JPH04220424A - 顔料分散用樹脂 - Google Patents

顔料分散用樹脂

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JPH04220424A
JPH04220424A JP2418124A JP41812490A JPH04220424A JP H04220424 A JPH04220424 A JP H04220424A JP 2418124 A JP2418124 A JP 2418124A JP 41812490 A JP41812490 A JP 41812490A JP H04220424 A JPH04220424 A JP H04220424A
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村上 弘毅
Yoshihide Chihara
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顔料の分散性にすぐれ
ると共に、塗料用の各種樹脂と良好に相溶する顔料分散
用樹脂に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、塗料のベースとして目的に応じて
用いられている樹脂の種類は多い。たとえば外観を重視
する場合には、アクリル系、アルキド系などの樹脂が用
いられ、その各々に焼付け型、常温乾燥型があり、さら
に目的に応じて焼き付け型アクリル塗料でも、性質の異
なる樹脂を用いることもある。また、その他にエポキシ
系、ビニル系などの樹脂も使用されている。
【0003】塗料で色合わせを行う場合には、同等の樹
脂をベースとした複数の原色塗料を混合して色合わせを
行うのが通常の方法である。仮に、互いに異なる樹脂系
の塗料を混合することは、樹脂同志の相溶性がよくない
場合があり、その場合には、塗面の光沢が低下したり、
その他塗料本来の物理的化学的性能が少なからず損なわ
れることになる。
【0004】したがつて、ひとつの樹脂系塗料に何種類
かの原色塗料が必要であり、同様に他の樹脂系塗料毎に
それぞれ何種類かの原色塗料が必要であるなどで、原色
塗料の種類は膨大な数になり、生産効率上好ましくなく
、また生産管理上のトラブルの原因にもなつている。
【0005】一方、比較的広い範囲の樹脂と相溶性のあ
る低分子の樹脂、たとえば尿素系、トリアジン系、ポリ
グリコール系、アクリル系などの低分子の樹脂を用い、
これに顔料を分散させた原色塗料を調製することにより
、上記の如き生産効率上などの問題を回避することが考
えられている。しかしながら、このような低分子の樹脂
では、これと塗料用の各種樹脂と混ぜ合わせたときに、
その塗膜物性や塗膜耐久性が一般に悪くなるという欠点
を免れなかつた。
【0006】〔発明が解決しようとする課題〕このよう
に、従来においては、塗料用の各種樹脂とよく相溶して
、かつ良好な塗膜特性を発揮しうるような顔料分散用樹
脂は、ほとんど見い出されておらず、その出現が強く望
まれていた。
【0007】本発明は、上記従来の事情に鑑み、顔料の
分散性にすぐれると共に、アルキド系、アクリル系、ビ
ニル系、エポキシ系などの各種塗料用の樹脂と良好に相
溶して、これら樹脂に混合したときに各樹脂本来の性能
を損なうことなく良好な塗膜特性を付与しうるような顔
料分散用樹脂を提供することを目的としている。
【0008】〔課題を解決するための手段〕本発明者ら
は、上記の目的を達成するために鋭意検討した結果、ア
ルコール成分の一種としてアミノアルコールを用いた特
定のポリエステルプレポリマーを中間原料とし、これに
多官能イソシアネート化合物を反応させて得られるウレ
タン変性ポリエステル樹脂が広範囲の樹脂と良好に相溶
し、かつ良好な顔料分散性を示すことを見い出し、本発
明を完成した。
【0009】すなわち、本発明は、多塩基酸および多価
アルコールのほかにポリエステルプレポリマーの原料中
0.5〜7.0重量%となる割合のアミノアルコールを
必須成分として用いて縮合反応させて得た数平均分子量
が350〜1500、水酸基価が100〜300のアミ
ン変性ポリエステルプレポリマーに、このプレポリマー
の水酸基1当量に対してイソシアネート基が0.1〜0
.7当量となる割合の多官能イソシアネート化合物を反
応させて得られる、水酸基価が40〜240、数平均分
子量が700〜2000のウレタン変性ポリエステル樹
脂からなることを特徴とする顔料分散用樹脂に係るもの
である。
【0010】
【発明の構成・作用】本発明において中間原料として用
いられるアミン変性ポリエステルプレポリマーは、多塩
基酸および多価アルコールのほかに、アミノアルコール
を必須成分として用い、さらに必要に応じてその他の有
機酸をも出発原料として、これらを周知の方法で縮合反
応させることにより、得ることができる。
【0011】多塩基酸としては、ヘキサヒドロ無水フタ
ル酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テトラヒドロ無水
フタル酸、無水トリメリツト酸、アジピン酸、セバシン
酸などのポリエステル製造用として一般に用いられてい
る各種の多塩基酸が挙げられ、これらの中からその1種
または2種以上が用いられる。物性、耐候性、相溶性な
どの点からすると、ヘキサヒドロ無水フタル酸が特に好
ましい。
【0012】多価アルコールとしては、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、
ヘキシレングリコールなどの2価アルコールのほか、グ
リセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトールなどの3価ないしそれ以上
の多価アルコールが挙げられ、これらの中からその1種
または2種以上が用いられる。
【0013】アミノアルコールとしては、つぎの一般式
;N(R1)(R2)(R3)〔式中、R1,R2,R
3は水素原子、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1
〜18のヒドロキシアルキル基または炭素数2〜18の
ジヒドロキシアルキル基の中から選ばれた基であつて、
互いに同一であつても異なる基であつてもよいが、少な
くともひとつは炭素数1〜18のヒドロキシアルキル基
である〕で表される1価〜3価のアミノアルコールが好
ましく用いられる。
【0014】このようなアミノアルコールの具体例とし
ては、アミノプロパノール、N−ジメチルアミノプロパ
ノール、N−ドデシルアミノエタノールなどのモノアル
コールアミン、2−(N−ヒドロキシメチルアミノ)エ
タノール、N−イソブチルジエタノールアミン、N−メ
チルジブタノールアミンなどのジアルコールアミン、ト
リエタノールアミン、トリブタノールアミンなどのトリ
アルコールアミンなどが挙げられ、これらの中からその
1種または2種以上が用いられる。
【0015】アミノアルコールの使用量は、アミン変性
ポリエステルプレポリマーを得るための原料全体中、0
.5〜7.0重量%の範囲内とすることが必要で、特に
好ましくは1.0〜5.0重量%の範囲内とするのがよ
い。0.5重量%に満たないときは顔料の分散性に劣り
、7.0重量%を超えると塗膜の耐久性が悪くなり、ま
た塗膜の着色の原因ともなる。
【0016】必要に応じて用いられるその他の有機酸と
しては、炭素数8〜18の脂肪酸、ダイマー酸、安息香
酸などを使用することができる。これらの有機酸の使用
量としては、アミン変性ポリエステルプレポリマーを得
るための原料全体中、10重量%以下に抑えられている
のがよい。
【0017】このような出発原料を縮合反応させて得ら
れる、本発明の中間原料であるアミン変性ポリエステル
プレポリマーは、その数平均分子量が350〜1500
、水酸基価が100〜300であることが必要で、特に
好ましくは数平均分子量が500〜1000、水酸基価
が110〜250であるのがよい。また、酸価としては
、通常15以下であるのがよい。数平均分子量が350
未満では、最終目的とするウレタン変性ポリエステル樹
脂の物性や耐候性などが悪くなり、1500を超えると
、上記樹脂と他の塗料用の各種樹脂との相溶性が悪くな
る。また、水酸基価が100未満かあるいは300を超
えてしまうと、いずれも上記ウレタン変性ポリエステル
樹脂の耐久性や他の塗料用の各種樹脂との相溶性が悪く
なる。
【0018】本発明においては、上記のアミン変性ポリ
エステルプレポリマーを中間原料として、これに多官能
イソシアネート化合物を反応させることにより、ウレタ
ン変性ポリエステル樹脂を生成する。
【0019】ここで用いる多官能イソシアネート化合物
としては、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、トリレンジイソシアネートおよび
これらの2量体や3量体のほか、これらのイソシアネー
ト化合物と水、エチレングリコール、プロピレングリコ
ールなどの多価アルコールとの反応物などが挙げられ、
その1種または2種以上が用いられる。これらの各化合
物は、いずれも1分子当り2個または3個のイソシアネ
ート基を有するものである。
【0020】このような多官能イソシアネート化合物の
使用量は、アミン変性ポリエステルプレポリマーの水酸
基1当量に対してイソシアネート基が0.1〜0.7当
量となる割合にすベきであり、特に好ましくは0.2〜
0.6当量となる割合とするのがよい。0.1当量未満
ではは、顔料の分散性、塗膜の物性、耐候性などが悪く
なり、0.7当量を超えると、反応物であるウレタン変
性ポリエステル樹脂の分子量が高くなりすぎて、他の塗
料用の各種樹脂との相溶性が悪くなる。
【0021】このようにして得られる本発明のウレタン
変性ポリエステル樹脂は、その水酸基価が40〜240
で、数平均分子量が700〜2000に設定されている
ことが重要で、特に好ましくは水酸基価が50〜150
で、数平均分子量が1000〜1900に設定されてい
るのがよい。また、酸価としては、通常15以下である
のが望ましい。水酸基価が40未満となつたり240を
超えてしまうと、塗膜の耐久性が悪くなつたり、塗料用
の各種樹脂との相溶性が悪くなる。また、数平均分子量
が700未満では、塗膜の物性や耐候性などが悪くなり
、2000を超えると、塗料用の各種樹脂との相溶性が
悪くなる。
【0022】このようなウレタン変性ポリエステル樹脂
は、骨格がポリエステル樹脂からなるため、他の樹脂に
較べて本来低粘度で顔料の分散性にすぐれ、かつ他の樹
脂との相溶性も良好であるが、さらにこの分子内にアミ
ノ基と共にウレタン結合を導入し、併せて水酸基価が4
0〜240となる最適の溶解性パラメータ値に設定し、
またその分子量を塗膜形成機能と他の樹脂との相溶性と
を考慮した最適の範囲に設定していることにより、上記
本来の特性がさらに助長されて、顔料分散用として望ま
れるすぐれた性能を発揮する。
【0023】本発明において、上記のウレタン変性ポリ
エステル樹脂を顔料分散用樹脂として用いる場合、一般
にこの樹脂をベースとして、着色顔料、有機溶剤および
必要に応じて流動性調整剤、表面張力調整剤、顔料分散
剤などを配合して、各インター(単独顔料を分散させた
着色用原色塗料)を調製することができる。
【0024】着色顔料としては、酸化チタン、弁柄、ク
ロムイエローなどの無機顔料、フタロシアニンブルー、
キナクリドン系、ペリレン系、アゾ系などの有機顔料、
カーボンブラツクなどが挙げられるが、これらに限定さ
れることなく、塗料用として一般に用いられている着色
顔料のすべてを使用できる。
【0025】有機溶剤としては、炭化水素系、エステル
系、ケトン系、アルコール系、グリコール系などの溶剤
が挙げられるが、これらに限定されず、塗料用として一
般に用いられている各種の有機溶剤を広く使用できる。
【0026】
【発明の効果】本発明の顔料分散用樹脂は、各種の有機
顔料、無機顔料に対して良好な分散性を示し、また塗料
用に用いられる樹脂の多くと良好な相溶性を示すので、
この樹脂に顔料を分散させたインターは、常温乾燥型ア
ルキド塗料、焼き付け型アルキド塗料、常温乾燥型アク
リル塗料、焼き付け型アクリル塗料、塩化ビニル系塗料
、エポキシ系塗料、ニトロセルローズ系塗料などの塗料
の着色用として使用することができ、その結果インター
の種類を大幅に減少させ、塗料の生産性を著しく向上さ
せることができる。
【0027】
【実施例】つぎに、実施例および比較例により、本発明
の内容をより具体的に説明する。なお、例中の部は、重
量部である。また、以下の実施例および比較例で用いた
アミン変性または未変性のポリエステルプレポリマー溶
液E1〜E8、ウレタン変性ポリエステル樹脂溶液UE
1〜UE7、試験用アクリルワニスAC9は、それぞれ
つぎの方法で調製した。
【0028】<ポリエステルプレポリマー溶液の調製>
撹拌機、精留塔、水分離器冷却管、温度計および窒素ガ
ス吹き込み口を備えたフラスコに、つぎの表1,表2に
示す配合に基づき、多塩基酸および多価アルコール、ま
たはこれらとアミノアルコールとを仕込み、窒素ガス雰
囲気中で加熱撹拌し、160℃から230℃まで、生成
する縮合水を系外へ留去させながら、4時間かけて一定
昇温速度で昇温させた。
【0029】その後、キシレン1.5部を徐々に添加し
、温度230℃に維持して縮合反応を続けた。酸価10
以下になつたとき反応を終了し、残りのキシレンにて希
釈し、8種類のポリエステルプレポリマー溶液E1〜E
8を得た。このうち、試料番号E6はアミン未変性のポ
リエステルプレポリマー溶液で、他はすべてアミン変性
のポリエステルプレポリマー溶液である。
【0030】得られた各ポリエステルプレポリマーの数
平均分子量、水酸基価および酸価を測定し、その結果を
、各ポリエステルプレポリマーの製造に用いたアミノア
ルコールの原料全体中に占める割合(重量%)および各
ポリエステルプレポリマー溶液の固形分濃度と共に、表
1,表2に併記した。なお、ポリエステルプレポリマー
溶液E8の粘度(ガードナー;25℃)は、Z3であつ
た。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】<ウレタン変性ポリエステル樹脂溶液の調
製>上記で調製したポリエステルプレポリマー溶液E1
〜E7を、それぞれ80℃に冷却したのち、下記の表3
,表4に示す多官能イソシアネート化合物を加え、80
℃で3時間撹拌を続けながら、赤外級吸収スペクトル分
析で未反応のイソシアネート基を追跡した。イソシアネ
ート基が消失した時点で反応を終了し、7種類のウレタ
ン変性ポリエステル樹脂溶液UE1〜UE7を得た。
【0034】得られた各ウレタン変性ポリエステル樹脂
の水酸基価、数平均分子量および酸価を測定し、その結
果を、各ウレタン変性ポリエステル樹脂溶液の固形分濃
度および粘度(ガードナー;25℃)と共に、表3,表
4に併記した。
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】<試験用アクリルワニスの調製>キシレン
40部およびブチルアルコール10部を投入し、135
℃に昇温してこれら溶剤を還流させている反応容器中に
、メタクリル酸メチル28部、アクリル酸ブチル13部
、メタクリル酸β−ヒドロキシエチル5部、アクリル酸
1部およびクメンハイドロパーオキサイド1部の混合液
を、3時間かけて滴下し、さらに同温度で2時間撹拌を
続けて、試験用アクリルワニスAC9を得た。
【0038】実施例1〜3および比較例1〜5表3に示
すウレタン変性ポリエステル樹脂溶液UE1〜UE3を
本発明の顔料分散用樹脂溶液(実施例1〜3)とし、ま
た表4に示すウレタン変性ポリエステル樹脂溶液UE4
〜UE7および表2に示すアミン変性ポリエステルプリ
ポリマー溶液E8を比較用の顔料分散用樹脂溶液(比較
例1〜5)とした。
【0039】これらの各顔料分散用樹脂溶液を用いて、
以下の相溶性試験(試験I)、塗料調合試験(試験II
)および調色試験(試験III)を行つた。
【0040】<試験I;相溶性試験>下記の表5に示す
4種類の一般的な塗料用ワニスと、各顔料分散用樹脂溶
液とを、樹脂固形分の重量比が8/2となるように混合
し、この混合液をガラス板上に塗布したのち、乾燥塗膜
の濁りの具合を調べた。透明なものを○(合格)、濁り
のあるものを×(不合格)、で表した。結果を表5に併
記した。
【0041】
【表5】
【0042】なお、表5中、「常温乾燥型アルキドワニ
ス」は油長60%大豆油脂肪酸変性フタル酸ワニス(固
形分55重量%)、「メラミン/アルキドワニス」はn
−ブタノール変性メラミン樹脂ワニスと油長40%大豆
油脂肪酸変性フタル酸ワニスとの固形分重量比2/8の
混合ワニス(固形分50重量%)、「メラミン/アクリ
ルワニス」はn−ブタノール変性メラミン樹脂ワニスと
試験用アクリルワニスAC9との固形分重量比2/8の
混合ワニス(固形分50重量%)、「塩化ビニルワニス
」は塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体ワニス(ユニオン
カーバイド社製のビニライトVAGH;固形分20重量
%)、である。
【0043】<試験II;塗料調合試験>§インター白
の調製 各顔料分散用樹脂溶液をベースにして、その各20部に
対し酸化チタンRCR3(BTP社)を60部、キシレ
ンを15部、メトキシプロピルアセテート(以下、MP
Aという)を5部混合し、サンドミルにより粒度が10
μm以下となるまで分散して、8種類のインター白W1
〜W8を調製した。
【0044】§白塗料の調製 上記のインター白W1〜W8の各30部と、試験用アク
リルワニスAC9(固形分50重量%)58部と、メラ
ミンワニス〔日立化成工業(株)製のメラン#28;固
形分60重量%〕12部とを混合し、8種類の白塗料W
P1〜WP8を調製した。この各塗料を、キシレンとM
PAとの重量比7/3の混合シンナーを用いて、スプレ
ー可能な粘度にまで希釈した。
【0045】§塗膜の形成 上記の如く希釈した白塗料WP1〜WP8を、燐酸亜鉛
処理をした0.8mm×70mm×150mmの鋼板(
以下、処理鋼板という)に、乾燥膜厚が30μmとなる
ようにスプレー塗装し、140℃,20分の焼き付けを
行つたのち、塗面状態、塗膜物性および耐久性を評価し
た。その結果を下記の表6に示した。
【0046】
【表6】
【0047】なお、表6中、「60度鏡面光沢度」はJ
IS−K−5400(1979)6.7にしたがい、8
0以上を合格とした。「鉛筆引つかき試験」はJIS−
K−5400(1979)  6.14にしたがい、H
Bより硬いものを合格とした。「碁盤目試験」はJIS
−K−5400(1979)  6.15にしたがい、
10点を合格、8点以下を不合格とした。また、「耐衝
撃性」はJIS−K−5400(1979)  6.1
3.3  B法にしたがい、40cm以上を合格とした
。「促進耐候試験」はJIS−K−5400(1979
)  6.17にしたがい、800時間試験後の60度
鏡面光沢度の保持率(%)として、〔(試験後の光沢度
)/(初期光沢度)〕×100を測定し、70%以上を
合格とした。
【0048】<試験III;調色試験>§9インター黒
の調製 各顔料分散用樹脂溶液をベースにして、その各60部に
対しカーボンブラツク(COLOR  BLACK  
FW200:デクサ社)を5部、キシレンを25部、M
PAを10部混合し、サンドミルで粒度が10μm以下
となるまで分散して、8種類のインター黒B1〜B8を
調製した。
【0049】§インター青の調製 各顔料分散用樹脂溶液をベースにして、その各50部に
対しフタロシアニンプルー〔リオノールブルーPRX;
東洋インキ製造(株)製〕を30部、キシレンを15部
、MPAを5部混合し、サンドミルで粒度が10μm以
下となるまで分散して、8種類のインター青F1〜F8
を調製した。
【0050】§調色塗料の調製 試験IIで調製した前記8種の白塗料WP1〜WP8の
各90部と、上記のインター黒B1〜B8の各5部と、
上記のインター青F1〜F8の各5部とを、下記の表7
に示す組み合わせで混合し、8種類の調色塗料P1〜P
8を調製した。
【0051】
【表7】
【0052】§塗膜物性および放置安定性上記の調色塗
料P1〜P8について、以下のラビングテスト、60度
鏡面光沢度テストおよびスタンデイングテストに供した
。結果を表7に併記した。
【0053】〔ラビングテスト〕上記の調色塗料P1〜
P8をキシレンとMPAとの重量比7/3の混合シンナ
ーでスプレー可能な粘度にまで希釈し、この希釈塗料を
、50mm×150mmブリキ板に流し塗りし、室温で
3分間室内に静置したのち、塗面を指でこすつて、こす
らない部分との色の差を比較した。色差のほとんどない
ものを○、色差の大きいものを×とした。
【0054】〔60度鏡面光沢度テスト〕ラビングテス
トに使用したブリキ板を、さらに140℃,20分焼き
付けて乾燥させ、塗膜の光沢度を測定した。80以上を
合格とした。
【0055】〔スタンデイングテスト〕ラビングテスト
で調製した各希釈塗料を試験管に入れ、3日後に色分か
れの状態を観察した。色分かれ、色浮きのほとんどない
ものを○、色分かれ、色浮きのはげしいものを×とした
【0056】以上の表5〜表7の結果から明らかなよう
に、本発明の顔料分散用樹脂は、塗料用の各種樹脂と良
好な相溶性があり、かつすぐれた顔料分散性を示すもの
であることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  多塩基酸および多価アルコールのほか
    にポリエステルプレポリマーの原料中0.5〜7.0重
    量%となる割合のアミノアルコールを必須成分として用
    いて縮合反応させて得た数平均分子量が350〜150
    0、水酸基価が100〜300のアミン変性ポリエステ
    ルプレポリマーに、このプレポリマーの水酸基1当量に
    対してイソシアネート基が0.1〜0.7当量となる割
    合の多官能イソシアネート化合物を反応させて得られる
    、水酸基価が40〜240、数平均分子量が700〜2
    000のウレタン変性ポリエステル樹脂からなることを
    特徴とする顔料分散用樹脂。
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