JPH04222485A - 誘導電動機の二次時定数測定方法 - Google Patents
誘導電動機の二次時定数測定方法Info
- Publication number
- JPH04222485A JPH04222485A JP2404718A JP40471890A JPH04222485A JP H04222485 A JPH04222485 A JP H04222485A JP 2404718 A JP2404718 A JP 2404718A JP 40471890 A JP40471890 A JP 40471890A JP H04222485 A JPH04222485 A JP H04222485A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- current
- time constant
- induction motor
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000006698 induction Effects 0.000 title claims abstract description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 21
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 11
- 239000013598 vector Substances 0.000 description 10
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 101000582320 Homo sapiens Neurogenic differentiation factor 6 Proteins 0.000 description 1
- 102100030589 Neurogenic differentiation factor 6 Human genes 0.000 description 1
- 206010030312 On and off phenomenon Diseases 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Tests Of Circuit Breakers, Generators, And Electric Motors (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導電動機のベクトル
制御装置に係り、特に二次時定数測定方法に関する。
制御装置に係り、特に二次時定数測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】誘導電動機のベクトル制御は、電動機の
一次電流を励磁電流と二次電流に分けて制御し、磁束と
二次電流(トルク電流)ベクトルを常に直交させること
で直流機と同等以上の可変速性能を得ようとする。
一次電流を励磁電流と二次電流に分けて制御し、磁束と
二次電流(トルク電流)ベクトルを常に直交させること
で直流機と同等以上の可変速性能を得ようとする。
【0003】図3はベクトル制御装置を示す。速度指令
Nと誘導電動機1の速度検出器2から速度演算部3が求
める速度ωnとを突き合わせてトルク演算部4に比例積
分(PI)演算でトルク電流指令Itを求める。このト
ルク電流と励磁電流設定値I0とから一次電流演算部5
に一次電流値I1を求める。一方、位相演算部6はトル
ク電流Itと励磁電流I0との位相角φφ=tan−1
(It/Io) を求め、またすべり周波数演算部7はトルク電流Itと
励磁電流I0と電動機二次時定数τ2 τ2=L2/R2 L2=二次自己インダクタンス R2=二次抵抗 とからすべり周波数ωsを求める。
Nと誘導電動機1の速度検出器2から速度演算部3が求
める速度ωnとを突き合わせてトルク演算部4に比例積
分(PI)演算でトルク電流指令Itを求める。このト
ルク電流と励磁電流設定値I0とから一次電流演算部5
に一次電流値I1を求める。一方、位相演算部6はトル
ク電流Itと励磁電流I0との位相角φφ=tan−1
(It/Io) を求め、またすべり周波数演算部7はトルク電流Itと
励磁電流I0と電動機二次時定数τ2 τ2=L2/R2 L2=二次自己インダクタンス R2=二次抵抗 とからすべり周波数ωsを求める。
【0004】ωs=It/Ioτ2このすべり周波数ω
sは加算器8によって速度検出値ωnとの加算によって
一次角周波数ω0を求める。
sは加算器8によって速度検出値ωnとの加算によって
一次角周波数ω0を求める。
【0005】一次電流演算部9は一次電流値I1と位相
角φと角周波数ω0から電動機1の一次電流Ia,Ib
,Icを求め、この電流をインバータ10の電流指令と
して該インバータ10が電動機1に一次電流を供給する
。 演算部9の演算は下記式に従って行われる。
角φと角周波数ω0から電動機1の一次電流Ia,Ib
,Icを求め、この電流をインバータ10の電流指令と
して該インバータ10が電動機1に一次電流を供給する
。 演算部9の演算は下記式に従って行われる。
【0006】
θ=∫ωodt
Ia=21/2|I1|sin(θ+φ)Ib=21/
2|I1|sin(θ+2π/3+φ)Ic=21/2
|I1|sin(θ−2π/3+φ)このようなベクト
ル制御装置において、すべり周波数ωsを求めるための
二次時定数τ2は電動機1の定数R2,L2によって決
められるが、電動機の温度による二次抵抗R2の変動が
二次時定数τ2の変動ひいては一次電流位相のずれとな
ってしまう。
2|I1|sin(θ+2π/3+φ)Ic=21/2
|I1|sin(θ−2π/3+φ)このようなベクト
ル制御装置において、すべり周波数ωsを求めるための
二次時定数τ2は電動機1の定数R2,L2によって決
められるが、電動機の温度による二次抵抗R2の変動が
二次時定数τ2の変動ひいては一次電流位相のずれとな
ってしまう。
【0007】そこで、従来から二次時定数τ2の温度補
正が行われ、この補正方法として一定時間毎に電動機に
定電流を供給したときの一次電圧波形から求める方法が
ある。この測定方法を以下に詳細に説明する。
正が行われ、この補正方法として一定時間毎に電動機に
定電流を供給したときの一次電圧波形から求める方法が
ある。この測定方法を以下に詳細に説明する。
【0008】まず、電動機への定電流供給は図3中のイ
ンバータ10への電流指令Ia,Ib,Icを一定に強
制し、電流検出(インバータ10の交流側又は直流側で
検出)値と電流指令とを突き合わせたフィードバック制
御で実現される。
ンバータ10への電流指令Ia,Ib,Icを一定に強
制し、電流検出(インバータ10の交流側又は直流側で
検出)値と電流指令とを突き合わせたフィードバック制
御で実現される。
【0009】この定電流供給に対する電動機1の一次電
圧は、図4に示す過渡電圧波形になる。この一次電圧V
1(t)は、
圧は、図4に示す過渡電圧波形になる。この一次電圧V
1(t)は、
【0010】
【数1】
【0011】
但し、i1:供給定電流
r1:一次抵抗値
r2:二次抵抗値
で近似される。そこで、時刻t1,t2における一次電
圧V1(t1),V1(t2)と定常値i1・r1を検
出することにより、二次時定数τ2を次式、
圧V1(t1),V1(t2)と定常値i1・r1を検
出することにより、二次時定数τ2を次式、
【0012】
【数2】
【0013】但し、K:変換係数から求める。また、時
刻t1,t2,t3における一次電圧V1(t1),V
1(t2),V1(t3)から次式、
刻t1,t2,t3における一次電圧V1(t1),V
1(t2),V1(t3)から次式、
【0014】
【数3】
【0015】によって求める。
【0016】このような二次時定数測定には、図3に示
すように、電動機1の一次電圧検出器11により電圧V
1(t1)〜V1(t3)又はV1(t1),V1(t
2)と定常電圧(i1・r1)を検出し、この検出電圧
をA/D変換器1によってディジタル値に変換し、二次
時定数演算部13によって上述の二次時定数τ2の演算
式に従った演算を行い、すべり周波数演算部7に温度補
正した二次時定数τ2として与える。
すように、電動機1の一次電圧検出器11により電圧V
1(t1)〜V1(t3)又はV1(t1),V1(t
2)と定常電圧(i1・r1)を検出し、この検出電圧
をA/D変換器1によってディジタル値に変換し、二次
時定数演算部13によって上述の二次時定数τ2の演算
式に従った演算を行い、すべり周波数演算部7に温度補
正した二次時定数τ2として与える。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の二次時定数測定
方法において、制御対象となる誘導電動機1の機種及び
温度状態によって一次抵抗値r1や二次抵抗値r2が著
しく異なり、さらにインバータ10から電動機1までの
配線の種類や長さによって検出電圧V1(t)が図4に
示すようにVo(t)のように大きく変化してしまう。
方法において、制御対象となる誘導電動機1の機種及び
温度状態によって一次抵抗値r1や二次抵抗値r2が著
しく異なり、さらにインバータ10から電動機1までの
配線の種類や長さによって検出電圧V1(t)が図4に
示すようにVo(t)のように大きく変化してしまう。
【0018】即ち、検出電圧V1(t)の変化は、定常
値V1および最大値V2は、
値V1および最大値V2は、
【0019】
【数4】
【0020】但し、rcable:配線の抵抗値(往復
)G:電圧検出器のゲインとなり、抵抗値r1,r2が
温度や機種によって異なるし、配線抵抗値rcable
にも大きく影響を受ける。
)G:電圧検出器のゲインとなり、抵抗値r1,r2が
温度や機種によって異なるし、配線抵抗値rcable
にも大きく影響を受ける。
【0021】上述の検出電圧V1(t)の変化は、電圧
検出器11からA/D変換器12への変換入力の変化に
もなり、変換入力がA/D変換器12の変換可能範囲を
越えてしまう場合や変換入力の波形変化が分解能に近い
値になってしまい、高精度の変化ひいては高精度の二次
時定数測定ができなくなる問題があった。
検出器11からA/D変換器12への変換入力の変化に
もなり、変換入力がA/D変換器12の変換可能範囲を
越えてしまう場合や変換入力の波形変化が分解能に近い
値になってしまい、高精度の変化ひいては高精度の二次
時定数測定ができなくなる問題があった。
【0022】この対策として、従来の測定回路では一次
電圧検出器11の検出ゲインを電動機の機種や配線等に
よって装置毎に調整可能にしている。図5は従来の電圧
検出器の回路例を示し、電動機の一次電圧V1をアッテ
ネータ14で減衰させ、差動増幅器15で増幅すること
で同相成分を除去し、ゲイン調整用ポテンショメータ1
6を入力回路に持つフィルタ回路17によってインバー
タのスイッチングノイズを除去すると共に該ポテンショ
メータ16でゲイン調整を行ってA/D変換器12への
変換入力を得る。
電圧検出器11の検出ゲインを電動機の機種や配線等に
よって装置毎に調整可能にしている。図5は従来の電圧
検出器の回路例を示し、電動機の一次電圧V1をアッテ
ネータ14で減衰させ、差動増幅器15で増幅すること
で同相成分を除去し、ゲイン調整用ポテンショメータ1
6を入力回路に持つフィルタ回路17によってインバー
タのスイッチングノイズを除去すると共に該ポテンショ
メータ16でゲイン調整を行ってA/D変換器12への
変換入力を得る。
【0023】この従来のゲイン調整では電動機1の機種
別や配線状態によってその都度調整を必要とするし、電
動機の特性や運転形態によっては予想温度範囲が広いた
めに適正なゲイン調整ができず、高精度の二次時定数測
定ができない場合もある。
別や配線状態によってその都度調整を必要とするし、電
動機の特性や運転形態によっては予想温度範囲が広いた
めに適正なゲイン調整ができず、高精度の二次時定数測
定ができない場合もある。
【0024】本発明の目的は、電動機の機種や温度さら
には配線状態に拘わらず常に適正な電圧検出をして高精
度の二次時定数測定ができるようにした測定方法を提供
することにある。
には配線状態に拘わらず常に適正な電圧検出をして高精
度の二次時定数測定ができるようにした測定方法を提供
することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、誘導電動機に定電流を供給したときの一次
電圧変化を電圧検出器で検出し、この検出電圧をA/D
変換器でA/D変換し、この変換値から誘導電動機の二
次時定数を求めるにおいて、前記A/D変換器の入力電
圧が一定範囲内に入るように前記定電流レベルを自動調
整又は電圧検出器のゲイン又はバイアス自動切換えで粗
調整しかつ定電流レベルを徴調整する。
成するため、誘導電動機に定電流を供給したときの一次
電圧変化を電圧検出器で検出し、この検出電圧をA/D
変換器でA/D変換し、この変換値から誘導電動機の二
次時定数を求めるにおいて、前記A/D変換器の入力電
圧が一定範囲内に入るように前記定電流レベルを自動調
整又は電圧検出器のゲイン又はバイアス自動切換えで粗
調整しかつ定電流レベルを徴調整する。
【0026】
【作用】電動機の機種や温度さらには配線状態によって
検出電圧レベルがA/D変換器の適正な入力範囲を越え
るときに定電流の自動調整によって適正な入力範囲に制
御する。
検出電圧レベルがA/D変換器の適正な入力範囲を越え
るときに定電流の自動調整によって適正な入力範囲に制
御する。
【0027】また、A/D変換器の入力電圧が一定範囲
内に入るように前記電圧検出器のゲイン又はバイアス自
動切り換えで粗調整しかつ前記定電流レベルを自動微調
整することで、電圧検出器の検出ゲイン又はバイアスの
自動調整で検出電圧レベルをA/D変換器の適正な入力
範囲内に粗調整し、定電流の自動調整によって検出電圧
レベルを微調整する。
内に入るように前記電圧検出器のゲイン又はバイアス自
動切り換えで粗調整しかつ前記定電流レベルを自動微調
整することで、電圧検出器の検出ゲイン又はバイアスの
自動調整で検出電圧レベルをA/D変換器の適正な入力
範囲内に粗調整し、定電流の自動調整によって検出電圧
レベルを微調整する。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0029】まず、二次時定数測定回路は、従来と同様
に一次電圧検出器11とA/D変換器12と二次時定数
演算部13によって構成され、演算部13の演算はすべ
り周波数演算部7等も含めたマイクロコンピュータによ
るベクトル制御装置での二次時定数演算処理として実行
される。この演算処理として、本実施例では図1に示す
フローチャートに従った二次時定数演算を行う。
に一次電圧検出器11とA/D変換器12と二次時定数
演算部13によって構成され、演算部13の演算はすべ
り周波数演算部7等も含めたマイクロコンピュータによ
るベクトル制御装置での二次時定数演算処理として実行
される。この演算処理として、本実施例では図1に示す
フローチャートに従った二次時定数演算を行う。
【0030】図1において、二次時定数測定開始(ステ
ップS1)は、電動機1の始動前及び停止中の任意の時
点で開始される。この測定開始によって、まずインバー
タ10への電流指令I1(A)を電動機1の励磁電流レ
ベル程度の低い値に設定し(ステップS2)、インバー
タ10から電動機1に定電流I1(A)を供給する(ス
テップS3)。この電流供給は前述のように電流検出
値を使ったフィードバック制御で行う。
ップS1)は、電動機1の始動前及び停止中の任意の時
点で開始される。この測定開始によって、まずインバー
タ10への電流指令I1(A)を電動機1の励磁電流レ
ベル程度の低い値に設定し(ステップS2)、インバー
タ10から電動機1に定電流I1(A)を供給する(ス
テップS3)。この電流供給は前述のように電流検出
値を使ったフィードバック制御で行う。
【0031】ステップS3による定電流供給状態でイン
バータ10の出力電圧(電動機1の一次電圧)V1(V
)を電圧検出器11及びA/D変換器12を通して取り
込む(ステップS4)。この電圧V1(V)について、
電流供給開始時になる最大電圧V2(図4参照)がA/
D変換器12の最大入力電圧を越えているか否かを判定
し(ステップS5)、越えているときには現在の電流指
令I1(A)に係数1/X(X>1)を乗じて電流指令
I1(A)を減少させ(ステップS6)、この調整した
電流指令I1(A)による再度の電流供給を行う(ステ
ップS3)。
バータ10の出力電圧(電動機1の一次電圧)V1(V
)を電圧検出器11及びA/D変換器12を通して取り
込む(ステップS4)。この電圧V1(V)について、
電流供給開始時になる最大電圧V2(図4参照)がA/
D変換器12の最大入力電圧を越えているか否かを判定
し(ステップS5)、越えているときには現在の電流指
令I1(A)に係数1/X(X>1)を乗じて電流指令
I1(A)を減少させ(ステップS6)、この調整した
電流指令I1(A)による再度の電流供給を行う(ステ
ップS3)。
【0032】次に、ステップS5の判定において、最大
電圧V2がA/D変換器12の最大入力電圧未満のとき
、該電圧V2についてA/D変換器12の最大入力電圧
に比較して小さいか否かを判定し(ステップS7)、小
さいときには現在の電流指令I1(A)に係数X(X>
1)を乗じて電流指令I1(A)を増加させ(ステップ
S8)、この調整した電流指令I1(A)による再度の
電流供給を行う(ステップS3)。
電圧V2がA/D変換器12の最大入力電圧未満のとき
、該電圧V2についてA/D変換器12の最大入力電圧
に比較して小さいか否かを判定し(ステップS7)、小
さいときには現在の電流指令I1(A)に係数X(X>
1)を乗じて電流指令I1(A)を増加させ(ステップ
S8)、この調整した電流指令I1(A)による再度の
電流供給を行う(ステップS3)。
【0033】上述までの処理により、検出電圧V1(t
)は最大電圧V2がA/D変換器12の最大入力電圧以
下でかつ最大入力電圧に近い値になるよう電動機1への
供給電流の自動調整になる。これにより、電圧検出器1
1の検出ゲインGを適当に設計した固定利得のままで、
しかも電動機1の機種や配線状態に拘わらず検出電圧V
1(t)をA/D変換器12の変換に適切な入力範囲、
即ち高精度のA/D変換になる入力範囲に自動調整する
ことができる。同時に、電動機1の始動時の温度と運転
途中での温度とに変化が発生するときにも該温度変動に
よって最大電圧V2がA/D変換器12の適正入力範囲
から逸脱するときに電流I1(A)の自動調整によって
適正な変換入力範囲にすることができる。
)は最大電圧V2がA/D変換器12の最大入力電圧以
下でかつ最大入力電圧に近い値になるよう電動機1への
供給電流の自動調整になる。これにより、電圧検出器1
1の検出ゲインGを適当に設計した固定利得のままで、
しかも電動機1の機種や配線状態に拘わらず検出電圧V
1(t)をA/D変換器12の変換に適切な入力範囲、
即ち高精度のA/D変換になる入力範囲に自動調整する
ことができる。同時に、電動機1の始動時の温度と運転
途中での温度とに変化が発生するときにも該温度変動に
よって最大電圧V2がA/D変換器12の適正入力範囲
から逸脱するときに電流I1(A)の自動調整によって
適正な変換入力範囲にすることができる。
【0034】このように検出電圧V1(t)を自動調整
した後、前述の(2)式又は(3)式による二次時定数
τ2の演算を行い(ステップS9)、該二次時定数τ2
を使ったベクトル制御を行う。従って、二次時定数τ2
の演算には電動機1に供給する電流自動調整によって常
に適正な検出電圧レベルを得、即ち検出器のゲインを固
定化した調整不要にすると共に電動機1の機種や配線状
態さらに温度変化に影響されることなくA/D変換に適
正な検出電圧レベルにして高精度の二次時定数測定ひい
ては高精度のベクトル制御ができる。
した後、前述の(2)式又は(3)式による二次時定数
τ2の演算を行い(ステップS9)、該二次時定数τ2
を使ったベクトル制御を行う。従って、二次時定数τ2
の演算には電動機1に供給する電流自動調整によって常
に適正な検出電圧レベルを得、即ち検出器のゲインを固
定化した調整不要にすると共に電動機1の機種や配線状
態さらに温度変化に影響されることなくA/D変換に適
正な検出電圧レベルにして高精度の二次時定数測定ひい
ては高精度のベクトル制御ができる。
【0035】なお、供給電流の自動調整によって該供給
電流が大きく変化する場合があるが、この電流値は電動
機の励磁電流程度を基準にすることからインバータ10
の電流容量としては十分な余裕がある。
電流が大きく変化する場合があるが、この電流値は電動
機の励磁電流程度を基準にすることからインバータ10
の電流容量としては十分な余裕がある。
【0036】図2は本発明の他の実施例を示す電圧検出
器11の回路図である。この電圧検出器11が図5と異
なる部分はフィルタ回路17の入力抵抗を複数のスイッ
チSW1,SW2によって段階的に切り換え可能にする
と共に、入力回路に切換スイッチSW3によるバイアス
切り換え可能にした点にある。この構成により、スイッ
チSW1,SW2の選択開閉によって検出ゲインGを段
階的に切り換え可能とすると共に、スイッチSW3の切
り換えによってバイアス値を段階的に切り換え可能にす
る。
器11の回路図である。この電圧検出器11が図5と異
なる部分はフィルタ回路17の入力抵抗を複数のスイッ
チSW1,SW2によって段階的に切り換え可能にする
と共に、入力回路に切換スイッチSW3によるバイアス
切り換え可能にした点にある。この構成により、スイッ
チSW1,SW2の選択開閉によって検出ゲインGを段
階的に切り換え可能とすると共に、スイッチSW3の切
り換えによってバイアス値を段階的に切り換え可能にす
る。
【0037】従って、図4に示す検出電圧V1(t)は
フィルタ回路17のゲイン切り換え又はバイアス量切り
換えによってA/D変換器12への入力範囲が調整され
る。この切り換えは、前述の実施例における電圧V2の
レベルによって供給電流I1を調整する方法と併用され
ることで電流I1の調整範囲をフィルタ回路の検出ゲイ
ンの段階範囲内又はバイアス量の段階範囲内に抑えるこ
とができる。即ち、電流I1の調整量が大きくなり過ぎ
るときに検出ゲイン切り換え又はバイアス量切り換えに
よって検出電圧レベルを粗調整し、この調整範囲内で電
流I1を微調整することで該電流を電動機1の励磁電流
相当に制限することができる。
フィルタ回路17のゲイン切り換え又はバイアス量切り
換えによってA/D変換器12への入力範囲が調整され
る。この切り換えは、前述の実施例における電圧V2の
レベルによって供給電流I1を調整する方法と併用され
ることで電流I1の調整範囲をフィルタ回路の検出ゲイ
ンの段階範囲内又はバイアス量の段階範囲内に抑えるこ
とができる。即ち、電流I1の調整量が大きくなり過ぎ
るときに検出ゲイン切り換え又はバイアス量切り換えに
よって検出電圧レベルを粗調整し、この調整範囲内で電
流I1を微調整することで該電流を電動機1の励磁電流
相当に制限することができる。
【0038】このことは、例えば電動機1をエレベータ
駆動用とする装置において、二次時定数測定のための電
流供給をエレベータ始動時の電動機の励磁確立に利用す
るときに該電流からエレベータ運転開始電流への大幅な
変化を少なくし、エレベータの運転に悪影響を及ぼすの
を防止する。
駆動用とする装置において、二次時定数測定のための電
流供給をエレベータ始動時の電動機の励磁確立に利用す
るときに該電流からエレベータ運転開始電流への大幅な
変化を少なくし、エレベータの運転に悪影響を及ぼすの
を防止する。
【0039】なお、フィルタ回路17のスイッチSW1
,SW2及び切換スイッチSW3はアナログスイッチに
よる切換制御可能とする場合には、図1の処理で電流I
1が励磁電流から設定量越えようとするときにスイッチ
SW1〜SW3を切り換える処理ステップを追加する測
定方法とすることができる。この場合にはスイッチSW
1〜SW3の切換操作を不要にしながら電流I1を励磁
電流相当に制限して高精度の二次時定数測定を可能にす
る。
,SW2及び切換スイッチSW3はアナログスイッチに
よる切換制御可能とする場合には、図1の処理で電流I
1が励磁電流から設定量越えようとするときにスイッチ
SW1〜SW3を切り換える処理ステップを追加する測
定方法とすることができる。この場合にはスイッチSW
1〜SW3の切換操作を不要にしながら電流I1を励磁
電流相当に制限して高精度の二次時定数測定を可能にす
る。
【0040】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、検出電
圧レベルを電動機に供給する定電流を自動調整すること
でA/D変換器の適正入力範囲に調整するようにしたた
め、電動機の機種が変わった場合や運転による温度変動
が発生した場合さらには配線状態が変わった場合等にも
常に適正な電圧検出を得て高精度の二次時定数測定ひい
ては高精度のベクトル制御を得ることができる。
圧レベルを電動機に供給する定電流を自動調整すること
でA/D変換器の適正入力範囲に調整するようにしたた
め、電動機の機種が変わった場合や運転による温度変動
が発生した場合さらには配線状態が変わった場合等にも
常に適正な電圧検出を得て高精度の二次時定数測定ひい
ては高精度のベクトル制御を得ることができる。
【0041】また、本発明は電圧検出器の検出ゲイン又
はバイアス量を自動切換調整して検出電圧を粗調整し、
かつ定電流の自動調整によって検出電圧を微調整するよ
うにしたため、電動機に供給する定電流を励磁電流相当
の値に制限しながら適正な検出電圧を得ることができ、
エレベータ駆動用の電動機の二次時定数測定がエレベー
タの運転に悪影響を及ぼすことが無くなる効果がある。
はバイアス量を自動切換調整して検出電圧を粗調整し、
かつ定電流の自動調整によって検出電圧を微調整するよ
うにしたため、電動機に供給する定電流を励磁電流相当
の値に制限しながら適正な検出電圧を得ることができ、
エレベータ駆動用の電動機の二次時定数測定がエレベー
タの運転に悪影響を及ぼすことが無くなる効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すフローチャート。
【図2】本発明の他の実施例を示す電圧検出器の回路図
。
。
【図3】ベクトル制御装置構成図。
【図4】電圧測定態様図。
【図5】従来の電圧検出器の回路図。
1…誘導電動機
10…インバータ
11…電圧検出器
12…A/D変換器
13…二次時定数演算部
17…フィルタ回路
SW1,SW2…スイッチ
SW3…切換スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 誘導電動機に定電流を供給したときの
一次電圧変化を電圧検出器で検出し、この検出電圧をA
/D変換器でA/D変換し、この変換値から誘導電動機
の二次時定数を求めるにおいて、前記A/D変換器の入
力電圧が一定範囲内に入るように前記定電流レベルを自
動調整することを特徴とする誘導電動機の二次時定数測
定方法。 - 【請求項2】 誘導電動機に定電流を供給したときの
一次電圧変化を電圧検出器で検出し、この検出電圧をA
/D変換器でA/D変換し、この変換値から誘導電動機
の二次時定数を求めるにおいて、前記A/D変換器の入
力電圧が一定範囲内に入るように前記電圧検出器のゲイ
ン又はバイアス自動切り換えで粗調整しかつ前記定電流
レベルを自動微調整することを特徴とする誘導電動機の
二次時定数測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40471890A JPH07108120B2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 誘導電動機の二次時定数測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40471890A JPH07108120B2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 誘導電動機の二次時定数測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04222485A true JPH04222485A (ja) | 1992-08-12 |
| JPH07108120B2 JPH07108120B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=18514375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40471890A Expired - Fee Related JPH07108120B2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 誘導電動機の二次時定数測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07108120B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010242998A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-10-28 | Panasonic Corp | ファンフィルタユニットの制御装置 |
| JP2024503557A (ja) * | 2021-01-22 | 2024-01-26 | アメリカン アクスル アンド マニュファクチャリング,インコーポレイテッド | 交流電気機械の巻線抵抗および巻線温度を検出するための方法およびシステム |
-
1990
- 1990-12-21 JP JP40471890A patent/JPH07108120B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010242998A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-10-28 | Panasonic Corp | ファンフィルタユニットの制御装置 |
| JP2024503557A (ja) * | 2021-01-22 | 2024-01-26 | アメリカン アクスル アンド マニュファクチャリング,インコーポレイテッド | 交流電気機械の巻線抵抗および巻線温度を検出するための方法およびシステム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07108120B2 (ja) | 1995-11-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8294411B2 (en) | Sensorless induction motor control device having function of correcting slip frequency of motor | |
| KR100221050B1 (ko) | 비동기 기계를 위한 고정자 자속 평가치를 결정하기 위한 방법 | |
| US20240128981A1 (en) | Analog-to-digital conversion circuit and current measurement circuit | |
| JPH04222485A (ja) | 誘導電動機の二次時定数測定方法 | |
| JPH0638574A (ja) | 誘導電動機のベクトル制御装置 | |
| JPH09191699A (ja) | 誘導電動機の制御方法 | |
| JPH0410319B2 (ja) | ||
| JPH08223920A (ja) | コンバータの制御方法とその装置及びそれに使用するコンバータ交流電流の補正方法 | |
| JP3337039B2 (ja) | 誘導電動機のベクトル制御インバータのチューニング方法 | |
| JP2690217B2 (ja) | 同期機の励磁制御装置 | |
| JP2634333B2 (ja) | 誘導電動機の制御装置 | |
| JP2749728B2 (ja) | 同期機の励磁制御装置 | |
| JPH089682A (ja) | 誘導機制御装置 | |
| JP2665125B2 (ja) | インバータ装置 | |
| JP2741845B2 (ja) | 定電圧制御回路 | |
| JP2005020817A (ja) | 速度センサレスベクトル制御方法および装置 | |
| JP3454409B2 (ja) | 誘導電動機の制御装置 | |
| JPH1141979A (ja) | インバータの制御方法 | |
| JP2713857B2 (ja) | 抵抗変動補償付きセンサレスインバータ装置 | |
| JP4006630B2 (ja) | インバータで駆動される誘導電動機の制御方法 | |
| JPH11136999A (ja) | 誘導機の可変速駆動装置 | |
| JP2600799B2 (ja) | 交流電動機の磁束検出装置 | |
| JPH07110159B2 (ja) | 誘導電動機の一次電圧検出方法 | |
| JPH05137373A (ja) | インバータの速度制御方法 | |
| JPH10225125A (ja) | 電源装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |