場合には、上記の工数の
問題、あるいは基体の固定に伴う熱応力の発生について
は解決できるが、以下に述べる種々の要因により、基体
35の精度劣化及び基体35の表面に形成される薄膜の
品質の低下が著しいのである。
【0013】先ず、第1に、この従来例装置を用いた図
11の場合、基体35への薄膜形成に伴い、バレル31
の内壁面にも薄膜が形成される。しかし、バレル31の
内壁面には、基体35が接触しながら転動しているため
に、バレル31の内壁面に均一な薄膜が形成されること
は困難である。つまり、バレル31の内壁面には、図1
2に示す様に、島状の、あるいは島状でかつピンホール
が形成された状態の薄膜40が形成される。この様な薄
膜40がバレル壁面に付着することによって、以下の様
な問題が発生する。
11の場合、基体35への薄膜形成に伴い、バレル31
の内壁面にも薄膜が形成される。しかし、バレル31の
内壁面には、基体35が接触しながら転動しているため
に、バレル31の内壁面に均一な薄膜が形成されること
は困難である。つまり、バレル31の内壁面には、図1
2に示す様に、島状の、あるいは島状でかつピンホール
が形成された状態の薄膜40が形成される。この様な薄
膜40がバレル壁面に付着することによって、以下の様
な問題が発生する。
【0014】まず、基体35に形成する薄膜が、例えば
ダイヤモンド状薄膜等の様に電気的に高抵抗の材質であ
る時には、成膜の不安定性と放電による基体35の損傷
と言う問題が生じる。即ち、バレル内面に図12の様に
薄膜40が付着した状態では、基体35はバレル内面と
は非接触で電気的には浮遊状態となるために、その電位
が不安定となり、良好な膜質な膜質の膜形成が困難にな
る。
ダイヤモンド状薄膜等の様に電気的に高抵抗の材質であ
る時には、成膜の不安定性と放電による基体35の損傷
と言う問題が生じる。即ち、バレル内面に図12の様に
薄膜40が付着した状態では、基体35はバレル内面と
は非接触で電気的には浮遊状態となるために、その電位
が不安定となり、良好な膜質な膜質の膜形成が困難にな
る。
【0015】また、図12に示す様に、バレル壁面に付
着した薄膜40により基体35がバレル壁面に非接触と
なった状態において、バレル壁面にバイアス電圧が印加
されると、ピンホール部あるいは薄膜の未付着部におい
て、基体35とバレル内壁面との間で放電が生じ、基体
35表面には放電痕が生じるのである。特に基体がVT
Rのキャプスタン軸等の様に表面の平滑性が要求される
場合には、この放電痕により歩留まりが低下する。
着した薄膜40により基体35がバレル壁面に非接触と
なった状態において、バレル壁面にバイアス電圧が印加
されると、ピンホール部あるいは薄膜の未付着部におい
て、基体35とバレル内壁面との間で放電が生じ、基体
35表面には放電痕が生じるのである。特に基体がVT
Rのキャプスタン軸等の様に表面の平滑性が要求される
場合には、この放電痕により歩留まりが低下する。
【0016】この様に、バレル壁面への絶縁性薄膜の付
着によって、良好な成膜が行えなかったり、あるいは放
電により品質が低下して歩留まりが低下したりするので
ある。
着によって、良好な成膜が行えなかったり、あるいは放
電により品質が低下して歩留まりが低下したりするので
ある。
【0017】また第2には、図11においては、蒸発源
34が、基体と共にバレル31に内包される構成となっ
ている。その為に、基体35の温度は著しく上昇する。 しかも、バレル31と基体35との接触状態は、前述の
通り不安定であるために、基体35からバレル31への
熱伝導が良好に行なわれにくく、基体35の温度上昇は
一層助長される傾向となる。この様な温度上昇によって
、基体35に形成される膜質が低下するのである。
34が、基体と共にバレル31に内包される構成となっ
ている。その為に、基体35の温度は著しく上昇する。 しかも、バレル31と基体35との接触状態は、前述の
通り不安定であるために、基体35からバレル31への
熱伝導が良好に行なわれにくく、基体35の温度上昇は
一層助長される傾向となる。この様な温度上昇によって
、基体35に形成される膜質が低下するのである。
【0018】第3には、上記の様に、略密閉されたバレ
ル31内において蒸発源34より蒸着蒸気が供給され続
ける結果、バレル31の内壁面への付着薄膜は堆積の一
途を辿る。そして、この付着薄膜の膜厚が厚くなると、
その薄膜の内部応力によって、薄膜はバレル内壁面から
剥離する。この剥離した薄膜は、剥離して落下する際に
基体35上に降り注ぐため、基体35の表面には、この
剥離した薄膜が異物として混在した薄膜が形成される事
となる。その結果、基体35に形成される膜品質が著し
く低下するのである。
ル31内において蒸発源34より蒸着蒸気が供給され続
ける結果、バレル31の内壁面への付着薄膜は堆積の一
途を辿る。そして、この付着薄膜の膜厚が厚くなると、
その薄膜の内部応力によって、薄膜はバレル内壁面から
剥離する。この剥離した薄膜は、剥離して落下する際に
基体35上に降り注ぐため、基体35の表面には、この
剥離した薄膜が異物として混在した薄膜が形成される事
となる。その結果、基体35に形成される膜品質が著し
く低下するのである。
【0019】更に、バレル内壁面から剥離した薄膜は、
量的にバレル内部に累積されていく。そして、この薄膜
は、バレル31の回転と共にバレル内部に舞い上がり、
基体35に降り注ぐために、やはり成膜品質を著しく低
下させるのである。
量的にバレル内部に累積されていく。そして、この薄膜
は、バレル31の回転と共にバレル内部に舞い上がり、
基体35に降り注ぐために、やはり成膜品質を著しく低
下させるのである。
【0020】次に、第4には、以下の如き要因によって
成膜品質が低下する。基体35とバレル内壁面との接触
状態は、図12に示す薄膜40の存在により不安定かつ
不均一なものとなる。従ってバレル31の回転に伴い、
基体35はその側面においてバレル内壁面より不均一な
力を受けつつ転動するので、図13に示す様に、バレル
の回転軸38に対して略直交する状態になることがある
。
成膜品質が低下する。基体35とバレル内壁面との接触
状態は、図12に示す薄膜40の存在により不安定かつ
不均一なものとなる。従ってバレル31の回転に伴い、
基体35はその側面においてバレル内壁面より不均一な
力を受けつつ転動するので、図13に示す様に、バレル
の回転軸38に対して略直交する状態になることがある
。
【0021】この場合、バレル31の回転により、キャ
プスタン軸35は矢印A方向に倒れようとし、蒸発源3
4に衝突したり、あるいは他の基体35の回転運動を妨
げたりする。その結果、キャプスタン軸35に形成され
る膜に厚みむらが発生するなど、やはり良好な膜形成が
行えなくなる。
プスタン軸35は矢印A方向に倒れようとし、蒸発源3
4に衝突したり、あるいは他の基体35の回転運動を妨
げたりする。その結果、キャプスタン軸35に形成され
る膜に厚みむらが発生するなど、やはり良好な膜形成が
行えなくなる。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明では、凹部を有する回転体を、凹部が対向する
様に互いに離間して配置し、柱状基体を、その両端部に
おいて凹部壁面に自重で係止した状態で回転体を回転さ
せながら、柱状基体に薄膜形成を行なうものである。
、本発明では、凹部を有する回転体を、凹部が対向する
様に互いに離間して配置し、柱状基体を、その両端部に
おいて凹部壁面に自重で係止した状態で回転体を回転さ
せながら、柱状基体に薄膜形成を行なうものである。
【0023】また、特に上記手段において、凹部として
、輪状の溝形状を用いるものである。
、輪状の溝形状を用いるものである。
【0024】更に蒸着源を、柱状基体が係止される凹部
壁面から隠ぺいすれば一層好ましい。
壁面から隠ぺいすれば一層好ましい。
【0025】
【作用】上記手段によれば、柱状基体は、従来例のよう
にネジ止めする必要が全くなく、大幅な作業性の向上が
実現できる。更に、柱状基体の両端は、凹部壁面に単に
支承されているだけで拘束されていないから、成膜時の
加熱による熱膨張に対しては自由であり、柱状基体は、
成膜時に熱応力が発生することもないので精度が劣化す
ることもない。
にネジ止めする必要が全くなく、大幅な作業性の向上が
実現できる。更に、柱状基体の両端は、凹部壁面に単に
支承されているだけで拘束されていないから、成膜時の
加熱による熱膨張に対しては自由であり、柱状基体は、
成膜時に熱応力が発生することもないので精度が劣化す
ることもない。
【0026】そして、基体保持部材を回転させると、柱
状基体はその両端を支承する基体保持部材との摩擦によ
り、基体側面を変えながら、個々の基体に対して、同じ
確率で成膜領域にくるように位置移動を繰り返すので、
その柱状表面に均一な成膜が行われる。
状基体はその両端を支承する基体保持部材との摩擦によ
り、基体側面を変えながら、個々の基体に対して、同じ
確率で成膜領域にくるように位置移動を繰り返すので、
その柱状表面に均一な成膜が行われる。
【0027】また、特に、凹部を輪状の溝形状とするこ
とで、回転体の回転時においても、それに係止される柱
状基体は、ほぼ回転体の回転軸に略平行な姿勢を維持で
き、更に良好な薄膜形成が可能となる。
とで、回転体の回転時においても、それに係止される柱
状基体は、ほぼ回転体の回転軸に略平行な姿勢を維持で
き、更に良好な薄膜形成が可能となる。
【0028】更に、蒸着源を、柱状基体が係止される凹
部壁面から隠ぺいすることにより、柱状基体が係止され
る凹部の壁面への薄膜形成が効果的に防止され、特にこ
の係止部を通して電気的バイアスを取る場合には、有効
である。
部壁面から隠ぺいすることにより、柱状基体が係止され
る凹部の壁面への薄膜形成が効果的に防止され、特にこ
の係止部を通して電気的バイアスを取る場合には、有効
である。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面とともに詳細に
述べる。
述べる。
【0030】(実施例1)図1は、本発明の薄膜形成装
置の第1の実施例の概略構成図である。同図(b)は、
同図(a)におけるA−A断面図である。
置の第1の実施例の概略構成図である。同図(b)は、
同図(a)におけるA−A断面図である。
【0031】基体3は、直径2mm、長さ38mmの鉄
系の円柱状の精密機構部品で、具体的にはVTR内の磁
気テープ駆動用のキャプスタン軸であり、この円柱状基
体3の側面に薄膜としてダイヤモンド状薄膜を形成しよ
うとするものである。
系の円柱状の精密機構部品で、具体的にはVTR内の磁
気テープ駆動用のキャプスタン軸であり、この円柱状基
体3の側面に薄膜としてダイヤモンド状薄膜を形成しよ
うとするものである。
【0032】図2に基体保持部の詳細な構成図を示す。
円形の窪み2を有した基体保持部材1を2個1組とし、
窪み2を対向させて、この間に円柱状基体3を挟み込ん
だ後、中心軸4で保持部材1を直結している。即ち、基
体保持部材1には、窪み2と中心軸4とで形成される帯
輪状の凹部(溝)2aが形成され、円柱状基体3は、凹
部であるこの溝2aの壁面に自重で係止された状態とな
る。
窪み2を対向させて、この間に円柱状基体3を挟み込ん
だ後、中心軸4で保持部材1を直結している。即ち、基
体保持部材1には、窪み2と中心軸4とで形成される帯
輪状の凹部(溝)2aが形成され、円柱状基体3は、凹
部であるこの溝2aの壁面に自重で係止された状態とな
る。
【0033】真空排気された装置下部より原料ガスであ
るベンゼンを導入し、原料供給源5でカーボンイオンを
発生させる。この時の装置内の圧力は1.0X10−3
Torrである。基体保持部材1は、供給源5の上方に
おいて、供給源5に対向して設置されている。円柱状基
体3には、基体保持部材1を介して直流電源7によりバ
イアスが印加されている。このバイアスの作用によりカ
ーボンイオンが引き出され、基体3上に成膜が行なわれ
る。
るベンゼンを導入し、原料供給源5でカーボンイオンを
発生させる。この時の装置内の圧力は1.0X10−3
Torrである。基体保持部材1は、供給源5の上方に
おいて、供給源5に対向して設置されている。円柱状基
体3には、基体保持部材1を介して直流電源7によりバ
イアスが印加されている。このバイアスの作用によりカ
ーボンイオンが引き出され、基体3上に成膜が行なわれ
る。
【0034】このように、本実施例では中心軸4に案内
された基体保持部材1の中に円柱状基体3を置くだけで
あり、大量の基体3をきわめて簡単にセッティングでき
る。
された基体保持部材1の中に円柱状基体3を置くだけで
あり、大量の基体3をきわめて簡単にセッティングでき
る。
【0035】図3(a)〜図3(d)は、本実施例にお
ける成膜時の円柱状基体3の動きを示すものである。こ
こで、図3は図1のA−A断面図である。
ける成膜時の円柱状基体3の動きを示すものである。こ
こで、図3は図1のA−A断面図である。
【0036】円柱状基体3は、その両端が凹部2aの内
壁面に自重で係止されており、両端部の間の側面にダイ
ヤモンド状薄膜が形成される。
壁面に自重で係止されており、両端部の間の側面にダイ
ヤモンド状薄膜が形成される。
【0037】円柱状基体3は凹部壁面には自重で係止さ
れているだけであり、固定はされていない。従って、円
柱状基体3は、基体保持部材1の回転により、凹部壁面
から摩擦を受けて、基体保持部材1の回転方向と同方向
へ移動しようとし、自転しながら上方へ引きずられてい
く。
れているだけであり、固定はされていない。従って、円
柱状基体3は、基体保持部材1の回転により、凹部壁面
から摩擦を受けて、基体保持部材1の回転方向と同方向
へ移動しようとし、自転しながら上方へ引きずられてい
く。
【0038】その後、図3(c)〜図3(d)に示す様
に、基体3は、ある高さまで引きずられた後、輪帯の最
下部にむけ転がり落ちるか、中心軸4を越えるように輪
帯の最上部を通過してから輪帯の最下部にむけ転がり落
ちる。
に、基体3は、ある高さまで引きずられた後、輪帯の最
下部にむけ転がり落ちるか、中心軸4を越えるように輪
帯の最上部を通過してから輪帯の最下部にむけ転がり落
ちる。
【0039】基体保持部材1が回転している間は、円柱
状基体3はこの運動を繰り返す。そして、この間、成膜
粒子が下部から飛来しているため、円柱状基体3の両端
部を除く側面には、ダイヤモンド状薄膜が成膜される。 しかも、基体保持部材1の回転によって基体3は前述の
通りのランダムな運動をしているので、すべての円柱状
基体が同じ確率で、成膜領域へ移動を繰り返し、複数の
円柱状基体3の側面に一度に、均一な膜を形成すること
が出来るのである。
状基体3はこの運動を繰り返す。そして、この間、成膜
粒子が下部から飛来しているため、円柱状基体3の両端
部を除く側面には、ダイヤモンド状薄膜が成膜される。 しかも、基体保持部材1の回転によって基体3は前述の
通りのランダムな運動をしているので、すべての円柱状
基体が同じ確率で、成膜領域へ移動を繰り返し、複数の
円柱状基体3の側面に一度に、均一な膜を形成すること
が出来るのである。
【0040】この様な動作を実現するには、円柱状基体
3および基体保持部材1の形状は円形である必要は必ず
しもなく、例えば基体3の断面形状は多角形であっても
よい。しかしこれらの形状が特に円形状である時には、
基体自身が転がりやすく、スムーズに基体の位置移動が
行われ、その結果、得られる膜の均一性がより一層向上
する。
3および基体保持部材1の形状は円形である必要は必ず
しもなく、例えば基体3の断面形状は多角形であっても
よい。しかしこれらの形状が特に円形状である時には、
基体自身が転がりやすく、スムーズに基体の位置移動が
行われ、その結果、得られる膜の均一性がより一層向上
する。
【0041】本実施例では、基体3の両端部を輪帯状の
凹部2aで案内している。従って、まず、図3に示す基
体3の一連の動作において、中心軸4に対する基体3の
傾斜角を一定範囲に制限し、中心軸4に略平行な状態に
維持することができる。その結果、円柱状基体3上に形
成される膜の均一性を一層向上させることができる。
凹部2aで案内している。従って、まず、図3に示す基
体3の一連の動作において、中心軸4に対する基体3の
傾斜角を一定範囲に制限し、中心軸4に略平行な状態に
維持することができる。その結果、円柱状基体3上に形
成される膜の均一性を一層向上させることができる。
【0042】更に、傾斜角が制限されることにより、基
体3が、成膜時において、対向する基体保持部材1の間
の間隙から脱落するようなこともないのである。
体3が、成膜時において、対向する基体保持部材1の間
の間隙から脱落するようなこともないのである。
【0043】本実施例では、成膜時において、従来例の
様な熱応力が基体3には殆ど発生しないのは明かである
。即ち、原料供給源5あるいはその加熱源等からの輻射
により円柱状基体3自身には温度上昇が生じるものの、
円柱状基体3は凹部壁面に単に支承されているにすぎず
、円柱状基体3の熱膨張は何等拘束されていないからで
ある。
様な熱応力が基体3には殆ど発生しないのは明かである
。即ち、原料供給源5あるいはその加熱源等からの輻射
により円柱状基体3自身には温度上昇が生じるものの、
円柱状基体3は凹部壁面に単に支承されているにすぎず
、円柱状基体3の熱膨張は何等拘束されていないからで
ある。
【0044】また、柱状基体3の両端部が接触している
基体保持部材1の凹部2aの壁面は、成膜粒子が飛来し
てくる方向から隠ぺいされている。従って、円柱状基体
3を支承する凹部壁面には膜が付着しにくく、円柱状基
体3と凹部壁面との接触状態を良好に保つ事ができる。 そこで、直流電源7によるバイアスは、基体保持部材1
を通じて、長期にわたり良好に基体3に印加されるので
、基体3への成膜を良好に行なうことができる。また、
凹部壁面に付着した膜を除去するためのメンテナンス期
間を長くすることができる。
基体保持部材1の凹部2aの壁面は、成膜粒子が飛来し
てくる方向から隠ぺいされている。従って、円柱状基体
3を支承する凹部壁面には膜が付着しにくく、円柱状基
体3と凹部壁面との接触状態を良好に保つ事ができる。 そこで、直流電源7によるバイアスは、基体保持部材1
を通じて、長期にわたり良好に基体3に印加されるので
、基体3への成膜を良好に行なうことができる。また、
凹部壁面に付着した膜を除去するためのメンテナンス期
間を長くすることができる。
【0045】また、図11の様にバレル31内に蒸着源
34が内包された構成ではないので、基体3の温度上昇
は、従来例に比べ大幅に低減される。
34が内包された構成ではないので、基体3の温度上昇
は、従来例に比べ大幅に低減される。
【0046】この様に、本実施例では、成膜時における
熱応力の発生がなく、かつ円柱状基体3の温度上昇も少
ないので、従来に比べて円柱状基体3の精度の劣化が少
なく、かつ良質の膜形成が可能である。
熱応力の発生がなく、かつ円柱状基体3の温度上昇も少
ないので、従来に比べて円柱状基体3の精度の劣化が少
なく、かつ良質の膜形成が可能である。
【0047】本実施例により円柱状基体3上に成膜され
たダイヤモンド状薄膜およびダイヤモンド状薄膜を形成
した円柱状基体3の品質について説明する。
たダイヤモンド状薄膜およびダイヤモンド状薄膜を形成
した円柱状基体3の品質について説明する。
【0048】ここで、円柱状基体3の表面への成膜は、
直流電源7から基体保持部材1に−3kVのバイアスを
印加しつつ、モーター6で軸4と一体の基体保持部材1
を回転させながら行った。
直流電源7から基体保持部材1に−3kVのバイアスを
印加しつつ、モーター6で軸4と一体の基体保持部材1
を回転させながら行った。
【0049】先ず、輪状の凹部2aにセッティングする
円柱状基体3の本数と、円柱状基体3の表面上に成膜さ
れる膜の膜厚の均一性について検討を行った。
円柱状基体3の本数と、円柱状基体3の表面上に成膜さ
れる膜の膜厚の均一性について検討を行った。
【0050】円柱状基体3の本数は、5本、20本、3
5本、50本の4通りで実験を行なった。この4通りの
本数の円柱状基体3をセッティングした状態を、それぞ
れ図4(a)〜図4(d)に模式的に示す。
5本、50本の4通りで実験を行なった。この4通りの
本数の円柱状基体3をセッティングした状態を、それぞ
れ図4(a)〜図4(d)に模式的に示す。
【0051】円柱状基体3の側面にダイヤモンド状薄膜
を形成した後、各基体について、円柱表面の数カ所の膜
厚測定を行って、膜厚分布を調べた。その結果を(表1
)に示す。
を形成した後、各基体について、円柱表面の数カ所の膜
厚測定を行って、膜厚分布を調べた。その結果を(表1
)に示す。
【0052】(表1)からも分かるように、図4(d)
の場合には、円柱状基体3の表面に形成された薄膜の膜
厚が不均一になっている。その理由は、図4(d)の状
態では、多くの円柱状基体3が凹部2a内に充填されて
、円柱状基体3が中心軸4を覆うまでに至っている。 このため、中心軸4の付近にある円柱状基体3は均等な
位置移動が行われにくくなるなど、成膜領域へ移動する
確率が個々の円柱状基体で異なるために、膜厚分布が不
均一になったものと考えられる。
の場合には、円柱状基体3の表面に形成された薄膜の膜
厚が不均一になっている。その理由は、図4(d)の状
態では、多くの円柱状基体3が凹部2a内に充填されて
、円柱状基体3が中心軸4を覆うまでに至っている。 このため、中心軸4の付近にある円柱状基体3は均等な
位置移動が行われにくくなるなど、成膜領域へ移動する
確率が個々の円柱状基体で異なるために、膜厚分布が不
均一になったものと考えられる。
【0053】従って、均一な膜厚の薄膜を形成するには
、円柱状基体3の本数を、個々の円柱状基体3が均等な
確率で成膜領域に位置移動し得るように決めることが望
ましい。そして、そのための条件は、図4(c)に示す
ように、円柱状基体3の数を、中心軸4を覆い尽くさな
い程度以下にすることであることが判明した。
、円柱状基体3の本数を、個々の円柱状基体3が均等な
確率で成膜領域に位置移動し得るように決めることが望
ましい。そして、そのための条件は、図4(c)に示す
ように、円柱状基体3の数を、中心軸4を覆い尽くさな
い程度以下にすることであることが判明した。
【0054】従って、図4(a)〜図4(c)の状態の
場合には、基体保持部材1を静止状態から回転させると
、全ての基体が、基体保持部材の回転によって、よく撹
拌され、個々の円柱状基体3は、同じ確率で成膜領域へ
の位置移動を繰り返し、均一な成膜が実現される。
場合には、基体保持部材1を静止状態から回転させると
、全ての基体が、基体保持部材の回転によって、よく撹
拌され、個々の円柱状基体3は、同じ確率で成膜領域へ
の位置移動を繰り返し、均一な成膜が実現される。
【0055】
【表1】
【0056】次に、円柱状基体3の本数を35本とした
場合における具体的な膜厚データを示す。(表2)は、
35本中より任意に取り出した10本の円柱状基体3に
ついての膜厚データを示すものである。AからJのまで
のすべての試料のばらつきは±5%以内で、各試料間で
も均一に成膜されている。
場合における具体的な膜厚データを示す。(表2)は、
35本中より任意に取り出した10本の円柱状基体3に
ついての膜厚データを示すものである。AからJのまで
のすべての試料のばらつきは±5%以内で、各試料間で
も均一に成膜されている。
【0057】
【表2】
【0058】つぎに、膜質を調べた。膜質の評価方法は
、円柱状基体表面に磁気テープをゴムローラーで押圧し
つつ、一定テンションでテープを走行させ、500時間
経過後の膜の摩耗量で評価した。
、円柱状基体表面に磁気テープをゴムローラーで押圧し
つつ、一定テンションでテープを走行させ、500時間
経過後の膜の摩耗量で評価した。
【0059】図9と同様の従来装置および本実施例装置
を用いて、VTR用キャプスタン軸である円柱状基体表
面にダイヤモンド状薄膜を形成した試料を各2本づつ製
作し、その膜質を比較した結果を(表3)に示す。なお
、膜質評価におけるローラー押し付け力は1.1Kgで
ある。
を用いて、VTR用キャプスタン軸である円柱状基体表
面にダイヤモンド状薄膜を形成した試料を各2本づつ製
作し、その膜質を比較した結果を(表3)に示す。なお
、膜質評価におけるローラー押し付け力は1.1Kgで
ある。
【0060】(表3)に示す通り、本実施例によれば、
従来と同等の膜質の薄膜が得られていることが確認され
た。
従来と同等の膜質の薄膜が得られていることが確認され
た。
【0061】
【表3】
【0062】次に、成膜によってこれらの試料に発生し
た反りの比較結果を(表4)に示す。なお、ここで基体
として用いたVTRのキャプスタン軸は、成膜前に歪取
り処理を施したものである。
た反りの比較結果を(表4)に示す。なお、ここで基体
として用いたVTRのキャプスタン軸は、成膜前に歪取
り処理を施したものである。
【0063】
【表4】
【0064】従来装置で作製した試料については、2本
とも1μm以上の反りを示すが、本実施例装置で作製し
たものは0.1μm以下であった。
とも1μm以上の反りを示すが、本実施例装置で作製し
たものは0.1μm以下であった。
【0065】この様に、本実施例では、薄膜形成後でも
、薄膜形成前の精度を維持でき、従来に比べ、精度が大
幅に改善できることを確認した。
、薄膜形成前の精度を維持でき、従来に比べ、精度が大
幅に改善できることを確認した。
【0066】特に、VTRのキャプスタン軸の真直度は
、一定速度のテープ走行を実現するために約0.8μm
以下であることが必要であり、本実施例からも明かな通
り、この様な精密部品には、特に効果的であることが分
かる。
、一定速度のテープ走行を実現するために約0.8μm
以下であることが必要であり、本実施例からも明かな通
り、この様な精密部品には、特に効果的であることが分
かる。
【0067】次に、図9の従来装置と本実施例装置とに
ついて、生産性の比較を行なった。(表5)に両者の比
較表を示す。基体であるキャプスタン軸表面上に膜厚2
000Åのダイヤモンド状薄膜を形成した時の成膜速度
、所要時間、1回の処理本数を比較し、これらから時間
当りの処理本数を算出した。本実施例装置の時間当りの
処理本数は、従来装置に比べ6倍程度向上していること
がわかる。
ついて、生産性の比較を行なった。(表5)に両者の比
較表を示す。基体であるキャプスタン軸表面上に膜厚2
000Åのダイヤモンド状薄膜を形成した時の成膜速度
、所要時間、1回の処理本数を比較し、これらから時間
当りの処理本数を算出した。本実施例装置の時間当りの
処理本数は、従来装置に比べ6倍程度向上していること
がわかる。
【0068】
【表5】
【0069】(実施例2)つぎに、本発明の第2の実施
例を説明する。
例を説明する。
【0070】第2の実施例である薄膜形成装置の構成概
略を図5に示す。図1、図2に示す第1の実施例と同一
の機能を有する要素には同一の符号を付し、その詳細な
説明は省略する。
略を図5に示す。図1、図2に示す第1の実施例と同一
の機能を有する要素には同一の符号を付し、その詳細な
説明は省略する。
【0071】図5(b)は図5(a)のB−B断面図で
ある。原料供給部5の上方には複式基体保持部11を設
置した。図6に複式基体保持部11の構成図を示す。8
個の円形の窪み2を有する基体保持部材11を2つ1組
とし、各窪み2が対向するように設置し、各窪み2の中
心位置に径8mmの中心軸4を計8本設置した。
ある。原料供給部5の上方には複式基体保持部11を設
置した。図6に複式基体保持部11の構成図を示す。8
個の円形の窪み2を有する基体保持部材11を2つ1組
とし、各窪み2が対向するように設置し、各窪み2の中
心位置に径8mmの中心軸4を計8本設置した。
【0072】各窪み2に35本ずつ計280本の基体3
を配置し、2つの複式基体保持部材11を軸10で直結
した。第1の実施例と同条件で円柱状基体3にダイヤモ
ンド状薄膜の形成を行い、従来の場合と比較した。
を配置し、2つの複式基体保持部材11を軸10で直結
した。第1の実施例と同条件で円柱状基体3にダイヤモ
ンド状薄膜の形成を行い、従来の場合と比較した。
【0073】まず、膜厚の均一性を調べた。成膜した試
料の中から任意に3本ずつ取出し、各試料の膜厚を測定
した結果、ばらつきは±5%以内で、均一に成膜されて
いる。
料の中から任意に3本ずつ取出し、各試料の膜厚を測定
した結果、ばらつきは±5%以内で、均一に成膜されて
いる。
【0074】つぎに、膜質の評価を前述の評価方法によ
り行なった。本実施例装置と図9の従来装置で作製した
試料2本ずつについての評価結果を(表6)に示す。い
ずれの方法でも摩耗量は同等程度であることから、膜質
は従来例と同等のものが得られていることが確認された
。
り行なった。本実施例装置と図9の従来装置で作製した
試料2本ずつについての評価結果を(表6)に示す。い
ずれの方法でも摩耗量は同等程度であることから、膜質
は従来例と同等のものが得られていることが確認された
。
【0075】
【表6】
【0076】次に、成膜後におけるこれらの試料の反り
を比較した結果を(表7)に示す。従来装置で成膜され
た試料には、2本とも1μm以上もの反りが発生してい
るが、本実施例装置により成膜されたものの反りは0.
1μm以下であった。この様に、本実施例装置を用いた
場合、試料の真直度は成膜前と全く変化しておらず、従
来に比べて大幅な精度の改善が確認された。
を比較した結果を(表7)に示す。従来装置で成膜され
た試料には、2本とも1μm以上もの反りが発生してい
るが、本実施例装置により成膜されたものの反りは0.
1μm以下であった。この様に、本実施例装置を用いた
場合、試料の真直度は成膜前と全く変化しておらず、従
来に比べて大幅な精度の改善が確認された。
【0077】
【表7】
【0078】つぎに、第1の実施例と同様、本実施例装
置の生産性を従来装置のそれと比較した。(表8)に従
来例と本実施例の比較を示す。時間当りの処理本数は、
従来法に比べ20倍近く向上している。
置の生産性を従来装置のそれと比較した。(表8)に従
来例と本実施例の比較を示す。時間当りの処理本数は、
従来法に比べ20倍近く向上している。
【0079】
【表8】
【0080】このように、本実施例では、膜質、均一性
を従来通り維持したまま、処理本数を飛躍的に向上する
ことができている。
を従来通り維持したまま、処理本数を飛躍的に向上する
ことができている。
【0081】(実施例3)次に、図7に本発明の第3の
実施例装置の構成概略を示す。
実施例装置の構成概略を示す。
【0082】図7(b)は図7(a)のC−C断面図で
ある。第1の実施例とは、下記の点が異なる。先ず、対
向する基体保持部材1の間に、一部に窓14を有する円
筒状の覆い15が設けられている。また、図1に於ける
中心軸4は設けられておらず、対向する基体保持部材1
は、図示しない同期機構により同速度で回転する。
ある。第1の実施例とは、下記の点が異なる。先ず、対
向する基体保持部材1の間に、一部に窓14を有する円
筒状の覆い15が設けられている。また、図1に於ける
中心軸4は設けられておらず、対向する基体保持部材1
は、図示しない同期機構により同速度で回転する。
【0083】本実施例においては、成膜粒子は窓14を
通して円柱状基体3に到達する。本実施例では、覆い1
5を設けたことにより、円柱状基体3はこの覆い15に
内包された形となるが、図11に示す従来例の場合とは
異なり、原料供給源5はこの覆い15の外部に配置され
ている。従って、図11における様な基体3の温度上昇
は発生しない。また、窓14は、蒸着時には円柱状基体
3で覆われる為に、覆い15の内壁面に蒸着蒸気が付着
することは殆どない。
通して円柱状基体3に到達する。本実施例では、覆い1
5を設けたことにより、円柱状基体3はこの覆い15に
内包された形となるが、図11に示す従来例の場合とは
異なり、原料供給源5はこの覆い15の外部に配置され
ている。従って、図11における様な基体3の温度上昇
は発生しない。また、窓14は、蒸着時には円柱状基体
3で覆われる為に、覆い15の内壁面に蒸着蒸気が付着
することは殆どない。
【0084】上記各実施例においても、円柱状基体の両
端部が係止される凹部2aの壁面への蒸着蒸気の付着は
、後述するように実用上問題とならない程に軽微なもの
であるが、本実施例では、覆い15を設けたことにより
、窪み2の壁面への蒸着蒸気の付着を更に一層低減させ
ることができる。
端部が係止される凹部2aの壁面への蒸着蒸気の付着は
、後述するように実用上問題とならない程に軽微なもの
であるが、本実施例では、覆い15を設けたことにより
、窪み2の壁面への蒸着蒸気の付着を更に一層低減させ
ることができる。
【0085】また、基体保持部材1を適度に小さい回転
速度で回転させる場合には、本実施例に示すように、中
心軸4はなくとも、円柱状基体3は互いに略平行な状態
を維持し、良好な成膜が可能である。
速度で回転させる場合には、本実施例に示すように、中
心軸4はなくとも、円柱状基体3は互いに略平行な状態
を維持し、良好な成膜が可能である。
【0086】次に、本実施例で形成されたダイヤモンド
状薄膜およびダイヤモンド状薄膜を形成した円柱状基体
3の品質について説明する。
状薄膜およびダイヤモンド状薄膜を形成した円柱状基体
3の品質について説明する。
【0087】まず膜厚の均一性について調べた。成膜し
た35本の試料の中から任意に3本取り出し、各試料に
ついて、円柱中央部と他2箇所の円柱側面周囲の膜厚分
布を調べたところ、各試料とも、試料内の膜厚のむらは
±5%以内であった。
た35本の試料の中から任意に3本取り出し、各試料に
ついて、円柱中央部と他2箇所の円柱側面周囲の膜厚分
布を調べたところ、各試料とも、試料内の膜厚のむらは
±5%以内であった。
【0088】さらに、(表9)に35本中任意に取り出
した10本の基体についての膜厚データを示す。Aから
Jのまでのすべての試料のばらつきは±5%以内で、各
試料間でも均一に成膜されている。
した10本の基体についての膜厚データを示す。Aから
Jのまでのすべての試料のばらつきは±5%以内で、各
試料間でも均一に成膜されている。
【0089】
【表9】
【0090】つぎに、膜質を調べた。膜質の評価はダイ
ヤモンド状薄膜の形成された基体表面に磁気テープをゴ
ムローラーで押圧しながら、一定テンションでテープを
走行させ、500時間経過後の膜の摩耗量を、図9の従
来装置を使用して本実施例と同一条件で得たダイヤモン
ド状薄膜を形成した基体と比較した。なお、この時のロ
ーラー押し圧1.1Kgであった。
ヤモンド状薄膜の形成された基体表面に磁気テープをゴ
ムローラーで押圧しながら、一定テンションでテープを
走行させ、500時間経過後の膜の摩耗量を、図9の従
来装置を使用して本実施例と同一条件で得たダイヤモン
ド状薄膜を形成した基体と比較した。なお、この時のロ
ーラー押し圧1.1Kgであった。
【0091】(表10)に各方法で作製した基体2本ず
つ評価した結果を示す。いずれの方法でも摩耗量は同等
程度であり、膜質は従来法と同等の品質の薄膜が得られ
ていることが確認された。
つ評価した結果を示す。いずれの方法でも摩耗量は同等
程度であり、膜質は従来法と同等の品質の薄膜が得られ
ていることが確認された。
【0092】
【表10】
【0093】次に、基体3の反りを従来例のものと比較
した。基体3には、成膜の前に歪取り処理を施したもの
を使用した。
した。基体3には、成膜の前に歪取り処理を施したもの
を使用した。
【0094】(表11)に本実施例と従来装置で作製し
た基体2本ずつを評価した結果を示す。従来装置で作製
した基体は、2本とも1μm以上の反りを示すが、本実
施例装置で作製したものは0.1μm以下であり、薄膜
形成後でも、薄膜形成前の精度を維持していることを確
認した。
た基体2本ずつを評価した結果を示す。従来装置で作製
した基体は、2本とも1μm以上の反りを示すが、本実
施例装置で作製したものは0.1μm以下であり、薄膜
形成後でも、薄膜形成前の精度を維持していることを確
認した。
【0095】
【表11】
【0096】また、図11の従来装置に関して述べた課
題も、上記各実施例装置においては十分に解決されて、
良質の薄膜の形成が行なわれることが確認された。
題も、上記各実施例装置においては十分に解決されて、
良質の薄膜の形成が行なわれることが確認された。
【0097】つぎに、上記各実施例における基体保持部
材1の材質について説明する。成膜する膜をダイヤモン
ド状薄膜とした場合、基体を支承する凹部壁面の材質は
、特に黄銅、金、銀であれば特に好都合である。即ち、
これらの材質には、ダイヤモンド状薄膜が付着しにくい
ため、凹部壁面は常に薄膜の付着が殆どない清浄な状態
が維持され、基体への電気的バイアスが凹部壁面を通じ
て良好に印加されるのである。
材1の材質について説明する。成膜する膜をダイヤモン
ド状薄膜とした場合、基体を支承する凹部壁面の材質は
、特に黄銅、金、銀であれば特に好都合である。即ち、
これらの材質には、ダイヤモンド状薄膜が付着しにくい
ため、凹部壁面は常に薄膜の付着が殆どない清浄な状態
が維持され、基体への電気的バイアスが凹部壁面を通じ
て良好に印加されるのである。
【0098】例えば第1の実施例装置においては、次の
通りであった。基体3と接触する凹部壁面を、金メッキ
した場合、銀メッキした場合、黄銅で製作した場合、S
USで製作した場合の4通りについて比較検討を行った
。
通りであった。基体3と接触する凹部壁面を、金メッキ
した場合、銀メッキした場合、黄銅で製作した場合、S
USで製作した場合の4通りについて比較検討を行った
。
【0099】ダイヤモンド状薄膜の成膜条件は第1の実
施例の場合と同条件で、上記各材質の基体保持部材を用
いて、それぞれ50回サイクルの装置運転を行い、その
時の基体保持部材1と円柱状基体3との間の導通状態の
経時変化を調べた。
施例の場合と同条件で、上記各材質の基体保持部材を用
いて、それぞれ50回サイクルの装置運転を行い、その
時の基体保持部材1と円柱状基体3との間の導通状態の
経時変化を調べた。
【0100】図8に、装置の運転回数を増やしていった
時の基体と基体保持部材の間の抵抗との関係を示す。基
体保持部材がSUS製の場合、運転回数35回の時点で
抵抗値は20kΩを示した。この抵抗の存在に基づくバ
イアス電位の降下量は約200Vであり、この分だけ、
円柱状基体に実質的なバイアスがかかりにくくなってい
る。
時の基体と基体保持部材の間の抵抗との関係を示す。基
体保持部材がSUS製の場合、運転回数35回の時点で
抵抗値は20kΩを示した。この抵抗の存在に基づくバ
イアス電位の降下量は約200Vであり、この分だけ、
円柱状基体に実質的なバイアスがかかりにくくなってい
る。
【0101】一方、基体保持部材の壁面の材質として黄
銅、金、銀を使用した場合、実験回数に対して少し抵抗
値が増加するが、その電圧降下量は10V程度であり、
ほとんど影響はなく、良好な導通状態が持続している。
銅、金、銀を使用した場合、実験回数に対して少し抵抗
値が増加するが、その電圧降下量は10V程度であり、
ほとんど影響はなく、良好な導通状態が持続している。
【0102】さらに、成膜した膜の膜質を前述の摩耗試
験で評価した結果を(表12)に示す。SUS製の基体
保持部材の場合、抵抗値の変化に対応して膜質が低下す
る傾向がある。しかし、金メッキ、銀メッキ製、黄銅製
の基体保持部材1の場合は膜質に差異は認められない。
験で評価した結果を(表12)に示す。SUS製の基体
保持部材の場合、抵抗値の変化に対応して膜質が低下す
る傾向がある。しかし、金メッキ、銀メッキ製、黄銅製
の基体保持部材1の場合は膜質に差異は認められない。
【0103】
【表12】
【0104】この様に、凹部壁面の材質の相違によって
、上記の様な差が発生する理由は、壁面にダイヤモンド
状薄膜の付着の多少によるものと考えられる。事実、基
体保持部材1を観察すると、凹部壁面の材質がSUS系
のものは、装置の運転回数とともに、基体が接触する凹
部壁面への薄膜の付着が増加していくが、他の材質のも
のは炭素が粉状で僅かに付着しているだけで有り、これ
は布で軽く拭くだけで容易に除去できた。従って、少な
くとも凹部壁面を、金、銀、黄銅の材質とすることで、
凹部壁面に付着した膜を簡単に除去でき、メンテナンス
が容易となる。
、上記の様な差が発生する理由は、壁面にダイヤモンド
状薄膜の付着の多少によるものと考えられる。事実、基
体保持部材1を観察すると、凹部壁面の材質がSUS系
のものは、装置の運転回数とともに、基体が接触する凹
部壁面への薄膜の付着が増加していくが、他の材質のも
のは炭素が粉状で僅かに付着しているだけで有り、これ
は布で軽く拭くだけで容易に除去できた。従って、少な
くとも凹部壁面を、金、銀、黄銅の材質とすることで、
凹部壁面に付着した膜を簡単に除去でき、メンテナンス
が容易となる。
【0105】なお、この場合、純金、純銀等の材料を用
いる必要はなく、金合金、銀合金、銅合金であっても同
様な効果が得られる。
いる必要はなく、金合金、銀合金、銅合金であっても同
様な効果が得られる。
【0106】また、以上の各実施例において、基体3は
円柱状であったが、本発明は、円柱形状に限るものでは
ない。例えば、断面形状が角柱の基体など柱状の基体を
使用するすべての場合でも、使用できる。また、基体を
転がす基体保持部材1あるいは複式基体保持部の凹は円
形に限るものではない。例えば、おむすび形でもよい。
円柱状であったが、本発明は、円柱形状に限るものでは
ない。例えば、断面形状が角柱の基体など柱状の基体を
使用するすべての場合でも、使用できる。また、基体を
転がす基体保持部材1あるいは複式基体保持部の凹は円
形に限るものではない。例えば、おむすび形でもよい。
【0107】さらに、本実施例では成膜粒子にイオンを
用いた成膜方法を示したが、この方式に限るものではな
く、蒸着、スパッタなどすべての薄膜形成法で使用でき
、形成しようとする薄膜はダイヤモンド状薄膜に限るも
のではなくすべての薄膜で使用が可能な方法である。
用いた成膜方法を示したが、この方式に限るものではな
く、蒸着、スパッタなどすべての薄膜形成法で使用でき
、形成しようとする薄膜はダイヤモンド状薄膜に限るも
のではなくすべての薄膜で使用が可能な方法である。
【0108】
【発明の効果】以上のことから、本発明は、柱状基体表
面への薄膜形成が小型でかつ簡単な構成で実現できると
ともに、基体の処理本数を従来に比べ飛躍的に増大して
、量産性を向上することができ、工業的な価値の高いも
のである。
面への薄膜形成が小型でかつ簡単な構成で実現できると
ともに、基体の処理本数を従来に比べ飛躍的に増大して
、量産性を向上することができ、工業的な価値の高いも
のである。
【図1】本発明の薄膜形成装置の第1の実施例装置の構
成図
成図
【図2】本発明の第1の実施例装置における基体保持部
の構成図
の構成図
【図3】本発明の第1の実施例装置における成膜中の柱
状基体の移動状態図
状基体の移動状態図
【図4】本発明の第1の実施例装置における基体の数と
その基体の移動状態の説明図
その基体の移動状態の説明図
【図5】本発明の第2の実施例装置の構成図
【図6】本
発明の第2の実施例装置における基体保持部の構成図
発明の第2の実施例装置における基体保持部の構成図
【図7】本発明の第3の実施例装置の構成図
【図8】本
発明の実施例装置の運転回数と、基体と基体保持部材の
導通状態の関係図
発明の実施例装置の運転回数と、基体と基体保持部材の
導通状態の関係図
【図9】従来の薄膜形成装置の構成図
【図10】従来の他の薄膜形成装置の構成図
【図11】
図10の従来装置を用いて柱状基体に薄膜形成を行なう
状態図
図10の従来装置を用いて柱状基体に薄膜形成を行なう
状態図
【図12】図10の従来装置においてバレル内壁面に形
成された薄膜の影響の説明図
成された薄膜の影響の説明図
【図13】図10の従来装置における課題の説明図
1 基体保持部
2 窪み凹部
3 円柱状基体
4 中心軸
5 原料供給源
6 モーター
7 直流電源
8 電極
9 成膜粒子
10 回転軸
11 複式基体保持部
12 基体固定部
13 回転機構部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 凹部を有する一対の基体保持部材を、
互いに離間しかつ前記凹部が対向するように対向配置さ
せ、前記凹部壁面に柱状基体の両端部を支承させた状態
で前記一対の基体保持部材を回転させつつ、前記凹部壁
面に支承された柱状基体をはさんで前記基体保持部材の
回転軸の反対側から、前記柱状基体に成膜粒子を供給し
て前記柱状基体に成膜を行なう薄膜形成方法【請求項2
】 基体保持部材の凹部の形状が輪帯状であることを
特徴とする請求項1記載の薄膜形成方法【請求項3】
柱状基体がその壁面において支承される凹部を有し、
且つ前記凹部が対向するように離間して回転可動に対向
配置された一対の基体保持部材と、前記凹部壁面に支承
される柱状基体をはさんで前記基体保持部材の回転軸の
反対側に設けた成膜粒子供給源を具備した薄膜形成装置 【請求項4】 基体保持部材の凹部の形状を円形とな
し、前記凹部の中心に、対向する一対の基体保持部材を
連結する軸を設けて、前記凹部と前記軸とで輪帯状の凹
部を形成した請求項3記載の薄膜形成装置【請求項5】
成膜粒子供給源よりイオンを含むを成膜粒子を供給
すると共に、柱状基体にはバイアス電位を印加しつつ、
前記柱状基体に成膜を行なう請求項1記載の薄膜形成方
法 【請求項6】 成膜粒子が到達する部分の少なくとも
最表面の材質を、成膜する薄膜と付着性がわるい材料で
構成した請求項3または4記載の薄膜形成装置【請求項
7】 成膜薄膜がダイヤモンド状薄膜であり、少なく
とも柱状基体の端部を支承する凹部壁面の材質が、金、
銀、銅のうち少なくとも1つ以上を含む材料で構成され
ている請求項3または4記載の薄膜形成装置
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3077524A JPH07122132B2 (ja) | 1990-11-01 | 1991-04-10 | 薄膜形成方法および薄膜形成装置 |
| US07/785,752 US5320877A (en) | 1990-11-01 | 1991-10-31 | Method for forming thin film and apparatus therefor |
| KR1019910019420A KR950006278B1 (ko) | 1990-11-01 | 1991-11-01 | 박막형성방법 및 박막형성장치 |
| EP91118693A EP0483880B1 (en) | 1990-11-01 | 1991-11-02 | Method for forming thin film and apparatus therefor |
| DE69118313T DE69118313T2 (de) | 1990-11-01 | 1991-11-02 | Verfahren und Anlage zur Bildung eines dünnen Films |
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|---|---|---|---|
| JP29796190 | 1990-11-01 | ||
| JP2-297961 | 1990-11-01 | ||
| JP3077524A JPH07122132B2 (ja) | 1990-11-01 | 1991-04-10 | 薄膜形成方法および薄膜形成装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JPH07122132B2 JPH07122132B2 (ja) | 1995-12-25 |
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ID=26418604
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3077524A Expired - Fee Related JPH07122132B2 (ja) | 1990-11-01 | 1991-04-10 | 薄膜形成方法および薄膜形成装置 |
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| EP (1) | EP0483880B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07122132B2 (ja) |
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| JP2002088467A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-03-27 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | 乾式表面処理用装置およびこの装置を用いた乾式表面処理方法 |
| JP2008169421A (ja) * | 2007-01-10 | 2008-07-24 | Tsubaki Emerson Co | Dlc成膜装置 |
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1991
- 1991-04-10 JP JP3077524A patent/JPH07122132B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-10-31 US US07/785,752 patent/US5320877A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-01 KR KR1019910019420A patent/KR950006278B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-02 EP EP91118693A patent/EP0483880B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-02 DE DE69118313T patent/DE69118313T2/de not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| EP0483880A2 (en) | 1992-05-06 |
| JPH07122132B2 (ja) | 1995-12-25 |
| EP0483880B1 (en) | 1996-03-27 |
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