JPH0422335Y2 - - Google Patents

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JPH0422335Y2
JPH0422335Y2 JP19092786U JP19092786U JPH0422335Y2 JP H0422335 Y2 JPH0422335 Y2 JP H0422335Y2 JP 19092786 U JP19092786 U JP 19092786U JP 19092786 U JP19092786 U JP 19092786U JP H0422335 Y2 JPH0422335 Y2 JP H0422335Y2
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camera
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mounting member
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Description

【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、カメラの底部構造、より具体的に
は、カメラ底部に固定される親板にフイルムの巻
戻しギヤ列が取付けられたカメラの底部構造に関
する。
「従来技術およびその問題点」 従来のオートワインダ付カメラ等においては、
カメラ底部に固定された親板にフイルムの巻戻し
ギヤ列が取付けられている。さらにカメラ底部に
は、カメラを三脚の雲台に固定するための三脚取
付け部材が固定されている。そこで本出願人は、
三脚取付け部材をギヤ列のうちの一個のギヤの軸
と兼用させたカメラの底部構造を特許出願してい
る(特願昭61−3476号)。本考案はこのカメラの
固定構造に主に生じる問題点を解決するものであ
るので、まず第3図及び第4図についてその構造
を説明する。
図において、カメラ本体70の前面には前板7
2がねじ止めされ、底部には、親板80がねじ7
4によつて固定され、さらに親板80を外側から
密着して覆う船底型の底部カバー78がねじ止め
される。親板80の中央には取付け孔84が穿た
れ、底部カバー78にもこの取付け孔84よりも
小径で同心の取付け孔76が穿られている。
これらの取付け孔84,76には、カメラを三
脚の雲台に取付けるための三脚取付け部材92が
挿入固定される。この三脚取付け部材92は先端
から段階的に拡径された筒状部92a,92b,
92c及びフランジ92dを有し、筒状部92a
が底部カバー78の取付け孔76に、筒状部92
bが親板80の取付け孔84に挿入されている。
そして、これらの筒状部92a,92b,92c
の内面には、三脚の雲台の固定ねじと螺合する固
定用雌ねじ92eが切られている。
そしてこの三脚取付け部材92の筒状部92c
は、巻戻しギア列90の中間ギア90bの軸とな
る。すなわち親板80の上方(内側)には、カメ
ラ本体70内に設けられた図示しないモータの回
転軸の回転を、同じく図示しないフイルム巻戻し
軸に伝達するためのギア列90が軸支されてい
る。このギア列90は、モータの回転軸側から第
一の巻戻しギア90a、中間ギア90b及び第二
の巻戻しギア90cからなる。第一の巻戻しギア
90a及び第二の巻戻しギア90cは、夫々親板
80に植立された軸94,96に回転自在に挿入
され、中間ギア90bは親板80の取付け孔84
に挿入固定された三脚取付け部材92の筒状部9
2cに回転自在に挿入され、第一、第二の巻戻し
ギア92a,90cに同時に噛み合つて巻戻しギ
ア列90を構成している。
このような構成からなるカメラの底部構造は、
三脚取付け部材92を巻戻しギヤ列90の一つの
ギヤの軸として用いているため、限られたスペー
スの有効利用が図れ、ギヤ列の構成が容易になる
という利点がある。ところが、三脚を固定する際
には、三脚取付け部材92の固定用雌ねじ92e
に雲台のカメラ取付けねじを螺入し、締付けねじ
によつて三脚取付け部材92を雲台側に固定する
ため、、この際の締付力によつては、親板80が
塑性変形するおそれのあることが後に判明した。
このような変形が親板80に生じると、三脚取付
け部材92の軸心、すなわち中間ギヤ90bの軸
心が傾き、あるいは偏位してしまい、中間ギア9
0bと第一、第二の巻戻しギア90a,90との
噛み合い不良を生じてしまう。その結果、巻戻し
ギア列90が作動不良を起こし、フイルムの巻戻
しがスムースにあるいは全くできなくなるという
問題が生じるおそれがある。勿論親板80の厚さ
を増す等により強度を上げれば、この問題は解決
するが、スペースの限られているカメラでは、親
板の厚さを増すことには限度がある。
また以上の問題は、三脚取付け部材92を巻戻
しギア列90の一ギアの軸として利用することな
く、単に、三脚取付け部材92を固定する親板8
0にギア列90を軸着している底部構造であつて
も生じる可能性がある。
「考案の目的」 そこで本考案は、三脚取付け部材を取付けた親
板に予期せぬ力が加わつて変形した場合でも、巻
戻しギア列には何ら力が加わらないカメラの底部
構造を得ることを目的とする。「考案の概要」 本考案は、カメラ底部に、内外に一定距離離間
させて第一、第二の親板を固定し、内側に位置す
る第一の親板に巻戻しギヤ列を支持させ、外側に
位置する第二の親板に三脚取付部材を固定し、第
一の親板に支持されたギヤ列中のいずれかのギヤ
の軸を筒状軸として構成し、三脚取付部材を、こ
の第一の親板の筒状軸内に、該筒状軸に接触しな
い態様で臨ませたことを特徴としている。
「考案の実施例」 以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明す
る。
第1図は本考案の底部構造を備えたカメラの一
実施例の要部を分解して示す斜視図である。カメ
ラ本体10の前面には、撮影レンズを取付けるた
めのマウントを具えた前板12がねじ止めされ
る。カメラ本体10の底部及び前板12の底部に
は夫々ねじ孔10a,12aが切られており、こ
れらのねじ孔10a,12aに螺入される固定ね
じ14によつて、カメラの内側から順に、第一の
親板20、第二の親板40及び船底型の底部カバ
ー16がカメラ本体10の底部に固定されてい
る。そして第一の親板20と第二の親板40との
間の空間61にフレキシブル回路基板60が挿入
されている。この空間61は、第一の親板20と
第二の親板40との間に挿入した筒状のスペーサ
18によつて確保される。スペーサ18内には上
記固定ねじ14が挿入される。
第一の親板20には、カメラ本体10及び前板
12のねじ孔10a及び12aと対向する位置に
ねじ孔10a,12aと同心で且つやや大径の孔
22が穿たれ、前後方向のほぼ中央には取付け孔
24が穿たれている。さらにこの第一の親板20
には、取付け孔24の左右に夫々の軸心が一直線
上に位置するように第一軸及び第二軸の取付け孔
26,28が穿たれている。
取付け孔24には、筒状の軸32が挿入され、
固定される。この筒状軸32は、先端から後端に
向けて段階的には拡径された筒状部32a,32
b及びフランジ部32cを有し、先端の筒状部3
2aが取付け孔24に挿入固定される。その際中
間の筒状部32bに中間ギア30bが回動自在に
嵌入される。第一軸取付け孔26には第一軸34
が植立され、この第一軸34には第一の巻戻しギ
ア30aが回動自在に嵌入される。同様に第二軸
取付け孔28には第二軸36が植立され、この第
二軸36には第二巻戻しギア30cが回動自在に
嵌入される。そして、これら第一巻戻しギア30
a、中間ギア30b、第二巻戻しギア30cは順
次噛み合つて巻戻しギヤ列30を構成している。
この巻戻しギア列30は、上記従来例における巻
戻しギヤ列90に相当し、モータの回転をフイル
ム巻戻し軸に伝達する伝達機構の役割を果たす。
第二の親板40にもまた、カメラ本体10及び
前板12のねじ孔10a,12a並びに第一の親
板20の孔22の軸心と同一軸心上に位置し、か
つ孔22とほぼ同径の孔42が穿たれている。さ
らに第二の親板40には、カメラ本体10に固定
されたときに第一の親板20の取付け孔24と同
一軸心となる取付け孔44が穿たれている。
取付け孔44には、三脚取付け部材50が挿入
固定される。三脚取付け部材50は先端から段階
的に拡径された筒状部50a,50b、フランジ
部50cと、フランジ部50cより小径の頭部5
0dを具え、軸部に三脚固定用の雌ねじ50eが
切られている。先端の筒状部50aは底部カバー
16に穿たれた取付け孔16aに、中間の筒状部
50bは第二の親板14の取付け孔14aに夫々
挿入され、頭部50dは筒状軸32の筒状部32
aにこれと接触しないように挿入されている。ま
たフランジ部50cは取付け孔14aの周縁部に
当接され、取付け部材50と第二の親板40との
固定力に寄与させられている。
三脚取付け部材50の頭部50dを筒状軸32
の筒状部32a内に挿入すると、親板を二枚設け
ることによる厚さの増加を最小限に押えることが
できる。
フレキシブル回路基板60には、カメラの露出
制御等をつかさどるIC66,68、その他の回
路素子が取付けられている。そして、基板自体に
は、第一、第二の親板20,40間に装着できる
ように、スペーサ18が貫通できる切欠き62と
取付け部材50が貫通できる孔64が形成されて
いる。
第二の親板40には、このフレキシブル回路基
板60に取付けられたIC66,68を突出させ
るための開口46,48が穿たれている。この開
口46,48もまた、親板20と40間の空間6
1をフレキシブル回路基板60の収納スペースと
することによる、カメラの厚さの増加を押さえる
ために効果がある。
以上の第一の親板20、フレキシブル回路基板
60、第二の親板40は、この順序で、且つ第一
の親板20と第二の親板40との間には筒状のス
ペーサ18を挟んで共通の固定ねじ14によつて
カメラ底部10に取付けられる。さらに第二の親
板40の外側には、これらを覆う船底型の底部カ
バー16が取付けられる。
上記構成の本底部構造によると、巻戻しギア列
30は第一の親板20に、三脚取付け部材50は
別の第二の親板40に取付けられており、しかも
三脚取付け部材50は、第一の親板20側の部材
とは非接触であるため、三脚取付け部材50に過
度な負荷が働いて第二の親板40が変形したとし
ても、巻戻しギア列30が取付けられた第一の親
板20には何ら力が加わらない。よつて巻戻しギ
ア列30が作動不良を起こすことがない。また三
脚取付け部材50は、第一の親板20の筒状軸3
2内に、該軸32と接触しないようにして臨んで
いるので、第一、第二の親板20,40を接近さ
せて設けることができる。
また、第一の親板20と第二の親板40との間
にスペーサ18によつて空間61を確保したの
で、この空間61にフレキシブル回路基板60を
装着することが可能になつた。
「考案の効果」 以上のように本考案のカメラの底部構造は、三
脚取付け部材と巻戻ギヤ列を別々の親板に設け、
三脚取付け部材を、巻戻ギヤ列中のいずれかのギ
ヤの筒状軸内に、該筒状軸と接触しないように臨
ませたので、三脚取付け部材に過度な負荷が働い
てその親板が変形したとしても、巻戻ギヤ列側の
親板には力が加わらないので、巻戻ギヤ列が作動
不良を生じることがない。さらに、三脚取付け部
材が筒状軸内に臨んでいるので、第一、第二の親
板の間隔を狭めることができ、大型化を招くこと
がない。
また、親板の間隔を適当に設定することによつ
て、露出制御等の制御回路を搭載したフレキシブ
ル回路基板を装着する空間を生み出すこともでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカメラの底部構造の一実施例
の要部を分解して示した斜視図、第2図は同実施
例を組立てた状態で示した縦断面図、第3図は従
来のカメラの底部構造を分解して示した斜視図、
第4図は同従来例を組立てた状態で示した縦断面
図である。 10……カメラ本体、14……ねじ、18……
スペーサ、20……第一の親板、24……取付け
孔、30……ギア列、32……筒状軸、40……
第二の親板、44……取付け孔、50……三脚取
付け部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) カメラ底部に、内外に一定距離離間させて第
    一、第二の親板を固定し、 内側に位置する第一の親板に巻戻ギヤ列を支
    持させ、外側に位置する第二の親板に三脚取付
    部材を固定し、 上記第一の親板に支持されたギヤ列中のいず
    れかのギヤの軸を筒状軸として構成し、 上記三脚取付部材を、この第一の親板の筒状
    軸内に、該筒状軸に接触しない態様で臨ませた
    ことを特徴とするカメラの底部構造。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、第
    一、第二の親板の間の空間には、カメラの制御
    用のフレキシブル回路基板が挿入されているカ
    メラの底部構造。 (3) 実用新案登録請求の範囲第2項において、第
    二の親板には、フレキシブル回路基板に固定し
    たIC等の突出物が位置する収納孔が穿設され
    ているカメラの底部構造。
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