JPH04219418A - 2サイクルトランクピストン型ユニフロー掃気機関 - Google Patents
2サイクルトランクピストン型ユニフロー掃気機関Info
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- JPH04219418A JPH04219418A JP41129590A JP41129590A JPH04219418A JP H04219418 A JPH04219418 A JP H04219418A JP 41129590 A JP41129590 A JP 41129590A JP 41129590 A JP41129590 A JP 41129590A JP H04219418 A JPH04219418 A JP H04219418A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2サイクルトランク型ユ
ニフロー掃気機関に関する。
ニフロー掃気機関に関する。
【0002】
【従来の技術】往復動トランクピストン型内燃機関は、
小型の特殊分野では2サイクル機関が使用されているが
、他の殆んど分野では4サイクル機関が使用されている
。4サイクル機関はクランク軸が2回転で作動ストロー
クが1回しかないので下記のような欠点がある。 (a) トルク変動が大きい。 振動が大きく多気筒を要す。トルク変動を少なくするた
め、フライホイールの慣性モーメントを大きくしなけれ
ばならない、従って重量が大きくなり構造が複雑でコス
トが高くなる。 (b) シリンダ容積当りの出力が2サイクル機関に比
べ小さいので、高速回転させるため機械摩擦損失及び燃
費率が共に大きくなる。
小型の特殊分野では2サイクル機関が使用されているが
、他の殆んど分野では4サイクル機関が使用されている
。4サイクル機関はクランク軸が2回転で作動ストロー
クが1回しかないので下記のような欠点がある。 (a) トルク変動が大きい。 振動が大きく多気筒を要す。トルク変動を少なくするた
め、フライホイールの慣性モーメントを大きくしなけれ
ばならない、従って重量が大きくなり構造が複雑でコス
トが高くなる。 (b) シリンダ容積当りの出力が2サイクル機関に比
べ小さいので、高速回転させるため機械摩擦損失及び燃
費率が共に大きくなる。
【0003】これに対して2サイクル機関では上記(a
),(b) の欠点は解消されるが、燃料及び潤滑油の
消費量が多く、排気色において4サイクル機関よりも劣
っている。この2サイクル機関の欠点は4サイクルの前
記(a),(b) の欠点よりも総合的に大と見做され
、2サイクル機関は特殊分野にしか使用されず、殆んど
の分野で4サイクル機関が使用されている。
),(b) の欠点は解消されるが、燃料及び潤滑油の
消費量が多く、排気色において4サイクル機関よりも劣
っている。この2サイクル機関の欠点は4サイクルの前
記(a),(b) の欠点よりも総合的に大と見做され
、2サイクル機関は特殊分野にしか使用されず、殆んど
の分野で4サイクル機関が使用されている。
【0004】従来の2サイクルトランクピストン型排気
弁付ユニフロー掃気機関(以下2サイクルユニフロー掃
気機関と称す)の実例を下記に示す。 (第1従来例)図1,6,7によって説明する。図1は
2サイクルユニフロー掃気機関の横断面を示す。シリン
ダブロック1には掃気ポート3を有するシリンダライナ
2が嵌入されており、該シリンダライナ2にはピストン
5が挿入され、さらにこのピストン5はピストンピン6
、コネクティングロッド7(以下コンロッドと略称)を
介して図示しないクランク軸に連結されている。シリン
ダブロック1の上面にはシリンダヘッド4が取り付けら
れ、図示しないクランク軸と連動して同一回転速度で回
転するカム軸上のカム8によってタペット9,ブッシュ
ロッド10,ロッカ11,ブリッジ12を介して排気弁
(通常2〜4個)を開閉する。又シリンダブロック1の
側面にはクランク軸と連動して回転する掃気ポンプ14
及び給気管15が取り付けられ、シリンダヘッド4の排
気口側には排気管16が取り付けられている。シリンダ
ライナ2の掃気ポート3の上方部断面A−Aを図6に、
掃気ポート3の下方部断面B−Bを図7に示す。
弁付ユニフロー掃気機関(以下2サイクルユニフロー掃
気機関と称す)の実例を下記に示す。 (第1従来例)図1,6,7によって説明する。図1は
2サイクルユニフロー掃気機関の横断面を示す。シリン
ダブロック1には掃気ポート3を有するシリンダライナ
2が嵌入されており、該シリンダライナ2にはピストン
5が挿入され、さらにこのピストン5はピストンピン6
、コネクティングロッド7(以下コンロッドと略称)を
介して図示しないクランク軸に連結されている。シリン
ダブロック1の上面にはシリンダヘッド4が取り付けら
れ、図示しないクランク軸と連動して同一回転速度で回
転するカム軸上のカム8によってタペット9,ブッシュ
ロッド10,ロッカ11,ブリッジ12を介して排気弁
(通常2〜4個)を開閉する。又シリンダブロック1の
側面にはクランク軸と連動して回転する掃気ポンプ14
及び給気管15が取り付けられ、シリンダヘッド4の排
気口側には排気管16が取り付けられている。シリンダ
ライナ2の掃気ポート3の上方部断面A−Aを図6に、
掃気ポート3の下方部断面B−Bを図7に示す。
【0005】次に前記第1従来例の作用について説明す
る。図示しないクランク軸が回転すると、クランク軸に
連結されているコンロッド7,ピストンピン6を介して
、ピストン5はシリンダライナ2内を往復運動する。 同時にクランク軸と連動して掃気ポンプ14及びカムが
回転し、給気(空気又は混合気)は給気管15から掃気
ポンプ14により吸入圧縮されて、掃気ポート3よりシ
リンダライナ2内に流入する。ピストン5の下降行程で
ピストン5の上端部が掃気ポートを開く直前(通常クラ
ンク角度15°前後)に、カム8により排気弁13が開
くと、排気はグローダウンして排気管16より排出され
、更に掃気ポート3より流入した掃気で排気を押し出し
、シリンダライナ内を新気(空気又は混合気)で充満さ
せる。これをピストン5で圧縮し、さらに燃料をシンリ
ダ内に高圧噴射して着火燃焼させて高圧ガスを発生させ
、ピストン5を下降させて動力を発生する。なお掃気効
率をよくするため、掃気ポート3の形状は上半部(図1
の断面A−A)は図6のように強い掃気スワールを与え
るような形状とし、下半部(図1の断面B−B)は図7
のように放射状とすることが多い。
る。図示しないクランク軸が回転すると、クランク軸に
連結されているコンロッド7,ピストンピン6を介して
、ピストン5はシリンダライナ2内を往復運動する。 同時にクランク軸と連動して掃気ポンプ14及びカムが
回転し、給気(空気又は混合気)は給気管15から掃気
ポンプ14により吸入圧縮されて、掃気ポート3よりシ
リンダライナ2内に流入する。ピストン5の下降行程で
ピストン5の上端部が掃気ポートを開く直前(通常クラ
ンク角度15°前後)に、カム8により排気弁13が開
くと、排気はグローダウンして排気管16より排出され
、更に掃気ポート3より流入した掃気で排気を押し出し
、シリンダライナ内を新気(空気又は混合気)で充満さ
せる。これをピストン5で圧縮し、さらに燃料をシンリ
ダ内に高圧噴射して着火燃焼させて高圧ガスを発生させ
、ピストン5を下降させて動力を発生する。なお掃気効
率をよくするため、掃気ポート3の形状は上半部(図1
の断面A−A)は図6のように強い掃気スワールを与え
るような形状とし、下半部(図1の断面B−B)は図7
のように放射状とすることが多い。
【0006】本型式のユニフロー掃気機関は、掃気ポー
ト及び排気弁(通常排気弁は2〜4個)の開口時間面積
が大きくとれ、さらに掃気の流れはユニフローなので掃
気効率は非常によく、機関性能も良好である。しかし、
シリンダライナ2の中央部全周にわたり掃気ポートを設
けているので、ピストン5の往復運動によりピストン5
とシリンダライナ2の潤滑油膜は掃気ポート(3a,3
b)の上縁及び下縁で切断されるので潤滑不良となり焼
付を起す。これを防止するため過度の潤滑油を送るので
潤滑油の消費量が多く、そのため排気色が青色となり、
排気口周辺にカーボンや潤滑油が付着する等の不具合を
発生する。なお潤滑油の価格は燃料の10倍程度となる
ので、潤滑油消費量の増大は経済的に不利である。これ
らの点が2サイクルユニフロー掃気機関の本質的な長所
及び短所である。
ト及び排気弁(通常排気弁は2〜4個)の開口時間面積
が大きくとれ、さらに掃気の流れはユニフローなので掃
気効率は非常によく、機関性能も良好である。しかし、
シリンダライナ2の中央部全周にわたり掃気ポートを設
けているので、ピストン5の往復運動によりピストン5
とシリンダライナ2の潤滑油膜は掃気ポート(3a,3
b)の上縁及び下縁で切断されるので潤滑不良となり焼
付を起す。これを防止するため過度の潤滑油を送るので
潤滑油の消費量が多く、そのため排気色が青色となり、
排気口周辺にカーボンや潤滑油が付着する等の不具合を
発生する。なお潤滑油の価格は燃料の10倍程度となる
ので、潤滑油消費量の増大は経済的に不利である。これ
らの点が2サイクルユニフロー掃気機関の本質的な長所
及び短所である。
【0007】(第2従来例)最近発表された2サイクル
給、排気弁付掃気ポートレス機関の横断面を図8に示す
。シリンダブロック18のシリンダ部にはウォータジャ
ケット部が形成され、内壁の内面はシリンダ19となっ
ており、ピストン5が挿入されピストンピン6,コンロ
ッド7をへてクランク軸21と連結されている。なお上
述の事項は通常の4サイクル機関と同様である。シリン
ダブロック18の上部にはシリンダヘッド20が取り付
けられ、シリンダヘッド20の給気側には給気弁22,
給気弁タペット23,給気カム24が取り付けられ、排
気側には排気弁25,排気弁タペット26,排気カム2
7が図示の如く取付られている。さらにシリンダヘッド
20の給気側には掃気ポンプ14が取り付けられ、排気
口側には排気管16が取り付けられている。給気カム2
4及び排気カム27はクランク軸21と連動して、クラ
ンク軸21と同一回転速度で回転する。給気弁22,排
気弁25の開閉タイミングは図9に示す(排気弁開口期
間EO〜ECは約150°、給気弁開口期間SO〜SC
は約120°)掃気ポンプ14もクランク軸21と適当
な回転比で連動している。
給、排気弁付掃気ポートレス機関の横断面を図8に示す
。シリンダブロック18のシリンダ部にはウォータジャ
ケット部が形成され、内壁の内面はシリンダ19となっ
ており、ピストン5が挿入されピストンピン6,コンロ
ッド7をへてクランク軸21と連結されている。なお上
述の事項は通常の4サイクル機関と同様である。シリン
ダブロック18の上部にはシリンダヘッド20が取り付
けられ、シリンダヘッド20の給気側には給気弁22,
給気弁タペット23,給気カム24が取り付けられ、排
気側には排気弁25,排気弁タペット26,排気カム2
7が図示の如く取付られている。さらにシリンダヘッド
20の給気側には掃気ポンプ14が取り付けられ、排気
口側には排気管16が取り付けられている。給気カム2
4及び排気カム27はクランク軸21と連動して、クラ
ンク軸21と同一回転速度で回転する。給気弁22,排
気弁25の開閉タイミングは図9に示す(排気弁開口期
間EO〜ECは約150°、給気弁開口期間SO〜SC
は約120°)掃気ポンプ14もクランク軸21と適当
な回転比で連動している。
【0008】次に前記第2従来例の作用について説明す
る。クランク軸21が回転するとコンロッド7,ピスト
ンピン6をへてピストン5はシリンダ19内を往復運動
し、給気弁22,排気弁25は図9のタイミングで開閉
する。掃気ポンプ14で圧縮された給気は給気弁22(
通常1〜2個)をへて排気管16より排出しようとする
が、排気は給気に押されてシリンダ19内の下方に溜り
、給気(新気)は排気弁25を通って排気管16より外
部へ排出することが多い。即ち給気(新気)は給,排気
弁(22,25)を素通りして排気管16より外部へ排
出されシリンダ内には排気が残溜する。従って掃気効率
は大変悪い。
る。クランク軸21が回転するとコンロッド7,ピスト
ンピン6をへてピストン5はシリンダ19内を往復運動
し、給気弁22,排気弁25は図9のタイミングで開閉
する。掃気ポンプ14で圧縮された給気は給気弁22(
通常1〜2個)をへて排気管16より排出しようとする
が、排気は給気に押されてシリンダ19内の下方に溜り
、給気(新気)は排気弁25を通って排気管16より外
部へ排出することが多い。即ち給気(新気)は給,排気
弁(22,25)を素通りして排気管16より外部へ排
出されシリンダ内には排気が残溜する。従って掃気効率
は大変悪い。
【0009】これを少しでも改善するため、給気弁22
と排気弁25との間に種々のデフレクタを設ける対策を
しているが効果は少ない。この事は本機関の本質的な欠
点であり、これを前部ユニフロー掃気機関のように改良
することは不可能である。又給気弁22及び排気弁25
は構造上各2弁よりも多くすることはできないので一層
不利である。しかしシリンダライナ19には、4サイク
ル機関と同様にピストンの摺動内面に1個のポートもな
いので、ピストン5とライナ19との摺動面の潤滑油膜
は切れることがなく潤滑油の消費量は非常に少なく長所
がある。前記のとおり本機関とユニフロー掃気機関とは
長所と短所が相互に逆となっている。即ちユニフロー掃
気機関の短所は本機関では長所となっており、又本機関
の短所はユニフロー掃気機関では長所となっている。
と排気弁25との間に種々のデフレクタを設ける対策を
しているが効果は少ない。この事は本機関の本質的な欠
点であり、これを前部ユニフロー掃気機関のように改良
することは不可能である。又給気弁22及び排気弁25
は構造上各2弁よりも多くすることはできないので一層
不利である。しかしシリンダライナ19には、4サイク
ル機関と同様にピストンの摺動内面に1個のポートもな
いので、ピストン5とライナ19との摺動面の潤滑油膜
は切れることがなく潤滑油の消費量は非常に少なく長所
がある。前記のとおり本機関とユニフロー掃気機関とは
長所と短所が相互に逆となっている。即ちユニフロー掃
気機関の短所は本機関では長所となっており、又本機関
の短所はユニフロー掃気機関では長所となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記のとおり、4サイ
クル機関では、振動,重量が大で、多気筒化のため、構
造複雑でコスト高でトルク変動も大きく、さらに高速回
転のため機械摩擦損失も大きい。又2サイクルユニフロ
ー掃気機関は潤滑油消費量が多く排気色が不良でカーボ
ン、潤滑油の付着が多い。さらに2サイクル給,排気弁
付排気ポートレス機関では掃気不良で出力不足等の欠点
がある。
クル機関では、振動,重量が大で、多気筒化のため、構
造複雑でコスト高でトルク変動も大きく、さらに高速回
転のため機械摩擦損失も大きい。又2サイクルユニフロ
ー掃気機関は潤滑油消費量が多く排気色が不良でカーボ
ン、潤滑油の付着が多い。さらに2サイクル給,排気弁
付排気ポートレス機関では掃気不良で出力不足等の欠点
がある。
【0011】本発明の目的は前記従来装置の問題点を解
消し、潤滑油消費量が少なく掃気効率のすぐれた2サイ
クルユニフロー掃気機関を提供するにある。
消し、潤滑油消費量が少なく掃気効率のすぐれた2サイ
クルユニフロー掃気機関を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の2サイクルユニ
フロー掃気機関は、シリンダライナに設けた掃気ポート
群を、ピストンの側圧が作用しないピストンピン方向の
両側にシリンダライナ円周でセンク軸に対するはり角が
60°〜120°の範囲内に設けたことを特徴としてい
る。
フロー掃気機関は、シリンダライナに設けた掃気ポート
群を、ピストンの側圧が作用しないピストンピン方向の
両側にシリンダライナ円周でセンク軸に対するはり角が
60°〜120°の範囲内に設けたことを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】本発明では、上記のようにシリンダライナの掃
気ポートをピストンピン方向のみに設け、スラストサイ
ドには掃気ポートを設けていない。従ってピストンの往
復運動により推力が発生する側に起る油膜の切断による
焼付を防止できるため、注油量の増加をはかる必要がな
くなった。他方、ピストンピン方向側に設けた掃気ポー
トの上縁及び下縁ではピストンの往復運動により油膜が
切断されるが、この方向にはスラストがかからないので
、潤滑油量は微小量でよい。そのため掃気ポートの上縁
及び下縁でピストンの往復運動により油膜が切断されて
も、消費される潤滑油は微小である。従って、これに伴
ない排気色不良カーボン、潤滑油の付着等の不具合は同
時に解消する。
気ポートをピストンピン方向のみに設け、スラストサイ
ドには掃気ポートを設けていない。従ってピストンの往
復運動により推力が発生する側に起る油膜の切断による
焼付を防止できるため、注油量の増加をはかる必要がな
くなった。他方、ピストンピン方向側に設けた掃気ポー
トの上縁及び下縁ではピストンの往復運動により油膜が
切断されるが、この方向にはスラストがかからないので
、潤滑油量は微小量でよい。そのため掃気ポートの上縁
及び下縁でピストンの往復運動により油膜が切断されて
も、消費される潤滑油は微小である。従って、これに伴
ない排気色不良カーボン、潤滑油の付着等の不具合は同
時に解消する。
【0014】以下図1〜5を参照し本発明の一実施例に
ついて説明する。図1は本発明に関わる第1実施例の2
サイクルユニフロー掃気機関の要部断面図、図2は図1
のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図である。シ
リンダブロック1には掃気ポート3を有するシリンダラ
イナ2が嵌入されている。シリンダライナ2にはピスト
ン5が挿入され、ピストンピン6,コンロッド7を介し
て図示していないクランク軸に連結されている。シリン
ダブロック1の上面にはシリンダヘッド4が取り付けら
れ図示しないクランク軸と連動して同一回転速度で回転
するカム軸上のカム8によってタペット9,プッシュロ
ッド10,ロッカ11,ブリッジ12を介して排気弁1
3(通常2〜4個)を開閉する。
ついて説明する。図1は本発明に関わる第1実施例の2
サイクルユニフロー掃気機関の要部断面図、図2は図1
のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図である。シ
リンダブロック1には掃気ポート3を有するシリンダラ
イナ2が嵌入されている。シリンダライナ2にはピスト
ン5が挿入され、ピストンピン6,コンロッド7を介し
て図示していないクランク軸に連結されている。シリン
ダブロック1の上面にはシリンダヘッド4が取り付けら
れ図示しないクランク軸と連動して同一回転速度で回転
するカム軸上のカム8によってタペット9,プッシュロ
ッド10,ロッカ11,ブリッジ12を介して排気弁1
3(通常2〜4個)を開閉する。
【0015】又シリンダブロック1の側面には、クラン
ク軸と適当な回転比で連動して回転する掃気ポンプ14
及び給気管15が取り付けられ、シリンダヘッド4の排
気口側には排気管16が取り付けられている。なおシリ
ンダヘッド4の上面にはシリンダヘッドカバー17が取
り付けられている。シリンダライナ2の掃気ポート3の
上方部の断面A−Aを図2に、下方部の断面B−Bを図
3に示す。
ク軸と適当な回転比で連動して回転する掃気ポンプ14
及び給気管15が取り付けられ、シリンダヘッド4の排
気口側には排気管16が取り付けられている。なおシリ
ンダヘッド4の上面にはシリンダヘッドカバー17が取
り付けられている。シリンダライナ2の掃気ポート3の
上方部の断面A−Aを図2に、下方部の断面B−Bを図
3に示す。
【0016】次に前記実施例の作用について説明する。
図示していないクランク軸が回転すると、コンロッド7
,ピストンピン6を介してピストン5はシリンダライナ
2内を往復運動する。同時にクランク軸と連動する掃気
ポンプ14及びカム8が回転し、給気(空気又は混合気
)は給気管15から掃気ホンプ14で吸入,圧縮され掃
気ポート3よりシリンダライナ2内に流入する。ピスト
ン5の下降行程でピストン5の上面が掃気ポート3を開
く直前(通常クラン角で20°前後)にカムによって排
気弁13を開くと、排気をブローダウンして排気管16
より排気を排出し、さらに掃気ポート3より流入した掃
気で排気を押し出してシリンダライナ2内を新気(空気
2は混合気)で充満させ、これをピストン5で圧縮し、
さらに着火,燃焼させてピストンを押し下げ動力を発生
する。
,ピストンピン6を介してピストン5はシリンダライナ
2内を往復運動する。同時にクランク軸と連動する掃気
ポンプ14及びカム8が回転し、給気(空気又は混合気
)は給気管15から掃気ホンプ14で吸入,圧縮され掃
気ポート3よりシリンダライナ2内に流入する。ピスト
ン5の下降行程でピストン5の上面が掃気ポート3を開
く直前(通常クラン角で20°前後)にカムによって排
気弁13を開くと、排気をブローダウンして排気管16
より排気を排出し、さらに掃気ポート3より流入した掃
気で排気を押し出してシリンダライナ2内を新気(空気
2は混合気)で充満させ、これをピストン5で圧縮し、
さらに着火,燃焼させてピストンを押し下げ動力を発生
する。
【0017】図1のシリンダライナ2に設けた掃気ポー
トの上半部の断面A−Aを第2図に、又下半部の断面図
B−Bの形状を図3に示す。これら断面図で明らかなよ
うに、シリンダライナ2のピストン2のスラスト側αt
及び反スラスト側αat間には掃気ポート3a,3b
を設けずピストンスラストが作用しないピストンピン側
のαp 間のみに設けたものである。αt ,αat,
αp は掃気ポートの開口時間面積、ピストンの推力等
を考慮して最適値に決定する。
トの上半部の断面A−Aを第2図に、又下半部の断面図
B−Bの形状を図3に示す。これら断面図で明らかなよ
うに、シリンダライナ2のピストン2のスラスト側αt
及び反スラスト側αat間には掃気ポート3a,3b
を設けずピストンスラストが作用しないピストンピン側
のαp 間のみに設けたものである。αt ,αat,
αp は掃気ポートの開口時間面積、ピストンの推力等
を考慮して最適値に決定する。
【0018】今仮りにαt =αat=αp =90°
し、ピストンが推力を受けるシリンダ内径をDとすると
、Lt =0.707Dとなるので、可成り広い受圧面
積を受けることができる。この際、ピストン2の側圧は
基本的にはαt だけで受けるものと考え、このαt
間のみを積極的に潤滑油量を増大する等の手段を講じる
と、これだけでピストンのスラストを受けることは十分
可能であると考えられる。このαt の間はシリンダラ
イナ2の内面には、掃気ポート3a,3bのような切欠
部は全くなく、完全な平滑面なので、潤滑油により潤滑
油を流せば、良好な油膜が形成され油膜の切断は生じな
いので、このαt 間における潤滑油消費量は極めて僅
かである。
し、ピストンが推力を受けるシリンダ内径をDとすると
、Lt =0.707Dとなるので、可成り広い受圧面
積を受けることができる。この際、ピストン2の側圧は
基本的にはαt だけで受けるものと考え、このαt
間のみを積極的に潤滑油量を増大する等の手段を講じる
と、これだけでピストンのスラストを受けることは十分
可能であると考えられる。このαt の間はシリンダラ
イナ2の内面には、掃気ポート3a,3bのような切欠
部は全くなく、完全な平滑面なので、潤滑油により潤滑
油を流せば、良好な油膜が形成され油膜の切断は生じな
いので、このαt 間における潤滑油消費量は極めて僅
かである。
【0019】次の掃気ポート3a,3bのあるαp 間
ではピストンスラストは全く作用しないので、αt 間
に比較して潤滑油は僅かでよい、従ってピストンの往復
運動により掃気ポートの上縁,下縁で油膜が切断されて
、潤滑油の微粒子が掃気流と共にシリンダ内に流入した
としても、潤滑油量自体が僅少であるからシリンダ内に
流入する量も当然少ない。そのための機関全体の潤滑油
消費量も少なくなり経済的であると共に、排気色,潤滑
油及びカーボンの付着等は著しく改善される。
ではピストンスラストは全く作用しないので、αt 間
に比較して潤滑油は僅かでよい、従ってピストンの往復
運動により掃気ポートの上縁,下縁で油膜が切断されて
、潤滑油の微粒子が掃気流と共にシリンダ内に流入した
としても、潤滑油量自体が僅少であるからシリンダ内に
流入する量も当然少ない。そのための機関全体の潤滑油
消費量も少なくなり経済的であると共に、排気色,潤滑
油及びカーボンの付着等は著しく改善される。
【0020】図4は図1のシリンダライナ2の掃気ポー
ト3の下半分の断面B−Bの形状が異なる第2実施例で
ある。掃気ポート3aはαp の間だけに設けられてお
り、すべての掃気ポート3aの軸方向をピストンピンと
同方向とした場合を示す。図5は図4と同様に図3の改
良型である。即ち掃気ポート3aの取付角αp 及びそ
の個数は図2と同様であるがピストンスラストの受圧角
αt 及び有効受圧部の長さLt を反スラスト側のα
at及びLatよりも大きくしてピストンのスラスト面
圧を低下させた第3実施例である。今αt を110°
とするとLt =0.82Dとなり、受圧面積は実質的
に掃気ポートのないライナ(例えば4サイクル機関のも
の)と同等となる。 これらの形状及び配置の組合せは、その他公知の掃気ポ
ートに当然適用できる。
ト3の下半分の断面B−Bの形状が異なる第2実施例で
ある。掃気ポート3aはαp の間だけに設けられてお
り、すべての掃気ポート3aの軸方向をピストンピンと
同方向とした場合を示す。図5は図4と同様に図3の改
良型である。即ち掃気ポート3aの取付角αp 及びそ
の個数は図2と同様であるがピストンスラストの受圧角
αt 及び有効受圧部の長さLt を反スラスト側のα
at及びLatよりも大きくしてピストンのスラスト面
圧を低下させた第3実施例である。今αt を110°
とするとLt =0.82Dとなり、受圧面積は実質的
に掃気ポートのないライナ(例えば4サイクル機関のも
の)と同等となる。 これらの形状及び配置の組合せは、その他公知の掃気ポ
ートに当然適用できる。
【0021】
【発明の効果】本発明の2サイクルユニフロー掃気機関
は前記のとおりの新規なシリンダライナの掃気ポートの
配置形状としたので、前記機関の本質的な欠点である潤
滑油消費量の大きい点が除去され、潤滑と掃気の双方を
両立させることができ、小型軽量,高出力,低燃費,低
公害,低振動の機関とすることができる。
は前記のとおりの新規なシリンダライナの掃気ポートの
配置形状としたので、前記機関の本質的な欠点である潤
滑油消費量の大きい点が除去され、潤滑と掃気の双方を
両立させることができ、小型軽量,高出力,低燃費,低
公害,低振動の機関とすることができる。
【図1】本発明の2サイクルユニフロー掃気機関の要部
断面図
断面図
【図2】図1のA−A断面図
【図3】図1のB−B断面図(第1実施例)
【図4】図
3の第2実施例
3の第2実施例
【図5】図3の第3実施例
【図6】図2に応当する従来例のA−A断面図
【図7】
図2に応当する従来例のB−B断面図
図2に応当する従来例のB−B断面図
【図8】従来形2
サイクル給排気弁付掃気ポートレス機関(第2従来例)
の横断面図
サイクル給排気弁付掃気ポートレス機関(第2従来例)
の横断面図
【図9】図8に示す機関の給排気弁の開閉タイミング図
である。
である。
2 シリンダライナ
3 掃気ポート
5 ピストン
6 ピストンピン
Claims (1)
- 【請求項1】 2サイクルトランクピストン型排気弁
付ユニフロー掃気機関において、シリンダライナに設け
た掃気ポート群を、ピストンの側圧が作用しないピスト
ンピン方向の両側に、シリンダライナ円周のセンタ軸に
対するはり角が60°〜120°の範囲内に設けたこと
を特徴とする2サイクルトランクピストン型ユニフロー
掃気機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41129590A JPH04219418A (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 2サイクルトランクピストン型ユニフロー掃気機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41129590A JPH04219418A (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 2サイクルトランクピストン型ユニフロー掃気機関 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04219418A true JPH04219418A (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=18520313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41129590A Withdrawn JPH04219418A (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 2サイクルトランクピストン型ユニフロー掃気機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04219418A (ja) |
-
1990
- 1990-12-18 JP JP41129590A patent/JPH04219418A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980312 |