JPH04219005A - 広帯域信号増幅器 - Google Patents
広帯域信号増幅器Info
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- JPH04219005A JPH04219005A JP3063764A JP6376491A JPH04219005A JP H04219005 A JPH04219005 A JP H04219005A JP 3063764 A JP3063764 A JP 3063764A JP 6376491 A JP6376491 A JP 6376491A JP H04219005 A JPH04219005 A JP H04219005A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は少なくとも部分的極−零補償(p
artial pole−zero compensa
tion)を有する広帯域信号増幅器であって、該広帯
域信号増幅器はフィードバック手段を具えている。 【0002】 【背景技術】このタイプの広帯域信号増幅器は特願昭第
63−267,323号(欧州特許出願第0,314,
218 号)から既知であり、かつ例えば測定装置、通
信装置、医療装置、高精細度テレビジョン回路、カラー
グラヒック表示デバイスおよび計算機モニタ用の回路に
使用するのに適しており、かつ例えばディジタル装置で
高いサンプリング周波数でサンプルされた信号の増幅用
増幅器回路に適している。 【0003】既知の広帯域信号増幅器は、特に、低オー
ム性電流入力と、それから出力電圧が導ける出力を有す
るトランスインピーダンス増幅器を具えている。トラン
スインピーダンス増幅器は低オーム性電流入力にネガテ
ィブに電流フィードバックされ、従ってトランスインピ
ーダンス回路の伝達関数の寄生容量により生成された特
定の共振周波数は高い値をとり、帯域幅は増大される。 この広帯域信号増幅器はまたトランスインピーダンス増
幅器の入力に接続されたトランスアドミタンス回路も具
えている。その帯域幅はトランスアドミタンス回路の伝
達関数の1次増大(first−order incr
ease)によりトランスインピーダンス増幅器の伝達
関数の1次減少を適当に補償することによりさらに増大
される。 【0004】既知の広帯域信号増幅器の欠点は、電流制
御の使用が一般にA級に調整され、かつ消費電力が多い
大電力駆動器を必要とすることであり、一方、B級の調
整は駆動器に多くの電子素子を必要とする。 【0005】 【発明の開示】本発明の目的は殆ど電力を消費せず、か
つ最小の量の電子素子を使用しながら約30から40M
Hz に信号を増幅できるような広い帯域を有する広帯
域増幅器を与えることである。 【0006】本発明によると、冒頭の記事に記載された
広帯域信号増幅器は、該広帯域信号増幅器が電流制御入
力(X)、電圧制御入力(Y)および出力(Z)を有す
る電流運搬器(current conveyor)を
具え、かつここで制御入力(X,Y)および出力(Z)
において交流電流(i)と交流電圧(v)に対して、電
流伝達関数Gと電圧伝達関数Aによって、 iy 0 0 0 vy
vx = A 0 0 ・ ix iz
0 G 0 vz なる
関係が実質的に保持され、該広帯域信号増幅器が増幅す
べき信号によって電流制御入力(X)を制御する電流制
御手段と、増幅すべき信号によって電圧制御入力(Y)
を制御する電圧制御手段を具え、出力(Z)がフィード
バック手段を介して電流制御入力(X)に連結され、か
つ 電流制御入力(X)と、少なくとも部分的極−零
補償用の共通電位点との間に容量性インピーダンスが配
設されていること、を特徴としている。一般に電圧伝達
関数Aはほぼ1であろう。 【0007】本発明による広帯域信号増幅器の1つの態
様は電圧制御と電流制御を組み合わせることである。一
方では、ネガティブフィードバックによる電流制御の低
い周波数に対する大きな精度により与えられた利点は維
持される。他方では、電圧制御を用いる制御は非常に簡
単であり、かつ高い周波数に対して電流制御入力(X)
における十分な電流の発生を簡単に可能とする。電流運
搬器の使用により、関連制御入力において同時に電流−
電圧制御を行うことにより関連制御入力の制御信号に依
存して電流運搬器により供給された出力信号に電流運搬
器が影響する可能性があるという理由で、本発明による
広帯域信号増幅器は簡単である。 【0008】容量性インピーダンスの目的は入力(X)
に所要の電流を与えることであり、特に広帯域信号増幅
器の通過帯域の高周波部分に位置している周波数に対し
て入力(Y)から出力(Z)への伝達を可能にすること
である。電圧制御入力(Y)における電圧制御の場合に
は、関連電圧vy は電流運搬器によってX入力におけ
る電圧vx に複製(copy)され、容量性インピー
ダンスを与えられた該電圧vx はX入力に(電流制御
手段により供給すべき電流と共に)特定の電流を流し、
最終電流ix を生成し、この電流ix はGを乗算さ
れて、出力電流iz が寄生負荷容量Cpar に流れ
るようにする。 【0009】この容量性インピーダンスは広帯域信号増
幅器の通過帯域の低周波部分に位置している周波数に実
質的に何の影響も有していない。広帯域信号増幅器の伝
達特性に位置している極(pole)は、電圧制御入力
(Y)から出力(Z)への伝達に関する容量性インピー
ダンスのためにこの特性中の零(zero)によって補
償でき、従って高い周波数まで実質的に平坦な広帯域信
号増幅器通過帯域が可能である。広帯域信号増幅器の最
大帯域幅は周波数依存電流伝達関数Gの極によって決定
されることが見いだされている。しかし、この極は30
から40MHz の程度の高周波にある。 【0010】容量性インピーダンスの値の調整により、
広帯域信号増幅器の伝達関数の零の周波数は極−零補償
が実現できるように簡単に影響できる。さらに、容量に
影響することにより、ステップ応答、特に時間的に見て
その最後の部分が影響される。容量性インピーダンスに
対するキャパシタの使用の利点は、キャパシタを介して
電流制御入力(X)に供給すべき最大電流が制限されな
いことである。このことは単位時間当たりの所望の大電
圧ステップが出力で可能であるという利点を有している
。 【0011】本発明による広帯域信号増幅器の非常に簡
単な実施例は、電流運搬器が、そのエミッタが電流制御
入力(X)を構成し、ベースが電圧制御入力(Y)を構
成し、かつコレクタが電流運搬器の出力(Z)を構成し
ているトランジスタであることを特徴としている。 【0012】電流伝達関数Gの絶対値が1より小さいこ
の実施例は1つのトランジスタのみを具えている。関連
トランジスタの電流増幅率の値を与えると、Gは約0.
98になるであろう。 【0013】本発明による広帯域信号増幅器の別の実施
例は、電流伝達関数Gが1より大きいかあるいはそれに
等しいことを特徴としている。 【0014】本発明による広帯域信号増幅器のこの実施
例の利点は、電流運搬器が部分的に電流増幅器として機
能し、従って電流制御入力における電流が電流運搬器の
出力電流よりも小さく、それはその電力消費を減少する
ことである。 【0015】本発明による広帯域信号増幅器の第3の実
施例は、フィードバック手段がDCフィードバック手段
を具えることを特徴としている。 【0016】本発明による広帯域信号増幅器のこの第3
の実施例の利点は、DCフィードバックの使用とDCフ
ィードバックの大きさの影響は広帯域信号増幅器の通過
帯域の低周波部分で起こる信号の増幅度に影響でき、広
帯域信号増幅器の通過帯域の高周波部分の信号の増幅度
に影響を持たないことである。さらに、特に広帯域信号
増幅器の伝達関数で極が起こる周波数値はDCネガティ
ブフィードバックの値により影響できる。 【0017】本発明による広帯域信号増幅器の第4の実
施例は、フィードバック手段が例えばDCネガティブフ
ィードバック手段に並列に配設されたキャパシタのよう
なACフィードバック手段を付加的に具えることを特徴
としている。フィードバックされた広帯域信号増幅器の
安定度はこのキャパシタの容量値の選択により最適化で
きる。 【0018】本発明による広帯域信号増幅器の第5の実
施例は、電圧制御入力(Y)が制御電極を持つ少なくと
も1つの半導体素子により実現された電圧制御手段の主
電流路の1つの側、および抵抗器を介して電力供給点に
連結され、かつ電流制御入力(X)が制御電極を持つ少
なくとも1つの半導体素子により実現された電流制御手
段の主電流路の1つの側に連結され、DC源の1つの側
に接続されている抵抗手段を介して主電流路の別の側が
相互接続され、上記のDC源は共通電位点に接続された
別の側を有し、かつ電流制御手段の半導体素子と、電圧
制御手段の半導体素子の2つの電極の少なくとも1つが
広帯域信号増幅器の入力端子に連結されていること、を
特徴としている。 【0019】本発明による広帯域信号増幅器のこの第5
の実施例は、電流運搬器と共通電位点との間の接続のみ
が連結主電流路を介して延在し、従って、一方では制御
入力の制御が簡単であり、他方では共通電源電位の相互
に異なる値により広帯域信号増幅器の出力の制御が簡単
であるという利点を有している。 【0020】抵抗器は電流・電圧制御手段のDC動作点
に影響し、かつ通過帯域の高い部分の増幅率に影響する
ことを可能にする。さらに、この抵抗器の瞬時短絡回路
(instantaneous short−circ
uit )は広帯域信号増幅器の過負荷を伴う増大した
電力消費を制限する可能性を与え、これは広帯域信号増
幅器の通過帯域の低い部分の増幅度に影響しない。増幅
器がテレビジョン受信機に使用される場合、いわゆる暗
電流安定度(dark current stabil
ization)は影響されない。 【0021】これらの抵抗手段によって、フィードバッ
クされた広帯域信号増幅器の全増幅度は増幅器の帯域幅
を全体として影響することなく簡単に影響できる。この
可能性はいわゆる白色点較正(white point
calibration )に影響する較正目的に特
に重要である。 【0022】本発明による広帯域信号増幅器の第6の実
施例は、広帯域信号増幅器が、その入力が電流運搬器の
出力に連結され、かつその出力がフィードバック手段に
連結されているバッファ増幅器を具えることを特徴とし
ている。バッファ増幅器が負荷されると、電流運搬器の
出力における負荷はある程度制限され、従って電流運搬
器の負荷は減少される。これは特にフィードバック手段
の電流に適用され、この電流はバッファ増幅器の出力に
より供給されるが、しかしそれはまた例えば画像表示管
により出力から導かれた容量性負荷電流に適用される。 バッファ増幅器はまたそのような画像表示管により取り
出されるビーム電流の簡単な測定の可能性を与える。 【0023】本発明による広帯域信号増幅器の第7の実
施例は、電流運搬器の出力が電流ソーシング出力(cu
rrent sourcing output)と電流
シンキング出力(current sinking o
utput)を有し、かつバッファ増幅器が各出力に連
結された対応入力を有し、上記の対応入力がバッファ増
幅器に組み込まれた第1および第2半導体素子の各制御
電極に連結され、一方、第1および第2半導体素子の主
電流路は第3半導体素子を介して相互に直列に配設され
、第3半導体素子の1つの側はフィードバック手段に連
結された出力を構成し、かつ第3半導体素子の別の側は
負荷電流を供給するかあるいは取り出す別の出力を構成
し、第1および第2半導体素子の制御電極が、一方では
1つの主電流路により供給されるかあるいはフィードバ
ック手段により取り出される電流、かつ他方では負荷に
より供給されるかあるいは第2半導体素子により取り出
されるビーム電流が第3半導体素子を用いてお互いに分
離されるようなやり方で調整され、かつ第2半導体素子
の主電流路の別の側が負荷により供給されたビーム電流
についての情報を与える情報出力に連結されていること
、を特徴としている。 【0024】この実施例の利点は、フィードバック手段
に供給すべきフィードバック電流が負荷から取り出すべ
き電流を妨害せず、従って正確な情報が負荷によって取
り出された電流についての情報出力に供給され、それは
特に負荷として画像表示管を使用する場合にビーム電流
安定化に関連して非常に重要である。さらに、広帯域信
号増幅器の関連出力は容量性充電電流および放電電流の
双方を供給することができる。この実施例の別の利点は
、それが低い出力インピーダンスを有し、かつ効率的に
機能するよう電気素子の量を最小にすることである。 というのは、画像表示管のビーム電流の測定に要求され
たどんな特殊な能動素子も広帯域信号増幅器で必要でな
いからである。 【0025】本発明とその利点は添付図面を参照して詳
細に説明され、そこでは類似の素子は同じ参照記号ない
し参照シンボルを有している。 【0026】 【実施例】図1は広帯域信号増幅器1の詳細な実施例を
示している。この広帯域信号増幅器1は入力端子Vin
と出力端子Vo を有している。例えばビデオ信号のよ
うな広帯域信号は端子Vinで利用可能であり、該信号
は示されていない別の電子手段により供給されている。 広帯域信号増幅器1は端子Vinの入力信号を増幅し、
端子Vo に出力信号を供給する。画像表示管が端子V
o に接続できるが、それは示されていない。 【0027】広帯域信号増幅器1は電流運搬器2を具え
、そして所望ならバッファ増幅器3を具えている。電流
運搬器2は(電圧)制御入力4と入力端子5、ならびに
出力端子6を有している。図1に示された実施例では、
広帯域信号増幅器1は出力6を出力端子Vo に連結す
るバッファ増幅器3を具えている。しかし、バッファ増
幅器3の使用は出力6が出力端子Vo に代案として直
接接続されるという理由で必ずしも必要なものではない
。示された実施例では、電流運搬器2は出力6を有し、
出力6は電流を供給する出力7と電流を取り出す出力8
の組合せとして実現されている(これらの出力はまた「
電流ソーシング」出力と電流シンキング」出力として参
照されている)。今後説明するバッファ増幅器3はこれ
らの出力7と8に対応する入力をもちろん有している。 バッファ増幅器3は出力9を有し、その1つの分枝は端
子10を介し、かつフィードバック手段11を介して制
御入力端子5に接続され、その別の分枝は出力端子Vo
を構成している。 【0028】電圧制御手段12は電圧制御端子4に接続
され、電流制御手段13は入力端子5に接続されている
。所望なら、電圧制御と電流制御は同時に起こるが、し
かし別々の手段12と13によっている。 【0029】電流運搬器2と同様に、電圧制御手段12
は電源電圧点、すなわちVccに接続されている。電圧
制御手段12は電源電圧Vccに接続された抵抗器14
と、入力端子Vinに接続された制御電極16を有する
半導体素子15を備えている。半導体素子15はコレク
タ・エミッタ回路の形をした主電流路を有している。ト
ランジスタとして実現された半導体素子15のコレクタ
は抵抗器14と端子4に接続されている。 【0030】電流制御手段13は基準電圧源19に接続
されている制御電極18を持つ半導体素子17を具えて
いる。トランジスタとして実現された半導体素子17は
半導体素子の主電流路を構成するコレクタ・エミッタ回
路を有している。半導体素子17のコレクタは入力端子
5に接続され、一方、半導体素子17のエミッタは抵抗
器20により示されている抵抗手段を介してトランジス
タの形をした半導体素子15のエミッタに連結されてい
る。半導体素子15と17の主電流路の接合点は半導体
素子17のエミッタの位置で電流源21に接続され、該
電流源は一般に調整可能な直流電流Iref を供給す
る。電流制御手段13に組み込まれた2つの電源19と
21は電源電圧の共通電位端子Veeに接続されている
。 【0031】所望なら、端子Vinは制御電極18に接
続でき、かつ端子Vipは制御電極16に接続できる。 これは(その動作が今後説明される)広帯域信号増幅器
1の動作に影響しない。 【0032】図1に示された実施例では、広帯域信号増
幅器1はキャパシタ23の形をした別の制御手段12′
を具えている。このキャパシタはその1端が入力端子5
に接続され、その他端が別の電源電圧の端子Vssに接
続されている。端子Vddはまたこの別の電源電圧の一
部分を形成している。端子Vddは所要の電源電圧を電
流運搬器に部分的に供給し、さらに所要の電源電圧をバ
ッファ増幅器3に供給する。 【0033】示された広帯域信号増幅器1はフィードバ
ック手段11に組み込まれ、かつ図1の抵抗器24によ
り示された電流フィードバック手段を具え、また抵抗器
24に並列に配設されたキャパシタ25によって示され
たACフィードバック手段を具えている。バッファ増幅
器3は端子Iinfに接続され、この端子Iinf は
ダイオード27と電圧源28を介して別の電源電圧の端
子Vssに接続されている。 【0034】もし制御入力(X)に流れる交番電流がi
x により示され、制御入力(X)における交番電圧が
vx により示され、そしてもし制御入力(Y)と出力
(Z)の交番電流と交番電圧がiy ,vy ,iz
,vz によってそれぞれ示されるなら、これらの量の
間に以下の関係が与えられる。 iy 0 0 0 vy
vx = A 0 0 ・ ix iz
0 G 0 vz ここ
でGは電流伝達関数である。この関係は以下の式で特性
化される。 iy =0,vx =vy ,iz =Gix 【00
35】これらの関係は電流運搬器2の動作を特性化する
。これ以上の詳細はビー・ウイルソン(B. Wils
on )の「エレクトロニクス・アンド・ワイヤレス・
ワールド(Electronics and Wire
less World)」によって発行された2つの論
文から導くことができる。「電流運搬器の使用(Usi
ng Current Conveyors )」なる
題目の第1の論文は1986年4月号の頁28−32に
公開され、「利得帯域幅積の新様式(ANew Loo
k at Gain Bandwidth Produ
ct)」なる題目の第2の論文は1987年8月号の頁
834 −836 に公開された。最初の論文では電流
伝達関数により仮定された値は+1に制限されている。 【0036】そのような電流運搬器の非常に簡単な実施
例が図2に示されている。この実施例において、トラン
ジスタ50は単なる電流運搬器として機能している。そ
のベース51は(電圧)制御入力(Y)を構成し、かつ
(電圧)制御入力端子4に接続され、それに電圧制御手
段12が接続されている。トランジスタ50のエミッタ
52は電流制御入力(X)を構成し、かつ電流制御手段
13とキャパシタ23の並列回路接続されている。コレ
クタ53は電流運搬器のZ出力を構成している。それは
電源電圧Vddに接続された抵抗器R54を有し、トラ
ンジスタ50と接続路、および端子6に接続された負荷
との寄生容量の組合せを構成しているキャパシタCpa
r が接続されている。 【0037】「電流運搬器」の動作は図3と図4を参照
して詳細に説明されよう。図3はフィードバック抵抗器
Rがバッファ増幅器3の出力V2 と電流運搬器2の入
力端子5の間に配設されている増幅器回路の線図を示し
ている。入力4はアースに接続され、電流源I1 は入
力端子5と端子Vssの間に接続されている。バッファ
増幅器3は、電流iz 、従って電流ix が十分小さ
いことを保証している。図3の線図に対して、V2 =
RI1 が保持されている。この回路は電流制御され、
ネガティブフィードバックされ、それはDC動作と低周
波動作に都合良く影響している。さらに、出力電圧V2
は正確に入力電流I1 に追従している。 【0038】しかし、図4は電流制御入力5における直
接制御が入力4と端子Vssの間に接続された電圧源V
1 により電圧制御入力4における制御を置き換えてい
る線図を示している。キャパシタC2 は入力5と端子
Vssの間に接続され、キャパシタC1 は出力6と端
子VSSの間に接続されている。図4の線図では、V2
=G(C2 /C1 )V1 が保持されている。こ
の回路はフォアワードフィードバックを有しているがネ
ガティブフィードバックは有していない。それ故、ここ
にどんなループ安定問題も起こらず、従って回路は高周
波で好ましい動作を有している。 【0039】図3の線図の動作が自明であるところでは
、電流運搬器の比較を行うと、以下のことが図4を参照
して注意されるべきである。ここでvx =vy =V
1 が保持されている。このように、印加された電圧V
1 とキャパシタC2 の組合せは、入力Xに流れかつ
電流増幅率Gにより乗算されて引き続き出力Zで複製さ
れる後者(キャパシタC2 )に電流を生成するであろ
う。この出力電流はキャパシタC1 を通して流れ、従
って電圧V1 に対応する電圧がこのキャパシタにわた
って生成され、その電圧はそれがバッファ増幅器3によ
り処理された後で電圧V2 として利用可能となる。図
3および図4に別々に示された線図の動作が説明され、
一方、電流制御と電圧制御のこれらの2つの形態の各々
はその特定の利点を有し、電圧制御は高周波に特に適し
ており、電流制御は低周波に特に適していることに注意
すべきである。 【0040】これらの利点は図1に示された広帯域信号
増幅器1を使用する場合に組合せることができる。事実
、電圧および電流の同時制御がこの増幅器で起こる。 端子Vinから見て、電圧制御は電圧制御手段12を用
いて実行され、一方、電流運搬器2は入力4における電
圧を入力Xに複製し、かつこの複製された電圧はキャパ
シタ23と共に入力Xに電流を生成し、これはG倍に乗
算されて、出力6で利用可能となり、さらにCpar
に進む。再び端子Vinから見て、電流制御は抵抗器2
0と電流制御手段13を介して実行され、一方、電圧制
御によりもたらされた入力Xへの電流に加えて、入力X
への電流は電流制御手段13を用いて直接に影響される
。電圧制御と電流制御のこの組合せは広帯域信号増幅器
1の非常に簡単な回路を導く。さらに、これらの各制御
の別々の利点は図1の回路で完全に維持されている。そ
の結果は、適当な極−零補償を使用する場合にこの組合
された制御が30ないし40MHz 程度の非常に高い
周波数での増幅を可能にするというものである。これは
今後さらに説明されよう。 【0041】電流運搬器2の上述の関係に基づいて、図
1の広帯域信号増幅器1の回路にさらに計算が行われ、
それは次の式数1 【数1】 となる。 【0042】この関係式で、pはラプラスの演算子を表
し、Vip(p)は基準電圧源19により供給された電
圧であり、Cpar は電流運搬器2の出力6における
容量性負荷である。Cpar は数pFから約20pF
までのオーダーの容量である。Cpar は出力6のト
ランジスタ、およびバッファ増幅器3の入力段により生
成される寄生容量を含んでいる。さらに、Cpar は
結線容量も含んでいる。 さもなければ抵抗器とキャパシタは通常のやり方で示さ
れる。出力電圧Vo に基づく電源電圧Vccの変動の
影響によって表されたファクタならびにVo に基づく
Iref の変動の影響を表すファクタはこの関係式に
は組み込まれていない。以下の関係が数2 【数2】 の電流伝達関数Gに一般に保持されていることに注意す
るのは重要である。 【0043】この表現でG0 は零周波数におけるGの
値を表し、Tg はそれ以上でGの20dB/オクター
ブ減衰が観測される時定数である。伝達関数Gの極の値
は高周波に位置し、実際には30MHz よりも高い周
波数に位置している。 【0044】実際には、ファクタR24/R20は電流
制御手段13による電流制御に関連している。このファ
クタはまた広帯域信号増幅器1のDC動作を決定する。 【0045】Vo (p)に対する上述の表現の分母は
実際には約3MHz である周波数値における1次の極
(first−order pole)を有している。 この表現に存在する2次の極は伝達関数Gの極によって
決定される。この極は30MHz より高い周波数値に
位置している。 【0046】広帯域信号増幅器1に対する上述の表現の
分子は零を有する。極と零の値をお互いに等しくするこ
とにより、極−零補償が実現され、従って広帯域信号増
幅器1の通過帯域はかなり増大し、かつ30から40M
Hz に位置した電流伝達関数Gの極によってその上限
に制限されるのみである。 【0047】上述のファクタを省略し、かつR24>>
R14およびC23>>C25と仮定すると、電圧伝達
関数H(p)に対する上述の関係は数3 【数3】 のように書ける。 【0048】以下のことはこの実際的な関係に基づいて
注意できる。 【0049】(1) 既に説明したように、零が分子
に認められ、極が分母に認められる。この関係で示され
た異なる成分は極と零がお互いに補償するような値を与
えることができる。実際には、この補償は約3MHz
で起こるであろう。 【0050】(2) 最終の帯域幅は主として伝達関
数Gの極によって決定される。しかし、既に前に注意し
たように、この極は約30から40MHz にある。こ
のように、広帯域信号増幅器1の電圧制御の場合には帯
域幅はまたこれらの高い周波数まで拡大しよう。 【0051】(3) 総合増幅度はR20の抵抗値に
よって調整できる。それは例えばいわゆる白色D較正(
white D calibration )に使用で
きる。 【0052】(4) 抵抗器R14とキャパシタC2
3とC25は高周波増幅度を決定するのみである。前述
のこれらの素子の1つは極−零補償の実現に使用できる
。C23の調整によって極−零補償を実現することが好
ましい。というのは、R14がDC動作点に影響するか
らである。実際には、最適安定度の実現にC25を利用
するのは有利であると見いだされている。というのは、
C25の値は高周波フィードバックファクタを決定する
からである。もしC23が調整に適していないなら、ス
テップ応答はいわゆる尾(tail)を示し、非常に長
く続き、これは望ましくない。 【0053】(5) 所与の環境の下で抵抗器R14
を短絡する可能性を創成するのは実際に有利であると見
いだされている。これは広帯域信号増幅器1の通過帯域
の低い部分の増幅度を影響することなく帯域幅と電力消
費を制限する。これは電流運搬器がAB級に調整されて
いる事実の結果である。もし多くのより高い周波数成分
を具える信号が長期間広帯域信号増幅器によって処理さ
れるなら、過負荷の保護を実現する際にこの可能性が使
用される。追加の利点は、増幅器がテレビジョンセット
に使用される場合にいわゆる暗電流安定化が影響されな
いということである。 【0054】(6) 負荷Cpar を通る電流は主
として順方向に発生され、C23を通る電流から導かれ
る。電流運搬器2の電圧制御入力4の電圧により印加さ
れるC23を通る電流は電流運搬器で複製される。この
場合、所望の負荷電流を供給しようとするだけ多くの電
流がキャパシタC23を通して流れることができる。C
23は電流制御入力5に供給できる電流に上限を課すこ
とはない。従って、C23の使用は、負荷によって生じ
るスルーレート(slew−rate )問題を克服す
るように十分な電流が電流運搬器2に供給できることを
保証する。もし負荷が上記の寄生容量により構成され、
そこで200mAまでのピーク電流が起こり、それが電
流運搬器2の所与の環境の下で出力6から導かれるかあ
るいはそれに供給されるなら、このことは非常に重要で
ある。一例として、広帯域信号増幅器1を約20pFの
実際の負荷で(これは約200 mAのピーク出力電流
を要求する)ビデオ増幅器として使用する場合に、10
kV/μsのスルーレートが考慮できる。 【0055】(7) 伝達関数Gの絶対値が1より大
きいから、従って出力6によって負荷に供給すべき電流
の小さい部分は電流制御入力端子5を通して流れるであ
ろう。実際の場合、G=6が保持されると、電流制御入
力5に供給すべき最大ピーク電流は約33mAになろう
。伝達関数Gの絶対値を1より大きくする別の利点は、
電圧Vo (p)に基づくCpar の影響はGが大き
くなると小さくなる(分割係数Cpar /Gもまた小
さい値を有しているから)という上述の関係から直ちに
明白であろうということである。 【0056】制御手段12, 13と電流運搬器2の間
のただ1つの接続は半導体素子15と17のコレクタを
介して延在し、一方、各主電流路を通る電流の和は一定
で、Iref に等しい。その結果、一方では制御入力
X,Yで関連入力信号を、他方では出力6で出力信号を
異なる2つのアース電位に関連するのは比較的容易であ
る。図1は電流運搬器2が電源端子Vdd,Vcc,V
ssを介して供給されることを示している。制御手段は
Veeでアースに接続されている。これまで説明された
ような制御手段12と13の配列は、端子Vinを介し
て印加される信号の縮小回路(reducing ci
rcuit)としてのその可能な使用を考慮して別の重
要な利点を有している。 【0057】図5は図1に組み込まれた広帯域信号増幅
器に使用するバッファ増幅器3の可能な実施例を示して
いる。端子VddとVssの間で、示されたバッファ増
幅器3は制御電極30を持つ半導体素子29、ダイオー
ド31として示された半導体素子、制御電極33を持つ
半導体素子32、ダイオード27および電圧源28の直
列配列を具えている。抵抗器34がさらに端子Iinf
と端子Vssの間に配設されている。半導体素子29
と32は図5に既知の態様で示されたトランジスタであ
る。制御電極30は電流運搬器2の電流ソーシング出力
7に接続されており、接続電極33は電流運搬器2の電
流シンキング出力8に接続されている。 【0058】電流は半導体素子29とダイオード31の
主電流路を介して、すなわちダイオード31に直列に配
設されているコレクタ・エミッタ回路を介して負荷Cb
el に供給される。電流が負荷Cbel に供給され
る場合、ダイオード31は関連電流を通過させる。負荷
Cbel から導かれた電流は、半導体素子32の主電
流路を介して、すなわち半導体素子32のコレクタ・エ
ミッタ回路を介して、かつ抵抗器34とダイオード27
および電源28を介して端子Vssに流れる電流となる
。 【0059】画像表示管を負荷として使用する場合にこ
の管は端子Vo に電流を供給し、この電流はトランジ
スタ32のコレクタ・エミッタ回路を介して、そして引
き続き抵抗器34を介して端子Iinf に流れること
に注意することは重要である。負荷によるビーム電流の
供給は電流源Istr により象徴的に示されている。 このビーム電流が電子ビーム強度の測度であるという理
由で測定できることは重要である。従って端子Iinf
における信号はビーム電流安定化とピーク電流制限の
確立に使用されるビーム電流の大きさについての情報を
与える。 【0060】所望なら、負荷に余分の正の漏洩電流を供
給する抵抗器35が出力7と端子Vo の間に配設でき
、従って広帯域信号増幅器1はいわゆる含浸Iカソード
を有するタイプの画像表示管と協働するのに適している
。 【0061】フィードバック電流は端子10を介してフ
ィードバック手段11に供給され、一方、一般ビーム電
流より大きいこの電流はビーム電流の測定を妨害しない
。図5の電流はフィードバック電流によって端子10に
対して妨害されることなく端子Iinf のビーム電流
を測定する可能性を与える。この目的で、電流ソーシン
グ出力7と電流シンキング出力8の間のDCバイアス電
圧は、これらの電圧間の差が3つの接合電圧より小さい
、すなわち約3×0.6 Vより小さいようになってい
ることが必要である。というのは、さもなければ、不必
要な静止電流がトランジスタ29と32のコレクタ・エ
ミッタ回路とダイオード31の直列配列を通して流れ始
めるからである。他方、これらの電圧間の差は抵抗器3
5による漏洩電流補償の満足すべき動作に対する1つの
接合電圧より大きくなければならない。この差は2つの
接合電圧、すなわち約2×0.6 Vであることが好ま
しい。所望の接合電圧を与えるDC電圧手段22が出力
7と8の間に配設されている。
artial pole−zero compensa
tion)を有する広帯域信号増幅器であって、該広帯
域信号増幅器はフィードバック手段を具えている。 【0002】 【背景技術】このタイプの広帯域信号増幅器は特願昭第
63−267,323号(欧州特許出願第0,314,
218 号)から既知であり、かつ例えば測定装置、通
信装置、医療装置、高精細度テレビジョン回路、カラー
グラヒック表示デバイスおよび計算機モニタ用の回路に
使用するのに適しており、かつ例えばディジタル装置で
高いサンプリング周波数でサンプルされた信号の増幅用
増幅器回路に適している。 【0003】既知の広帯域信号増幅器は、特に、低オー
ム性電流入力と、それから出力電圧が導ける出力を有す
るトランスインピーダンス増幅器を具えている。トラン
スインピーダンス増幅器は低オーム性電流入力にネガテ
ィブに電流フィードバックされ、従ってトランスインピ
ーダンス回路の伝達関数の寄生容量により生成された特
定の共振周波数は高い値をとり、帯域幅は増大される。 この広帯域信号増幅器はまたトランスインピーダンス増
幅器の入力に接続されたトランスアドミタンス回路も具
えている。その帯域幅はトランスアドミタンス回路の伝
達関数の1次増大(first−order incr
ease)によりトランスインピーダンス増幅器の伝達
関数の1次減少を適当に補償することによりさらに増大
される。 【0004】既知の広帯域信号増幅器の欠点は、電流制
御の使用が一般にA級に調整され、かつ消費電力が多い
大電力駆動器を必要とすることであり、一方、B級の調
整は駆動器に多くの電子素子を必要とする。 【0005】 【発明の開示】本発明の目的は殆ど電力を消費せず、か
つ最小の量の電子素子を使用しながら約30から40M
Hz に信号を増幅できるような広い帯域を有する広帯
域増幅器を与えることである。 【0006】本発明によると、冒頭の記事に記載された
広帯域信号増幅器は、該広帯域信号増幅器が電流制御入
力(X)、電圧制御入力(Y)および出力(Z)を有す
る電流運搬器(current conveyor)を
具え、かつここで制御入力(X,Y)および出力(Z)
において交流電流(i)と交流電圧(v)に対して、電
流伝達関数Gと電圧伝達関数Aによって、 iy 0 0 0 vy
vx = A 0 0 ・ ix iz
0 G 0 vz なる
関係が実質的に保持され、該広帯域信号増幅器が増幅す
べき信号によって電流制御入力(X)を制御する電流制
御手段と、増幅すべき信号によって電圧制御入力(Y)
を制御する電圧制御手段を具え、出力(Z)がフィード
バック手段を介して電流制御入力(X)に連結され、か
つ 電流制御入力(X)と、少なくとも部分的極−零
補償用の共通電位点との間に容量性インピーダンスが配
設されていること、を特徴としている。一般に電圧伝達
関数Aはほぼ1であろう。 【0007】本発明による広帯域信号増幅器の1つの態
様は電圧制御と電流制御を組み合わせることである。一
方では、ネガティブフィードバックによる電流制御の低
い周波数に対する大きな精度により与えられた利点は維
持される。他方では、電圧制御を用いる制御は非常に簡
単であり、かつ高い周波数に対して電流制御入力(X)
における十分な電流の発生を簡単に可能とする。電流運
搬器の使用により、関連制御入力において同時に電流−
電圧制御を行うことにより関連制御入力の制御信号に依
存して電流運搬器により供給された出力信号に電流運搬
器が影響する可能性があるという理由で、本発明による
広帯域信号増幅器は簡単である。 【0008】容量性インピーダンスの目的は入力(X)
に所要の電流を与えることであり、特に広帯域信号増幅
器の通過帯域の高周波部分に位置している周波数に対し
て入力(Y)から出力(Z)への伝達を可能にすること
である。電圧制御入力(Y)における電圧制御の場合に
は、関連電圧vy は電流運搬器によってX入力におけ
る電圧vx に複製(copy)され、容量性インピー
ダンスを与えられた該電圧vx はX入力に(電流制御
手段により供給すべき電流と共に)特定の電流を流し、
最終電流ix を生成し、この電流ix はGを乗算さ
れて、出力電流iz が寄生負荷容量Cpar に流れ
るようにする。 【0009】この容量性インピーダンスは広帯域信号増
幅器の通過帯域の低周波部分に位置している周波数に実
質的に何の影響も有していない。広帯域信号増幅器の伝
達特性に位置している極(pole)は、電圧制御入力
(Y)から出力(Z)への伝達に関する容量性インピー
ダンスのためにこの特性中の零(zero)によって補
償でき、従って高い周波数まで実質的に平坦な広帯域信
号増幅器通過帯域が可能である。広帯域信号増幅器の最
大帯域幅は周波数依存電流伝達関数Gの極によって決定
されることが見いだされている。しかし、この極は30
から40MHz の程度の高周波にある。 【0010】容量性インピーダンスの値の調整により、
広帯域信号増幅器の伝達関数の零の周波数は極−零補償
が実現できるように簡単に影響できる。さらに、容量に
影響することにより、ステップ応答、特に時間的に見て
その最後の部分が影響される。容量性インピーダンスに
対するキャパシタの使用の利点は、キャパシタを介して
電流制御入力(X)に供給すべき最大電流が制限されな
いことである。このことは単位時間当たりの所望の大電
圧ステップが出力で可能であるという利点を有している
。 【0011】本発明による広帯域信号増幅器の非常に簡
単な実施例は、電流運搬器が、そのエミッタが電流制御
入力(X)を構成し、ベースが電圧制御入力(Y)を構
成し、かつコレクタが電流運搬器の出力(Z)を構成し
ているトランジスタであることを特徴としている。 【0012】電流伝達関数Gの絶対値が1より小さいこ
の実施例は1つのトランジスタのみを具えている。関連
トランジスタの電流増幅率の値を与えると、Gは約0.
98になるであろう。 【0013】本発明による広帯域信号増幅器の別の実施
例は、電流伝達関数Gが1より大きいかあるいはそれに
等しいことを特徴としている。 【0014】本発明による広帯域信号増幅器のこの実施
例の利点は、電流運搬器が部分的に電流増幅器として機
能し、従って電流制御入力における電流が電流運搬器の
出力電流よりも小さく、それはその電力消費を減少する
ことである。 【0015】本発明による広帯域信号増幅器の第3の実
施例は、フィードバック手段がDCフィードバック手段
を具えることを特徴としている。 【0016】本発明による広帯域信号増幅器のこの第3
の実施例の利点は、DCフィードバックの使用とDCフ
ィードバックの大きさの影響は広帯域信号増幅器の通過
帯域の低周波部分で起こる信号の増幅度に影響でき、広
帯域信号増幅器の通過帯域の高周波部分の信号の増幅度
に影響を持たないことである。さらに、特に広帯域信号
増幅器の伝達関数で極が起こる周波数値はDCネガティ
ブフィードバックの値により影響できる。 【0017】本発明による広帯域信号増幅器の第4の実
施例は、フィードバック手段が例えばDCネガティブフ
ィードバック手段に並列に配設されたキャパシタのよう
なACフィードバック手段を付加的に具えることを特徴
としている。フィードバックされた広帯域信号増幅器の
安定度はこのキャパシタの容量値の選択により最適化で
きる。 【0018】本発明による広帯域信号増幅器の第5の実
施例は、電圧制御入力(Y)が制御電極を持つ少なくと
も1つの半導体素子により実現された電圧制御手段の主
電流路の1つの側、および抵抗器を介して電力供給点に
連結され、かつ電流制御入力(X)が制御電極を持つ少
なくとも1つの半導体素子により実現された電流制御手
段の主電流路の1つの側に連結され、DC源の1つの側
に接続されている抵抗手段を介して主電流路の別の側が
相互接続され、上記のDC源は共通電位点に接続された
別の側を有し、かつ電流制御手段の半導体素子と、電圧
制御手段の半導体素子の2つの電極の少なくとも1つが
広帯域信号増幅器の入力端子に連結されていること、を
特徴としている。 【0019】本発明による広帯域信号増幅器のこの第5
の実施例は、電流運搬器と共通電位点との間の接続のみ
が連結主電流路を介して延在し、従って、一方では制御
入力の制御が簡単であり、他方では共通電源電位の相互
に異なる値により広帯域信号増幅器の出力の制御が簡単
であるという利点を有している。 【0020】抵抗器は電流・電圧制御手段のDC動作点
に影響し、かつ通過帯域の高い部分の増幅率に影響する
ことを可能にする。さらに、この抵抗器の瞬時短絡回路
(instantaneous short−circ
uit )は広帯域信号増幅器の過負荷を伴う増大した
電力消費を制限する可能性を与え、これは広帯域信号増
幅器の通過帯域の低い部分の増幅度に影響しない。増幅
器がテレビジョン受信機に使用される場合、いわゆる暗
電流安定度(dark current stabil
ization)は影響されない。 【0021】これらの抵抗手段によって、フィードバッ
クされた広帯域信号増幅器の全増幅度は増幅器の帯域幅
を全体として影響することなく簡単に影響できる。この
可能性はいわゆる白色点較正(white point
calibration )に影響する較正目的に特
に重要である。 【0022】本発明による広帯域信号増幅器の第6の実
施例は、広帯域信号増幅器が、その入力が電流運搬器の
出力に連結され、かつその出力がフィードバック手段に
連結されているバッファ増幅器を具えることを特徴とし
ている。バッファ増幅器が負荷されると、電流運搬器の
出力における負荷はある程度制限され、従って電流運搬
器の負荷は減少される。これは特にフィードバック手段
の電流に適用され、この電流はバッファ増幅器の出力に
より供給されるが、しかしそれはまた例えば画像表示管
により出力から導かれた容量性負荷電流に適用される。 バッファ増幅器はまたそのような画像表示管により取り
出されるビーム電流の簡単な測定の可能性を与える。 【0023】本発明による広帯域信号増幅器の第7の実
施例は、電流運搬器の出力が電流ソーシング出力(cu
rrent sourcing output)と電流
シンキング出力(current sinking o
utput)を有し、かつバッファ増幅器が各出力に連
結された対応入力を有し、上記の対応入力がバッファ増
幅器に組み込まれた第1および第2半導体素子の各制御
電極に連結され、一方、第1および第2半導体素子の主
電流路は第3半導体素子を介して相互に直列に配設され
、第3半導体素子の1つの側はフィードバック手段に連
結された出力を構成し、かつ第3半導体素子の別の側は
負荷電流を供給するかあるいは取り出す別の出力を構成
し、第1および第2半導体素子の制御電極が、一方では
1つの主電流路により供給されるかあるいはフィードバ
ック手段により取り出される電流、かつ他方では負荷に
より供給されるかあるいは第2半導体素子により取り出
されるビーム電流が第3半導体素子を用いてお互いに分
離されるようなやり方で調整され、かつ第2半導体素子
の主電流路の別の側が負荷により供給されたビーム電流
についての情報を与える情報出力に連結されていること
、を特徴としている。 【0024】この実施例の利点は、フィードバック手段
に供給すべきフィードバック電流が負荷から取り出すべ
き電流を妨害せず、従って正確な情報が負荷によって取
り出された電流についての情報出力に供給され、それは
特に負荷として画像表示管を使用する場合にビーム電流
安定化に関連して非常に重要である。さらに、広帯域信
号増幅器の関連出力は容量性充電電流および放電電流の
双方を供給することができる。この実施例の別の利点は
、それが低い出力インピーダンスを有し、かつ効率的に
機能するよう電気素子の量を最小にすることである。 というのは、画像表示管のビーム電流の測定に要求され
たどんな特殊な能動素子も広帯域信号増幅器で必要でな
いからである。 【0025】本発明とその利点は添付図面を参照して詳
細に説明され、そこでは類似の素子は同じ参照記号ない
し参照シンボルを有している。 【0026】 【実施例】図1は広帯域信号増幅器1の詳細な実施例を
示している。この広帯域信号増幅器1は入力端子Vin
と出力端子Vo を有している。例えばビデオ信号のよ
うな広帯域信号は端子Vinで利用可能であり、該信号
は示されていない別の電子手段により供給されている。 広帯域信号増幅器1は端子Vinの入力信号を増幅し、
端子Vo に出力信号を供給する。画像表示管が端子V
o に接続できるが、それは示されていない。 【0027】広帯域信号増幅器1は電流運搬器2を具え
、そして所望ならバッファ増幅器3を具えている。電流
運搬器2は(電圧)制御入力4と入力端子5、ならびに
出力端子6を有している。図1に示された実施例では、
広帯域信号増幅器1は出力6を出力端子Vo に連結す
るバッファ増幅器3を具えている。しかし、バッファ増
幅器3の使用は出力6が出力端子Vo に代案として直
接接続されるという理由で必ずしも必要なものではない
。示された実施例では、電流運搬器2は出力6を有し、
出力6は電流を供給する出力7と電流を取り出す出力8
の組合せとして実現されている(これらの出力はまた「
電流ソーシング」出力と電流シンキング」出力として参
照されている)。今後説明するバッファ増幅器3はこれ
らの出力7と8に対応する入力をもちろん有している。 バッファ増幅器3は出力9を有し、その1つの分枝は端
子10を介し、かつフィードバック手段11を介して制
御入力端子5に接続され、その別の分枝は出力端子Vo
を構成している。 【0028】電圧制御手段12は電圧制御端子4に接続
され、電流制御手段13は入力端子5に接続されている
。所望なら、電圧制御と電流制御は同時に起こるが、し
かし別々の手段12と13によっている。 【0029】電流運搬器2と同様に、電圧制御手段12
は電源電圧点、すなわちVccに接続されている。電圧
制御手段12は電源電圧Vccに接続された抵抗器14
と、入力端子Vinに接続された制御電極16を有する
半導体素子15を備えている。半導体素子15はコレク
タ・エミッタ回路の形をした主電流路を有している。ト
ランジスタとして実現された半導体素子15のコレクタ
は抵抗器14と端子4に接続されている。 【0030】電流制御手段13は基準電圧源19に接続
されている制御電極18を持つ半導体素子17を具えて
いる。トランジスタとして実現された半導体素子17は
半導体素子の主電流路を構成するコレクタ・エミッタ回
路を有している。半導体素子17のコレクタは入力端子
5に接続され、一方、半導体素子17のエミッタは抵抗
器20により示されている抵抗手段を介してトランジス
タの形をした半導体素子15のエミッタに連結されてい
る。半導体素子15と17の主電流路の接合点は半導体
素子17のエミッタの位置で電流源21に接続され、該
電流源は一般に調整可能な直流電流Iref を供給す
る。電流制御手段13に組み込まれた2つの電源19と
21は電源電圧の共通電位端子Veeに接続されている
。 【0031】所望なら、端子Vinは制御電極18に接
続でき、かつ端子Vipは制御電極16に接続できる。 これは(その動作が今後説明される)広帯域信号増幅器
1の動作に影響しない。 【0032】図1に示された実施例では、広帯域信号増
幅器1はキャパシタ23の形をした別の制御手段12′
を具えている。このキャパシタはその1端が入力端子5
に接続され、その他端が別の電源電圧の端子Vssに接
続されている。端子Vddはまたこの別の電源電圧の一
部分を形成している。端子Vddは所要の電源電圧を電
流運搬器に部分的に供給し、さらに所要の電源電圧をバ
ッファ増幅器3に供給する。 【0033】示された広帯域信号増幅器1はフィードバ
ック手段11に組み込まれ、かつ図1の抵抗器24によ
り示された電流フィードバック手段を具え、また抵抗器
24に並列に配設されたキャパシタ25によって示され
たACフィードバック手段を具えている。バッファ増幅
器3は端子Iinfに接続され、この端子Iinf は
ダイオード27と電圧源28を介して別の電源電圧の端
子Vssに接続されている。 【0034】もし制御入力(X)に流れる交番電流がi
x により示され、制御入力(X)における交番電圧が
vx により示され、そしてもし制御入力(Y)と出力
(Z)の交番電流と交番電圧がiy ,vy ,iz
,vz によってそれぞれ示されるなら、これらの量の
間に以下の関係が与えられる。 iy 0 0 0 vy
vx = A 0 0 ・ ix iz
0 G 0 vz ここ
でGは電流伝達関数である。この関係は以下の式で特性
化される。 iy =0,vx =vy ,iz =Gix 【00
35】これらの関係は電流運搬器2の動作を特性化する
。これ以上の詳細はビー・ウイルソン(B. Wils
on )の「エレクトロニクス・アンド・ワイヤレス・
ワールド(Electronics and Wire
less World)」によって発行された2つの論
文から導くことができる。「電流運搬器の使用(Usi
ng Current Conveyors )」なる
題目の第1の論文は1986年4月号の頁28−32に
公開され、「利得帯域幅積の新様式(ANew Loo
k at Gain Bandwidth Produ
ct)」なる題目の第2の論文は1987年8月号の頁
834 −836 に公開された。最初の論文では電流
伝達関数により仮定された値は+1に制限されている。 【0036】そのような電流運搬器の非常に簡単な実施
例が図2に示されている。この実施例において、トラン
ジスタ50は単なる電流運搬器として機能している。そ
のベース51は(電圧)制御入力(Y)を構成し、かつ
(電圧)制御入力端子4に接続され、それに電圧制御手
段12が接続されている。トランジスタ50のエミッタ
52は電流制御入力(X)を構成し、かつ電流制御手段
13とキャパシタ23の並列回路接続されている。コレ
クタ53は電流運搬器のZ出力を構成している。それは
電源電圧Vddに接続された抵抗器R54を有し、トラ
ンジスタ50と接続路、および端子6に接続された負荷
との寄生容量の組合せを構成しているキャパシタCpa
r が接続されている。 【0037】「電流運搬器」の動作は図3と図4を参照
して詳細に説明されよう。図3はフィードバック抵抗器
Rがバッファ増幅器3の出力V2 と電流運搬器2の入
力端子5の間に配設されている増幅器回路の線図を示し
ている。入力4はアースに接続され、電流源I1 は入
力端子5と端子Vssの間に接続されている。バッファ
増幅器3は、電流iz 、従って電流ix が十分小さ
いことを保証している。図3の線図に対して、V2 =
RI1 が保持されている。この回路は電流制御され、
ネガティブフィードバックされ、それはDC動作と低周
波動作に都合良く影響している。さらに、出力電圧V2
は正確に入力電流I1 に追従している。 【0038】しかし、図4は電流制御入力5における直
接制御が入力4と端子Vssの間に接続された電圧源V
1 により電圧制御入力4における制御を置き換えてい
る線図を示している。キャパシタC2 は入力5と端子
Vssの間に接続され、キャパシタC1 は出力6と端
子VSSの間に接続されている。図4の線図では、V2
=G(C2 /C1 )V1 が保持されている。こ
の回路はフォアワードフィードバックを有しているがネ
ガティブフィードバックは有していない。それ故、ここ
にどんなループ安定問題も起こらず、従って回路は高周
波で好ましい動作を有している。 【0039】図3の線図の動作が自明であるところでは
、電流運搬器の比較を行うと、以下のことが図4を参照
して注意されるべきである。ここでvx =vy =V
1 が保持されている。このように、印加された電圧V
1 とキャパシタC2 の組合せは、入力Xに流れかつ
電流増幅率Gにより乗算されて引き続き出力Zで複製さ
れる後者(キャパシタC2 )に電流を生成するであろ
う。この出力電流はキャパシタC1 を通して流れ、従
って電圧V1 に対応する電圧がこのキャパシタにわた
って生成され、その電圧はそれがバッファ増幅器3によ
り処理された後で電圧V2 として利用可能となる。図
3および図4に別々に示された線図の動作が説明され、
一方、電流制御と電圧制御のこれらの2つの形態の各々
はその特定の利点を有し、電圧制御は高周波に特に適し
ており、電流制御は低周波に特に適していることに注意
すべきである。 【0040】これらの利点は図1に示された広帯域信号
増幅器1を使用する場合に組合せることができる。事実
、電圧および電流の同時制御がこの増幅器で起こる。 端子Vinから見て、電圧制御は電圧制御手段12を用
いて実行され、一方、電流運搬器2は入力4における電
圧を入力Xに複製し、かつこの複製された電圧はキャパ
シタ23と共に入力Xに電流を生成し、これはG倍に乗
算されて、出力6で利用可能となり、さらにCpar
に進む。再び端子Vinから見て、電流制御は抵抗器2
0と電流制御手段13を介して実行され、一方、電圧制
御によりもたらされた入力Xへの電流に加えて、入力X
への電流は電流制御手段13を用いて直接に影響される
。電圧制御と電流制御のこの組合せは広帯域信号増幅器
1の非常に簡単な回路を導く。さらに、これらの各制御
の別々の利点は図1の回路で完全に維持されている。そ
の結果は、適当な極−零補償を使用する場合にこの組合
された制御が30ないし40MHz 程度の非常に高い
周波数での増幅を可能にするというものである。これは
今後さらに説明されよう。 【0041】電流運搬器2の上述の関係に基づいて、図
1の広帯域信号増幅器1の回路にさらに計算が行われ、
それは次の式数1 【数1】 となる。 【0042】この関係式で、pはラプラスの演算子を表
し、Vip(p)は基準電圧源19により供給された電
圧であり、Cpar は電流運搬器2の出力6における
容量性負荷である。Cpar は数pFから約20pF
までのオーダーの容量である。Cpar は出力6のト
ランジスタ、およびバッファ増幅器3の入力段により生
成される寄生容量を含んでいる。さらに、Cpar は
結線容量も含んでいる。 さもなければ抵抗器とキャパシタは通常のやり方で示さ
れる。出力電圧Vo に基づく電源電圧Vccの変動の
影響によって表されたファクタならびにVo に基づく
Iref の変動の影響を表すファクタはこの関係式に
は組み込まれていない。以下の関係が数2 【数2】 の電流伝達関数Gに一般に保持されていることに注意す
るのは重要である。 【0043】この表現でG0 は零周波数におけるGの
値を表し、Tg はそれ以上でGの20dB/オクター
ブ減衰が観測される時定数である。伝達関数Gの極の値
は高周波に位置し、実際には30MHz よりも高い周
波数に位置している。 【0044】実際には、ファクタR24/R20は電流
制御手段13による電流制御に関連している。このファ
クタはまた広帯域信号増幅器1のDC動作を決定する。 【0045】Vo (p)に対する上述の表現の分母は
実際には約3MHz である周波数値における1次の極
(first−order pole)を有している。 この表現に存在する2次の極は伝達関数Gの極によって
決定される。この極は30MHz より高い周波数値に
位置している。 【0046】広帯域信号増幅器1に対する上述の表現の
分子は零を有する。極と零の値をお互いに等しくするこ
とにより、極−零補償が実現され、従って広帯域信号増
幅器1の通過帯域はかなり増大し、かつ30から40M
Hz に位置した電流伝達関数Gの極によってその上限
に制限されるのみである。 【0047】上述のファクタを省略し、かつR24>>
R14およびC23>>C25と仮定すると、電圧伝達
関数H(p)に対する上述の関係は数3 【数3】 のように書ける。 【0048】以下のことはこの実際的な関係に基づいて
注意できる。 【0049】(1) 既に説明したように、零が分子
に認められ、極が分母に認められる。この関係で示され
た異なる成分は極と零がお互いに補償するような値を与
えることができる。実際には、この補償は約3MHz
で起こるであろう。 【0050】(2) 最終の帯域幅は主として伝達関
数Gの極によって決定される。しかし、既に前に注意し
たように、この極は約30から40MHz にある。こ
のように、広帯域信号増幅器1の電圧制御の場合には帯
域幅はまたこれらの高い周波数まで拡大しよう。 【0051】(3) 総合増幅度はR20の抵抗値に
よって調整できる。それは例えばいわゆる白色D較正(
white D calibration )に使用で
きる。 【0052】(4) 抵抗器R14とキャパシタC2
3とC25は高周波増幅度を決定するのみである。前述
のこれらの素子の1つは極−零補償の実現に使用できる
。C23の調整によって極−零補償を実現することが好
ましい。というのは、R14がDC動作点に影響するか
らである。実際には、最適安定度の実現にC25を利用
するのは有利であると見いだされている。というのは、
C25の値は高周波フィードバックファクタを決定する
からである。もしC23が調整に適していないなら、ス
テップ応答はいわゆる尾(tail)を示し、非常に長
く続き、これは望ましくない。 【0053】(5) 所与の環境の下で抵抗器R14
を短絡する可能性を創成するのは実際に有利であると見
いだされている。これは広帯域信号増幅器1の通過帯域
の低い部分の増幅度を影響することなく帯域幅と電力消
費を制限する。これは電流運搬器がAB級に調整されて
いる事実の結果である。もし多くのより高い周波数成分
を具える信号が長期間広帯域信号増幅器によって処理さ
れるなら、過負荷の保護を実現する際にこの可能性が使
用される。追加の利点は、増幅器がテレビジョンセット
に使用される場合にいわゆる暗電流安定化が影響されな
いということである。 【0054】(6) 負荷Cpar を通る電流は主
として順方向に発生され、C23を通る電流から導かれ
る。電流運搬器2の電圧制御入力4の電圧により印加さ
れるC23を通る電流は電流運搬器で複製される。この
場合、所望の負荷電流を供給しようとするだけ多くの電
流がキャパシタC23を通して流れることができる。C
23は電流制御入力5に供給できる電流に上限を課すこ
とはない。従って、C23の使用は、負荷によって生じ
るスルーレート(slew−rate )問題を克服す
るように十分な電流が電流運搬器2に供給できることを
保証する。もし負荷が上記の寄生容量により構成され、
そこで200mAまでのピーク電流が起こり、それが電
流運搬器2の所与の環境の下で出力6から導かれるかあ
るいはそれに供給されるなら、このことは非常に重要で
ある。一例として、広帯域信号増幅器1を約20pFの
実際の負荷で(これは約200 mAのピーク出力電流
を要求する)ビデオ増幅器として使用する場合に、10
kV/μsのスルーレートが考慮できる。 【0055】(7) 伝達関数Gの絶対値が1より大
きいから、従って出力6によって負荷に供給すべき電流
の小さい部分は電流制御入力端子5を通して流れるであ
ろう。実際の場合、G=6が保持されると、電流制御入
力5に供給すべき最大ピーク電流は約33mAになろう
。伝達関数Gの絶対値を1より大きくする別の利点は、
電圧Vo (p)に基づくCpar の影響はGが大き
くなると小さくなる(分割係数Cpar /Gもまた小
さい値を有しているから)という上述の関係から直ちに
明白であろうということである。 【0056】制御手段12, 13と電流運搬器2の間
のただ1つの接続は半導体素子15と17のコレクタを
介して延在し、一方、各主電流路を通る電流の和は一定
で、Iref に等しい。その結果、一方では制御入力
X,Yで関連入力信号を、他方では出力6で出力信号を
異なる2つのアース電位に関連するのは比較的容易であ
る。図1は電流運搬器2が電源端子Vdd,Vcc,V
ssを介して供給されることを示している。制御手段は
Veeでアースに接続されている。これまで説明された
ような制御手段12と13の配列は、端子Vinを介し
て印加される信号の縮小回路(reducing ci
rcuit)としてのその可能な使用を考慮して別の重
要な利点を有している。 【0057】図5は図1に組み込まれた広帯域信号増幅
器に使用するバッファ増幅器3の可能な実施例を示して
いる。端子VddとVssの間で、示されたバッファ増
幅器3は制御電極30を持つ半導体素子29、ダイオー
ド31として示された半導体素子、制御電極33を持つ
半導体素子32、ダイオード27および電圧源28の直
列配列を具えている。抵抗器34がさらに端子Iinf
と端子Vssの間に配設されている。半導体素子29
と32は図5に既知の態様で示されたトランジスタであ
る。制御電極30は電流運搬器2の電流ソーシング出力
7に接続されており、接続電極33は電流運搬器2の電
流シンキング出力8に接続されている。 【0058】電流は半導体素子29とダイオード31の
主電流路を介して、すなわちダイオード31に直列に配
設されているコレクタ・エミッタ回路を介して負荷Cb
el に供給される。電流が負荷Cbel に供給され
る場合、ダイオード31は関連電流を通過させる。負荷
Cbel から導かれた電流は、半導体素子32の主電
流路を介して、すなわち半導体素子32のコレクタ・エ
ミッタ回路を介して、かつ抵抗器34とダイオード27
および電源28を介して端子Vssに流れる電流となる
。 【0059】画像表示管を負荷として使用する場合にこ
の管は端子Vo に電流を供給し、この電流はトランジ
スタ32のコレクタ・エミッタ回路を介して、そして引
き続き抵抗器34を介して端子Iinf に流れること
に注意することは重要である。負荷によるビーム電流の
供給は電流源Istr により象徴的に示されている。 このビーム電流が電子ビーム強度の測度であるという理
由で測定できることは重要である。従って端子Iinf
における信号はビーム電流安定化とピーク電流制限の
確立に使用されるビーム電流の大きさについての情報を
与える。 【0060】所望なら、負荷に余分の正の漏洩電流を供
給する抵抗器35が出力7と端子Vo の間に配設でき
、従って広帯域信号増幅器1はいわゆる含浸Iカソード
を有するタイプの画像表示管と協働するのに適している
。 【0061】フィードバック電流は端子10を介してフ
ィードバック手段11に供給され、一方、一般ビーム電
流より大きいこの電流はビーム電流の測定を妨害しない
。図5の電流はフィードバック電流によって端子10に
対して妨害されることなく端子Iinf のビーム電流
を測定する可能性を与える。この目的で、電流ソーシン
グ出力7と電流シンキング出力8の間のDCバイアス電
圧は、これらの電圧間の差が3つの接合電圧より小さい
、すなわち約3×0.6 Vより小さいようになってい
ることが必要である。というのは、さもなければ、不必
要な静止電流がトランジスタ29と32のコレクタ・エ
ミッタ回路とダイオード31の直列配列を通して流れ始
めるからである。他方、これらの電圧間の差は抵抗器3
5による漏洩電流補償の満足すべき動作に対する1つの
接合電圧より大きくなければならない。この差は2つの
接合電圧、すなわち約2×0.6 Vであることが好ま
しい。所望の接合電圧を与えるDC電圧手段22が出力
7と8の間に配設されている。
【図1】図1は本発明による広帯域信号増幅器の好まし
い実施例を示している。
い実施例を示している。
【図2】図2は図1による広帯域信号増幅器で使用され
る電流運搬器の非常に簡単な実施例を示している。
る電流運搬器の非常に簡単な実施例を示している。
【図3】図3は図1による広帯域信号増幅器で使用され
た電流運搬器の動作を説明する電流制御の一例を示して
いる。
た電流運搬器の動作を説明する電流制御の一例を示して
いる。
【図4】図4は図1による広帯域信号増幅器で使用され
た電流運搬器の動作を説明する電圧制御の一例を示して
いる。
た電流運搬器の動作を説明する電圧制御の一例を示して
いる。
【図5】図5は図1による広帯域信号増幅器で使用され
るバッファ増幅器の可能な実施例を示している。
るバッファ増幅器の可能な実施例を示している。
1 広帯域信号増幅器
2 電流運搬器
3 バッファ増幅器
4 (電圧)制御入力端子
5 (電流)制御入力端子
6 出力(端子)
7 (電流ソーシング)出力
8 (電流シンキング)出力
9 出力
10 端子
11 フィードバック手段
12 電圧制御手段
12′ 制御手段
13 電流制御手段
14 抵抗器
15 半導体素子
16 制御電極
17 半導体素子
18 制御電極
19 基準電圧源
20 抵抗器
21 電流源
22 DC電圧手段
23 キャパシタ
24 抵抗器
25 キャパシタ
27 ダイオード
28 電圧源
29 半導体素子
30 制御電極
31 ダイオード
32 半導体素子
33 制御電極
34 抵抗器
35 抵抗器
50 トランジスタ
51 ベース
52 エミッタ
53 コレクタ
Claims (8)
- 【請求項1】 少なくとも部分的極−零補償を有する
広帯域信号増幅器であって、該広帯域信号増幅器がフィ
ードバック手段を具えるものにおいて、該広帯域信号増
幅器が電流制御入力(X)、電圧制御入力(Y)および
出力(Z)を有する電流運搬器を具え、かつここで制御
入力(X,Y)および出力(Z)において交流電流(i
)と交流電圧(v)に対して、電流伝達関数Gと電圧伝
達関数Aによって、 iy 0 0 0 vy
vx = A 0 0 ・ ix iz
0 G 0 vz なる
関係が実質的に保持され、該広帯域信号増幅器が増幅す
べき信号によって電流制御入力(X)を制御する電流制
御手段と、増幅すべき信号によって電圧制御入力(Y)
を制御する電圧制御手段を具え、出力(Z)がフィード
バック手段を介して電流制御入力(X)に連結され、か
つ電流制御入力(X)と、少なくとも部分的極−零補償
用の共通電位点との間に容量性インピーダンスが配設さ
れていること、を特徴とする広帯域信号増幅器。 - 【請求項2】 電流運搬器が、そのエミッタが電流制
御入力(X)を構成し、ベースが電圧制御入力(Y)を
構成し、かつコレクタが電流運搬器の出力(Z)を構成
しているトランジスタであることを特徴とする請求項1
に記載の広帯域信号増幅器。 - 【請求項3】 電流伝達関数Gの絶対値が1より大き
いかあるいはそれに等しいことを特徴とする請求項1に
記載の広帯域信号増幅器。 - 【請求項4】 フィードバック手段がDCフィードバ
ック手段を具えることを特徴とする請求項1から3のい
ずれか1つに記載の広帯域信号増幅器。 - 【請求項5】 フィードバック手段がACフィードバ
ック手段を付加的に具えることを特徴とする請求項4に
記載の広帯域信号増幅器。 - 【請求項6】 電圧制御入力(Y)が制御電極を持つ
少なくとも1つの半導体素子により実現された電圧制御
手段の主電流路の1つの側、および抵抗器を介して電力
供給点に連結され、かつ 電流制御入力(X)が制御
電極を持つ少なくとも1つの半導体素子により実現され
た電流制御手段の主電流路の1つの側に連結され、DC
源の1つの側に接続されている抵抗手段を介して主電流
路の別の側が相互接続され、上記のDC源は共通電位点
に接続された別の側を有し、かつ電流制御手段の半導体
素子と、電圧制御手段の半導体素子の2つの制御電極の
少なくとも1つが広帯域信号増幅器の入力端子に連結さ
れていること、を特徴とする請求項1から5のいずれか
1つに記載の広帯域信号増幅器。 - 【請求項7】 広帯域信号増幅器が、その入力が電流
運搬器の出力に連結され、かつその出力がフィードバッ
ク手段に連結されているバッファ増幅器を具えることを
特徴とする請求項1に記載の広帯域信号増幅器。 - 【請求項8】 電流運搬器の出力が電流ソーシング出
力と電流シンキング出力を有し、かつバッファ増幅器は
各出力に連結された対応入力を有し、上記の対応入力が
バッファ増幅器に組み込まれた第1および第2半導体素
子の各制御電極に連結され、一方、第1および第2半導
体素子の主電流路は第3半導体素子を介して相互に直列
に配設され、第3半導体素子の1つの側はフィードバッ
ク手段に連結された出力を構成し、かつ第3半導体素子
の別の側は負荷電流を供給するかあるいは取り出す別の
出力を構成し、第1および第2半導体素子の制御電極が
、一方では1つの主電流路により供給されるかあるいは
フィードバック手段により取り出される電流、かつ他方
では負荷により供給されるかあるいは第2半導体素子に
より取り出されるビーム電流が第3半導体素子を用いて
お互いに分離されるようなやり方で調整され、かつ第2
半導体素子の主電流路の別の側が負荷により供給された
ビーム電流についての情報を与える情報出力に連結され
ていること、を特徴とする請求項7に記載の広帯域信号
増幅器。
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