JPH04220171A - アーク溶接用トーチの走行制御装置 - Google Patents
アーク溶接用トーチの走行制御装置Info
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- JPH04220171A JPH04220171A JP41205290A JP41205290A JPH04220171A JP H04220171 A JPH04220171 A JP H04220171A JP 41205290 A JP41205290 A JP 41205290A JP 41205290 A JP41205290 A JP 41205290A JP H04220171 A JPH04220171 A JP H04220171A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消耗電極式アーク溶接
装置に設けられ、トーチの走行動作を制御するアーク溶
接用トーチの走行制御装置に関する。
装置に設けられ、トーチの走行動作を制御するアーク溶
接用トーチの走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来の消耗電極式自動アーク溶接
装置の概略構成を示す。図において、溶接ワイヤ1を挿
通して被溶接物2に向けて送給するトーチ3は、ロボッ
トである走行装置4に支持されて走行する。走行装置4
はトーチ走行制御回路5によって制御され、溶接ワイヤ
1はワイヤ送給モータ6によってトーチ3内に送給され
る。また、溶接ワイヤ1及び被溶接物2はそれぞれパワ
ーケーブル7,8を介して溶接電源9に接続されており
、溶接電源9には溶接制御回路10、電源トランス11
及び電流確認リレー12が設けられている。
装置の概略構成を示す。図において、溶接ワイヤ1を挿
通して被溶接物2に向けて送給するトーチ3は、ロボッ
トである走行装置4に支持されて走行する。走行装置4
はトーチ走行制御回路5によって制御され、溶接ワイヤ
1はワイヤ送給モータ6によってトーチ3内に送給され
る。また、溶接ワイヤ1及び被溶接物2はそれぞれパワ
ーケーブル7,8を介して溶接電源9に接続されており
、溶接電源9には溶接制御回路10、電源トランス11
及び電流確認リレー12が設けられている。
【0003】図6に上記のように構成された従来の自動
アーク溶接装置の基本動作を示す。図において、Aはト
ーチ走行制御回路5、Bは電流確認リレー12、Cは溶
接電源9、Dはアークのそれぞれの動作を示す。ステッ
プ101において、トーチ走行制御回路5から発する信
号により走行装置4が駆動されると、トーチ3は溶接開
始位置へ移動し、ステップ102においてその位置に停
止する。次にステップ103において、トーチ走行制御
回路5は溶接電源9の溶接制御回路10への溶接起動信
号13を出力する。
アーク溶接装置の基本動作を示す。図において、Aはト
ーチ走行制御回路5、Bは電流確認リレー12、Cは溶
接電源9、Dはアークのそれぞれの動作を示す。ステッ
プ101において、トーチ走行制御回路5から発する信
号により走行装置4が駆動されると、トーチ3は溶接開
始位置へ移動し、ステップ102においてその位置に停
止する。次にステップ103において、トーチ走行制御
回路5は溶接電源9の溶接制御回路10への溶接起動信
号13を出力する。
【0004】溶接制御回路10はステップ104におい
て、溶接起動信号13を受けて電源トランス11を0N
とし、パワーケーブル7,8を介して溶接ワイヤ1と被
溶接物2とで形成される溶接回路へパワーを出力し、さ
らにワイヤ送給モータ6へ信号を出力して回転させる。 この結果ステップ105において、溶接ワイヤ1と被溶
接物2との間にアークが発生する。溶接ワイヤ1はアー
クの熱により溶融し、溶接ワイヤ1と被溶接物2との間
に拡散する。このとき溶接ワイヤ1はワイヤ送給モータ
6によって被溶接物2へ向って送給され、被溶接物2と
の間の間隔を一定に保つ。さらにステップ106におい
て溶接制御回路10により溶接条件を制御して、ステッ
プ107においてアークを安定させる。
て、溶接起動信号13を受けて電源トランス11を0N
とし、パワーケーブル7,8を介して溶接ワイヤ1と被
溶接物2とで形成される溶接回路へパワーを出力し、さ
らにワイヤ送給モータ6へ信号を出力して回転させる。 この結果ステップ105において、溶接ワイヤ1と被溶
接物2との間にアークが発生する。溶接ワイヤ1はアー
クの熱により溶融し、溶接ワイヤ1と被溶接物2との間
に拡散する。このとき溶接ワイヤ1はワイヤ送給モータ
6によって被溶接物2へ向って送給され、被溶接物2と
の間の間隔を一定に保つ。さらにステップ106におい
て溶接制御回路10により溶接条件を制御して、ステッ
プ107においてアークを安定させる。
【0005】一方、電流確認リレー12はアークの発生
によりパワーケーブル7,8に流れた電流を検出し、ス
テップ108においてONとなる。電流確認リレー12
がONとなると、アーク発生確認信号14がトーチ走行
制御回路5に入力され、ステップ109においてトーチ
3を走行させる。
によりパワーケーブル7,8に流れた電流を検出し、ス
テップ108においてONとなる。電流確認リレー12
がONとなると、アーク発生確認信号14がトーチ走行
制御回路5に入力され、ステップ109においてトーチ
3を走行させる。
【0006】溶接が終了するとステップ110において
トーチ3がその位置で停止し、ステップ111において
トーチ走行制御回路5から出力されている溶接起動信号
13がOFFとなる。この結果ステップ112において
溶接電源9の出力が停止し、ワイヤ送給モータ6も停止
する。そしてステップ113において溶接ワイヤ1が燃
え上がり、ステップ114においてアークが消滅し、ス
テツプ115において電流確認リレー12がOFFとな
る。次にステップ116においてトーチ3を次の溶接位
置へ移動し、上記の動作をくりかえす。
トーチ3がその位置で停止し、ステップ111において
トーチ走行制御回路5から出力されている溶接起動信号
13がOFFとなる。この結果ステップ112において
溶接電源9の出力が停止し、ワイヤ送給モータ6も停止
する。そしてステップ113において溶接ワイヤ1が燃
え上がり、ステップ114においてアークが消滅し、ス
テツプ115において電流確認リレー12がOFFとな
る。次にステップ116においてトーチ3を次の溶接位
置へ移動し、上記の動作をくりかえす。
【0007】なお、この種のアーク溶接装置としては、
特開昭59−153578号公報に記載されたように、
溶接電流によるアークの発生をアーク検出器により検出
し、その検出値に基づいて溶接条件に応じたスタート電
流を選択するとともにスタート電流を流す時間を設定し
て、確実なアークスタートを行なうことができるように
したものが知られている。
特開昭59−153578号公報に記載されたように、
溶接電流によるアークの発生をアーク検出器により検出
し、その検出値に基づいて溶接条件に応じたスタート電
流を選択するとともにスタート電流を流す時間を設定し
て、確実なアークスタートを行なうことができるように
したものが知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の電流確認リレー
12は溶接ワイヤ1と被溶接物2とで形成される溶接回
路に電流が流れるとONとなる。しかしながらこの回路
に電流が流れ始めてから、溶接ワイヤ1と被溶接物2と
の間にアークを発生させて所望の溶接電流を得るまでに
時間が必要である。このためトーチ走行制御回路5は電
流確認リレー12のON信号を受けた後、通常0.2秒
程度の遅延時間が経過してからトーチ3の走行を開始す
るように制御を行なっている。
12は溶接ワイヤ1と被溶接物2とで形成される溶接回
路に電流が流れるとONとなる。しかしながらこの回路
に電流が流れ始めてから、溶接ワイヤ1と被溶接物2と
の間にアークを発生させて所望の溶接電流を得るまでに
時間が必要である。このためトーチ走行制御回路5は電
流確認リレー12のON信号を受けた後、通常0.2秒
程度の遅延時間が経過してからトーチ3の走行を開始す
るように制御を行なっている。
【0009】また、溶接途中でアークが一瞬途切れ電流
がゼロになることがある。この場合設備の稼働を停止さ
せないように、電流確認リレー回路側で、リレーがOF
Fとなるまでに通常0.2秒程度の遅延時間を設定して
いる。
がゼロになることがある。この場合設備の稼働を停止さ
せないように、電流確認リレー回路側で、リレーがOF
Fとなるまでに通常0.2秒程度の遅延時間を設定して
いる。
【0010】上述した従来の装置ではトーチ走行制御回
路5は電流確認リレー12がONとなってから約0.2
秒後にトーチの走行を開始させる。また、電流がゼロと
なってから約0.2秒後に電流確認リレー12がOFF
となり設備が停止する。このため実際にアークが発生す
る前にトーチが走行し始めて溶接欠区間が発生するおそ
れがあった。
路5は電流確認リレー12がONとなってから約0.2
秒後にトーチの走行を開始させる。また、電流がゼロと
なってから約0.2秒後に電流確認リレー12がOFF
となり設備が停止する。このため実際にアークが発生す
る前にトーチが走行し始めて溶接欠区間が発生するおそ
れがあった。
【0011】この問題を解決するためにはトーチ走行開
始遅延時間を延ばすか、又はOFF遅延時間を縮める方
法が考えられるが、前者の場合は良好にアークがスター
トした場合にトーチ3が遅延時間の間停止状態となり、
被溶接物2への熱の集中が発生して孔明きなどの不良品
を作る可能性がある。また後者の場合は瞬間的にアーク
が切れ、直ちにアークが復元した場合でも、電流確認リ
レー12がOFFとなって設備を停止させることになる
。この結果設備の稼働率が低下し溶接品質へも悪影響を
及ぼすという問題があった。
始遅延時間を延ばすか、又はOFF遅延時間を縮める方
法が考えられるが、前者の場合は良好にアークがスター
トした場合にトーチ3が遅延時間の間停止状態となり、
被溶接物2への熱の集中が発生して孔明きなどの不良品
を作る可能性がある。また後者の場合は瞬間的にアーク
が切れ、直ちにアークが復元した場合でも、電流確認リ
レー12がOFFとなって設備を停止させることになる
。この結果設備の稼働率が低下し溶接品質へも悪影響を
及ぼすという問題があった。
【0012】一方、アーク溶接における問題として溶接
回路内、特に溶接トーチ内で発生する溶接電流の分流が
ある。本来トーチ3側のパワーケーブル7は図7に示す
ようにトーチ3の先端に取り付けられたコンタクトチッ
プ15を介して溶接ワイヤ1に給電されなければならな
い。しかし、トーチ3の不良などによりスパッタやトー
チ構成物を介してコンタクトチップ15以外の点で溶接
回路が構成され、そこに分流が発生することがある。
回路内、特に溶接トーチ内で発生する溶接電流の分流が
ある。本来トーチ3側のパワーケーブル7は図7に示す
ようにトーチ3の先端に取り付けられたコンタクトチッ
プ15を介して溶接ワイヤ1に給電されなければならな
い。しかし、トーチ3の不良などによりスパッタやトー
チ構成物を介してコンタクトチップ15以外の点で溶接
回路が構成され、そこに分流が発生することがある。
【0013】しかも、上記の従来の電流確認リレー12
は、電流が流れているか否かを検出するものであり、流
れている電流が分流によるものか否かを検出することが
できない。
は、電流が流れているか否かを検出するものであり、流
れている電流が分流によるものか否かを検出することが
できない。
【0014】このようにしてトーチ3内で分流が発生す
ると、図8に示すように溶接ワイヤ1に流れる電流が少
なくなって発熱現象が低下し、ワイヤ1が溶融しないた
め被溶接物2へ接触してアークが消滅してしまう。この
ままトーチ3を走行させると、溶融されない赤熱ワイヤ
がワイヤ送給モータ6により継続して送り出され、溶接
しなければならないところには溶接ワイヤ1のみが取り
残された状態となって溶接欠が発生する。
ると、図8に示すように溶接ワイヤ1に流れる電流が少
なくなって発熱現象が低下し、ワイヤ1が溶融しないた
め被溶接物2へ接触してアークが消滅してしまう。この
ままトーチ3を走行させると、溶融されない赤熱ワイヤ
がワイヤ送給モータ6により継続して送り出され、溶接
しなければならないところには溶接ワイヤ1のみが取り
残された状態となって溶接欠が発生する。
【0015】また、ロボットによりトーチ3が移動され
る自動アーク溶接機はトーチ3の移動範囲が広く、図9
に示すようにトーチ3に接続されるパワーケーブル7,
8や図示しないガスホース及びワイヤコンジェットチュ
ーブが作業中に引張られたり、こすられたりして過大な
力を受けるのが普通である。このためパワーケーブル7
,8を構成する多芯のヨリ線が断線することがあり、し
かもこの断線は一度に断線するのではなく数本づつ断線
してゆく。この結果溶接回路の内部抵抗16が次第に大
きくなってゆき、溶接条件の変化が生じ、最悪の場合ア
ークが消滅する。この現象が生じた場合は電流値は低く
なるがゼロにはならず、電流確認リレー12はOFFと
ならずONを継続する。
る自動アーク溶接機はトーチ3の移動範囲が広く、図9
に示すようにトーチ3に接続されるパワーケーブル7,
8や図示しないガスホース及びワイヤコンジェットチュ
ーブが作業中に引張られたり、こすられたりして過大な
力を受けるのが普通である。このためパワーケーブル7
,8を構成する多芯のヨリ線が断線することがあり、し
かもこの断線は一度に断線するのではなく数本づつ断線
してゆく。この結果溶接回路の内部抵抗16が次第に大
きくなってゆき、溶接条件の変化が生じ、最悪の場合ア
ークが消滅する。この現象が生じた場合は電流値は低く
なるがゼロにはならず、電流確認リレー12はOFFと
ならずONを継続する。
【0016】なお、前記公報に記載された提案はアーク
を発生させた後に設定溶接電流値へ切換えるものであり
、溶接時における分流電流が発生しても電流は流れてい
るため、正規の電流値として検出され、その結果発熱現
象は低下する。またパワーケーブルの断線による溶接条
件の変化を検出することはできない。
を発生させた後に設定溶接電流値へ切換えるものであり
、溶接時における分流電流が発生しても電流は流れてい
るため、正規の電流値として検出され、その結果発熱現
象は低下する。またパワーケーブルの断線による溶接条
件の変化を検出することはできない。
【0017】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、溶接スタート時の溶接欠の発生を防止し、溶接回
路中の異常を検出することのできるアーク溶接トーチの
走行制御装置を提供することを目的とする。
あり、溶接スタート時の溶接欠の発生を防止し、溶接回
路中の異常を検出することのできるアーク溶接トーチの
走行制御装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、溶接ワイヤをトーチを通して被溶接物に
向けて送給させながら、被溶接物と前記溶接ワイヤとの
間にアークを発生させ、前記被溶接物の溶接を行なう消
耗電極式アーク溶接装置に設けられ、前記トーチの走行
動作を制御するアーク溶接用トーチの走行制御装置にお
いて、前記トーチ及び前記被溶接物と溶接電源とをそれ
ぞれ接続するパワーケーブルにアーク電流とアーク電圧
とを検知する検出器を設け、該検出器に検知した前記電
流及び電圧をそれぞれ設定値と比較して検定するアーク
電流検定器とアーク電圧検定器とを接続するとともに、
該両検定器に検定結果に基づいてアーク発生状態を判断
するアーク発生判定器を接続し、さらに該アーク発生判
定器を前記トーチの走行制御回路に接続して構成したも
のである。
に、本発明は、溶接ワイヤをトーチを通して被溶接物に
向けて送給させながら、被溶接物と前記溶接ワイヤとの
間にアークを発生させ、前記被溶接物の溶接を行なう消
耗電極式アーク溶接装置に設けられ、前記トーチの走行
動作を制御するアーク溶接用トーチの走行制御装置にお
いて、前記トーチ及び前記被溶接物と溶接電源とをそれ
ぞれ接続するパワーケーブルにアーク電流とアーク電圧
とを検知する検出器を設け、該検出器に検知した前記電
流及び電圧をそれぞれ設定値と比較して検定するアーク
電流検定器とアーク電圧検定器とを接続するとともに、
該両検定器に検定結果に基づいてアーク発生状態を判断
するアーク発生判定器を接続し、さらに該アーク発生判
定器を前記トーチの走行制御回路に接続して構成したも
のである。
【0019】
【作用】上記の構成によると、溶接ワイヤを流れるパワ
ーの電流と電圧を検出器で検知し、この検出値をそれぞ
れアーク電流検定器及びアーク電圧検定器で設定値と比
較して検定する。そしてこれらの検定値に基づいてアー
ク発生判定器によりアーク発生状態を判断して、トーチ
の走行動作の制御を行ない、溶接欠陷の発生を防止する
。
ーの電流と電圧を検出器で検知し、この検出値をそれぞ
れアーク電流検定器及びアーク電圧検定器で設定値と比
較して検定する。そしてこれらの検定値に基づいてアー
ク発生判定器によりアーク発生状態を判断して、トーチ
の走行動作の制御を行ない、溶接欠陷の発生を防止する
。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の一実施例によるトーチの走行制
御装置が設けられた自動アーク溶接機の構成を示すブロ
ック図である。図において、図5に示す従来例の部分と
対応する部分には同一の符号を付して示し、その説明を
適宜省略する。パワーケーブル7,8には溶接回路の電
流、電圧を検出する電流、電圧検出器20が設けられて
おり、検出器20にはアーク電流検定器21とアーク電
圧検定器22とが接続されている。これらの検定器21
,22の構成は同一であるので、アーク電圧検定器22
についてのみ図示する。検定器21,22内には平滑回
路23、上限比較器24、下限比較器25、AND回路
26及び検出ゾーン設定器27から構成されている。
明する。図1は本発明の一実施例によるトーチの走行制
御装置が設けられた自動アーク溶接機の構成を示すブロ
ック図である。図において、図5に示す従来例の部分と
対応する部分には同一の符号を付して示し、その説明を
適宜省略する。パワーケーブル7,8には溶接回路の電
流、電圧を検出する電流、電圧検出器20が設けられて
おり、検出器20にはアーク電流検定器21とアーク電
圧検定器22とが接続されている。これらの検定器21
,22の構成は同一であるので、アーク電圧検定器22
についてのみ図示する。検定器21,22内には平滑回
路23、上限比較器24、下限比較器25、AND回路
26及び検出ゾーン設定器27から構成されている。
【0021】上限比較器24及び下限比較器25はそれ
ぞれ検出ゾーン設定器27が接続されており、両検定器
21,22に設けられた検出ゾーン設定器27は溶接条
件設定器28に接続されている。さらに溶接条件設定器
28は溶接電源9内の溶接制御回路10に接続されてい
る。一方、両検定器21,22に設けられたAND回路
26にはアーク発生判定器29が接続されており、アー
ク発生判定器29はトーチ走行制御回路5に接続されて
いる。
ぞれ検出ゾーン設定器27が接続されており、両検定器
21,22に設けられた検出ゾーン設定器27は溶接条
件設定器28に接続されている。さらに溶接条件設定器
28は溶接電源9内の溶接制御回路10に接続されてい
る。一方、両検定器21,22に設けられたAND回路
26にはアーク発生判定器29が接続されており、アー
ク発生判定器29はトーチ走行制御回路5に接続されて
いる。
【0022】次に本実施例の動作を説明する。電流、電
圧検出器20は溶接ワイヤ1と被溶接物3との接触部の
電流と電圧をアナログ値で検出する。その検出値はそれ
ぞれアーク電流検定器21とアーク電圧検定器22とに
それぞれ入力される。電流、電圧検出器20からアーク
電圧検定器21に入力された電圧値30は、溶接電源9
のパルスや溶接現象により多くの高周波波形が含まれて
いる。このため平滑回路23で波形を平滑にする。
圧検出器20は溶接ワイヤ1と被溶接物3との接触部の
電流と電圧をアナログ値で検出する。その検出値はそれ
ぞれアーク電流検定器21とアーク電圧検定器22とに
それぞれ入力される。電流、電圧検出器20からアーク
電圧検定器21に入力された電圧値30は、溶接電源9
のパルスや溶接現象により多くの高周波波形が含まれて
いる。このため平滑回路23で波形を平滑にする。
【0023】一方、溶接条件設定器28から入力された
溶接条件電圧値31に応じ、検出ゾーン設定器27によ
りアーク発生判定電圧の上限値32と下限値33とが出
力される。この上限値32と下限値33は溶接条件範囲
が狭い場合は、溶接条件電圧値31の入力によらず固定
でもよい。
溶接条件電圧値31に応じ、検出ゾーン設定器27によ
りアーク発生判定電圧の上限値32と下限値33とが出
力される。この上限値32と下限値33は溶接条件範囲
が狭い場合は、溶接条件電圧値31の入力によらず固定
でもよい。
【0024】前記平滑回路23から出力された電圧値は
上限比較器24と下限比較器25に送られ、上限比較器
24では平滑回路22からの出力が検出ゾーン設定器2
7から入力された上限値32よりも低ければON信号を
発し、下限比較器25では平滑回路22からの出力が検
出ゾーン設定器27から入力された下限値33より高け
ればON信号を発する。上限比較器24と下限比較器2
5からそれぞれ発したON信号はAND回路26に入力
され、両方の入力がともにONの場合にアーク発生判定
器29へON信号が出力される。
上限比較器24と下限比較器25に送られ、上限比較器
24では平滑回路22からの出力が検出ゾーン設定器2
7から入力された上限値32よりも低ければON信号を
発し、下限比較器25では平滑回路22からの出力が検
出ゾーン設定器27から入力された下限値33より高け
ればON信号を発する。上限比較器24と下限比較器2
5からそれぞれ発したON信号はAND回路26に入力
され、両方の入力がともにONの場合にアーク発生判定
器29へON信号が出力される。
【0025】同様にアーク電流検定器21からもON信
号がアーク発生判定器29へ出力され、アーク発生判定
器29はアーク電流検定器21とアーク電圧検定器22
からの信号がともにONである場合に、トーチ走行制御
回路5へON信号を出力してトーチ2を走行させる。
号がアーク発生判定器29へ出力され、アーク発生判定
器29はアーク電流検定器21とアーク電圧検定器22
からの信号がともにONである場合に、トーチ走行制御
回路5へON信号を出力してトーチ2を走行させる。
【0026】図2は電流、電圧波形と上述したアーク電
流検定器21、アーク電圧検定器22及びアーク発生判
定器29のそれぞれの出力信号をタイミングチャートと
して示したものである。図において電流値34及び電圧
値30がそれぞれ上限値と下限値との間によったときに
、各検定器21,22の出力がONとなる。
流検定器21、アーク電圧検定器22及びアーク発生判
定器29のそれぞれの出力信号をタイミングチャートと
して示したものである。図において電流値34及び電圧
値30がそれぞれ上限値と下限値との間によったときに
、各検定器21,22の出力がONとなる。
【0027】図3は図2において分流が発生したときの
状態を示すタイムチャートである。図に示すように、図
中左側のように正常な溶接状態から(a)で示す時点で
分流が発生すると、2次回路全体の抵抗がへるので電流
値34は少し上がるが、アーク電流検定器21がON信
号を発する上限値と下限値の間にある。しかし電圧値3
0は溶接ワイヤ1と被溶接物2とが接触するためほぼゼ
ロになり、下限値33より小さくなってON信号は発し
ない。このためアーク電圧検定器22はOFFとなり、
アーク発生判定器29の出力もOFFとなってトーチ3
の走行は停止する。
状態を示すタイムチャートである。図に示すように、図
中左側のように正常な溶接状態から(a)で示す時点で
分流が発生すると、2次回路全体の抵抗がへるので電流
値34は少し上がるが、アーク電流検定器21がON信
号を発する上限値と下限値の間にある。しかし電圧値3
0は溶接ワイヤ1と被溶接物2とが接触するためほぼゼ
ロになり、下限値33より小さくなってON信号は発し
ない。このためアーク電圧検定器22はOFFとなり、
アーク発生判定器29の出力もOFFとなってトーチ3
の走行は停止する。
【0028】またパワーケーブル7,8が断線した場合
、図4に示す断線発生時(b)において電流値34が低
下し、アーク電流検定器21の下限値より小さくなる。 このためアーク電流検定器21の出力信号がOFFとな
り、アーク発生判定器29の出力信号もOFFとなって
設備が停止する。
、図4に示す断線発生時(b)において電流値34が低
下し、アーク電流検定器21の下限値より小さくなる。 このためアーク電流検定器21の出力信号がOFFとな
り、アーク発生判定器29の出力信号もOFFとなって
設備が停止する。
【0029】本実施例によれば、溶接ワイヤ1に流れる
アーク溶接のパワーの電流値34と電圧値30とを検出
器20で検知し、この検出値が所定範囲内であればアー
ク発生判定器29からON信号を発し、トーチ走行制御
回路5により溶接電源及びトーチ走行装置4を駆動して
所定のアーク溶接を行なうようにしたので、溶接スター
ト時の溶接欠の発生を防止し、溶接途中における分流や
ケーブル断線などの溶接回路異常を検出して設備を停止
することができる。
アーク溶接のパワーの電流値34と電圧値30とを検出
器20で検知し、この検出値が所定範囲内であればアー
ク発生判定器29からON信号を発し、トーチ走行制御
回路5により溶接電源及びトーチ走行装置4を駆動して
所定のアーク溶接を行なうようにしたので、溶接スター
ト時の溶接欠の発生を防止し、溶接途中における分流や
ケーブル断線などの溶接回路異常を検出して設備を停止
することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
溶接ワイヤに流れるアーク溶接のパワーの電流値と電圧
値とが、ともに所定範囲内であるときにのみ溶接を行な
うようにしたので、溶接スタート時の溶接欠の発生を防
止し、溶接途中における分流やケーブル断線などの溶接
回路異常を検出して設備を停止することができ、溶接品
質を確保することができる。
溶接ワイヤに流れるアーク溶接のパワーの電流値と電圧
値とが、ともに所定範囲内であるときにのみ溶接を行な
うようにしたので、溶接スタート時の溶接欠の発生を防
止し、溶接途中における分流やケーブル断線などの溶接
回路異常を検出して設備を停止することができ、溶接品
質を確保することができる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】同じく動作を示すタイムチャートである。
【図3】同じく分流発生時の動作を示すタイムチャート
である。
である。
【図4】同じくパワーケーブル断線時の動作を示すタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
【図5】従来の自動アーク溶接装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図6】図5に示した自動アーク溶接装置の基本動作を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図7】アーク溶接装置における分流の状態を示す説明
図である。
図である。
【図8】同じく分流による溶接欠を示す説明図である。
【図9】同じくパワーケーブルの断線時を示す説明図で
ある。
ある。
1 溶接ワイヤ
2 被溶接物
3 トーチ
4 走行装置
5 走行制御回路
7,8 パワーケーブル
9 溶接電源
20 電流電圧検出器
21 アーク電流検定器
22 アーク電圧検定器
29 アーク発生判定器
Claims (1)
- 【請求項1】 溶接ワイヤをトーチを通して被溶接物
に向けて送給させながら、被溶接物と前記溶接ワイヤと
の間にアークを発生させ、前記被溶接物の溶接を行なう
消耗電極式アーク溶接装置に設けられ、前記トーチの走
行動作を制御するアーク溶接用トーチの走行制御装置に
おいて、前記トーチ及び前記被溶接物と溶接電源とをそ
れぞれ接続するパワーケーブルにアーク電流とアーク電
圧とを検知する検出器を設け、該検出器に検知した前記
電流及び電圧をそれぞれ設定値と比較して検定するアー
ク電流検定器とアーク電圧検定器とを接続するとともに
、該両検定器に検定結果に基づいてアーク発生状態を判
断するアーク発生判定器を接続し、さらに該アーク発生
判定器を前記トーチの走行制御回路に接続したことを特
徴とするアーク溶接用トーチの走行制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41205290A JPH04220171A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | アーク溶接用トーチの走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41205290A JPH04220171A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | アーク溶接用トーチの走行制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04220171A true JPH04220171A (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=18520942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41205290A Pending JPH04220171A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | アーク溶接用トーチの走行制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04220171A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005074492A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Yaskawa Electric Corp | 自動アーク溶接装置 |
| CN101780580A (zh) * | 2009-07-21 | 2010-07-21 | 株式会社大亨 | 丝进给装置、具备该丝进给装置的电弧焊接装置 |
| JP2016506873A (ja) * | 2013-02-05 | 2016-03-07 | イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド | 溶接ワイヤ予熱システムおよび方法 |
| WO2021256193A1 (ja) * | 2020-06-15 | 2021-12-23 | 日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社 | カチオン電着塗料用エポキシ粘性剤の製造方法 |
-
1990
- 1990-12-19 JP JP41205290A patent/JPH04220171A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005074492A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Yaskawa Electric Corp | 自動アーク溶接装置 |
| CN101780580A (zh) * | 2009-07-21 | 2010-07-21 | 株式会社大亨 | 丝进给装置、具备该丝进给装置的电弧焊接装置 |
| CN101780580B (zh) | 2009-07-21 | 2012-10-03 | 株式会社大亨 | 丝进给装置、具备该丝进给装置的电弧焊接装置 |
| JP2016506873A (ja) * | 2013-02-05 | 2016-03-07 | イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド | 溶接ワイヤ予熱システムおよび方法 |
| WO2021256193A1 (ja) * | 2020-06-15 | 2021-12-23 | 日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社 | カチオン電着塗料用エポキシ粘性剤の製造方法 |
| JP2021195455A (ja) * | 2020-06-15 | 2021-12-27 | 日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社 | カチオン電着塗料用エポキシ粘性剤の製造方法 |
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