JPH0422235Y2 - - Google Patents

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JPH0422235Y2
JPH0422235Y2 JP1986006573U JP657386U JPH0422235Y2 JP H0422235 Y2 JPH0422235 Y2 JP H0422235Y2 JP 1986006573 U JP1986006573 U JP 1986006573U JP 657386 U JP657386 U JP 657386U JP H0422235 Y2 JPH0422235 Y2 JP H0422235Y2
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timer
water
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、水循環式製氷機の運転制御装置に関
し、特に、製氷水循環経路内に発生する水循環式
製氷機に特有の泥状もしくは綿状の不完全氷(以
下、綿氷と称する)に起因する不具合を解消する
ための水循環式製氷機の運転制御装置に関するも
のである。
【従来の技術】
水循環式製氷機とは、製氷水タンク内の製氷水
を循環ポンプにより製氷部に供給し、同製氷部か
ら流下した製氷水を製氷水タンクに受けて、再び
製氷部に循環供給することにより、不純物を実質
的に含有しない氷を生成させる方式の製氷機であ
り、かかる製氷機には、その製氷部の構造によつ
て、垂直平板式、垂直管式、傾斜上面流下式、傾
斜下面流下式、凹面流下式、噴水式等の通称で一
般に知られているものがある。これ等の製氷機の
いずれにおいても、流れている製氷水を氷結させ
るため、同製氷水が一時的に氷点より下がる過冷
却状態を経て氷結に至る点が共通しており、ま
た、その過冷却状態において往々にして綿氷の発
生する点が共通している。 かかる綿氷の発生現象については、特公昭58−
15706号に詳述されているが、綿氷は、過冷却さ
れたエネルギ的に不安定な状態の製氷水が外的要
因(例えば振動、塵芥等の結晶核の存在、或は温
度の分布等)により、瞬間的に、氷の凍結潜熱に
相当する熱量を吸収することによつて、より安定
な綿氷状態に推移するために発生するものと考え
られている。 さて、前記水循環式製氷機における製氷運転を
完了させる手段としては、サーモスタツトやサー
ミスタ等の温度検知手段を製氷部に配設して、氷
の成長と共に低下する製氷部の温度を検知し、所
定の温度に低下した時に製氷運転を完了させて除
氷運転に移行させようにした温度検知式のものが
一般的である。一方、この温度検知式のものにも
一長一短があるため、例えば実開昭59−9271号公
報に開示されているように、温度検知手段の短所
を補うべく、1個の温度検知手段と1個のタイマ
とを併用し、年間を通して無調整で製氷、除氷を
検知することができる運転制御装置が提案されて
いる。 しかし、かかる温度検知式単独の製氷機におい
ては、また、温度検知式及びタイマ式併用の製氷
機においても、綿氷が発生した場合に、製氷水循
環経路のいたるところで、発生した綿氷により同
製氷水循環経路が閉塞されることがある。製氷水
循環経路が閉塞されると、製氷部に流れていた製
氷水が停止したり極端に少なくなつたりするの
で、製氷部は無負荷もしくは著しい軽負荷とな
り、製氷部の温度が急激に低下する。この温度の
低下は著しく速く進み、綿氷が発生してから殆ど
1分以内に製氷完了温度にまで到達してしまう。
換言すれば、製氷部は、同製氷部に正常な氷が成
長する直前に製氷完了温度にまで到達してしまう
ので、前述した温度検知手段が動作し、正常な氷
が全然成長していないにもかかわらず製氷運転を
終了し、除氷運転に入るという重大な欠陥にな
る。 この欠陥現象を、上述の実開昭59−9271号公報
記載の従来の温度検知式及びタイマ式併用の製氷
機について、第1図〜第6図を参照して詳細に説
明する。第1図及び第2図は、その製氷機の全体
構造を示しており、図において、製氷部1は製氷
室2、散水器3及び蒸発器4とから主に構成され
ている。製氷水タンク5に設けられた循環ポンプ
PMから供給された製氷水は、散水器3を介して
製氷室2に噴水され、この製氷室2から落下した
製氷水は樋部6を経て再び製氷水タンク5に戻さ
れる。 除氷時には、第2図に示すように外部給水係に
接続されるウオーターバルブWVから給水ホース
7及び給水パイプ8を経て製氷皿9に除氷水が供
給される。 蒸発器4には圧縮機CMの吐出パイプ10が周
知のように凝縮器及びキヤピラリを介して接続さ
れると共に、蒸発器4の出口側は戻りパイプ13
を介して圧縮機CMに接続され、凝縮器は冷却フ
アンFMにより冷却されている。更に、吐出パイ
プ10の一端と蒸発器4との間には電磁弁HV
(第3図参照)を有するバイパス管が周知のよう
に設けられ、製氷室2には、同製氷室の温度を検
知する感温素子Thが装着されている。 第3図は、第1図及び第2図に示された製氷機
の運転制御装置の制御回路を示すもので、感温素
子Thとしてのサーモスタツトに対して直列にサ
ーマルタイマTMが接続され、このサーマルタイ
マTMの常閉接点A−Bには直列に循環ポンプ
PM及び冷却フアンFMが接続されると共に、サ
ーマルタイマTMの常開接点C−Dには直列に電
磁弁HV及びウオーターバルブWVが接続されて
いる。前記常閉接点A−B及び常開接点C−Dは
いずれも所定の遅延時間(例えば、約180秒)を
経てオンとなるように構成されており、サーマル
タイマTMが作動を開始して起動状態になっても
約180秒経過しないとオンとならず、また、サー
マルタイマTMが作動を停止して終了状態になつ
ても約180秒経過しないとオフ状態とならないよ
うに構成されている。 次に、第3図に示された製氷機の運転制御装置
の作動について述べる。まず、電源スイツチSW
をオンとすると、圧縮機CM、循環ポンプPM、
冷却フアンFMが作動し、製氷室2に送られる製
氷水が冷却されて氷が成長することにより、製氷
室2の温度が低下してくる。第1の所定温度(製
氷完了温度)まで低下した状態で感温素子Thが
作動すると共にサーマルタイマTMがオン(起
動)となり、所定遅延時間(例えば、約180秒)
経過した時点でサーマルタイマTMの常閉接点A
−Bがオフとなり循環ポンプPM及び冷却フアン
FMをオフとすると共に常開接点C−Dがオンと
なつて、電磁弁HV及びウオーターバルブWVが
開弁して、製氷部1にホツトガス及び除氷水が供
給され除氷運転に入る。 上記のようにして除氷運転に入つた後、除氷が
進行して氷が製氷室2から離脱すると、製氷室2
の温度が上昇し、第2の所定温度(除氷完了温
度)まで上昇した状態で感温素子Thが作動する
と共に、サーマルタイマTMがオフ(終了)とな
り、所定遅延時間(約180秒)経過した時点でサ
ーマルタイマTMの常閉接点A−Bがオンとなり
循環ポンプPM及び冷却フアンFMがオンとなる
と共に、常開接点C−Dがオフとなつて、電磁弁
HV及びウオーターバルブWVが閉弁して製氷室
2へのホツトガス及び除氷水の供給が停止され再
び製氷運転に入る。 第3図に示した運転制御装置の制御回路図にお
いてはタイマTMとしてサーマルタイマが用いら
れているが、これは、モータタイマでも電子式タ
イマでもよく、後述するように綿氷が発生した場
合に不具合が生ずることは、モータタイマでも電
子式タイマでも同じである。 第4図はモータタイマを用いた制御回路の一例
であり、サーモスタツトThが所定の温度になる
と、接点は1−3がオンとなりタイマ接点S1の端
子3−2によりタイマモータTMは回転し、所定
時間後にカム板(図示せず)により接点S1は2−
1がオンとなりタイマモータTMは停止する。 これに連動するタイマ接点S2も6−5がオフと
なり循環ポンプPM、冷却フアンFMが停止する
と同時に接点6−4はオンとなり電磁弁HV、ウ
オータバルブWVがオンとなる。サーモスタツト
Thが所定温度に上昇したのを検知すると、接点
1−2間がオンとなり、またタイマモータTMは
オンとなり所定時間後、タイマ接点S1、S2が切り
替わる。その他の作動はサーマルタイマの場合と
同じである。 第5図は電子式タイマを用いた制御回路の一例
であり、電子式タイマTMの端子、は電源ラ
インに接続され、タイマTMの端子はサーモス
タツトThに接続されている。サーモスタツトTh
がオンすることによりタイマTMは動作を開始し
て、所定時間後にタイマに内蔵されたリレーXを
動作させ、リレーの接点を切り替える。また、サ
ーモスタツトThがオフした後、所定時間経過後
にリレーXをオフさせる。その他の作動はサーマ
ルタイマの場合と同じである。 第6図は、前記感温素子Thのセンサ部の近傍
の温度が時間と共に変化する様子を図示したもの
であるが、正常な製氷運転においては、給水され
た製氷水はA点より徐々に冷却されていき、約0
℃以下になると次第に製氷室2に氷として成長し
ていく。感温素子Thが第1の所定温度T1に達す
ると(B点)、前述したごとくタイマTMが作動
し、所定の遅延時間、即ちタイマTMのオン遅延
時間の後、製氷完了する(C点)。除氷が開始さ
れると感温素子Thの近傍の温度は上昇し、第2
の所定温度T2に達すると感温素子Thの接点を不
導通にするので、タイマTMのオフ遅延時間の
後、除氷を完了し、次の製氷運転に入る(点
A1)。 しかるに、この製氷運転において綿氷が発生し
た場合には、前述したように綿氷が製氷水循環経
路を閉塞してしまうので、製氷室2に製氷水が供
給されなくなつたり、供給されても極端に少なく
なるので、製氷部は著しい軽負荷となつて、その
温度を急激に低下させる。そのためほぼ0℃か
ら、点B1における第1の所定温度T1に達するの
に数分とかからず、殆ど正常な氷の成長のないま
まタイマTMを動作させることとなる。タイマ
TMは前述したのと全く同様の動作で、一定の遅
延時間の後に製氷完了(E点)状態としてしまう
ので、氷の成長の殆どない状態で製氷運転が終了
することとなる。 ここで綿氷については前述の特公昭58−15706
号公報に詳述されているが、その構造は非常に脆
弱であつて数分間で融解してまたもとの製氷水に
戻ることが知られている。従つて、製氷室2への
製氷水の供給停止もしくは低下は、綿氷の発生か
ら融解により解消するまでの数分間であつて、そ
の後は再び正常な製氷水の循環が行われるので、
感温素子Thの近傍の温度も散水の回復と共にC1
点よりD1点へと上昇し、再び正常な製氷運転が
開始されるが、感温素子Thはすでに第1の所定
温度T1に達してしまつているので、前述の所定
の遅延時間経過後(E点)は該感温素子Thは導
通状態となつて製氷運転を停止させてしまう。そ
の後は第2の所定温度T2まで上昇して感温素子
が不導通状態となつて次の製氷運転が始まること
となり、このように、前の製氷運転が終了してし
まわないうちに次の製氷運転が始まつてしまう重
大な欠陥が生じる。 上述した綿氷の解消手段としては、1)特開昭
55−53668号公報に記載されているように、循環
経路の一部を改良して、製氷部通過前に相対的に
温度の高い製氷水により発生した綿氷を融解して
しまう方式のもの、2)特公昭58−15706号公報
に記載されているように、サーモスタツトを使用
して綿氷が発生する寸前の温度を検知したら、タ
イマにより循環ポンプのモータを所定時間一時的
に停止させる方式のもの、3)特開昭57−142467
号公報、実開昭58−2574号公報、実開昭58−2575
号公報等に記載されているように、製氷部の一部
に水滞留部を設け、ここで氷の結晶核となる先行
氷を部分的に成長させる方式のもの、等がある。
【考案が解決しようとする問題】
前述したように、少なくとも温度検知式の製氷
完了検知手段を含む水循環式製氷機においては、
綿氷が発生した場合に、正常な氷が成長していな
いにもかかわらず製氷完了検知手段が誤動作して
製氷運転から除氷運転に移行してしまうことがあ
つたので、安定した製氷運転が行われず、製氷効
率の点でも改善が要望されていた。 また、前述した綿氷の解消手段のうち、1)の
方式のものには、綿氷に余分な熱を供給するので
製氷効率が低下したり、また、余分な水循環回路
を設けねばならず非常に高価である、といつた不
具合があつた。2)の方式のものには、専用のサ
ーモスタツトを必要とし、高価であるばかりか、
製氷サイクル毎に循環ポンプのモータを一時的に
停止しなければならないので、氷に薄い曇りが出
たり不快な凹凸が生じ、更に、製氷効率上非常に
不利であるという欠点があつた。これは、各製氷
運転中に必ず数分間は、綿氷が発生しなくても循
環ポンプのモータを停止するようにしていること
による。更に、3)の方式のものは、その綿氷発
生防止効果が安定しない、即ち水質、流速、水温
等の製氷水の条件によつて効果にバラツキが生じ
るという不具合を有していた。また、水滞留部に
製氷水を滞留させるため、氷に余分な凸部が生
じ、氷の商品価値を低下せしめていた。 従つて、本考案の目的は、上述した方式1)〜
3)のような欠点を生ずることなく、製氷完了検
知の誤動作を防止して安定した製氷運転を行うこ
とができる水循環式製氷機の運転制御装置を提供
することである。
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本考案は、製氷運
転の完了を検知して製氷機に除氷運転を行わせる
ための除氷運転指令信号を出力する製氷完了検知
手段と、除氷運転の完了を検知して前記製氷機に
製氷運転を行わせるための製氷運転指令信号を出
力する除氷完了検知手段とを備えた水循環式製氷
機の運転制御装置において、製氷部における実質
的に製氷運転が完了する製氷完了温度よりは高
く、綿氷発生前の0℃よりは低い前記製氷部の所
定温度を製氷運転中に検知し、前記所定温度を製
氷運転中に検知してから所定の遅延時間の間、前
記製氷完了検知手段が出力する前記除氷運転指令
信号を無効にするための除氷運転指令無効信号を
出力する保護手段を備えたことを特徴とするもの
である。
【作用】
製氷完了検知手段は、製氷運転の完了を検知し
て製氷機に除氷運転を行わせるため除氷運転指令
信号を出力し、製氷機は製氷運転から除氷運転に
切り替えられる。除氷完了検知手段は、除氷運転
の完了を検知して製氷機に製氷運転を行わせるた
め製氷運転指令信号を出力する。このようにし
て、製氷運転及び除氷運転が繰り返し行われる。 製氷運転中には、上記製氷完了検知手段によ
り、製氷部の温度又は製氷部を循環する製氷水の
流量が検知されている。製氷が完了すると、製氷
部の温度は、製氷部における実質的に製氷運転が
完了する製氷完了温度になり、また、循環する製
氷水の流量を検知している場合には、その流量が
ほぼなくなる。一方、製氷運転中に綿氷が発生す
ると、綿氷が製氷水循環経路を閉塞するため、製
氷完了とほぼ同様の状況になる。 従つて、本考案による保護手段がなければ、綿
氷発生時に製氷完了検知手段が誤動作して、正常
な製氷が行われていないにもかかわらず、製氷機
を製氷運転から除氷運転に切り替えてしまう。し
かし、本考案では保護手段が、製氷部における実
質的に製氷運転が完了する製氷完了温度(T1
よりは高く、綿氷の発生が起こる前の0℃よりは
低い製氷部の所定温度(T3)を製氷運転中に検
知すると共に、所定温度(T3)を製氷運転中に
検知してから所定の遅延時間(TD3)の間、製氷
完了検知手段が出力する除氷運転指令信号を無効
にするための除氷運転指令無効信号を出力するの
で、綿氷が発生しなければ勿論正常な製氷運転が
行われ、綿氷が発生しても、製氷機は製氷運転状
態を持続し、遅延時間(TD3)中に綿氷が融解し
解消してしまう。
【実施例】
次に、本考案の好適な実施例について添付図面
を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は
同一又は対応部分を示すものとする。 先ず、第7図は本考案の一実施例による運転制
御装置の制御回路図を示し、第8図は第7図の動
作を説明するためのフローチヤートであり、第9
図は第6図と同様の、感温素子Thのセンサ部の
近傍の温度が時間と共に変化する様子を図示した
グラフである。尚、本考案の運転制御装置が実施
される水循環式製氷機は、第1図及び第2図に示
したようなものでよく、以下の説明においては、
製氷機自体の構成要素に関しては、第1図及び第
2図に関連して使用した符号を付けているが、第
7図〜第9図においては使用されていない符号で
あるから、適宜第1図及び第2図を参照された
い。 本考案の実施例では、第9図に示すように、第
1の所定温度T1、即ち製氷完了温度を検知して
タイマ動作を行わせ、また第2の所定温度T2
即ち除氷完了温度を検知してタイマ動作を行わせ
ることに加えて、第1の所定温度T1と0℃以下
の温度との間の綿氷が発生する温度近傍に設定さ
れた第3の所定温度T3を製氷運転中に検知して
タイマ動作を行わせるようにしている。この第3
の所定温度T3を検知してのタイマ動作は、第3
の所定温度T3が製氷運転中に検知された後、第
1の所定温度T1が検知されても所定の遅延時間
TD3の間、除氷運転に入らない用にするものであ
る。 第7図における電子コントローラPCBには、
図示のごとく、感温素子Thからの温度信号を受
けて上述の第1、第2及び第3の所定温度T1
T2及びT3を表す信号を出力する判断回路JCと、
この判断回路JCからの第1、第2及び第3の所
定温度を表す出力信号によりそれぞれ動作される
製氷タイマTM1、除氷タイマTM2及び保護タイ
マTM3からなるタイマ部TMと、このタイマ部
TMの出力側に接続された論理回路部LCと、こ
の論理回路部LCの論理出力によ動作されるリレ
ーXとが内蔵されている。尚、第7図における各
構成要素の接続関係は単なる一例を示すにすぎ
ず、当業者ならば、第8図のフローチヤートに示
された作用を達成するために他の種々の回路もし
くはマイクロコンピユータ等を容易に考え付くで
あろう。例えば、保護タイマTM3の出力で所定
の遅延時間、判断回路JCそのものを不動作とす
るようにしても良い。 第7図及び第8図において、電源もしくはスイ
ツチSWを投入すると(ステツプ101)、除氷動作
が開始される(ステツプ102)。即ちリレーXの常
閉接点C−Dを通じてウオータバルブWV、ホツ
トガス弁HVがそれぞれ給電されて開弁し、給水
を行うと同時に、圧縮機CMからの高温高圧ガス
を蒸発器4に送り込む。製氷室2に配設された感
温素子Thが温度を検知し、電子コントローラ
PCB(第7図)に内蔵された判断回路JCにて、そ
の温度が第2の所定温度(除氷完了温度)T2
上であるか否かを判断し(ステツプ103)、第2の
所定温度T2以上であればタイマ部TMの除氷タ
イマTM2に、除氷完了温度を表す信号を出力す
る(ステツプ104)。除氷タイマTM2は、この信
号を受けて動作し、このタイマTM2に設定され
た所定の遅延時間TD2が経過すると、該除氷タイ
マTM2は電子コントローラPCBに内蔵されたリ
レーXを付勢する信号(製氷運転指令信号)を出
力し、リレーXの接点が切り替わって常開接点A
−B間が導通する。これにより循環ポンプのモー
タPM及びフアンモータFMが運転されて製氷動
作を開始する(ステツプ105)と同時に、常閉接
点C−Dが不導通となるので、ウオータバルブ
WV及びホツトガス弁HVを閉弁する。製氷運転
が開始されると製氷室2は前述した圧縮機CM等
を含む冷却装置によって冷却されていく。 製氷運転中に冷却が進行して製氷室2の温度も
しくは感温素子Th近傍の温度が第3の所定温度
T3となると、電子コントローラPCBに内蔵され
た判断回路JCはその温度が第3の所定温度T3
下か否かを判断し(ステツプ106)、第3の所定温
度T3以下であれば保護タイマTM3を付勢する信
号を出する(ステツプ107)。この保護タイマ
TM3が付勢された後、所定の遅延時間TD3の間
は、このタイマTM3は除氷運転指令無効信号を
出力するので、前述したように、その後綿氷か発
生して感温素子Thが第1の所定温度T1以下の温
度を検知しても除氷運転に入らない。即ち、綿氷
が発生した場合には前述したように製氷水の循環
が行われなくなり製氷室2の温度はほぼ0℃(第
9図の点B3)より急激に低下し、第3の所定温
度T3で保護タイマTM3が動作を開始し(第9図
の点B2)、該保護タイマTM3の第3の遅延時間
TD3の間に第1の所定温度T1に達する(第9図
の点B1)。この第3の遅延時間TD3の間に第1の
所定温度T1に達しても製氷完了とはならないの
で、製氷運転は引き続き行われ、僅かの時間の経
過後に綿氷が自然に融解すると、製氷水は再び循
環されるようになり製氷室2の温度は上昇して第
9図に示した点D1の位置から正常な製氷運転を
再開する。 保護タイマTM3がタイムアツプした後、電子
コントローラPCBに内蔵された判断回路JCは、
感温素子Thの温度が第1の所定温度即ち製氷完
了温度T1まで低下したか否かを判断し(ステツ
プ108)、第1の所定温度T1まで低下したことを
判断すると製氷タイマTM1製氷完了温度を表す
信号を出力する(ステツプ109)。製氷タイマはこ
の信号を受けて動作し、第1の遅延時間TD1が経
過して製氷タイマTM1がタイムアツプすると、
電子コントローラPCBに内蔵さたリレーXを消
勢する信号(除氷運転指令信号)を出力する。リ
レーXが消勢されると常開接点A−Bは開状態、
常閉接点C−Dは閉状態となり、ポンプモータ
PM及びフアンモータFMの運転を停止すると共
に、ホツトガス弁HV及びウオータバルブWVを
開弁して除氷運転に入る。 ここで各種温度や時間の設定値について概略を
述べると、第1の所定温度T1は製氷完了状態の
トリガとなる温度を検知するので通常−10℃から
−15℃に設定され、また製氷タイマTM1が設定
される第1に遅延時間TD1は3分から10分位が適
当である。第1の所定温度T1と製氷タイマTM1
とは密接な関係があり、個々の機械の特性により
適切な値がとられる。 第2の所定温度T2は除氷完了のトリガとなる
温度であって、通常約5℃から10℃に設定され、
また除氷タイマTM2は1分前後が適当である。 第3の所定温度T3は、第1の所定温度T1と綿
氷発生前のほぼ0℃との間の温度に設定され、通
常約−5℃から10℃位が適当である。 保護タイマTM3で設定される第3の遅延時間
TD3は、綿氷が発生して融解するまでの充分な時
間をカバーするものでなければならず、かつタイ
ムアツプした時点で製氷室2内の温度が第1の所
定温度T1即ち製氷完了温度以下になつてしまう
ほど長いものであつてもならない。かかる綿氷は
通常3分位で発生から融解に至ることを考慮すれ
ば、約5分から10分位が適当である。 しかしながら、以上に示した値は単なる一例で
あつて、使用される機械の特性に応じて種々の値
を選択すべきである。 第10図、第10A図、第11図及び第12図
は、本考案を、別の製氷完了手段を有する製氷機
に適用した実施例を示すもので、第10図は、製
氷機の全体を示す構造図、第10Aは、第10図
に符号10Aで示す領域を拡大して示す図、第1
1図は、第10図の製氷機の運転制御装置の制御
回路図、第12図は、第11図の制御回路の作用
を説明するためのフローチヤートである。 この実施例では製氷の完了を検知する手段とし
て、製氷水循環経路の途中に、第10図及び第1
0A図に示す流量センサFSを配設している。製
氷水タンク5内の製氷水が製氷の進行と共に製氷
室2内に氷として成長することにより、該製氷水
タンク5内の水位がBからAに徐々に低下し、水
位がAとなつた時点では、循環ポンプのモータ
PMの吸込口PM1以下の水位となり、該モータ
PMは最早水を吸い上げることができなくなる。
製氷水循環経路中に配設した流量センサFSは、
循環される流量がなくなつたことを検知してオフ
となり、これより製氷を完了する。製氷完了検知
手段即ち流量センサFSは、リードスイツチ16
と、マグネツト17と、該マグネツト17を乗せ
て製氷水循環経路中で揺動する弁体18と、該弁
体18の支軸19とよりなつており、製氷水循環
経路中に水が循環しているときにはその水圧によ
つて弁体18が押し上げられ、マグネツト17が
リードスイツチ16に近接して、電気回路を閉状
態にする。また、逆に水が循環していないときに
は、弁体18は、該弁体18とマグネツト17の
自重によつて下側に揺動し、電気回路を開状態と
する(製氷完了状態)。 かかる構成の製氷機においても綿氷が発生すれ
ば同様に製氷水循環経路が閉塞されるので、循環
する流量がなくなり、流量センサFSは製氷を完
了した旨の信号を出力する。しかしながら、本考
案における保護タイマTM3を前の実施例と同様
に設けて(第11図)、第3の遅延時間TD3の間、
流量センサFSからの信号を無効にし、かつ第1
2図のステツプ207において、保護タイマTM3
タイムアツプした時点で、発生した綿氷が融解し
て水が循環しているように、保護タイマTM3
遅延時間TD3を選べば、かかる誤動作を完全に防
止できる。 以上、本考案をその2つの実施例について説明
したが、本考案は実施例に示された形式の製氷機
に限定されるものではなく、一般に綿氷が発生し
た時点で製氷動作を完了してしまうような製氷機
に対して、本考案を適用することができる。
【考案の効果】
本考案によれば、製氷部における実質的に製氷
運転が完了する製氷完了温度よりは高く、綿氷発
生前の0℃よりは低い製氷部の所定温度を製氷運
転中に検知し、この所定温度を製氷運転中に検知
してから所定の遅延時間の間、製氷完了検知手段
が出力する除氷運転指令信号を無効にするための
除氷運転指令無効信号を出力するので、製氷水が
0℃以下に冷却されて、製氷完了と同様の状況を
呈する綿氷が発生しても、製氷完了検知手段が誤
動作して除氷運転に切り替えてしまうことがない
ため、安定した製氷運転を行うことができ、製氷
効率の向上になる。 しかも、本考案では製氷運転時に綿氷が発生し
ても、製氷運転は続けたままで、所定の遅延時間
中に綿氷が自然に融解するのを待つようにしてい
るので、従来の技術に関連して説明した方式1)
のもののように、製氷部通過前の製氷水を綿氷に
供給して製氷効率を低下させたり、方式2)のも
ののように、製氷運転毎に循環ポンプのモータを
一時的に停止して氷に凹凸を生じさせたり、製氷
効率の低下を招いたり、方式3)のもののよう
に、水質、流速、水温等の製氷水の条件によつて
結果を左右されたり、氷に凸部を生じることな
く、滑らかで透明な品質の良い氷を製造すること
ができると共に、綿氷の発生がない場合には通常
の製氷運転を行うのみであるから製氷能力の損失
がない。 また、本考案の実施例によると、既に使用中の
製氷機に同実施例を適用する場合、従来の電子コ
ントローラに追加するものは、第3の所定温度
T3を判断するための判断回路JCと保護タイマ
TM3であり、従来の製氷機を非常に安価に改良
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は、従来の製氷機を説明するも
ので、第1図は、製氷機の全体構造を示す断面
図、第2図は、第1図の製氷機の要部拡大図、第
3図、第4図及び第5図は、従来の製氷機の種々
の運転制御装置を示す制御回路図、第6図は、従
来の欠点を説明するための波形図であり、綿氷発
生時の製氷室の温度と時間の関係を示す。第7図
〜第9図は、本考案の一実施例を説明するもで、
第7図は、製氷機の運転制御装置を示す制御回路
図、第8図は、第7図の制御回路の動作を説明す
るためのフローチヤート、第9図は、第7図及び
第8図に示した実施例の動作を説明するための、
第6図と同様の波形図、第10図〜第12図は、
本考案の他の実施例を説明するもので、第10図
は、製氷機の全体構造を示す断面図、第10A図
は、第10図に符号10Aで示された領域を拡大
して示す図、第11図は、製氷機の運転制御装置
を示す制御回路図、第12図は、第11図の制御
回路の動作を説明するためのフローチヤートであ
る。 1……製氷部、Th……感温素子、JC……判断
回路、TM1……製氷完了検知手段(製氷タイ
マ)、TM2……除氷完了検知手段(除氷タイマ)、
TM3……保護手段(保護タイマ)、FS……製氷完
了検知手段(流量センサ)、T1……第1の所定温
度(製氷完了温度)、T2……第2の所定温度(除
氷完了温度)、T3……0℃より低い第3の所定温
度、TD3……所定の遅延時間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 製氷運転の完了を検知して製氷機に除氷運転を
    行わせるための除氷運転指令信号を出力する製氷
    完了検知手段(Th、JC、TM1、FS)と、除氷
    運転の完了を検知して前記製氷機に製氷運転を行
    わせるための製氷運転指令信号を出力する除氷完
    了検知手段(Th、JC、TM2)とを備えた水循環
    式製氷機の運転制御装置において、 製氷部1における実質的に製氷運転が完了する
    製氷完了温度(T1)よりは高く、綿氷発生前の
    0℃よりは低い前記製氷部1の所定温度(T3
    を製氷運転中に検知し、前記所定温度(T3)を
    製氷運転中に検知してから所定の遅延時間
    (TD3)の間、前記製氷完了検知手段が出力する
    前記除氷運転指令信号を無効にするための除氷運
    転指令無効信号を出力する保護手段(Th、JC、
    TM3)を備えた、 ことを特徴とする水循環式製氷機の運転制御装
    置。
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