JPH04219483A - 流体移送ポンプ - Google Patents
流体移送ポンプInfo
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- JPH04219483A JPH04219483A JP2412104A JP41210490A JPH04219483A JP H04219483 A JPH04219483 A JP H04219483A JP 2412104 A JP2412104 A JP 2412104A JP 41210490 A JP41210490 A JP 41210490A JP H04219483 A JPH04219483 A JP H04219483A
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Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柱状振動子による超音
波アクチュエーターにより発生させた弾性振動を駆動源
として流体を移送する流体移送ポンプに関する。
波アクチュエーターにより発生させた弾性振動を駆動源
として流体を移送する流体移送ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の定量ポンプは駆動源として電磁モ
ーターを用いたものにほぼ限られるが、大別して不連続
型と連続型とに分類される。不連続型の中でも、とりわ
けFMI定量ポンプは1step当りの移送量を連続的
に変化させることができるので、原理的には移送量を定
量的に無限に少なくすることができるが、調節部が機械
式であるから正確さに欠け、制御性に問題がある。連続
型ポンプでは電圧制御により流量を連続的に制御できる
ポンプもあり、微少流量も可能ではあるが、可動部がな
いので逆流を起こしやすいという欠点を有し、結果的に
は制御性に問題を残す。
ーターを用いたものにほぼ限られるが、大別して不連続
型と連続型とに分類される。不連続型の中でも、とりわ
けFMI定量ポンプは1step当りの移送量を連続的
に変化させることができるので、原理的には移送量を定
量的に無限に少なくすることができるが、調節部が機械
式であるから正確さに欠け、制御性に問題がある。連続
型ポンプでは電圧制御により流量を連続的に制御できる
ポンプもあり、微少流量も可能ではあるが、可動部がな
いので逆流を起こしやすいという欠点を有し、結果的に
は制御性に問題を残す。
【0003】さらに、流量をより少なく制御性をより向
上させるためには、装置はより大がかりなものとならざ
るを得ないという欠点を有する。
上させるためには、装置はより大がかりなものとならざ
るを得ないという欠点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の定量ポンプでは
、微少な量を正確に制御することは難しく、装置も概し
て大型である。
、微少な量を正確に制御することは難しく、装置も概し
て大型である。
【0005】そこで本発明では、超音波アクチュエータ
ーを駆動源とすることにより、微少流量の正確な制御を
可能にし、さらに強磁場中での使用、装置の小形、軽量
化、騒音が無いこと、低消費電力を可能にすることを目
的とした流体を移送するためのポンプを提供する。なお
、振動子型アクチュエーターについてはすでに詳しい記
載がある(特願昭63−129122号、特願平1−2
26950号)。
ーを駆動源とすることにより、微少流量の正確な制御を
可能にし、さらに強磁場中での使用、装置の小形、軽量
化、騒音が無いこと、低消費電力を可能にすることを目
的とした流体を移送するためのポンプを提供する。なお
、振動子型アクチュエーターについてはすでに詳しい記
載がある(特願昭63−129122号、特願平1−2
26950号)。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の流体移
送ポンプは、流体で満たされた弾性チューブを軸線に垂
直な方向に複数の円柱状のベアリングで押圧しながら前
記ベアリングを前記軸線にほぼ沿って移動させ前記弾性
チューブ内における前記流体を移送する流体移送ポンプ
において、前記弾性チューブが円柱にコイル状に一層に
巻き付けてあり、複数の前記ベアリングは前記弾性チュ
ーブの外周に回転軸を前記円柱の軸に平行にして等間隔
に配置してあることを特徴とする。
送ポンプは、流体で満たされた弾性チューブを軸線に垂
直な方向に複数の円柱状のベアリングで押圧しながら前
記ベアリングを前記軸線にほぼ沿って移動させ前記弾性
チューブ内における前記流体を移送する流体移送ポンプ
において、前記弾性チューブが円柱にコイル状に一層に
巻き付けてあり、複数の前記ベアリングは前記弾性チュ
ーブの外周に回転軸を前記円柱の軸に平行にして等間隔
に配置してあることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の流体移送ポンプは、前記
弾性チューブが前記円柱に複数回巻き付けてあり、各前
記ベアリングは複数巻回分の前記弾性チューブを前記円
柱に押圧していることを特徴とする。
弾性チューブが前記円柱に複数回巻き付けてあり、各前
記ベアリングは複数巻回分の前記弾性チューブを前記円
柱に押圧していることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の流体移送ポンプは、前記
円柱が両端に開口した筒体でなり、前記弾性チューブは
一方の前記開口から前記筒体内を経て他方の前記開口に
至り、該他方の開口から延べられて筒体の外周に巻き付
けられていることを特徴とする。
円柱が両端に開口した筒体でなり、前記弾性チューブは
一方の前記開口から前記筒体内を経て他方の前記開口に
至り、該他方の開口から延べられて筒体の外周に巻き付
けられていることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の流体移送ポンプは、柱状
の圧電磁器の両端面に電極を有する圧電振動子と、この
圧電振動子に接触して該圧電振動子に生じる振動変位を
受け、前記円柱と同心の軸を中心に回転する回転体とを
備え、前記両端面が前記圧電磁器の分極軸に垂直であり
、前記ベアリングの軸が前記回転体に取り付けられてい
ることを特徴とする。
の圧電磁器の両端面に電極を有する圧電振動子と、この
圧電振動子に接触して該圧電振動子に生じる振動変位を
受け、前記円柱と同心の軸を中心に回転する回転体とを
備え、前記両端面が前記圧電磁器の分極軸に垂直であり
、前記ベアリングの軸が前記回転体に取り付けられてい
ることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載の流体移送ポンプの使用時、前
記ベアリングは円柱にコイル状に一層に巻き付けられて
いる前記弾性チューブを圧迫しながら前記弾性チューブ
の軸線にほぼ沿って移動するので、前記弾性チューブは
前記軸線に沿って順次圧迫され、弾性チューブ内の流体
はベアリングの移動方向に移送される。このとき、該弾
性チューブは前記ベアリングの通過とともに順次復元さ
れるから該弾性チューブはこの復元力を利用して流体を
自吸する。このように本発明の流体移送ポンプでは流体
の吸入および吐出すなわちポンピングが行われる。複数
の前記ベアリングを前記弾性チューブの外周に沿って回
転させることにより前記ポンピングの効果をさらに増大
させることができる。また複数の該ベアリングをその回
転軸が前記円柱の軸に平行になるように等間隔に配置す
ることにより、前記円柱の前記軸は片寄ることなく安定
に保たれ正確なポンピングを行える。前記弾性チューブ
を前記円柱に固定化したカートリッジ形式のものとすれ
ば、チューブ交換のときにはカートリッジごと取り換え
れば良いので、チューブ交換が簡単であるばかりでなく
、常に同一条件でのポンピングが可能となる。
記ベアリングは円柱にコイル状に一層に巻き付けられて
いる前記弾性チューブを圧迫しながら前記弾性チューブ
の軸線にほぼ沿って移動するので、前記弾性チューブは
前記軸線に沿って順次圧迫され、弾性チューブ内の流体
はベアリングの移動方向に移送される。このとき、該弾
性チューブは前記ベアリングの通過とともに順次復元さ
れるから該弾性チューブはこの復元力を利用して流体を
自吸する。このように本発明の流体移送ポンプでは流体
の吸入および吐出すなわちポンピングが行われる。複数
の前記ベアリングを前記弾性チューブの外周に沿って回
転させることにより前記ポンピングの効果をさらに増大
させることができる。また複数の該ベアリングをその回
転軸が前記円柱の軸に平行になるように等間隔に配置す
ることにより、前記円柱の前記軸は片寄ることなく安定
に保たれ正確なポンピングを行える。前記弾性チューブ
を前記円柱に固定化したカートリッジ形式のものとすれ
ば、チューブ交換のときにはカートリッジごと取り換え
れば良いので、チューブ交換が簡単であるばかりでなく
、常に同一条件でのポンピングが可能となる。
【0011】請求項2に記載の流体移送ポンプでは、前
記弾性チューブは前記円柱に複数回巻き付けてられてい
て、各前記ベアリングはその巻き付けられている部分の
前記弾性チューブを前記円柱に押圧している。従って、
前記ベアリングを前記円柱とにはさまれた部分の該弾性
チューブにはどの箇所においても常に同一の負担がかか
るので、均一で正確なポンピングが行え、流体の移送制
御が容易になる。
記弾性チューブは前記円柱に複数回巻き付けてられてい
て、各前記ベアリングはその巻き付けられている部分の
前記弾性チューブを前記円柱に押圧している。従って、
前記ベアリングを前記円柱とにはさまれた部分の該弾性
チューブにはどの箇所においても常に同一の負担がかか
るので、均一で正確なポンピングが行え、流体の移送制
御が容易になる。
【0012】請求項3に記載の流体移送ポンプは、前記
円柱が両端に開口した筒体でなり、前記弾性チューブは
一方の前記開口から前記筒体内を経て他方の前記開口に
至り、該他方の開口から延べられて筒体の外周に巻き付
けられているので、前記弾性チューブと前記円柱とが一
体となった構造をなしている。チューブ交換は前記一体
構造物をカートリッジ形式のものとすることにより簡単
に行え、しかも常に同一条件でのポンピングが可能とな
る。
円柱が両端に開口した筒体でなり、前記弾性チューブは
一方の前記開口から前記筒体内を経て他方の前記開口に
至り、該他方の開口から延べられて筒体の外周に巻き付
けられているので、前記弾性チューブと前記円柱とが一
体となった構造をなしている。チューブ交換は前記一体
構造物をカートリッジ形式のものとすることにより簡単
に行え、しかも常に同一条件でのポンピングが可能とな
る。
【0013】請求項4に記載の流体移送ポンプでは、柱
状の圧電磁器の分極軸に垂直な両端面に電極を有する圧
電振動子の共振周波数に等しい周波数を有する交流信号
を前記圧電振動子に前記電極を介して印加すると、前記
圧電振動子は励振され前記圧電磁器の側面には一方向の
振動変位が生じる。前記振動変位は、前記圧電振動子の
側面に接触し前記円柱と同心の軸を中心に回転する回転
体に伝達され、該回転体は回転する。前記ベアリングの
軸が前記回転体に取り付けられていることから、前記回
転体が回転すれば前記ベアリングも該ベアリングの軸を
中心に自転しながら前記円柱のまわりを回転する。この
際、前記ベアリングは自転および前記円柱のまわりを回
転することにより、弾性チューブを前記円柱に順次押圧
し、ポンピング機能を果たしている。この装置は駆動源
として圧電振動子から成る超音波アクチュエータを用い
ており、入力に対する応答速度が速いのでパルス駆動が
正確かつ容易に行え、しかも無入力時の保持力が大きい
。従って、微少流量の正確な制御が可能で逆流もなく、
移送量を容易に連続的に変えられる。また、低消費電力
での駆動が可能で、騒音も無い。さらに、低速・高トル
ク回転が可能なので、ギヤが不要であるから、装置の小
形化かつ軽量化を実現できる。磁石の使用を必要としな
いことから、強磁場中での使用も可能である。
状の圧電磁器の分極軸に垂直な両端面に電極を有する圧
電振動子の共振周波数に等しい周波数を有する交流信号
を前記圧電振動子に前記電極を介して印加すると、前記
圧電振動子は励振され前記圧電磁器の側面には一方向の
振動変位が生じる。前記振動変位は、前記圧電振動子の
側面に接触し前記円柱と同心の軸を中心に回転する回転
体に伝達され、該回転体は回転する。前記ベアリングの
軸が前記回転体に取り付けられていることから、前記回
転体が回転すれば前記ベアリングも該ベアリングの軸を
中心に自転しながら前記円柱のまわりを回転する。この
際、前記ベアリングは自転および前記円柱のまわりを回
転することにより、弾性チューブを前記円柱に順次押圧
し、ポンピング機能を果たしている。この装置は駆動源
として圧電振動子から成る超音波アクチュエータを用い
ており、入力に対する応答速度が速いのでパルス駆動が
正確かつ容易に行え、しかも無入力時の保持力が大きい
。従って、微少流量の正確な制御が可能で逆流もなく、
移送量を容易に連続的に変えられる。また、低消費電力
での駆動が可能で、騒音も無い。さらに、低速・高トル
ク回転が可能なので、ギヤが不要であるから、装置の小
形化かつ軽量化を実現できる。磁石の使用を必要としな
いことから、強磁場中での使用も可能である。
【0014】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明をいっそう詳しく
説明する。図1は本発明の流体移送ポンプの一実施例を
示す斜視図、図2は図1の流体移送ポンプを反対側方向
正面から見たときの側面図、図3は図1の流体移送ポン
プを上方向から見たときの側面図である。本実施例は銅
箔から成る端子P,Qが取り付けられている圧電振動子
1と、回転体2と、摩擦材3と、ベアリング4と、ベア
リングの軸5と、金属パイプ6と、弾性チューブ7とか
らなる。但し、図2には圧電振動子1に交流電圧を供給
する電源部が併せて示してある。
説明する。図1は本発明の流体移送ポンプの一実施例を
示す斜視図、図2は図1の流体移送ポンプを反対側方向
正面から見たときの側面図、図3は図1の流体移送ポン
プを上方向から見たときの側面図である。本実施例は銅
箔から成る端子P,Qが取り付けられている圧電振動子
1と、回転体2と、摩擦材3と、ベアリング4と、ベア
リングの軸5と、金属パイプ6と、弾性チューブ7とか
らなる。但し、図2には圧電振動子1に交流電圧を供給
する電源部が併せて示してある。
【0015】図4は圧電振動子1の斜視図である。圧電
振動子1は円柱状の圧電磁器20と、圧電磁器20の分
極軸に垂直な両端面のそれぞれに設けられた電極21お
よび電極22とから成る。圧電磁器20は直径10mm
、高さ10mmで、材質はTDK製91A材(製品名)
であり、その共振周波数は約138kHz である。T
OK91A材は電気機械結合係数が大きいことから、こ
こでの実施例に用いている。電極21は圧電磁器20の
一方の端面の接線から垂直に2mmの幅の部分を除いた
部分に設けられており、一方、電極22はもう一方の端
面全体をおおっている。図中の矢印は圧電振動子1に交
流信号を印加したときに共振状態において圧電磁器20
の側面に生じる振動変位を示す。一方の電極21が図中
に示す形状をなし電極22と非対称であることから一方
向変位を生じている。
振動子1は円柱状の圧電磁器20と、圧電磁器20の分
極軸に垂直な両端面のそれぞれに設けられた電極21お
よび電極22とから成る。圧電磁器20は直径10mm
、高さ10mmで、材質はTDK製91A材(製品名)
であり、その共振周波数は約138kHz である。T
OK91A材は電気機械結合係数が大きいことから、こ
こでの実施例に用いている。電極21は圧電磁器20の
一方の端面の接線から垂直に2mmの幅の部分を除いた
部分に設けられており、一方、電極22はもう一方の端
面全体をおおっている。図中の矢印は圧電振動子1に交
流信号を印加したときに共振状態において圧電磁器20
の側面に生じる振動変位を示す。一方の電極21が図中
に示す形状をなし電極22と非対称であることから一方
向変位を生じている。
【0016】図5は弾性チューブ7が金属パイプ6に装
着されている様子を示す斜視図、図6は流体で満たされ
た弾性チューブ7が金属パイプ6の外壁に図5のように
コイル状に巻き付けられている様子を模式的に示す断面
図、図7は図6の流体で満たされた弾性チューブ7が、
ベアリング4によって金属パイプ6に押圧されている様
子を示す断面図である。外径1mm、内径0.5mmの
弾性チューブ7は外径3mm、内径2mm、長さ15m
mの円柱状の金属パイプ6の一方の開口から内部空洞を
経て他方の開口へ通した後、金属パイプ6の外壁に沿っ
てコイル状に巻き付かせてある。本実施例では直径15
mm、厚さ10mmのベアリング4を3個設けているが
、その3個のベアリング4は流体移送ポンプの駆動時に
はいっせいに金属パイプ6の軸を中心に回転するので、
それに伴って弾性チューブ7は順次圧迫され、チューブ
壁30に囲まれた流体も順次移動する。
着されている様子を示す斜視図、図6は流体で満たされ
た弾性チューブ7が金属パイプ6の外壁に図5のように
コイル状に巻き付けられている様子を模式的に示す断面
図、図7は図6の流体で満たされた弾性チューブ7が、
ベアリング4によって金属パイプ6に押圧されている様
子を示す断面図である。外径1mm、内径0.5mmの
弾性チューブ7は外径3mm、内径2mm、長さ15m
mの円柱状の金属パイプ6の一方の開口から内部空洞を
経て他方の開口へ通した後、金属パイプ6の外壁に沿っ
てコイル状に巻き付かせてある。本実施例では直径15
mm、厚さ10mmのベアリング4を3個設けているが
、その3個のベアリング4は流体移送ポンプの駆動時に
はいっせいに金属パイプ6の軸を中心に回転するので、
それに伴って弾性チューブ7は順次圧迫され、チューブ
壁30に囲まれた流体も順次移動する。
【0017】流体移送ポンプの駆動時、圧電振動子1に
は電極21上に設けられた端子Pおよび電極22上に設
けられた端子Qを介して、圧電振動子1の共振周波数に
等しい周波数を有する交流信号が印加される。圧電振動
子1は励振され、圧電磁器20の側面には圧電磁器20
の分極軸の方向に沿った一方向の振動変位が生じる。回
転体2は大小2つの円板とそれらをつなぐ円柱とから成
り、大きい方の円板は直径56mm、厚さ3mmで、一
方の板面上には摩擦材3がその円板の中心を同心とする
幅8mm、厚さ1mmのリング状に固着されている。小
さい方の円板は直径33mm、厚さ3mmで、一方の板
面上には3個の直径6mm、長さ1.3mmのベアリン
グの軸5が金属パイプ6の軸に平行に、等間隔に固着さ
れている。大小2つの円板をつなぐ円柱は、直径5mm
、長さ35mmで、大小2つの円板の中心を同心とし、
大円板の中心を貫通して小円板に至っている。このとき
大円板と小円板は平行となり、その距離は17mmであ
る。圧電振動子1は回転体2に固着されている摩擦材3
に接触している。このとき、圧電振動子1が円柱状であ
ることにより、圧電振動子1が摩擦材3と接する部分の
形状は圧電振動子1の両端面を結び両端面に垂直な直線
となる。該直線と回転体2の中心との距離は21mmで
ある。摩擦材3にはエポキシ樹脂にポリアミドを混入し
たものを用いた。圧電磁器20の側面に生じた前記一方
向振動変位は、前記直線部分から摩擦材3を介して回転
体2に伝達され、回転体2はその軸を中心に回転する。 このとき摩擦材3は回転による、圧電磁器20および回
転体2の大円板の磨耗を防止するだけでなく、回転によ
り回転体2と圧電振動子1との間に生ずる高電圧に起因
する電磁ノイズを防止する。回転体2の回転に伴い、回
転体2の小円板に固着されているベアリングの軸5も回
転体の軸を中心に回転するので、ベアリングの軸5の一
方の先端にベアリングの軸5をとり囲むようにして取り
付けられているベアリング4は、金属パイプ6の軸を中
心に回転する。その際、ベアリング4はベアリングの軸
5を中心に自転しながら、金属パイプ6にコイル状に巻
き付いた部分の弾性チューブ7の一部を金属パイプ6の
外壁に順次押圧する。 弾性チューブ7はベアリング4の移動とともに順次復元
するから、弾性チューブ7はその復元力によって弾性チ
ューブ7の一方の開口から流体を吸引する。吸引された
流体は弾性チューブ7内を移動し、弾性チューブ7のも
う一方の開口の外へ押し出される。 ベアリング4と
金属パイプ6との間にはさまれた部分の弾性チューブ7
にはどの箇所においても均一な負担がかかるので、常に
均一で正確なポンピングを行える。
は電極21上に設けられた端子Pおよび電極22上に設
けられた端子Qを介して、圧電振動子1の共振周波数に
等しい周波数を有する交流信号が印加される。圧電振動
子1は励振され、圧電磁器20の側面には圧電磁器20
の分極軸の方向に沿った一方向の振動変位が生じる。回
転体2は大小2つの円板とそれらをつなぐ円柱とから成
り、大きい方の円板は直径56mm、厚さ3mmで、一
方の板面上には摩擦材3がその円板の中心を同心とする
幅8mm、厚さ1mmのリング状に固着されている。小
さい方の円板は直径33mm、厚さ3mmで、一方の板
面上には3個の直径6mm、長さ1.3mmのベアリン
グの軸5が金属パイプ6の軸に平行に、等間隔に固着さ
れている。大小2つの円板をつなぐ円柱は、直径5mm
、長さ35mmで、大小2つの円板の中心を同心とし、
大円板の中心を貫通して小円板に至っている。このとき
大円板と小円板は平行となり、その距離は17mmであ
る。圧電振動子1は回転体2に固着されている摩擦材3
に接触している。このとき、圧電振動子1が円柱状であ
ることにより、圧電振動子1が摩擦材3と接する部分の
形状は圧電振動子1の両端面を結び両端面に垂直な直線
となる。該直線と回転体2の中心との距離は21mmで
ある。摩擦材3にはエポキシ樹脂にポリアミドを混入し
たものを用いた。圧電磁器20の側面に生じた前記一方
向振動変位は、前記直線部分から摩擦材3を介して回転
体2に伝達され、回転体2はその軸を中心に回転する。 このとき摩擦材3は回転による、圧電磁器20および回
転体2の大円板の磨耗を防止するだけでなく、回転によ
り回転体2と圧電振動子1との間に生ずる高電圧に起因
する電磁ノイズを防止する。回転体2の回転に伴い、回
転体2の小円板に固着されているベアリングの軸5も回
転体の軸を中心に回転するので、ベアリングの軸5の一
方の先端にベアリングの軸5をとり囲むようにして取り
付けられているベアリング4は、金属パイプ6の軸を中
心に回転する。その際、ベアリング4はベアリングの軸
5を中心に自転しながら、金属パイプ6にコイル状に巻
き付いた部分の弾性チューブ7の一部を金属パイプ6の
外壁に順次押圧する。 弾性チューブ7はベアリング4の移動とともに順次復元
するから、弾性チューブ7はその復元力によって弾性チ
ューブ7の一方の開口から流体を吸引する。吸引された
流体は弾性チューブ7内を移動し、弾性チューブ7のも
う一方の開口の外へ押し出される。 ベアリング4と
金属パイプ6との間にはさまれた部分の弾性チューブ7
にはどの箇所においても均一な負担がかかるので、常に
均一で正確なポンピングを行える。
【0018】圧電振動子1に印加する交流信号の周波数
を一定の範囲内で変えることにより、圧電磁器20の側
面に生じる振動変位の大きさだけでなく、その方向をも
任意に制御するとができる。従って、回転体2の回転速
度の制御および逆回転駆動が可能となるので、弾性チュ
ーブ7内を移動する流体の速度と方向を自由に制御する
ことができる。
を一定の範囲内で変えることにより、圧電磁器20の側
面に生じる振動変位の大きさだけでなく、その方向をも
任意に制御するとができる。従って、回転体2の回転速
度の制御および逆回転駆動が可能となるので、弾性チュ
ーブ7内を移動する流体の速度と方向を自由に制御する
ことができる。
【0019】弾性チューブ7を金属パイプ6に固定化さ
せた一体構造物としているので、チューブ交換の際には
前記一体構造物ごと取り換えればよいから、手間が簡単
であるばかりでなく常に同一条件でのポンピングが可能
となる。
せた一体構造物としているので、チューブ交換の際には
前記一体構造物ごと取り換えればよいから、手間が簡単
であるばかりでなく常に同一条件でのポンピングが可能
となる。
【0020】図8は圧電振動子1の周波数に対するアド
ミタンスおよび位相の関係を示す特性図である。140
kHz 付近で共振し、約168kHz で反共振を起
こしている。約140kHz の共振周波数でのアドミ
タンスのピークが2つに分かれる共振割れを起こしてい
る。これは電極21が図4に示すように、圧電磁器20
の端面の一部に設けられていることに因る。
ミタンスおよび位相の関係を示す特性図である。140
kHz 付近で共振し、約168kHz で反共振を起
こしている。約140kHz の共振周波数でのアドミ
タンスのピークが2つに分かれる共振割れを起こしてい
る。これは電極21が図4に示すように、圧電磁器20
の端面の一部に設けられていることに因る。
【0021】図9は印加電圧とベアリング4が金属パイ
プ6のまわりを回転するときの回転数との関係を示す特
性図である。前記回転数は印加電圧に対しリニアな関係
にあり、その傾きは約0.4rpm /V である。な
お、印加電圧信号の周波数は圧電振動子1の共振周波数
とほぼ等しく、約138kHzである。
プ6のまわりを回転するときの回転数との関係を示す特
性図である。前記回転数は印加電圧に対しリニアな関係
にあり、その傾きは約0.4rpm /V である。な
お、印加電圧信号の周波数は圧電振動子1の共振周波数
とほぼ等しく、約138kHzである。
【0022】図10はrfパルスを印加した場合のパル
ス駆動のための構成図である。パルス発生装置とミキサ
ーとの間にある楕円内の波形はパルス発生装置の作る波
形である。シグナル発生装置とミキサーとの間にある楕
円内の波形はシグナル発生装置の作る波形である。ミキ
サーとパワーアンプとの間にある楕円内の波形はパルス
発生装置の作る波形とシグナル発生装置の作る波形とが
合成されたものである。パルス駆動の際には、このよう
にして合成された波形を示す交流信号が圧電振動子1に
印加される。
ス駆動のための構成図である。パルス発生装置とミキサ
ーとの間にある楕円内の波形はパルス発生装置の作る波
形である。シグナル発生装置とミキサーとの間にある楕
円内の波形はシグナル発生装置の作る波形である。ミキ
サーとパワーアンプとの間にある楕円内の波形はパルス
発生装置の作る波形とシグナル発生装置の作る波形とが
合成されたものである。パルス駆動の際には、このよう
にして合成された波形を示す交流信号が圧電振動子1に
印加される。
【0023】図11は印加電圧が100Vp−p でそ
の周波数が約138kHz のパルス駆動を行なったと
きの、パルス幅と1パルスあたりの回転角との関係を示
す特性図である。N回転するのに要する時間をTとし、
パルス繰り返し周波数をfp とすると、1パルスあた
りの回転角θは(1)式で与えられる。θ(deg.)
=360N/(fp ・T) (1)パルス幅が20
mS以上ではパルス幅と1パルスあたりの回転角とはほ
ぼ直線的な関係にあるので、電圧を印加してから駆動が
開始し一定になるまでの時間および電圧を解除してから
駆動が停止するまでの時間は、少なくとも数十mS以下
であることがわかる。 電磁モーターの自然停止が数百mSから数S であるこ
とと比較すれば、本装置の駆動源の応答速度は極めて速
い。 また、動作が可能な最小限のパルス幅は1mSで、その
ときの回転角は約0.003°であった。
の周波数が約138kHz のパルス駆動を行なったと
きの、パルス幅と1パルスあたりの回転角との関係を示
す特性図である。N回転するのに要する時間をTとし、
パルス繰り返し周波数をfp とすると、1パルスあた
りの回転角θは(1)式で与えられる。θ(deg.)
=360N/(fp ・T) (1)パルス幅が20
mS以上ではパルス幅と1パルスあたりの回転角とはほ
ぼ直線的な関係にあるので、電圧を印加してから駆動が
開始し一定になるまでの時間および電圧を解除してから
駆動が停止するまでの時間は、少なくとも数十mS以下
であることがわかる。 電磁モーターの自然停止が数百mSから数S であるこ
とと比較すれば、本装置の駆動源の応答速度は極めて速
い。 また、動作が可能な最小限のパルス幅は1mSで、その
ときの回転角は約0.003°であった。
【0024】図12は図11およびベアリング4が金属
パイプ6のまわりを1回転したときの移送量より求めた
、パルス幅と1パルスあたりの移送量との関係を示す特
性図である。ベアリング4の中心と金属パイプ6の中心
との距離はベアリング4の回転半径に相当する。前記回
転半径をaとし、弾性チューブ7の内径をrとすると、
1回転あたりの移送量Mtは(2)式で与えられる。た
だし弾性チューブ7の断面を円形とする。 Mt=(1回転あたりのベアリング4の移動距
離) ×(弾性チューブ7の管内断
面積) =2πa×πr2 /4
(2)微少量を移送するためには、回
転速度を減少させるとともにMt値をできるだけ小さく
しなければならない。Mt値を小さくするにはa値およ
びr値を小さくすればよい。本実施例の流体移送ポンプ
ではベアリングの大きさに関係なく、内径がより小さな
弾性チューブを採用することができるので、移送量をさ
らに減少させることができる。ところで、本実施例の移
送部は小形であるから、弾性チューブ7の管内断面はベ
アリング4の通過とともに円形から楕円形に変化する。 そこで実測により移送量を求めた。2500回転の移送
量を1回転あたりに換算し3度の測定値を平均したとこ
ろ、Mt値は約0.75nlであった。(2)式の弾性
チューブ7の管内断面積をSとし、Mt=0.75nl
を代入すると、S=59.7×10−9m 2 となる
。一方、管内断面が円形のときの理論的なS値はS=1
96.3×10−9m 2 で、管内断面が円形から楕
円形に変化することによりS値は約1/3になる。従っ
て1回転あたりの移送量も1/3となるから本実施例の
移送部によればさらに微少量の移送が可能になる。また
、動作が可能な最小限のパルス幅1mSにおける移送量
は0.00622plであり、極めて微少な量からの制
御が可能であるといえる。
パイプ6のまわりを1回転したときの移送量より求めた
、パルス幅と1パルスあたりの移送量との関係を示す特
性図である。ベアリング4の中心と金属パイプ6の中心
との距離はベアリング4の回転半径に相当する。前記回
転半径をaとし、弾性チューブ7の内径をrとすると、
1回転あたりの移送量Mtは(2)式で与えられる。た
だし弾性チューブ7の断面を円形とする。 Mt=(1回転あたりのベアリング4の移動距
離) ×(弾性チューブ7の管内断
面積) =2πa×πr2 /4
(2)微少量を移送するためには、回
転速度を減少させるとともにMt値をできるだけ小さく
しなければならない。Mt値を小さくするにはa値およ
びr値を小さくすればよい。本実施例の流体移送ポンプ
ではベアリングの大きさに関係なく、内径がより小さな
弾性チューブを採用することができるので、移送量をさ
らに減少させることができる。ところで、本実施例の移
送部は小形であるから、弾性チューブ7の管内断面はベ
アリング4の通過とともに円形から楕円形に変化する。 そこで実測により移送量を求めた。2500回転の移送
量を1回転あたりに換算し3度の測定値を平均したとこ
ろ、Mt値は約0.75nlであった。(2)式の弾性
チューブ7の管内断面積をSとし、Mt=0.75nl
を代入すると、S=59.7×10−9m 2 となる
。一方、管内断面が円形のときの理論的なS値はS=1
96.3×10−9m 2 で、管内断面が円形から楕
円形に変化することによりS値は約1/3になる。従っ
て1回転あたりの移送量も1/3となるから本実施例の
移送部によればさらに微少量の移送が可能になる。また
、動作が可能な最小限のパルス幅1mSにおける移送量
は0.00622plであり、極めて微少な量からの制
御が可能であるといえる。
【0025】図13は印加電圧が100Vp−p でそ
の周波数が約138kHz のパルス駆動の際の、パル
ス繰り返し周波数と1分あたりの移送量との関係を示す
特性図である。本図はパルス幅がそれぞれ1,2,3,
5,10,20,30,40mSであるパルス駆動を行
なった場合の特性を示す。広範囲のパルス幅駆動におい
て微少量の制御が可能であることがわかる。
の周波数が約138kHz のパルス駆動の際の、パル
ス繰り返し周波数と1分あたりの移送量との関係を示す
特性図である。本図はパルス幅がそれぞれ1,2,3,
5,10,20,30,40mSであるパルス駆動を行
なった場合の特性を示す。広範囲のパルス幅駆動におい
て微少量の制御が可能であることがわかる。
【0026】本実施例の流体移送ポンプの起動方法には
パルス駆動と連続駆動があるが、パルス駆動の方が微少
量の正確な制御には適している。パルス駆動の際にロー
タリーエンコーダを併用したら、移送量のさらに正確な
制御が行えるようになった。ロータリーエンコーダは角
度を電気信号に変換するものとして用いている。本実施
例の流体移送ポンプには、単位角度毎にパルスを逐次発
生するインクリメンタル型を用いた。インクリメンタル
型の最高の分解能は1回転あたり6000パルスなので
、1パルスあたりの回転角は0.06°となり図11,
図12より1パルスあたりの移送量は0.124plと
なる。この0.124plがインクリメンタル型を併用
したときの流体移送ポンプの最少移送量となる。また、
誤差については、パルス駆動における最少回転角が図1
1より0.003°でありインクリメンタル型の分解能
が0.06°であることから、最大誤差は5%、容量に
して0.0062plとなり、極めて微少な値である。 従ってインクリメンタル型を併用すれば、微少で正確な
移送量の制御がさらに改善される。
パルス駆動と連続駆動があるが、パルス駆動の方が微少
量の正確な制御には適している。パルス駆動の際にロー
タリーエンコーダを併用したら、移送量のさらに正確な
制御が行えるようになった。ロータリーエンコーダは角
度を電気信号に変換するものとして用いている。本実施
例の流体移送ポンプには、単位角度毎にパルスを逐次発
生するインクリメンタル型を用いた。インクリメンタル
型の最高の分解能は1回転あたり6000パルスなので
、1パルスあたりの回転角は0.06°となり図11,
図12より1パルスあたりの移送量は0.124plと
なる。この0.124plがインクリメンタル型を併用
したときの流体移送ポンプの最少移送量となる。また、
誤差については、パルス駆動における最少回転角が図1
1より0.003°でありインクリメンタル型の分解能
が0.06°であることから、最大誤差は5%、容量に
して0.0062plとなり、極めて微少な値である。 従ってインクリメンタル型を併用すれば、微少で正確な
移送量の制御がさらに改善される。
【0027】
【発明の効果】以上に詳しく説明したように、本発明の
流体移送ポンプでは複数のベアリングが金属パイプの外
壁にコイル状に巻き付けられている弾性チューブを圧迫
しながらその弾性チューブの軸線にほぼ沿って移動する
。そこで、弾性チューブ内の流体はベアリングの移動方
向に移送される。このとき弾性チューブはベアリングの
通過とともに順次復元されるので、弾性チュブはこの復
元力を利用して流体を自吸する。複数のベアリングがそ
の回転軸が金属パイプの軸に平行になるように等間隔に
配置された構造をなすことにより、金属パイプの軸は片
寄ることなく安定保たれ常に正確なポンピングを行える
。ベアリングが金属パイプの軸を中心に1回転するとき
の流体の移送量Mtは、ベアリングの中心と金属パイプ
の中心との距離aおよび弾性チューブの内径rに依存し
、Mtを減少させるにはa,rの両方またはどちからを
減少させる必要がある。ベアリングが金属パイプの外周
を回転する構造を採用することにより、rはベアリング
の大きさに関係なくいくらでも小さな値をとることが可
能である。従って、微少流量を移送できる。
流体移送ポンプでは複数のベアリングが金属パイプの外
壁にコイル状に巻き付けられている弾性チューブを圧迫
しながらその弾性チューブの軸線にほぼ沿って移動する
。そこで、弾性チューブ内の流体はベアリングの移動方
向に移送される。このとき弾性チューブはベアリングの
通過とともに順次復元されるので、弾性チュブはこの復
元力を利用して流体を自吸する。複数のベアリングがそ
の回転軸が金属パイプの軸に平行になるように等間隔に
配置された構造をなすことにより、金属パイプの軸は片
寄ることなく安定保たれ常に正確なポンピングを行える
。ベアリングが金属パイプの軸を中心に1回転するとき
の流体の移送量Mtは、ベアリングの中心と金属パイプ
の中心との距離aおよび弾性チューブの内径rに依存し
、Mtを減少させるにはa,rの両方またはどちからを
減少させる必要がある。ベアリングが金属パイプの外周
を回転する構造を採用することにより、rはベアリング
の大きさに関係なくいくらでも小さな値をとることが可
能である。従って、微少流量を移送できる。
【0028】弾性チューブが金属パイプに複数回巻き付
けられていて、ベアリングがその巻き付けられた部分の
弾性チューブを金属パイプに押圧する構造を採用するこ
とにより、ベアリングと金属パイプとの間にはさまれた
部分の弾性チューブにはどの箇所においても常に均一の
負担がかかるので、均一で正確なポンピングが可能で、
流体の移送制御が容易になる。
けられていて、ベアリングがその巻き付けられた部分の
弾性チューブを金属パイプに押圧する構造を採用するこ
とにより、ベアリングと金属パイプとの間にはさまれた
部分の弾性チューブにはどの箇所においても常に均一の
負担がかかるので、均一で正確なポンピングが可能で、
流体の移送制御が容易になる。
【0029】弾性チューブを金属パイプの一方の開口か
ら他方の開口へ貫通させた後、金属パイプの外周に沿っ
てコイル状に巻き付かせた構造を採用し、弾性チューブ
と金属パイプとを一体構造物とすることにより、チュー
ブ交換の際にはそのような一体構造物ごと取り換えれば
よいので手間がかからない。しかも常に同一条件でのポ
ンピングも可能となる。
ら他方の開口へ貫通させた後、金属パイプの外周に沿っ
てコイル状に巻き付かせた構造を採用し、弾性チューブ
と金属パイプとを一体構造物とすることにより、チュー
ブ交換の際にはそのような一体構造物ごと取り換えれば
よいので手間がかからない。しかも常に同一条件でのポ
ンピングも可能となる。
【0030】本発明の流体移送ポンプの駆動源には超音
波アクチュエーターを用いている。柱状の圧電磁器の分
極軸に垂直な両端面には電極が設けられている。一方の
電極は端面の一部に設けられていて、もう一方の電極は
端面の全部をおおっており、両電極は非対称な形状をな
している。圧電振動子はこのような圧電磁器と電極とか
らできている。圧電振動子にその共振周波数に等しい周
波数の交流信号を両電極を介して印加すると、圧電振動
子は励振されて圧電磁器の側面には圧電磁器の分極軸の
方向に沿った一方向の振動変位が生じる。この振動変位
は摩擦材を介して回転体に伝わり、回転体は金属パイプ
と同心の軸を中心に回転する。このときの摩擦材は圧電
磁器と回転体との間の回転による摩耗を防止するだけで
なく、回転により両者の間に発生する高電圧に起因する
電磁ノイズも防止する。従って高磁場中での使用も可能
である。回転体にはベアリングの軸が設けられているこ
とから、回転体の回転に伴いベアリングも自転しながら
金属パイプの軸を中心に回転する。このときベアリング
は弾性チューブを金属パイプの外壁に押圧しながら回転
するので、ベアリングの通過とともに弾性チューブの断
面は円形から楕円形となり、再び円形に復元する。弾性
チューブはこの復元力により弾性チューブの一方の開口
から流体を自吸し、移送する。以上に示したように、本
発明の流体移送ポンプは圧電振動子からベアリングにい
たるまでの構造が簡単であるから、装置の小形、軽量化
設計が可能である。その上、低速高トルク回転駆動が可
能なのでギアが不用となり、装置はさらに小形、軽量化
できる。また低消費電力での駆動が可能で騒音もない。
波アクチュエーターを用いている。柱状の圧電磁器の分
極軸に垂直な両端面には電極が設けられている。一方の
電極は端面の一部に設けられていて、もう一方の電極は
端面の全部をおおっており、両電極は非対称な形状をな
している。圧電振動子はこのような圧電磁器と電極とか
らできている。圧電振動子にその共振周波数に等しい周
波数の交流信号を両電極を介して印加すると、圧電振動
子は励振されて圧電磁器の側面には圧電磁器の分極軸の
方向に沿った一方向の振動変位が生じる。この振動変位
は摩擦材を介して回転体に伝わり、回転体は金属パイプ
と同心の軸を中心に回転する。このときの摩擦材は圧電
磁器と回転体との間の回転による摩耗を防止するだけで
なく、回転により両者の間に発生する高電圧に起因する
電磁ノイズも防止する。従って高磁場中での使用も可能
である。回転体にはベアリングの軸が設けられているこ
とから、回転体の回転に伴いベアリングも自転しながら
金属パイプの軸を中心に回転する。このときベアリング
は弾性チューブを金属パイプの外壁に押圧しながら回転
するので、ベアリングの通過とともに弾性チューブの断
面は円形から楕円形となり、再び円形に復元する。弾性
チューブはこの復元力により弾性チューブの一方の開口
から流体を自吸し、移送する。以上に示したように、本
発明の流体移送ポンプは圧電振動子からベアリングにい
たるまでの構造が簡単であるから、装置の小形、軽量化
設計が可能である。その上、低速高トルク回転駆動が可
能なのでギアが不用となり、装置はさらに小形、軽量化
できる。また低消費電力での駆動が可能で騒音もない。
【0031】本発明の流体移送ポンプでは、連続駆動の
他にパルス駆動ができる。入力に対する応答速度が速く
、しかも無入力時の保持力が大きいので、パルス駆動に
よる微少流量の正確な制御が可能となる。従って逆流も
なく、移送速度も容易に連続的に変えられる。
他にパルス駆動ができる。入力に対する応答速度が速く
、しかも無入力時の保持力が大きいので、パルス駆動に
よる微少流量の正確な制御が可能となる。従って逆流も
なく、移送速度も容易に連続的に変えられる。
【0032】圧電振動子に印加する交流信号の周波数を
一定の範囲内で変えることにより、圧電磁器の側面に生
じる振動変位の大きさと方向を自由に変えることができ
るので、流体の移送速度と移送方向をすばやく制御する
ことができる。
一定の範囲内で変えることにより、圧電磁器の側面に生
じる振動変位の大きさと方向を自由に変えることができ
るので、流体の移送速度と移送方向をすばやく制御する
ことができる。
【0033】パルス駆動の際にロータリーエンコーダを
併用することにより、微少流量をさらに正確に制御する
ことができる。
併用することにより、微少流量をさらに正確に制御する
ことができる。
【図1】本発明の流体移送ポンプの一実施例を示す斜視
図。
図。
【図2】図1の流体移送ポンプを反対側方向正面から見
たときの側面図。
たときの側面図。
【図3】図1の流体移送ポンプを上方向から見たときの
側面図。
側面図。
【図4】圧電振動子1の斜視図。
【図5】弾性チューブ7が金属パイプ6に装着されてい
る様子を示す斜視図。
る様子を示す斜視図。
【図6】流体で満たされた弾性チューブ7が金属パイプ
6の外壁に図5のようにコイル状に巻き付けられている
様子を模式的に示す断面図。
6の外壁に図5のようにコイル状に巻き付けられている
様子を模式的に示す断面図。
【図7】図6の流体で満たされた弾性チューブ7がベア
リング4によって金属パイプ6に押圧されている様子を
示す断面図。
リング4によって金属パイプ6に押圧されている様子を
示す断面図。
【図8】圧電振動子1の周波数に対するアドミタンスお
よび位相の関係を示す特性図。
よび位相の関係を示す特性図。
【図9】印加電圧と、ベアリング4が金属パイプ6のま
わりを回転するときの回転数との関係を示す特性図。
わりを回転するときの回転数との関係を示す特性図。
【図10】rfパルスを印加した場合のパルス駆動のた
めの構成図。
めの構成図。
【図11】印加電圧が100Vp−p でその周波数が
約138kHz のパルス駆動を行なったときの、パル
ス幅と1パルスあたりの回転角との関係を示す特性図。
約138kHz のパルス駆動を行なったときの、パル
ス幅と1パルスあたりの回転角との関係を示す特性図。
【図12】図11および、ベアリング4が金属パイプ6
のまわりを1回転したときの移送量より求めたパルス幅
と1パルスあたりの移送量との関係を示す特性図。
のまわりを1回転したときの移送量より求めたパルス幅
と1パルスあたりの移送量との関係を示す特性図。
【図13】印加電圧が100Vp−p でその周波数が
約138kHz のパルス駆動の際の、パルス繰り返し
周波数と1分あたりの移送量との関係を示す特性図。
約138kHz のパルス駆動の際の、パルス繰り返し
周波数と1分あたりの移送量との関係を示す特性図。
1 圧電振動子
2 回転体
3 摩擦材
4 ベアリング
5 ベアリングの軸
6 金属パイプ
7 弾性チューブ
20 圧電磁器
21,22 電極
30 チューブ壁
Claims (4)
- 【請求項1】 流体で満たされた弾性チューブを軸線
に垂直な方向に複数の円柱状のベアリングで押圧しなが
ら前記ベアリングを前記軸線にほぼ沿って移動させ前記
弾性チューブ内における前記流体を移送する流体移送ポ
ンプにおいて、前記弾性チューブは円柱にコイル状に一
層に巻き付けてあり、複数の前記ベアリングは前記弾性
チューブの外周に回転軸を前記円柱の軸に平行にして等
間隔に配置してあることを特徴とする流体移送ポンプ。 - 【請求項2】 前記弾性チューブは前記円柱に複数回
巻き付けてあり、各前記ベアリングは複数巻回分の前記
弾性チューブを前記円柱に押圧していることを特徴とす
る請求項1に記載の流体移送ポンプ。 - 【請求項3】 前記円柱は両端に開口した筒体でなり
、前記弾性チューブは一方の前記開口から前記筒体内を
経て他方の前記開口に至り、該他方の開口から延べられ
て筒体の外周に巻き付けられていることを特徴とする請
求項2に記載の流体移送ポンプ。 - 【請求項4】 柱状の圧電磁器の両端面に電極を有す
る圧電振動子と、この圧電振動子に接触して該圧電振動
子に生じる振動変位を受け、前記円柱と同心の軸を中心
に回転する回転体とを備え、前記両端面は前記圧電磁器
の分極軸に垂直であり、前記ベアリングの軸は前記回転
体に取り付けられていることを特徴とする請求項1,2
または3に記載の流体移送ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2412104A JPH04219483A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | 流体移送ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2412104A JPH04219483A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | 流体移送ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04219483A true JPH04219483A (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=18520988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2412104A Withdrawn JPH04219483A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | 流体移送ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04219483A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0719939A3 (de) * | 1994-12-28 | 1998-12-16 | WILO GmbH | Piezo-Wanderwellenmotor für Spaltrohrpumpe |
-
1990
- 1990-12-19 JP JP2412104A patent/JPH04219483A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0719939A3 (de) * | 1994-12-28 | 1998-12-16 | WILO GmbH | Piezo-Wanderwellenmotor für Spaltrohrpumpe |
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