JPH04220801A - 誘電体フィルタの調整方法 - Google Patents
誘電体フィルタの調整方法Info
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- JPH04220801A JPH04220801A JP40483990A JP40483990A JPH04220801A JP H04220801 A JPH04220801 A JP H04220801A JP 40483990 A JP40483990 A JP 40483990A JP 40483990 A JP40483990 A JP 40483990A JP H04220801 A JPH04220801 A JP H04220801A
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- Japan
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- dielectric
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- frequency
- coupling
- dielectric filter
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信用空中線共
用器等に用いる誘電体フィルタの調整方法に関するもの
である。
用器等に用いる誘電体フィルタの調整方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、誘電体フィルタの周波数調整方法
として、内導体を微小に順次除去できる形状とし、ある
いは誘電体の上部に金属被膜を微小に除去できるように
形成し、内導体又は金属被膜をレーザ等によってトリミ
ングする方法があった(特願昭58−003563)。
として、内導体を微小に順次除去できる形状とし、ある
いは誘電体の上部に金属被膜を微小に除去できるように
形成し、内導体又は金属被膜をレーザ等によってトリミ
ングする方法があった(特願昭58−003563)。
【0003】図9は上記方法のうち、内導体を微小に順
次除去することにより調整する方法を説明するものであ
り、誘電体フィルタの断面図を示す。ここで、21は誘
電体、22は遮蔽板、23はケース側に形成される導体
皮膜、24はケース、25は入力端子、26はケース2
4に接合された内導体を示す。尚、この場合の内導体2
6は黄銅又は鉄等の金属に低抵抗の銅又は銀をメッキし
たものである。誘電体フィルタの周波数f0 は基本的
には次式にて求められる。
次除去することにより調整する方法を説明するものであ
り、誘電体フィルタの断面図を示す。ここで、21は誘
電体、22は遮蔽板、23はケース側に形成される導体
皮膜、24はケース、25は入力端子、26はケース2
4に接合された内導体を示す。尚、この場合の内導体2
6は黄銅又は鉄等の金属に低抵抗の銅又は銀をメッキし
たものである。誘電体フィルタの周波数f0 は基本的
には次式にて求められる。
【0004】
【数1】
【0005】ここで、Cは光の速さ、f0 は所定周波
数、lは内導体26の高さ、εr は誘電体21の誘電
率を示す。従って、内導体26の高さlを低くしていく
ことにより周波数f0 を上げることができる。又実際
には内導体26の高さlのみならず、内導体の表面積を
減らすことによっても周波数はf0 を上げることがで
きる。
数、lは内導体26の高さ、εr は誘電体21の誘電
率を示す。従って、内導体26の高さlを低くしていく
ことにより周波数f0 を上げることができる。又実際
には内導体26の高さlのみならず、内導体の表面積を
減らすことによっても周波数はf0 を上げることがで
きる。
【0006】図10は、誘電体の上部に形成した金属被
膜を微小に除去することにより調整する方法を説明する
ものであり、誘電体フィルタの断面図を示す。同図にお
いて、27は内導体、28は外導体、29は誘電体21
の表面に形成される導体パターンであり、他の記号は図
9と同じである。
膜を微小に除去することにより調整する方法を説明する
ものであり、誘電体フィルタの断面図を示す。同図にお
いて、27は内導体、28は外導体、29は誘電体21
の表面に形成される導体パターンであり、他の記号は図
9と同じである。
【0007】図11は図10に示した誘電体フィルタの
1個の共振器の断面を示し、図12は図11の共振器を
上部から見た平面図であり、特に誘電体21の上面に形
成された金属被膜の種々の形状をもった導体パターンを
中心に示すものである。図12において示す記号は図1
0と同じであり、図12(a)は導体パターン29が内
導体27及び外導体28いずれにも短絡しない場合を、
図12(b)は導体パターン29が外導体28にのみ短
絡する場合を、更に図12(c)は導体パターン29が
内導体27にのみ短絡する場合を示す。この各々の場合
において、導体パターン29をレーザ、サンドブラスト
、研摩加工等適当な手段を用いて除去して周波数調整を
行い、電気特性規格を満足したフィルタを形成するもの
である。
1個の共振器の断面を示し、図12は図11の共振器を
上部から見た平面図であり、特に誘電体21の上面に形
成された金属被膜の種々の形状をもった導体パターンを
中心に示すものである。図12において示す記号は図1
0と同じであり、図12(a)は導体パターン29が内
導体27及び外導体28いずれにも短絡しない場合を、
図12(b)は導体パターン29が外導体28にのみ短
絡する場合を、更に図12(c)は導体パターン29が
内導体27にのみ短絡する場合を示す。この各々の場合
において、導体パターン29をレーザ、サンドブラスト
、研摩加工等適当な手段を用いて除去して周波数調整を
行い、電気特性規格を満足したフィルタを形成するもの
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、誘電体
フィルタの特性は共振器の共振周波数(f0 )と共振
器間の結合量(k)により決まるので、以上に述べた共
振周波数(f0 )の調整のみでは誘電体フィルタの特
性は決まらず、更に結合量(k)を調整する必要があり
、又誘電体フィルタ組立て後再度、共振周波数(f0
)と結合量(k)を微細調整することが必要であるとい
う問題点があった。
フィルタの特性は共振器の共振周波数(f0 )と共振
器間の結合量(k)により決まるので、以上に述べた共
振周波数(f0 )の調整のみでは誘電体フィルタの特
性は決まらず、更に結合量(k)を調整する必要があり
、又誘電体フィルタ組立て後再度、共振周波数(f0
)と結合量(k)を微細調整することが必要であるとい
う問題点があった。
【0009】この発明は、以上述べた誘電体フィルタの
調整において、(1)共振器の共振周波数(f0 )と
結合量(k)を独立に調整する、(2)誘電体フィルタ
組立て後に再度共振周波数(f0 )と結合量(k)を
微細調整する必要があるという問題点を除去するため、
周波数調整パターンによる共振周波数(f0 )調整に
より、結合量(k)も設定値が得られる誘電体フィルタ
の調整方法を提供することを目的とする。
調整において、(1)共振器の共振周波数(f0 )と
結合量(k)を独立に調整する、(2)誘電体フィルタ
組立て後に再度共振周波数(f0 )と結合量(k)を
微細調整する必要があるという問題点を除去するため、
周波数調整パターンによる共振周波数(f0 )調整に
より、結合量(k)も設定値が得られる誘電体フィルタ
の調整方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、開放面を除く表面にメタライズ層を形成した
単体のブロック状の誘電体内に複数の中心導体をほぼ平
行に形成して複数の誘電体共振器を設け、前記開放面に
前記各中心導体に対応して周波数調整用パターンを形成
した誘電体フィルタの調整方法であって、前記周波数調
整用パターンの形状を変えることにより、前記誘電体共
振器の共振周波数と誘電体共振器間の結合量とを調整す
るものである。
するため、開放面を除く表面にメタライズ層を形成した
単体のブロック状の誘電体内に複数の中心導体をほぼ平
行に形成して複数の誘電体共振器を設け、前記開放面に
前記各中心導体に対応して周波数調整用パターンを形成
した誘電体フィルタの調整方法であって、前記周波数調
整用パターンの形状を変えることにより、前記誘電体共
振器の共振周波数と誘電体共振器間の結合量とを調整す
るものである。
【0011】
【作用】周波数調整用パターンの形状を変えることによ
り誘電体共振器の共振周波数や誘電体共振器間の結合量
を変化させることができ、その変化の間には一定の関係
がある。又、その周波数調整用パターンの形状を変える
位置により前記結合量を増加させたり減少させたりする
ことができる。従って、共振周波数の調整による結合量
の変化を評価して周波数調整用パターンを調整すれば、
共振周波数を所定値に調整したときに、所定の結合量を
得ることができる。
り誘電体共振器の共振周波数や誘電体共振器間の結合量
を変化させることができ、その変化の間には一定の関係
がある。又、その周波数調整用パターンの形状を変える
位置により前記結合量を増加させたり減少させたりする
ことができる。従って、共振周波数の調整による結合量
の変化を評価して周波数調整用パターンを調整すれば、
共振周波数を所定値に調整したときに、所定の結合量を
得ることができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の誘電体フィル
タを示す斜視図である。図1において、1は縦W(例え
ば4.3mm)、横L(例えば8.0mm)及び高さH
(例えば9.0mm)を有する一体構造の直方体状の誘
電体である。この誘電体1の正面(前側面)6−1、背
面6−2、左側面6−3、右側面6−4及び底面6−5
は斜線で示すように、例えばメッキにより導電性のメタ
ライズ層を形成している。又誘電体1の上面(開放面)
6−6には、導電性の周波数調整用パターン2−1,2
−2及び結合量調整用パターン13をギャップ4−1,
4−2を介在して形成している。ここで、結合量調整用
パターン13は誘電性1の背面6−2側に寄せて配置し
てあり、周波数調整用パターン2−1,2−2の中心を
結ぶ線に対して非対称となっている。5−1,5−2は
誘電体共振器として機能する中心導体(以下誘電体共振
器という)であって、周波数調整用パターン2−1,2
−2を貫通し、誘電体1に埋設して設けられている。
タを示す斜視図である。図1において、1は縦W(例え
ば4.3mm)、横L(例えば8.0mm)及び高さH
(例えば9.0mm)を有する一体構造の直方体状の誘
電体である。この誘電体1の正面(前側面)6−1、背
面6−2、左側面6−3、右側面6−4及び底面6−5
は斜線で示すように、例えばメッキにより導電性のメタ
ライズ層を形成している。又誘電体1の上面(開放面)
6−6には、導電性の周波数調整用パターン2−1,2
−2及び結合量調整用パターン13をギャップ4−1,
4−2を介在して形成している。ここで、結合量調整用
パターン13は誘電性1の背面6−2側に寄せて配置し
てあり、周波数調整用パターン2−1,2−2の中心を
結ぶ線に対して非対称となっている。5−1,5−2は
誘電体共振器として機能する中心導体(以下誘電体共振
器という)であって、周波数調整用パターン2−1,2
−2を貫通し、誘電体1に埋設して設けられている。
【0013】図2は本実施例の調整方法を明確化するた
め、図1に示す開放面6−6を詳細に図示したものであ
る。誘電体フィルタの調整は通常、誘電体共振器の共振
周波数と誘電体共振器間の結合量とを個々に調整するも
のである。この際、共振周波数と結合量との間には若干
の相関があるが、無視されているのが通常である。
め、図1に示す開放面6−6を詳細に図示したものであ
る。誘電体フィルタの調整は通常、誘電体共振器の共振
周波数と誘電体共振器間の結合量とを個々に調整するも
のである。この際、共振周波数と結合量との間には若干
の相関があるが、無視されているのが通常である。
【0014】本実施例の調整方法は周波数調整用パター
ン2−1,2−2により、共振周波数及び誘電体共振器
間の結合量の双方を調整するものである。まず、図2に
示すように、周波数調整用パターン2−1,2−2の前
側面6−1に近い部分をA面7−1,7−2とし、背面
6−2に近い部分をB面7−3,7−4とすると、A面
7−1,7−2の削除による共振周波数の調整とB面7
−3,7−4の削除による共振周波数の調整とでは同じ
周波数変化させても共振周波数の変化による結合量の変
化が異なり、その変化の方向は逆であるということが本
発明の要点である。
ン2−1,2−2により、共振周波数及び誘電体共振器
間の結合量の双方を調整するものである。まず、図2に
示すように、周波数調整用パターン2−1,2−2の前
側面6−1に近い部分をA面7−1,7−2とし、背面
6−2に近い部分をB面7−3,7−4とすると、A面
7−1,7−2の削除による共振周波数の調整とB面7
−3,7−4の削除による共振周波数の調整とでは同じ
周波数変化させても共振周波数の変化による結合量の変
化が異なり、その変化の方向は逆であるということが本
発明の要点である。
【0015】図3は図1に示す誘電体フィルタの集中定
数等価回路である。図3において、(L1 C1 )は
誘電体共振器5−1の等価LC、(L2 C2 )は誘
電体共振器5−2の等価LCである。CB1,CB2は
開放面6−6に形成した周波数調整用パターン2−1,
2−2のB面7−3,7−4の接地面(図1の斜線で示
す面)との間の容量であり、CA1,CA2は周波数調
整用パターン2−1,2−2のA面7−1,7−2の接
地面との間の容量である。LA1,LA2は周波数調整
用パターン2−1,2−2のA面7−1,7−2の接地
面との間のインダクタンスで、通常接地面が電位を有し
ているのでこの電位による接地面あるいは結合量調整用
パターン3の基準接地面との間のインダクタンスである
。
数等価回路である。図3において、(L1 C1 )は
誘電体共振器5−1の等価LC、(L2 C2 )は誘
電体共振器5−2の等価LCである。CB1,CB2は
開放面6−6に形成した周波数調整用パターン2−1,
2−2のB面7−3,7−4の接地面(図1の斜線で示
す面)との間の容量であり、CA1,CA2は周波数調
整用パターン2−1,2−2のA面7−1,7−2の接
地面との間の容量である。LA1,LA2は周波数調整
用パターン2−1,2−2のA面7−1,7−2の接地
面との間のインダクタンスで、通常接地面が電位を有し
ているのでこの電位による接地面あるいは結合量調整用
パターン3の基準接地面との間のインダクタンスである
。
【0016】図4は周波数調整用パターン2−1,2−
2のA面削除の調整による共振周波数及び結合量の変化
を説明するための等価回路である。誘電体共振器5−1
とA面部分7−1による共振周波数f01(A1 )は
近似的に次式で与えられる。
2のA面削除の調整による共振周波数及び結合量の変化
を説明するための等価回路である。誘電体共振器5−1
とA面部分7−1による共振周波数f01(A1 )は
近似的に次式で与えられる。
【0017】
【数2】
【0018】即ち、A面削除により誘電体共振器5−1
の共振周波数は高くなり、−f01・CA1/2C1
に略比例することが式(1)よりわかる。
の共振周波数は高くなり、−f01・CA1/2C1
に略比例することが式(1)よりわかる。
【0019】次に、誘電体共振器5−1と5−2の間の
結合量がA面削除による共振周波数調整によりどの様に
変化するかについて考える。この結合量の変化を、図4
における伝達量の変化で考える。図4において、伝達関
数S(A1 )は次式で与えられる。
結合量がA面削除による共振周波数調整によりどの様に
変化するかについて考える。この結合量の変化を、図4
における伝達量の変化で考える。図4において、伝達関
数S(A1 )は次式で与えられる。
【0020】
【数3】
【0021】式(2)において、α(A1 )はL12
と(CA1LA1,CA2LA2)の部分に分けると式
(4)の様になる。
と(CA1LA1,CA2LA2)の部分に分けると式
(4)の様になる。
【0022】
α(A1 )=α0 (A1 )+α(A
1 ,A2 ) …(4)
ここで、α0 (A1 )は(L12)による減衰量で
次式で与えられる。
1 ,A2 ) …(4)
ここで、α0 (A1 )は(L12)による減衰量で
次式で与えられる。
【0023】
α0 (A1 )=10log(1+ω2
L122 ) …(5)
α(A1 ,A2 )はCA1LA1とCA2LA2に
よる減衰量で近似的に次式で与えられる。
L122 ) …(5)
α(A1 ,A2 )はCA1LA1とCA2LA2に
よる減衰量で近似的に次式で与えられる。
【0024】
【数4】
【0025】従って、A面削除による周波数調整では、
α(A1 ,A2 )は全体の減衰量α(A1 )を減
少させる様に作用する。即ち、結合量は増大すると考え
てよいことがわかる。
α(A1 ,A2 )は全体の減衰量α(A1 )を減
少させる様に作用する。即ち、結合量は増大すると考え
てよいことがわかる。
【0026】次に、誘電体共振器5−1と5−2の間の
結合量がB面削除による共振周波数調整によりどの様に
変化するかについて考える。この場合、共振周波数f0
1(B1 )は次の様になる。
結合量がB面削除による共振周波数調整によりどの様に
変化するかについて考える。この場合、共振周波数f0
1(B1 )は次の様になる。
【0027】
【数5】
【0028】即ち、B面削除により共振周波数は高くな
り、−f0 (B1 )CB1/2C1 に略比例する
ことが式(7)よりわかる。
り、−f0 (B1 )CB1/2C1 に略比例する
ことが式(7)よりわかる。
【0029】式(6)の場合と同様に、CB1LB1と
CB2LB2による減衰量α(B1 ,B2 )は近似
的に次式で与えられる。
CB2LB2による減衰量α(B1 ,B2 )は近似
的に次式で与えられる。
【0030】
【数6】
【0031】従って、B面削除による周波数調整では、
α(B1 ,B2 )は全体の減衰量α(B1 )を増
加させる様に作用する。即ち、結合量は減少すると考え
てよいことがわかる。
α(B1 ,B2 )は全体の減衰量α(B1 )を増
加させる様に作用する。即ち、結合量は減少すると考え
てよいことがわかる。
【0032】図6は本発明の第2の実施例の誘電体フィ
ルタを示す斜視図である。図6において、8は縦W(例
えば4.3mm)、横L(例えば8.0mm)及び高さ
H(例えば9.0mm)を有する一体構造の直方体状の
誘電体である。この誘電体8の正面(前側面)12−1
、背面12−2、左側面12−3、右側面12−4及び
底面12−5は斜線で示すように、例えばメッキにより
導電性のメタライズ層を形成している。又、誘電体8の
上面(開放面)12−6には、導電性の周波数調整用パ
ターン9−1,9−2が形成され、所要の結合量を得る
ため周波数調整用パターン9−1と9−2の間にギャッ
プ10が設けられている。11−1,11−2は誘電体
共振器として機能する中心導体(以下誘電体共振器とい
う)であって、周波数調整用パターン9−1,9−2を
貫通し、誘電体8に埋設して設けられている。
ルタを示す斜視図である。図6において、8は縦W(例
えば4.3mm)、横L(例えば8.0mm)及び高さ
H(例えば9.0mm)を有する一体構造の直方体状の
誘電体である。この誘電体8の正面(前側面)12−1
、背面12−2、左側面12−3、右側面12−4及び
底面12−5は斜線で示すように、例えばメッキにより
導電性のメタライズ層を形成している。又、誘電体8の
上面(開放面)12−6には、導電性の周波数調整用パ
ターン9−1,9−2が形成され、所要の結合量を得る
ため周波数調整用パターン9−1と9−2の間にギャッ
プ10が設けられている。11−1,11−2は誘電体
共振器として機能する中心導体(以下誘電体共振器とい
う)であって、周波数調整用パターン9−1,9−2を
貫通し、誘電体8に埋設して設けられている。
【0033】図7は図6に示す誘電体フィルタの集中定
数等価回路である。図7において、(C1 L1 )及
び(C2 L2 )は誘電体共振器11−1,11−2
の等価LCである。CAB1 ,CAB2 ,C12は
図6に示す開放面12−6においてパターンにより形成
されるもので、CAB1 ,CAB2 は共振周波数調
整用パターン9−1,9−2と接地面との容量、C12
はギャップ10により形成される周波数調整用パターン
9−1と9−2の間の容量である。
数等価回路である。図7において、(C1 L1 )及
び(C2 L2 )は誘電体共振器11−1,11−2
の等価LCである。CAB1 ,CAB2 ,C12は
図6に示す開放面12−6においてパターンにより形成
されるもので、CAB1 ,CAB2 は共振周波数調
整用パターン9−1,9−2と接地面との容量、C12
はギャップ10により形成される周波数調整用パターン
9−1と9−2の間の容量である。
【0034】この場合、周波数調整用パターン9−1を
削除することによりCABが減少し、共振周波数が変化
するが、この間の関係は前と同様にして次式で与えられ
る。
削除することによりCABが減少し、共振周波数が変化
するが、この間の関係は前と同様にして次式で与えられ
る。
【0035】
【数7】
【0036】又、CAB1 ,CAB2 が変化するこ
とによる結合量の変化は次の様になる。図6の開放面1
2−6の等価回路は図8に示す様になるので、減衰量α
(AB)は近似的に次式で与えられる。
とによる結合量の変化は次の様になる。図6の開放面1
2−6の等価回路は図8に示す様になるので、減衰量α
(AB)は近似的に次式で与えられる。
【0037】
【数8】
【0038】従って,
C12(CAB1 +CAB2
)>ωCAB1 CAB2
…(11)の場合、α(AB)>0となり、全体の減衰
量が増加することになり、結合量は減少する。又、
C12(CAB1 +CAB2 )<
ωCAB1 CAB2 …(
12)の場合、α(AB)<0となり、全体の減衰量が
減少することになり、結合量は増加する。
)>ωCAB1 CAB2
…(11)の場合、α(AB)>0となり、全体の減衰
量が増加することになり、結合量は減少する。又、
C12(CAB1 +CAB2 )<
ωCAB1 CAB2 …(
12)の場合、α(AB)<0となり、全体の減衰量が
減少することになり、結合量は増加する。
【0039】通常は、式(12)の条件を満足する場合
が大部分で、図6に示す誘電体フィルタにおいては周波
数調整用パターン9−1,9−2による共振周波数の調
整時に結合量は増大する。又、この場合、共振器間の結
合量を共振周波数の調整とともに減少させるにはA面又
はB面調整において式(11)を満足させるか、あるい
は図6のギャップ10のC面13を削除しても可能であ
る。この場合、結合量に相当する図7あるいは図8のC
12は次式により推定できる。
が大部分で、図6に示す誘電体フィルタにおいては周波
数調整用パターン9−1,9−2による共振周波数の調
整時に結合量は増大する。又、この場合、共振器間の結
合量を共振周波数の調整とともに減少させるにはA面又
はB面調整において式(11)を満足させるか、あるい
は図6のギャップ10のC面13を削除しても可能であ
る。この場合、結合量に相当する図7あるいは図8のC
12は次式により推定できる。
【0040】
【数9】
【0041】
εr :比誘電立
t :誘電体の厚み(cm)
A :対向面積
以上の様にして、共振周波数調整パターンの削除部分を
変えることにより、共振周波数とともに共振器間の結合
量も増減することができ、誘電体フィルタの調整が可能
である。
変えることにより、共振周波数とともに共振器間の結合
量も増減することができ、誘電体フィルタの調整が可能
である。
【0042】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、周波数調整用パターンの削除と、それによる誘電
体共振器の共振周波数及びその結合量の変化との関係に
より、前記共振周波数の調整による結合量の変化を評価
して周波数調整用パターンを調整するので、前記共振周
波数を所定値に調整した際、結合量も所定値となるよう
に調整することができる。
れば、周波数調整用パターンの削除と、それによる誘電
体共振器の共振周波数及びその結合量の変化との関係に
より、前記共振周波数の調整による結合量の変化を評価
して周波数調整用パターンを調整するので、前記共振周
波数を所定値に調整した際、結合量も所定値となるよう
に調整することができる。
【0043】従って、共振周波数と結合量を独立に調整
したり、誘電体フィルタ組立て後に共振周波数と結合量
とを微細調整するという煩しさがなくなる。
したり、誘電体フィルタ組立て後に共振周波数と結合量
とを微細調整するという煩しさがなくなる。
【図1】本発明の第1の実施例の誘電体フィルタを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1に示す開放面の詳細図である。
【図3】図1に示す誘電体フィルタの集中定数等価回路
図である。
図である。
【図4】A面調整時の等価回路図である。
【図5】B面調整時の等価回路図である。
【図6】本発明の第2の実施例の誘電体フィルタを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図7】図6に示す誘電体フィルタの集中定数等価回路
図である。
図である。
【図8】図6に示す開放面の等価回路図である。
【図9】従来の調整方法を説明するための誘電体フィル
タの断面図である。
タの断面図である。
【図10】従来の他の調整方法を説明するための誘電体
フィルタの断面図である。
フィルタの断面図である。
【図11】図10を構成する1個の共振器の断面図であ
る。
る。
【図12】図11の誘電体上面に形成された導体パター
ンを示す説明図である。
ンを示す説明図である。
1 誘電体フィルタ
2−1,2−2 周波数調整用パターン3
結合量調整用パターン 5−1,5−2 中心導体 8 誘電体 9−1,9−2 周波数調整用パターン11−1
,11−2 中心導体
結合量調整用パターン 5−1,5−2 中心導体 8 誘電体 9−1,9−2 周波数調整用パターン11−1
,11−2 中心導体
Claims (1)
- 【請求項1】 開放面を除く表面にメタライズ層を形
成した単体のブロック状の誘電体内に複数の中心導体を
ほぼ平行に形成して複数の誘電体共振器を設け、前記開
放面に前記各中心導体に対応して周波数調整用パターン
を形成した誘電体フィルタの調整方法であって、前記周
波数調整用パターンの形状を変えることにより、前記誘
電体共振器の共振周波数と、誘電体共振器間の結合量と
を調整することを特徴とする誘電体フィルタの調整方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2404839A JP2726164B2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 誘電体フィルタの調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2404839A JP2726164B2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 誘電体フィルタの調整方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04220801A true JPH04220801A (ja) | 1992-08-11 |
| JP2726164B2 JP2726164B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=18514494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2404839A Expired - Fee Related JP2726164B2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 誘電体フィルタの調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2726164B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6285002U (ja) * | 1985-11-18 | 1987-05-30 |
-
1990
- 1990-12-21 JP JP2404839A patent/JP2726164B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6285002U (ja) * | 1985-11-18 | 1987-05-30 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2726164B2 (ja) | 1998-03-11 |
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