JPH04220190A - レーザーロボットの制御方法 - Google Patents

レーザーロボットの制御方法

Info

Publication number
JPH04220190A
JPH04220190A JP3037954A JP3795491A JPH04220190A JP H04220190 A JPH04220190 A JP H04220190A JP 3037954 A JP3037954 A JP 3037954A JP 3795491 A JP3795491 A JP 3795491A JP H04220190 A JPH04220190 A JP H04220190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilted
laser beam
mirrors
mirror
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3037954A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2727379B2 (ja
Inventor
Shigeki Fujinaga
藤長 茂樹
Masakazu Kobayashi
正和 小林
Kiyoshi Takeuchi
清 武内
Shigeki Ochi
越智 重貴
Jiyunko Momozaki
桃崎 潤子
Kazumasa Yoshima
一雅 吉間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to EP91909721A priority Critical patent/EP0483385B1/en
Priority to DE69128408T priority patent/DE69128408D1/de
Priority to CA002064004A priority patent/CA2064004A1/en
Priority to US07/807,828 priority patent/US5302802A/en
Priority to PCT/JP1991/000700 priority patent/WO1991017857A1/ja
Publication of JPH04220190A publication Critical patent/JPH04220190A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2727379B2 publication Critical patent/JP2727379B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はレーザーロボット及び
その制御方法と、レーザーロボット等に適用可能な光ビ
ーム偏向装置とに関するものであり、特にトーチから発
せられるレーザービームの照射方向を周期的に変化させ
るための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザーロボットは種々の用途に用いら
れているが、昨今、溶接ロボットとしての用途が注目さ
れている。ところが、突き合わせ溶接等においてはワー
ク間のギャプが均一でないことが多く、しかもレーザー
ビームのスポット径がかなり小さいため、レーザービー
ムの照射方向を変化させながら溶接を行う,いわゆるウ
ィービング溶接を行わなければ十分な溶接結果を得るこ
とができないという問題点がある。従って、レーザーロ
ボットを溶接ロボットとして利用するにあたっては、そ
のウィービング性能を高めることが必要となる。
【0003】従来、レーザーロボットにウィービング機
能を持たせる方式としては、大別して二種類の方式があ
ることが知られている。
【0004】その第一は、アーク溶接ロボット等におい
て従来から用いられている方式であり、図39(a)に
示す様にレーザートーチLT自身を開先方向に直角な方
向に周期的に揺動させつつ、レーザートーチLTを開先
方向に沿って移動させる方式である(矢印A1)。
【0005】またその第二は、図39(b)で示す様に
レーザートーチLTを開先方向に沿った矢印A2の方向
に移動させるとともに、レーザートーチLTから発せら
れるレーザービームの偏向角度を矢印A3で示す様に周
期的に変化させる方式である。この第二の方式を実現す
る方法としては、■  レーザービームの集光レンズを
周期的に振動または揺動させるもの、■  一対のガル
バノミラーの組合わせによりレーザービームを偏向する
もの等が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第一の方
式ではトーチを揺動させるためのアームの動きをあまり
速くすることができないため、溶接速度が遅いという問
題点がある。
【0007】一方、第二の方式のうち■の方法では、集
光レンズがアームの先端付近に設けられているために、
アームの先端部にレンズ駆動機構を取り付ける必要があ
る。このためアーム先端部のサイズや慣性が増加し、ア
ーム先端部と障害物との干渉の増大や制御性の低下等の
問題が生じる。
【0008】又、第二の方式のうち■の方法においても
、ガルバノミラーの駆動制御が容易でないという問題が
生じる。即ち、溶接用に利用されるレーザーは高出力レ
ーザー(例えばCW発振の炭酸ガスレーザー)であるた
めに、ガルバノミラー自身もその高出力に耐え得る様な
材質と厚さが要求され、必然的にその慣性も大きくなる
。更に、ガルバノミラーではミラーを高振動数で振動さ
せねばならないため、その振動機構へのトルク負荷の変
化が激しい。その結果、各ガルバノミラーの振動の同期
をとることが困難となる。
【0009】そして上記問題点は、溶接ロボットに限ら
ず、レーザーロボットにおいてレーザービームを周期的
に偏向する必要がある場合に共通の問題点となっていた
【0010】この発明は上記問題点を克服するためにな
されたものであり、レーザービームを周期的に偏向する
にあたって、アーム先端部と障害物との干渉を防止でき
るとともに、レーザービームの周期的偏向の制御が容易
で且つ制御精度にも優れ、しかも偏向速度,従って溶接
速度を十分に速くすることができるレーザーロボットを
提供することを第一の目的としている。
【0011】又、その様なレーザーロボットを高確度で
制御できるレーザーロボットの制御方法を提供すること
を第二の目的とする。
【0012】更に、その様なレーザーロボットに用いら
れる新たな構成を光ビーム偏向装置として一般化するこ
とを第三の目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため、この発明では上記第二の方式における新たな構成
を提供する。
【0014】即ち、この発明の第一の構成に係るレーザ
ーロボットは、それぞれについて予め定められた回転軸
方向に垂直な面から傾いた複数の傾斜ミラーをそれぞれ
の回転軸まわりに回転させる複数の傾斜ミラー回転機構
がレーザービームの光路に沿って直列に配置されており
、複数の傾斜ミラー回転機構によって複数の傾斜ミラー
をそれぞれの回転軸方向まわりに回転させつつレーザー
ビームを複数の傾斜ミラーのそれぞれにおいて順次に反
射させ、その反射を受けた後のレーザービームをトーチ
から照射することによって、トーチから発したレーザー
ビームの照射方向が周期的に偏向を受けるようにしたも
のである。
【0015】又、この発明の第二の構成に係るレーザー
ロボットの制御方法は、第一の構成に係るレーザーロボ
ットにおいて、複数の傾斜ミラーのそれぞれの回転数を
同一に、且つそれぞれの回転方向を互いに同一としたレ
ーザーロボットの制御方法に係わり、複数の傾斜ミラー
の回転数をトーチが所定の処理を行いつつ加工線上に沿
って移動する速度と、レーザービームの偏向の一周期内
にトーチが加工線上に沿って移動する距離とを指定する
ことにより決定し、複数の傾斜ミラーにおいて隣合う二
つの傾斜ミラーの回転位相差を、トーチから発したレー
ザービームのスピン直径を指定することにより決定する
とともに、以上より決定された回転数及び回転位相差に
応じた駆動出力を、複数の傾斜ミラー回転機構に与えて
複数の傾斜ミラーの回転制御を行うようにしたものであ
る。
【0016】又、この発明の第三の構成に係るレーザー
ロボットの制御方法は、第一の構成に係るレーザーロボ
ットにおいて、複数の傾斜ミラーのそれぞれの回転数を
同一に、且つそれぞれの回転方向を隣合う二つの傾斜ミ
ラーの各回転方向が互いに反対となるようにしたレーザ
ーロボットの制御方法に係わり、複数の傾斜ミラーの回
転数をトーチが所定の処理を行いつつ加工線上に沿って
移動する速度と、レーザービームの偏向の一周期内にト
ーチが加工線上に沿って移動する距離とにより決定し、
複数の傾斜ミラーにおいて隣合う二つの傾斜ミラーの回
転位相差を、加工線上の加工点に於けるトーチ先端の絶
対座標系での位置座標値と、トーチを加工点上へ移動す
るためのアームの駆動量とにより加工点ごとに決定する
とともに、以上のようにして決定された回転数及び回転
位相差に応じた駆動出力を複数の傾斜ミラー回転機構に
与えて、複数の傾斜ミラーの回転制御を行うようにした
ものである。
【0017】更に、この発明の第四の構成に係る光ビー
ム偏向装置は、光ビームを周期的に偏向するための装置
一般を対象としている。そして、それぞれについて予め
定められた回転軸方向に垂直な面から傾いた第一及び第
二の傾斜ミラーをそれぞれの回転軸まわりに回転させる
第一及び第二の傾斜ミラー回転機構が光ビームの光路に
沿って直列に設けられており、これらの傾斜ミラー回転
機構によって第一及び第二の傾斜ミラーをそれぞれの回
転軸方向まわりに回転させつつ、光ビームを第一及び第
二の傾斜ミラーのそれぞれにおいて順次反射させること
により、光ビームを周期的に偏向する。
【0018】尚、第一及び第二の傾斜ミラーの回転方向
を同一としてもよく、また反対としてもよく、それぞれ
この発明の第五の構成及び第六の構成に対応する。
【0019】
【作用】この発明に係るレーザーロボットに用いられて
いる傾斜ミラーのそれぞれは、それを回転させることに
よってレーザービームを周期的に偏向する機能を有する
。そして、この傾斜ミラーを複数個組み合わせてそれら
の相対的回転方向や回転位相差等を適宜に設定すること
により、レーザービームの偏向モード,偏向周期や振幅
等を変化させることができる。
【0020】従って、トーチの移動速度,偏向の一周期
内におけるトーチの移動距離や偏向モードの振幅等を指
定することにより、所望の各傾斜ミラーの回転数及び隣
合う傾斜ミラー同士の回転位相差を計算で求めることが
できる。この際、レーザーロボットの各アームの駆動に
よる影響を補償することにより、上記回転位相差を正確
に求めることができる。
【0021】又、この発明では上記構成を光ビーム偏向
装置として一般化しており、偏向精度や偏向速度を向上
させた装置が得られる。第一及び第二の傾斜ミラーの回
転方向を同一にした場合と反対にした場合とでは、異な
った偏向モードが得られる。
【0022】
【実施例】(1)  機械的構成 図2はこの発明の一実施例であるレーザー溶接ロボット
RBの機械的構成を示す外観斜視図である。ロボットR
Bにおいて、ベース1上には旋回中心軸Zまわりに旋回
自在な中空の旋回柱2が支持されている。又、旋回柱2
にはその旋回中心軸Z上を上下動自在な中空の昇降体3
が支持されている。更に昇降体3には、旋回中心軸Zと
直交する水平軸Y上を伸縮自在な中空の水平腕4が支持
されている。
【0023】又、水平腕4の先端には、水平軸Yまわり
に回動自在な中空の第一の回動体5が支持されており、
更に第一の回動体5には、その回動軸(水平軸Yと一致
)と直交する軸Vまわりに回動自在な中空の第二の回動
体6が支持されている。そして、第二の回動体6には回
動軸Vと直交する軸W方向にレーザートーチ(ノズル)
7が取り付けらている。
【0024】炭酸ガスレーザー発振装置8より発振され
たレーザービームは反射部9により下方に反射され、そ
の反射光の光軸は旋回中心軸Zに一致されている。更に
レーザービームは、後述するミラー系によって順次に反
射されつつ各部材3,4,5,6中を通り、レーザート
ーチ7の先端から照射される。尚このレーザービームは
、後述する一対の傾斜ミラー回転機構の作用によって、
レーザートーチ7の中心軸Wに対して周期的に偏向した
ビームになっている。
【0025】従って、図3に示す様にレーザートーチ7
を突き合わせ溶接におけるワーク21,22の突き合わ
せ部23に沿ってB方向に移動すれば、この突き合わせ
部23についてのウィービング溶接を行うことができる
。尚、この溶接では溶接棒は使用せず、ワーク21,2
2自身の溶解によってその接合を行う。
【0026】(2)  光学的構成 図1は、図2で示したレーザー溶接ロボットRBの光学
的構成を示す模式図である。レーザー発振装置8より発
振されたレーザービームLBは反射部9内のミラー31
によって反射された後、旋回柱2内を通って昇降体3内
に入射する。
【0027】又、昇降体3内の光学系は、固定されたミ
ラー32〜34,第一の傾斜ミラー回転機構40aに取
り付けられた第一の傾斜ミラー41a及び第二の傾斜ミ
ラー回転機構40bに取り付けられた第二の傾斜ミラー
41bより構成されている。従って、昇降体3内に入射
したレーザービームLBはミラー32,33,34によ
り順次反射された後、第一の傾斜ミラー41aに入射す
る。
【0028】図4は、第一の傾斜ミラー回転機構40a
の構成を詳細に示す断面図である。図で示す様に、第一
の傾斜ミラー41aはモーター42aのローターシャフ
ト43aに取り付けられているが、そのミラー面は、ロ
ーターシャフト43aの回転軸方向RA1 に垂直な面
PL1 から角度Δθ1 だけ傾斜している。又、回転
軸方向RA1 は、レーザービームLBの入射軸から角
度θ1 だけ傾斜している。このため、モーター42a
によって第一の傾斜ミラー41aを回転させたとき、第
一の傾斜ミラー41aによって反射されたレーザービー
ムLBの反射方向は周期的に変化する。即ち、面PL1
 上に第一の傾斜ミラー41aが存在している様な仮想
的な状態を想定し、その様な状態で反射された際のレー
ザービームLBの進行経路RP1を「基準光路」と呼ぶ
ことにすると、反射されたレーザービームLBの実際の
光路は、この基準光路RP1を中心軸とする円錐面上で
周期的に変化する。この周期的変化の詳細については、
後述する。 そして、第一の傾斜ミラー41aによって反射されたレ
ーザービームLBは更に、基準光路RP1の延長線上に
設けられた第二の傾斜ミラー41b(図4参照)によっ
て反射される。
【0029】尚、モーター42a内には、ローターシャ
フト43aの回転角を検出するためのロータリーエンコ
ーダ44aが内蔵されており、モーター42aとしては
、ダイレクトドライブ型のサーボモータを用いることが
好ましい。
【0030】更に第一の傾斜ミラー41aは、その中心
(ローターシャフト43aへの取り付け点)が基準光路
RP1上に存在する様に配置されている。
【0031】図5は、第二の傾斜ミラー回転機構40b
の構成を詳細に示す断面図である。図で示す様に、第二
の傾斜ミラー41bはモーター42bのローターシャフ
ト43bに取り付けられており、そのミラー面は、ロー
ターシャフト43bの回転軸方向RA2 に垂直な面P
L2 から角度Δθ2 だけ傾斜している。又、回転軸
方向RA2 は、図4で示した基準光路RP1に対して
角度θ2 だけ傾いている。尚、図4で示した角度θ1
 と角度θ2 との関係については、一般的には両者の
値は異なっていてもよいが、本実施例では便宜上θ1 
=θ2 であるものとして扱っている。即ち、第一及び
第二の傾斜ミラー回転機構40a及び40bにおける回
転軸方向RA1 ,RA2 は、互いに平行であるとし
ている。又、傾斜角度Δθ1 とΔθ2 との関係につ
いても、両者の値は同一でもよく、互いに異なっていて
もよいが、本実施例では同じくΔθ1 =Δθ2 であ
るものとして扱っている。
【0032】又、第二の傾斜ミラー回転機構40bにお
いても、モーター42bによって第二の傾斜ミラー41
bを回転させたとき、そのミラー面からのレーザービー
ムLBの反射方向は周期的に変化する。その変化規則は
、第一及び第二の傾斜ミラー41a,41bのそれぞれ
の回転数や回転位相差、角度Δθ1 ,Δθ2 の大き
さ等によって定まり、詳細については後述する。又、第
二の傾斜ミラー41bのミラー面が面PL2 上に存在
し、且つ基準光路RP1に沿ってレーザービームLBが
入射してくるという仮想的な状態を想定すると、そのと
きの反射レーザービームLBの光路は基準光路RP2に
なる。
【0033】更にモーター42b内にも、ローターシャ
フト43bの回転角を検出するためのロータリーエンコ
ーダ44bが内蔵されており、モーター42bとしては
、同じくダイレクトドライブ型のサーボモータを用いる
ことが好ましい。
【0034】又、第二の傾斜ミラー41bについても、
その中心(ローターシャフト43bへの取り付け点)が
基準光路RP2上に存在する様に配置されている。
【0035】尚、図4,5で示した一対の傾斜ミラー回
転機構40a,40bの組み合わせを、光ビーム偏向装
置として一つのモジュールに構成しても良い。
【0036】再び図1に話を戻すこととし、第一及び第
二の傾斜ミラー41a,41bによって順次に反射され
昇降体3内の光学系30より出たレーザービームLBは
、水平腕4内を通り第一の回動体5内の固定ミラー35
で反射される。更に反射後のレーザービームLBは、第
二の回動体6内に設けてある放物面鏡36によって集束
ビームへと変換され、トーチ7からワークに向かって照
射される。実際には第一及び第二の傾斜ミラー41a,
41bを回転させることによって、第一の傾斜ミラー4
1aで反射された後のレーザービームLBの進行方向は
周期的に変化するが、図1では基準光路RP1,RP2
によってその進行方向を代表的に示してある。
【0037】(3)  電気的構成 図6は図4,図5で示した第一及び第二の傾斜ミラー回
転機構40a,40bの制御ブロック図である。入出力
装置53からは、図1,図2で示したロボットRBの各
アームの動作に関する情報の他、溶接条件に関する情報
が与えられる。これらの情報はロボットコントローラ5
2に取り込まれる。ロボットコントローラ52は、ロボ
ットRBの各アーム駆動用モーターへの出力指令値を生
成する他、レーザー発振装置8へのレーザーON/OF
F指令値を生成する。更に、ロボットコントローラ52
はモーターコントローラ51に対して、モーター42a
,42bそれぞれに関する回転数指令値N1 ,N2 
及び初期位相指令値φ1 ,φ2 を、回転方向指令値
(図示せず)とともに与える。
【0038】モーターコントローラ51は、これらの指
令値に基づいてモーター駆動パワーD1 ,D2 をモ
ーター42a,42bへと出力する。又、ロータリーエ
ンコーダ44a,44bからの回転角度検出信号E1 
,E2 がモーターコントローラ51にフィードバック
される。 各モーター42a,42bの回転方向,回転数N1 ,
N2 及び初期位相φ1 ,φ2 の相互関係は、次の
セクションで詳述する様に、ウィービングの形態やその
幅等を決定するファクタとなっている。
【0039】(4)  ミラー回転によるビーム偏向の
詳細 図7は、第一及び第二の傾斜ミラー41a,41bによ
るレーザービームLBの周期的偏向を幾何学的に解析す
るための説明図である。尚、以下において第一及び第二
の傾斜ミラー41a,41bの回転方向については、そ
れらの間を結ぶ基準光路RP1に平行なベクトルRP(
図8)の始点ST側から見た方向を基準として、「時計
まわりCW」及び「反時計まわりCCW」を定義するこ
ととする。
【0040】まず図7において、各ベクトルを次の様に
定義する。
【0041】■  ベクトルa…第一の傾斜ミラー41
aにおけるレーザービームLBの入射方向に平行で逆向
きの単位ベクトル。
【0042】■  ベクトルb…第一の傾斜ミラー41
aにおけるレーザービームLBの反射方向を示すベクト
ル。従って、ベクトルbの逆向きのベクトル(−b)は
、第二の傾斜ミラー41bに入射するレーザービームL
Bの入射方向に平行で逆向きのベクトルとなっている。
【0043】■  ベクトルc…第二の傾斜ミラー41
bにおけるレーザービームLBの反射方向を示すベクト
ル。
【0044】■  ベクトルm1 …第一の傾斜ミラー
41aのミラー面の単位法線ベクトル。
【0045】■  ベクトルm2 …第二の傾斜ミラー
41bのミラー面の単位法線ベクトル。
【0046】このとき、第一及び第二の傾斜ミラー41
a,41bにおける光の反射の法則により、
【0047
【数1】
【0048】
【数2】
【0049】が成立する。  但し、「×」はベクトル
積を示し、係数k1 ,k2 はベクトルa,bの長さ
を“1”にするための規格化係数である。
【0050】そこで数1,数2より、
【0051】
【数3】
【0052】
【数4】
【0053】が得られる。但し、「・」はスカラー積を
示す。
【0054】更に、数3を数4に代入すれば、
【005
5】
【数5】
【0056】となる。以上より、ベクトルb,cはベク
トルa,m1 ,m2 により与えられる。
【0057】一方、ベクトルm1 ,m2 は、各ロー
ターシャフト43a,43bの回転軸方向RA1 (図
4),RA2 (図5)からそれぞれ角度Δθ1 ,Δ
θ2 だけ傾いた状態で、方向RA1 ,RA2 のま
わりを回転する。 このためモーター42a,42bの回転駆動によるベク
トルm1 ,m2 の時間的変化がベクトルcに対して
どのような影響を与えるかは、数5に基づいて知ること
ができる。この解析はシミュレーションによって行うこ
ともできるが、以下ではその基本的性質を明らかにする
ために、定性的解析を行うこととする。
【0058】図9に示す様に、モーター42aの回転駆
動に伴って、ベクトルm1 の終点ME1 は円MC1
 上を動く。そして、数3の右辺第二項をベクトルF1
 とすると、
【0059】
【数6】
【0060】ベクトルF1 はベクトルm1 と同一の
方向に伸びており、且つその長さ(ベクトルa・ベクト
ルm1 )はベクトルm1 とベクトルaとの相対角度
によって変化する。そしてベクトルaは定ベクトルであ
るから、ベクトルF1 の終点は楕円EL1 上を周期
的に回転することになる。尚、数3の右辺には第一項も
存在するが、これは上記の通り定ベクトルであるため、
第一項と第二項の差に負の符号をつけたベクトル(−k
1 b)の終点を楕円EL1 上を動く。
【0061】又、数4を変形して得られる数7の右辺第
二項をベクトルF2とすると、ベクトルF2 は、ベク
トルm2 とベクトルbとに対して上記と同様の依存性
を有している。
【0062】
【数7】
【0063】
【数8】
【0064】従って、ベクトルbを固定して考えたとき
には、ベクトル(k1 k2 c)の終点は別の楕円E
L2 (図9には図示せず)上を動く。
【0065】この様な状況を模式的に示した図が図10
である。即ち、ベクトルaは第一の傾斜ミラー41aで
の反射によってベクトル(k1 b)に変換され、この
ベクトル(k1 b)は第二の傾斜ミラー41bでの反
射によってベクトル(k1 k2 c)へと変換される
が、各変換は楕円EL1 ,EL2 上の点で示される
。尚、以下の解析ではベクトル(k1 k2 c)につ
いてのものであり、このベクトル(k1 k2 c)の
長さはベクトルcとは異なるが、ここで求めるべきはベ
クトルcの方向であってその長さではないため、この相
違によって問題は生じない。
【0066】以上の準備の下で、図11〜図14を参照
する。但し、これらの図は図10で示した楕円EL1 
,EL2 の関係を2次元的に模式図として概念的に示
している。又、黒丸はベクトル(−k1 b)の終点を
示し、白丸はベクトル(k1 k2 c)の終点を示す
。各図において楕円EL1 の周囲に楕円EL2 が複
数個描かれているのは、ベクトル(−k1 b)の終点
位置によって楕円EL2 の中心が変化するためである
【0067】図11は、第一及び第二の傾斜ミラー41
a,41bが同方向(図示例では時計まわり)に回転す
るとともに、それらの回転数N1 ,N2 が等しく、
且つ数9により与えられる位相差Δφが零の場合を示し
ている。但し、位相φ1 は黒丸が楕円EL1 の上端
にあるときを零と定義し、位相φ2 は白丸が楕円EL
2 の下端にあるときを零と定義している。同図の場合
には、第一及び第二の傾斜ミラー41a,41bが回転
してもその回転による反射角変化は相殺し、ベクトル(
k1 k2 c)の終点(白丸)は同一点から動かない
【0068】
【数9】
【0069】図12は、位相差Δφが有限値の場合を示
しており(他の条件は図11の場合と同じ)、このとき
のベクトル(k1 k2 c)の終点の軌跡は楕円EL
a である。そして位相差Δφを種々変化させると、白
丸の軌跡としての楕円ELa のサイズが変化する。
【0070】一方、図13は、第一及び第二の傾斜ミラ
ー41a,41bが反対方向(時計まわりと反時計まわ
り)に回転するとともに、それらの回転数N1 ,N2
 が等しく、且つ位相差Δφが零の場合を示している。 このときには、ベクトル(k1 k2 c)の終点は線
分LNa 上を往復運動する。
【0071】又、図14は位相差Δφが有限値の場合を
示しており(他の条件は図11の場合と同じ)、このと
きにはベクトル(k1 k2 c)の終点は線分LNb
 上を往復運動する。尚、線分LNa ,LNb はそ
れらの方向と長さとが互いに異なる。
【0072】又、図11〜図14では、楕円EL1 ,
楕円EL2のサイズや方向が同一として描かれているが
、図4,図5で示した角度θ1 ,θ2 ,Δθ1 ,
Δθ2 の大きさによって、それらのサイズや方向関係
は種々変化する。しかしながら、図11〜図14で示し
た性質は、このような一般的な場合にも保持される。そ
して既述した様に、ベクトルcの方向はベクトル(k1
 k2 c)の方向と同一であるため、実施例における
これらの性質は次の様に一般化することができる。
【0073】■  第一及び第二の傾斜ミラー41a,
41bが同一回転数で同方向に回転するとき、ベクトル
cの終点は楕円上を動き、且つその楕円のサイズは位相
差Δφによって変化する。
【0074】■  第一及び第二の傾斜ミラー41a,
41bが同一回転数で反対方向に回転するとき、ベクト
ルcの終点は線分上を往復し、且つその線分の長さや方
向は位相差Δφによって変化する。
【0075】以上の定性的考察による結果は、数3,数
4を用いたコンピュータシミュレーションによっても確
認されている。
【0076】図15は同方向回転におけるシミュレーシ
ョン結果の例を示しており、ベクトルcの終点は楕円上
を動いている。又、その楕円のサイズは位相差Δφに応
じて変化する。
【0077】図16は反対方向回転におけるシミュレー
ション結果の例であり、ベクトルcの終点の軌跡は線分
であり、その長さと傾き角Δψは位相差Δφに応じて変
化する。
【0078】尚、レーザービームLBは放物面鏡36(
図1)で反射された後にワーク上に照射されるが、その
反射後の変化についても上記と同様の性質を有する。 従って、レーザートーチ7を図3の突き合わせ部23に
沿ってB方向に移動させつつ第一及び第二の傾斜ミラー
41a,41bを回転させたときには、突き合わせ部2
3上に於けるレーザービームLBの軌跡として、二つの
モードを選択的に利用可能である。
【0079】そのうちの一つは、図17に示すスピンモ
ードである。このモードは第一及び第二の傾斜ミラー4
1a,41bの同方向回転によって実現され、トーチ7
に対してレーザービームLBは楕円上をスピンする。即
ち、トーチ7を突き合わせ部23に沿った方向B(図3
)に移動させると、レーザービームLBの軌跡はスパイ
ラル状となる。このスパイラル状軌跡のピッチP1 (
以後スピンピッチと呼ぶ)は、回転数N1 (=N2 
)とトーチ7の移動速度との比によって定まる。 又、スパイラル状軌跡の幅W1 (以後スピン直径と呼
ぶ)は、回転位相差Δφによって変わる。
【0080】他の一つは、図18に示すスキャンモード
である。このモードは第一,第二の傾斜ミラー41a,
41bを反対方向に回転させた場合に相当し、トーチ7
に対してレーザービームLBは線分上をスキャンする。 即ち、トーチ7を方向Bに移動させたときのレーザービ
ームLBの軌跡は、波状軌跡となる。この波状軌跡のピ
ッチP2 (以後スキャンピッチと呼ぶ)は、回転数N
1 (=N2 )とトーチ7の移動速度との比によって
定まり、その幅W2 (以後スキャン幅と呼ぶ)は、回
転位相差Δφによって変わる。
【0081】このためワーク21,22のウィービング
溶接にあたっては、そのウィービングモードを上記二つ
のモードから選択し、そのモードに応じた回転方向,回
転数N1 ,N2 及び回転位相差Δφの指令値を与え
れば、所望のモードでウィービング溶接が可能となる。 又、回転数N1 ,N2 や回転位相差Δφを固定せず
にトーチ7の移動方向に応じて変化させれば、トーチ7
の移動方向が変わってもスピン直径W1 ,スキャン幅
W2 を実質的に一定とすることができる。
【0082】これらのウィービングは、トーチ7自身を
揺動させる必要はないため高速に実行可能である。又、
放物面鏡36を回転または揺動させるためのものではな
いため、トーチ7付近のサイズの増大や機構の複雑化を
招くこともない。
【0083】(5)  他の構成例 図19は、光学的配置についての他の構成例を示してい
る。この例ではレーザー発振ユニット80内に、第一,
第二の傾斜ミラー41a,41bを設けている。従って
、ロボットRB1のアームにレーザービームLBが入射
する前の段階で、レーザービームLBの周期的偏向がな
されている。その結果、昇降体3内には固定ミラー37
を配置すればよく、ロボットRBの可動部の重量の増大
を防止することができる。
【0084】(6)  ミラーの制御方法以上第一及び
第二の傾斜ミラー41a,41bの回転数N1 ,N2
 ,回転方向,回転位相差Δφの組み合わせによって、
レーザービームLBをスピンモードやスキャンモードで
ウィービングさせることができることを述べた。そこで
、次にレーザービームLBをワーク上の所定の溶接線に
沿って所定のモードでウィービングさせるための第一及
び第二の傾斜ミラー41a,41bの制御方法について
、述べることにする。
【0085】図20は、図19で示したレーザーロボッ
トRB1と同様の光学的配置を有するレーザーロボット
RB2についての光学系の構成とロボットRB2の各駆
動部の自由度を模式的に示す説明図である。ここでビー
ムウィーバー10は、図19に於けるレーザー発振ユニ
ット80内のレーザー発振器8を除いた光学系に相当す
る部分を一つのシステムとなす装置であり、既述の光ビ
ーム偏向装置(図4,5)に相当するものである。即ち
、ビームウィーバー10に入射したレーザービームLB
は、第一及び第二の傾斜ミラー41a,41b,固定さ
れたミラーM1によって順次反射された後、レーザーロ
ボットRB2の本体部に導かれる。尚、本図においても
、図に示されたレーザービームLBの光路は、第一及び
第二の傾斜ミラー41a,41bが回転していないとし
た場合の光路に相当している。更に、レーザービームL
BはロボットRB2の本体内部に設けられた各固定ミラ
ーM2〜M4によって順次反射され、トーチ7の先端に
まで導かれる点は、既述した通りである。
【0086】また図20においても図2と同じ様に、ベ
ース1上に絶対座標系xyzを取り、旋回柱2の旋回中
心軸zまわりの旋回角を角度Θと、水平腕4の先端に支
持された第一の回動体5の軸Yまわりの回動角を角度α
と、第二の回動体6の軸Vまわりの回動角を角度βと表
すこととしている。
【0087】図より明らかな通り、各ミラーM2〜M4
はそれ自身は固定されており回転することはない。しか
し、旋回柱2の旋回によってミラーM2も角度Θで旋回
することになり、仮にビームウィーバー10より出るレ
ーザービームLBが周期的偏向を受けないとしても、ミ
ラーM1で反射されたレーザービームLBのミラーM2
への入射面は、各加工点ごとに異なることになる。従っ
て、ミラーM2での反射方向も加工点ごとに異なる。同
様に他のミラーM3,M4についても、同様のことが起
こる。即ち、トーチ7の先端より照射されるレーザービ
ームLBの照射方向を決定するにあたっては、レーザー
ビームLBがビームウィーバー10を通過する際に受け
る周期的偏向に加えて、トーチ7の溶接線に沿っての移
動に伴うミラーM2の旋回,M3,M4の回動による影
響をも考慮しなければならない。このことは、ビームウ
ィーバー10内の第一及び第二の傾斜ミラー41a,4
1bのモータ42a,42b(本図では図示せず)を正
確に制御するには、ミラーM2の旋回,ミラーM3,M
4の回動による影響をも含めて、溶接線の情報,溶接条
件等よりモータ42a,42bに与える指令値を決定し
なけらればならないことを意味する。しかし、レーザー
ビームLBのウィービングモードによって上記影響の取
扱が異なるため、以下スピンモーードとスキャンモード
とに分けて述べることにする。
【0088】(i)  スピンモードを利用する場合の
ミラー制御方法 図17で示したスピンモードでは、レーザービームLB
はワーク上を溶接線(図3の突き合わせ部23に対応)
に沿ってスパイラル状の軌跡を描きつつ走査されるので
、上述した各ミラーM2〜M4による影響を考慮する必
要はない。従って、モータ42a,42bを制御するた
めの指令値は、単に上記軌跡についての情報(スピン径
等)とトーチ7の移動速度から一意的に決定される。
【0089】ここで図21は、レーザービームLBがワ
ーク上にスパイラル状軌跡を描きながら溶接線lに沿っ
て走査されている様子を、模式的に示した説明図である
。点Pi ,Pi+1 ,Pi+2 はティーチングさ
れた加工点,点Pijは補間された加工点の一つであり
、図では丁度点Pi から次の点Pi+1 へトーチ7
が移動した場合を示している。
【0090】そこで、レーザーロボットRB2の溶接速
度の大きさを速さv,スピン直径を記号d,スピンピッ
チを記号p1 として表すならば、既述した通り、スピ
ンモードでは第一及び第二の傾斜ミラー41a,41b
の回転方向は同一であり、それらの回転数も互いに等し
く、しかもスピンピッチp1とは第一の傾斜ミラー41
aが一回転する間にレーザービームLBがワーク上を走
査される距離であるので、両ミラー41a,41bの回
転数N1 ,N2 は、
【0091】
【数10】
【0092】により表される。
【0093】更に回転位相差Δφは、近似的に数11と
して表される。
【0094】
【数11】
【0095】ここで、記号Δθ1 ,Δθ2 はそれぞ
れ第一及び第二の傾斜ミラー41a,41bの傾斜角度
(図5参照)を、記号f0はミラーM4(図19の放物
面鏡36に相当)の焦点距離を示しており、ここでは定
数として扱われる。従って、回転位相差Δφの値は、ス
ピン直径dを指定することにより一意的に定められる。
【0096】そこで、以下においては、数11の導出に
ついて説明することにする。そのためには、第一及び第
二の傾斜ミラー41a,41b同士は、両ミラーの角度
θ1 ,θ2 が殆ど零とみなすことができる程に十分
に引き離された理想的な状態に置かれているものと仮定
する。この仮定の下では、第一及び第二の傾斜ミラー4
1a,41bそれぞれによって反射されたレーザービー
ムLBが描く軌跡は、共に円になるとみなすことができ
る。
【0097】かかる条件の下、上記レーザービームLB
の軌跡を示したのが図22である。尚、図22では話を
簡単化するため、両ミラー41a,41bの傾斜角度Δ
θ1 ,Δθ2 が等しい状態を想定している点では、
既述した通りである。
【0098】図において、円C0 は第一の傾斜ミラー
41aによって反射されたレーザービームLBが描く軌
跡を示しており、図9で示したベクトル(−k1 b)
の終点が描く軌跡に対応する。そこで、第一の傾斜ミラ
ー41aの回転位相が0のとき、第一の傾斜ミラー41
aにより反射されたレーザービームLBの軌跡上の位置
を点O1 であるとすれば、第二の傾斜ミラー41bに
よって反射されたレーザービームLBが描く軌跡は、円
C1となる。即ち、第二の傾斜ミラー41bの回転位相
も0である場合には、第二の傾斜ミラー41bによって
反射されたレーザービームLBの軌跡上に於ける位置は
点A1 であり、第二の傾斜ミラー41bの回転位相の
遅れ又は進み具合によって、第二の傾斜ミラー41bに
より反射されたレーザービームLBの軌跡上に於ける位
置は、円C1 上を移動する。
【0099】又、円C2 は第一の傾斜ミラー41aの
回転位相が位相φ1 である場合(中心O2 は、第一
の傾斜ミラー41aにより反射されたレーザービームL
Bの軌跡上における位置)の第二の傾斜ミラー41bに
よって反射されたレーザービームLBが描く軌跡である
。従って、第二の傾斜ミラー41bの回転位相が0る場
合のレーザービームLBの軌跡上に於ける位置は、点A
2 となる。同じく、第二の傾斜ミラー41bの回転位
相の遅れ又は進み具合によって、レーザービームLBの
軌跡上に於ける位置は、円C2 上を移動する。同様に
円C3 は、第一の傾斜ミラー41aの回転位相が位相
φ1 より更に大きくなった場合において、第二の傾斜
ミラー41bにより反射されるレーザービームLBが描
きうる軌跡を示しており、点A3 は第二の傾斜ミラー
41bの回転位相が0のときのレーザービームLBの軌
跡上に於ける位置である。
【0100】よって、第一及び第二の傾斜ミラー41a
,41bの回転位相差Δφが0のときには、第二の傾斜
ミラー41bによって反射されたレーザービームLBが
描く軌跡は、中心O,半径OA1 の円Cl となる。 この様に軌跡が円Cl となる様に偏向されたレーザー
ビームLBは、その後ミラーM4により集光された後、
ワーク上を走査されスパイラル状軌跡を描くこととなる
。即ち、円Cl の半径OA1 は、既述したスピン直
径dに該当する。従って、回転位相差Δφが0のときに
おけるスピン直径d0 は、
【0101】
【数12】
【0102】で表される。
【0103】次に上述した説明を踏まえて、第一及び第
二の傾斜ミラー41a,41bの回転位相差Δφが0で
ない場合を考える。今、第一の傾斜ミラー41aの回転
位相が0で、第二の傾斜ミラー41bの回転位相が第一
の傾斜ミラー41aに対し、位相Δφだけ遅れているも
のとすると、この場合には第二の傾斜ミラー41bによ
って反射されたレーザービームLBの軌跡上に於ける位
置は、図の点B1 である。よって、第二の傾斜ミラー
41bにより反射されるレーザービームLBが描く軌跡
は、中心O,半径OB1 の円となる。このとき、求め
るべきスピン直径dは、
【0104】
【数13】
【0105】となる。
【0106】尚、実際のロボットでは便宜上、回転位相
差Δφを数14の様に扱っているので、数14を用いて
数13を表せば、スピン直径dについて数15が得られ
る。
【0107】
【数14】
【0108】
【数15】
【0109】従って、数15を回転位相差Δφについて
求めれば、前述の数11が与えられる。
【0110】以上、レーザービームLBをスピンモード
でウィービングするための第一及び第二の傾斜ミラー4
1a,41bの制御方法の基礎となる関係式及び原理に
ついて述べた。次に、上記原理に基づいた実際のロボッ
ト内での第一及び第二の傾斜ミラー41a,41bを制
御するためのステップについて説明する。
【0111】それに先立って、まず図23に基づきレー
ザーロボットRB2の制御系の構成について再考する。 その図23とは、制御系の構成を示すブロック図である
。図に於いて、ティーチングボックス54を除いた他の
装置は全て、バス56を介してロボットコントローラ5
2の指令値によって制御される。尚、ティーチングボッ
クス54は、ロボットコントローラ52にティーチング
データの他、スピン直径d等の種々の溶接条件の指定値
を入力するための入力装置である。又、ロボットコント
ローラ52はCPU52aとメモリ52bより成り、メ
モリ52bにはティーチングボックス54より送られて
くる指定値の他、CPU52aで計算されたプレイバッ
クの結果等も格納される。
【0112】以上の準備に基づき、次にスピンモードで
ウィービングさせるためのレーザーロボットRB2の制
御手順について述べることとする。
【0113】ここに図24〜図26は、上記レーザーロ
ボーットRB2の制御手順を示すフローチャートである
【0114】まずステップS1では、スピンモードでウ
ィービングさせるための各種パラメータを指定入力する
。即ち、ティーチングボックス54により、スピンピッ
チp1 ,スピン直径d及び第一の傾斜ミラー41aの
初期位相指令値φ1 の指定値を入力する。そして、こ
れらのデータはバス56を介してメモリ52bに格納さ
れる。
【0115】次にステップS2では、ティーチングが行
われる。その結果、ティーチングボックス54より与え
られたティーチングデータ(ティーチング点Pi の絶
対座標系の座標値Xi ,関節座標系の座標値αi)は
、メモリ52bに格納される。尚、ここではティーチン
グ点Pi の個数をn個とする(i=1〜n)。
【0116】そしてステップS3においては、ティーチ
ングと共に各ティーチング点Pi に於ける溶接速度v
i をティーチングボックス54により指定入力し、メ
モリ52bにこれらのデータを格納する。
【0117】次にステップS4では、ステップS2に於
けるティーチングデータを基にしてプレイバック(補間
演算)が行われる。即ち、補間点Pij(ティーチング
点Pi とPi+1 の間の点Pi よりj番目の補間
点)の絶対座標系の座標値Xijが補間により、更に逆
変換により関節座標系の座標値αijがCPU52aに
よって計算され、同じくメモリ52bに格納される。又
、便宜上、補間点Pijの個数をm個とする(j=1〜
m)。
【0118】またステップS5では、第一及び第二の傾
斜ミラー41a,41bの初期位相指令値φ1 ,φ2
 を計算する(尚、初期位相指令値φ1 は既にステッ
プS1で与えられている)。即ち、CPU52aはメモ
リ52bよりスピン直径dの指定値を読み出し、数11
に基づいて両ミラー41a,41bの回転位相差△φを
計算する。そして計算された回転位相差△φの値とメモ
リ52bより読み出した第一の傾斜ミラー41aの初期
位相指令値φ1 より、第二の傾斜ミラー41bの初期
位相指令値φ2 が数16より決定され、
【0119】
【数16】
【0120】メモリ52bに格納される。
【0121】以上の準備が完了したならば、次にレーザ
ーロボットRB2を実際に駆動する手順が行われる。即
ち、ステップS6、S7においては、レーザーロボット
RB2のトーチ7の先端を最初のティーチング点P1 
へ移動する。これは、メモリ52bに格納された最初の
ティーチング点P1 の関節座標系の座標値α1 の指
令信号Dx1が、ロボットコントローラ52によってア
ーム駆動用モーター55に与えられ、その結果、各アー
ムが旋回,回動することにより達成される。尚、以後の
説明を一般化するために、ステップS6において最初の
ティーチング点P1 をティーチング点Pi に置き換
えている。
【0122】次にステップS8においては、ティーチン
グ点Pi における第1及び第2の傾斜ミラー41a,
41bの回転数N1i,N2iが算出される。即ち、テ
ィーチング点Pi についてはステップS3で既に溶接
速度Vi が指定されているので、CPU52aがメモ
リ52bより必要なデータを読出して、数17より回転
数N1i,N2iを決定する。
【0123】
【数17】
【0124】そしてステップS9において、ロボットコ
ントローラ52よりモーターコントローラ51へ、ティ
ーチング点Pi において以上求めた第一及び第二の傾
斜ミラー41a,41bの回転数N1i,N2i,初期
位相指令値φ1 ,φ2 並びに回転方向指令値DS(
同一方向を指示する信号)が送られ、モーターコントロ
ーラ51は送信されてきた上記指令値をモーター駆動パ
ワーD1i,D2iへ変換し、これらのパワーD1i,
D2iをそれぞれモーター42a,42bへと出力する
。この際、ロボットコントローラ52からはレーザー発
振装置8へON信号が発せられ、レーザービームLBが
発振する。その結果、レーザービームLBは、パワーD
1i,D2iを受けて所定の回転運動をする第一及び第
二の傾斜ミラー41a,41bによって、その軌道が楕
円となる様に周期的偏向を受けることになる。
【0125】そしてこの状態を保持したままトーチ7の
先端が、最初の補間点Pi1へ移動する(ステップS1
0,S11)。即ち、補間点Pi1の関節座標系の座標
値αi1の指令値Dxi1 が、ロボットコントローラ
52よりアーム駆動用モーター55に与えられ、トーチ
7が溶接線lに沿って補間点Pi1へ移動する。これに
より、レーザービームLBはティーチング点Pi と補
間点Pi1間をスピンモードでウィービングされたこと
になる。尚、便宜上、補間点についてもステップS10
において、補間点Pi1を補間点Pijに置換すること
により、以後の説明を一般化している。
【0126】次にステップS12では、移動した補間点
Pijにおける溶接速度Vij並びに第一及び第二の傾
斜ミラー41a,41bの回転数N1ij ,N2ij
 の算出が実行される。ここで補間点Pijにおける溶
接速度Vijの算出方法としては、各ティーチング点P
i 間を直線補間するのか、放物線等の曲線により補間
するか等によって種々の方法を用いることができるが、
ここでは一例として、図27に示す様な曲線SCによっ
て2つのティーチング点Pi と点Pi+1 を補間す
る場合を考え、更に説明の複雑化を回避するため、隣接
する2つの補間点間の移動距離より各補間点Pijの溶
接速度Vijを求める場合を考えることとする。即ち、
一の補間点Pijにおける溶接速度Vijは、補間点P
ij,Pij+1間のトーチ7の先端の移動時間が一定
値Δtとなる様にレーザーロボットRB2を設定してい
るものとすれば、補間点Pij及び次の補間点Pij+
1の絶対座標系における位置ベクトルXij及びXij
+1を用いて、
【0127】
【数18】
【0128】により与えられる。
【0129】同様に次の補間点Pij+1における溶接
速度Vij+1は、
【0130】
【数19】
【0131】により与えられ、上記手順によって2点P
i ,Pi+1 間の全ての補間点における溶接速度V
ijが求められることとなる。但し、最後の補間点Pi
mにおいては、補間点Pimと次のティーチング点Pi
+1 の絶対座標系における位置ベクトルXim,Xi
+1 を用いて、
【0132】
【数20】
【0133】により求められる。
【0134】そこで、以上の説明に基づいて再び話をス
テップS12に戻すこととする。即ち、CPU52aは
、メモリ52bより補間点Pij及び次の補間点Pij
+1の位置データXij,Xij+1を読み出し、数1
8に基づき補間点Pijにおける溶接速度Vijの値を
計算する。更にCPU52aは、メモリ52bよりスピ
ンピッチp1 の指定値を読み出して、補間点Pijに
おける回転数N1ij ,N2ij を数21により計
算する。
【0135】
【数21】
【0136】以上の様にして補間点Pijにおける回転
数N1ij ,N2ij が求まったところで、ステッ
プS9と同様の手順にてモーター駆動パワーD1ij 
,D2ij がそれぞれモーター42a,41bに与え
られることとなる(ステップS13)。そして補間点P
ijが最後の補間点Pimでないときには(ステップS
14)、再び次の補間点Pij+1へとトーチ7の先端
が移動されることとなり(ステップS15,S11)、
レーザービームLBは補間点Pij及び次の補間点Pi
j+1間をスピンモードでウィービングされる。そして
トーチ7の先端が最後の補間点Pimに到達するまで、
ステップS11〜ステップS13の一連の手順が行われ
続けることとなる(ステップS14)。その結果、全て
の補間点間(点Pi1〜Pim)をレーザービームLB
は所定のスピンピッチp1 及び所定のスピン直径dを
保持したまま溶接線lに沿ってウィービングされたこと
となる。
【0137】次に、ステップS16及びS17では、次
のティーチング点Pi+1 がトーチ7の先端が移動す
べき最後のティーチング点Pn であるか否かが判断さ
れる。 即ち、ティーチング点Pi+1 がティーチング点Pn
 でないと判断された場合には、トーチ7の先端が次の
ティーチング点Pi+1 へ移動する(ステップS7)
。従って、両ティーチング点Pi とPi+1 間がレ
ーザービームLBによってウィービング溶接されたこと
になる。
【0138】そして、以後最後のティーチング点Pn 
にトーチ7の先端が到達するまで一連のステップが実行
されることとなり(ステップS17)、トーチ7の先端
の点Pn への到達により(ステップS18)、溶接線
lに沿ってのスピンモードによるウィービング溶接が完
了する。
【0139】尚、上記説明では、各加工点,従って各テ
ィーチング点Pi ,各補間点Pijごとに溶接速度V
i ,Vijの値を求めた後、回転数N1i,N2i及
びN1ij ,N2ij を決定したが、これに限るも
のではなく、例えば各ティーチング点Pi 間を直線補
間する様な場合には、溶接条件によっては全ての加工点
における溶接速度Vi を等しいと近似して回転数N1
 ,N2 を算出してもよく、又、各補間点Pijにお
ける溶接速度Vijをその前のティーチング点Pi に
おける溶接速度Vi に等しいと近似して回転数N1i
j ,N2ij を算出することも可能である。
【0140】(ii)  スキャンモードを利用する場
合のミラー制御方法 一方図18で示したスキャンモードでは、図28で示す
様に、レーザービームLBのワーク上のビームスポット
SPi が常に溶接線に垂直な方向にあることが望まし
い(ワーク上のビームスポットSPi を溶接線l上の
加工点Pi より見た方向は、レーザービームLBの振
動方向Σに相当している)。即ち、レーザー溶接におい
ては、トーチ7はワーク面に対して垂直方向に位置する
様に、レーザー溶接の前工程たるティーチング時におい
て教示されるのが通常である。又、トーチ7の溶接速度
ベクトルvは溶接線lの接線方向のベクトルである。従
って、振動方向Σとしては、ベクトルvとトーチ7の軸
Wに平行なトーチベクトルa0 とに直交する方向(そ
の方向にベクトルwを取る)に取ることが適切であると
考える。 かかる状況を模式的に示した概念図が図29であり、レ
ーザーロボットRB2の関節座標値Θ,α,βと共にト
ーチベクトルa0   の加工点Pi に対する位置関
係を示している。
【0141】従って常にトーチベクトルa0 をベクト
ルvとベクトルwとに直交する様に保つには、ミラーM
2の旋回,ミラーM3,M4の回動による影響を補償す
る必要がある。即ち、各モーター42a,42bの制御
指令値を、溶接条件(溶接速度の速さ等)や溶接線lに
関する情報(ベクトルw)及びロボットRB2の各アー
ムの駆動量(角度Θ,α,β)より決定する必要がある
【0142】但し、第一及び第二の傾斜ミラー41a,
41bのある時刻に於ける回転数N1 ,N2 につい
ては、スピンモードの場合と同様に取り扱うことが出来
る。即ち、ある時刻に於けるトーチ7の溶接速度ベクト
ルvとスキャンピッチp2 を用いて、回転数N1 ,
N2 は、
【0143】
【数22】
【0144】と表わされる。
【0145】次に、レーザービームLBの振動方向Σが
加工点Pi で上記ベクトルwの方向に常になる様にす
るにはどうすれば良いかについて、以上述べた点を踏ま
えて考えることにする。尚、この考察は結局、両ミラー
41a,41bの回転位相差Δφの制御方法について論
じることに相当している。そのためには、ビームウィー
バー10の出口において、レーザービームLBがどの方
向に偏向(振動)されていれば良いかを決定することが
必須である。従って、加工点Pi 側よりビームウィー
バー10の出口に向けて、逆にレーザービームLBの振
動方向の変化の様子を追跡する必要がある。
【0146】そこで、まず単純な場合として、旋回又は
回動する任意のミラーMi に対してある方向に振動す
るレーザービームLBが45度の角度で入射した場合に
、反射後どのように振動方向が変化するかについて、以
下図30,図31の場合に分けて考察することにする。
【0147】図30は、xi 軸から角度θだけ傾いた
xi yi 平面内の直線上を振動しているレーザービ
ームILが、固定されたミラーMi に入射する場合で
ある。ここでは入射ビームILを表現する座標系として
、入射ビームILの進行方向にzi 軸を、入射ビーム
ILと反射ビームRLに直角な方向をxi 軸に、xi
 軸とzi 軸に直角な方向にyi 軸を取るものとす
る。また、反射ビームRLを表現する座標系としては、
反射ビームRLの進行方向にzi+1 軸を取る様にx
i 軸まわりに90度回転させた座標系として、xi+
1 軸,yi+1 軸,zi+1 軸を取るものとして
いる。この様に2つの座標系を定義するものとすれば、
反射ビームRLは、xi+1 軸より角度−θだけ傾い
たxi+1 yi+1 平面内の直線上を振動すること
になる。
【0148】一方、図31は、xi 軸上を振動してい
る入射ビームILが角度θr でzi 軸まわりに旋回
若しくは回動するミラーMi に入射した場合であり、
入射ビームIL及び反射ビームRLを表現する座標系は
、図29の場合と同一である。この場合には、反射ビー
ムRLは、角度θr だけ傾いたxi+1 yi+1 
平面内の直線上を振動する。
【0149】従って、図30と図31の場合を組み合わ
せたケース、即ち、角度θで振動するレーザービームL
Bが角度θriで旋回若しくは回動するミラーMi で
反射される場合には、結局、振動方向θi (xi+1
 軸からの傾き角:以後この傾き角でもって、レーザー
ビームLBの振動方向をさすものとする。)は、
【0150】
【数23】
【0151】により与えられる。
【0152】更に、ミラーMi で反射されたレーザー
ビームLBが次段のミラーMi+1 (角度θri+1
で旋回若しくは回動)で再度反射されるものとすれば、
反射後の振動方向θi+1 は、
【0153】
【数24】
【0154】で与えられることは明白である。
【0155】以上より、一般的には、m個の角度θri
で旋回若しくは回動するミラーMi からなる光学系に
振動方向Ψw で振動するレーザービームLBが入射し
た場合には、最後の第m番目のミラーMmで反射された
レーザービームLBの振動方向Ψは、数25で表される
ことがわかる。
【0156】
【数25】
【0157】そこで、以上の考察結果をレーザーロボッ
トRB2の場合に当てはめてみることする。ここで、図
32は、レーザーロボットRB2の光学系内をスキャン
モードで振動しながら伝播するレーザービームLBの座
標系を示す説明図であり、その各座標系の配置は、既述
した図28における座標系の定義方法に従ったものであ
る。尚、レーザーロボットRB2の場合には、ミラーM
1 は旋回も回動もしないので、数20にm=4,θr
1=0を代入すれば振動方向Ψが与えられる。従って、
振動方向Ψは、角度θr2を角度Θに、角度θr3を角
度αに、角度θr4を角度βに読み返れば、
【0158】
【数26】
【0159】で与えられる。
【0160】一方、前述したベクトルwはトーチベクト
ルa0 と或る時刻における溶接速度ベクトルvを用い
て、
【0161】
【数27】
【0162】により表わされる。ここでトーチベクトル
a0 は、その大きさがトーチ7の長さl2 に相当し
、その方向が溶接速度ベクトルvの方向に垂直な方向に
あるベクトルであるから、溶接速度ベクトルvの大きさ
と方向が決定されれば、数27よりベクトルwを求める
ことができる。
【0163】又、図32において、ミラーM4により反
射されたレーザービームLBを表現する座標系であるz
4 軸はトーチベクトルa0 に平行に、且つy4 軸
はミラーM3の中心EとミラーM4の中心Fを結ぶベク
トルEFに平行になる様に取られている。
【0164】そこで今、点E及び点Fの絶対座標系での
座標値、即ち、ベクトルe(xe ,ye ,ze )
及びベクトルf(xf ,yf ,zf )の各成分を
求めることとすれば(図29参照)、関節座標系での座
標値(Θ,Y,Z,α、β)により次の様に表わされる
【0165】まずベクトルeの各成分は、数28〜30
によって与えられる。
【0166】
【数28】
【0167】
【数29】
【0168】
【数30】
【0169】ここで、定数Y0 はオフセット量である
【0170】次にベクトルfの各成分は、ベクトルEF
の大きさがl1 であるから、ベクトルeの各成分とそ
れぞれ、
【0171】
【数31】
【0172】
【数32】
【0173】
【数33】
【0174】の関係で与えられる。従って、y4 軸方
向の単位ベクトルe0 は、
【0175】
【数34】
【0176】として与えられ、単位ベクトルe0 とベ
クトルwとのなす角度Ψ0 は(図33参照)、
【01
77】
【数35】
【0178】により表わされる。そこで、数35を数3
6の関係式を用いて変形すれば、
【0179】
【数36】
【0180】数37が得られる。
【0181】
【数37】
【0182】更に数37を角度Ψ0 について求めれば
【0183】
【数38】
【0184】が得られ、求めるべき振動方向Ψは、
【0
185】
【数39】
【0186】により与えられる。
【0187】従って、ビームウィーバー10より出たレ
ーザービームLBの振動方向Ψw は、数26と数39
より、
【0188】
【数40】
【0189】となる。
【0190】以上、加工点Pi 側よりビームウィーバ
ー10の出口に向けてレーザービームLBの振動方向の
変化を追跡し、その結果、ビームウィーバー10の出口
に於けるレーザービームLBの振動方向Ψw が、加工
点Pi に於けるアームの関節座標系での座標値と加工
点Pi に於ける絶対座標系での座標値より求められる
溶接速度vから一意的に定まることが示された。そこで
、レーザービームLBの振動方向Ψw と第一及び第二
の傾斜ミラー41a,41bの回転位相差Δφとの関係
について考察する。
【0191】さて、ビームウィーバー10内を伝播する
レーザービームLBを表現する座標系(xx,yy,z
z)とレーザービームLBの振動方向Ψw との関係は
、図34で示される様になる。即ち、第一の傾斜ミラー
41aをCCWの方向に、第二の傾斜ミラー41bをC
Wの方向に(図7,8参照)回転位相差Δφで回転させ
たとき、回転位相差Δφが0度ではxxyy平面のxx
軸上をレーザービームLBが振動し、回転位相差Δφの
増加とともに、レーザービームLBの振動方向Ψw が
CW方向に角度Δφ/2だけ変化することになる。
【0192】よって、最終的に求めるべき回転位相差Δ
φは、
【0193】
【数41】
【0194】により与えられることとなる。
【0195】尚、スキャンモードについて以上得られた
幾つかの式を用いて回転位相差Δφを求める流れを、図
35に示す。図に於いて、*印はティーチングデータか
ら得られる絶対座標系の値を、**印はプレイバックに
より得られる関節座標系の値を、括弧付きの数字は数式
の番号を示している。
【0196】以上、スキャンモードで所定の溶接条件を
満足させつつウィービング溶接するための制御方法の原
理について述べた。
【0197】そこで上記原理に基づいたレーザーロボッ
トRB2の制御手順を示すフローチャートを、図36〜
図38に示す。尚、スキャンモードにおけるレーザーロ
ボットRB2の制御手順については、基本的にはスピン
モードにおけるレーザーロボットRB2の制御手順と同
じであり、スピンモードでは回転位相差Δφがスピン直
径dより一意的に定められたのに対して、スキャンモー
ドでは各加工点ごとに回転数N1 ,N2 と共に回転
位相差Δφをも決定する必要がある点が異なるのみであ
る。 即ち、図37のステップSS8及びステップSS13が
それぞれティーチング点Pi 及び補間点Pijにおけ
る回転位相差Δφi 及びΔφij,従って初期位相指
令値φ1i,φ2i及びφ1ij ,φ2ij を計算
するステップに相当しており、残りのステップは、図2
4〜図26における対応するステップと同一内容のもの
である。従って、ここでは図36〜図38の説明は図2
4〜図26の説明と殆ど重複するので、詳細については
省略することとする。
【0198】(7)  他の実施例 この発明においては、傾斜ミラーの数は限定するもので
はなく、一般に光路中に直列に配置された複数の傾斜ミ
ラーの組み合わせによって、レーザービームの周期的偏
向を実現できる。又、複数の傾斜ミラーの間の光路中に
固定ミラー等の光学系が入っていても良い。更に、各傾
斜ミラーの回転動力源を共通とし、それからトランスミ
ッションを介して各ミラーを回転させても良い。もっと
も、上記実施例の様にダイレクトドライブモーターを個
別に設けた場合には、ガタ等による誤差を防止できる。
【0199】又、第一及び第二の傾斜ミラー41a,4
1bの回転数N1 ,N2 を互いに異なるものとした
ときには、いわゆるリサージュ図形に類似した偏向軌跡
が得られる。一般的には、回転数N1 ,N2 との比
が有理数であれば、周期的偏向軌跡を得ることができる
。又、角度θ1 と角度θ2 との関係や角度Δθ1 
と角度Δθ2 との関係を変えることによっても、種々
の偏向軌跡を得ることができる。
【0200】この発明における光ビーム偏向システムは
、レーザー溶接ロボットの他、ワーク表面の改質を行う
レーザーロボットや、ロボット以外の機器にも使用可能
である。
【0201】
【発明の効果】以上説明した様に請求項1の発明では、
複数の傾斜ミラーを回転させつつレーザービームを反射
させて、周期的偏向を実現している。そして、これらの
傾斜ミラーやその回転機構はアーム先端部に設ける必要
がないため、アーム先端部のサイズの増大による障害物
との干渉が防止できる効果がある。
【0202】又、ガルバノミラーのようにミラーを揺動
させるのではなく回転させるのみであるから、その回転
方向に沿った加速度の激しい変化は生じない。このため
、周期的偏向速度を向上させることができるとともに、
各ミラー間の同期制御も容易であり、レーザービームの
制御性が高いという効果もある。
【0203】又、請求項2の発明によれば、同一回転方
向で且つ同一回転数で回転する複数の傾斜ミラーの回転
数をトーチの移動速度とスピンピッチより決定し、更に
回転位相差をスピン直径より一意的に決定できる。その
結果、容易に,しかも高確度でレーザービームをスピン
モードでウィービングできる様に、複数の傾斜ミラーを
制御できる効果がある。
【0204】又、請求項3の発明によれば、同一回転数
で且つ隣合うミラー同士は互いに反対方向に回転する複
数の傾斜ミラーの回転数をトーチの移動速度とスピンピ
ッチより決定し、更に加工点毎にトーチの位置情報とア
ームの駆動量より回転位相差を決定する。これにより、
アームの駆動に伴うレーザービームの偏向への影響を補
償でき、常にレーザービームの振動方向を加工線の接線
方向とトーチの中心軸に直交する方向に保ちながら、レ
ーザービームをスキャンモードでウィービングできる様
複数の傾斜ミラーを制御できる効果がある。
【0205】更に請求項4の発明によれば、光ビームを
周期的に偏向することができるモジュール(光ビーム偏
向装置)を提供できる効果がある。又、この光ビーム偏
向装置は請求項1に係るレーザーロボットに適用できる
装置であり、光ビームの偏向精度や偏向速度を向上させ
ることができる効果がある。
【0206】更に請求項5の発明によれば、第一と第二
の回転ミラーの回転方向を同一とすることにより、光ビ
ームの偏向軌跡をスピンモードに選択できる光ビーム偏
向装置を提供できる効果がある。
【0207】更に請求項6の発明によれば、第一と第二
の回転ミラーの回転方向を互いに反対方向とすることに
より、光ビームの偏向軌跡をスキャンモードに選択でき
る光ビーム偏向装置を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるレーザー溶接ロボッ
トの光学的構成を示す模式図である。
【図2】この発明の一実施例であるレーザー溶接ロボッ
トの機械的構成を示す外観斜視図である。
【図3】この発明の一実施例であるレーザー溶接ロボッ
トによるウィービング溶接を示す説明図である。
【図4】第一の傾斜ミラー回転機構の構成を詳細に示す
断面図である。
【図5】第二の傾斜ミラー回転機構の構成を詳細に示す
断面図である。
【図6】第一及び第二の傾斜ミラー回転機構の制御ブロ
ック図である。
【図7】第一及び第二の傾斜ミラーによるレーザービー
ムの周期的偏向を幾何学的に解析するための説明図であ
る。
【図8】時計まわりCW及び反時計まわりCCWの定義
を示す説明図である。
【図9】レーザービームの方向ベクトルを解析するため
の説明図である。
【図10】レーザービームの方向ベクトルを解析するた
めの説明図である。
【図11】第一及び第二の傾斜ミラーの回転方向,回転
数及び回転位相が同一の場合に於けるレーザービームの
反射方向を求めるための2次元的模式図である。
【図12】第一及び第二の傾斜ミラーの回転方向,回転
数が同一で、回転位相が異なる場合について、レーザー
ビームの反射方向を求めるための2次元的模式図である
【図13】第一及び第二の傾斜ミラーの回転方向が反対
,回転数及び回転位相が同一の場合について、レーザー
ビームの反射方向を求めるための2次元的模式図である
【図14】第一及び第二の傾斜ミラーの回転方向が反対
,回転数が同一で、回転位相が異なる場合について、レ
ーザービームの反射方向を求めるための2次元的模式図
である。
【図15】同方向回転におけるシミュレーション結果の
例を示す説明図である。
【図16】反対方向回転におけるシミュレーション結果
の例を示す説明図である。
【図17】実施例において得られるスピンモードの特徴
を示す説明図である。
【図18】実施例において得られるスキャンモードの特
徴を示す説明図である。
【図19】この発明の他の実施例であるレーザー溶接ロ
ボットの光学的構成を示す模式図である。
【図20】図19で示したレーザーロボットと同様の光
学的配置を有するレーザーロボットについての光学系の
構成とロボットの各駆動部の自由度を模式的に示す説明
図である。
【図21】レーザービームがワーク上にスパイラル状軌
跡を描きながら溶接線に沿って走査されている様子を、
模式的に示した説明図である。
【図22】第一及び第二の傾斜ミラーが理想的な状態に
置かれている場合に於いて、レーザービームが描く軌跡
を示した説明図である。
【図23】レーザーロボットの制御系の構成を示すブロ
ック図である。
【図24】スピンモードにおけるレーザーロボットの制
御手順を示すフローチャートである。
【図25】スピンモードにおけるレーザーロボットの制
御手順を示すフローチャートである。
【図26】スピンモードにおけるレーザーロボットの制
御手順を示すフローチャートである。
【図27】曲線SCによって補間する場合を示す説明図
である。
【図28】レーザービームのワーク上でのビームスポッ
トと溶接線との関係を模式的に示す説明図である。
【図29】トーチベクトルの加工点に対する位置関係を
模式的に示す説明図である。
【図30】傾きθの直線上を振動するレーザービームが
固定されたミラーにより反射される場合の振動方向の変
化を説明した模式図である。
【図31】xi軸上を振動するレーザービームが旋回又
は回動するミラーにより反射される場合の振動方向の変
化を説明した模式図である。
【図32】レーザーロボットの光学系内をスキャンモー
ドで振動しながら伝搬するレーザービームの振動方向を
表現するために定めた座標系を示す説明図である。
【図33】単位ベクトルe0 とベクトルwとの位置関
係を示す模式図である。
【図34】ビームウィーバー内を伝播するレーザービー
ムの振動方向を表現するために定めた座標系を示す説明
図である。
【図35】スキャンモードについて回転位相差を求める
流れを示す説明図である。
【図36】スキャンモードにおけるレーザーロボットの
制御手順を示すフローチャートである。
【図37】スキャンモードにおけるレーザーロボットの
制御手順を示すフローチャートである。
【図38】スキャンモードにおけるレーザーロボットの
制御手順を示すフローチャートである。
【図39】ウィービングの各方式を示す説明図である。
【符号の説明】
7  トーチ 8  レーザー発振装置 40a  第一の傾斜ミラー回転機構 40b  第二の傾斜ミラー回転機構 41a  第一の傾斜ミラー 41b  第二の傾斜ミラー 42a  モーター 42b  モーター LB  レーザービーム RB  レーザーロボット RB1  レーザーロボット RB2  レーザーロボット RA1   第一の傾斜ミラーの回転軸RA2   第
二の傾斜ミラーの回転軸l  溶接線 N1   第一の傾斜ミラーの回転数 N2   第二の傾斜ミラーの回転数 Δφ  回転位相差

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  レーザービームをアームに沿って伝播
    させ、前記アームの先端に設けたトーチから前記レーザ
    ービームをワークに照射させつつ前記トーチを前記ワー
    ク上の加工線に沿って移動しながら所定の処理を行うレ
    ーザーロボットにおいて、 (a)  回転軸方向に垂直な面から傾いた複数の傾斜
    ミラーをそれぞれの前記回転軸まわりに回転させる複数
    の傾斜ミラー回転機構が前記レーザービームの光路に沿
    って直列に配置され、 (b)  前記複数の傾斜ミラー回転機構によって前記
    複数の傾斜ミラーをそれぞれの前記回転軸方向まわりに
    回転させつつ前記レーザービームを前記複数の傾斜ミラ
    ーのそれぞれにおいて順次に反射させ、その反射を受け
    た後の前記レーザービームを前記トーチから照射するこ
    とによって、前記トーチから発した前記レーザービーム
    の照射方向が周期的に偏向を受けるようにしたことを特
    徴とするレーザーロボット。
  2. 【請求項2】  請求項1記載のレーザーロボットであ
    って、前記複数の傾斜ミラーのそれぞれの回転数を同一
    に、且つそれぞれの回転方向を互いに同一としたレーザ
    ーロボットの制御方法において、 (a)  前記複数の傾斜ミラーの回転数を、■  前
    記トーチが前記所定の処理を行いつつ前記加工線上に沿
    って移動する速度と、■  前記レーザービームの偏向
    の一周期内に前記トーチが前記加工線上に沿って移動す
    る距離とを指定することにより決定するステップと、(
    b)  前記複数の傾斜ミラーにおいて隣合う二つの傾
    斜ミラーの回転位相差を、前記トーチから発した前記レ
    ーザービームのスピン直径を指定することにより決定す
    るステップと、 (c)  前記ステップ(a),(b)で決定された前
    記回転数及び回転位相差に応じた駆動出力を、前記複数
    の傾斜ミラー回転機構に与えて前記複数の傾斜ミラーの
    回転制御を行うステップとを備えたことを特徴とするレ
    ーザーロボットの制御方法。
  3. 【請求項3】  請求項1記載のレーザーロボットであ
    って、前記複数の傾斜ミラーのそれぞれの回転数を同一
    に、且つそれぞれの回転方向を隣合う二つの傾斜ミラー
    の各回転方向が互いに反対となるようにしたレーザーロ
    ボットの制御方法において、 (a)  前記複数の傾斜ミラーの回転数を、■  前
    記トーチが前記所定の処理を行いつつ前記加工線上に沿
    って移動する速度と、■  前記レーザービームの偏向
    の一周期内に前記トーチが前記加工線上に沿って移動す
    る距離とにより決定するステップと、 (b)  前記複数の傾斜ミラーにおいて隣合う二つの
    傾斜ミラーの回転位相差を、■  前記加工線上の前記
    所定の処理を行うべき加工点に於ける前記トーチ先端の
    絶対座標系での位置座標値と、■  前記トーチを前記
    加工点上へ移動するための前記アームの駆動量とにより
    前記加工点ごとに決定するステップと、 (c)  前記ステップ(a),(b)で決定された前
    記回転数及び回転位相差に応じた駆動出力を、前記複数
    の傾斜ミラー回転機構に与えて前記複数の傾斜ミラーの
    回転制御を行うステップとを備えたことを特徴とするレ
    ーザーロボットの制御方法。
  4. 【請求項4】  光ビームを周期的に偏向するための装
    置であって、 (a)  回転軸方向に垂直な面から傾いた第1及び第
    2の傾斜ミラーをそれぞれの前記回転軸まわりに回転さ
    せる第1及び第2の傾斜ミラー回転機構が、前記光ビー
    ムの光路に沿って直列に設けられ、 (b)  前記第1及び第2の傾斜ミラー回転機構によ
    って、前記第1及び第2の傾斜ミラーをそれぞれの前記
    回転軸方向まわりに回転せつつ前記光ビームを前記第1
    及び第2の傾斜ミラーのそれぞれにおいて順次反射させ
    ることによって、前記光ビームを周期的に偏向すること
    を特徴とする光ビーム偏向装置。
  5. 【請求項5】  請求項4記載の光ビーム偏向装置にお
    いて、前記第1及び第2の傾斜ミラーのそれぞれの回転
    数が同一であり、且つそれぞれの回転方向が互いに同一
    とされた光ビーム偏向装置。
  6. 【請求項6】  請求項4記載の光ビーム偏向装置にお
    いて、前記第1及び第2の傾斜ミラーのそれぞれの回転
    数が同一であり、且つそれぞれの回転方向が互いに反対
    とされた光ビーム偏向装置。
JP3037954A 1990-05-23 1991-02-06 レーザーロボットの制御方法 Expired - Fee Related JP2727379B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP91909721A EP0483385B1 (en) 1990-05-23 1991-05-20 Laser robot and its control method, optical beam deflection apparatus and apparatus for generating its control signal
DE69128408T DE69128408D1 (de) 1990-05-23 1991-05-20 Laserroboter und sein steuerverfahrengerät zur ablenkung eines optischen strahles und gerät zur generierung seines steuersignals
CA002064004A CA2064004A1 (en) 1990-05-23 1991-05-20 Laser robot and method of controlling same, and light beam deflector and control signal generator therefor
US07/807,828 US5302802A (en) 1990-05-23 1991-05-20 Laser robot and method of controlling same, and light beam deflector and control signal generator therefor
PCT/JP1991/000700 WO1991017857A1 (en) 1990-05-23 1991-05-20 Laser robot and its control method, optical beam deflection apparatus and apparatus for generating its control signal

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13347390 1990-05-23
JP2-133473 1990-05-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04220190A true JPH04220190A (ja) 1992-08-11
JP2727379B2 JP2727379B2 (ja) 1998-03-11

Family

ID=15105601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3037954A Expired - Fee Related JP2727379B2 (ja) 1990-05-23 1991-02-06 レーザーロボットの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2727379B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015030011A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 日本アビオニクス株式会社 レーザ接合方法、密閉電池の製造方法、レーザ接合装置および密閉電池
JP2016075859A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 大日本印刷株式会社 光走査装置、光学モジュール、照明装置および投射装置
JP2019089087A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 株式会社安川電機 レーザ加工方法、コントローラおよびロボットシステム
JP2019089086A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 株式会社安川電機 レーザ加工方法、コントローラおよびロボットシステム
WO2022135908A1 (de) * 2020-12-21 2022-06-30 Trumpf Laser Gmbh Vorrichtung zum bearbeiten eines materials

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54121249A (en) * 1978-03-15 1979-09-20 Hitachi Ltd Laser welding
JPS61292122A (ja) * 1985-06-19 1986-12-22 Fujitsu Ltd 赤外線映像装置の走査方式
JPH0259193A (ja) * 1988-08-26 1990-02-28 Fanuc Ltd レーザ加工機
JPH02121789A (ja) * 1988-10-31 1990-05-09 Komatsu Ltd 光走査レーザー加工装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54121249A (en) * 1978-03-15 1979-09-20 Hitachi Ltd Laser welding
JPS61292122A (ja) * 1985-06-19 1986-12-22 Fujitsu Ltd 赤外線映像装置の走査方式
JPH0259193A (ja) * 1988-08-26 1990-02-28 Fanuc Ltd レーザ加工機
JPH02121789A (ja) * 1988-10-31 1990-05-09 Komatsu Ltd 光走査レーザー加工装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015030011A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 日本アビオニクス株式会社 レーザ接合方法、密閉電池の製造方法、レーザ接合装置および密閉電池
JP2016075859A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 大日本印刷株式会社 光走査装置、光学モジュール、照明装置および投射装置
JP2019089087A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 株式会社安川電機 レーザ加工方法、コントローラおよびロボットシステム
JP2019089086A (ja) * 2017-11-13 2019-06-13 株式会社安川電機 レーザ加工方法、コントローラおよびロボットシステム
US10908592B2 (en) 2017-11-13 2021-02-02 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Laser machining method, controller, and robot system
US12121992B2 (en) 2017-11-13 2024-10-22 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Laser machining method, controller, and robot system
WO2022135908A1 (de) * 2020-12-21 2022-06-30 Trumpf Laser Gmbh Vorrichtung zum bearbeiten eines materials
KR20230117224A (ko) * 2020-12-21 2023-08-07 트룸프 레이저 게엠베하 재료를 가공하기 위한 장치
CN116710226A (zh) * 2020-12-21 2023-09-05 通快激光有限责任公司 用于加工材料的设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2727379B2 (ja) 1998-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10668562B2 (en) Laser machining apparatus
KR101296938B1 (ko) 레이저 용접 장치
JP6740267B2 (ja) レーザ加工装置
US5302802A (en) Laser robot and method of controlling same, and light beam deflector and control signal generator therefor
US11318559B2 (en) Laser machining system
US10175684B2 (en) Laser processing robot system and control method of laser processing robot system
EP1228835B1 (en) System and method for remote laser welding
CN101076763B (zh) 机器人系统
JPS59134682A (ja) マニピュレ−タ装置
JPS63502811A (ja) レ−ザ処理装置
JPH03492A (ja) レーザー装置
JP2025161977A (ja) レーザ溶接方法及びレーザ溶接装置
JP2022517871A (ja) レーザ加工装置用のビーム形成及び偏向光学系、並びに、レーザビームによる被加工物の加工方法
WO2012090394A1 (ja) レーザ加工システム及びその制御方法
JPH04220190A (ja) レーザーロボットの制御方法
JPH09327784A (ja) レーザ加工機用数値制御装置の補間装置および補間方法
CN114888431A (zh) 借助具有摆动运动的激光射束的材料加工
JP7641460B2 (ja) レーザ溶接方法及びレーザ溶接装置
JPH01130894A (ja) レーザ加工装置
JPH07200034A (ja) 加工ヘッドの加減速制御装置および加減速制御方法
JP2769647B2 (ja) 光ビーム偏向装置用制御信号発生装置
JPS60213385A (ja) レ−ザ加工機
KR20200002343U (ko) 레이저빔을 진동 또는 회전시켜 레이저 용접을 하는 장치
JPH04371382A (ja) レーザ加工装置
JPH0259193A (ja) レーザ加工機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091212

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees